JPS62174100A - Gt―2に特異的なモノクローナル抗体 - Google Patents

Gt―2に特異的なモノクローナル抗体

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JPS62174100A
JPS62174100A JP61287433A JP28743386A JPS62174100A JP S62174100 A JPS62174100 A JP S62174100A JP 61287433 A JP61287433 A JP 61287433A JP 28743386 A JP28743386 A JP 28743386A JP S62174100 A JPS62174100 A JP S62174100A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、免疫、がん診断及びモニターの分野に関す
るものである。特に、腫瘍マーカーであるガラクトシル
トランスフェラーゼ・アイソエンザイムII(GT−1
1)に特異的なモノクローナル抗体及びCT−11の免
疫測定に関係している。
L」炎」 ガラクトシルトランスフェラーゼ(GT)は、ウリジン
ジホスホがラクトース (UDPガラクトース)から、
種々の糖たん白質の寡糖類や単糖類の非還元残基への、
〃ラクトース転移を触媒する酵素である。種々の悪性腫
瘍で異常なGT活性が観察されたため、初期の研究者は
悪性腫瘍の血清マーカーとしてGT研究を開始した。全
血清GTは、あまり悪性腫瘍の指標としては役に立たな
いことがわかった。しかし、GTのイソ酵素であるGT
−IIの血清中の量が、がんの存在と密接な関連がある
ことが発見された。CT−IIの全血清CT量に占める
割合は小さい。〃ラクトシルトランスフェラーゼJ  
(GT−■)と呼ばれる、電気泳動の異なる種@(速く
移動する)が、血清中のGTの大部分を占めている。
GTに対するネズミモノクローナル抗体に関し、前に報
告がある。D、に、ボトルスキー (Podolsky
)とに、J、イセルバッチ−1−−(Isselbac
her)は、7種類のネズミ抗CTモノクローナル抗体
分析を報告し、そのうちの一種類は“比較的にGT−]
1に対して特異性を示していた(PNAS誌(USA)
 (1984年)第81号2529−2533頁)。デ
ータによるとこの抗体は、GT−iと免疫グロブリンG
に対する有意の交叉反応性を有していた。親和性は、中
位から低い値であった。このような交叉反応性及び低い
親和力のため、がん診断の検査試薬としての有用性は限
られてしまう。S、に、チャタジー (Chaster
jee)等は、高親和力を持つ5種のネズミ抗GTモノ
クローナル抗体を報告している (Cancer Re
s。
誌 (1984年)第44号、5725−5732頁)
。しかし、この抗体のアイソエンザイム特異性や、がん
診断薬としての実用的な有用性に関しては触れられてい
ない。
ここで述べる発明は、GT−Iや免疫グロブリンGと交
叉反応せず、高親和力を示すネズミ抗GT−■モノクロ
ーナル抗体を提供している。この抗体は、GTが存在す
る血清や他の体液中のGT−II量を決める卓越した免
疫測定試薬である。
3B# p、f1即− この発明は、GT−IIに特異的なモノクローナル抗体
、この抗体を産生するハイブリドーマ、体液中のGT−
II量を決定するための免疫測定法及び試薬を提供する
従ってこの発明の態様の−っは、〃2クトシルトランス
7エラーゼ■とは交叉反応せずガラクトシルトランスフ
ェラーゼHに対するモノクローナル抗体である。
この発明の別の態様は、このような抗体を産生するハイ
プリドーマ株である。
この発明の別の態様は、〃ラクトシルトランスフェラー
ゼHの免疫測定に用いる、特許請求の範囲(クレーム)
の1番目に記した、固体保持体に結合したモノクローナ
ル抗体からなる製品である。
この発明の別の態様は、ヒトがん検査法で、次の項目か
ら成っている。
(、)患者の体液の試料を、前述の製品と培養する; (b)前述の保持体から結合しなかった体液を取り去る (c)保持体に結合した物質によって示されるガラクト
シルトランスフェラーゼ活性を測定する。
明を  する この文書で使われている“モノクローナル抗体”とは、
十分に均一な抗体を含んでいる免疫グロブリン構成物で
、抗体それぞれが同一の抗原決定基に結合する。別に規
定されていない限り、どんな特定の哺乳動物からの抗体
や、アイソタイプや、どんな既定の様式で調整された抗
