JPS6217284A - ウインドレギユレ−タ - Google Patents
ウインドレギユレ−タInfo
- Publication number
- JPS6217284A JPS6217284A JP15452985A JP15452985A JPS6217284A JP S6217284 A JPS6217284 A JP S6217284A JP 15452985 A JP15452985 A JP 15452985A JP 15452985 A JP15452985 A JP 15452985A JP S6217284 A JPS6217284 A JP S6217284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier plate
- shoe
- slide shoe
- guide rail
- window glass
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明はウィンドレギュレータに関する。さらに詳しく
は、自動車の窓がラスや建物などの窓ガラスを昇降させ
るに適したケーブル駆動式のウィンドレギュレータに関
する。 [従来の技術] 従来のケーブル駆動式のウィンドレギュレータにはたと
えば第5〜6図に示されるようなキャリヤプレートが用
いられる。同図において、(1)は自動率のドアに上下
方向に配設されたガイドレール、(2)は斗ヤリャプレ
ー)、(3)は窓ガラスで、キャリヤプレート(2)に
連結されたケーブル(4)により窓ガラス(3)は上下
に昇降するようになっている。キャリヤプレート(2)
にはたとえば千鳥状にスライドシュー(5)が配置され
、それがガイドレール(1)上の長手方向に形成された
凸状141部(6)に摺接して窓〃うス(3)の横方向
の動きをガイドしている。 ところで自動車や建物の窓ガラスは一般に表面積が大か
く重量がある。そのため横方向のガイドを安定させるた
め、とくに自動車のドア用窓ガラスのばあいには前倒へ
を防止するために、前記スライドシュー(5)の上下方
向の間隔(つまりガイドレール(1)の長子方向に沿う
間隔)を大きくとることが有利である。そのため従来の
キャリヤプレート(2)はいずれも上下方向の寸法(H
)が結構大かいものとなっており、たとえば第5図に示
されているキャリヤプレートにおいでは窓がフス(3)
の下縁から下方に突出する部分(d)を有する形状が採
用されている。 [発明が解決しようとする問題i、] ところが近年、自動車や建物などではデザイン性や視界
性の向上のため窓ガラスの面積を大きくとる傾向がある
。とりわけ自動率においてはドアの窓ガラスの上下寸法
を大きくする要請が強い。 しかし従来のキャリヤプレート(2)を用いるテーブル
駆動式のウィンドレギュレータにおいては、窓ガラス(
3)の下端縁より突出した部分(d)などがドアパネル
内でデッドスペースを生ぜしめるので、ガイドレール(
1)の長さが窓ガラス(3)の昇降に必要なスYローク
よりも大きくなり、そのため一定の寸法のドアに使用し
うる窓ガラスの上下寸法を大きくすることが制約されて
いる。 本発明はかかる事情に鑑み、窓ガラスの横方向の動きを
充分ガイドしながら、キャリヤプレートの上下方向の寸
法を小さくすることができる新規な構造のウィンドレギ
ュレータを提供するものである。 [問題、懺を解決するための手段] 本発明はガイドレールに沿ってキャリヤプレートに固定
された窓ガラスを移動させるようにしたウィンドレギュ
レータであって、前記キャリヤプレート上に固定された
固定スライドシューと、前記キャリヤプレートからガイ
ドレールの長子方向に突出しているシュ一部材を備えた
可動スライドシューとを有し、該可動スライドシューが
ガイドレールの長手方向に沿ってシュ一部材が前記キャ
リヤプレートから離れる方向にスプリングの付勢力で伸
長され、かつ前記シュ一部材がストッパに当接したとき
は前記スプリングをたわめて前記キャリヤプレートに接
近する方向に短縮せられる構成が採用される。 [作 用] 本発明においては、可動スライドシューがキャリヤプレ
ートから離れる方向に伸長するため、該可動スライドシ
ューのシュ一部材と固定スライドシューとの間隔を充分
大きくして窓ガラスの横方向の動きを安定させる二とが
できる。 しかも可動スライドシューはキャリヤプレートが端末ま
で動いてストッパなどに当接したときはキャリヤプレー
トに接近する方向に短縮せられるので、ドアパネル内な
どに上下方向のデッドスペースを生ぜしめることがない
