JPS62169510A - オ−バ−ト−ン発振用圧電共振子に於ける振動エネルギ吸収部の構造 - Google Patents
オ−バ−ト−ン発振用圧電共振子に於ける振動エネルギ吸収部の構造Info
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- JPS62169510A JPS62169510A JP61010826A JP1082686A JPS62169510A JP S62169510 A JPS62169510 A JP S62169510A JP 61010826 A JP61010826 A JP 61010826A JP 1082686 A JP1082686 A JP 1082686A JP S62169510 A JPS62169510 A JP S62169510A
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は圧電共振子、殊に格別の発根回路を要せずして
所望のオーバートーン周波数にて発振を可能とするオー
バートーン発振用圧電共振子に於いて基本波振動を含む
前記所望のオーバートーン振動より低次の不要なオーバ
ートーン振動の振動エネルギ全消耗せしめる為共振子に
設ける振動エネルギ吸収部の構造に関する。
所望のオーバートーン周波数にて発振を可能とするオー
バートーン発振用圧電共振子に於いて基本波振動を含む
前記所望のオーバートーン振動より低次の不要なオーバ
ートーン振動の振動エネルギ全消耗せしめる為共振子に
設ける振動エネルギ吸収部の構造に関する。
(従来の技術)
近年9通信機金はじめとする各種電子機器に於いては高
周波化と超小型化の要求が一層厳しくなっているがこれ
に応える為には従来から−役に行なわれている水晶振動
子の如き圧電共振子のオーパート−/振動の利用の他弾
性表面波(SAW)共振子が広範囲に使用されるように
なってきた。
周波化と超小型化の要求が一層厳しくなっているがこれ
に応える為には従来から−役に行なわれている水晶振動
子の如き圧電共振子のオーパート−/振動の利用の他弾
性表面波(SAW)共振子が広範囲に使用されるように
なってきた。
しかしながら前者は一部に希望するオーパート−7周波
数に同調するLC同調回路を介して所望の出力を抽出す
るか或は発振回路の一部にLC同調回路を挿入して該回
路の負抵抗が所望のオーバートーン周波数領域に於いて
のみ充分大きくなるよう設計するものであっていずれも
コイル要し発振回路のIC化を進める上で極めて不都合
であるという欠陥があった。
数に同調するLC同調回路を介して所望の出力を抽出す
るか或は発振回路の一部にLC同調回路を挿入して該回
路の負抵抗が所望のオーバートーン周波数領域に於いて
のみ充分大きくなるよう設計するものであっていずれも
コイル要し発振回路のIC化を進める上で極めて不都合
であるという欠陥があった。
一方、SAW共振子の発振周波数は周知の如く圧電基板
の材質とその表面に形成するインタディジタル・トラン
スジューサ(IDT)電極のピッチによって一義的に決
定するので共振子自体の小型化が可能であると共に上述
した如き回路上の問題もないが周波数一温度特性の点で
A′rカット水晶振動子よりはるかに劣るという欠陥が
あった。
の材質とその表面に形成するインタディジタル・トラン
スジューサ(IDT)電極のピッチによって一義的に決
定するので共振子自体の小型化が可能であると共に上述
した如き回路上の問題もないが周波数一温度特性の点で
A′rカット水晶振動子よりはるかに劣るという欠陥が
あった。
上述の如き従来の圧電共振子の欠陥を除去する為本願発
明者は既に出願した特許願(特願昭6O−77065)
に於いて圧電基板中央部のff1fflで所望のオーバ
ートーン次数以上の振動エネルギを閉じ込める一方、基
本波振動を含むより低次のオーバートーン振動の振動エ
ネルギを漏洩せしめ、当該漏洩した振動エネルギを圧電
基板外周適所(て音響的損失を介して熱に変換し消費せ
しめることによって格別の発振回路を用いることなく前
記所望のオーバートーン振動にて発振せしめるオーバー
トーン発掘用圧電共振子を提案している。
明者は既に出願した特許願(特願昭6O−77065)
に於いて圧電基板中央部のff1fflで所望のオーバ
ートーン次数以上の振動エネルギを閉じ込める一方、基
本波振動を含むより低次のオーバートーン振動の振動エ
ネルギを漏洩せしめ、当該漏洩した振動エネルギを圧電
基板外周適所(て音響的損失を介して熱に変換し消費せ
しめることによって格別の発振回路を用いることなく前
記所望のオーバートーン振動にて発振せしめるオーバー
トーン発掘用圧電共振子を提案している。
更に本願発明者は上述のアイディアを最低次対称(So
)モード振動の利用のみならず更に高次の対称(81,