体にも限定されない。この用語は、抗原結合部分と全抗
体分子を含むものである (即ち、Fab、 F(ab
’)2. Fv)。
ここで使われている 「ハイブリドーマ株」とは、個々
の細胞、産生された細胞、関連の細胞株の細胞から白米
する細胞を含む培養液のことである。
ハイブリッド細胞株に関してここで使われている 「子
孫」とは、世代や核型の同一性に関わらず、この細胞株
からの全ての派生物、排出物、子孫のことを言う。
ここで使われている[GT−[に対して特異的な」と 
「GT−II特異性の」とは、GT−I[と免疫反応を
する (結合する)が、GT−I[のオリゴマー (重
合体)と反応する可能性を除いては、GT −(あるい
は血清の他の成分とは交叉反応しないモノクローナル抗
体のことである。このような抗体は、GT−■あるいは
GT−IIオリゴマーに存在するがGT−(や他の血清
成分には存在しない抗原決定基に結合する。3872と
呼ばれたGT−I[特異モノクローナル抗体と、同じ機
能をする物質 (即ち、3872と同じ抗原決定基に結
合するモノクローナル抗体)は、統合して扱われる。
ここで使われる「体液」とは、GTが見い出される体液
のことである。制限を設けることな(、血液、血漿や血
清のような血液成分、腹水、組織培養上澄み液、を髄液
を含む。血清が優先される。
この「体液」はGT−n量を測定するに先立ち前処理さ
れることも可能である。例えば酸、アルカリ、酵素によ
る消化、吸収材、沈澱操作による分解手段等が挙げられ
る。これらは、GT−1[量を測定するための方法によ
り最も適した前処理で行なわれる。
にT−]1特異性モノクローナル抗体を分泌するハイプ
リドーマ細胞株の調整に使用する一般手順は以下の如く
である。GT−IIを含むヒ)GT含有調整液を用い、
抗ヒ)GT抗体を分泌することの出来るリンパ球源を得
るために、被験動物を免疫する。
通常、ラット、マウスあるいはもつと大きな哺乳動物で
ある被験動物にアジュバント (抗原性補強剤)を通常
加えたにTi1l整液の腹腔内注射、あるいは静脈内注
射を行い、免疫反応をおこさせる。適当なリンパ球を、
循環器系(末梢血リンパ球(PBLs) )か、動物が
殺せる場合は膵臓から採取する。
膵臓細胞あるいはPBLsを、その後、ハイブリドーマ
を得るために、無限に増殖する細胞株と融合させる。
典型的な融合では、リンパ球調整液を、通常、ネズミや
ラットの骨髄腫のような適切な、免疫された動物と同じ
種から得られた無限に増殖する細胞株の培養液と混合す
る。しかし、別の無限増殖方法も可能であり、たとえば
エプスタイン・バー・ウィルスのように無限に増殖する
ウィルスによる変形もその一つである。融合の際、抗体
産生リンパ球調整液と無限増殖の細胞は、多くの場合ポ
リエチレン・グリコールなどの、融合誘発剤を入れて混
合され、選択培地で平板培養される。最も一般に使用さ
れる選択培地は、ヒボキサンチン−7ミノプテリンチミ
シン ()IAT)培地であるが、これは核酸合成の副
路を持つ細胞のみ生きのびさせる培地である。多くのリ
ンパ球はこの副路があるが、多くの無限増殖細胞株には
ないのである。
それ故、■へT培地では、無限増殖する骨髄腫細胞株は
副路を持たないため滅亡する ;ハイブリッドになって
いないリンパ球細胞も、単に無限に増えないということ
で死んでしまう。ハイブリドーマだけが生き残るのは、
無限増殖と副路を持つという共通の特徴を持つからであ
る。もちろん、選択培地は、無限増殖する融合相手の代
謝的特徴に合うように選択される必要がある。
選択培地で一定時間経た後、生き残った培養液をマイク
ロタイタープレート上に拡げ、抗GT抗体の産生を検査
した。純粋なCT−I[を使用することができないため
、全GT混合物に対する上澄み液検査をし、続いてにT
−Iに対する検査をすると便利である。混合物に対して
陽性でにT−1に対して陰性の試料は、GT−It特異
性となる。種々の免疫測定法によって検査ができるが、
放射免疫測定法や酵素免疫測定法もその一つである。
他のイムノアッセイによるにT−II量を測定する方法
としでは、溶液内沈降反応を応用した比濁法や混濁度測
定法を、また各種の受身凝集反応、逆受身凝集反応等を
用いることができる。より高感度に測定したい場合には
、ラジオイムノアッセイ、酵素イムノアッセイ、蛍光イ
ムノアッセイ等が用いられる。
これらの反応型式としでは、競合法、サンドイツチ法が
あげられる。GT−I[量をサンドイツチ法で測定する
