JPS62168653A - 舶用プロペラの鋳造欠陥防止方法 - Google Patents
舶用プロペラの鋳造欠陥防止方法Info
- Publication number
- JPS62168653A JPS62168653A JP19487886A JP19487886A JPS62168653A JP S62168653 A JPS62168653 A JP S62168653A JP 19487886 A JP19487886 A JP 19487886A JP 19487886 A JP19487886 A JP 19487886A JP S62168653 A JPS62168653 A JP S62168653A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller
- casting
- metal
- cavity
- sand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 title claims abstract description 41
- 230000007547 defect Effects 0.000 title claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 48
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 48
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims abstract description 25
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 17
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 4
- 101100384819 Caenorhabditis elegans cope-1 gene Proteins 0.000 abstract 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 15
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 15
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 6
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010974 bronze Substances 0.000 description 3
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910003310 Ni-Al Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007528 sand casting Methods 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、N1−Aβ青銅製大型舶用プロペラの鋳造に
さいして、冷し金と砂巾との関係を特定するこ左によっ
て、鋳造欠陥を防止するものに関する。
さいして、冷し金と砂巾との関係を特定するこ左によっ
て、鋳造欠陥を防止するものに関する。
(従来の技術)
舶用プロペラの鋳造は、第1図に示す如く砂型よりなる
上型1と、砂型よりなる下型2と、を互いに合致させて
プロペラ鋳造キャビティ3を構成し、このキャビティ3
に、造型されたボス内面成形部を有する中子4が挿設さ
れ、溶湯を湯道5を介して押上げ方式で注湯することに
よりなされる。
上型1と、砂型よりなる下型2と、を互いに合致させて
プロペラ鋳造キャビティ3を構成し、このキャビティ3
に、造型されたボス内面成形部を有する中子4が挿設さ
れ、溶湯を湯道5を介して押上げ方式で注湯することに
よりなされる。
Ni−Al青銅製プロペラの鋳造の場合は、凝固速度が
大きくしかも底部から上部の押湯方向に凝固することが
鋳造欠陥の発生を防止するための有効な手段であり、一
般の砂型鋳物の場合に、凝固方向をコントロールするた
めに冷し金を砂型に埋設することが多く、プロペラ鋳造
においても、第1図で示す如(下型2に冷し金6が埋設
される。
大きくしかも底部から上部の押湯方向に凝固することが
鋳造欠陥の発生を防止するための有効な手段であり、一
般の砂型鋳物の場合に、凝固方向をコントロールするた
めに冷し金を砂型に埋設することが多く、プロペラ鋳造
