JPS62173858A - リモコン付テレビジヨン受像機の電源回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、リモート・コントロール（以下、リモコン
と略記する）付テレビジョン受像機の電源回路に関する
。

［従来の技術］ リモコン付テレビジョン受像機の電源回路として、たと
えば、第２図のブロック図に示すような構成のものがあ
る。

このリモコン付テレビジョン受像機の電源回路は、リモ
コン操作部１からテレビジョン受像機の主電源制御１選
局制御、音量制御などのためのリモコン信号Ｓ１を受信
し、これらリモコン信号Ｓ１の内容を判別する判別回路
が内蔵されたリモコン選局用マイコン２に、所定の電源
を供給するために、リモコン受信用電源３が設けられて
いる。

このリモコン受信用電源３は、主電源スイッチＳＷＩを
介してリモコン・トランスＴの２次側に接続され、この
リモコン・トランスＴの１次側は交流電源ＡＣに接続さ
れている。

４はテレビジョン受像機に内蔵された受信回路の一部を
示し、水平発振回路５．水平出力回路６゜その他のＴＶ
受信回路７とから構成され、この受信回路４内の水平出
力回路６、およびその他のＴＶ受信回路７は、主水平発
振駆動電源８に接続され、この主水平発振駆動電源８は
、第１スイッチＳＷ２を介してリモコン・トランスＴの
１次側に接続されている。

前記第１スイッチＳＷ２は、リモコン選局用マイコン２
からの電源制御用信号Ｓ２を受けるリレー駆動回路（以
下、第１制御回路という）１０により、そのオン・オフ
が制御される。

また、前記水平発振回路５の発振を持続させるための電
源として、水平出力回路６の水平出力パルスを入力とす
る水平出力パルス電源１１が用意され、この水平出力パ
ルス電源１１は、駆動電源切替回路１２を介して前記水
平発振回路５に接続され、これら水平発振回路５．水平
出力回路６゜水平出力パルス電源１１．および駆動電源
切替回路１２により、閉回路を構成している。

なお、前記駆動電源切替回路１２は、リモコン受信用電
源３に接続されている。

上記のように構成されたリモコン付テレビジョン受像機
の電源回路において、いま、主電源スイッチＳＷ１を投
入した状態で、リモコン操作部１からテレビジョン受像
機をオンさせるべく、リモコン信号ＳＩを、リモコン選
局用マイコン２に送出すると、このリモコン選局用マイ
コン２に内蔵の判別回路で、そのリモコン信号Ｓ１の内
容が判別され、電源制御用信号Ｓ２が、第１制御回路１
０に送出される。

この第１制御回路１０からの出力を受けて、第１スイッ
チＳＷ２がオンし、交流電源ＡＣから主水平発振駆動電
源８に電流が供給され、水平出力回路６．水平出力パル
ス電源１１．駆動電源切替回路１２．水平発振回路５の
閉回路により水平発振回路５の駆動がスタートする。

そして、一旦、前記水平発振回路５の駆動がスタートし
た後には、前記駆動電源切替回路１２を水平出力パルス
電源１１に切り替えて、水平発振回路５の発振を持続す
るように動作する。

すなわち、上記従来のリモコン付テレビジョン受像機の
電源回路では、消費電力の節約のために、リモコン受信
用電源３でテレビジョン受＠機の水平発振回路５の駆動
をスタートさせた後、駆動電源切替回路１２により、主
水平発振駆動電源８がら水平出力パルス電源１１に自動
的に切り替え、水平発振回路５の駆動を持続するように
構成されている。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来のリモコン付テレビジョン受ｖＡ機の電源回路は、
上記のように構成されているので、リモコン操作部１か
らのリモコン信号Ｓｌにより、主水平発振駆動電源８を
オフさせるべき第１制御回路１０を駆動し、第１スイッ
チＳＷ２をオフさせた場合、水平偏向回路、高圧回路を
含む水平出力回路６が直ちに停止せず、一定の時定数を
もって減衰した後、回路動作を停止するため、その間、
水平発振回路５の駆動が持続することとなる。