。 本発明におけるキャリヤプレートには、固定スライドシ
ューと可動スライドシューの基部とを取りつけるだけで
よく、それらの取付間層を上下方向に大きくしなくとも
、シュ一部材がガイドレールと摺接する上下2点間の間
隔を大きくとれるので、キャリヤプレートの上下寸法を
極力小さくすることができる。 [実施例J つぎに本発明のウィンドレギュレータの実施例を説明す
る。 第1図は本発明の一実施例におけるキャリヤプレートま
わりの正面図、第2図は第1図における(X) −(X
)線部分断面図、第3図は第1図に示された可動スライ
ドシューの斜視図、第4図は第1図に示された可動スラ
イドシューが短縮された状態を示すキャリヤプレートま
わりの正面図である。 第1図には自動車のドアパネル内に組込まれたウィンド
レギュレータにおけるキャリヤプレートまわりが示され
ており、同図においで(1)はガイドレール、(2)は
キャリヤプレー)t(3)は窓ガラスである。前記ガイ
ドレール(1)はド7パネル内に上下方向に延びて配置
されでいる。 第2図に示されているようにガイドレール(1)は−側
部に二重に折り曲げて形成された凸状ガイド部(6)を
有し他側部では側縁を折り曲げたビードが形成されてい
る。 キャリヤプレート(2)は2個のグロメッFあるいはボ
ルトなどの適宜の結合手段(7)で窓がラス(3)の下
縁に沿って固定される。そしてキャリヤプレート(2)
にはガイドレール(1)の両端縁に2次的に摺接せられ
る2個のがイドシュー(8)とガイドレール(1)の凸
状ガイド部(6)に1次的に摺接せられる2個の固定ス
ライドシュー(9)とが固定せられ、さらに後述する可
動スライドシュー(10)が取りつけられている。前記
がイドシュー(8)はポリ7セタールなどの合成樹脂で
作られ、2個とも同一断面形状を呈するL字形部材であ
る。第2図に示されるようにそれらの基部はキャリヤプ
レート(2)を構成する金属プレートにインサート成形
などにより固着されており、先ji部には小突起(8a
)が形成せられている。前記小突起(8a)はガイドレ
ール(1)の背面に軽く接触しているが、台部(8b)
の内面はガイドレール(1)の側縁とは若干の間隔が設
けられている。このガイドシュー(8)は主として台部
(8b)の内面でがイド作用を奏すべく設けられたもの
であり、通常の使用状態においては接触しないか、もし
くは接触しても実質的にガイドしでいないが、窓ガラス
(3)が大きく横方向に傾斜しようとするときに接触し
、窓がラス(3)がそれ以上に傾斜することを阻止すべ
くがイド作用を奏するようになっている。なお前記「2
次的に摺接」の意味もこのような意味で用いられている
。 前記固定スライドシュー(9)はキャリヤプレー) (
2)の上部と下部に固定されており、前記がイドシュ−
(8)と同じような合成樹脂材料より作られている。断
面形状は2個ともたがいに同じであって、第2図に示さ
れでいるようにガイドレール(1)の凸状ガイド部(6
)が摺接せられるI!1部(9a)が形成せられ、その
基部はキャリヤプレート(2)に固着されている。前記
凹部(9a)は凸状ガイドn(6)に常に両サイドから
接するように精密に内幅寸法が仕上げられ、窓ガラス(
3)の横方向の動きを常時精密に案内するようにな っ
ている、このように凸状ガイドn<6>の両端面と固定
スライドシュー(9)の摺接面とはほぼ密着状態であり
、窓プラス(3)の昇降の際や外部からの振動によって
も〃夕が発生することがない、なお固定スライドシュー
(9)は前記した合成樹脂で作られているため滑動性が
高く、その〃イド作用はスムーズであり、メンテナンス
も不要である。 前記可動スライドシュー(10)はつぎのように構成さ
れでいる。第3図に示されでいるように、シュ一部材(
11)はほぼL字形のアーム(12)の下端部に固定さ
れでおり、アーム(12)は上部ガイド(13)と下部
ガイド(14)とで上下動を案内されるようになってい
る。アーム(12)のほぼ中央部にはバネ受板(15)
が設けられており、このバネ受板(15)と前記上部ガ
イド(13)の下面との間には圧縮スプリング(16)
が介装されている。 前記シュ一部材(11)は前記固定スライドシュー(9
)と同じ合成樹脂材料で作られており、ガイドレール(
1)の凸状がイド部(6)に摺接せられる四部(l1m
)が形成せられている。この凹部(l1m)は固定スラ
イドシュー(9)の凹部(9a)と同一形状、同一寸法
に形成せられ、前記固定スライドシュー(9)と協働し
て通常使用時における〃イド作用を奏する。IfJ記ア
