JPS62173102A - 工作機械の主軸構造 - Google Patents

工作機械の主軸構造

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Publication number
JPS62173102A
JPS62173102A JP1420186A JP1420186A JPS62173102A JP S62173102 A JPS62173102 A JP S62173102A JP 1420186 A JP1420186 A JP 1420186A JP 1420186 A JP1420186 A JP 1420186A JP S62173102 A JPS62173102 A JP S62173102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
tool
spindle
main shaft
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1420186A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Koizumi
晋 小泉
Masahide Katsuki
勝木 雅英
Kazunori Tanaka
一伯 田中
Kiminori Abe
安部 公則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP1420186A priority Critical patent/JPS62173102A/ja
Publication of JPS62173102A publication Critical patent/JPS62173102A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、空気軸受によって支持された主軸を有する工
作機械の主軸構造に係り、特に熱変形を防止するように
した工作機械の主軸構造に関する。
[背景技術とその問題点コ 脆性材料や難削材料の微細加工を行なうスライサやダイ
スのような工作機械においては、タイアモンド砥石を用
いた高速研削が常用され、また極めて高い位置決め精度
が要求されている。このため、主軸をハウジングに支持
する際には、高速回転が可能かつ高精度の軸支が可能な
空気軸受を用い、さらに半径方向に支持するラジアル軸
受と軸線方向に支持するアキシャル軸受とを備えた主イ
111構造とされ、主軸および工具の位1′21精度の
向−ヒを図っている。しかし、高速回転による空気軸受
部の発熱や工作を行う際に発生する摩擦熱あるいはモー
タ等の発熱などにより、主軸やノ\ウレングが熱膨張し
、工具を取り付ける主軸先端の位置を正確に維持できず
、位置精度が低下するという問題があった。
従来より、このような問題を解決するため、/飄つレン
グを冷却するなどして主軸およびハウジングの温度上昇
を抑えて熱膨張を防止することが行われている。しかし
、このような場合には、ノ\ウレングに冷却ジャケット
等を設ける必要があるなど製作が困難なうえ、冷却動作
の制御が困難であるという欠点があった。また、アキシ
ャル軸受をハウジングの主軸先端側に設け、主軸先端と
アキシャル軸受間の距離を短くして熱膨張の影響を小さ
くしたものもあるが、主軸先端付近の/\ウジレン径が
大きくなり、主軸先端および工具の被加工物への接近性
が悪くなり、工作に支障をきたすという欠点があった。
[発明の目的] 本発明の目的は、空気軸受の高速回転による発熱および
工作に伴う発熱に起因する主軸の位置精度の低下を防止
しうる工作機械の主軸構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明にお
いては、フランジ部を有する円柱状の主軸をラジアルお
よびアキシャル空気軸受を介してハウジングに回転自在
に支持するとともに、前記アキシャル空気軸受に対して
主軸の工具取付端側のハウジング外面に形成したフラン
ジ部によりハウジングを工作機械本体に取付ける。
このような構成からなる本発明によれば、運転に伴って
生じる発熱により、アキシャル空気軸受と主軸先端との
間の主軸部分においてはアキシャル空気軸受に対して主
軸の工具取付端側に向かう熱膨張が生じ、一方、アキシ
ャル空気軸受と/\ウジレンの工作機械本体への取付面
との間のハウジング部2分においては、前記取付面に対
して主軸の工具取付端と反対側へ向かう熱膨張が生じる
。このとき、前記主軸のフランジ部の中心線と前記ハウ
ジンクのフランジ部の工作機械本体への取付面との距離
をLH1前記中心線と前記主軸の工具取付端面との距離