この水平発振回路５の駆動の持続により、テレビジョン
受像機の受像管に一定時間、スポット状のビーム光が残
存し、蛍光体の局部的な焼けを生じさせるおそれがある
などの問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、前記第１スイッチＳＷ２をオフさせた後、
前記主水平発振駆動電源８が一定時間、かかりっばなし
になっている事態を防止し、受像管にスポット状のビー
ム光を残存させないリモコン付テレビジョン受像機の電
源回路を得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係わるリモコン付テレビジョン受像機の電源
回路は、リモコン受信用電源でテレビジョン受像機の水
平発振回路の駆動をスタートし、この水平発振回路がス
タートした後、水平出力パルス＠４電源で前記水平発振
回路の駆動が持続するように、主水平発振駆動電源を、
前記水平出力パルス←電源に切り替えるための切替回路
を設けたリモコン付テレビジョン受像機の電源回路にお
いて、前記主水平発振駆動電源をオン・オフさせる第１
スイッチと、この第１スイッチを制御する第１制御回路
と、この第１制御回路からの制御信号により、前記第１
スイッチがオンからオフに切り替わるとき、そのオフ・
タイミングに同期して、少なくとも一定時間オフし、前
記水平発振回路への電源供給路をしゃ断するための第２
スイッチと、この第２スイッチを制御する第２制御回路
と、この第２制御回路に接続され、前記第１スイッチが
オンからオフに切り替わるオフ・タイミングを検出する
トリガ検出回路を設けたものである。

［作用］ この発明のリモコン付テレビジョン受像機の電源回路に
おいては、リモコン操作部からのリモコン信号により、
主水平発振駆動電源に接続された第１スイッチが、オン
からオフに切り替わったときに、このときのオフ・タイ
ミングをトリガ検出回路で検出し、このトリガ検出回路
からの検出信号により、第２制御回路を介して、第２ス
イッチをオンからオフに、少なくとも一定時間切り替え
、水平発振回路への電源供給路をしゃ断する。

［実施例］ 以下に、この発明の実施例を第１図を参照して説明する
。

第１図は、この発明の一実施例を示すリモコン付テレビ
ジョン受像機の電源回路のブロック図である。

なお、従来例を示す第２図と同一、または相当分の構成
には、同一符号が付しである。

図において、１３は第１スイッチＳＷ２のオフ・タイミ
ングを検出するためのトリガ検出回路、１４は、このト
リガ検出回路１３からの検出信号Ｓ３を受けて第２スイ
ッチＳＷ３のオン・オフを制御するためのスイッチ制御
回路（以下、第２制御回路という）である。

この第２制御回路１４は、水平発振回路５と駆動電源切
替回路１２との間に設けた前記第２スイッチＳＷ３を、
前記第１スイッチＳＷ２がオンのとき、オンし、また、
前記第１スイッチＳＷ２がオフのときに、オフするよう
に前記第１スイッチＳＷ２に同期して制御する構成とな
っている。

上記の構成において、水平発振回路５の駆動をスタート
させる場合には、従来と同様に、主電源スイッチＳＷＩ
が投入された状態で、リモコン操作部１を操作し、リモ
コン選局用マイコン２を介して第１制御回路１０にオン
指令の電源制御用信号Ｓ２を送出し、図示を省略したリ
レーコイルを励磁し、第１スイッチＳＷ２をオンさせる
。

すると、交流電源ＡＣからの電流が、前記第１スイッチ
ＳＷ２を介して主水平発振駆動電源８に供給され、この
主水平発振駆動電源８を通して整流された所定の直流が
水平出力回路６に与えられ、この水平出力回路６．水平
出力パルス電源１１゜駆動電源切替回路１２．第２スイ
ッチＳＷ３．水平発振回路５で構成される閉回路に電流
が流れ、水平発振回路５の駆動がスタートする。

