JPS62173092A - 蒸気発生器管内へのスリ−ブ溶接方法及び装置 - Google Patents

蒸気発生器管内へのスリ−ブ溶接方法及び装置

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JPS62173092A
JPS62173092A JP62012603A JP1260387A JPS62173092A JP S62173092 A JPS62173092 A JP S62173092A JP 62012603 A JP62012603 A JP 62012603A JP 1260387 A JP1260387 A JP 1260387A JP S62173092 A JPS62173092 A JP S62173092A
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sleeve
welding
tube
laser
welding head
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JP62012603A
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フィリップ・ジョセフ・ホーキンス
ウィリアム・ヘンリー・カズナー
ヴィンセント・アンドリュー・トス
ジェラルド・ジョセフ・ブルック
リチャード・アルバート・ミラー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免」へit  一 本発明は一般に、熱交換器の管のための溶接装置に関し
、特に、原子力蒸気発生器の放射性環境内で゛、レーザ
ビームを用いて、管内にスリーブを溶接するための溶接
装置に関するものである。
管壁熱交換器においては、熱交換器の管を介して第1の
流体が流れ、管の外部の回りを第2の流体が流れて こ
れ等の2つの流体間で熱交換が行なわれるようにな−)
でいる。時として、管の1つに欠陥が生じ、漏洩が発生
して上記2つの流体が混合してしまうような事Yルが起
り得る。このような事態が生じた場合、場合により、管
を栓塞して流体が管を流れないようにするが或は管を修
理して管からの漏洩を阻止することが必要となる。
原子力発電プラントにおいては、管壁熱交換器は一般に
蒸気発生器と称されている。原子力蒸気発生器の管に、
管内の冷却材が管外部の冷却材と混合することを許容す
るような欠陥が生じた場合には、由々しい問題が起こる
。このような事態は、熱交換器の実効性を損うばかりで
はなく、放射能汚染という問題を発生ずる。原子力蒸気
発生器の管内を流れている流体は一般に放射性であるの
で、管から漏れて、管の回りを流れる流体を汚染しない
ようにすることが重要である。従って、原子力蒸気発生
器の熱交換管に漏洩が止した場合には、該熱交換管を栓
塞するが或は修理して冷却材が管から漏れないようにし
なければならない。これにより、管の回りを流れる流体
の汚染は阻止される。
従来、熱交換管を修理するのに幾つかの方法が知られて
いる。しかし、これ等の方法の多くは、管に対する接近
が容易でない熱交換管の修理には適用できない。例えば
、原子力蒸気発生器においては、欠陥のある熱交換管に
対する物理的接近が不可能であること及び熱交換管を取
り巻く環境が放射性であることから、通常、他の熱交換
器には存在しないような特殊な問題が熱交換管の修理に
際して生ずる。このような理由から、原子力蒸気発生器
における熱交換管の修理の目的で特別な方法が開発され
ている。原子力蒸気発生器における熱交換管を修理する
のに用いられる方法の典型的な例として、欠陥管の内径
よりも若干小さい外径を有する金属製のスリーブを欠陥
管内に挿入して欠陥管に固着し、管の欠陥領域を橋絡す
る方法がある。この種の修理方法は、一般にスリーピン
グ(sleeving)もしくはスリーブ付けと称され
ている。
従来のスリーピング作業は、ろう付け、アーク溶接、爆
発溶接又は他の結合手段によりスリーブと管との間に比
教的に耐漏性のある継目を実現することに関心を持って
いた。しかし、これ等の冶金学的結合技術は、清浄性、
密着嵌合、加熱及び雰囲気制御等の必要性に起因し、人
間の接近が制限されている原子力蒸気発生器のような領
域においては容易に解決できない問題を呈している。
本出願人のフランス特許願第86714680号明細書
に開示されているようなろう付はスリーピング方法にお
いては、スリーブと管との間にろう付は結合を形成する
ために、ろう利金属を融点まで加熱する必要がある。ろ
う材を加熱する1つの方法として、本出願人のフランス
特許第2,580,134号明細書に開示されているよ
うな加熱装置を、管の内部のスリーブ内に挿入すること
により実施する方法がある。この方法では、ろう材を含
む四部が設けられた特別に造られているスリーブを用い
、ろう材を含むスリーブの部分を注意深く拡開して管壁
と接触させ、加熱装置をスリーブ内でろう材の個所に正
確に位置付けることが要求されるが、これ等の全ての作
業は、作業領域への近付き難さのため妨害を受ける。
熱交換器において管にスリーブを内部から溶接する溶接
方法は、特別に設計された溶接設備を必要とする。この
ような装置の1つとして、本出願人の米国特許第4,5
10,372号明細書に記述されている装置がある。こ
の装置を用いる場合には、スリーブ及び管かアークで穿
孔されるのを回避するように注意を払わなければならな
い。
レーザ溶接は、高速性を有し然も熱影響を受ける領域が
小さいという理由から、金属を結合するためのアーク溶
接及びろう付けに代わる魅惑的な方法である。しかし、
従来、空間的制約から原子力蒸気発生器管の管・スリー
ブ溶接にレーザ溶接を使用することはできなかった。と
言うのは、溶接に十分な出力を発生することができるレ
ーザは高張るためである。本発明は、このような溶接の
ための方法及び装置を提案するものである。
1呼へ」」 本発明は、広い態様において、レーザビームを用いてス
リーブと管との間の境界部を溶融することによりスリー
ブを管内に溶接するために放射性環境内て使用する遠隔
制御式レーザ溶接ヘッド装置であって、上記スリーブ内
に軸方向に挿入され“るように適応されて一端部に開口
を有し、一側にある排出口手段と、上記開口から軸方向
に延び上記排出口と連通している中空部分とを有する円
筒状のハウジング手段を備え、更に、上記開口と排出口
手段との間で、上記中空部分を介して伝達されるレーザ
ビームを集束するために上記ハウジング手段の中空部分
内に取り付けられた集束手段と、上記排出口手段の近傍
で上記ハウジング手段の中空部分内に設けられて、集束
されたレーザビームを、上記排出口手段を介し反射して
スリーブと接触させ該スリーブを管に融きするための溶
接ミラー手段と、上記溶接ヘッド装置の上記円筒状ハウ
ジング手段を回転させて、上記レーザビームで上記スリ
ーブの内壁の回りに融接路を円形に描き、上記スリーブ
と管との間の境界部を溶融することにより上記スリーブ
を管に結合するための溶接ヘッド回転手段とを備えてい
る遠隔制御式レーザ溶接ヘッド装置にある。
追って説明するように、好適な実施例は、スリーブ内に
挿入されるように適応されて一端に開口する円筒状のハ
ウジング手段と、その一側に設けられた排出口手段と、
該排出口手段に連通関係で上記開口から軸方向に延びる
中空部分と、上記開口及び排出口手段の間でハウジング
手段の中空部分内に取り付けられて該中空部分を通るよ
うに指向されたレーザビームを集束するための集束手段
と、排出口手段の近傍でハウジング手段の中空部分内に
取り付けられて、集束されたレーザビームを、上記排出
口手段を介しスリーブと接触するように反射して、スリ
ーブを管に融着するための溶接ミラー手段とを備える。
また、レーザ溶接ヘッドは、スリーブの内面から予め定
められた距離だけ溶接ミラー手段を離間して維持するた
めの焦点距離維持手段と、上記円筒状のハウジング手段
を、スリーブの内面に円形の融接路を描くように回転さ
せてスリーブと管との境界部を溶解することによりスリ
ーブを管に結きするための溶接ヘッド回転手段とを備え
る。
レーザ溶接ヘッドは、更に、ハウジング手段を介してシ
ールドガスを流し、排出口手段を介して該シールドガス
を排出してスリーブと接触させ、溶接領域を遮蔽するた
めのシールドガス流路手段を備える。排出口手段は、レ
ーザビームにより溶解された金属が排出口手段を介して
溶接ミラー手段に飛散するのを阻止するための窪んだ排
出開口を有しており、排出口手段は、シールドガスを溶
接領域に亘り分布するように窪んだ開口手段から実質的
に外向きに円錐状に開いている。シールドガス流路手段
は、ハウジング手段を介して流れるシールドガスを集束
手段と接触させて該集束手段を冷却するように、集束手
段の周辺を取り巻くガス流通過手段を備える6 レーザ溶接ヘッドは、更に、伝搬されて来たレーザビー