場合には、二種類以上(通常は2種類)の抗体を組み合
せて用いられるが、ここで用いられる抗体としては、ポ
リクローナル抗体、本発明及び本発明以外のモノクロー
ナル抗体(例えば、前述したポドルスキイらが作製した
モノクローナル抗体等)をあげることができる。これら
の抗体は一゛方を固相に固定化、他方をラジオアイソト
ープ、酵素、蛍光物質等で標識化することにより用いら
れる。
典型的な方法は、マイクロタイタープレートを抗原調整
液で被覆し、洗浄し、テストされるノ1イブリドーマ上
澄み液をいろいろに希釈した液と混合して培養し、再び
洗浄し、予想される抗体が白米する種に対して調整した
同位元素標識した抗体で処理する。モノクローナル抗体
が抗原調整液によって保持されているウェル(穴)のみ
、二番目の抗体で標識される。もちろんこの方法の変法
も可能であるし、実際よく見かけられる。
GT−n特異抗体を産生することが示された適当なハイ
ブリドーマのコロニーは、単一の“モノクローナル”細
胞株ができたことが明らかになるまで、逐次移し変えて
二次培養を行った。この培養液は無限に継続できるし、
にT−n特異抗体の必要量を得るために適当な条件下で
培養で鰺る。代りに、ハイブリドーマを通常よく使われ
るマウスやラットなど適当な被験動物に注射し、抗体産
生がんを誘導することによって、体内でハイブリドーマ
培養ができる。この結果、腹水(腹腔内滲出液)と血流
中に高濃度の抗体があることになる。もちろん、出来た
モノクローナル抗体調整液は完全には純粋ではない。な
ぜならば、常に宿主固有の抗体が存在するからである。
しかし、固有の抗体の量はわずかであり、多くの目的に
使うに十分な純度が得られる程、殆んどの抗体はモノク
ローナル抗体である。必要なら、硫酸アンモニウム沈殿
法、ゲル電気泳動法、透析、クロマトグラフィー、限外
濾過法など通常の免疫グロブリン精製法によって、GT
−I[特異モノクローナル抗体を培養液や体液から分離
できるだろう。免疫グロブリンGのアイソタイプの抗体
が優先されるが、分離が容易だからである。
この発明のGT−II特異モノクローナル抗体は、体液
、特に血清中のCT−II量検査のため免疫測定で用い
られる。体液中のGT−IIIが高い場合、がんの存在
が示唆される。この点に関し、正常な血漿あるいは血清
(即ち、がんではない患者からの血漿あるいは血清)は
一般に約30−175ピコモル/時/valのGT−I
I酵素活性を示すが、がん患者からの血漿あるいは血清
は、普通、約175ピコモル/時/vlより大きなGT
活性を示す (基質として卵白アルブミンを用いて測定
した)。(純粋なにT−1の特異活性は約500マイク
ロモル/時/ωgである)。
値の上昇度合は、がんのタイプや検査される液体によっ
て変わるだろう。(、T−11の上昇量は、卵巣がんの
ような癌腫、黒色腫、白血病、リンパ腫など、種々の細
胞新生物に伴って変わる。がんの早期発見のためのスク
リーニングにおける診断、手術や放射線療法や化学療法
後の病気の状態を評価するなどの治療、あるいは、再発
や転移の可能性の検査等の病気の予後に、この抗体を用
いる検査が役立つだろう。
たくさんの一般免疫プロトコルが使われるだろうが、優
先されるプロトコルは、固定されたGT−■特異モノク
ローナル抗体と共に体液試料をインキュベートし、結合
しなかった物質を除去し、固体(固定された)相の有す
るGT活性を決定する、という手順を経るものである。
抗体は、吸着あるいは共有結合で、適切な固体保持体や
、マイクロタイタープレートのウェル(穴)やビーズな
どの基質に固定されるだろう。体液試料とのインキュベ
ートは、試料中のどんなGT−nも固定された抗体に結
合できるような条件下で実施される。この点に関し、十
分に強い抗原抗体の結合ができるように、少なくとも1
09、でき得れば10”L/M (スキャッチャード 
(Scatchard)検査で測定)の親和力を抗体が
持っているのが望まれる。生理学的条件(ply イオ
ン強度、温度)で、通常インキュベートをする。インキ
ュベート後、結合しなかった体液は固体相から除去され
、残りの体液を除去するために固体相を洗浄する。固体
相のGT活性を、技術項目の通常の既知手順で、測定す
る。
例− 次の例は、発明の種々の態様を合わせて述べたものであ
る。この例は、発明をいかなる様式にも限定するもので
はない。
以下は、GT−II特異モノクローナル抗体の調整、同
定、特性付けを述べたものである。GT、−n特異モノ
クローナル抗体の調整及び分離に使われた戦略は、ヒト
