JPS62171719A - 固液分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［４業」二の利用分野］ 本発明は、下水や汚水のように、砂等の固形物を含む排
水から固形物を分離して、情Ｍｌな処理済液を得るため
の固液分離装置に関するものである。

［従来の技ｉ４Ｉ］ −・般に、砂等の固形物を含む排水から固形物を分離し
てＩ古浄な処理済液を得るには、自然流下方式で排水を
接線方向から分離槽内に導き、排水を旋回させながら固
形物を沈降させる固液分離装置が広く用いられている。

［発明が解決しようとする問題点］ ところが、従来の固液分離装置は１分離槽内に排水を導
く流入路の内側壁を分離槽内に−・部突出させて８分離
槽内に導いた排水の一部が直接放出口へ向かわないよう
にしているため、その突出部で分離槽内の外壁に沿って
旋回する排水に乱流が生じ、固液分離効率が悪くなると
いう欠点があった。

又、従来の固液分離装置においては１分＃槽内の中心部
に、浮遊する軽い固形物を集めて取り出すだめの、比較
的小径の吹出し管を設けることがあるか１分離槽内を旋
回する一次流れの、分Ｍ槽内の外側から内側に到る周速
の変化度合か小さいため、分＃槽内を６直方向に流動す
る固液分離に４１効な二次流れの発生が弱く、分１？Ｊ
効率があまり良くないという欠点があった。

未発明はヒ記従来の欠点に鑑みて提案されたもので、分
離槽内を旋回する一次流れの外壁周辺における乱流の発
生をなくシ、固液分離に有効な二次流れを強制的に発生
させて固液分離効率を高め、実用に有効な固液分離装置
を提供せんとするものである。

（問題点を解決するだめの手段コ 未発明は１−記問題点を解決するために、外ｒｐが円筒
状或いはインボリュート状の曲面を持ち、底面が中心に
向って下向きに傾斜し、そのほぼ中心部に凹状の固形物
源りを設けた分離槽の外壁に、砂等の固形物を含む排水
を接線方向から分離槽内に４く流入口と、９；１形物を
分離後の処理済液を分離槽内から外部に導く放出口を、
放出口が流入口より下流で４．力１こ位°こ；するよう
に設けると共に。

分離槽の中心部に、にＦの表面部に複数の通水孔を有す
る内筒を配設し、その内筒の内部中央に。

ドから１−に送水する循１１コポンプを設置し、内筒の
下端を載１どトする架台と分離槽の底面との間に、固形
物源りに向かう固形物移動通路を設けて固鹸分港装；＋
ｖｌを構成したことを特徴とするものである。

［作　川］ 本発明の固液分離装置はＥ記のように構成されているの
で、流入口より接線方向から分＃槽内に導かれた排水は
、分離槽内で外壁に沿って乱流を生じることなく旋回し
、処理済液は流入するυ１水と直接ぶつかり合うことな
く、流入口より下流で上方に位置する放出口より、 放出されることになる。

又１分離槽の中心部に配設された内筒の表面に沿ってゆ
るやかに旋回する排水は、内筒の内部に設置された循環
ポンプの作用によって内筒の下部の通水孔から吸い込ま
れ、内筒のＬ部の通水孔から吐き出されることになる。

その結果１分子ｌＩＭ内を前直に流動する固液分離に有
効な二次流れが強制的に発生せしめられ、排水に含まれ
ている固形物は、−次流れと二次流れの相乗効果によっ
て効−Ｕ良く分離槽の底面しこ沈降し、固形物移動通路
を鶴って固形物源りに溜ることになる。

［実施例］ 以ド、本発明を図面に示す実施例に基づいて其体的に説
明する。

第１図は本発明の１実施例を示す固液分離装置の断面図
で、第２図は第１図における矢視Ａ−Ａ線に沿って切断
した断面図である。

図中１は固液分離を行う分＃槽で、その外壁２は図４＜
のように円筒状に形成されるか、或いはインボリュート
状の曲面を持つように形成されている。３は分離槽ｌの
底面で、中心に向ってド向きに傾斜しており、その中心
部には凹状の［−４形物溜り４が設けられている。５は
分＃、槽１の外壁２しこ設けられたＩＡｉ入１１で、砂
′９の固形物６を含むυ［水７を接線力向から分離槽ｌ
内に・ｑ（だめの流入路８と接続されている。