そして、前記水平発振回路５の駆動がスタートした後は
、駆動電源切替回路１２が動作し、主水平発振駆動電源
８から水平出力パルス電源１１に自動的に切り替わり、
水平発振回路５の駆動が持続する。次に、リモコン操作
部１からの操作により、第１制御回路１０を駆動し、第
１スイッチＳＷ２をオンからオフに切り替えた場合、こ
のときの第１スイッチＳＷ２のオンからオフに切り替わ
るオフ・タイミングをトリガ検出回路１３で検出し、検
出信号Ｓ３を第２制御回路１４へ出力し、この第２制御
回路１４により、第２スイッチＳＷ３を、前記第１スイ
ッチＳＷ２のオフ・タイミングに同期させてオフさせる
。

なお、この第２スイッチＳ　Ｗ　３は、次のリモコン操
作、すなわち、主水平発振駆動電源８をオンする操作が
あるまでオフしたままでも良いが、一定時間オフした後
、オンするように制御しても良い。

上記のように、第１スイッチＳＷ２のオフ時に、そのオ
フ・タイミングに同期させて第２スイッチＳＷ３をオフ
させることにより、水平発振回路５と駆動電源切替回路
１２との間の電気的接続がしゃ断され、水平発振回路５
への電流の供給が直ちに停止し、従来のように水平発振
回路５の駆動が一定時間持続するようなことはない。

したがって、受像管にスポット状のビーム光が残存し、
蛍光体が焼けるなどのおそれが解消することとなる。

［発明の効果］ 以上の説明のように、この発明のリモコン付テレビジョ
ン受像機の電源回路は、主水平発振駆動電源をオン・オ
フさせるリモコン制御の第１スイッチを、そのオフ・タ
イミングに同期させて、水平発振回路への電源供給路を
完全にしゃ断するように構成したので、従来のように第
１スイッチをオフさせた後、一定時間、主水平発振駆動
電源がかかりばなしとなって水平発振回路が発振を持続
するということがなく、したがって、受像管にスポット
状のビーム光が残存せず、蛍光体が焼けるおそれがなく
なるなどの優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示すリモコン付テレビ
ジョン受像機の電源回路のブロック図、第２図は、従来
のリモコン付テレビジョン受像機の電源回路のブロック
図である。 １・・・リモコン操作部、４・・・受信回路、５・・・
水平発振回路、６・・・水平出力回路、８・・・主水平
発振駆動電源、１０・・・第１制御回路、１１・・・水
平出力パルス４４電源、１２・・・駆動電源切替回路、
１３・・・トリガ検出回路、１４・・・第２制御回路、
ＳＷＩ・・・主電源スイッチ、ＳＷ２・・・第１スイッ
チ、ＳＷ３・・・第２スイッチである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リモート・コントロール電源でテレビジョン受像機の水
   平発振回路の駆動をスタートし、この水平発振回路がス
   タートした後、水平出力パルス電源で前記水平発振回路
   の駆動が持続するように、主水平発振駆動電源を、前記
   水平出力パルス電源に切り替えるための切替回路を設け
   たリモコン付テレビジョン受像機の電源回路において、
   前記主水平発振駆動電源をオン・オフさせる第１スイッ
   チと、この第１スイッチを制御する第１制御回路と、こ
   の第１制御回路からの制御信号により、前記第１スイッ
   チがオンからオフに切り替わるとき、そのオフ・タイミ
   ングに同期して、少なくとも一定時間オフし、前記水平
   発振回路の電源供給路をしゃ断するための第２スイッチ
   と、この第２スイッチを制御する第２制御回路と、この
   第２制御回路に接続され、前記第１スイッチがオンから
   オフに切り替わるオフ・タイミングを検出するトリガ検
   出回路を有することを特徴とするリモコン付テレビジョ
   ン受像機の電源回路。