悪性腫瘍滲出液より得られた混合GTでBALB/c系
マウスを免疫し、免疫されたマウスの膵臓細胞とマウス
骨髄腫細胞株との細胞融合を行ってハイブリドーマを作
り、出来たハイブリドーマが、混合GTに対する抗体を
産生じているかを検査するものである。ヒト悪性腫瘍滲
出液由来の混合GTに対する抗体を産生していると認定
された培養液は、そのあと、正常にヒト血清から分離さ
れたGT−(への反応性をチェックされた。腫瘍滲出液
由来のCTに陽性で、正常GT−■には陰性だったハイ
ブリドーマは、GT−[特異的と判断された。
吐を」へ11 ヒト腫瘍滲出液は、卵巣がん患者から得られた。
更に、悪性腎臓がん患者からがん滲出液が得られ、日数
を経た正常ヒト血清も得られた。この液体は全て一80
℃で凍結保存し、使用前に4℃で融解した。
高速三段階精製法が、GT精製のために考え出され、正
常血清及びがん滲出液のCT精製に用いられた。GT精
製手順は全て4℃で実施された。
融解されたCTを含むヒト液体試料は20倍の体積の冷
蒸留水で一晩透析し、1016 Mのカコジル酸ナトリ
ウム液、1−0 +n Mの二塩化マンガン液、5+n
MのN−アセチルグルコ−スアミン の77化フエニルメチルスルホン酸液(PMSF)に調
整した。1時間静置後、16,300gで30分遠心分
離された。上澄み液を取って、GT活性測定のため部分
標本を作った(以下−二述べるとおり)。固型物は捨て
られた。
上澄み液をα−ラクトアルブミン−セフ70ース 4B
  アフイニティ力ラム (5X30cm)に入れ、1
0 m Mカコジル酸ナトリウム液、10IfiM二塩
化マンガン液、5mMのN−アセチルグルコースアミン
液、50μHの77化フエニルメチルスルホン酸、0.
005%’r リ) :7100倍液(pl(7.2)
 (緩miA)’t”洗浄した。結合していないたん白
質が全部流出した後、N−アセチルグルコースアミンを
含まない緩衝液でGTを特異的に流出させ、最終のN−
アセチルグルコースアミン濃度が5+nMになるのに十
分な量のIMN−7セチルグルコースアミンの入った試
験管にCTを入れた。GTを含んだ分画を保存し、最初
のa−ラクトアルブミンカラムと同一の条件で、第二番
目のα−ラクトアルブミン アフイニティ力ラム (1
,5X28c+n)で再度クロマトグラフィーを実施し
た。結合しなかったたん白質が全部流出した後、N−7
セチルグルコースアミンを含まないカコジル酸塩緩衝液
でGTを流出させ、N−7セチルグルコ一スアミン濃度
が5+oMに戻るのに十分な量のN−7セチルグルコー
スアミンの入ったシアル酸で被覆した試験管にとった。
6丁を含む分画を合わせて、前もっで緩衝液Aで平衡に
しておいたヤギ抗ヒト免疫グロブリンGアフイニティ力
ラム (1,5X 3 cm) (シグマ・ケミカル社
(Sigma Cbe+oical)製)に通した。G
Tを含む分画を集め、透析チューブに入れ、アクアサイ
ド■ (カルバイオオケム (Calbiocbem)
製)を使って約10 m j!に濃縮した。GTを蒸留
水で透析し、イスコミ気泳動コンセントレイターを使っ
て0.2+Jにまで更に濃縮した。
リn舅」( tlDP−[コH]−ガラクトース (40.3 Ci
/ mmol)はニューイングランドヌクレアー (N
eu+ EnglandNuclear)より得られ、
UDP−  [3H] 、Iyフラクトース、標識して
いないUDP−ガラクトース (シグマ・ケミカル社製
)で希釈して2+++M溶液を調整した。特異活性は、
適当に希釈された部分標本の262nmでの光学密度測
定及び液体シンチレーション計数測定で測定した。最終
特異活性は、約3X10’cpIIl/μ+nolであ
った。いくつか測定では、もっと高い特異活性(6 X
 10’cpm/μn+ol, 0.4a+M)のUD
P−  [3)I] −、fラクトースが用いられた。
GT活性は、2InMのUDP−  [3H] 、fラ
クトース液を7μN, O.ZMの二塩化マンガン′e
.3μ11卵白アルブミン溶液50μm (0,1Mカ
コジル酸ナトリウムと0.154M塩化ナトリウムの溶
液に50+ng/ mf入っている液、pH7.4)と
、酵素を含む試料10μlを0℃で混合して、測定した
。混合後、試験管を37℃で1時間インキュベートし、
0℃にした。部分標本(50μm)を取り、1インチ角
のホワットマン (lIIhatman)3 +nm紙
にスポットして、すぐに室温にて10%三塩化酢酸(T
