JPS6217462Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217462Y2 JPS6217462Y2 JP1982014222U JP1422282U JPS6217462Y2 JP S6217462 Y2 JPS6217462 Y2 JP S6217462Y2 JP 1982014222 U JP1982014222 U JP 1982014222U JP 1422282 U JP1422282 U JP 1422282U JP S6217462 Y2 JPS6217462 Y2 JP S6217462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- trunnion
- circumferential surface
- pipe
- piping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000007654 immersion Methods 0.000 claims description 7
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 5
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は底吹又は上底吹転炉のトラニオン軸部
流路構造、詳しくは炉底に設けた浸漬羽口へ流体
(ガス)又は粉体含有流体を供給するための流路
構造に関する。
流路構造、詳しくは炉底に設けた浸漬羽口へ流体
(ガス)又は粉体含有流体を供給するための流路
構造に関する。
第1図、第2図はこの種の流路構造の公知の例
であり、第1図においてはトラニオン軸Tの外周
に設けられたスリーブSを通して多数の流路Rを
設けた例であるが、本構造においては新設炉の場
合は有効であるが、既設の転炉を改造する場合、
特にスリーブの無い場合はスリーブの新設が必要
となるため、多大の工期とコストを要していたた
め、きわめて不利であつた。
であり、第1図においてはトラニオン軸Tの外周
に設けられたスリーブSを通して多数の流路Rを
設けた例であるが、本構造においては新設炉の場
合は有効であるが、既設の転炉を改造する場合、
特にスリーブの無い場合はスリーブの新設が必要
となるため、多大の工期とコストを要していたた
め、きわめて不利であつた。
また第2図の構造はトラニオン軸T内に多数の
小径孔R′を開孔した構造であるが、この構造も
第1図の構造と同様、既設の転炉の軸に小径の多
数の開孔がない場合、現地でボール盤等により開
孔することが必要となり、工期が永いこととコス
トの高いことが問題となつていた。
小径孔R′を開孔した構造であるが、この構造も
第1図の構造と同様、既設の転炉の軸に小径の多
数の開孔がない場合、現地でボール盤等により開
孔することが必要となり、工期が永いこととコス
トの高いことが問題となつていた。
本考案はこれらの問題点を解消し、容易に多数
の小径流路を設けることの出来る流路構造を提供
するものである。以下図面に基いて本考案を説明
する。
の小径流路を設けることの出来る流路構造を提供
するものである。以下図面に基いて本考案を説明
する。
第3図に示すように、転炉の鉄皮1の炉底もし
くは側壁には浸漬羽口2が設けられており、該羽
口2より吹込流体は溶鋼内に吹込まれる。図示の
例の流体流路を上流側より説明すると、建家3に
固定された供給管4は、例えば回転継手5を介し
てトラニオン軸6の中央開孔7内に少なくとも2
本以上設けた軸内配管8と連絡している。該配管
8の先端は、エルボブロツク9内に設けられた水
平孔10と接続されている。エルボブロツク9に
はその水平孔10と連通する出口孔11が放射状
もしくは、配管のやりやすい任意の方向に明けら
れている。このエルボブロツク9はトラニオンリ
ング12の内周面12aにボルトもしくは溶接等
により固着されている。
くは側壁には浸漬羽口2が設けられており、該羽
口2より吹込流体は溶鋼内に吹込まれる。図示の
例の流体流路を上流側より説明すると、建家3に
固定された供給管4は、例えば回転継手5を介し
てトラニオン軸6の中央開孔7内に少なくとも2
本以上設けた軸内配管8と連絡している。該配管
8の先端は、エルボブロツク9内に設けられた水
平孔10と接続されている。エルボブロツク9に
はその水平孔10と連通する出口孔11が放射状
もしくは、配管のやりやすい任意の方向に明けら
れている。このエルボブロツク9はトラニオンリ
ング12の内周面12aにボルトもしくは溶接等
により固着されている。
また、エルボブロツク9の出口孔11の下流側
には炉腹配管13が溶接もしくはネジ等の接続手
段で接続されている。この配管13はその炉体に
面した外面とトラニオンリング内周面12aとの
距離をlとし、エルボブロツクの炉体側端面9a
とトラニオンリング内周面12aとの距離をLと
すると、L≧lの状態で設置されており、万一炉
体鉄皮が変形してエルボブロツクの端面9aに接
触しても炉腹配管13には接触しない様配置され