においても、第1図で示す如(下型2に冷し金6が埋設
される。
(発明が解決しようとする問題点)
第1図に示す如く下型2に冷し金6を施工す不場合、次
の項目が判明した。
の項目が判明した。
1)フロペラのr/R(プロペラ中心よりの同心円)の
G、L、 (プロペラ翼中心線)上の接線方向翼断面の
T、MAX (翼最大肉厚部)の%以上の板厚を有す
る冷し金6を施すと引は巣欠陥を生じない(表1及び第
4図参照)。
G、L、 (プロペラ翼中心線)上の接線方向翼断面の
T、MAX (翼最大肉厚部)の%以上の板厚を有す
る冷し金6を施すと引は巣欠陥を生じない(表1及び第
4図参照)。
2) 冷し金6を部分的に施工した場合には、冷し金族
工部周囲に引は巣7を生ずる(第3図参照)。
工部周囲に引は巣7を生ずる(第3図参照)。
3) 冷し金6を間隔をおいて施工した場合には、冷し
金6の大きさ9間隔、鋳物肉厚の関係により、冷し金6
と冷し金6の間に第4図で示す如く引は巣7を発生する
ことがある。
金6の大きさ9間隔、鋳物肉厚の関係により、冷し金6
と冷し金6の間に第4図で示す如く引は巣7を発生する
ことがある。
4) 冷し金間の引は巣の発生は、T、MAX部近傍に
多く発生し、翼断面のT、MAX部に引は巣を発生しな
いような冷し全施工では、他の部分では引は巣が発生し
ない。
多く発生し、翼断面のT、MAX部に引は巣を発生しな
いような冷し全施工では、他の部分では引は巣が発生し
ない。
以上のことが判明した。
本発明は、舶用プロペラ鋳物の鋳造欠陥を防止するため
の冷し全施工に関し、冷し金の施工の適正条件を決定す
ることを目的とする。
の冷し全施工に関し、冷し金の施工の適正条件を決定す
ることを目的とする。
すなわち、舶用プロペラ鋳物の製造における冷し金間の
砂巾を規定することによ一゛って、冷し金の施工に付随
する鋳造欠陥、すなわち、第2図で示す如く引は巣7が
発生ずるのを防止することを目的とするのである。
砂巾を規定することによ一゛って、冷し金の施工に付随
する鋳造欠陥、すなわち、第2図で示す如く引は巣7が
発生ずるのを防止することを目的とするのである。
(問題を解決するだめの手段)
本発明が前述目的を達成するために講じる技術的手段の
特徴とするところは、互いに合致される上型1と下型2
とでプロペラ鋳造キャビティ3が構成され、該キャビテ
ィ3にボス内面成形軸部を有する中子4が挿設され、前
記キャビティ3に溶湯を注湯して舶用プロペラを鋳造す
るものにおいて、溶湯に直接接触する側の下型2に、厚
さH1幅Wの冷し金6が径方向に砂幅Sを有して略全面
にわたって配置されており、プロペラ肉厚の最大肉厚部
をTとしたとき、 0.0.05≦S/W≦1 −・・・・・・・・・・・
・・・・(3)式の条件を満足して鋳造する点にある。
特徴とするところは、互いに合致される上型1と下型2
とでプロペラ鋳造キャビティ3が構成され、該キャビテ
ィ3にボス内面成形軸部を有する中子4が挿設され、前
記キャビティ3に溶湯を注湯して舶用プロペラを鋳造す
るものにおいて、溶湯に直接接触する側の下型2に、厚
さH1幅Wの冷し金6が径方向に砂幅Sを有して略全面
にわたって配置されており、プロペラ肉厚の最大肉厚部
をTとしたとき、 0.0.05≦S/W≦1 −・・・・・・・・・・・
・・・・(3)式の条件を満足して鋳造する点にある。
(実施例)
以下、本発明の実施例を従来例との対比の上で順次説明
する。
する。
本発明に用いる鋳造装置は第1図に示したものであり、
前述した部分は共通する。
前述した部分は共通する。
1) プロペラ翼8を造成するキャビティ3の下型2部
分に冷し金6を施工する場合には、冷し金6間に砂巾S
をもうけて施工する。また砂巾Sは冷し金6の熱膨張量
と比較して十分大きな寸法とする。
分に冷し金6を施工する場合には、冷し金6間に砂巾S
をもうけて施工する。また砂巾Sは冷し金6の熱膨張量
と比較して十分大きな寸法とする。
これは以下の理由に基づく。
■ 凝固を促進するために、下型2に金型を用いた場合
には、熱応力により金型が割れ及び変形を生じやすく、
くり返しの使用が困難である。
には、熱応力により金型が割れ及び変形を生じやすく、
くり返しの使用が困難である。
■ 冷し金6間に砂巾Sがあることにより、冷し金6が
膨張した際のクッション作用となり、鋳型割れによる湯
洩れの防止ができる。したがって砂11Sは、冷し金膨
張量を吸収するために0.05≦S/Wを満足する必要
がある。
膨張した際のクッション作用となり、鋳型割れによる湯
洩れの防止ができる。したがって砂11Sは、冷し金膨
張量を吸収するために0.05≦S/Wを満足する必要
