JPS62173003A - 亜鉛メツキ鋼板の調質圧延方法 - Google Patents
亜鉛メツキ鋼板の調質圧延方法Info
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- JPS62173003A JPS62173003A JP1173586A JP1173586A JPS62173003A JP S62173003 A JPS62173003 A JP S62173003A JP 1173586 A JP1173586 A JP 1173586A JP 1173586 A JP1173586 A JP 1173586A JP S62173003 A JPS62173003 A JP S62173003A
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
本発明は、亜鉛メッキ鋼板の湿式調質圧延方法に関する
ものである。
ものである。
（ロ）従来技術
亜鉛メッキ鋼板は、ストレッチャ・ストレインや腰折れ
を防止し、必要な機械的特性を与え、鋼板の形状を改善
して平坦にし、用途に適した表面粗さに仕上げるために
、調質圧延を行っている。
を防止し、必要な機械的特性を与え、鋼板の形状を改善
して平坦にし、用途に適した表面粗さに仕上げるために
、調質圧延を行っている。
通常は、電気亜鉛メッキ・ラインまたは溶融亜鉛メッキ
・ライン（ＣＧＬ ）の出側にも調質圧延機が設けられ
ているが、圧下能力が不足しているために、冷間圧延ラ
インの調質圧延機を利用する場合がある。
・ライン（ＣＧＬ ）の出側にも調質圧延機が設けられ
ているが、圧下能力が不足しているために、冷間圧延ラ
インの調質圧延機を利用する場合がある。
ところが、乾式の調質圧延を行うと、圧下率０．１％以
上の圧下を加えた場合亜鉛メッキが剥離し、それがロー
ルに付着し、鋼板表面に押込み疵を発生する。そのため
に、調質圧延油を使用している。
上の圧下を加えた場合亜鉛メッキが剥離し、それがロー
ルに付着し、鋼板表面に押込み疵を発生する。そのため
に、調質圧延油を使用している。
調質圧延油には、水溶性圧延油と油性圧延油とがある。
水溶性圧延油とは、油分が５〜１０チで水分が９０〜９
５％であるものをいう。油性圧延油とは１００チ原液の
ものをいう。
５％であるものをいう。油性圧延油とは１００チ原液の
ものをいう。
水溶性圧延油は、摩擦係数が高く、火災の心配もないの
で調質圧延作業がしやすい。しかし、亜鉛メッキ鋼板表
面に白錆が発生するおそれがあるので、実用化されてい
ない。
で調質圧延作業がしやすい。しかし、亜鉛メッキ鋼板表
面に白錆が発生するおそれがあるので、実用化されてい
ない。
油性圧延油は、防錆性は良好であるが、摩擦係数が低い
ので低伸び車載の制御が困難で次工程のスリップ乱尺の
原因となりやすく、また、ノーオイル指定品（製品表面
への油付着が禁止されているもの）の調質圧延には向が
ない。
ので低伸び車載の制御が困難で次工程のスリップ乱尺の
原因となりやすく、また、ノーオイル指定品（製品表面
への油付着が禁止されているもの）の調質圧延には向が
ない。
従来の亜鉛メッキ鋼板の調質圧延には、特殊な配合の油
性圧延油を使用し又（・る。しがし、通常の調質圧延機
は、冷延鋼板、メッキ鋼板兼用であるため、大損りな調
質圧延油の切換装置が必要となる。
性圧延油を使用し又（・る。しがし、通常の調質圧延機
は、冷延鋼板、メッキ鋼板兼用であるため、大損りな調
質圧延油の切換装置が必要となる。
０→ 発明が解決しようとする問題点
本発明が解決しようとする問題点は、通常の冷延鋼板と
同様の調質圧延油を使用して、しかも鋼板の白錆の発生
を防止し、圧延油の切換を不要にする亜鉛メッキ鋼板の
調質圧延方法を得ることにある。
同様の調質圧延油を使用して、しかも鋼板の白錆の発生
を防止し、圧延油の切換を不要にする亜鉛メッキ鋼板の
調質圧延方法を得ることにある。
に）問題点を解決するための手段
本発明の亜鉛メッキ鋼板の調質圧延方法は、溶融または
電気亜鉛メッキ後の鋼板表面に実質的に水分を含まない
油を塗布すること、水分を含む水溶性調質圧延油を用い
て該鋼板を調質圧延することによって上記問題点を解決
している。
電気亜鉛メッキ後の鋼板表面に実質的に水分を含まない
油を塗布すること、水分を含む水溶性調質圧延油を用い
て該鋼板を調質圧延することによって上記問題点を解決
している。
（ホ）実施例
第１図および第２図を参照して、本発明の調質圧延方法
について説明する。第１図に示すように、亜鉛メッキ・
ライン１においてメッキされた鋼板は亜鉛メンキライン
の出側または別の塗油ライン２において、実質的に水分
を含まない油、例えば、防錆油を塗布する。防錆油とは
、鋼板表面に塗布された後、強固な吸着膜障壁を形成し
、発錆の誘因となる諸物質の接近を防止する。防錆油は
石油系基油と各種防錆添加剤、界面活性剤からできてい
る。
について説明する。第１図に示すように、亜鉛メッキ・
ライン１においてメッキされた鋼板は亜鉛メンキライン
の出側または別の塗油ライン２において、実質的に水分
を含まない油、例えば、防錆油を塗布する。防錆油とは
、鋼板表面に塗布された後、強固な吸着膜障壁を形成し
、発錆の誘因となる諸物質の接近を防止する。防錆油は
石油系基油と各種防錆添加剤、界面活性剤からできてい
る。
次いで、調質圧延ライン３において水分を含む水溶性調
質圧延油を用いて調質圧延をする。
質圧延油を用いて調質圧延をする。
