JPS62168077A - 水中移動体の位置計測装置 - Google Patents
水中移動体の位置計測装置Info
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- JPS62168077A JPS62168077A JP977886A JP977886A JPS62168077A JP S62168077 A JPS62168077 A JP S62168077A JP 977886 A JP977886 A JP 977886A JP 977886 A JP977886 A JP 977886A JP S62168077 A JPS62168077 A JP S62168077A
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- ultrasonic wave
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 235000019892 Stellar Nutrition 0.000 description 3
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241000862969 Stella Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は超音波を用いて水中移動体の位置計測を行なう
水中移動体の位置計測装置に関する。
水中移動体の位置計測装置に関する。
従来のこの棟の水中移動体の位置計測装置は、第7図に
示すように水中の成る基準点0を中心とする水平な正三
角形の各頂点位置に超音波受波器10a、10b、IQ
cを配設してなる受波装置10を水底に設置しておき、
一方、水中移動体20には超音波送波器21を設置し、
速波器21から各受波器10 a + l Ob 、
l Oc までの超音波伝播時間を測定することによ
シ、水中移動体20の位置を計測するようにしている(
特願昭49−84841)。
示すように水中の成る基準点0を中心とする水平な正三
角形の各頂点位置に超音波受波器10a、10b、IQ
cを配設してなる受波装置10を水底に設置しておき、
一方、水中移動体20には超音波送波器21を設置し、
速波器21から各受波器10 a + l Ob 、
l Oc までの超音波伝播時間を測定することによ
シ、水中移動体20の位置を計測するようにしている(
特願昭49−84841)。
ここで、上記計測方法について第8図を用いて詳しく説
明する。まず、第8図に示す各符号を以下のように定義
する。
明する。まず、第8図に示す各符号を以下のように定義
する。
ω。; 受波装置IOの基準点0と送波器21との距離
α ; 基準点Oと受波器10aとを結ぶ線分と、基準
点Oと送波器21とを結ぶ線分とのなす角 r ; 基準点0と各受波器10a、10b、10cと
の距離 C; 音速 to; 送波器21が超音波を送波してから受波器10
aが受波するまでの伝播時間 t、; 超音波を受波器10 a iZ受波してから受
波器10bが受波するまでの時間 ち ;超音波を受波器10aが受波してから受波器10
eが受波するまでの時間 送波器21の位itは、上記距離ω。および角度αを求
めることによって計測することができる。ここで、距離
ω。は、次式、 ω。=c−to+ω ・・・(1)ω= rcos
α ・・・(2)によって表わすことができる
。
点Oと送波器21とを結ぶ線分とのなす角 r ; 基準点0と各受波器10a、10b、10cと
の距離 C; 音速 to; 送波器21が超音波を送波してから受波器10
aが受波するまでの伝播時間 t、; 超音波を受波器10 a iZ受波してから受
波器10bが受波するまでの時間 ち ;超音波を受波器10aが受波してから受波器10
eが受波するまでの時間 送波器21の位itは、上記距離ω。および角度αを求
めることによって計測することができる。ここで、距離
ω。は、次式、 ω。=c−to+ω ・・・(1)ω= rcos
α ・・・(2)によって表わすことができる
。
次に、第8図の三角形toa−o−zおよび三角形10
cm0−mについて着目すると、次式、rcosα+r
sin(30°+α)=C−t2・・・(3)が成立し
、同様に三角形10a−に−10bについて着目すると
、次式、 JT −r−cos(30°+α〉=C−t、・・・(
4)が成立する。上記第(3)式および第(4)式を整
理し、sinαおよびCOSαについて解くと、となる
。この第(6)式を第(2)式に代入すると、となシ、