９は分２Ｉ槽ｌの外１ｔ！２に設けられた放出口で。

固形物６を分離後の処理済液１０を分離槽１内から外部
に導く放出路１１と接続されている。

なお、放出１１９は分離槽ｌ内を旋回する流れから見る
と、流入ｕ　５より下流に位ｉｉ！ｉ　シ、流入「１５
より上方に設けられている。

１２は分＃槽ｌの中心部に例えば回心状に１没けられた
比較的径の大きい内筒で、その表面には。

円周方向の等分割位１ηに、流入ｐ５側では少なく１反
対側では大きく゛１径方向に放射状に突出するひれ状の
突起片１３が設けられている。

又、突起片１３によってはさまれた内７．２１２のヒト
の表面には　複数の通水孔１４が１没けられている。

又、突起片１３によってはさまれた内筒１２のｈドの表
面には、複数の通水孔１４が設けられている。

１８は内筒１２の内部をヒトに仕すＪる隔壁で。

その中央には内部１２内の排水７をドからにに５本する
循環ポンプＰａが設置されている。ｉｌ、　Ｌ隔墨ζｊ
１８の代りにアームによって循まｚポンプＰ０を支持せ
しめても良い。

１５は内ｆ、１１２の下端を載置するソロパン玉状の架
台で、支持脚１６を介して分離槽ｌの底面３にに設置さ
れている。１７は内筒１２の下端の架台１５と分離槽１
の底面３との間に設けられた、底面３−）−、に沈降し
た固形物６を固形物溜り４に導く固形物移動通路である
。又、Ｐｌは固形物溜り４に席１つだ固形物６を排出す
るためのり１出ポンプであり、Ｐ２は放出路１１に放出
された処理済液１０を汲みヒげて送水するための汲み上
げポンプである。

なお、図中Ｓは分離槽１内を旋回する一次流れを示し、
Ｇは分離槽ｌ内を垂直力向に流動する二次流れを示す。

ヒ記構成よりなる本実施例の固液分離装置においては、
流込路８を通って流入口５より接線方向から分離槽ｌ内
に導かれた排水７は、分離槽１内で外壁２に沿って一次
流れＳで示すように旋回するか、分＃槽ｌの中心部に配
設した内筒１２周りを旋回する流れは、内筒１２の表面
に設けられた突起片１３によって旋回か急速に減速され
　固形物６の一部は突起片１３に街突して沈降すること
になる。

又、内筒１２の表面で急速に減速されたυ１水７は　内
筒１２の内部に設置された循環ポンプＰ。

の作用によって、内筒１２のド部の通水孔１４から吸い
込まれ、内筒１２のに部の通水孔１４から吐き出される
ことになる。その結果、図示のように分＃槽１２内を東
直に流動する固液分離に有効な二次流れＧが強制的に発
生せしめられ　υ［水７中に含まれている固形物６は、
−次流れＳと二次流れＧの相乗効果によって効二（ｌ良
く分離され、分離槽ｌの底面３Ｆに沈降することになる
。

なお１分離槽ｌの底面３にに沈降した固形物６は、二次
流れＧによってしだいに中央に押し′ぶせられ、固形物
移動通路１７を通って固形物溜り４に集められ、排出ポ
ンプＰｌによって適宜、Ｕ１出されることになる。こう
して固形物６が順次沈降して分離され、清浄になった処
理済液ｌＯは、流入口５から原人する排水７と直接ぶつ
かり合うことなく、流入口５より下流でＬ位に位１４す
る放出＋：＋　９より、静かにオーバーフローして放出
路１１に放出され、汲みＬげポンプＰ２により汲み上げ
られて目的地まで送水されることになる。