ーム(12)は正面視でL字形の部材であり、剛性を高
めるためその長側縁にはビード(12也)が設けられ断
面アングル状“に形成されている。このアーム(12)
は上部ガイド(13)と下部ガイド(14)とで案内さ
れて上下°に摺動可能であり、上端部には抜は止めピン
(17)が取りつけられている。上部ガイド(13)お
よび下部ガイド(14)はいずれもがイドシュー(8)
と同じ合成樹脂製であり、インサート成形などによりキ
ャリヤプレート(2)に固定されている。 上部ガイド(13)は左側部材(13m)と右側部材(
13b)とからなり、それらによってアーム(12)の
ビード(12m)部を挟持するようになってい、そして
左側部材(13a)は一体に成形された円弧状部(13
c)によって弾力的にアーム(12)を右側部材(13
tt)IIに押しつけている。下部ガイド(14)も上
部ガイド(13)と同様に左側部材(14m>と右側部
材(14b)とからなり、それらによって前記ビード(
12a)部を挟持するようになっているが、円弧状部(
14c)は右gIs材(14b)に設けられており、そ
れによって弾力的にアーム(12)を左側部材(14a
)gIlに押しつけている。前記スプリング(16)は
圧縮スプリングであって、その弾発力をバネ受板(15
)を介して7−ム(12)に伝え、シュ一部材(11)
を今ヤリャプレー)(2)から離れる方向に付勢してい
る。第1図に示されたシュ一部材(11)の状態は、そ
のようにして可動スライドシュー(1G)が伸長された
状態である。また前記スプリング(16)は外力が加わ
るとたわめられるので、アーム(12)がドアパネル内
のストッパ(18)などに当接したときはアーム(12
)が上昇し、シュ一部材(11)がキャリヤプレート(
2)に接近させられる。第4図にはそのような状態が示
されている。 キャリヤプレート(2)には第1図に示されているよう
に昇降操作用のケーブル(4)が上下方向に取りつけら
れており、それを手動あるいは電動モータなどで駆動さ
れる巻取ドラム(図示されていない)で巻取り、あるい
は巻戻しで駆動するとキャリヤプレート(2)が昇降さ
れ、それに伴って窓ガラス(3)が昇降する。 つぎに本実施例の作用を説明する。窓ガラス(3)がク
ープル(4)で引張られてドアパネル内を昇降する際は
、第1図に示されるように可動スライドシュー(10)
が伸長しており、それにより固定スライドシュー(9)
との間隔が広くとられている。したがってこの状態では
ガイドレール(1)による窓ガラス(3)のガイド作用
はかなり精密かつ確実に行なわれ、とくに自動車のドア
の窓における前倒れ(矢印(P)方向に倒れよるとする
傾向)を確実に規制しうる。−万態ガラス(3)がドア
パネル内に引きこめられ、最下端に達するとアーム(1
2)がドアパネル内のストッパ(18)に当接してキャ
リヤプレー)(2)に対し接近する方向に短縮せられる
。なおドアパネル内の最下端まで窓ガラス(3)が収容
された後は、窓ガラス(3)の前倒れはほとんど問題に
ならな覧1゜ 第1〜4図に示す実施例においでは、シュ一部材(11
)がキャリヤプレート(2)の下方に突出しているが、
上方に突出していてもよい、また上方に突出する可動ス
ライドシューと下方に突出する可動スライドシューとを
2本備えていてもよく、1本の可動スライドシ1−の上
下端にそれぞれシュ一部材を設けてもよい、後者のばあ
いは可動スライドシューを常時中間の高さに保持する上
るにスプリングを配置するとよい。 寂上のごとく本発明のウインドレギエレータにおいては
、キャリヤプレート(2)まわりの上下寸法を〃イド機
能を損なわずに小さくすることができる。 本実施例においては、可動スライドシュー(10)が以
上のように伸縮自在に動くことから、キャリヤプレート
(2)には固定スライドシュー(9)を固定するととも
にたとえばその側方に可動スライドシュー(10)の基
部を取りつけることで〃イド機構を構成することができ
るので、その上下寸法をいちじるしく小さくすることが
できる。 [発明の効果] 本発明においてはキャリヤプレートの上下寸法を小さく
することができるので、たとえばドアパネル内のデッド
スペースをほとんどなくするか、またはきわめて小さく
することができる。 そのため同じドア寸法でありながら上下寸法の大きい窓
ガラスを装備することが可能となる。
は、自動車の窓がラスや建物などの窓ガラスを昇降させ
るに適したケーブル駆動式のウィンドレギュレータに関
する。 [従来の技術] 従来のケーブル駆動式のウィンドレギュレータにはたと
えば第5〜6図に示されるようなキャリヤプレートが用