この第(7)式’t g (1)式に代入すると、とな
る。
cm0−mについて着目すると、次式、rcosα+r
sin(30°+α)=C−t2・・・(3)が成立し
、同様に三角形10a−に−10bについて着目すると
、次式、 JT −r−cos(30°+α〉=C−t、・・・(
4)が成立する。上記第(3)式および第(4)式を整
理し、sinαおよびCOSαについて解くと、となる
。この第(6)式を第(2)式に代入すると、となシ、
この第(7)式’t g (1)式に代入すると、とな
る。
次に、基準点Oを座標原点とし、線分0−1(laの方
向をy、@、これに直交する方向をX軸とするx−y座
標において上記送波器21のx、y座標を求めると、 となり、このsinαおよびCOSαに上記第(5)式
および第(6)式を代入すると、 となる。
向をy、@、これに直交する方向をX軸とするx−y座
標において上記送波器21のx、y座標を求めると、 となり、このsinαおよびCOSαに上記第(5)式
および第(6)式を代入すると、 となる。
このように、送波器21(水中移動体20)の位置(X
O)’O)を、各伝播時間t。−t2 を計測すること
によシ、加減乗除のみの簡単な演算で求めることができ
る。
O)’O)を、各伝播時間t。−t2 を計測すること
によシ、加減乗除のみの簡単な演算で求めることができ
る。
しかし、上記従来の装置は、第7図に示すように超音波
測距最大距離tを半径とし、受波器10aを中心に±6
0°の範囲の扇形の作業範囲(計測範囲)Rでしか水中
移動体20の位置を計測することができず、逆に水中移
動体20の作業範囲をRの範囲にしか設定できなかった
。
測距最大距離tを半径とし、受波器10aを中心に±6
0°の範囲の扇形の作業範囲(計測範囲)Rでしか水中
移動体20の位置を計測することができず、逆に水中移
動体20の作業範囲をRの範囲にしか設定できなかった
。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、超音波測距
最大距離を半径とする円内であれば、いずれの位置にあ
っても水中移動体の位置を計測することができる水中移
動体の位置計測装置を提供することを目的とする。
最大距離を半径とする円内であれば、いずれの位置にあ
っても水中移動体の位置を計測することができる水中移
動体の位置計測装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、水中移動体に配設した超音波送波手段
と、水中の基準点を中心とする水平な正多角形の各頂点
位置に配設したn個の超音波受波手段と、前記水中移動
体から超音波が送波されてから前記各超音波受波手段が
それぞれその超音波を受波するまでの伝播時間を測定す
る伝播時間測定手段と、前記水中の基準点と前記n 4
181の超音波受波手段とを結ぶ各線分の方向を中心に
して±180°/nによって区分されるn個の領域のう
ち、前記走音波を最初に受波した超音波受波手段の位置
に基づいて前記水中移動体がいずれの領域に有性するか
を判別する判別手段と、前記伝播時間測定手段によって
測定した各伝播時間に基づいて、最短伝播時間および各
超音波受波手段間における伝播時間差を求める手段と、
前記水中の基準点を座標原点とし、この座標原点と前記
超音波受波手段のうちのいずれか1つとを結ぶ線分の方
向をy軸として成る水平なχ−yFM標系でありて、そ
の座標系における前記領域に水中移動体が存在する場合
に、前記求めた最短伝播時間および伝播時間差に基づい
て水中移動体の前記!−7座標系上の位置を求める第1
の演算手段々、前記判別手段によって判別した水中移動
体の存在領域が前記X−7座標系の領域でない場合には
、前記X−7座標系の領域に対するその領域の変位角度
だけ前記第1の演算手段によって求め九位置を座標変換
する第2の演算手段とを具えることを特徴としている。
と、水中の基準点を中心とする水平な正多角形の各頂点
位置に配設したn個の超音波受波手段と、前記水中移動
体から超音波が送波されてから前記各超音波受波手段が
それぞれその超音波を受波するまでの伝播時間を測定す
る伝播時間測定手段と、前記水中の基準点と前記n 4
181の超音波受波手段とを結ぶ各線分の方向を中心に
して±180°/nによって区分されるn個の領域のう
ち、前記走音波を最初に受波した超音波受波手段の位置
に基づいて前記水中移動体がいずれの領域に有性するか
を判別する判別手段と、前記伝播時間測定手段によって
測定した各伝播時間に基づいて、最短伝播時間および各
超音波受波手段間における伝播時間差を求める手段と、
前記水中の基準点を座標原点とし、この座標原点と前記