本発明の方法の具体的実施例について以下に説明する。
（１）対象鋼板
厚み０．６０３祁Ｘ幅１２２３咽
×材質ＪＩＳ冷延鋼板相当品
（２）メッキ種類
溶融亜鉛メッキ
付着量： ９０／ ９０ （’ｊ’／ ｍ” ）（３
）オイリング 塗布油： 防錆油 塗布量： ０．９９０ （ｇ−／ｍ２）塗布方法：静
電塗布 （４）調質圧延 圧下率：０．６（％） 圧延速度： １４５０（ｍ／ｍＬｒＬ）圧延油：水溶
性調質圧延油 圧延制御： 第２図に示すように、調質圧延機４の入側および出側に
検出ロール５Ａ、５Ｂを設け、鋼板６の速度を検出１−
る。検出速度を比較器７で比較し、速度差を演算器８で
演算して伸び率（圧下率）を求め、それを制御器９に送
って伸び率一定制御を行った。
）オイリング 塗布油： 防錆油 塗布量： ０．９９０ （ｇ−／ｍ２）塗布方法：静
電塗布 （４）調質圧延 圧下率：０．６（％） 圧延速度： １４５０（ｍ／ｍＬｒＬ）圧延油：水溶
性調質圧延油 圧延制御： 第２図に示すように、調質圧延機４の入側および出側に
検出ロール５Ａ、５Ｂを設け、鋼板６の速度を検出１−
る。検出速度を比較器７で比較し、速度差を演算器８で
演算して伸び率（圧下率）を求め、それを制御器９に送
って伸び率一定制御を行った。
（５）防錆試験結果
調質圧延後の試験片（幅１００ 、 Ｘ長さｌ ５０
ｍｙｎ ）を垂直に吊り下げ、屋内にて２４時間放置後
、１００μスペーサを挿入して３枚重ね合せ、ダブル・
クリップで固定した後、乾燥紙で梱包し、恒温恒湿（６
０℃×９０係湿度）中に４５日間水平に放置し、錆の発
生状況を観察した。試験片表面には発錆がみられず、良
好であった。
ｍｙｎ ）を垂直に吊り下げ、屋内にて２４時間放置後
、１００μスペーサを挿入して３枚重ね合せ、ダブル・
クリップで固定した後、乾燥紙で梱包し、恒温恒湿（６
０℃×９０係湿度）中に４５日間水平に放置し、錆の発
生状況を観察した。試験片表面には発錆がみられず、良
好であった。
（へ）効果
本発明の方法によれば、調質圧延の能率が向上し、さら
に製品の表面には白錆もなく良好である。
に製品の表面には白錆もなく良好である。
第１図は本発明の方法の概略説明図。第２図は調質圧延
制御の一例を示す説明図。 ４：調質圧延機 ５Ａ、５Ｂ：検出ロール６：鋼板
制御の一例を示す説明図。 ４：調質圧延機 ５Ａ、５Ｂ：検出ロール６：鋼板
Claims (1)
- 亜鉛メッキ後の鋼板表面に実質的に水分を含まない油を
塗布すること、水分を含む水溶性調質圧延油を用いて該
鋼板を調質圧延することからなる亜鉛メッキ鋼板の調質
圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1173586A JPS62173003A (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | 亜鉛メツキ鋼板の調質圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1173586A JPS62173003A (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | 亜鉛メツキ鋼板の調質圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62173003A true JPS62173003A (ja) | 1987-07-29 |
Family
ID=11786289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1173586A Pending JPS62173003A (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | 亜鉛メツキ鋼板の調質圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62173003A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02270975A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-11-06 | Nippon Oil Co Ltd | 表面処理鋼板用防錆油組成物 |
| US7988366B2 (en) * | 2005-07-21 | 2011-08-02 | Ntn Corporation | Retainer for rolling bearing and rolling bearing |
-
1986
- 1986-01-22 JP JP1173586A patent/JPS62173003A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02270975A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-11-06 | Nippon Oil Co Ltd | 表面処理鋼板用防錆油組成物 |
| US7988366B2 (en) * | 2005-07-21 | 2011-08-02 | Ntn Corporation | Retainer for rolling bearing and rolling bearing |
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