いられる。同図において、(1)は自動率のドアに上下
方向に配設されたガイドレール、(2)は斗ヤリャプレ
ー)、(3)は窓ガラスで、キャリヤプレート(2)に
連結されたケーブル(4)により窓ガラス(3)は上下
に昇降するようになっている。キャリヤプレート(2)
にはたとえば千鳥状にスライドシュー(5)が配置され
、それがガイドレール(1)上の長手方向に形成された
凸状141部(6)に摺接して窓〃うス(3)の横方向
の動きをガイドしている。 ところで自動車や建物の窓ガラスは一般に表面積が大か
く重量がある。そのため横方向のガイドを安定させるた
め、とくに自動車のドア用窓ガラスのばあいには前倒へ
を防止するために、前記スライドシュー(5)の上下方
向の間隔(つまりガイドレール(1)の長子方向に沿う
間隔)を大きくとることが有利である。そのため従来の
キャリヤプレート(2)はいずれも上下方向の寸法(H
)が結構大かいものとなっており、たとえば第5図に示
されているキャリヤプレートにおいでは窓がフス(3)
の下縁から下方に突出する部分(d)を有する形状が採
用されている。 [発明が解決しようとする問題i、] ところが近年、自動車や建物などではデザイン性や視界
性の向上のため窓ガラスの面積を大きくとる傾向がある
。とりわけ自動率においてはドアの窓ガラスの上下寸法
を大きくする要請が強い。 しかし従来のキャリヤプレート(2)を用いるテーブル
駆動式のウィンドレギュレータにおいては、窓ガラス(
3)の下端縁より突出した部分(d)などがドアパネル
内でデッドスペースを生ぜしめるので、ガイドレール(
1)の長さが窓ガラス(3)の昇降に必要なスYローク
よりも大きくなり、そのため一定の寸法のドアに使用し
うる窓ガラスの上下寸法を大きくすることが制約されて
いる。 本発明はかかる事情に鑑み、窓ガラスの横方向の動きを
充分ガイドしながら、キャリヤプレートの上下方向の寸
法を小さくすることができる新規な構造のウィンドレギ
ュレータを提供するものである。 [問題、懺を解決するための手段] 本発明はガイドレールに沿ってキャリヤプレートに固定
された窓ガラスを移動させるようにしたウィンドレギュ
レータであって、前記キャリヤプレート上に固定された
固定スライドシューと、前記キャリヤプレートからガイ
ドレールの長子方向に突出しているシュ一部材を備えた
可動スライドシューとを有し、該可動スライドシューが
ガイドレールの長手方向に沿ってシュ一部材が前記キャ
リヤプレートから離れる方向にスプリングの付勢力で伸
長され、かつ前記シュ一部材がストッパに当接したとき
は前記スプリングをたわめて前記キャリヤプレートに接
近する方向に短縮せられる構成が採用される。 [作 用] 本発明においては、可動スライドシューがキャリヤプレ
ートから離れる方向に伸長するため、該可動スライドシ
ューのシュ一部材と固定スライドシューとの間隔を充分
大きくして窓ガラスの横方向の動きを安定させる二とが
できる。 しかも可動スライドシューはキャリヤプレートが端末ま
で動いてストッパなどに当接したときはキャリヤプレー
トに接近する方向に短縮せられるので、ドアパネル内な
どに上下方向のデッドスペースを生ぜしめることがない
。 本発明におけるキャリヤプレートには、固定スライドシ
ューと可動スライドシューの基部とを取りつけるだけで
よく、それらの取付間層を上下方向に大きくしなくとも
、シュ一部材がガイドレールと摺接する上下2点間の間
隔を大きくとれるので、キャリヤプレートの上下寸法を
極力小さくすることができる。 [実施例J つぎに本発明のウィンドレギュレータの実施例を説明す
る。 第1図は本発明の一実施例におけるキャリヤプレートま
わりの正面図、第2図は第1図における(X) −(X
)線部分断面図、第3図は第1図に示された可動スライ
ドシューの斜視図、第4図は第1図に示された可動スラ
イドシューが短縮された状態を示すキャリヤプレートま
わりの正面図である。 第1図には自動車のドアパネル内に組込まれたウィンド
レギュレータにおけるキャリヤプレートまわりが示され
ており、同図においで(1)はガイドレール、(2)は
キャリヤプレー)t(3)は窓ガラスである。前記ガイ
ドレール(1)はド7パネル内に上下方向に延びて配置
されでいる。 第2図に示されているようにガイドレール(1)は−側
部に二重に折り曲げて形成された凸状ガイド部(6)を
有し他側部では側縁を折り曲げたビードが形成されてい
る。 キャリヤプレート(2)は2個のグロメッFあるいはボ
ルトなどの適宜の結合手段(7)で窓がラス(3)の下