超音波受波手段のうちのいずれか1つとを結ぶ線分の方
向をy軸として成る水平なχ−yFM標系でありて、そ
の座標系における前記領域に水中移動体が存在する場合
に、前記求めた最短伝播時間および伝播時間差に基づい
て水中移動体の前記!−7座標系上の位置を求める第1
の演算手段々、前記判別手段によって判別した水中移動
体の存在領域が前記X−7座標系の領域でない場合には
、前記X−7座標系の領域に対するその領域の変位角度
だけ前記第1の演算手段によって求め九位置を座標変換
する第2の演算手段とを具えることを特徴としている。
以下、本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明装置の全体構成を示す概念図である。な
お、第7図のものと同等のものには同じ番号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
お、第7図のものと同等のものには同じ番号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
同図において、コントロールルーム30は送波信号ケー
ブル5を介してトリガパルスを超音波送波器21に加え
、超音波送波器21はそのトリがパルスを入力するごと
に超音波を送波する。一方、受信装置10の各超音波受
波器IQa、10b。
ブル5を介してトリガパルスを超音波送波器21に加え
、超音波送波器21はそのトリがパルスを入力するごと
に超音波を送波する。一方、受信装置10の各超音波受
波器IQa、10b。
10cは、それぞれ送波器21が送波した超音波を受波
すると、受波パルスを受波信号ケーブル15を介してコ
ントロールルーム30に加える。
すると、受波パルスを受波信号ケーブル15を介してコ
ントロールルーム30に加える。
ここで、第2図および第3図を用いて超音波送波器21
および超音波受波器10a、10b、10cを更に詳細
に説明する。
および超音波受波器10a、10b、10cを更に詳細
に説明する。
超音波送波器21は、変調器21a、アンプ21bおよ
び送波部21eから構成されている。
び送波部21eから構成されている。
変調器21aは第3図(、)に示すトリガパルスを入力
すると、第3図(b) K示す送波信号を形成し、これ
をアンプ21bを介して送波部21cに加える。
すると、第3図(b) K示す送波信号を形成し、これ
をアンプ21bを介して送波部21cに加える。
送波部21cは入力する送波信号によって振動し、超音
波を送波する。なお、超音波測距最大距離を150mと
すると、水中での音速は1500 シsであるから、上
記トリガ)4ルスの出力間隔δは100mm とすれ
ばよい。
波を送波する。なお、超音波測距最大距離を150mと
すると、水中での音速は1500 シsであるから、上
記トリガ)4ルスの出力間隔δは100mm とすれ
ばよい。
超音波受波器10m、10b、10cは、それぞれ受波
部11a、flb、llc、および受波信号アンプ12
m 、12b 、12cからなり、各受波信号アンプは
更にアンプ13、コンパレータ14から構成されている
。送波器21から伝播してきた超音波は受波部11a、
llb、lieで受波されて電気信号に変換され、この
電気信号はアンプ13で増幅されたのちコントロ−ル1
4に加えられる。コンパレータ14ばこの増幅された電
気信号の立ち上がシエッジを捉え、受波パルスを形成し
てコントロールルーム30に送出する。
部11a、flb、llc、および受波信号アンプ12
m 、12b 、12cからなり、各受波信号アンプは
更にアンプ13、コンパレータ14から構成されている
。送波器21から伝播してきた超音波は受波部11a、
llb、lieで受波されて電気信号に変換され、この
電気信号はアンプ13で増幅されたのちコントロ−ル1
4に加えられる。コンパレータ14ばこの増幅された電
気信号の立ち上がシエッジを捉え、受波パルスを形成し
てコントロールルーム30に送出する。
第4図はコントローA/ルーム30内の演算装置の一実
施例を示すブロック図で、この装置は、主として入力部
31m、31b、31c、中央処理装置(CPU) 3
2、ROM 33、RAM 34、D/Aコンバータ3
5、分局器36等から構成されている。
施例を示すブロック図で、この装置は、主として入力部
31m、31b、31c、中央処理装置(CPU) 3
2、ROM 33、RAM 34、D/Aコンバータ3
5、分局器36等から構成されている。
各入力部31m、31b、31cは、それぞれフリップ
70ツブ311、アンド回路312、カウンタ313.