がある。
2) 冷し金の施工範囲は翼8側のR止り9から翼先端
まで全面への施工とし、翼の下型側のみとする。
まで全面への施工とし、翼の下型側のみとする。
これは以下の理由に基づく。
■ 第3図に示すように部分的に冷し金を施工すること
により、冷し金を施工した周囲に引は巣を生ずる。ただ
しプロペラ鋳物の鋳造欠陥を防止できるだけの熱吸収量
を有する冷し金を施工した場合である。
により、冷し金を施工した周囲に引は巣を生ずる。ただ
しプロペラ鋳物の鋳造欠陥を防止できるだけの熱吸収量
を有する冷し金を施工した場合である。
したがって鋳造欠陥を防止できる大きさの冷し金は翼全
面に施工する必要がある。
面に施工する必要がある。
■ また底面から押湯方向への指向性凝固を達成するた
めには、下型面に冷し金を施工する必要がある。
めには、下型面に冷し金を施工する必要がある。
3)砂巾及び冷し金大きさの規定はr/R接線方向断面
をもって決定するが、これは以下の理由に基づく。
をもって決定するが、これは以下の理由に基づく。
プロペラ断面形状は第2図に示すが、翼肉厚は勾配をも
っており、また翼断面は傾きをもっている。冷し金を施
工した場合の凝固の進行は翼の端面及び下型面側からで
ある。この場合、T、MAX部付近が溶湯の補給源とな
り、引は巣の発生はT、MAX部付近にかぎられる。し
たがって、T、 MAX部において引は巣を発生しない
条件を決定すれば冷し合間に生ずる引は巣が防止できる
。
っており、また翼断面は傾きをもっている。冷し金を施
工した場合の凝固の進行は翼の端面及び下型面側からで
ある。この場合、T、MAX部付近が溶湯の補給源とな
り、引は巣の発生はT、MAX部付近にかぎられる。し
たがって、T、 MAX部において引は巣を発生しない
条件を決定すれば冷し合間に生ずる引は巣が防止できる
。
4)砂巾Sと最大肉厚Tの関係は、
をもって施工するが、これは以下の理由に基づく。
砂巾Sをもって冷し金を施工した場合に、溶湯の凝固は
、冷し金接触面真上が早く、砂接触面(冷し合間)が遅
い傾向がある。
、冷し金接触面真上が早く、砂接触面(冷し合間)が遅
い傾向がある。
これは、冷し金の冷却効果が砂の冷却効果よりも大きい
ために生じ、冷し金の冷却効果は、溶湯接触面より周囲
に広がるためである。
ために生じ、冷し金の冷却効果は、溶湯接触面より周囲
に広がるためである。
冷し合間の凝固が著しく遅れ、周囲の溶湯補給源が断た
れるために引は巣を発生する。
れるために引は巣を発生する。
5) プロペラ翼断面の最大肉厚Tと冷し金厚さHの関
係は □T≦H−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■式をもって施工する。
係は □T≦H−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■式をもって施工する。
冷し金の抜熱量は砂型に比して大きいが、特に冷し金の
厚さを%T以上にすれば、従来の砂型の場合の凝固時間
に対して1/1.8以内の短かい凝固時間にできるため
、下型面からの指向性凝固が十分に達成され、プロペラ
に有害なパイプ状鋳造欠陥が防止できる。
厚さを%T以上にすれば、従来の砂型の場合の凝固時間
に対して1/1.8以内の短かい凝固時間にできるため
、下型面からの指向性凝固が十分に達成され、プロペラ
に有害なパイプ状鋳造欠陥が防止できる。
上記0式を満足しない場合には、指向性凝固が十分に達
成されないために、パイプ状鋳造欠陥を完全に防止でき
ない。
成されないために、パイプ状鋳造欠陥を完全に防止でき
ない。
6) 砂巾Sと冷し命中Wの関係は
0.05≦S/W≦1−−−−−−−−−−−一■式を
もって施工する。
もって施工する。
これは、S/W≦1を満足しない場合には、溶湯に直接
接触する冷し金の面積が小さくなり、冷し金の効果が十
分に得られなくなる。
接触する冷し金の面積が小さくなり、冷し金の効果が十
分に得られなくなる。
一般に鋳物の凝固時間は、To =k(V/A)で示さ
れる。
れる。
ここで、Toは凝固時間、Aは鋳物表面積、■は鋳物体
積、kは定数である。
積、kは定数である。
また、冷し金を施工した場合には、見掛は上、鋳物表面
積を増加した際の凝固時間に等しくなる。
積を増加した際の凝固時間に等しくなる。
従って、S/W≦1以下では鋳物表面積の拡大率が小さ
く、下型面からの指向性凝固が十分に達成されずパイプ
状鋳造欠陥を完全に防止できない。
く、下型面からの指向性凝固が十分に達成されずパイプ
状鋳造欠陥を完全に防止できない。
また、0,05≦S/Wを満足しない場合には、注湯時