ムを受けて、実質的に管の中心を通ずべくビーl\を再
指向するように調節可箭に取り付けられたビーム指向手
段を有するベース部を備える。
焦点距離維持手段は、排出口手段と軸方向に整列してハ
ウジング手段の周辺の周りに取り付けられたボールプラ
ンジャ手段と、該ボールプランジャ手段をスリーブ内壁
と接触関係に維持するためのばね負荷されたピン・トグ
ルアーム手段とを備え、該ボールプランジャ手段は、ハ
ウジング手段の半径に対して固定的に取り付けられて、
排出口手段の外縁をスリーブの内壁から所定距離だけ離
間して位置付け、それにより溶接ミラー手段をスリーブ
内壁から所定距離だけ離間して維持する。溶接ヘッド回
転手段は、駆動軸を有するモータ手段を備えており、該
駆動軸はそれと共に回転するように固着された駆動歯車
を有し、該駆動歯車は、円筒状ハウジング手段に固着さ
れた被駆動歯車と噛み合い、モータ手段が駆動軸を回転
する際にハウジングを回転する。
また、レーザ溶接ヘッド装置は、ハウジング手段を溶接
領域に対し軸方向に位置付けるための軸方向位置付は手
段をも備える。
また、本発明は、原子力蒸気発生器の管と所定の溶接場
所で密接するように最初に拡開されたスリーブを、該管
内て溶接するための方法であって、高出力レーザを蒸気
発生器のマンホールに隣接して位置付(プ、レーザビー
ム送光手段を該マンポールを介し蒸気発生器内に挿入し
、遠隔レーザビーム受光手段及び被溶接管の下方に溶接
ミラー手段を有する溶接ヘッドを備えた溶接ヘッド装置
を位置付けて、該溶接ヘッドを所定の溶接場所へと軸方
向に挿入し、レーザビーム受光手段による最適な送光及
びレーザビーム受光手段による最適な受光が実現される
ように遠隔レーザビーム受光手段をレーザビーム送光手
段と整列し、高出力レーザを作動して高出力レーザビー
ムをビーム送光手段を介してビーム受光手段に向は且つ
管内で溶接ヘッドへと上方に指向させ、レーザビームを
溶接ミラー手段でスリーブと接触するように反射し、所
定速度で溶接ヘッドを回転させてスリーブの周辺に沿い
スリーブと管との間の境界部を溶融する諸ステップを含
む方法をも提案する。この方法は更に、溶接場所をシー
ルドガスで遮蔽するステップを含む。
また、本発明は、蒸気発生器の管と密接するように各端
部で拡開されたスリーブを蒸気発生器の管内で溶接する
ための方法であって、高出力レーザからの高出力レーザ
ビームを、溶接ヘッドを有しスリーブの一端部近傍で管
内に配置された溶接ヘッド装置に伝送し、スリーブの内
周面に完結した融接路をレーザビームで円形に描くよう
に溶接ヘッドを回転することによりスリーブを管に融着
し、溶接ヘッド装置へのレーザビームの伝送を遮断し、
溶接ヘッドをスリーブの他端部近傍へと軸方向に割り出
し、溶接ヘッド装置に高出力レーザビームを伝送し、ス
リーブの内周面にレーザビームで第2の完結した融接路
を円形に描くように溶接ヘッドを回転することによりス
リーブを管に融着し、溶接ヘット装置へのレーザビーム
の伝送を遮断する諸ステップを含む方法を提案する。
レーザ溶接ヘッド装置の1つの好適な実施例においては
、ハウジング手段がスリーブ内で回転される際に該ハウ
ジング手段を連続的に並進するための軸方向並進手段が
設けられ、この並進手段は、ハウジング手段の各回転に
おいて融接路の幅よりも小さい距離だけハウジング手段
を移動するように作用し、それにより並進手段はスリー
ブと管との間に重なり合うスパイラル融接路を形成する
レーザ溶接ヘッド装置の別の実施例においては、スリー
ブ内でハウジング手段を所定距離だけ軸方向に並進する
軸方向並進手段が設けられて、それにより、溶接ヘッド
装置は、第1の融接路に隣接する第2の離散融接路に沿
い溶接を行う。
本発明は、添付図面を参照しての例示的具体例に関する
以下の説明から一層明瞭に理解されるであろう。
好jIrス」E伝!I勤朋− 第1図は、レーザ溶接装置10の好適な実施例を略示す
る図である。以下の幾つかの文節で装置の全体的構成に
ついて概略的に説明し、それに続いて各構成要素の詳細
な説明を行うことにする。
第1図を参照するに、典型例として示しである原子力蒸
気発生器は、数千木の管14からなる管束を備えている
が、図示を明瞭にするためにそのうち4木の管の端部だ
けを示すに留めた。スリーブ・管レーザ溶接装置10は
、欠陥部を修理するためにスリーブを溶接すべく蒸気発
生器の管板31の回りの種/Zの個所に存在する管14
に接近することができなければならない。少なくとも5
00W、そして好ましくは800WのC02レーザとす
ることがてきる高出力レーザ18は相当に高張るもので
あって、氷室20内に挿入することはできない。従って
、レーザ18は、氷室の外部に配置し、高出力レーザビ
ーム22をマンホール23を介して氷室20内に送り、
レーザビーム伝送系を用いて高出力レーザビーム22を
レーザ18から遠隔の溶接ヘッド26に向けることがで
きる。レーザビームを遠隔の溶接ヘッド26に向けるの
に適当な伝送系としては多くの形態のものが存在するが
、第1図に示したシステム形態が有利である。と言うの
は、これによれば、溶接ヘッドが接近可能である管の範
囲が制約されないからである。
第1図に示しであるレーザビーム伝送系は、レーザビー
ム送光器34のようなレーザビーム送光手段からの高出
力レーザビーム22を、該送出手段に対して物理的に接
続されていないレーザビーム受光器36のような遠隔の
レーザビーム受光手段に向ける。レーザビームを最適な
ビーノ\路に沿って指向し所要の入射角でビームを受け
るようにビーム伝送系の構成要素を整合もしくはアライ
ンメントするためにレーザビーム整合装置が用いられる
このレーザビーム整合装置は、然もなければ生ずるてあ
ろうところの損傷を阻止するために、ビーム伝送装置又
は蒸気発生器の如何なる構成要素も高出力ビームで不適
当に照射されないようにするためのものである。初期の
粗整合もしくは粗アラインメントの目的で、好適なレー
ザビーム整合装置は、低出力のHe N eレーザ38
或は別の可視光源、低出力ビーム検出器40.42及び
44、並びに幾つかのビデオカメラ45.46及び49
又は他の視覚観察装置を用いる。高出力レーザ18の前
部には、高出力レーザビームと長期間直接接触すること
に耐え得る高出力ビーム検出器を用いて該レーザ18を
整合するために、ビーム減衰器(ビーノ\反射器と呼ぶ
こともある)52のような部分ビーム反射器・ビーム強
度減衰器手段が配置される。
レーザ18を作動すると、高出力レーザビーム22がレ
ーザビーム送光器34に向けられ、該送光器34はレー
ザビームを遠隔レーザビーム受光器36に送出する。ビ
ームの直径は、レンズ54及び56により減少され、そ
してレーザビームはベース部29内で、1管14内の溶
接ヘッド26へと上向きに再指向される。
ビームは、好ましくはレンズ58のような集束手段によ
り集束されて出口62を介しミラー60のような反射手
段により溶接ヘッドから送り出される。ビーム22はス
リーブ12の材料を溶融し、管14とスリーブ12との
間の境界部64を溶融する。モータ66により溶接ヘッ
ド26を回転することによって、スリーブ12と管14
との間に漏れの無い密封部を形成する溶接が実現される
。レーザ溶接装置の各主構成要素については追って詳細
に説明する。
レーザビーム整ム び−゛二 第1図に示しであるレーザビーム整合及び伝送系は、遠
隔レーザビーム受光器36に高出力レーザビーl\22
を送り且つ該受光器36により受光されるように高出力
レーザ18からの高出力レーザビーム22を整合し、そ
して該遠隔レーザビーム受光器36からビームはスリー
ブ12を内部に溶接される管14内に配置されている遠
隔レーザ溶接ヘッド26に送られる。用いられているレ
ーザ18は、好ましくは400〜800Wの範囲内の高
出力レーザて゛あるので、高出力ビーム22の整合もし
くはアラインメントが不適切であれば、該ビームが、整
合及び伝送系又は蒸気発生器の構成要素と接触し、該構
成要素を損傷する可能性がある。従って、最初に、II
 e N eレーザのような低出力レーザからの可視光
ビームを用い、次いで、ビーム強度減衰器を通3a′−
た高出力ビームを用いる多段整合もしくはアラインメン
ト方式が有利である。
第2図には、高出力レーザ18の整合もしくはアライン
メントにおいて用いられる高出力レーザビーム路22に
沿って低出力レーザ38からの可視光ビームを向けるの
に用いられる好適な装置が示しである。この実施例にお
いては、低出力レーザビームロ8は最初に、薄膜70の
ような薄膜手段と接触し、該薄膜手段は、ビーl\の一
部分、好ましくは約50%の部分を第2のビーム路72
に沿って反射する。
その場き、残りのビーム部分は偏向ミラー74及び76
により部分ビーム反射器/ビーム強度減衰器52と接触
するように反射される。ビデオカメラ45のような観察
手段が、薄膜70を介して低出力ビームロ8を観察する
目的て配置されている。この薄膜70は、低出力レーザ