ラッチ回路314、PPI(Program−able
Parallel Interface) 315か
ら構成されている。
70ツブ311、アンド回路312、カウンタ313.
ラッチ回路314、PPI(Program−able
Parallel Interface) 315か
ら構成されている。
いマ、コントロールルーム30から)IJ、fノ9ルス
が出力されると、フリップ70ツブ311はセットされ
、カウンタ313はクリアされる。フリップフロップ3
11がセットされると、その出力端子Qよシ信号“1”
がアンド回路312に加えられ、アンド回路312が動
作可能になる。
が出力されると、フリップ70ツブ311はセットされ
、カウンタ313はクリアされる。フリップフロップ3
11がセットされると、その出力端子Qよシ信号“1”
がアンド回路312に加えられ、アンド回路312が動
作可能になる。
アンド回路312の他の入力にはクロックが加えられて
おシ、アンド回路312が動作可能になると、入力する
クロックはアンド回路312を介してカウンタ313の
クロック入力に加えられ、カウンタ313はクロック入
力に加えられるクロックを計数する。
おシ、アンド回路312が動作可能になると、入力する
クロックはアンド回路312を介してカウンタ313の
クロック入力に加えられ、カウンタ313はクロック入
力に加えられるクロックを計数する。
ここで、カウンタ313のビット数が例えば12ビツト
の場合、測距最大距離を150mとすれば、測距分解能
は、 50m □中0.036m=3.6cIrL である。また、このためのクロック周波数は、f=1/
(100ms/2 )中41kHzとすればよい。
の場合、測距最大距離を150mとすれば、測距分解能
は、 50m □中0.036m=3.6cIrL である。また、このためのクロック周波数は、f=1/
(100ms/2 )中41kHzとすればよい。
トリだA/ルスに同期して超音波送波器21から超音波
が送波されたのち、その超音波が超音波受波器10m、
10b、10cによって受波され、受波・臂ルスa、b
、aがそれぞれ各入力部の7リツプフロツプ311に加
えられると、7リツプフロツf311はリセットされ、
アンド回路312に信号′0”を出力する。これによシ
、アンド回路312は不動作となシ、カウンタ313に
はクロックが加わらなくなる。ラッチ回路314は、カ
ウンタ313がリセットされる直前のカウンタ313の
計数値をラッチし、これをPPI 315に加える。な
お、各ラッチ回路314がラッチした計数値は、超音波
が送波されてから各受波器10a、10b、10cが受
波するまでの伝播時間に相当する。
が送波されたのち、その超音波が超音波受波器10m、
10b、10cによって受波され、受波・臂ルスa、b
、aがそれぞれ各入力部の7リツプフロツプ311に加
えられると、7リツプフロツf311はリセットされ、
アンド回路312に信号′0”を出力する。これによシ
、アンド回路312は不動作となシ、カウンタ313に
はクロックが加わらなくなる。ラッチ回路314は、カ
ウンタ313がリセットされる直前のカウンタ313の
計数値をラッチし、これをPPI 315に加える。な
お、各ラッチ回路314がラッチした計数値は、超音波
が送波されてから各受波器10a、10b、10cが受
波するまでの伝播時間に相当する。
CPU 32はトリがパルスを1/2分周する分局器3
6から信号が加えられるごとに起動し、100m5以内
に第5図のフローチャートに示す処理を行なう。
6から信号が加えられるごとに起動し、100m5以内
に第5図のフローチャートに示す処理を行なう。
CPU 32は起動されると、アドレス指定をしくステ
ップ100)、受波器10&の入力部31a、PPI
315を選択し、このPPI 315から測距データ、
すなわち超音波が送波されてから受波器10aに受波さ
れるまでの時間T、に相当するデータを入力しくステッ
プ101)、これをRAM 34に記憶させる。同様に
して、超音波が送波されてから受波器10bおよび受波
器10cに受波されるまでの時間T2および時間T3に
相当するデータもRAM 34に記憶される。
ップ100)、受波器10&の入力部31a、PPI
315を選択し、このPPI 315から測距データ、
すなわち超音波が送波されてから受波器10aに受波さ
れるまでの時間T、に相当するデータを入力しくステッ
プ101)、これをRAM 34に記憶させる。同様に
して、超音波が送波されてから受波器10bおよび受波
器10cに受波されるまでの時間T2および時間T3に
相当するデータもRAM 34に記憶される。
次に、CPU 32は上記記憶した時間T1. T2.