C^)に浸した。10%TC^で毎回10分ずつ3、4
回、試験紙を洗浄した後、余分のTC^は、乾燥前に、
95%エタノールで10分、エーテルで10分の洗浄に
よって除去された。酸で沈殿した[3H]ガラクトース
量は、液体シンチレーション計数法によって定量した。
他のたん白質基質をCT基質として用いた時もある。こ
の場合、TCA溶液の代りに、2Nの塩酸を含む5%リ
ンタングステン酸液を用いた。他の手順は、全て前述の
通りである。
ポリアクリルアミドデル電気泳動 分離されたたん白質の純度は、ドデシル硫酸ナトリウム
 :ポリアクリルアミド ゲル電気泳動(SDS− p
AcE)で測定された。CTアイソエンザイムは、変性
しない条件下で8%ポリアクリルアミドデルを用いて分
離した(ボトルスキー (Podolsky)とワイズ
ナー (Weisner)、Bioche+a, Bi
o hys. Res. C o IIl+Ilu n
 、誌、1975年第65号545− 551頁)。変
性しないポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)
の後GT活性を測定するために、個々の試料レーン(行
路)を2.5n+m毎に切り、ボトルスキーとワイズナ
ーの方法(J 、 Biol、 CI+em0誌197
9年第254号3983−3990頁)で、流出緩衝液
に浸した。流出GTを前述の方法で高特異活性を持っU
DP−[3H]がラクトースを用いて分析した。たん白
質は、PAGEの後、銀感知染色法を用いて発色させた
。PAGEで分離されたGTをニトロセルロース上に“
ウェスタン”ブロッティング(“Western″bl
otting) した。正常ヒト血清から調整されたG
Tは、GT−1特有の移動をした唯一っのたん白質染色
帯を示した。
ヒト悪性腫瘍滲出液がらの調整液は、同じGT−1の帯
を示したが、更に、GT−flに対応する染色帯もまた
観察された。両方の染色帯にガラクトシルトランスフェ
ラーゼ活性があるがどうかは、デルを2.5I巾に薄く
切り、ガラクトシルトランスフェラーゼ活性を測定しで
確認した。cT活性は明らかに両方の染色帯で見い出さ
れた。
主要ヒト悪性M#If滲出液からのGT調整液のうちい
くつかは、変性しないPAGEでGT−1[より遅く移
動する少量のたん白質染色物質を含んでいた。この高分
子量たん白質の帯は正常ヒト血清から分離されたGTで
は観察されなかった。分子量の対数に対して、帯の相対
移動をグラフにあられすと (単量体の分子量が570
00であり、観察された帯は単量体が重合したものと仮
定する)、直線となる−即ち、観察される追加帯は、C
T調整液の中にオリゴマーが形成されたことによる可能
性が大きいといえよう。正常ヒト血清からのCT調整液
には、オリゴマーの帯は観察されなかった。そのため、
多分GT−[は、自己会合をひき起こす構造的要素を持
っており、この要素はGT−■には無いと言えるだろう
。この構造の相違により、にT−1と区別できる特別な
免疫学的エピトープ(抗原決定基)がGT−[にある可
能性がある。
1創ム五しL乞 BALB/c系マウスは、−匹あたり約30μgのGT
が投与される割合の70インド完全アジユバントで免疫
された(両側の側腹部に約7.5μgずつ、腹腔i:1
5/7g注射)、、3週間後、1鹿島だ’) 30 /
j g(1’) GTを含んだ70イント不完全アジユ
バントを腹腔内注射した。この投与後2週間目に、目よ
り採血して、抗体を含む血清を調整した。この血清は、
酵素結合免疫吸着剤分析(ELIS八)によって、抗体
の存在を検査した。血清が抗体陽性であれば、このマウ
スにリン酸塩緩衝液食塩水(PBS)に溶かしたGT5
0μgを静脈注射した。静脈注射後3日目に被験動物を
殺し、肺臓を取り、以下の様に細胞融合を実施した。
エライ  ELIS^ 96コのウェルがあるマイクロタイタープレートのウェ
ルな、4℃で一晩、精製したGTで被覆した(50I1
1.5μg/ml、 0.05Mカルボン酸ナトリウム
液、pH9,6)。GT液を取り除いたあと、ウェルを
、リン酸塩(0,OIM) vc衝液液食塩0.15M
 )水(pH7,4)(PBS)に溶かして0.1%の
トウィーン (Tween)80とした液で1回洗浄す
る。ウシ血清アルブミン (BSA)を3%含むPBS
液でウェルを満たし、4℃で一晩、あるいは37℃で1
時間培養する。BSS液液除去し、十分な除去のため、
トウィーン80を0.1%含むPBS溶液で、ウェルを
洗浄する。抗体を含む液(50μL BSAを1%含む