82、・・・・・・)モード或は非対称年1月20日に
提出している。
)モード振動の利用のみならず更に高次の対称(81,
82、・・・・・・)モード或は非対称年1月20日に
提出している。
而して上述した共振子を使用する場合、あらゆる発振回
路に適応させる為には発振回路側の負荷抵抗の絶対値が
低周波側程大であることを考慮すると前記基本波振動を
含むより低次のオーバートーン振動の振動エネルギ全充
分吸収せしめる必要があるから共振子圧電基板外周部に
前記の不要振動の振動エネルギ吸収部を設けることが効
果的であることは既に判明してい友。
路に適応させる為には発振回路側の負荷抵抗の絶対値が
低周波側程大であることを考慮すると前記基本波振動を
含むより低次のオーバートーン振動の振動エネルギ全充
分吸収せしめる必要があるから共振子圧電基板外周部に
前記の不要振動の振動エネルギ吸収部を設けることが効
果的であることは既に判明してい友。
しかしながらどの種度の遮断周波数を有するエネルギ吸
収部が適当か不明であった故、当初は製造の容易も勘案
して励娠電甑相当の電極膜全以ってエネルギ吸収部t−
構成していた為充分満足すべき不要振動抑圧効果が得ら
れない場合が存在するという問題があった。
収部が適当か不明であった故、当初は製造の容易も勘案
して励娠電甑相当の電極膜全以ってエネルギ吸収部t−
構成していた為充分満足すべき不要振動抑圧効果が得ら
れない場合が存在するという問題があった。
(発明の目的)
本発明はオーバートーン発振用共振子に於ける上述した
如き問題を解決し本質的に発振回路の特性に対する依存
性のないオーパート−/発振用共振子を提供せんとする
ものである。
如き問題を解決し本質的に発振回路の特性に対する依存
性のないオーパート−/発振用共振子を提供せんとする
ものである。
(発明の概要)
上述の目的を達成する為1本発明に係る共振子に於いて
は前記圧電基板外周近傍に設ける振動エネルギ吸収部の
遮断周波数を少なくとも励振電極を付した振動エネルギ
閉じ込め部のそれより小に、望ましくは著しく小さくす
るものである。
は前記圧電基板外周近傍に設ける振動エネルギ吸収部の
遮断周波数を少なくとも励振電極を付した振動エネルギ
閉じ込め部のそれより小に、望ましくは著しく小さくす
るものである。
(発明の実施例)
以下1本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
本発明の理解を容易にする為実施例全説明するに先立り
て本発明を適用すべきオーパート−/発振用共振子につ
き第2図を用いて簡単に説明する。
て本発明を適用すべきオーパート−/発振用共振子につ
き第2図を用いて簡単に説明する。
第2図(a)に於いて厚さHの圧電基板1中央部両面に
直径2aなる電極2,2′を付着し核部の遮断周波数t
−flに低下せしめその周辺の遮断周波数f2なる部分
との間にf2−f*なる遮断周波数差を設は該電極2,
2′付着部を振動エネルギ閉じ込め部、非を他部3,3
′を不要振動の振動エネルギ伝搬部としその外周適所に
遮断周波数f3 (但しf31.t2>なる振動エネル
ギ吸収部4.4′を設ける。
直径2aなる電極2,2′を付着し核部の遮断周波数t
−flに低下せしめその周辺の遮断周波数f2なる部分
との間にf2−f*なる遮断周波数差を設は該電極2,
2′付着部を振動エネルギ閉じ込め部、非を他部3,3
′を不要振動の振動エネルギ伝搬部としその外周適所に
遮断周波数f3 (但しf31.t2>なる振動エネル
ギ吸収部4.4′を設ける。
ここでこの共振子を例えば5次オーバート−ノ発振用振
動子とする場合を考えるに、基本波(1次)及び3次オ
ーバートーン振動の振動エネルギ閉じ込め率を小に、7
次オーバートーンのそれを犬となる如くすれば振動エネ
ルギの閉じ込められた5次以上のオーバートーン振動に
ついての等価抵抗はオーパート−7次数が高い程太きい
。一方、基本波及び3次オーバートーン振動のエネルギ
は圧電基板1の外周に向って漏洩し前記エネルギ吸収部
4で熱に変換されるのでこれらの振動についてのインピ
ーダンスは極め5て高くなり結局5次オーバートーン発
振用共撮子を得るものである。
動子とする場合を考えるに、基本波(1次)及び3次オ
ーバートーン振動の振動エネルギ閉じ込め率を小に、7
次オーバートーンのそれを犬となる如くすれば振動エネ
ルギの閉じ込められた5次以上のオーバートーン振動に
ついての等価抵抗はオーパート−7次数が高い程太きい
。一方、基本波及び3次オーバートーン振動のエネルギ
は圧電基板1の外周に向って漏洩し前記エネルギ吸収部
4で熱に変換されるのでこれらの振動についてのインピ
ーダンスは極め5て高くなり結局5次オーバートーン発
振用共撮子を得るものである。
而して上述の如き特性を得る為には同図(b)に示す如
