JPS62171268A - 画像入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は画像入力装置に関し、より詳細にいえば、照
明光源によって原稿面に光を当て、その反射光を電気信
号に変換する画像入力装置に関する。

〈従来の技術〉 ファクシミリ、文字読取り装置など、画像情報の入力手
段となる画像入力装置は、一般に自ら照明光源を持ち、
画像入力の対象である原稿に光を当て、その反ｑ４光を
センサで検出し、反射光の強度に対応した電気信号に変
換する。ここで画像とは二次元的な広がりをもち、文字
、図形等の線画像や、中間色を含む濃淡画像であり、こ
の画像を縦横の画素に分割することによって、画素ごと
の色彩や濃淡が上記センサによって読取られる。

第４図は従来例の画像入力装置を示している。

この画像入力装置において、原稿（４２）の中央部の垂
直上方にセンサ（４３）を配置し、その周辺に照明光源
（４４）、　（４４）を設けている。第５図はこの画像
入力装置で照射した原稿上の光量分布である。この画像
入力装置では、照射された原稿面上の照度分布が均一に
ならないという欠点がある。すなわち、第５図のように
、照射光量は二つのピークを持つ不均一分布となる。こ
れは照明光源が指向性を有しており、照明光源の中心軸
の延長と原稿の交わる点で照射光量のピークをもち、そ
れから離れるにしたがって照射光量が少なくなるためで
ある。したがって、同じ画像であっても原稿内の位置に
よって搬像された後の光電流出力の強さが異なる。した
がって、両会の色彩や濃淡を正しく検出するためには、
原稿の全面において光量が均一でなＣプればならない。

第６図は他の従来例で、照明光源（６４）の発光面積が
原稿の面積とほぼ等しくなり、原稿面上の照度は、第７
図に示すようにほぼ均一となるが、光源自体が大きくな
るという欠点がある。

第８図は他の従来例で、照明光源（８４）を原稿（８２
）に近付けている。しかしセンサ（８３）の端と原稿（
８２）の端を結んだ面（８５）の内側（斜線部分、以下
「照明光源配置禁止領域」という。）に照明光源（８４
）が入るため、センサ（８３）に入る光の一部が遮られ
、それだけ読取り可能な原稿の領域が狭くなる。

第９図は他の従来例で、照明光源配置禁止領域の外側に
複数の照明光源（９４）、　（９４）、・・・を配置し
たものである。この例では、原稿（９２）よりセンサ（
９３）に入る光の一部が遮られることもないので原稿の
全面にわたって読取りが可能となり、また、第６図の例
のように単体の光源が大きくなるという問題も回避でき
る。さらに、原稿面上の光量分布の均一化も達成するこ
とが可能である。

く光量が解決しようとする問題点〉 しかし、第９図の構成の場合、照明光源と原稿との距離
が一定でないので、均一な光量分布を得るには、単体の
照明光源ごとの発光輝度を変化させる必要があった。そ
のため、一つ一つの照明光源ごとに精密な調整が必要と
なるという問題があった。

また、照明光源単体の大きさが有限であるため、隣り合
う光源間のピッチを細かくすることができず、原稿側か
ら見れば照明光源が離散的に配置することとなり、均一
な照明を実現することが困難であった。

〈発明の目的〉 この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり
、単一の光源による光学系を用いて、原稿上に最適な光
量分布を実現し、画像信号を均一に読取ることができる
画像入力装置を提供することを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するだめの、この発明の画像入力装置
は、原稿を照明する照明光源、原稿からの反射光を電気
信号に変換するセンサからなる画像入力装置において、
上記照明光源から出た照射光を導き原稿面に照射する多
面プリズムを配置したことをｆＦ徴とする。

尚、上記多面プリズムは、照明光源配置禁止領域の外側
に設Ｃプることかできる。

く作用〉 上記のＭ４成の画像入力装置であれば、原稿を照明する
照明光源から出た照射光は、多面プリズムの入射面より
入射し、その内部を進んだ後、多面プリズムの出射面よ
り出射し、原稿に向けて照射される。この照射光は、原
稿によって反射され、センサによって電気信号に変換さ
れ、画像情報が読取られる。

上記出射面は、その一つ一つが光学プリズム面を形成し
ており、多面プリズムの内部を進んだ照射光を屈折させ
る。この場合、それぞれの光学プリズム面の形状を変え
ることによって、出射光の照度分布を調整することがで
きる。したがって、原稿面上にＲ通な光量分布を実現す
ることができる。