38からの光に対して半透明であり、ビーl\68を適
切なビーム路72に沿って反射するようにビデオカメラ
45を観察することにより調節され、反射されたビーム
は、ビーム反射器52により高出力ビーム路22に沿う
ように再指向される。
薄膜70とビデオカメラ45との間には小さい不透明な
1円板78が配置されており、薄膜手段70により低出
力レーザ放射がビデオカメラ45に向かって散乱される
のを阻止する。
第3図及び第4図には、部分ビーム反射器/ビーム強度
減衰器52の2つの可能な実施例が示しである。各実施
例において、ビーム減衰器の両側は反射性である。ビー
ム強度減衰器52は、高出力ビーム22の光路に沿い低
出力レーザ38からのビーノ、を反射することに加えて
、高出力ビームの大きさを、整合もしくはアラインメン
1〜にとって安全なレベルに減少するのに用いられる。
高出力ビームのヒーム強度を減少するために、ビーム強
度減衰器52か高出力ヒームの光路に配置されており、
モータ(図示せず)により回転される。高出力レーザビ
ーム22は、好ましくは、第3図のビーム強度減衰器5
2のスロット80に類似したスロット手段及び第4図の
ビーム強度減衰器52の好ましくは単一のアパーチャ8
2のようなアパーチャ手段を通る。但し、上記スロット
手段及びアパーチャ手段がビーム路と整列していること
か前提である。スロット80及びアパーチャ82が回転
されてビーム路から外れている場合には、ビーノ\は、
ビーム強度減衰器52の反射表面に当り、慣用のビーム
ダンプ部84に向けられて無害にされる。
ビーム強度減衰器52を通過するレーザビーム出力の大
きさは、スロワI〜80及びアパーチャ82の寸法及び
配置に依存する。好適な正味透過範囲は5〜10%の間
である。第3図のビーム強度減衰器52には、45度ず
つ離間して配置されてそれぞれ3度の角度に亘って延び
る8個のスロット80を設けるのが好ましい。従って、
ビームは、3[30度の回転中26度に対応する期間、
強度減衰器52を通過し、正味の透過率は67%となる
。800Wのレーザの場合には、伝送される減衰された
大きさは約54Wである。
第4図は好適なビーム強度減衰器52を示す。この例に
おいては、第3図のスロット80の代わりに、ビーム全
体を通過させるのに充分な大きさの単一のアパーチャ8
2が設けられている。この強度減衰器52の平均透過率
は約7%である。第4図に示した強度減衰器の方が有利
である。と言うのは、第3図に示した強度減衰器の場合
には溶接中、該減衰器をビーム路から取り外す必要があ
るが、第4図の減衰器の場合にはその必要がないからで
ある。
アパーチャ82は、光路と単に整列されるだけで、ビー
ムは妨害されることなく該アパーチャを通過することが
できる。
多重アパーチャ、種々の大きさ及び配置のアパーチャ、
並びにスロットを含め他のビーム強度減衰器の構成が可
能である。また、2つ以上の減衰器を直列に設けて使用
することもできよう。
固定のハウジング88内に設けられているミラー86の
ような反射手段は、ビーム路22がらの高出力又は低出
力ビームを光路90に沿いビーム送光器34に向ける。
ビーム送光器34及び遠隔ビーム受光器36の好適な実
施例は、第1図及び第5図に示されており、また、第6
図にも略示しである。ビーム路90に沿い指向されたビ
ームは、回転可能なハウジング94内に取り付けられて
いる好ましくは反射器92のような第1の調節可能な反
射手段により偏向される。この第1の反射器92は、ビ
ームを、回転可能なハウジング98内に取り叶けられて
いる好ましくは反射器96のような第2の調節可能な反
射手段に向ける。第1のモータ100は、歯車アセンブ
リ102を介して、反射器92を備えているハウジング
94を静止ハウジング88に対して回転し、そして第1
図に一部分なけが示されている第2のモータ104は、
歯車アセンブリ106を介し、反射器96を格納してい
るハウジング98をハウジング94に対して回転する。
反射器92及び反射器96が調節可能であることにより
、ビーム送光器34は、レーザビームを、スリーピング
修理が要求される管板31の周りの任意の位置に指向す
ることができる。なお、第1図には、管板31はその一
部分だけが示しである。
遠隔ビーム受光器36は、溶接ヘッドにビームを伝送す
るためにビームを受けることができるように調節可能て
なければならない。ビーム受光器36が適切に整列され
ている場合には、受光器34からのビームは、回転可能
なハウジング110内に取り付けられている好ましくは
反射器108のような調節可能な反射手段に当たり、回
転可能なハウジング114内に収り付けられている好ま
しくは反射器112のような第2の調節可能な反射手段
へ反射され、該第2の調節可能な反射手段は、ビームを
、非回転ヘース部29内に反射し、このベース部29に
おいてヒーム径はレンズ54及び56により減少されて
、レーザ溶接ヘッド26へと再指向される。モータ11
6て、歯車アセンブリ118を介しハウジング110を
ハウジング114に対して回転することにより反射器1
08は調節される。また、第1図に一部分なけが示され
ているモータ120で、歯車アセンブリ122を介して
ハウジング114をベース部29に対して回転すること
により反射器112が調節される。
ビームが、反射器112へと反射され、ベース部29及
び28を経て溶接ヘッド26へと反射されるためには、
ビームは、反射器108の中心に適切な角度で直接当た
らなければならない。初期整合は、ハウジング47に取
り付けられている好ましくはビデオカメラ46のような
観察手段を用いて行なわれる。
なお、該ハウジング47は、ビーム送光器34のハウジ
ング98に取り付けられているものてあって、反射器4
8を介してビーム受光器36の位置及び配向を観察する
ことができるように該ハウジング98と共に運動可能で
ある。次に、先に述べたように、高−23= 出力レーザビームが辿るビーム路と整列して低出力レー
ザ38又は他の可視光源が付勢され、光ビームがビーム
送光器34により送出される。ビーム路124に沿って
ハウジング98を出る際に、ビームは、ハウジング98
に運動可能に取り付けられている薄膜126のような薄
膜手段に衝突する。なお、このハウジング98は、流体
圧シリンダ131によりスライド130上でビーム路か
ら出るように摺動可能にハウジング128内に取り付け
るのが好ましい。薄膜126は、ビーム路132に沿う
ビーム部分を検出器40のような二軸ビーム検出手段に
向ける。該検出器40はX−Y座標で衝突点を識別する
信号を送出する。ビームがビーム検出器40の中心に衝
突したことを表わす信号は、ビームが、ビーム送光器3
4から反射器96により適切に指向されていることを意
味する。ビームの残りの部分はビーム路124を辿る。
ビーム路132に指向されるビームの割合は、異なった
反射率を有する薄膜126と交換することにより調節す
ることができる。ビーム路132に沿いビームの約3分
の1の部分を反射するのが好ましい。
ビーl−受光器36には、好ましくは、流体圧シリング
137によりスライド部材136上で運動可能にハウジ
ング134が取り付けられており、このハウジング13
4は、検出器42のような第2の二軸検出手段及び部分
反射ミラー138のような部分反射ミラー手段を収容し
ている。ビーム路124に沿って進行するビームの部分
は、部分的に反射性のミラー138を通過して、検出器
42に入射する。この検出器42は、X−Y座標で入射
点を識別する信号を送出する。中心入射を表わす信号は
、整合が適切であることを意味し、そして離心入射を表
わす信号は、正しい整合を行うためにビーム送光器34
及び受光器36を調節するのに用いられる。しかし、検
出器42は、ビーム受光器36に対するビームの入射角
を表示するのに用いることはてきない。この目的で、部
分反射ミラー138に入射するビームの一部分が反射さ
れる。ビーム送光器34及びビーム受光器36が適切に
整合されている場合には、この反射された部分は実質的
にビーム路1′14に沿って逆方向に進行する。ハウジ
ング110に取り付けられているハウジング50に装着
されたビデオカメラ49とするのが好ましい観察手段は
、反射器51を介してビーム送光器34に対する反射さ
れたビーム部分の配向を観察するのに用いられる。最適
に整合がなされている場合には、反射された部分はビー
ム路124に沿って進行し、薄膜126に当たり、ビー
ム路140に沿い反射されて、検出器44のようなビー
ム検出手段の中心に入射する。X−Y座標で中心部以外
における入射点を表わす検出器44からの信号は、ビー
ム送光器34及びビーム受光器36を調節するのに用い
られる。レンズ142.144及び146は、ビームが
検出器に入射する前に最大精度でビームを集束するのに
用いることができよう。
また、レンズ142.1.44及び146の代わりにフ
ィルタを用いることもてきるし、また、レンズ142.
