JPS62171775A - 毛筆状塗布具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主として液状口紅等の粘性の大きな液状化粧料
の塗布に使用される毛筆状塗布具に関する。

従来の技術 従来より液状口紅等の塗布具として、毛筆状塗布先部材
の根元部に導出部材を接続し、使用のたびごとに塗布液
押出し機構を操作し【、塗布液を導出部材を通して押出
し、塗布するようにしたものが知られている。

発明が解決しようとする問題点 このような塗布具では塗布する際、塗布先部材の先端部
を多用し、先端部において塗布液の使用量が最も多い。

この従来の塗布具では、塗布液は塗布先部材の根元部６
二供給され、先端部には毛管現象により移送されること
（二なっているが、液状口紅のよう（御粘性の大きな塗
布液ではこの移送は遅（不充分であり、塗布先部材先端
部では塗布液が不足しやす（、塗布時（二かすれを生じ
やすい。

本発明はこのように不都合を解消し、かすれを生じにく
い毛筆状塗布具を実現しようとするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は毛筆状の塗布先部材と、この塗布先部材（二対
して移動し、先端が塗布先部材の先端部ないし根元部に
位置しうる導出部材と、この導出部材先端が塗布先部材
先端部（：位置するとき、この導出部材を通じて塗布液
を塗布先部材先端部≦二押用す塗布液押出し機構とを有
する毛筆状塗布具である。

作用 したがって本発明の毛筆状塗布具では導出部材先端が塗
布先部材先端部に移動し、この先端部区二直接筆記液を
供給し、塗布時日：は導出部材先端を塗布先部材根元部
に移動して塗布シニ支障をきたさないようにすることが
できる。

実施例 次（：図示する本発明の実施例（二ついて述べる。

第１図ａ　４　ｄは第１実施例の毛筆状塗布具１０を示
す。この塗布具１０（二おいて、塗布先部材１１は毛体
な束ねてなり、軸部１２の先端に固足されている。この
塗布先部材１１内には細パイプよりなる導出部材１３の
先端が差込まれ、この導出部材１３の後端は塗布液タン
ク１４に接続し、導出部材１３および塗布液タンク１４
は一体となって軸部１２内を前後移動可能となり、導出
部材１３先端を塗布先部材１１の先端部ないし根元部に
位置させることができる。塗布液タンク１４は内部に液
状口紅等の塗布液１５を収納し、後端にはピストン１６
が設けられている。このピストン１６から後方？＝パイ
プ体１７が伸び、このパイプ体１７内（；形成された鋸
歯１８に、軸部１２後端に設けられた押ボタン１９から
前方（二伸びる棒体２０先端のバネ片２１が係合してい
る。さら≦二塗布液タンク１４を軸部１２５二対し後方
へ押す弱いバネ２２オよび塗布液タンク１４から押ボタ
ン１９を後方へ押す強いバネ２３が設けられ、また押ボ
タン１９は導出部材１３、塗布液タンク１４のストロー
ク区；鋸歯１８１歯分の長さを加えた長さのストローク
を有するよう設定され、ピストン１６から押ボタン１９
に連らなる塗布液押出し機構が構成されている。

この塗布具１０は以上の構成であるから次のよ５＋二作
動する。この塗布具１０は１通常第１図ａに示すよ５（
二、導出部材１３先端は塗布先部材１１の根元部に位置
し、この状態で塗布先部材１１を用いて塗布液を塗布す
る。

塗布先部材１１の塗布液がなくなると指で押ボタン１９
を押す。こうすると第１図すに示すように弱いバネ２２
が縮み導出部材１３先端は塗布先部材１１の先端部に移
動する。さらに押ボタン１９を押すと、第１図Ｃに示す
よう弧二強いバネ２３が縮み、棒体２０のバネ片２１が
鋸［ｒ１８と係合してピストン１６を鋸歯１８１歯分の
長さだけ押し、塗布液タンク１４の塗布液１５を導出部
材１３先端から押出し、塗布先部材１１の先端部Ｉ：供
給する。

次に押ボタン１９から指を離すと、第１図ｄ（二示すよ
うに、導出部材１３、塗布液タンク１４および押ボタン
１９はもとの位置に戻り、ピストン１６は塗布液タンク
１４に対して移動しないので、棒体２０先端のバネ片２
１は変形しつつ、鋸歯１８（：沿って後方を二移動し、
ｌ歯後方の歯に係合するようになり、次にピストン１６
を押すため（二備える。

