JPS6217127Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6217127Y2 JPS6217127Y2 JP8286181U JP8286181U JPS6217127Y2 JP S6217127 Y2 JPS6217127 Y2 JP S6217127Y2 JP 8286181 U JP8286181 U JP 8286181U JP 8286181 U JP8286181 U JP 8286181U JP S6217127 Y2 JPS6217127 Y2 JP S6217127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- twist
- stretched
- catch
- arrow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は束状に巻かれた線材を引き伸す際に線
材にねじれを生じないようにした線材ねじれ防止
治具に関する。
材にねじれを生じないようにした線材ねじれ防止
治具に関する。
束状または巻芯に巻かれた線材を引き伸す際、
線材自身にねじれが加わり、このねじれを除去し
ないと線キンクなどにより断線し易くなる。第1
図aは線材の引き伸し状態を示した説明図でbは
拡大図である。巻芯1に巻かれた長いケーブなど
の線材2の先端部2−1を手で持ち、線材2を引
き伸す場合、線材2にはねじれ2−2が生じる。
このねじれ2−2を除去するためにはねじれ方向
と逆に線材2を廻さなければ除去できない。しか
し、この逆廻しは線材2を持つた手を持ち替えて
廻すことになり、非常に労力を要する。もし、ね
じれ2−2が除去できない場合はbの拡大図の2
−3に示すようになり、断線などの障害を起す要
因となる。したがつて、このような線材2の引き
伸しに際しては従来第2図に示すように行つてい
た。第2図、a,bは従来の線材引き伸しの状態
説明図である。a図に示すように巻芯1は中心線
1−1を中心に矢印Aの回転可能に保持させ先端
部2−1を矢印B方向に引張ることで線材2を引
き伸すように、また、b図に示すように先端部2
−1を巻芯1の外周に沿つて矢印c方向に廻しな
がら引き伸すように行つている。前者の場合は巻
芯1を回転できるように、回転機構が必要とな
り、後者は引き伸しに時間がかゝる欠点を有して
いた。
線材自身にねじれが加わり、このねじれを除去し
ないと線キンクなどにより断線し易くなる。第1
図aは線材の引き伸し状態を示した説明図でbは
拡大図である。巻芯1に巻かれた長いケーブなど
の線材2の先端部2−1を手で持ち、線材2を引
き伸す場合、線材2にはねじれ2−2が生じる。
このねじれ2−2を除去するためにはねじれ方向
と逆に線材2を廻さなければ除去できない。しか
し、この逆廻しは線材2を持つた手を持ち替えて
廻すことになり、非常に労力を要する。もし、ね
じれ2−2が除去できない場合はbの拡大図の2
−3に示すようになり、断線などの障害を起す要
因となる。したがつて、このような線材2の引き
伸しに際しては従来第2図に示すように行つてい
た。第2図、a,bは従来の線材引き伸しの状態
説明図である。a図に示すように巻芯1は中心線
1−1を中心に矢印Aの回転可能に保持させ先端
部2−1を矢印B方向に引張ることで線材2を引
き伸すように、また、b図に示すように先端部2
−1を巻芯1の外周に沿つて矢印c方向に廻しな
がら引き伸すように行つている。前者の場合は巻
芯1を回転できるように、回転機構が必要とな
り、後者は引き伸しに時間がかゝる欠点を有して
いた。
本考案の目的は上記問題点を除去することであ
り、線材の先端を把持するキヤツチヤ部と、把手
を形成するグリツプ部とを備え、該キヤツチヤ部
が該グリツプ部に該線材のれじれ戻り力によつて
回転されるよう回転自在に係止されて成るように
したものである。
り、線材の先端を把持するキヤツチヤ部と、把手
を形成するグリツプ部とを備え、該キヤツチヤ部
が該グリツプ部に該線材のれじれ戻り力によつて
回転されるよう回転自在に係止されて成るように
したものである。
以下本考案を第3図を参考に詳細に説明する。
第3図は本考案による線材ねじれ防止治具の一実
施例を示すaは斜視図、bは詳細図である。把手
3C−1を設けたグリツプ部3Cと線材2の先端
部2−1を挿入し把持するキヤツチヤ部3Aとグ
リツプ部3Cに固着されキヤツチヤ部3Aを回転
自在に支持する軸3Bによつて構成されたもので
ある。そこで、巻き付けられた線材2の先端部2
−1をキヤツチヤ部3Aに挿入し、把持させ、手
で把手3C−1を握つて矢印F方向に引き伸すと
線材2自身のねじれ戻り力によつてキヤツチヤ部
3Aは矢印D方向に回転される。これにより、線
材2はねじれ2−2を解放しながら引き伸すこと
ができる。したがつて、従来のように巻かれた線
材2を全体的に回転しなくても、ねじれ2−2を
生じないように容易に線材2の引き伸しができる
利点がある。キヤツチヤ部3Aは同図bに示すよ
うにケース31に爪組32とスプリング33が設
けられ、軸3Bが自在に回転できるように係止さ
れている。爪組32はスプリング33によつて常
に矢印E方向に押圧され、テーパ部31−1に沿
つてスライドされる。したがつて、爪組32の先
端部を矢印E方向と逆に指先きで押し込み爪組3
2を開口させる。この開口に線材2を挿入し、指
を離すとスプリング33の力で開口は閉塞し、線
材2を把持することができる。
第3図は本考案による線材ねじれ防止治具の一実
施例を示すaは斜視図、bは詳細図である。把手
3C−1を設けたグリツプ部3Cと線材2の先端
部2−1を挿入し把持するキヤツチヤ部3Aとグ
リツプ部3Cに固着されキヤツチヤ部3Aを回転
自在に支持する軸3Bによつて構成されたもので
ある。そこで、巻き付けられた線材2の先端部2
−1をキヤツチヤ部3Aに挿入し、把持させ、手
で把手3C−1を握つて矢印F方向に引き伸すと
線材2自身のねじれ戻り力によつてキヤツチヤ部
3Aは矢印D方向に回転される。これにより、線