144及び146と組み合わせてフィルタを使用し、不
所望な波長、例えばバックグラウンドの照明からの波長
を検出器40.42又は44に入射する前に除去するこ
とができよう。反射器92.96.108及び112の
調節が、検出器40.42及び44がらの信号に応答し
て動作するモータ100.104.116及び]、 2
0 ニより達成されたならば、整合(アラインメント)
過程の第1の局面は完了したことになる。
第2の整合の局面においては、高出力レーザ18が用い
られ、低出力検出器40.42及び44は、好ましくは
それぞれ流体圧シリンダ131及び137を作動するこ
とによりハウジング128及び134をスライド部材1
30及び136上でビーム路124から出るように摺動
することによりビーl入路から取り外すことが要求され
る。低出力レーザ38からの可視光ビームはオフに切り
換えられ、そして高出力レーザ18及び部分ビーム反射
器/強度減衰器52が作動される。強度減衰器52によ
り全強度の5〜10%に減衰された高出力ビームは、ミ
ラー86によりビーム送光器34に向けられ、反射器9
2及び96によりビーム送光器34から取り出される。
第6図に見ることができ、第7因に詳細に示されている
好ましくは環状ビーム検出器148のような第1の高出
力ビーム検出手段がハウジング98がらのビーム出口点
に配置されていて、ビームが適切な角度で反射器96に
より送光器34から出ているか否かを検出する。
ワンダリング(+++ander ring)とも称さ
れるこの環状検出器148は、幾つかの熱検出器150
、好ましくは4個の熱検出器150から構成されており
、ビームと検出器との間に最小の隙間を伴うようにして
、検出器150のいずれとも接触することなくビームが
該環状検出器148の中心を通過することができるよう
な寸法で実現されている。送光器34から適切な方向に
送光されたビームは、検出器130のいずれとも接触す
ることはない。ワンダリングもしくは環状検出器は、別
法として、適切に指向されたビームが全ての検出器15
0と僅かに接触するような寸法で構成することも可能で
ある。また、環状検出器148の代わりに板状検出器を
用いることもできよう。その場合、板状検出器は、初期
の整合もしくはアラインメントの目的ではビーム路12
4内に摺動し、そして整合過程の残りの期間は該ビーム
路124から取り出しておく必要があろう。
板状検出器152のような第2の高出力ビーム検=28
− 山手段が、ビーム受光器36に隣接しビーム路124に
配置されており、X−Y座標でビームの入射点を表わす
信号を発生する。中心入射点信号は、適切な整合もしく
はアラインメントを表わす。しかし、角度整合をも検査
しなければならない。この目的で、ハウジング134は
、ビームの一部分を部分反射ミラー138を通るように
反射するために、ビーム路124内に摺動し戻される。
最適な整合が達成されたならば、上記の反射されたビー
ム部分は、環状検出器148を逆方向に通過し、その場
合、検出器150はいずれの方向においてもビームと接
触することはなく、板状検出器152は中心入射を表わ
す信号を発生する。板状検出器152は、検出器42に
対する損傷を回避するために、部分反射ミラー138と
検出器42との間に配置しなければならない。ハウジン
グ134及び板状検出器152をそこでビーム′路12
4から摺動し出す。レーザ装置はレーザ溶接のために適
切に整合された状態となる。
溶接中、ビームが連続して送光器34から適切に送り出
されていることを確保するなめに環状検出器148を使
用することができる。
溶接には全ビーl\出力が必要とされるので、ビーム強
度減衰器52は減勢しなければならない。即ち、第3図
に示した強度減衰器52は、物理的にビーム路から取り
出さなければならない。しかし、第4図に示した好適な
強度減衰器52の場合、それを単に回転してアパーチャ
82をビーム路と整列してその位置にロックするだけで
良く、それによりビームは全強度で該アパーチャを通過
することがてきる。
k (耐花皿−NLL支り 第1図、第8図、第9図及び第10図は、好適なレーザ
溶接ヘッド装置24を示す。管板31の下方にはロボッ
I−アーム(腕)30により板25が配置されている。
該ロボットアーム30は、リング37で板25に取り付
けられている。第8図及び第9図に見ることができる3
つの線形ポテンショメータ19は、管板31に接触する
ことにより押し下げられた時に信号を発生し、管板31
の下方における板25のレベルの位置決めを可能にする
。溶接ヘッド26は、修理すべき管14の底部と整合さ
れ、そしてカムロック27がシリンダ21により近傍の
管内に伸長せしめられる。該シリンダ21は、液圧シリ
ンダ或は空気圧シリンダとすることができ、装置を支持
するように固定される。板25には静止ベース部29が
取り付けられ、そして親ねじ33をモータ35で回転す
ることにより、板25に収り付りられているスライド部
材32上を摺動ベース部28が昇降し、摺動ベース部2
8に装着されているレーザ溶接ヘッド26を、溶接場所
に向かい管14内へと軸方向に挿入する。レーザビーム
は、反射器112によりベース部29内に指向される。
レーザビームは、ベース部29内の反射器113のよう
な反射手段に当たり、そして該反射器113はビームを
して、レンズ54及び56を通過せしめ、それによりビ
ーム直径が減少される。ビームの直径は、レンズ54及
び56を通過する前には、0.625〜O’、75上口
(15,88〜19.05N肩)であり、通過後は0.