をLsとし、前記ハウジングの線膨張係数をβH1前記
主軸の線膨張係数をβSとして、前記距離LS と線膨
張係数βSとの積と。
前記距#LHとm膨張係数βHとの積とを、ほぼ等しく
なるように各々の値を適宜選択し、熱膨張による各々の
変位量が等しくなるようにすれば、各々の変位は逆方向
であるために互いに相殺されて、主軸先端の工作機械本
体に対する相対位置は一定となり、工作に伴う発熱によ
る主軸の位置精度の低下を防止することができる0本発
明は、このように前記問題点を解消するものである。
[実施例] 本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
図において、主軸1は、その工具取付端ll側の端面が
工具を取付可能に形成されており、図示しないモータ等
の駆動源に取付可能な他端に近い部分にフランジ部12
が形成されており、このフランジ部12でアキシャル空
気軸受21を介して、またこのアキシャル空気軸受21
に対して工具取付端11側に配置されたラジアル空気軸
受22を介して、工具取付端11を外部に突出させた状
態でハウジング2に回転自在に支持されている。ハウジ
ング2の外面には、そのアキシャル空気軸受21に対し
て工具取付端ll側の部分にフランジ部23が形成され
ており、このフランジ部23で工作機械本体3に取り付
けられている。
このとき、主軸1および/\ウジレン2は、例えばハウ
ジング2の材質がステンレス$ 420J2−8(線膨
張係数βM =  1.OX 10−’ )とされ、主
軸lの材質がニッケル含有量36%のインバー(線膨張
係数βS =  1.2X、10−’)とされ、さらに
、アキシャル空気軸受21の中心位置からフランジ部2
3と工作材料本体3とが接する取付は面位置までの間の
距離LHが30mmとされ、アキシャル空気軸受21の
中心位置から工具取付端11の端面位置までの間の距R
L sが257■とされ、前記距#LSと線膨張係数β
Sとの積と、前記距離LHと線膨張係数βHとの積とが
、ほぼ等しくなるように設定されている。
このように構成された本実施例においては、工具取付端
11に所定の工具を取り付けたうえでモータ等により主
軸lを駆動して回転させ、所定の被加工物に必要な加工
を行う、このとき、主軸lはアキシャル空気軸受21に
より軸線方向に支持され、ラジアル空気軸受22により
半径方向に支持されており、工具取付端11に取り付け
られた工具の位置は正確に維持されるとともに、空気軸
受により高速回転が可能であり、主軸lにダイアモンド
カッタ等の工具を取付けて精密な加工を行なうことが可
能である。
ここで、主軸1の回転に伴い、アキシャル空気軸受21
およびラジアル空気軸受22の高速回転による発熱やモ
ータ等の発熱あるいは工具による加工時の発熱により、
主軸1およびハウジング2の温度は上昇する0例えば、
主軸1が12000rp−で回転している場合、平均で
lθ℃程温層温度昇する。このような温度の上昇により
、主軸lおよびハウジング2には熱膨張が生じ、特に、
主軸lの温度上昇ΔTSによる前記距離LSの膨張代Δ
L、およびハウジング2の温度上昇ΔTHによる1ti
記距jl L Hの膨張代ΔL)は工作機械本体3に対
する工具の位置に影響する。このとき、主軸lの膨張代
は ΔL、=LSXβs×ΔTZ で表わされ、同様にハウジング2の膨張代はΔL14=
LNXβH×ΔTH で表わされる。ここで、本実施例のような設定において
は、 LS Xβs=  257X1.2 XIO”=  3
.IX 10’ であり、また LHxβs =  30 Xl、OXl0−’=  3
.OX 10″ である、このため、前記距離Lsと線膨張係数βSとの
積Ls XβSと、前記距離LHと線膨張係数βHとの
積LHXβ問とは、ほぼ等しくなり、主軸lの温度上昇
ΔTsとハウジング2の温度上昇ΔTHがほぼ等しいな
らば、各膨張代ΔLS 。
ΔLMの大きさもほぼ等しくなる。このとき、各膨張代
ΔLS 、ΔLnは各々は逆向きであるため、互いに相
殺しあい、工作機械本体3に対する工具の位置の変化を
打ち消させることが可能である。
以上のような本実施例によれば、工作に伴う発熱やモー
タ等の発熱、主軸1の回転に伴う熱等により、主軸1や
ハウジング2の温度が上昇して熱膨張した際に生じる工
具位置の変位を防止することができる。また、本実施例
では主軸lとハウジング2との各々の熱膨張代を相殺さ
せることで工具の位置精度を維持しており、特別な冷却
装置等は必要でないため、製作や取り扱いが容易であり
、従来のものと全く同様な作業性のまま高精度を実現で
きるという効果がある。
なお1本実施例に示したアキシャル空気軸受21および