T。
T。
に基づいて水中移動体20(超音波送波器21)f+Z
笛g I’I’l F yすQ−”’)n4tj梼
TH$7’) D’J /7’l ll’l jいず
れの領域に存在するかを判別する。ここで、領域R1は
基準点0と受波器10mとを結ぶ線分の方向を中心にし
て基準点0から±60°の範囲をいい、領域R2は基準
点0と受波器10bとを結ぶ線分の方向を中心にして基
準点0から±60’の範囲をいい、領域R3は基準点0
と受波器10Cとを結ぶ線分の方向を中心にして基準点
0から±60゜の範囲をいう。
笛g I’I’l F yすQ−”’)n4tj梼
TH$7’) D’J /7’l ll’l jいず
れの領域に存在するかを判別する。ここで、領域R1は
基準点0と受波器10mとを結ぶ線分の方向を中心にし
て基準点0から±60°の範囲をいい、領域R2は基準
点0と受波器10bとを結ぶ線分の方向を中心にして基
準点0から±60’の範囲をいい、領域R3は基準点0
と受波器10Cとを結ぶ線分の方向を中心にして基準点
0から±60゜の範囲をいう。
送波器21が上記3つの領域R1、R2、R3のうち、
いずれの領域に存在するかは、超音波を最初に受波した
受波器に基づいて判別することができる。すなわち、領
域R1に送波器21が存在する場合は受波器10mが超
音波を最初に受波し、同様に、領域R2に送波器21が
存在する場合は受波器10bが、領域R3に送波器21
が存在する場合は受波器10cが超音波を最初に受波す
る。
いずれの領域に存在するかは、超音波を最初に受波した
受波器に基づいて判別することができる。すなわち、領
域R1に送波器21が存在する場合は受波器10mが超
音波を最初に受波し、同様に、領域R2に送波器21が
存在する場合は受波器10bが、領域R3に送波器21
が存在する場合は受波器10cが超音波を最初に受波す
る。
これを、上記時間T、 、 T2. Tうによって表わ
すと、第1表に示すようになる。
すと、第1表に示すようになる。
第1表
また、A、B、Cを次式で定義すると、上記第1表は、
第2表に書き換えることができる。
第2表に書き換えることができる。
第2表
第5図のフローチャートのステップ110は、上記第α
め式を計算する。そして、計算して得たA。
め式を計算する。そして、計算して得たA。
B、Cの符号が、上記第2表のうちのいずれに属するか
によって領域R1,R2,R3の判別を行なう(ステッ
プ111)。
によって領域R1,R2,R3の判別を行なう(ステッ
プ111)。
次に、送波器21が領域R1内に存在すると判定される
と、時間t。、 11.12を次式から求める(ステッ
プ112)。
と、時間t。、 11.12を次式から求める(ステッ
プ112)。
この時間t。、 11.12は前述の第(8)式および
第C1O式で用いたものと同じである。したがって、こ
の時間t。、 14.12を第(8)式および第91式
に代入すると、第6図に示すように基準点Oを座標原点
とし、基準点Oから受波器10mの方向’ky軸、基準
点0を通シ上記y軸に直交する方向をX軸とするx−y
座標における送波器21の位置(xor 10)を求め
ることができる。
第C1O式で用いたものと同じである。したがって、こ
の時間t。、 14.12を第(8)式および第91式
に代入すると、第6図に示すように基準点Oを座標原点
とし、基準点Oから受波器10mの方向’ky軸、基準
点0を通シ上記y軸に直交する方向をX軸とするx−y
座標における送波器21の位置(xor 10)を求め
ることができる。
また、送波器21が領域R2内に存在すると判定される
と、時間t。、14,12を次式から求める(ステッ7
’ll嘗3)。
と、時間t。、14,12を次式から求める(ステッ7
’ll嘗3)。
この時間t。、 11.12 を第(8)式および第
(ト)式に代入して得られる送波器21の位置(x0′
、y、/)は、第6図に示すように基準点Oを座標原点
とし、基準点0から受波器10bの方向をy′軸、基準
点0を通シ上記y′軸に直交する方向をI′軸とするx
l y/座標上の位置となる。
(ト)式に代入して得られる送波器21の位置(x0′
、y、/)は、第6図に示すように基準点Oを座標原点
とし、基準点0から受波器10bの方向をy′軸、基準
点0を通シ上記y′軸に直交する方向をI′軸とするx