く先ず5次オーバートーン振動の振動エネルギ閉じ込め
率7sft例えば80チ程度に設定する。本図より7’
5=80%に於ける閉じ込め係数naJw/Hは概ね0
.53であるが、前記閉じ込め係数n aS/x/H=
n aJ (fl−f1)/fz /Hの内n、H,f
2及びaは与件であるからfl?どの程度の値に選べば
よいかは簡単に算出し得る。
く先ず5次オーバートーン振動の振動エネルギ閉じ込め
率7sft例えば80チ程度に設定する。本図より7’
5=80%に於ける閉じ込め係数naJw/Hは概ね0
.53であるが、前記閉じ込め係数n aS/x/H=
n aJ (fl−f1)/fz /Hの内n、H,f
2及びaは与件であるからfl?どの程度の値に選べば
よいかは簡単に算出し得る。
flが定まれば遮断周波数差f2−fxは所謂プレート
バックに直接関係する量であってこれを満足する電極付
着量は既に周知であるから前記(alに示す如き共振子
は容易に製造することができる。
バックに直接関係する量であってこれを満足する電極付
着量は既に周知であるから前記(alに示す如き共振子
は容易に製造することができる。
以上、簡単の為最低次対称(So )モードの振動を利
用したオーバートーン発振用共振子の基本的発想につい
て説明したがより高次の対称(81,82、−−−−−
・) モード或は非対称(aola11a2.・・・・
・・)モードの振動を利用しても同様にオーバートーン
発振用共振子を製造しうろことは自明であろう。
用したオーバートーン発振用共振子の基本的発想につい
て説明したがより高次の対称(81,82、−−−−−
・) モード或は非対称(aola11a2.・・・・
・・)モードの振動を利用しても同様にオーバートーン
発振用共振子を製造しうろことは自明であろう。
伺、リチウムナイオベート、リチウムタンタレート或は
圧電セラミクスの如き高結合材料全圧電基板として用い
る場合にはわずかなta付着量によって極めて大なる周
波数低下が発生するので前記周波数低下量Δを与件とし
前記電極サイズaQ操作する方が好都合であろう。
圧電セラミクスの如き高結合材料全圧電基板として用い
る場合にはわずかなta付着量によって極めて大なる周
波数低下が発生するので前記周波数低下量Δを与件とし
前記電極サイズaQ操作する方が好都合であろう。
又、前記振動エネルギ吸収部4,4′の遮断周波数f3
け一般にはflと同一でよいが必要に応じて増減し核部
に於ける振動エネルギの消費が極力大きくなるようにす
ることが望ましい。
け一般にはflと同一でよいが必要に応じて増減し核部
に於ける振動エネルギの消費が極力大きくなるようにす
ることが望ましい。
同図(clけ上述した如き構成を有する共振子に於ける
各種波動の振動エネルギの分布を定性的に示したもので
ある。
各種波動の振動エネルギの分布を定性的に示したもので
ある。
ところで前記振動エネルギ吸収部4に於いて所望のオー
バートーン振動より低次のオーパート−/振動エネルギ
の熱への変換による消費が不足であって当該周波数につ
いてのインピーダンスが充分上昇しない場合には簗3図
に示す如く発振回路の負性抵抗特性との関係で所望のオ
ーパート−/発振が不可能となることがありうる。
バートーン振動より低次のオーパート−/振動エネルギ
の熱への変換による消費が不足であって当該周波数につ
いてのインピーダンスが充分上昇しない場合には簗3図
に示す如く発振回路の負性抵抗特性との関係で所望のオ
ーパート−/発振が不可能となることがありうる。
そこで第4図に示す如きオーバートーン発振用共振子を
用いて振幀エネルギ吸収部4.40′に極付着量を変化
し基本波振動についてのCI値と発振を所望する3次オ
ーパート−/振動についてのそれとの洛差がどの程度変
動するが実験してみた。
用いて振幀エネルギ吸収部4.40′に極付着量を変化
し基本波振動についてのCI値と発振を所望する3次オ
ーパート−/振動についてのそれとの洛差がどの程度変
動するが実験してみた。
第5図はその実験結果を示す図であってW!4図に於け
る励振電極(Ag)2のサイズを固定した上で膜厚全変
化せしめて前記閉じ込め係数n a J”、て/Hの値
を変えると共に8個の閉じ込め係数に対して夫々前記振
動エネルギ吸収部4゜4のAgの付着tを各々励振電極
のそれの1倍−ハートーン振動についてのそれとをプロ
ットし念ものである。
る励振電極(Ag)2のサイズを固定した上で膜厚全変
化せしめて前記閉じ込め係数n a J”、て/Hの値
を変えると共に8個の閉じ込め係数に対して夫々前記振
動エネルギ吸収部4゜4のAgの付着tを各々励振電極
のそれの1倍−ハートーン振動についてのそれとをプロ
ットし念ものである。
本図からも明らかな如く抑圧すべき基本波振動について
のCI値は前記エネルギ吸収部のAg付着量の励振¥t