250〜0.3125in(6,35〜7.94N肩)
とするのが好ましい。このように直径を減少しない場合
には、ビームがレーザ溶接ヘッド26により受容されな
い可能性がある。
第11図、第8図、第9図及び第10図に示したビーム
受光器36は、管板31の殆んどの管内にスリーブを溶
接するのに使用することができる。幾つかの管には、こ
の装置により接近することができない。と言うのは、溶
接ヘッド26がスリーブを溶接すべき予め選択された管
の入口と整合し得る前に、シリンダ137が水室16と
接触してしまうからである。これ等の管内で溶接を行う
ためには、第2のビーム受光器(図示せず)を用いるの
が好ましい。
この第2のビーム受光器には、ビーム受光器36と同じ
構成要素が全て設けられる。しかし、静止ベース部29
は、図示のように、摺動ベース部28の右側ではなく左
側に配設するのが有利であろう。ハウジング110及び
114、カメラ49並びにシリンダ137も第1図で見
て摺動ベース部28の左方に延び、溶接ヘッド26を管
板31の全ての近傍の管の入口と整合することを可能に
する。
ビームはベース部29を出て、好ましくはセレン化亜鉛
から形成されている窓154を介し摺動ベース部28内
に入る。該窓154は、シールドガスを摺動ベース部2
8内に閉じ込める働きをする。摺動ベース部28内で、
ビームは、反射器156により、好ましくは反射器15
8のようなビーム指向手段へと反射され、該ビーム指向
手段もしくは反射器158は、第11図に詳細に示され
ているようにベース部28に回転可能に接続されてレー
ザ溶接ヘッド26に達している中空の円筒状部材160
を通るようにビームを指向する。ビームは、溶接ヘッド
26の円筒状ハウジング163内の中央の中空部分もし
くは空所162を通過し、レンズ58のような集束手段
により集束されて、ミラー60のような溶接ミラー手段
によりヘッド26から出口62を介して出るように指向
される。中実の円筒状ハウジングを有する溶接ヘッドが
好ましいが、ミラー及びレンズを支持するためのケージ
その他の手段を代わりに使用することかで・きよう。
レーザビームは、被溶接領域に集束しなければならない
。好ましくはセレン化亜鉛から形成されている集束レン
ズ58を通った後に、ビームは、好ましくは、銀被覆側
又は研磨されたモリブデンから形成されている溶接ミラ
ー60により溶接場所へと反射される。溶接ヘッド26
及び該ヘッド内に取り付けられている溶接ミラー60を
、管内のスリーブの内壁から所定距離に維持し、ビーム
が溶接のためにスリーブの内壁に集束された状態を保持
するためには、焦点距離維持手段が要求される。第1Z
図に描かれたヘッド26の断面図に最も明瞭に示されて
いる好適な焦点距離維持手段は、好ましくは鋼製のばね
荷重された球からなるボールプランジャ164と、該ボ
ールプランジャ164をスリーブの内壁と接触した状態
に維持する手段、例えばばね166によりスリーブの内
壁に当接されたトグルアーム165とを備えている。該
トグルアーム165は、スリーブの溶接中に受ける高温
に耐えることができる鋼又はセラミック材料から造るの
が好ましい。溶接ヘッド26の回転中、ボールプランジ
ャ164をスリーブの内壁に連続的に圧接して、それに
より、円筒状ハウジング163及び溶接ミラー60をス
リーブ内壁から所定距離だけ離間して維持すべく、ばね
166は、1/4〜i/2j!b(0,1,14〜0.
227Ag)の力を与えるようにするのが好ましい。ト
グルアーム165はその上部165aと円筒状ハウジン
グ163の部分163aとの接触によりその移動範囲が
制限される。ボールプランジャには、管の由々しい狭搾
部に遭遇した場合を除き、運動しないように2〜5ff
ib(0,91〜2.12kg)の力を付与するのが有
利である。
第13図及び第14図に示しである焦点距離維持手段の
別の実施例においては、ローラ168をスリーブ内壁と
接触するように付勢する少なくとも2つのばね荷重され
た圧縮ピン167が用いられる。ローラ168は、スリ
ーブ内でヘッドが回転することを可能にし、他方、ピン
167内のばね169は、ローラ168をスリーブ内壁
との係合間係に維持し、それにより、溶接ミラー60を
レンズ58によるスリーブ内壁へのビー18集束に必要
な所定距離だけスリーブ内壁から隙間して維持する。
酸素、水素及び他の有害な汚染物による溶接汚染を阻止
するために、溶接に対しシールドガスとして作用するよ
うに、ヘリウム、アルゴン又はそれ等の2つの混合物の
ような不活性ガスが溶接ヘッド26に供給される。この
ガスは、管路(図示せず)を介して第9図に示す入口1
70に供給され、ガスを円筒状部材160内で空所16
2内へと上向きに向けるシールドガス流路に沿い流れレ
ンズ58に衝突し、レンズ58の周辺部を経て、ガス流
路171を介しミラー60と接触し、そして出口(排出
口手段)62に設けられている開口172から流出する
また、シールドガスは、ヘッドZ6から流出する前に、
レンズ58及びミラー60に対して均等に分布された冷
却作用を与える。
出口62は円錐形又は釣り鐘状に窪んだ開口172から
外向きに開いている。窪んだ開口17Zから拡開された
出口62の形態により、溶接個所に対するシールドガス
の分布が助勢され、レーザ溶接で発生する煙やガスがレ
ーザビーム路を閉塞するのを阻止する。ボールプランジ
ャ164は、ヘッド26を、スリーブ内壁から所定の調
節可能な僅かな距離だけ離間し、それにより環状隙間が
形成され、そこを通って、煙やカスが溶接場所から追い
出される。
また、開口172の小さい寸法及び窪んだ位置付けで、
溶融した金属が空所162内に飛散したりミラー60又
はレンズ58上に飛散するのが最小限度に抑えられる。
レンズ58の焦点は、スペーサ174及び175と異な
った寸法のスペーサと交換することにより変えることが
できる。上側ハウジング部分176は、止めねじ178
を取り外した後に、下側ハウジング部分177から取り
外すことができる。再組立時には、スペーサ及びレンズ
58は下側ハウジング部分177の段部180に対して
荷重を加えるばね179により所定位置に維持される。
上側ハウジング部分176の先端181には、管の端部
への挿入を容易にするために、テーパ部182を設ける
のが好ましい。
ヘッド26は、円筒状のハウジング163に取り付けら
れたコネクタ184によって、ベース部28の円筒状部
材160に突出するように確りと固定することができる
。スリーブはその上端及び下端近傍で溶接しなければな
らず、下端部は通常管板31内に位置し、上端部は管1
4内に30〜60in(0,76〜1.5m)延びてい
るので、溶接ヘッド装置の好適な実施例においては、管
板31から種々の距離でヘッド26を位置付けることが
できる軸方向位置付は手段が要求される。好適な軸方向
位置付は手段においては、円筒状ハウジング163を円
筒状部材160に結合するための種々の長さの伸長コネ
クタ184の代わりに、ヘッド26をベース部28から
更に大きい距離だけ離間する働きをなす長いコネクタ1
84を使用することが考えられる。
管に対するスリーブの漏れのない溶接には、スリーブの
周辺を取り巻く融接路が必要とされるので、溶接ヘッド
回転手段が要求される。第8図及び第9図に見られる好
適な溶接ヘッド回転手段では、モータ取付部186を介
してベース部28に取り付けられているモータ66のよ
うなモータ手段が用いられる。このモータ手段は、後述
する歯車アセンブリのような駆動手段を介して溶接ヘッ
ド26を回転する。モータ軸188には、駆動歯車19
0が固定されており、この歯車190は被駆動歯車19
2と噛み合う。被駆動歯車192は、ベース部28に回
転自在に取り付けられている円筒状部材160に固着さ
れているので、モータ66の作動による歯車190の回
転で、円筒状部材160か回転される。円筒状ハウジン
グ163と円筒状部材160とは相対回転しないように
接続されているので、上側スリーブ継目を溶接する際、
コネクタもしくは接続部184による接続で、円筒状ハ
ウジング163は円筒状部材160と共に回転せしめら
れる。
単層溶接には、オーバーラツプスパイラル溶接パターン
が好適であることが判明している。従って、溶接ヘッド
の各回転毎に溶接幅よりも僅かに小さい距離だけ溶接ヘ
ッドを連続的に前進するための前進手段が必要とされる
。第8図に示しである好適な前進手段は、主として、ベ
ース部28に非回転的に取り付けられて、円筒状部材1