ている。炉腹配管13はトラニオンリング内周面
と鉄皮外周面とにはさまれた空間14内を通つて
トラニオンリングの下部もしくは上部まで配管さ
れており、その下流端にはフレキシブルホースも
しくは伸縮管等の可撓継手15を介して炉底配管
16に連結されており、その終端は浸漬羽口2に
接続されている。
には炉腹配管13が溶接もしくはネジ等の接続手
段で接続されている。この配管13はその炉体に
面した外面とトラニオンリング内周面12aとの
距離をlとし、エルボブロツクの炉体側端面9a
とトラニオンリング内周面12aとの距離をLと
すると、L≧lの状態で設置されており、万一炉
体鉄皮が変形してエルボブロツクの端面9aに接
触しても炉腹配管13には接触しない様配置され
ている。炉腹配管13はトラニオンリング内周面
と鉄皮外周面とにはさまれた空間14内を通つて
トラニオンリングの下部もしくは上部まで配管さ
れており、その下流端にはフレキシブルホースも
しくは伸縮管等の可撓継手15を介して炉底配管
16に連結されており、その終端は浸漬羽口2に
接続されている。
この構造の利点は炉腹配管13をエルボブロツ
ク9に接続する場合、例えば第5図の上下に示す
如く、ネジ継手で接続する場合は(この場合、エ
ルボブロツク9の外径はトラニオン軸の開孔7よ
りも小さいものとし、軸端側より挿入する)、ト
ラニオンリングの外面より、パイプを旋回するこ
とにより接続出来るため、トラニオンリング、炉
体共に全く改造することなく行うことが出来るこ
とである。又、第5図の左右に示す如く、溶接に
て炉腹配管13をエルボブロツク9に接続する場
合には第3図の転炉鉄皮1においてハツチングで
示す部分1aの部分を撤去し、エルボブロツク9
と軸内配管8と予め一体になつたものを炉内側よ
りこの切欠き1aを通して挿入した後、エルボブ
ロツク9と炉腹配管13を溶接にて接続するか、
もしくは、別個の溶接部17で接続する。その
後、エルボブロツク9をトラニオンリング内周面
12aにボルト18もしくは溶接により固定した
後、ハツチングした鉄皮の部分1aを溶接でふさ
いで完了する。
ク9に接続する場合、例えば第5図の上下に示す
如く、ネジ継手で接続する場合は(この場合、エ
ルボブロツク9の外径はトラニオン軸の開孔7よ
りも小さいものとし、軸端側より挿入する)、ト
ラニオンリングの外面より、パイプを旋回するこ
とにより接続出来るため、トラニオンリング、炉
体共に全く改造することなく行うことが出来るこ
とである。又、第5図の左右に示す如く、溶接に
て炉腹配管13をエルボブロツク9に接続する場
合には第3図の転炉鉄皮1においてハツチングで
示す部分1aの部分を撤去し、エルボブロツク9
と軸内配管8と予め一体になつたものを炉内側よ
りこの切欠き1aを通して挿入した後、エルボブ
ロツク9と炉腹配管13を溶接にて接続するか、
もしくは、別個の溶接部17で接続する。その
後、エルボブロツク9をトラニオンリング内周面
12aにボルト18もしくは溶接により固定した
後、ハツチングした鉄皮の部分1aを溶接でふさ
いで完了する。
通常、既設の転炉のトラニオン軸内には中央開
孔7が必ずと言つて良いほど設けてあるのが通例
である。従つて本方式の場合では、改めて第1
図、第2図に示す如き大掛りな工事や、切削加工
を行なうことなく、底吹転炉用の流路を設けるこ
とが出来るのである。このことは実際上は大きな
意味を持つもので、例えば転炉2〜3基設置され
た稼動中の転炉工場においては、1炉のみレンガ
巻き替えのため休止するが、その休止期間内に工
事が終了するかどうかで、極めて重大な生産障害
をきたすことになる。
孔7が必ずと言つて良いほど設けてあるのが通例
である。従つて本方式の場合では、改めて第1
図、第2図に示す如き大掛りな工事や、切削加工
を行なうことなく、底吹転炉用の流路を設けるこ
とが出来るのである。このことは実際上は大きな
意味を持つもので、例えば転炉2〜3基設置され
た稼動中の転炉工場においては、1炉のみレンガ
巻き替えのため休止するが、その休止期間内に工
事が終了するかどうかで、極めて重大な生産障害
をきたすことになる。
本考案では、その改造工事も炉の休止期間で十
分行える簡単なものであるため、生産障害を全く
きたすことなく工事が出来ると共に、コスト的に
も安価な改造費で従来の上吹転炉を底吹もしくは
上底吹転炉に改造出来る、極めて実質的な構造を
提供するものである。
分行える簡単なものであるため、生産障害を全く
きたすことなく工事が出来ると共に、コスト的に
も安価な改造費で従来の上吹転炉を底吹もしくは
上底吹転炉に改造出来る、極めて実質的な構造を
提供するものである。
第6図は本考案の他の実施例でエルボブロツク
9は固定板20とエルボ管21により構成された
もので、任意の位置につけられた配管保護ストツ
パー22を有し、その外面とトラニオンリング内
周面までの距離を同様にLとすると、L≧lとい
う関係で配管を保護している。
9は固定板20とエルボ管21により構成された
もので、任意の位置につけられた配管保護ストツ
パー22を有し、その外面とトラニオンリング内