l y/座標上の位置となる。
ま九、送波器21が領域R3内に存在すると判定される
と、時間t。、 11.12を次式から求める(ステッ
プ114)、。
と、時間t。、 11.12を次式から求める(ステッ
プ114)、。
この時間t。ttlttzを第(8)式および第(10
式に代入して得られる送波器21の位置(X : 、
y、、/z、 )は、第6図に示すように基準点Oを座
標原点とし、基準点Oから受波器10eの方向を!軸、
基準点Oを通シ上記f軸に直交する方向をχ”軸とする
xll 、”座標上の位置となる。
式に代入して得られる送波器21の位置(X : 、
y、、/z、 )は、第6図に示すように基準点Oを座
標原点とし、基準点Oから受波器10eの方向を!軸、
基準点Oを通シ上記f軸に直交する方向をχ”軸とする
xll 、”座標上の位置となる。
上記ステップ112,113、または114によって時
間t。、tl、t2を求めると、ステップ115に移シ
、ここで時間t。、11.12を第(8)式および第9
1式に代入して座標位置を求め、再ひもとのフローライ
ンに戻る。
間t。、tl、t2を求めると、ステップ115に移シ
、ここで時間t。、11.12を第(8)式および第9
1式に代入して座標位置を求め、再ひもとのフローライ
ンに戻る。
このようにして求めた送波器21の座標位置は、前述し
たように送波器21が存在する領域によって座標系が異
なる。したがりて、1つの座標系、すなわちX−7座標
系での位置を求めるには、X−7座標系以外の座標系(
x / y /座標系、xll y /I座標系)で求
めた座標位置を適宜座標変換する必要がある。
たように送波器21が存在する領域によって座標系が異
なる。したがりて、1つの座標系、すなわちX−7座標
系での位置を求めるには、X−7座標系以外の座標系(
x / y /座標系、xll y /I座標系)で求
めた座標位置を適宜座標変換する必要がある。
さて、x / y /座標、およびxtt 、I座
標は、X−7座標を角度θだけ回転した座標であり、x
/ y /座標またはxl y”座標で求めた位置
をX、Y とすると、この位置(x、y)のx−y座
標上の位置(”o r 3’o)は次式 %式% ここで、x′−y′座標からx−y座標への変換はを(
xol、y0′)として、これらを上記第(至)式に代
入することによシ、次式、 を得ることができる。
標は、X−7座標を角度θだけ回転した座標であり、x
/ y /座標またはxl y”座標で求めた位置
をX、Y とすると、この位置(x、y)のx−y座
標上の位置(”o r 3’o)は次式 %式% ここで、x′−y′座標からx−y座標への変換はを(
xol、y0′)として、これらを上記第(至)式に代
入することによシ、次式、 を得ることができる。
また、x I −y I座標からX−7座標への変換は
θ=百πとすればよく、x #−y I座標で求めた位
置を(x % 、 y % ) として、これらを第
(ト)式に代入することによシ、次式、 を得ることができる。
θ=百πとすればよく、x #−y I座標で求めた位
置を(x % 、 y % ) として、これらを第
(ト)式に代入することによシ、次式、 を得ることができる。
ステラfl16ではステラfl15で求めた座標位置に
対して上記第61式に基づく座標変換を行ない、ステラ
f117ではステップl15で求めた座標位置に対して
上記第αη式に基づく座標変換を行なう。
対して上記第61式に基づく座標変換を行ない、ステラ
f117ではステップl15で求めた座標位置に対して
上記第αη式に基づく座標変換を行なう。
このようにして、 CPU 32は送波器21がいずれ
の領域に存在していてもその位置を1−7座標上の位置
(x6 * y6 )として求めることができる。
の領域に存在していてもその位置を1−7座標上の位置
(x6 * y6 )として求めることができる。
この位置(x6 * yo )を示すデータはD/A変
換器35に加えられ(ステラfl18)、CPU 32
の一連の処理は終了する。
換器35に加えられ(ステラfl18)、CPU 32
の一連の処理は終了する。
D/A変換器35は入力するデジタルデータをアナログ
信号に変換し、このアナログ信号をX−Yグロック等に
接続すれば、!−7座標での位置を記録することができ