この塗布具１０は、こうして上記操作を繰り返し、塗布
先部材１１の先端≦二塗布液を供給しつつ使用される。

次に第２図ａ−ｅ　（：示す第２実施例の毛筆状塗布具
３０区二ついて説明する。この塗布具３０４二おいて、
塗布先部材３１は、ゴム等を用いた多孔弾性材を毛矩状
シニ形成してなり、細部（図示しない）に固定されてい
る。この塗布先部材３１の外周シーはゴムパイプよりな
る導出部材３２が移動可能に設けられ、この導出部材３
２先端は塗布先部材３１の先端部ないし根元部Ｃ二位置
することができ、また塗布液押出し機構（図示しない）
により、導出部材３２先端が塗布先部材１１先端部にあ
るとき塗布液３３が押出されるようになっている。

したがってこの塗布具３０も前記塗布具１０と同様にし
て使用される。すなわち通常は第２図ａに示す状態であ
り、この状態で使用され、塗布先部材の塗布液がな（な
ると、第２図ｂ　ｃ示すようＣ−導出部材３２を前進さ
せて塗布液３３を押出し、第２図Ｃに示すように導出部
材３２を戻すことにより、塗布先部材３１の先端部を含
む外周全体に塗布液３３を供給する・ 本発明において塗布先部材は上述のように毛体を束ねた
もの、多孔弾性材よりなるもの等毛筆状のものであれば
任意であり、また導出部材も上記細パイプ、ゴムパイプ
のほか多孔材よりなるもの等各種のものを使用すること
ができる。

導出部材の配置も塗布先部材の内部、外周のいずれでも
よく、特に、上記例のように毛体な束ねた塗布先部材に
ついては、導出部材を内部に設け、多孔弾性材よりなる
塗布先部材については導出部材を外周（二設けることが
構造上容易で好都合である。また導出部材は塗布先部材
に対して相対的に移動するものであればよ（、上記例の
よう５二導出部材が移動する代りに１ｍ布先部材が移動
するよう≦ニしてもよい。さらＣ二塗布液押出し機構は
任意の構成のものを使用することができ、導出部材先端
が塗布先部材先端部Ｃ二あるとき塗布液を押出すもので
あればよ（、導出部先端が移動中、あるいは塗布先部材
根元部ニアルときにも塗布液を押出することかできるよ
うにしてもよい。

発明の効果 本発明の毛筆状塗布具は上述のようＣ二、導出部材が移
動して塗布先部材先端部に直接塗布液を押出すので、塗
布液の粘性が太き（毛管現象（＝よる移送が期待できな
い場合でも、塗布先部材先端部に充分な塗布液を供給す
ることができ、塗布時のかすれを防ぐことができる。ま
た塗布時５二は導出部材は塗布先部材根元部（二位置す
るので塗布の妨げにはならないことはいうまでもない。

よって本発明の塗布具は液状口紅、マスカラ、マニキュ
ア等の高粘性の塗布液（二ついての使用（：好適である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の正断面図であり、ａは通
常時、ｂは押ボタンを少量押した場合、Ｃは押ボタンを
さらに押込んだ場合、ｄは押ボタンを戻した場合を示す
。第２図は第２実施例の要部正断面図であり、ａは通常
時、ｂは導出部材を突出させた状態、Ｃは導出部材を戻
した状態を示す。 １０・・・・・・毛筆状塗布具、　　１１・・・・・・
塗布先部材、　１３・・・・・・導出部材、　　１４・
・・・−・塗布液タンク、　　１５・・・・・・−・塗
布液％　１６・・・・・・ピストン、　　１８・・・・
・・鋸歯、　１９・・・・・・押ボタン、　３０　・・
・・・・毛筆状塗布具、　３１−・−・−・塗布先部材
、　３２・・・・・・導出部材、　３３・・・・・・塗
布液。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、毛筆状の塗布先部材と、この塗布先部材に対して移
   動し、先端が塗布先部材の先端部ないし根元部に位置し
   うる導出部材と、この導出部材先端が塗布先部材先端部
   に位置するとき、この導出部材を通じて塗布液を塗布先
   部材先端部に押出す塗布液押出し機構とを有する毛筆状
   塗布具。 ２、塗布先部材が毛体を束ねてなり、導出部材の先端部
   が塗布先部材内を移動する特許請求の範囲第１項記載の
   毛筆状筆記具。 ３、塗布先部材が多孔弾性材よりなり、導出部材の先端
   部が塗布先部材の周面に沿って移動する特許請求の範囲
   第１項記載の毛筆状筆記具。