ラジアル空気軸受22の設置数および位置は、これに限
らず適宜設定してよく、また主軸1の材質もニッケル含
有量が異なるインバーあるいは他の材質でもよく、さら
にハウジング2の材質も 420J2−8以外のステン
レス鋼あるいは他の材質でもよく、要するに本発明は、
フランジ部12を有する円柱状の主軸lをラジアルおよ
びアキシャル空気軸受21.22を介してハウジング2
に回転自在に支持するとともに、前記アキシャル空気軸
受21に対して主軸lの工具取付端ll側のハウジング
2外面に形成したフランジ部23によりハウジング2を
工作機械本体3に取付け、前記主軸lのフランジ部12
の中心線と前記ハウジング2のフランジ部23の工作機
械本体3への取付面との距fll L n 、前記中心
線と主軸lの工具取付端11面との距#Ls、およびハ
ウジング2の線膨張係数βH1主軸の線膨張係数βSを
、前記距離L:と線膨張係数βSとの積と、前記距離L
Hと線膨張係数βHとの積とをほぼ等しくするなどして
、主軸lとハウジング2との各々の熱膨張を相殺させて
、発熱による主軸lの工具取付端llの位8および工具
の位置の変位を防止し、位置精度の低下を防止するとい
うことである。
[発明の効果] 以上のように1本発明の工作機械の主軸構造によれば、
空気軸受の高速回転による発熱や工作に伴う発熱に起因
する主軸の位置精度の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す断面図である。 l・・・主軸、2・・・ハウジング、3・・・工作機械
本体、12・・・主軸のフランジ部、21・・・アキシ
ャル空気軸受、22・・・ラジアル空気軸受、23・・
・ハウジングのフランジ部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円柱状の主軸にフランジ部を形成し、この主軸を
    ラジアルおよびアキシャル空気軸受を介してハウジング
    に対して回転自在に支持するとともに、前記ハウジング
    にフランジ部を形成し、このハウジングのフランジ部を
    工作機械本体の固定位置に取付けるようにした工作機械
    の主軸構造において、 前記ハウジングのフランジ部の形成位置を前記アキシャ
    ル空気軸受に対して主軸の工具取付端側に配置したこと
    を特徴とする工作機械の主軸構造。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記主軸のフラ
    ンジ部の中心線と前記ハウジングのフランジ部の工作機
    械本体への取付面との距離をL_H、前記中心線と主軸
    の工具取付端面との距離をL_Sとし、ハウジングの線
    膨張係数をβ_H、主軸の線膨張係数をβ_Sとして、
    前記距離L_Sと線膨張係数β_Sとの積と、前記距離
    L_Hと線膨張係数β_Hとの積とを、ほぼ等しくした
    ことを特徴とする工作機械の主軸構造。
JP1420186A 1986-01-24 1986-01-24 工作機械の主軸構造 Pending JPS62173102A (ja)

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JP1420186A JPS62173102A (ja) 1986-01-24 1986-01-24 工作機械の主軸構造

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JP1420186A JPS62173102A (ja) 1986-01-24 1986-01-24 工作機械の主軸構造

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JPS62173102A true JPS62173102A (ja) 1987-07-30

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JP1420186A Pending JPS62173102A (ja) 1986-01-24 1986-01-24 工作機械の主軸構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266457A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nsk Ltd 静圧軸受スピンドル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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