縁に沿って固定される。そしてキャリヤプレート(2)
にはガイドレール(1)の両端縁に2次的に摺接せられ
る2個のがイドシュー(8)とガイドレール(1)の凸
状ガイド部(6)に1次的に摺接せられる2個の固定ス
ライドシュー(9)とが固定せられ、さらに後述する可
動スライドシュー(10)が取りつけられている。前記
がイドシュー(8)はポリ7セタールなどの合成樹脂で
作られ、2個とも同一断面形状を呈するL字形部材であ
る。第2図に示されるようにそれらの基部はキャリヤプ
レート(2)を構成する金属プレートにインサート成形
などにより固着されており、先ji部には小突起(8a
)が形成せられている。前記小突起(8a)はガイドレ
ール(1)の背面に軽く接触しているが、台部(8b)
の内面はガイドレール(1)の側縁とは若干の間隔が設
けられている。このガイドシュー(8)は主として台部
(8b)の内面でがイド作用を奏すべく設けられたもの
であり、通常の使用状態においては接触しないか、もし
くは接触しても実質的にガイドしでいないが、窓ガラス
(3)が大きく横方向に傾斜しようとするときに接触し
、窓がラス(3)がそれ以上に傾斜することを阻止すべ
くがイド作用を奏するようになっている。なお前記「2
次的に摺接」の意味もこのような意味で用いられている
。 前記固定スライドシュー(9)はキャリヤプレー) (
2)の上部と下部に固定されており、前記がイドシュ−
(8)と同じような合成樹脂材料より作られている。断
面形状は2個ともたがいに同じであって、第2図に示さ
れでいるようにガイドレール(1)の凸状ガイド部(6
)が摺接せられるI!1部(9a)が形成せられ、その
基部はキャリヤプレート(2)に固着されている。前記
凹部(9a)は凸状ガイドn(6)に常に両サイドから
接するように精密に内幅寸法が仕上げられ、窓ガラス(
3)の横方向の動きを常時精密に案内するようにな っ
ている、このように凸状ガイドn<6>の両端面と固定
スライドシュー(9)の摺接面とはほぼ密着状態であり
、窓プラス(3)の昇降の際や外部からの振動によって
も〃夕が発生することがない、なお固定スライドシュー
(9)は前記した合成樹脂で作られているため滑動性が
高く、その〃イド作用はスムーズであり、メンテナンス
も不要である。 前記可動スライドシュー(10)はつぎのように構成さ
れでいる。第3図に示されでいるように、シュ一部材(
11)はほぼL字形のアーム(12)の下端部に固定さ
れでおり、アーム(12)は上部ガイド(13)と下部
ガイド(14)とで上下動を案内されるようになってい
る。アーム(12)のほぼ中央部にはバネ受板(15)
が設けられており、このバネ受板(15)と前記上部ガ
イド(13)の下面との間には圧縮スプリング(16)
が介装されている。 前記シュ一部材(11)は前記固定スライドシュー(9
)と同じ合成樹脂材料で作られており、ガイドレール(
1)の凸状がイド部(6)に摺接せられる四部(l1m
)が形成せられている。この凹部(l1m)は固定スラ
イドシュー(9)の凹部(9a)と同一形状、同一寸法
に形成せられ、前記固定スライドシュー(9)と協働し
て通常使用時における〃イド作用を奏する。IfJ記ア
ーム(12)は正面視でL字形の部材であり、剛性を高
めるためその長側縁にはビード(12也)が設けられ断
面アングル状“に形成されている。このアーム(12)
は上部ガイド(13)と下部ガイド(14)とで案内さ
れて上下°に摺動可能であり、上端部には抜は止めピン
(17)が取りつけられている。上部ガイド(13)お
よび下部ガイド(14)はいずれもがイドシュー(8)
と同じ合成樹脂製であり、インサート成形などによりキ
ャリヤプレート(2)に固定されている。 上部ガイド(13)は左側部材(13m)と右側部材(
13b)とからなり、それらによってアーム(12)の
ビード(12m)部を挟持するようになってい、そして
左側部材(13a)は一体に成形された円弧状部(13
c)によって弾力的にアーム(12)を右側部材(13
tt)IIに押しつけている。下部ガイド(14)も上
部ガイド(13)と同様に左側部材(14m>と右側部
材(14b)とからなり、それらによって前記ビード(
12a)部を挟持するようになっているが、円弧状部(
14c)は右gIs材(14b)に設けられており、そ
れによって弾力的にアーム(12)を左側部材(14a
)gIlに押しつけている。前記スプリング(16)は
圧縮スプリングであって、その弾発力をバネ受板(15
)を介して7−ム(12)に伝え、シュ一部材(11)