PBS液で希釈)を加え、37℃で1時間培養する。ト
ゥイーン8oを0.1%含むPBS液と50μ!のベル
オキシグーゼ結合ヤギ抗マウス免疫グロブリンGと免疫
グロブリンM混合液(ターボ・イミュ/グイ7グ7ステ
イツクス(Tago I+I@unodiagnost
ics) 5! ;正常ヤギ血清を10%含むPBS液
で希釈)で、十分にウェルを洗浄する。37℃で1時間
培養後、抗体溶液を除去し、トウィーン80を0.1%
含むPBS液で十分にウェルを洗浄する。ペルオキシダ
ーゼ基質溶液[ウェル1個当たり100I11; 0,
5Mのクエン酸、0.25mNの2゜2′−アクノービ
ス (3−エチルベンズチアゾリン) スルホン酸と0
.01%過酸化水素水]を加え、発色させる。 410
nmでの光学密度を、HR580マイクロエリザ・オー
ト・リーダー (グイナテク (Dynatech)製
)を用いて測定する。
」11菖lの増殖 5P210−へg14系細胞を、胎生ウシ血清を10%
含有し、グルタミン、ペニシリン、ストレプトマイシン
を補ったRP旧1640組織培養培地(増殖培地)で、
増殖させた。骨髄腫細胞をT75組織培養フラスコ内で
、7−8X105細胞数/l111の密度になるまで増
殖させた。細胞生育可能性は、トリパン青染料排除法及
び血球計で計数して測定する。
細胞融合 免疫されたマウスから取った肺臓を、3101の増殖培
地中に徐々に均一化させ、200gで遠心分離して肺臓
細胞を分離する。血清を含まないRP旧1640で3回
ll4Ilil細胞を洗浄した後、はぼ等しい数の生育
肺臓細胞と骨髄腫細胞を合わせ、混合し、遠心分離で分
離する。合わさった細胞を、ポリエチレングリコール(
PEG) (アルデハイドを含まない。
BRL研究所より得る)を50%含むRP11640液
にゆっくりと懸濁し、徐々にRPM11640液で希釈
してポリエチレングリコール濃度を5%にする。細胞を
遠心分離で分離し、徐々に増殖培地に分散させ、マイク
ロタイタープレートのウェルに、1ウエル当たl) 1
06個10.1mfの細胞数を植え、5%の二酸化炭素
中で37℃で培養する。細胞融合後1日目に、0、1+
nlのHへT培地 (0,01+nMのハイポキサンチ
ア、1.6μHのチミジン、0.04μHのアミノプテ
リンを補充した増殖培地)を加える。その後2.3日毎
に、約半分のHAT培地を新しいHAT培地と交換する
。細胞は顕微鏡で観察する。クローン (純株)が7−
10日後に現れ、10−14日逃し抗体産生陽性のため
GTエライザ検査法で上澄み液をスクリーンする。
抗体産生陽性のコロニー (群)は、24個のウェルが
あるプレートに拡げ、細胞密度が高くなった時にT−2
57ラスコに移し変える。ハイブリドーマを)IT培地
 (アミノプテリンを含まない1(AT培地)で保持し
、それぞれの段階で抗GT抗体産生をチェックする。
16個の細胞融合で、最初のエライザスクリーニングで
は、混合GTに結合した抗体を産生じする20個のハイ
ブリドーマが出来た。このハイブリドーマを、次の評価
のために、サブクローニングした。
ハイブリドーマサブクローニング 抗GT抗体を産生するハイブリドーマは、希釈を制限し
てサブクローニングさせた。バイブリド−マ細胞を0.
1mβのHT培地あたり0.5個の生育細胞数の割合で
懸濁し、マイクロ価試験プレート上のウェル1個当たり
に0.1ml入れた。5−7日毎に培地を交換して細胞
を増殖させた(約2週間)。2週間後、エライザを用い
て抗体産生を調べた。20個のハイブリドーマのうち2
個からの上澄み液は、正常血清GT (GT−1)と交
叉反応せず、GT−1特異性があると評価された。この
ハイブリドーマ2個を、3872.4562と名付けた
抗G丁モノクローナル抗体(McAb)の」「2個のに
T−[特異ハイブリドーマは、T−25及びT−75組
織培養フラスコ中のIIAT培地の細胞培養の中で増殖
した。ハイブリドーマ細胞は5−8×105細胞数/w
eの密度にまで増殖した。ハイブリドーマ細胞を200
g 5分間の遠心分離によって集め、上澄み液はMcA
b精製やサブタイプ分類のため取って置いた。マウス腹
水中でN c 八I3を産生させるため、ハイブリドー
マ細胞を血清を含まないRPM11540で1回洗浄し
、1×107細胞数/Inlの割合でRPM11640
に再懸濁した。BALB/c系マウス (少なくとも7
日以上前に、ブリスタン (2、6,10,14−テト
ラメチルペンタデカン)で処置しである)の腹腔に0.