iのそれに対する比率(膜厚比)が1の場合を除きピー
クを有しそのピーク値は膜厚比が増大する程高くなる様
に見える。
のCI値は前記エネルギ吸収部のAg付着量の励振¥t
iのそれに対する比率(膜厚比)が1の場合を除きピー
クを有しそのピーク値は膜厚比が増大する程高くなる様
に見える。
一方、発振を所望する3次オーバートーン振動について
のCI値はいずれも前記閉じ込め係数naV/、s/H
の増大に従って漸減するが、これは理論上当然の現象で
ある。
のCI値はいずれも前記閉じ込め係数naV/、s/H
の増大に従って漸減するが、これは理論上当然の現象で
ある。
尚、説明の煩雑を避ける為これ以上の図示け省略するが
、5次及び7次オーバートーン発援用共撮子についての
実験でも同様の傾向は明瞭に観察された。
、5次及び7次オーバートーン発援用共撮子についての
実験でも同様の傾向は明瞭に観察された。
以上の実験結果から少なくとも機動エネルギ吸収部の遮
断周波数は励振電極を付した振動エネルギ吸収部のそれ
より小さく構成することが必要であって、さもなければ
発振を所望する次数のオーバー)−7振動についてのC
I値と抑圧すべき基本波振動を含むより低次のオーパー
ト−/振動についてのそれとの間に充分な格差を付与し
得す所望の周波数に於いて安定した発振が不可能となる
場合が生じるであろう。
断周波数は励振電極を付した振動エネルギ吸収部のそれ
より小さく構成することが必要であって、さもなければ
発振を所望する次数のオーバー)−7振動についてのC
I値と抑圧すべき基本波振動を含むより低次のオーパー
ト−/振動についてのそれとの間に充分な格差を付与し
得す所望の周波数に於いて安定した発振が不可能となる
場合が生じるであろう。
いずれにしても第1図に示す如きオーパート−/発掘用
圧電共振子を設計する際には上述した実験結果を勘案し
て発振を所望する次数のオーパート−/振動についての
CI値が極力低く、基本波振動を含むより低次のオーバ
ートーン振動についてのCI値が極力大となるより膜厚
比と閉じ込め係数の値との関係を選択する必要がある。
圧電共振子を設計する際には上述した実験結果を勘案し
て発振を所望する次数のオーパート−/振動についての
CI値が極力低く、基本波振動を含むより低次のオーバ
ートーン振動についてのCI値が極力大となるより膜厚
比と閉じ込め係数の値との関係を選択する必要がある。
因みに前記第5図の実験結果から3次オーパート−7発
援用共振子として最適のパラメータは励振電極に対する
エネルギ吸収部の膜厚比を4とし閉じ込め係数naJm
/Hf 4.5程度とじ九場合であった。
援用共振子として最適のパラメータは励振電極に対する
エネルギ吸収部の膜厚比を4とし閉じ込め係数naJm
/Hf 4.5程度とじ九場合であった。
ところで振動エネルギ吸収部の遮断周波数を低下させる
手段としては前記実験の如く核部に対する導体の蒸着時
間のみを延長する方法の地温6図(a)乃至(clに示
す如く圧電基板1の中央部全エツチング等の手法音用い
て予じめその外周より凹陥せしめることのみで遮断周波
数に差を与えてもよいしく同図(al ) =そのよう
にしで形成した振動エネルギ吸収部4,4に史に電極と
同一の材料5t−蒸着してもよい。或は前記蒸着材料を
電極2,2′のそれよりも高比重のものとして遮断周波
数の一層の低下金図ってもよい(同図(1)。
手段としては前記実験の如く核部に対する導体の蒸着時
間のみを延長する方法の地温6図(a)乃至(clに示
す如く圧電基板1の中央部全エツチング等の手法音用い
て予じめその外周より凹陥せしめることのみで遮断周波
数に差を与えてもよいしく同図(al ) =そのよう
にしで形成した振動エネルギ吸収部4,4に史に電極と
同一の材料5t−蒸着してもよい。或は前記蒸着材料を
電極2,2′のそれよりも高比重のものとして遮断周波
数の一層の低下金図ってもよい(同図(1)。
更に同図(C)の如くより高いオーパート−/発振周波
数を得るべく圧電基板1の電極付着部のみを格別に薄層
化する如き場合はその振動エネルギ吸収部4,4は核部
の基板を厚くしておくのみで格別の加工は不要であるこ
ともあり得よう。
数を得るべく圧電基板1の電極付着部のみを格別に薄層
化する如き場合はその振動エネルギ吸収部4,4は核部
の基板を厚くしておくのみで格別の加工は不要であるこ
ともあり得よう。
湖、前記1極2,2′周辺の圧電基板の遮断周波数f2
は必ずしも全方完全に同一でなく多少の誤差は許される
と共に圧電基板1周縁部に設ける振動エネルギ吸収部4
の遮断周波数f3は部分的に相当の差異があったとして
も本発明が開示し九条件、即ちf3<flt−充分に満
足している限りに於いては殆んど何の問題も発生しない
。
は必ずしも全方完全に同一でなく多少の誤差は許される
と共に圧電基板1周縁部に設ける振動エネルギ吸収部4