を今ヤリャプレー)(2)から離れる方向に付勢してい
る。第1図に示されたシュ一部材(11)の状態は、そ
のようにして可動スライドシュー(1G)が伸長された
状態である。また前記スプリング(16)は外力が加わ
るとたわめられるので、アーム(12)がドアパネル内
のストッパ(18)などに当接したときはアーム(12
)が上昇し、シュ一部材(11)がキャリヤプレート(
2)に接近させられる。第4図にはそのような状態が示
されている。 キャリヤプレート(2)には第1図に示されているよう
に昇降操作用のケーブル(4)が上下方向に取りつけら
れており、それを手動あるいは電動モータなどで駆動さ
れる巻取ドラム(図示されていない)で巻取り、あるい
は巻戻しで駆動するとキャリヤプレート(2)が昇降さ
れ、それに伴って窓ガラス(3)が昇降する。 つぎに本実施例の作用を説明する。窓ガラス(3)がク
ープル(4)で引張られてドアパネル内を昇降する際は
、第1図に示されるように可動スライドシュー(10)
が伸長しており、それにより固定スライドシュー(9)
との間隔が広くとられている。したがってこの状態では
ガイドレール(1)による窓ガラス(3)のガイド作用
はかなり精密かつ確実に行なわれ、とくに自動車のドア
の窓における前倒れ(矢印(P)方向に倒れよるとする
傾向)を確実に規制しうる。−万態ガラス(3)がドア
パネル内に引きこめられ、最下端に達するとアーム(1
2)がドアパネル内のストッパ(18)に当接してキャ
リヤプレー)(2)に対し接近する方向に短縮せられる
。なおドアパネル内の最下端まで窓ガラス(3)が収容
された後は、窓ガラス(3)の前倒れはほとんど問題に
ならな覧1゜ 第1〜4図に示す実施例においでは、シュ一部材(11
)がキャリヤプレート(2)の下方に突出しているが、
上方に突出していてもよい、また上方に突出する可動ス
ライドシューと下方に突出する可動スライドシューとを
2本備えていてもよく、1本の可動スライドシ1−の上
下端にそれぞれシュ一部材を設けてもよい、後者のばあ
いは可動スライドシューを常時中間の高さに保持する上
るにスプリングを配置するとよい。 寂上のごとく本発明のウインドレギエレータにおいては
、キャリヤプレート(2)まわりの上下寸法を〃イド機
能を損なわずに小さくすることができる。 本実施例においては、可動スライドシュー(10)が以
上のように伸縮自在に動くことから、キャリヤプレート
(2)には固定スライドシュー(9)を固定するととも
にたとえばその側方に可動スライドシュー(10)の基
部を取りつけることで〃イド機構を構成することができ
るので、その上下寸法をいちじるしく小さくすることが
できる。 [発明の効果] 本発明においてはキャリヤプレートの上下寸法を小さく
することができるので、たとえばドアパネル内のデッド
スペースをほとんどなくするか、またはきわめて小さく
することができる。 そのため同じドア寸法でありながら上下寸法の大きい窓
ガラスを装備することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例におけるキャリヤプレートま
わりの正面図、第2図は第1図における(X)−(X)
線部分断面図、第3図は第1図に示された可動スライド
シ1−の斜視図、第4図は第1図に示された可動スライ
ドシューが短縮された状態を示すキャリヤプレートまわ
りの正面図7、#S5図およtj第6図はそれぞれ従来
のウインドレギエレータにおけるキャリヤプレートの正
面図および断面図である。 (図面の主要符号) (1):、fイドレール (2):キャリャプレート (3):窓ガラス (8):がイドシュー (9):固定スライドシュー (10):可動スライドシl− ;t′2囮 才3図
わりの正面図、第2図は第1図における(X)−(X)
線部分断面図、第3図は第1図に示された可動スライド
シ1−の斜視図、第4図は第1図に示された可動スライ
ドシューが短縮された状態を示すキャリヤプレートまわ
りの正面図7、#S5図およtj第6図はそれぞれ従来
のウインドレギエレータにおけるキャリヤプレートの正
面図および断面図である。 (図面の主要符号) (1):、fイドレール (2):キャリャプレート (3):窓ガラス (8):がイドシュー (9):固定スライドシュー (10):可動スライドシl− ;t′2囮 才3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガイドレールに沿ってキャリヤプレートに固定され
た窓ガラスを移動させるようにしたウインドレギュレー