5+nj! (5X 106個の細胞数)を注射した。
腹腔腫瘍の存在は、1−2週間内に明らかにされねばな
らない。マウスが傾眠状態になり腹部が膨張した時に、
腹水を採取し、遠心分離(5分間200g)で細胞を分
離し、McAbを含む上澄み液を注意して取り除く。
HcAbの精製 腹水を2倍量のPBSで希釈し、飽和硫酸アンモニウム
を加えて50%飽和とする。McAbを含む沈殿は、1
0,000gで15分間遠心分離して分離し、洗浄後、
少量のPBSに溶解し、100倍量の20+nN )リ
スと40+++Hの塩化す) +7ウムの緩衝液(pH
7,8)で2度透析する。このMc八すをFPLCfi
器(ファルマシア (Pharmacia)製)を用い
て、モノQ(第四アンモニウム樹脂、ファルマシア製)
カラムのクロマトグラフィーで、更に精製する。M c
 A l)を塩の直線濃度勾配の液で流出し、エライザ
で検査する。この方法で調整したM c A l)は非
常に純度が高く、GT検査の開発で用いるのに適当であ
る。
Mc八へ)の型および′−型(サブタイプ)分類GT−
]I特異McAbの抗体クラスとサブタイプは、市販さ
れている (マイルス (Miles)研究新製)特異
抗マウス免疫グロブリン抗血清を使い、オクタロニイ 
(Ocl+terlony)免疫拡散法によって、細胞
培養の上澄み液に基づ外決定した。3872は免疫グロ
ブリンG1で、4562は免疫グロブリンMであること
がわかった。3872の親和定数はスキッチャード (
Scatcharcl)分析によって4 Xl010L
/Mであるとわかった。MeΔ113872を産生する
ハイブリドーマ試料は、登録番号HB8945で、19
85年11月19日に、米国タイプカルチャーコレクシ
ョンに寄託された。この寄託は、ブタペスト条約の条項
に従って行われたもので、保存され、この条約に従って
それ以後利用が許されるのである。
牡ハ3872の特異性確認 正常血清と悪性腫瘍滲出液を精製した調整液を、変性し
ないPAにEにかけ、“ウェスタン゛ブロッティング法
を用いて電気泳動によりニトロセルロースに移動させた
。占有されていないたん白質結合場所を前述のようにB
SAでふさぎ、分解したGTたん白質の4つのレーンを
それぞれ、次のもので培養した。(1)マウス抗ヒトC
T血清(ポリクローナル)の1000倍希釈液、(2)
 McAb3872の100倍希釈液、(3) McA
b3872の1000倍希釈液、(4)正常ヒト血清の
1000倍希釈液。すべてPBSで希釈したものである
。結合しなかった抗体を洗浄しで除去した後、ベリオキ
シグーゼ結合ヤギ抗マウス免疫グロブリンGと免疫グロ
ブリンMをPBSに溶かした液を加えて、結合した抗体
に対する染色試薬とした。洗浄後、抗GT% /クロー
ナル抗体が結合する場所を、ベルオキシグーゼ基質溶液
(PBSに過酸化水素と4〜クロロ−1−す7トールを
溶かした液)を加えて発色させた。マウス抗ヒ)GT血
清は、すべての形のCTに結合した。二つの希釈液のM
cAb3872は、GT−[とより大きいオリゴマーに
結合し、GT−Iには結合しなかった。正常ヒト血清は
、とのGTたん白質にも結合しなかった。
M c 八I)3872を使用した正常 びがん患者か
らの試料盆」r プロトコル A、抜准、3872fl+ンしΣpit!i”カルボジ
イミドで活性化したトリスアクリルデルGF−2000
(ピアス化学社製 (Pierce C1+eII1.