の冷し金の膨張量を砂型が十分に吸収できず、鋳型割れ
等の損傷を起こし、湯洩れの危険性がある。
の冷し金の膨張量を砂型が十分に吸収できず、鋳型割れ
等の損傷を起こし、湯洩れの危険性がある。
次に、15tプロペラにおいて、第1図に示される鋳造
装置を用いて、N1−Aj2青銅(JIS1’/!BC
3)の鋳造を押し上げ方式で行った。
装置を用いて、N1−Aj2青銅(JIS1’/!BC
3)の鋳造を押し上げ方式で行った。
なお、注湯温度は1150±20℃、T;MAX (
最大肉厚)、冷し金厚さN2冷し命中W、砂巾Sとの関
係は表1に示す通りである。
最大肉厚)、冷し金厚さN2冷し命中W、砂巾Sとの関
係は表1に示す通りである。
鋳造後の引は巣の判定は、放射線透過試験により行った
。判定基準はASTM tE272 Code CC1
ass 3以下を引は巣と判定し、表1の結果を得た。
。判定基準はASTM tE272 Code CC1
ass 3以下を引は巣と判定し、表1の結果を得た。
但し、表1の判定において、○印は引は巣発生なし、×
印は引は巣発生である。
印は引は巣発生である。
(次 葉)
表1
()内は0式
上記表1において、最大肉厚部T、冷し金厚さI]、冷
し金11W、砂巾Sとの関係を示すと次の通りである。
し金11W、砂巾Sとの関係を示すと次の通りである。
すなわち、第6図は最大肉厚部Tと砂巾Sとのであり、
図中○印は引は巣なしであり、X印は引は巣有である。
図中○印は引は巣なしであり、X印は引は巣有である。
また、第7図はTとHとの関係であり、□T≦H−・−
−−−−−一−−−−−−−−−−−−■式とされ、○
印が引は巣なし、×印が引は巣ありである。
−−−−−一−−−−−−−−−−−−■式とされ、○
印が引は巣なし、×印が引は巣ありである。
更に、第8図はSとWとの関係であり、0.0.05≦
S/W≦1 −−−−−−−−−−■式とされ、○印
が引は巣なし、×印が引は巣ありである。
S/W≦1 −−−−−−−−−−■式とされ、○印
が引は巣なし、×印が引は巣ありである。
従って、表1及び第6図〜第8図を総和すると、本発明
は互いに合致される上型1と下型2とでブ0ベラ鋳造キ
ヤビテイ3が構成され、該キャビティ3にボス内面成形
軸部を有する中子4が挿設され、前記キャビティ3に溶
湯を注湯して舶用プロペラを鋳造するものにおいて、溶
湯に直接接触する側の下型2に、厚さH1幅Wの冷し金
6が径方向に砂幅Sを有して略全面にわたって配置され
ており、プロペラ肉厚の最大肉厚部をTとしたとき、4
.4 □T≦H−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−0式0.0.05≦S/W≦1−・−・・・−・
−−−一−−−−−−−−−■式の条件を満足して鋳造
することによって、舶用プロペラの鋳造において、プロ
ペラ前進面に鋳造欠陥が発生するのを防止したのである
。
は互いに合致される上型1と下型2とでブ0ベラ鋳造キ
ヤビテイ3が構成され、該キャビティ3にボス内面成形
軸部を有する中子4が挿設され、前記キャビティ3に溶
湯を注湯して舶用プロペラを鋳造するものにおいて、溶
湯に直接接触する側の下型2に、厚さH1幅Wの冷し金
6が径方向に砂幅Sを有して略全面にわたって配置され
ており、プロペラ肉厚の最大肉厚部をTとしたとき、4
.4 □T≦H−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−0式0.0.05≦S/W≦1−・−・・・−・
−−−一−−−−−−−−−■式の条件を満足して鋳造
することによって、舶用プロペラの鋳造において、プロ
ペラ前進面に鋳造欠陥が発生するのを防止したのである
。
(発明の効果)
本発明は以上の通りであり、本発明に従えば、鋳造され
た舶用プロペラの前進面にはパイプ状欠陥を初めとする
鋳造欠陥がなくなり、耐久性に冨む良品質の舶用プロペ
ラを提供することができる。
た舶用プロペラの前進面にはパイプ状欠陥を初めとする
鋳造欠陥がなくなり、耐久性に冨む良品質の舶用プロペ
ラを提供することができる。
第1図は本発明(従来例も同じ)による鋳造装置の一部
を示す断面図、第2図はプロペラ断面形状を示し、第3
図および第4図は従来例の冷し金施工例を示す説明図、
第5図は本発明による冷し金施工例を示す説明図、第6
図から第8図は最大肉厚部と砂巾、冷し金厚さ、巾との
関係を示すグラフである。 1・・・上型、2・・・下型、3・・・キャビティ、4
・・・中子、6・・・冷し金。
を示す断面図、第2図はプロペラ断面形状を示し、第3
図および第4図は従来例の冷し金施工例を示す説明図、