尚、上記多面プリズムは、照明光源配置禁止領域の外側
に設けることができ、この場合、原稿とセンサとの間で
光が遮られることはない。したがって、原稿の全面にわ
たって、画像情報をセンサで読取ることができる。

〈実施例〉 以下、この発明の画像入力装置の実施例について、図面
を用いて説明づる。

第１図は、この発明の画像入力装置の構成例を示υ慨念
図であり、照明光源（４）から出た照射光は、多面プリ
ズム（１）の入射面（６）より入射し、その内部を進ん
だ後、出射面（７）より出射し、原稿（２）に向けて照
射される。その後、この照射光は、原稿（２）から反射
され、センサ（３）によって画像情報が電気信号に変換
され、原稿（２）の画像の色彩や濃淡が読取られる。

この多面プリズム（１）は、センサ（３）の端と原稿（
２）の端を結んだ面（５）で囲まれた照明光源配置禁止
領域の外側に設けられているので、原稿（２）の全面に
わたって画像情報をセンサ（３）で読取ることができる
。

上記出射面（７）は、その一つ一つが光学プリズム面を
形成しており、多面プリズム（１）の内部を進んだ照射
光を屈折させる。その場合、例えば、それぞれの光学プ
リズム面の角度を変えることによって、出射光の出射角
を調整することができ、また、それぞれの光学プリズム
面の面積を変えることによって、それぞれの出射光の光
量を調整することができる。したがって、原稿面上に最
適な、例えばセンサ（３）の、レンズを含めた光学系の
特性に応じて補正された光量分布を実現することができ
る。

第２図は、この発明の画像入力装置の具体的な構成を示
す概略図であって、原稿台（２８）の上に置かれた原１
（２２）の上方にイメージセンサ（２３ａ）、レンズ（
２３ｂ）で構成されたセンサを配置し、照明光源として
の細長いランプ（２４）を該センサの脇に配置している
。ランプ（２４）は、その上部が光を反射する面で覆わ
れており、光を効率よく多面プリズム（２１）内部に照
射する。多面プリズム（２１）は、入射した光を透過さ
せ、多面プリズム（２１）の出射面（２７）を構成する
一つ一つの光学プリズム面を通して原稿面上に均一に光
を照射する。また、多面プリズム（２１）は、上記ラン
プ（２４）と同じ方向（組面奥に向う方向）に伸びてお
り、原稿の長さ方向にわたっても、均一に光を照射する
ことができる。

この画像入力装置によって、線状のランプで、面状の照
明光源を用いたのと同様、原稿全面にわたる光量分布を
実現できる。

第３図の画像入力装置は、ランプ（２４）を、ＬＥＤア
レイ　（２４’）に置換えたものであり、他の構成部材
は第２図にお（ブるものと同じである。この場合も前例
と同じく、線状の光源で原稿全面にわたる光量分布を実
現できる。

こ、れらのほかに、照明光源を円環状とし、中空円錐状
の多面プリズムを用いて、当該円錐の底面に置かれた原
稿を照射するようにした画像入力装置を偶成することも
できる。

以上のほかにも、この発明の要旨を変更しない範囲内に
おいて、種々の設計変更を施すことが可能である。

〈発明の効果〉 以上のようにこの発明は、多面プリズムを配置すること
によって、照明光源の単一化、小型化を図り、かつ原稿
上の照度分布を最適に設定できるという特有の効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの光量の画像入力装置の＠成例を示す概念図
、 第２図、第３図はこの発明の画像入力装置の具体的な構
成例を示す図、 第４．６．８．９図は従来例を示す図、第５．７図は、
それぞれ第４図、第６図の従来例における原稿面上の光
量分布を示す図。 （１）・・・多面プリズム、（２）・・・原稿、（３）
・・・センサ、（４）・・・照明光源。 特許出願人　　住友電気工業株式会社 第８図 第９図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、原稿を照明する照明光源、原稿からの 反射光を電気信号に変換するセンサから なる画像入力装置において、上記照明光 源から出た照射光を導き原稿面に照射す る多面プリズムを配置したことを特徴と する画像入力装置。 ２、上記多面プリズムが、センサの端と原 稿の端を結んだ面で囲まれた領域の外側 に設けられた上記特許請求の範囲第１項 記載の画像入力装置。 ３、上記センサがイメージセンサである上 記特許請求の範囲第１項記載の画像入力 装置。 ４、上記照明光源がランプである上記特許 請求の範囲第１項記載の画像入力装置。 ５、上記照明光源がＬＥＤである上記特許請求の範囲第
   １項記載の画像入力装置。