の遮断周波数f3は部分的に相当の差異があったとして
も本発明が開示し九条件、即ちf3<flt−充分に満
足している限りに於いては殆んど何の問題も発生しない
。
(発明の効果)
本発明は以上説明した如く構成するものであるからオー
バートーノ発根用圧電共振子の製造工程にわずかな付加
工程を加えるのみで発振全所望する次数のオーバートー
ン振動についてのCI値と基本波振動金倉むより低次の
オーダートーン振動についてのそれとの格差を充分大き
く設定することが可能となるので所望の周波数による発
根ヲ発掘回路のq性に左右されることなく安定して行か
わしめる上で著しい効果がある。
バートーノ発根用圧電共振子の製造工程にわずかな付加
工程を加えるのみで発振全所望する次数のオーバートー
ン振動についてのCI値と基本波振動金倉むより低次の
オーダートーン振動についてのそれとの格差を充分大き
く設定することが可能となるので所望の周波数による発
根ヲ発掘回路のq性に左右されることなく安定して行か
わしめる上で著しい効果がある。
@1図は本発明に係るオーパート−7発援用共振子の基
本的構成を示す断面図、$2図(a)乃至(clは夫々
本発明を適用すべきオーバートーン発振用圧電共振子Q
基本構成を示す断面図、パラメータ選択手順を示す説明
図及び振動エネルギの分布状態を示す図、第3図は本発
明を適用すべき共振子に於いて各次オーバートーン周波
数についての共振子インピーダンスと発振回路の特性と
の関係金示す図、第4図は振動エネルギ吸収部膜厚比検
討の為の実験に使用した共振子の平面図、第5図は振動
エネルギ吸収部膜厚比に対し発振を所望する次数のオー
バートーン振動についてのCI値と抑圧すべきより低次
のオーバートーン振動についてのそれとt−調べた実験
結果の図、第6図(at乃至(clは夫々は振勅工・ネ
ルギ吸収部の異った構成を示す断面図である。 1・・・・・・・・・圧電基板。 2.2′・・・・・・・・・電極(振動エネルギ閉じ込
め部)4・・・・・・・・・振動エネルギ吸収部。 特許出願人 東洋通信機株式会社 第 1 g ケ 第 ll−g
本的構成を示す断面図、$2図(a)乃至(clは夫々
本発明を適用すべきオーバートーン発振用圧電共振子Q
基本構成を示す断面図、パラメータ選択手順を示す説明
図及び振動エネルギの分布状態を示す図、第3図は本発
明を適用すべき共振子に於いて各次オーバートーン周波
数についての共振子インピーダンスと発振回路の特性と
の関係金示す図、第4図は振動エネルギ吸収部膜厚比検
討の為の実験に使用した共振子の平面図、第5図は振動
エネルギ吸収部膜厚比に対し発振を所望する次数のオー
バートーン振動についてのCI値と抑圧すべきより低次
のオーバートーン振動についてのそれとt−調べた実験
結果の図、第6図(at乃至(clは夫々は振勅工・ネ
ルギ吸収部の異った構成を示す断面図である。 1・・・・・・・・・圧電基板。 2.2′・・・・・・・・・電極(振動エネルギ閉じ込
め部)4・・・・・・・・・振動エネルギ吸収部。 特許出願人 東洋通信機株式会社 第 1 g ケ 第 ll−g
Claims (1)
- 圧電基板に単一或は多分割の遮断周波数f_1なる振
動エネルギ閉じ込め部を設けその周辺に遮断周波数f_
2(但しf_1<f_2)なる振動エネルギ伝搬部を、
更にその外周適所に遮断周波数f_3なる振動エネルギ
吸収部を配置し、前記振動エネルギ閉じ込め部周辺近傍
に所望のオーバートーン振動以上の振動エネルギを閉じ
込めると共に基本波振動を含む前記所望のオーバートー
ン振動より低次のオーバートーン振動の振動エネルギを
前記振動エネルギ伝搬部を介して大量に漏洩せしめ、当
該漏洩した振動エネルギを前記振動エネルギ吸収部にて
消耗せしめることによって少なくとも前記所望のオーバ
ートーン振動による発振を基本波振動を含むより低次の
オーバートーン振動によるそれよりも容易ならしめた対
称モード或は非対称モード振動を利用するオーバートー
ン発振用圧電共振子に於いて、前記振動エネルギ吸収部
の遮断周波数f_3を前記振動エネルギ閉じ込め部のそ
れf_1より小ならしめた(f_3<f_1)ことを特
徴とするオーバートーン発振用圧電共振子に於ける振動
エネルギ吸収部の構造。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61010826A JPH0777334B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | オーバートーン発振用圧電共振子 |
DE3650562T DE3650562T2 (de) | 1985-04-11 | 1986-04-11 | Piezoelektrischer resonator zur erzeugung von oberschwingungen |
