JPS6217262A - 高所作業台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は作業者によシ遠隔操作可能な高所作業台に関す
るものである。

（従来の技術） 従来、垂直壁面に沿って２次元の移動をして、建設現場
での溶接、配管、配線、塗装作業またはビルの外壁の清
掃、塗装、ガラス拭等の高所作業には、自走式または牽
引式高所作業リフト、昇降作業台または組立て足場等が
使用されていた。

（発明が解決しようとする問題点） 前記高所作業リフトでは、作業の安全性と能率向上を計
るためには高価なリフトを購入し々ければならない。ま
た前記の昇降作業台では上下方向しか移動できなくて不
便であシ作業能率が上らない。また組立て足場では、足
場の資材運搬、作業現場での組立・解体尋に工数と工期
とを必要とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、壁面　　　　
　　）上部両端部に配設されたブレーキ付電動ウィンチ
と、同各電動ウィンチのワイヤロープを介して両側部を
懸吊された作業谷と、前記一双の電動ウィンチを駆動制
御して前記ワイヤロープを介して前記作業台を所要の方
向に移動揚しめるように構成され九制御装置と、前記作
業台上に配設された傾斜補正装置とよりなり、同傾斜補
正装置は前記作業台の傾斜限度を検知して前記制御装置
に信号を送勺前記電動ウィンチの駆動を制御して前記作
業台の姿勢を補正するように構成されたことを特徴とす
る高所作業台に係シ、その目的とする処は、簡単な構造
で製造コストを低減できる。また作業の安全性と能率と
を向上できる高所作業台を供する点にある。

（作用） 本発明は前記のように構成されているので、制御装置に
よって前記２台のブレーキ付電動ウィンチを夫々独立に
回転させ、同ウィンチのワイヤロープを介して同作業台
を作業壁面の所要地点に移動せしめるようにしたので、
作業能率が向上する。

また前記傾斜補正装置によシ自動的に作業台の水平状態
を補正するので、作業の安全性が向上する。

（実施例） 次に本発明の高所作業台を第１〜１２図に示す実施例に
より具体的に説明する。作業を必要とする対象物の壁面
（１）の上部両端部にブレーキ付電動ウィンチ（２バ２
層；設けられ、同電動ウィンチ（２＋（２）のワイヤロ
ープ（３）（３１が吊金具（４）（４）の孔（４，）　
（４，）に取付けられ、同吊金具（４）がローラベアリ
ング（５）を介して作業台（６）のガードパイプ（７）
に取付けられている。また操作盤（８）及び傾斜補正装
置（９）が同作業台（６）上に配設されている。またキ
ャスタα〔α〔が高所作業台（６）の前面両端部に取付
けられ、同キャスタαＱは合成ゴム製の車輪αυを有し
、同車輪（１１）の支持部（ｌ１ｇ）がクッション住り
を介してキャスター取付部（１０ｇ）に取付けられてい
る。また操作盤（８）は取付台（１７１上に円筒箱（至
）が取付けられ、同円筒箱ＣＩＦＤの上部の孔に調心球
軸受α値を介して操作レバー翰が取付けられ、円筒箱α
Ｂ上面には、方向支持板Ｉ２１）が取付けられ、円筒箱
Ｑ８１の内周下端部に接点（イ）が設けられ、同接点に
連結された信号箱（ハ）が円筒箱吐の外周下部に取付け
られ、操作レバー■の下端部が同窓に復元ばね（財）を
有し、同復元ばねＱ４の先端が円筒箱θねの底部の中心
孔に挿入されている。また信号箱（ハ）と制御装置αｅ
とが信号配線を介して接続されている。同信号配線はワ
イヤロープ（３）と共に撓みを持たせてホースに挿入さ
れている。また第１１．１２図のように距離検出器αａ
、リミットスイッチαりが設けられ、制御装置αｅに信
号配線によシ接続されている。傾斜補正装置（９）は気
泡管（ハ）に導電性液体（ハ）と気泡（５）とが封入さ
れ、気泡管（ハ）の両側端部に信号箱＠弼を配していて
、同信号箱＠（至）と制御装置住ｅとが信号配線で連結
されている。

また第１１図に示す実施例では、直流サーボモータＣ３
０１Ｃ３０）によ）ブレーキ付電動ウィンチ（２）（２
）が駆動され、第１２図に示す実施例では、インバータ
制御インダクションモータＯＤＯυによシブレーキ付電
動ウィンチ（２）（２）が駆動されるようになっている
。