材2はねじれ2−2を解放しながら引き伸すこと
ができる。したがつて、従来のように巻かれた線
材2を全体的に回転しなくても、ねじれ2−2を
生じないように容易に線材2の引き伸しができる
利点がある。キヤツチヤ部3Aは同図bに示すよ
うにケース31に爪組32とスプリング33が設
けられ、軸3Bが自在に回転できるように係止さ
れている。爪組32はスプリング33によつて常
に矢印E方向に押圧され、テーパ部31−1に沿
つてスライドされる。したがつて、爪組32の先
端部を矢印E方向と逆に指先きで押し込み爪組3
2を開口させる。この開口に線材2を挿入し、指
を離すとスプリング33の力で開口は閉塞し、線
材2を把持することができる。
以上説明したように本考案はキヤツチヤ部3A
とグリツプ部3Cとキヤツチヤ部3Aを回転自在
に支持する軸3Bによつて構成され、巻かれた線
材2の引き伸しに際して、ねじれ2−2を解放す
るようにしたものである。これにより線材2の引
き伸し作業が容易となり能率向上が図れる。
とグリツプ部3Cとキヤツチヤ部3Aを回転自在
に支持する軸3Bによつて構成され、巻かれた線
材2の引き伸しに際して、ねじれ2−2を解放す
るようにしたものである。これにより線材2の引
き伸し作業が容易となり能率向上が図れる。
第1図a,bは巻かれた線材の引き伸し状態の
説明図、第2図a,bは従来の線材引き伸しの説
明図、第3図は本考案による線材ねじれ防止治具
の一実施例を示すaは斜視図、bは詳細図であ
る。 図中において、1は巻芯、2は線材、3Aはキ
ヤツチヤ部、3Bは軸、3Cはグリツプ部を示
す。
説明図、第2図a,bは従来の線材引き伸しの説
明図、第3図は本考案による線材ねじれ防止治具
の一実施例を示すaは斜視図、bは詳細図であ
る。 図中において、1は巻芯、2は線材、3Aはキ
ヤツチヤ部、3Bは軸、3Cはグリツプ部を示
す。
Claims (1)
- 線材の先端を把持するキヤツチヤ部と、把手を
形成するグリツプ部とを備え、該キヤツチヤ部が
該グリツプ部に該線材のねじれ戻り力によつて回
転されるよう回転自在に係止されて成ることを特
徴とする線材ねじれ防止治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8286181U JPS6217127Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8286181U JPS6217127Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57194716U JPS57194716U (ja) | 1982-12-10 |
JPS6217127Y2 true JPS6217127Y2 (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=29878319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8286181U Expired JPS6217127Y2 (ja) | 1981-06-05 | 1981-06-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6217127Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-05 JP JP8286181U patent/JPS6217127Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57194716U (ja) | 1982-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3396998A (en) | Fishhook holder | |
US5588613A (en) | Fish tape reel attachment apparatus used in combination with a fish tape reel | |
JPS6217127Y2 (ja) | ||
JP4633014B2 (ja) | テープ巻き付け先端工具、テープ巻き付け工具及びこれらを用いたテープ巻き付け方法 | |
US2829654A (en) | Method and apparatus for curling hair | |
US3289680A (en) | Hair rolling apparatus | |
US3823502A (en) | Reel assembly | |
JPS58177683A (ja) | 髪撚り装置 | |
US2288471A (en) | Wire stretcher and splicer | |
DE3501161A1 (de) | Von hand zu fuehrendes, elektrisches geraet | |
JP2557765Y2 (ja) | 毛針作成用糸通し具 | |
US2173138A (en) | Automatic ringlet curler | |
CN212996831U (zh) | 牙线筒 | |
JP3040837U (ja) | ロープの端末にテープを巻き付ける装置 | |
JP3029073U (ja) | 魚釣用リールのスプール | |
JPS5848283Y2 (ja) | 可搬型枝縄巻取り機 | |
US2601860A (en) | Hair curler | |
JPS5915207Y2 (ja) | 呼び線の巻取装置 | |
US2896637A (en) | Hair waving mandrel | |
JPH056293Y2 (ja) | ||
JPH035261Y2 (ja) | ||
JP3040575U (ja) | 傘挿入口が回転する傘カバー | |
JPH0580481U (ja) | 糸端の結び目形成装置 | |
JPS586448Y2 (ja) | 縄飛び用縄の長さ調節装置 | |
JP3027747U (ja) | 転写具 |