JPS62173150A - 加工機における電設部品用給電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、加工機における電設部品用給電装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 例えば、加工機の一例である平面研勝機を自動制御する
ような場合、第２図に示すように、定盤２や吊板３など
からなる回転部材１にセンサ４を取付け、このセンサ４
によって定盤２の位置や厚さ、ワーク５の厚さ、加工圧
、加工温度等を検出し、その検出値に基づいて研磨機の
制御を行う。

しかしながら、かかる平面研磨機においては、上記セン
サ４への給電を固定側に設けた電源８から行う場合、回
転部材１とそれを支持する固定部材８との間にブラシと
スリップリングとからなる複雑な構造の導電機構７を設
ける必要があり、そのため加工機の構造が複雑になるば
かりでなく、ブラシやスリップリングの摺動に伴う摩耗
や破損を生じ易く、煩雑な保守管理が必要であった。ま
た、摺動によるノイズの発生や周波数の変動等の問題も
あり、正確な測定データを得るのが困難であり、特に高
い分解能を要求されるセンサを使用する場合には、上記
ノイズや周波数変化が測定精度に重大な影響を及ぼし、
精密な制御を行うことが困難であった。

スリップリングやブラシ等を使用しない給電手段として
１例えばバッテリーや回転トランス等を使用することが
考えられるが、前者の場合には電圧降下の影響を受は易
く、また後者の場合には。

その設置場所が限られるとか、回転数に制限があるなど
の問題があり、有効な給電手段とはいえない。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明の課題は、回転部材の回転に伴うノイズの発生や
周波数変動等による影響を受けにくく、簡単且つ安定的
にセンナに給電することのできる給電装置を提供するこ
とにある。

ｃ問題点を解決するための手段］ 上記課題を解決するため、本発明は、定盤等の回転部材
にセンサを取付け、このセンサからの信号に基づいて加
工機を制御するようにしたものにおいて、上記センサを
取付けた回転部材上に太陽電池を取付け、該太陽電池を
センサ用の電源としたことを特徴とするものである。

［実施例コ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は、本発明の給電装置を平面研磨機に適用した場
合を例示するもので、この研磨機は、下定盤１０、上定
盤１１、太陽歯車１２、及び内歯歯車１３を備え、太陽
歯車１２と内歯歯車１３とで遊星歯車状に駆動されるキ
ャリヤ１４にワーク１５を保持させ、このワーク１５を
上下の定盤１０．１１で研磨するように構成している。

上記土足ｆｉｌｌは、取付板１６及び吊棒１７を介して
吊板１８に取付け、該吊板１８をベアリング１９を介し
て支軸２０に回転自在に支持させると共に、該支軸２０
を機体上に設置されたシリンダ２１のロッドに一体に連
結し、該シリンダ２１によって昇降自在としている。

上記定ｉ１０，１１　、太陽歯車１２及び内歯歯車１３
の駆動は、同軸状に配設された駆動軸２３〜２６を介し
て図示しない駆動源により行われるようになっており、
特に土足ｆｉｌｌの場合は、それが下降したときに取付
板１Ｂに設けた係止片２７が駆動軸２４の上端の係合部
２４ａに係合し、その状態で該駆動軸２４によって駆動
されるようになっている。

而して、上記上定盤１１には、平面研磨機を制御するた
め・のデータ、例えば土足ｆｉｌｌの位置や厚さ、ワー
ク１５の厚さ、加工圧力、加工温度等を検出するための
センサ３０が取付けられ、このセンサ３０には、検出信
号を処理するサンプリングホールド回路やＡ／Ｄ変換器
等の処理回路、処理された信号をコントローラへ送信す
る送信器等が必要に応じて内蔵または付設されており、
上定盤１１と一体的に回転する吊板１８上には、上記セ
ンサ３０に給電するための電源となる多数の太陽電池３
１が取付けられ、これらの太陽電池３１とセンサ３０と
が電気的に接続されている。

上記太陽電池３１の設置場所は、センサ３０を取付けた
部材と一体に回転する回転部材上であればどこでもよく
、その際、自然光だけでなく、機械の周辺に設置されて
いる作業用照明器具３２からの光をも受光できるように
しておくと、安定的且つ有効な給電を行うことができる
ので便利である。また、受光量の多少に拘らず安定的な
電力が得られるようにするために、太陽電池３１と並列
に二次電池を接続することもできる。

上記構成を有する平面研磨機は、公知の平面研磨機と同
様に駆動され、キャリヤ１４に保持されたワークが上下
の定１Ｉ１１０．１１によって加工される。

このとき、太陽電池３１で発生した電力はセンサ３０に
供給され、該センサ３０の電源として使用される。

センサ３０からの検出信号は、送信器を通じてコントロ
ーラに送信され、受信器で受信されたあと、例えば比較
器において設定値と比較するなどの処理が行われ、その
処理結果に基づいて平面研磨機が制御される。

ここで、センサ３０と太陽電池３１とが同一回転部材上
に取付けられているので、従来のブラシとスリップリン
グとを使用する場合のような摺動部分がなく、従って、
摺動に伴うノイズの発生や周波数の変化、摩耗による破
損等が生起せず、電力を安定的且つ長期的に供給するこ
とができる。

なお、本発明における給電装置は、上記両面用の平面研
磨機だけでなく、片面研磨機やその他の工作機械など、
任意の加工機にも適用できることはいうまでもない。

［発明の効果］ 、二のように、本発明によれば、センサを取付けた同一
回転部材上に太陽電池を取付け、この太陽電池をセンサ
用の電源としたので、ブラシとスリ２・プリングとを使
用する場合のような摺動部を介する。−となくセンサへ
の給電を行うことができ　そのためノイズの発生や周波
数の変動、摩耗等を生しることがなく安定した電力供給
を半永久的に行うことができ、その結果、センサによる
測定精度を維持することができると共に、加工機の制御
を確実且つ高精度に行うことができる。

また、上記太陽電池は、回転部材上の任意のスペース部
分へ取付ければよいため、取付場所の制約を受けること
がなく、従って、既設の機械においてもその取付けを簡
単に行うことができ、しかも、加工機の回りに設置され
ている作業用照明器具からも受光できるため、特別な光
源を必要とせずに経済的であるばかりでなく、既設の照
明器具の有効利用にも直結し、その経済性を一層高める
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部断面図、第２図は
従来例の部分断面図である。 １０．１１　・・定盤、　　３０・・センサ、３１拳・
太陽電池。 ２：Ｊ　　２４２）　２ＦＤ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、定盤等の回転部材にセンサを取付け、このセンサか
   らの信号に基づいて加工機を制御するようにしたものに
   おいて、上記センサを取付けた回転部材上に太陽電池を
   取付け、該太陽電池をセンサ用の電源としたことを特徴
   とする加工機における電設部品用給電装置。