タであって、前記キャリヤプレート上に固定された固定
スライドシューと、前記キャリヤプレートからガイドレ
ールの長手方向に突出しているシュー部材を備えた可動
スライドシューとを有し、該可動スライドシューがガイ
ドレールの長手方向に沿ってシュー部材が前記キャリヤ
プレートか ら離れる方向にスプリングの付勢力で伸長され、かつ前
記シュー部材がストッパに当接したときに前記スプリン
グをたわめて前記キャリヤプレートに接近する方向に短
縮せられるように構成されたウインドレギュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15452985A JPS6217284A (ja) | 1985-07-13 | 1985-07-13 | ウインドレギユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15452985A JPS6217284A (ja) | 1985-07-13 | 1985-07-13 | ウインドレギユレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6217284A true JPS6217284A (ja) | 1987-01-26 |
JPH0558117B2 JPH0558117B2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=15586246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15452985A Granted JPS6217284A (ja) | 1985-07-13 | 1985-07-13 | ウインドレギユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6217284A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017008483A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-12 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 対象物移動装置 |
JP2020070562A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | シロキ工業株式会社 | ウインドレギュレータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211987U (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-24 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5558970A (en) * | 1978-10-20 | 1980-05-02 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | Grinder feed control method and its device |
-
1985
- 1985-07-13 JP JP15452985A patent/JPS6217284A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211987U (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-24 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017008483A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-12 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 対象物移動装置 |
JP2020070562A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | シロキ工業株式会社 | ウインドレギュレータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558117B2 (ja) | 1993-08-25 |
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