60の一部分に設けられている雄ねじと係合する雌ねじ
を有するブシュ194から構成される。このねじ式の前
進手段は、円筒状部材160が回転される際に、該円筒
状部材160をブシュ194及びベース部28に対−3
9= して上向き又は下向きに並進し、その結果、溶接ヘッド
26の相応の軸方向運動が実現されて、スパイラル(螺
旋状〉融接路が得られる。
別法としてマルヂパス溶接を用いることができ、そ・の
場合好適な多層溶接は、互いに近接した離散的な単層溶
接からなる。この形式の溶接の場合には、溶接ヘッドを
溶接幅よりも若干大きい距離だけ軸方向に位置割出しす
る前進手段が必要とされる。図示は省いであるが、この
ような前進手段は、液圧、空気圧或は機械的前進手段と
することができ、上述のねじ式の前進機構の代わりに用
いることができよう。
管・スリーブレー ゛ 遠隔場所へのレーザビームの伝送と関連して生ずるエネ
ルギ損失及び光学系に固有のエネルギ損失があるため、
レーザ18は、工作物に対しできるだけ近傍に配設する
のが推奨される。原子力発電プラントの蒸気発生器に対
するアクセスは制限されているので、管・スリーブ溶接
には、市販品として入手可能な最大出力レーザを使用す
ることはできない。また、約500Wの最小出力が要求
されるところから他の入手可能なレーザ装置も除外され
る。C02レーザが好適ではあるが、溶接ヘッド26に
500W を供給することができるレーザならば如何な
るレーザも使用することができよう。好適なレーザは、
蒸気発生器のマンボール24に隣接する場所に移送する
ことができ、800Wのレーザビームを発生することか
できるレーザである。このようなレーザは、現在、米国
マサチューセッツ州つェイクフィールドのレーザコーポ
レーション・オブ・アメリカ(Laser Corpo
ration of A+nerica)により製作さ
れている。
既述のビーム整合及び伝送系には多くの異なったレンズ
及びミラー材料を使用することができよう。レンズ及び
窓に対する好適な材料はセレン化亜鉛である。しかし、
他の公知の認容できるレンズ及び窓材料として、塩化カ
リウム、塩化ナトリウム及び臭化カリウノ\が挙げられ
る。また、好適なミラー材料としては、研磨された銅、
モリブデン、タングステン或は銀被覆鋼がある。薄膜は
、緊張状態で張架されて部分的に反射性の被覆材料で被
覆された薄肉のプラスチックシート材から形成するのが
好ましい。しかし、他の慣用の薄膜或はビーム分割器を
用いることも可能である。
低温度におけるスリーブの内壁の反射率を考慮した場合
、高出力ビームの反射を最小にし、光学系の構成要素に
対し潜在的に生じ得る損傷を最小限度にするためには、
スリーブ壁を高速加熱するように直ちにレーザを全出力
にすることが望ましい。しかし、レーザを急激に遮断し
た場合には、溶接に悪影響が及ぼされ得る。遮断前にレ
ーザ出力を400〜500Wの範囲に線形的に減少すれ
ば溶接の不完全性は最小限度に抑えられることが判明し
た。従って、管・スリーブ溶接中におけるレーザの好適
な出力曲線は第15図に示すような曲線となる。
レーザが設定され、ロボットアーム30によりレーザ溶
接ヘッド26が欠陥管14内に溶接すべきスリーブ12
に対する入口の下方に位置付けられ、そしてカムロック
27が作動されたならば、システムを整合しなければな
らない。第2図には、粗整合にとって有用な可視光を発
生する好ましくはHe N eレーザとすることができ
る低出力レーザ38が示しである。低出力ビームロ8は
、薄膜70に入射する。この薄膜70は、ビームの一部
分、好ましくは約50%をビーム路72に沿って反射し
、この反射されたビームは、偏向ミラー74及び76に
より部分ビーム反射器/強度減衰器52に入射するよう
に指向される。
可視ビームは、低出力ビームに対して半透明である薄膜
70を介し不透明円板78の周囲でビデオカメラ45に
より観察することができる。このビデオカメラ45は、
高出力ビーム路22に沿いビーム反射器52によって反
射されるようにビーム68を適切なビーム路72に沿い
反射するように薄膜70を調節する上で有用である。
反射器52(この反射器として好適な反射器は第4図に
示してあり、またその代わりに用いられる反射器は第3
図に示しである)の反射性部分に当った後に、低出力ビ
ームは高出力ビーム路22に沿って進むように指向され
る。次いでビーム68は、静止ハウジング88内でミラ
ー86により、第1図に見られるビーム送光器34に至
るビーム路90に沿って進むように指向される6回転可
能なハウジング94内にある第1の調節可能な反射器9
2はビームを、回転可能なハウジング98内の第2の調
節可能な反射器96へと反射する。該第2の調節可能な
反射器96は、ビーム68をビーム送光器34から送出
する。
ビームをビーム受光器36に指向するように送光器34
を整合すべくビーム送出路を調整する目的で、反射器4
8を介してビーノ\を観察する“ためにビデオカメラ4
6が用いられる。モータ100は、ビーム68が反射器
92に入射した後にビーム68のビーム路を調節するた
めに歯車アセンブリ102を介してハウジング94を回
転し、モータ104は、ビームが反射器96により反射
された後にビーム路を調節する目的で歯車アセンブリ1
06を介してハウジング98を回転する。
遠隔ビーム受光器36も、2つの回転可能なハウジング
110及び114を備えており、これ等のハウジング内
には調節可能な反射器108及び112が取り付けられ
ている。モータ116及び120は、それぞれの歯車ア
センブリ118及び122を介してハウジング110及
び114を回転する。最適ビーム路には、部分的に反射
性のミラー138が設けられている。反射器51を介し
て送光器34を観察するために、ハウジング110に取
り付けられているハウジング50にはビデオカメラ49
が装着されている。
可視レーザ38が作動され、そしてビーム路2Zに沿い
反射器52により反射されるようにビデオカメラ45に
より整合がなされた後に、ビーム送光器34及び受光器
36は、カメラ46及び49を介して粗整合することが
できる。カメラ46は、送光器34から出射された後の
ビーム68の進行路を観察し、ビーム68が部分反射ミ
ラー138に向かうように、回転ハウジング94及び9
8を介して反射器92及び96の調節を可能にする。ビ
ーム受光器36がビームを受光するように′適切に整合
されている場合には、ビームの一部分は、実質的に同じ
ビーム路を辿ってビーム送光器へと反射し戻される。こ
のビーム部分が上記のように反射されるまで、ビデオカ
メラ49を用いてハウジング110及び114の整合を
調節する。
ハウジング94及び98は、部分反射ミラー138の再
位置割出し後ビームが該ミラー138に当たるように再
調整することがてきる。
粗整合が達成された後にレーザ検出器を用いて更に正確
な整合を実現する。ビーム68がハウジング98を出る
際に、該ビームは薄膜126に衝突し、該薄膜はビーノ
\の一部分をビーム路132に沿うように偏向する。ビ
ームが、最適ビーム路に沿いビーム送光器から出射され
ている場合、薄膜126は、ビームの一部分をビーム検
出器40の中心部に入射するように指向する。パイロ電
気(熱電気)型とするのが好ましいビーム検出器40は
、X−Y座標でビーム入射位置を表わす信号を発生し、
この信号は、反射器52又は86を動かす等によりビー
ム出射路を調節するのに用いられる。
低出力ビームの残りの部分は、部分反射ミラー138に
入射し、該ミラー138は、ビームの一部分を透過し、
この透過ビームは、適切な整合が達成されている場合に
は検出器42の中心に入射する。
やはりパイロ電気型とするのが好ましいレーザ検出器4
2は、x −y座標で入射位置を表わす信号を発生し、
この信号は、検出器ti2に対する中心入射が達成され
るように受光器及び送光器を調節するのに用いられる。
ヒームの残りの部分は部分反射ミラー138により反射
される。適切な整きが達成されている場合には、このビ
ーム部分は実質的にその送光路に沿って逆方向に進行し
、薄膜126に入射し、そしてヒーム路140に沿い偏
向されて検出器44の中心に入射する。好ましくはパイ
ロ電気型の検出器44も入射位置を表わすX−Y座標信
号を発生し、この信号は、更に送光器34及び受光器3
6を調節するのに用いられる。検出器40.42及び4
4のそれぞれに対し正確な入射位置にビーム部分を集束