次に前記高所作業台の作用を具体的に説明する。

作業者が一つの作業位置の作業を終えて、次の作業位置
へ移る場合には、操作盤（８）の操作レバー翰を方向支
持板０７１）上に標記の指向する方向に倒す。

そうすると、操作レバー（イ）の下端部が接点ｃ！２に
接触し、その接触位置を知らせる信号が信号箱（ハ）か
ら出されて、制御装置ｃｌｌ１９が受けると、制御装置
ａｅに内蔵されたマイクロコンピュータの記憶または演
算した結果により、ブレーキ付電動ウィンチ（２）（２
）の駆動モータＣ３０１（至）または０１１ｅ１１）に
夫々独立の信号を発する。第１１図に示す実施例の場合
は、直流サーボモータ（至）に取付けられたタコジェネ
レータとサーボパックとのフィードバックシステムによ
シ直流サーボモータ（至）の回転速度即ち、ワイヤロー
プ（３）の移動速度が制御装置ａｅから受けた信号に従
がっているように確定し、ノくルスジエネレータとポジ
ションノミツクとのフィードバックシステムによシ直流
サーボモータ（至）の回転数即ち、ワイヤロープ（３）
の移動距離が制御装置αＱから受けた信号に従がってい
るように確定する。また第１２図に示す実施例の場合は
、インノミ−夕が制御装置αｅの信号のようにインダク
ションモータＧυの回転速度即ち、ワイヤロープ（３）
の移動速度を確定し、パルスジェネレータのフィードバ
ックシステムによシインダクションモータＧ１）の回転
数即ち、ワイヤロープ（３）の移動距離が制御装置αＱ
から受けた信゛号に従がっているように確定する。もし
ワイヤロープ（３）の移動距離と移動速度との間に一定
の関係が損なわれると、高所作業台（６）が傾斜する。

このとき、傾斜補正装置（９）が第１０図のように傾斜
すると、気泡罰が左側の信号箱（ハ）への電流を断とす
る。即ち導電性液体（ハ）と左側の信号箱（ハ）とが気
泡（５）によシミ流が断となる。そうすると今迄で信号
箱（至）から信号配線を経て制御装置αｅへ流れていた
電流信号が断たれたことによシ制御装置（ｌＥ９が駆動
モータｃ！６Ｃ３ｔｌｌまたはＣ３１）（３１）に信号
を送って、損なわれたワイヤロープ（３）の移動距離と
移動速度との関係を補正することによ）、高所作業台（
６）の傾斜補正装置（９）の気泡罰が中央に移動して、
同傾斜補正装置（９）の両側の信号箱（至）に電流が流
れるようになるまで、高所作業台（６）の姿勢を修正す
る。また所期の位置に高所作業台（６）が到着すると、
作業者が操作レバー（イ）を中立位置に戻どすと、高所
作業台（６）はそこに停止する。作業台（６）は、移動
時にキャスタα〔を介して壁面（１）を転置する。また
作業台（６）が安全移動範囲以外へ移動しようとすると
、移動安全範囲の境界線上に設けられた突起（図示せず
）にリミットスイッチα９が接触し、その信号が制御装
置αｅに送られ、制御装置ａｅが駆動モータ＠）■また
はＧυｏｌ）を停止する。また距離検出器α４が電動ウ
ィンチ（２）（２）と高所作業台（６）との位置を検出
し、表示装置Ｃ３２１に表示する。

また高所作業台（６）を斜行させたいときは、斜行程の
上下成分行程だけ、上下方向に移動した後に、左右成分
行程だけ左右方向に移動する。または、左右方向の移動
の後に上下方向の移動してもよい。

（発明、の効果） 本発明は前記のように一双のブレーキ付電動ウィンチの
二本のワイヤロープを制御装置によシ制御し作業台を壁
面上を二次元に移動させ、作業台が傾斜すると簡単な傾
斜補正装置で作業台の傾斜を補正するという簡単な構造
で製造コストを低減できる。また作業台が水平姿勢を損
うことなく、安全作業範囲以外に移動しないようになっ
ておシ、かつ上下方向、左右方向自在に移動できるので
、作業の安全性と能率とを向上できる効果がある。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の高所作業台の実施例を示す正面図、第
２図は第１図の側面図、第３図はワイヤロープとガート
９パイプとの連結部を示す縦断側面図、第４図は高所作
業台が壁面移動するとき転動するキャスタの側面図、第
５図は第４図の平面図、第６図は操作盤の縦断側面図、
第７図は第６図の断面Ａ視図、第８図は第６図のＢ視図
、第９図は傾斜補正装置の側面図、第１０図は傾斜補正
装置が限度まで傾いた状態を示す側面図、第１１図はブ
レーキ付電動ウィンチが直流誉−ボモータによシ駆動さ
れる実施例を示すブロック図、第１２図はブレーキ付電
動ウィンチがインバータ制御インダクションモータによ
シ駆動される他の実施例を示すブロック図である。 （１）・・・壁面、（２）・・・ブレーキ付電動ウィン
チ、（３）・・・ワイヤロープ、（６）・・・作業台、
（９）・・・傾斜補正装置、αｅ・・・制御装置。 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 外２名 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 壁面上部両端部に配設されたブレーキ付電動ウインチと
   、同各電動ウインチのワイヤロープを介して両側部を懸
   吊された作業台と、前記一双の電動ウインチを駆動制御
   して前記ワイヤロープを介して前記作業台を所要の方向
   に移動せしめるように構成された制御装置と、前記作業
   台上に配設された傾斜補正装置とよりなり、同傾斜補正
   装置は前記作業台の傾斜限度を検知して前記制御装置に
   信号を送り前記電動ウインチの駆動を制御して前記作業
   台の姿勢を補正するように構成されたことを特徴とする
   高所作業台。