る。
信号に変換し、このアナログ信号をX−Yグロック等に
接続すれば、!−7座標での位置を記録することができ
る。
なお、本実施例では水平な正三角形の各頂点位置に3個
の超音波受波器を設けた場合について説明したが、これ
に限らず、水平な正多角形の各頂点位置にn個の超音波
受波器を設けるようにしてもよい。この場合、水中移動
体の存在領域の数は、基準点とn個の超音波受波器とを
結ぶ各線分の方向を中心にして±180°/nについて
区分されるn個となシ、また、n個の超音波受波器を設
けた場合の座標位置の計算式および(n−1)個の座標
変換式を準備する必要がおる。
の超音波受波器を設けた場合について説明したが、これ
に限らず、水平な正多角形の各頂点位置にn個の超音波
受波器を設けるようにしてもよい。この場合、水中移動
体の存在領域の数は、基準点とn個の超音波受波器とを
結ぶ各線分の方向を中心にして±180°/nについて
区分されるn個となシ、また、n個の超音波受波器を設
けた場合の座標位置の計算式および(n−1)個の座標
変換式を準備する必要がおる。
以上説明し念ように本発明によれば、超音波測距最大距
離を半径とする円周の範囲に水中移動体の計測範囲を拡
大することができ、これにより水中移動体の作業範囲も
拡大する。また、水中移動体の位置計算式(第(8)式
および第61式)のサブルーチン化が可能とな夛、演算
ステップ数も最小限に抑えることができる。
離を半径とする円周の範囲に水中移動体の計測範囲を拡
大することができ、これにより水中移動体の作業範囲も
拡大する。また、水中移動体の位置計算式(第(8)式
および第61式)のサブルーチン化が可能とな夛、演算
ステップ数も最小限に抑えることができる。
第1図は本発明装置の全体構成を示す概念図、第2図は
第1図の超音波送波器および超音波受波器の構成を示す
ブロック図、第3図(−)および(b)はそれぞれ第2
図の変調器に加えられるトリガフ4ルスおよびこの変調
器から出力される変調信号の波形図、第4図は第1図に
おけるコントロールルーム内の演算装置の一実施例を示
すブロック図、第5図は第4図のCPUの動作を説明す
るために用いたフローチャート、第6図は第5図のフロ
ーチャートを説明する際に用いた領域および座標系を示
す図、第7図は従来の作業領域を示す図、第8図は第7
図の作業領域での水中移動体の位置を求めるための計算
式を導出するときに用いた図である。 10−・・受波装置、lOa、10b、10c −超
音波受波器、20・・・水中移動体、21・・・超音波
送波器、30・・・コントロールルーム、31a、31
b、31c・・・入力部、32・・・中央処理装置(C
PU )。 第6図
第1図の超音波送波器および超音波受波器の構成を示す
ブロック図、第3図(−)および(b)はそれぞれ第2
図の変調器に加えられるトリガフ4ルスおよびこの変調
器から出力される変調信号の波形図、第4図は第1図に
おけるコントロールルーム内の演算装置の一実施例を示
すブロック図、第5図は第4図のCPUの動作を説明す
るために用いたフローチャート、第6図は第5図のフロ
ーチャートを説明する際に用いた領域および座標系を示
す図、第7図は従来の作業領域を示す図、第8図は第7
図の作業領域での水中移動体の位置を求めるための計算
式を導出するときに用いた図である。 10−・・受波装置、lOa、10b、10c −超
音波受波器、20・・・水中移動体、21・・・超音波
送波器、30・・・コントロールルーム、31a、31
b、31c・・・入力部、32・・・中央処理装置(C
PU )。 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 水中移動体に配設した超音波送波手段と、 水中の基準点を中心とする水平な正多角形の各頂点位置
に配設したn個の超音波受波手段と、前記水中移動体か
ら超音波が送波されてから前記各超音波受波手段がそれ
ぞれの超音波を受波するまでの伝播時間を測定する伝播
時間測定手段と、前記水中の基準点と前記n個の超音波
受波手段とを結ぶ各線分の方向を中心にして±180°
/nによって区分されるn個の領域のうち、前記走音波
を最初に受波した超音波受波手段の位置に基づいて前記
水中移動体がいずれの領域に有在するかを判別する判別