周面までの距離を同様にLとすると、L≧lとい
う関係で配管を保護している。
以上説明した如く本考案によれば、底吹ガスを
簡単な機構で供給することができ、その実操業上
の効果はきわめて大きい。
簡単な機構で供給することができ、その実操業上
の効果はきわめて大きい。
第1図及び第2図は従来の転炉トラニオン軸部
における流路構造を示す部分断面図、第3図は本
考案に係る流路構造の一実施例を示すトラニオン
部分の詳細図、第4図は第3図A−A断面図、第
5図は第3図B−B断面図、第6図は本考案の他
の実施例を示す説明図である。 1……転炉、2……浸漬羽口、3……建家、4
……供給管、5……回転継手、6……トラニオン
軸、7……中央開孔、8……軸内配管、9……エ
ルボブロツク、10……水平孔、11……出口
孔、12……トラニオンリング、13……炉腹配
管、14……空間、15……可撓継手、16……
炉底配管、20……固定板、21……エルボ管、
22……ストツパー。
における流路構造を示す部分断面図、第3図は本
考案に係る流路構造の一実施例を示すトラニオン
部分の詳細図、第4図は第3図A−A断面図、第
5図は第3図B−B断面図、第6図は本考案の他
の実施例を示す説明図である。 1……転炉、2……浸漬羽口、3……建家、4
……供給管、5……回転継手、6……トラニオン
軸、7……中央開孔、8……軸内配管、9……エ
ルボブロツク、10……水平孔、11……出口
孔、12……トラニオンリング、13……炉腹配
管、14……空間、15……可撓継手、16……
炉底配管、20……固定板、21……エルボ管、
22……ストツパー。
Claims (1)
- 底吹転炉の炉底に設けた浸漬羽口へ転炉トラニ
オン軸を通して流体を供給する流路構造におい
て、前記トラニオン軸内の空腔部に軸方向に複数
本の底吹流体配管を通すと共に、トラニオンリン
グの炉体側内周面にエルボ部材を設け、該エルボ
部材を介して前記流体配管と浸漬羽口接続用配管
とを連結し、該浸漬羽口接続用配管を、トラニオ
ンリング炉体側内周面と転炉外周面とで形成され
た空間に配設し、さらに前記浸漬羽口接続用配管
端面が前記エルボ部材及び/又は配管保護ストツ
パー端面より、転炉外周面から遠距離に位置する
ように配設してなることを特徴とする底吹転炉ト
ラニオン軸部流路構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1422282U JPS58117757U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 底吹転炉トラニオン軸部流路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1422282U JPS58117757U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 底吹転炉トラニオン軸部流路構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58117757U JPS58117757U (ja) | 1983-08-11 |
JPS6217462Y2 true JPS6217462Y2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=30026694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1422282U Granted JPS58117757U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 底吹転炉トラニオン軸部流路構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58117757U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004062871B4 (de) * | 2004-12-21 | 2014-04-30 | Sms Siemag Aktiengesellschaft | Metallurgisches Gefäß mit Befestigungssystem |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740290Y2 (ja) * | 1975-03-07 | 1982-09-04 | ||
JPS5621789Y2 (ja) * | 1975-05-27 | 1981-05-22 |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1422282U patent/JPS58117757U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58117757U (ja) | 1983-08-11 |
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