することがてきるようにするためにレンズ142.14
4及び146か用いられる。検出器の調整精度は、近似
的に、0.00014in(0,0036+x)である
低出力レーザによる咀整合が完了したら、高出力レーザ
自体での整合を行って、高出力ビームの最適な送光及び
受光を確保するのが好ましい。この場合、低出力レーザ
検出器40.42及び44は、それに対する損傷を阻止
するためにビーム路から取り出される。これ等の検出器
、薄膜125及び部分反射ミラー138は、それぞれ流
体圧シリンダ131及び137によりスライド部材13
0及び136に沿って容易に運動可能なように、第1図
、第5図、第6図及び第10図に示したハウジング12
8及び134のような摺動ハウジング内に取り付けるの
が有利である。部分反射ミラー138の代わりに、板状
検出器152が該ミラー138の位置に摺動で設定され
る。ビーム強度減衰器52がモータ(図示せず)により
回転され、高出力レーザ18が付勢される。ビーム強度
減衰器52は整合に使用するためにビーム路22に沿い
ビームの5〜10%を通過しビームの残りの部分は慣用
のビームダンプ部84に向けられる。
レーザを全出力で使用した場合には、レーザによる連続
的な直接照射に耐えることができない構成要素(板状検
出器152を含む)が損傷される可能性がある。しかし
、低出力に設定されたレーザの作動により放出されるビ
ームは、溶接に用いられる一48= 高出力設定で発生されるビームと同じ挙動をしない場1
があり、不正確な整合が斎らされる可能性がある。従っ
て、整合の目的ては、高出力ビームの一部分だけを伝送
するために、ビーム強度減衰器が用いられるのである。
第6図及び第7図に示されている、ワンダリング(u+
ander ring)とも称され、X−Y座標でビー
ム位置を表わす信号を発生する環状検出器148のよう
な第2の高出力レーザ検出器が、ビームがハウジング9
8からアパーチャ196の中心を経て出射されることを
確保するのに用いられる。ビームは、次いで、ビーム路
124に沿って進行し、板状検出器152に入射する。
中心で結合された梨形の高温熱電対から構成するのが好
ましい板状検出器152は、X−Y座標でビームの入射
点位置を表わす信号を発生ずる。低出力レーザ検出器4
2を保護するための支援手段として、部分反射ミラー1
38を板状検出器152と共にビーム路124内に摺動
設定する。高出力ビームの一部分は部分反射ミラー13
8により反射され、そして、ビーム送光器34及びビ−
ム受光器36が最適に整合している場合には、この反射
されたビームは実質的にビーム路124に沿い且つ環状
検出器148の中心を通って逆方向に進行する。検出器
148は、そこを通過するビームの位置を表わす信号を
発生ずる。検出器148及び152からの信号を用いて
、レーザビームが最適ビーム路に沿って伝送され且つ最
適ビーム受光が実現されるようにビーム送光器34及び
ビーム受光器36の整合を行うのに用いられたならば、
整合は完了し、高出力レーザ18はオフに切換えられる
高出力レーザ18からのビームの強度は、管内にスリー
ブを実際に溶接する時には、減衰しない方が有利である
。第4図に示しであるようなビーム強度減衰器52を使
用する際には、アパーチャ82をビーム路22内に回転
して位置付け、ビームが該アパーチャを全強度で通過゛
てきるようにする。第3図に示しであるようなビーム強
度減衰器52が用いられる場合には、この減衰器52は
溶接の際ビーム路から取り外さなければならない。
次いで、モータ66が作動され、モータ軸188が回転
されて、取り付けられている駆動歯車190が回転する
。駆動歯車190により被駆動歯車192が回転されて
、取り付けられている円筒状部材6oが回転される。溶
接ヘッド26は、円筒状ハウジング163を介して円筒
状部材160に結合されていることにより回転され、ま
た、上側の管・スリーブ継目を溶接する際には、伸長コ
ネクタ184によりハウジング163が円筒状部材16
0に結きされることにより回転する。ヘリウムとするの
が好ましいシールドガスが、入口170を介してベース
部28に供給され、中空の円筒状部材160を経て空所
162に流れ、ミラー58の周辺部を通りアパーチャ1
71 を経て、出口62の窪んだ開口172がら流出し
てスリーブ12と接触する。
次いで、レーザ18を全溶接出力、好ましくは前述した
ように、700ヘ−800Wで作動する。高出力ビーム
は、ビーム路22に沿って進行し、反射器86によりビ
ーム路90へと偏向され、反射器92により反射器96
に反射され、ビーノ\路124に沿って反射器108に
送られ、そこでビームは反射器122に反射され、該反
射器122によりビームはレーザ溶接ベース部29内に
向けられる。反゛射器113は、レンズ54及び56を
通るようにビームを指向し、該レンズによりビーム径が
減少された後、ビームは反射器156及び158により
中空の円筒状部材160を経て円筒状ハウジング163
内の空所162内に送られる6ビームはレンズ58によ
り集束され、溶接ヘッド26から、出口62の窪んだ開
口172を経てスリーブ12と接触する。
第16図は、スリーブ12の上部近傍の平坦化された境
界部もしくは溶接場所64におけるスリーブ12及び管
14の拡大断面図である。スリーブは、圧延、液圧拡開
又は他の拡開方法により、溶接場所64で管14と接触
するように拡開される。しかし、スリーブ材料の弾性復
帰力で、溶接場所64の管・スリーブ界面には小さい隙
間が生し得る。スリーブろう付は加工では、非常に小さ
い範囲の隙間寸法しか許容できないが、レーザ溶接によ
れば、o、oosinまでの隙間が存在していても有効
な溶接継目を形成することができる。また、ろう付けで
は、均質なろうの流れを実現するために比較的奇麗な表
面が必要とされ、通常、ろう付は前にホーニングその他
の清浄加工が必要とされる。これに対して相当な表面酸
化が存在しても有効なレーザ溶接継目を形成することが
できる。
多くの原子力蒸気発生器においては、0.040〜0.
055in(1,02〜1..40xx)の範囲内の厚
さを有するインコネル管が用いられている。このような
管に対する好適なスリーブ材料は、約0.04in(1
,02xx)の壁厚を有するインコネルである。第11
図及び第12図に示されているボールプランジャ164
及びばね荷重されたトグルアーム165のような焦点距
離維持手段がハウジング160の外縁204がスリーブ
12の内壁から所定距離だけ離間し、それにより溶接ミ
ラー60がスリーブ12の内壁から所定距離だけ離間し
て維持されるように、溶接ヘッド26をスリーブ12内
に回転可能に支持する。レンズ58及びミラー60は協
働して、高山カビ−11をスリーブに指向し、スリーブ
内壁の下方の好ましくは0.020〜0.030in(
0,51〜0.76M杓の点、例えばスリーブ12の壁
厚の2分の1〜・71分の1だけスリーブ内壁から下方
に有る点にビームを焦束する。
第17図は、溶接ヘッド装置を用いて形成された典型的
な溶接198を横断面で示す図である。最も重要な2つ
の溶接パラメータは、スリーブ12と管14との間の境
界部64における溶接幅200と、溶接深さ202もし
くは管14内への溶は込みである。境界部における好適
な溶接幅は、少なくとも0.046in(1,17Mz
)であり、他方理想的な溶接深さは少なくとも0.02
5in(0,64um)である。このような最適溶接パ
ラメータを達成するためには、溶接場所に供給されるレ
ーザ出力は500〜700Wとすべきてあり、レーザビ
ームは毎分7.5〜15in (19〜38cm)で溶
接表面を横切って移動し、2600〜5300ジユール
/ 1n(102,4〜208.7ジユ一ル/IIm)
の比エネルギーを供給すべきである。好適な範囲は、1
0.0〜12.5in/分(254,0〜317.5x
z/分)の移動速度で加えられる600〜700Wであ
る。なお、上記移動速度は、4.0〜7.5rpmの溶
接ヘッドの好適な回転速度に対応するものであるが、こ
の速度は、管及びスリーブの直径並びに加えられるレー
ザ出力に依存して変り得る。溶接ヘッドの回転速度が過
度に低い場合には、溶接個所に過度に高い比エネルギー
が加えられることとなり、その結果、レーザで管壁が焼
抜かれてしまうことが起り得る。また、溶接ヘッド26
の過度に早い回転は、管14に対するスリーブ12の均
質な融合を阻止する可能性がある。