PCT/JP1986/000181 WO1986006228A1 (en) | 1985-04-11 | 1986-04-11 | Piezo-electric resonator for generating overtones |
EP95108355A EP0680142A1 (en) | 1985-04-11 | 1986-04-11 | Piezoelectric resonators for overtone oscillations |
EP86902487A EP0220320B1 (en) | 1985-04-11 | 1986-04-11 | Piezo-electric resonator for generating overtones |
KR1019860700886A KR920005610B1 (ko) | 1985-04-11 | 1986-04-11 | 오버톤 발진용 압전 공진자 |
US07/191,628 US4870313A (en) | 1985-04-11 | 1988-05-09 | Piezoelectric resonators for overtone oscillations |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61010826A JPH0777334B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | オーバートーン発振用圧電共振子 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4961489A Division JPH0810811B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | オーバートーン発振用圧電共振子の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62169510A true JPS62169510A (ja) | 1987-07-25 |
JPH0777334B2 JPH0777334B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=11761164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61010826A Expired - Fee Related JPH0777334B2 (ja) | 1985-04-11 | 1986-01-21 | オーバートーン発振用圧電共振子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0777334B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02107776U (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-28 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829890A (ja) * | 1981-05-15 | 1983-02-22 | ソシエテ・アノニム・エルフ・フランス | 改良された燃料 |
JPS61236208A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-21 | Toyo Commun Equip Co Ltd | オ−バ−ト−ン発振用圧電共振子 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP61010826A patent/JPH0777334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829890A (ja) * | 1981-05-15 | 1983-02-22 | ソシエテ・アノニム・エルフ・フランス | 改良された燃料 |
JPS61236208A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-21 | Toyo Commun Equip Co Ltd | オ−バ−ト−ン発振用圧電共振子 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02107776U (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0777334B2 (ja) | 1995-08-16 |
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