手段と、 前記伝播時間測定手段によって測定した各伝播時間に基
づいて、最短伝播時間および各超音波受波手段間におけ
る伝播時間差を求める手段と、前記水中の基準点を座標
原点とし、この座標原点と前記超音波受波手段のうちの
いずれか1つとを結ぶ線分の方向をy軸として成る水平
なx−y座標系であって、その座標系における前記領域
に水中移動体が存在する場合に、前記求めた最短伝播時
間および伝播時間差に基づいて水中移動体の前記x−y
座標系上の位置を求める第1の演算手段と、 前記判別手段によって判別した水中移動体の存在領域が
前記x−y座標系の領域でない場合には、前記x−y座
標系の領域に対するその領域の変位角度だけ前記第1の
演算手段によって求めた位置を座標変換する第2の演算
手段と、 を具えた水中移動体の位置計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP977886A JPS62168077A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 水中移動体の位置計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP977886A JPS62168077A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 水中移動体の位置計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62168077A true JPS62168077A (ja) | 1987-07-24 |
Family
ID=11729699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP977886A Pending JPS62168077A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 水中移動体の位置計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62168077A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6444874A (en) * | 1987-08-13 | 1989-02-17 | Matsushita Electric Works Ltd | Position detecting system |
CN103076594A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-05-01 | 东南大学 | 一种基于互相关的水声脉冲信号双阵元定位的方法 |
CN103278800A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-09-04 | 上海清鹤数码科技有限公司 | 一种移动体的姿态定位系统 |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP977886A patent/JPS62168077A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6444874A (en) * | 1987-08-13 | 1989-02-17 | Matsushita Electric Works Ltd | Position detecting system |
CN103076594A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-05-01 | 东南大学 | 一种基于互相关的水声脉冲信号双阵元定位的方法 |
CN103278800A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-09-04 | 上海清鹤数码科技有限公司 | 一种移动体的姿态定位系统 |
CN103278800B (zh) * | 2013-04-25 | 2015-01-07 | 上海清鹤数码科技有限公司 | 一种移动体的姿态定位系统 |
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