溶接198は、窪んな開口172を介して溶接ヘッド2
6から流出しスリーブ12の内部及び管14の一部を満
たず好ましくはヘリウムのようなシールドガスにより汚
染から遮蔽される。溶接ヘッド26の表面204に面す
る窪んだ開口172からの排出口62の円錐形状により
溶解した溶接液相材料のプールが、該開口172を介し
て溶接ヘッド26内に飛散してミラー60及びレンズ5
8を損傷することが阻止される。
スリーブ内での単層溶接てスリーブと管との間には融接
路に沿い漏洩のない継目が形成される。
しかし、高い耐漏性及び劣化した管の補強のための充分
な溶接強さを確保するためには、多層溶接の方が好まし
い。スリーブの多層溶接を行う2つの好適な方法が第1
8図及び第19図に示しである。
即ち、第18図には境界部64でスリーブ周辺全体に亘
ってそれぞれ延在する2つの離散した溶接198が示し
である。これを実現するためには、1つの融接路に沿う
溶接が完了した後にレーザ溶接ヘッドを境界部における
溶接幅よりも大きい距離だけ上方又は下方に割出し、2
回目のパスを行う。付加的なパスは有害ではない。第1
9図には、スリーブの内部を取り巻く連続したスパイラ
ル(螺旋)融接路に沿い3回溶接を行って形成された溶
接206が示されており、この場合各パスは、境界部に
おいて、好ましくは少なくとも0.005in(0,1
3ix)だけ先行の溶接にオーバーラツプする。各溶接
の明瞭な溶接ルート208が観察できる。境界部64に
おける受容される幅のスパイラル溶接に対しては2回又
は3回以上の回転が要求されよう。第3の好適な実施例
として、境界部64で少なくとも0.005in(0,
13a+x)だけオーバーラツプする2回又は3回以上
の別々の溶接パスを行うことができよう。このようにし
て形成された溶接は、横断面は第19図の溶接に類似す
るが、しかしこの実施例の場合には、溶接パスはスパイ
ラルてはない。上述の3つの多層溶接型式によれば、全
て、受容し得る溶接が形成される。第15図に示すよう
に、レーザ出力は、レーザを遮断する前に、約500W
の有効出力となるまで線形的に減少される。
スリーブの一端を管に溶接した後に、溶接へ・ンドは、
スリーブの他端を管に結合すべく管内て位置割出ししな
ければならない。管14内に深く位置するスリーブの端
に溶接ヘッド26を割出す好適な方法によれば、所定の
長さを有する伸長コネクタ184が、円筒状ハウジング
163と円筒状部材160との間に挿入されて、管内で
溶接ヘッド26を所要の如く持ち上げる働きをする。ス
リーブの各端の溶接に続いて、ロボットアーム30によ
り溶接へ・ンドを管14かち取り出し、スリーブ溶接に
よる修理を必要とする次の管内に再び位置付けられる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、これ
等の実施例の多くの変更が可能であり、本発明は、ここ
に開示した実施例に限定されるものでないことを述べて
おく。
【図面の簡単な説明】
第1図は、蒸気発生器内に取り付けられた本発明の一実
施例によるレーザ溶接装置を、部分的に切除して立面図
て略示する図、第2図は、低出力レーザを高出力レーザ
と整合もしくは整列するのに用いられる装置を模式的に
示す図、第3図は、第2図の部分ビーム反射器/ビーム
強度減衰器の好適な実施例の1つを示ず拡大立面図、第
4図は、部分ビーム反射器/ビーム強度減衰器の別の好
適な実施例を示す拡大立面図、第5図は、好適なビーム
送光器及びビーム受光器を示す斜視立面図、第6図は好
適なビーム送光器及びビーム受光器を部分的に断面で示
ず立面図、第7図は、好適な環状検出器(ワンダリング
)の立面図、第8図は、板、摺動ベース部及び溶接ヘッ
ドを部分的に断面でしかも部分的に切除して示す立面図
、第9図は、板及び摺動ベース部を部分的に切除して示
す平面図、第10図は、好適なビーム受光器を部分的に
断面で示ず拡大図、第11図は、好適なレーザ溶接ヘッ
ドの縦断面図、第12図は、第11図の線■−■におけ
る断面図であって、焦点距離維持手段を示す図、第13
図は、別の溶接ヘッドの]二側部分を示す立面図、第1
4図は、第13図の線XI V −XI Vにおける断
面図であって別の焦点距離維持手段を示す図、第15図
は、時間の関数として供給されるレーザ出力を描くタイ
ムチャートを示す図、第16図は、スリーブを管と接触
するように拡開した後に平坦化した溶接場所の拡大縦断
面図、第17図は、本発明に従いスリーブと管との間に
形成された溶接部の拡大縦断面図、第18図は、スリー
ブの一端部に形成された2つの離散した溶接部の拡大縦
断面図、そして第19図は、3回のパスて形成されたス
パイラル融接路の拡大縦断面図である。 12・・・スリーブ   14・・・管16・・放射性
環境く水室) 22・・・レーザビーム 24・・・レーザ溶接ヘッド装置 26・・・溶接ヘッド  31・・・管板58・・・集
束手段くレンズ) 60・・・溶接ミラー手段(ミラー) 62・・・排出口手段(出口) ・ 64・・・境界部もしくは溶接場所 66・・・溶接ヘッド回転手段(モータ)162・・・
ハウジング手段の中空部分く空所)163・・・ハウジ
ング手段(ハウジング)164・・・焦点距離維持手段
(ボールプランジャ)165・・・焦点距離維持手段(
トグルアーム)166・・・焦点距離維持手段(ばね)
167・・・焦点距離維持手段(圧縮ピン)′168・
・・焦点距離維持手段(ローラ)出願人 ウェスチング
ハウス・エレクトリック・6O− FIG、 1 FIG、 2 FIG、 3 FIG、 4 FIG、 13 FIG、 +5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)管板により支持された複数の管を有する蒸気発生器
    の前記管内で、所定の溶接場所において前記管と近接関
    係で配置されているスリーブを溶接する方法であって、 集束手段、溶接ミラー手段及び焦点距離維持手段を有す
    る溶接ヘッドを前記管内で前記所定の溶接場所に位置付
    け、 レーザビームを前記溶接ヘッドに向け、 前記レーザビームを前記集束手段で集束し、集束された
    前記レーザビームを前記溶接ミラー手段で、前記所定の
    溶接場所において前記スリーブの一部分と接触するよう
    に反射する、 諸ステップを含む蒸気発生器管内へのスリーブの溶接方
    法において、 前記焦点距離維持手段で前記溶接ミラー手段と前記スリ
    ーブの内面との間に所定の焦点距離を維持し、 前記溶接ヘッドを所定速度で回転して、前記スリーブの
    内周面に円形の融接路を完結し、該融接路に沿い前記ス
    リーブを前記管に融着する、ことを特徴とする蒸気発生
    器管内へのスリーブ溶接方法。 2)レーザビームを用いてスリーブと管との間の境界部
    を溶融することにより前記スリーブを前記管内に溶接す
    るために放射性環境内で使用する遠隔制御式レーザ溶接
    ヘッド装置であって、 前記スリーブ内に軸方向に挿入されるように適応されて
    一端部に開口を有すると共に、一側にある排出口手段と
    、前記開口から軸方向に延び前記排出口手段に連通する
    中空部分とを有する円筒状のハウジング手段を備えるも
    のにおいて、 前記開口と前記排出口手段との間で、前記ハウジング手
    段の前記中空部分を介して伝達されるレーザビームを集
    束するために前記中空部分内に取り付けられた集束手段
    と、 前記排出口手段の近傍で前記ハウジング手段の前記中空
    部分内に設けられて、集束されたレーザビームを、前記
    排出口手段を介し反射させて前記スリーブと接触させ、
    該スリーブを前記管に融着するための溶接ミラー手段と
    、 前記レーザ溶接ヘッド装置の前記ハウジング手段を回転
    させて、前記レーザビームで前記スリーブの内壁に融接
    路を円形に描き、前記スリーブと前記管との間の境界部
    を溶融することにより前記スリーブを前記管に結合する
    ための溶接ヘッド回転手段と、 を備えていることを特徴とする遠隔制御式レーザ溶接ヘ
    ッド装置。
JP62012603A 1986-01-23 1987-01-23 蒸気発生器管内へのスリ−ブ溶接方法及び装置 Pending JPS62173092A (ja)

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