第5図は本発明による冷し金施工例を示す説明図、第6
図から第8図は最大肉厚部と砂巾、冷し金厚さ、巾との
関係を示すグラフである。 1・・・上型、2・・・下型、3・・・キャビティ、4
・・・中子、6・・・冷し金。
Claims (1)
- (1)互いに合致される上型1と下型2とでプロペラ鋳
造キャビティ3が構成され、該キャビティ3にボス内面
成形軸部を有する中子4が挿設され、前記キャビティ3
に溶湯を注湯して舶用プロペラを鋳造するものにおいて
、 溶湯に直接接触する側の下型2に、厚さH、幅Wの冷し
金6が径方向に砂幅Sを有して略全面にわたって配置さ
れており、プロペラ肉厚の最大肉厚部をTとしたとき、 S≦(T+180)/4.4・・・・・・・・・・・・
・・・(1)式1/2T≦H・・・・・・・・・・・・
・・・・(2)式0.05≦S/W≦1・・・・・・・
・・・・・・・・(3)式の条件を満足して鋳造するこ
とを特徴とする舶用プロペラの鋳造欠陥防止方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19163585 | 1985-08-29 | ||
JP60-191635 | 1985-08-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62168653A true JPS62168653A (ja) | 1987-07-24 |
Family
ID=16277932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19487886A Pending JPS62168653A (ja) | 1985-08-29 | 1986-08-19 | 舶用プロペラの鋳造欠陥防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62168653A (ja) |
-
1986
- 1986-08-19 JP JP19487886A patent/JPS62168653A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4549599A (en) | Preventing mold and casting cracking in high rate directional solidification processes | |
CN110842150B (zh) | 一种拼装辙叉铸造系统及铸造方法 | |
AU633154B2 (en) | Method of controlling the rate of heat extraction in mould casting | |
CN206839061U (zh) | 一种加速铝液凝固的砂芯冷铁成型模具 | |
JPS62168653A (ja) | 舶用プロペラの鋳造欠陥防止方法 | |
CN104174817B (zh) | 一种海洋平台爬升机连接座的铸造及热处理工艺 | |
JPH07266020A (ja) | 低圧鋳造装置 | |
US2867871A (en) | Hot-top for ingot mold | |
CN104889351A (zh) | 铸造方法和铸造用铸模 | |
JPS591496B2 (ja) | 中空管状部を有する鋳物の鋳造方法 | |
JPS611446A (ja) | 内燃機関用ピストンの製造方法 | |
CN211191881U (zh) | 铸造用的保温冒口 | |
JPS5945068A (ja) | 半連鋳鋳型造塊装置における冷却方法 | |
CN110586923A (zh) | 一种冶金用下料口的铸造系统及铸造方法 | |
JPH07227653A (ja) | 連続鋳造における収縮孔低減方法および装置 | |
JPS58148044A (ja) | 鋳型製造法 | |
JPS61245949A (ja) | 連続鋳造方法 | |
JPS61276745A (ja) | 鋼の造塊方法 | |
JPH09225593A (ja) | 角ビレットの連続鋳造用鋳型 | |
CN115502359A (zh) | 一种防止型面夹杂、缩松的冷铁放置方法 | |
JPH08103850A (ja) | 鋳造用の押湯ネックダウンコア | |
JPS6142471A (ja) | 強制冷却式鋳造方法 | |
JPH03226334A (ja) | 圧力鋳造用中子 | |
JPS58187241A (ja) | 金属の水平連続鋳造方法 | |
JPH03291155A (ja) | 袋形製品の鋳造方法 |