なお、本実施例においては、！−下の表面部に複数の通
水孔１４を設けた内筒１２の表面の長手方向に沿って、
半径方向に放射状に突出するひれ状の突出片１３を設け
ているが、こうすると内筒１２内を通って循環する二次
流れが整流されるため、固形物６の沈降に有効な二次流
れの安定性を段と向にさせる利点がある。

する１ズすれを急速に減速させるためのＬ段として。

例えば、内Ｈｌ　２の表面に縦に凹凸を設けたり。

点状に１ｌｌｌ　Ｉｎ、を設けたり、（ＩＩ目１′？Ｉ
や゛ど；球状の溝を設けたり、或いは円筒１２の内部に
妊する外挿形状の孔を設けることができ、心安に応じて
それらを組合せた形状を採用することにより、二次流れ
Ｇの強さをｌｌｔ　Ｊに設定することができる。

又、放出口９にフィルターを、設置しておけば。

放出Ｉ＋　９を流下する恐れのある微少な固形物６をも
完全に除去することができ、きわめてｂ’１都合である
。

又１本実施例においては、流入路８は湾曲させているが
、これを直線状にしても良（、自然流下方式でも、ポン
プにより排水７を強制的に分離槽１内に導くようにして
も良い。

又、内筒１２の表面に設ける凹凸形状や内筒１２の支持
力法等は、図示の実施例に限定されるものではないが１
本実施例で示すように、内筒１２のド端を、内筒１２よ
りも径の大きいソロパン玉状の架台１５トに・代置する
ようにすると、架台１５のｌｘ面は、−次流れＧを案内
する傾斜面となり、架台１５のド面は、二次流れＧの一
部を導いて底面３ヒに沈降した固形物６をｌ／ｉｆ形物
溜り物源導く流水を案内する傾斜面の１２１１□１を持
たせることができるので、きわめて好都合である。

〔発明の効果〕

以ヒ几体的に説明したように、本発明によれば１分離槽
内を旋回する一次流れの、外壁１．！、！辺における乱
流の発生かなく、固液分離に有効な二次流れを強制的に
発生させることができるので、−次流れとの相乗効果に
よって固形物を効率的に分離することができる。

又、構造も比較的筒中で安価に製作することができると
Ｊ（に、故障も少なく、長期間安定して連続運転するこ
とができる０等多くの利点を有し、ド水や汚水のように
、砂等の固形物を含む排水から固形物を分離して、情ｔ
′Ｉｌな処理済液を得る場合に使用して、実用上きわめ
て有効な固液分離装置を提供し得るものである。

【図面の簡単な説明】

：Ｊ’Ｓ　１図は本発明の１実施例を示す固液分離装置
の断面図で、第２図は第１図における矢視Ａ−Ａ線に沿
ってνＪｌ！ｌｉした断面図である。 ｌ・・・分離槽、２・・・外壁、３・・・底面、４・・
・固形物源り、５・・・流入口、６・・・固形物、７・
・・排水、９・・・放出口、１０・・・処理済液、１２
・・・内筒、１４・・・通水孔、１５・・・架台、１７
・・・固形物移動通路、１Ｂ・・・ひ、１壁、Ｐａ・・
・循環ポンプ　Ｓ・・・−次流れ、Ｇ・・・二次流れ。 第１図 円３．．楯環ホノフ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外壁が円筒状或いはインボリュート状の曲面を持ち、底
   面が中心に向って下向きに傾斜し、そのほぼ中心部に凹
   状の固形物溜りを設けた分離槽の外壁に、砂等の固形物
   を含む排水を接線方向から分離槽内に導く流入口と、固
   形物を分離後の処理済液を分離槽内から外部に導く放出
   口を、放出口が流入口より下流で上方に位置するように
   設けると共に、分離槽の中心部に、上下の表面部に複数
   の通水孔を有する内筒を配設し、その内筒の内部中央に
   、下から上に送水する循環ポンプを設置し、内筒の下端
   を載置する架台と分離槽の底面との間に、固形物溜りに
   向かう固形物移動通路を設けたことを特徴とする固液分
   離装置。