Co、))を、蒸留水と結合(カップリング)緩衝液(
0,1Mホウ酸塩液、 pl(8,5)で2回洗浄する
。モノクローナル抗体3872 (2B)を結合r&衝
液2mfと、洗浄した[;F−2000ゲルにそれぞれ
入れ4℃で一晩振どう培養する。反応しなかったモノク
ローナル抗体を再使用のため回収し、ゲルの未反応活性
場所はBSへの5%結合緩衝液2訂と4℃で一晩振どう
培養してブロックする。結合したデルを0.1Mクエン
酸塩液、1.4M塩化ナトリウム液(pH4,0)、0
.1Mカルボン酸塩液、1.4M塩化ナトリウム液(p
l(11,0)、最後にCKT緩衝液(20m Mカコ
ジル酸ナトリウム、150iiH塩化カリウム、o、o
i%トリトンX−100)で洗浄する。結合したゲルを
、5倍量のCKT緩衝液(中に5%のBSA、 0.0
5%のアジ化ナイリウムを含む)に入れ4℃で保存した
。回収未結合たん白質に基づきゲル11当たりの結合M
c八b 1[Ilgの評価をする。
B、NcAb3872結合GF−2000ゲルを用いた
GT−[分析− 25μpのMcAb3872が結合したデル懸濁液(ゲ
ル容積は5 mf)とCT試料を合わせて12X75+
++mのホウケイ酸塩試験管に入れ、4°Cで一晩振ど
う培養した。2Tn1の冷CKT緩衝液を加え、1gで
5分間放置した後、上澄み液を吸引する。この手順を2
度繰り返す。70111f)(、T基質液を加え (7
μlの0.5mM[’H] UDP  gal液、全投
入量150,000dpm (−ニーイングランドヌク
レアー (Neu+ England Nuclear
)製)、3μlの0.2M二酸化マンガン液、60μI
のCKTl衝液、2mgの卵白アルブミン (OVA’
) )、この混合液を37℃で2時間振どうインキュベ
ートした。
50μlの反応混合液を1インチ角のホワットマン31
紙にスポットし、直ちに多量の10%TC^で10分間
洗浄した。TC八に接触させるこの操作を3回くり返し
た。さらに、この試験紙を95%エタノール、次いでジ
エチルエーテルそれぞれ10分間洗浄した。空気中で乾
燥した後、この分析試験紙をシンチレーション用小びん
に入れ、シンチレーションカクテルを加え、濾紙上に沈
殿した放射性たん白質量を液体シンチレーション計数法
で測定した。
L」 健康人からの血漿試料29個と、がん患者の腹水試料2
4個を、前記の手順で別々に分析した。健康人の試料か
ら得られた活性は1000 Cl)w以下であったが、
腹水試料のうち3個は11000cpより大きい活性値
を示した。1000cp+nという値は、175ピコモ
ル/時/+nlの酵素活性とほぼ同等である。
以下に述べる方法は、にT−II値を測定する為に考え
られた一方法である。
GT−IIのサンドイッチイムノアッセイに用いられる
抗体は2種類の抗体が利用され得る。その組み合わせと
して、HΔ113872とHへI)4880が一例とし
て挙げられた。
Hへb 4880は、M A 113872と同様の操
作によって作製され、特異性の確認の際GT−1とにT
−II (及びそのオリゴマー成分)相方に対し反応性
を持っていることが確かめられたクローンである。MA
b3872と同様にマウス腹水から精製されたM A 
114880を10μg/wlPBsに溶解し、174
インチポリスチレンビーズに4℃1晩、固定化した。P
BSで2階洗浄後、2%BSAを含むPBSで、表面を
処理し再びPBSで洗浄した。
試験管中へ、100μlのGT−Ifを測定しようとす
る試料及び前記ポリスチレンビーズを加え、4°C1晩
放置する。PBSで3回洗浄後、ヨード125でラベル
化されたMAb3872を含む2%BS^、PBS溶液
100μr加え37℃3時間インキュベートした。
(M^b3872は、Bio−Rad社エンザイモビー
ズによって、ラベル化されたものであり、アッセイあた
り約4ng、100,000cpmに調整されである)
ビーズを3回PBSで洗浄後、γ−カウンターにより測
定した。
(結果) GT−IIの値が、既知の標準サンプルを測定した結果
を以下に示す。
GT−[、v[I/yL     cpm(デュプリケ
イト)0275・ 285 400         990・1005800  
       1550・1645これらの結果から、
サンドイッチイムノアッセイによってもGT−[値の測
定が可能なことが示された。
免疫学、ハイプリドーマ技術、がん診断、生化学、及び
関連分野の技術者にとって明らかな、この発明を実施す
るための上記方式の変法は、本願の特許請求の範囲内の
ものとされる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラクトシルトランスフェラーゼ I と交叉反応
    せずガラクトシルトランスフェラーゼIIに対するモノク
    ローナル抗体。
  2. (2)モノクローナル抗体3872と、機能的同等物。
JP61287433A 1985-12-02 1986-12-02 Gt―2に特異的なモノクローナル抗体 Granted JPS62174100A (ja)

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US803818 1985-12-02

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JPH0313879B2 JPH0313879B2 (ja) 1991-02-25

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