JPS62164846A - 高靭性を有する鋳造用アルミニウム合金 - Google Patents
高靭性を有する鋳造用アルミニウム合金Info
- Publication number
- JPS62164846A JPS62164846A JP635386A JP635386A JPS62164846A JP S62164846 A JPS62164846 A JP S62164846A JP 635386 A JP635386 A JP 635386A JP 635386 A JP635386 A JP 635386A JP S62164846 A JPS62164846 A JP S62164846A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- casting
- treatment
- toughness
- aluminum alloy
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- Pending
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- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明合金は、鋳造性が良好で1中程度の引張強さと高
い靭性を有する鋳造用アルミニウム合金に関するもので
ある。
い靭性を有する鋳造用アルミニウム合金に関するもので
ある。
この合金は、自動車、船舶等のエンジンまわり部品、そ
の他機械部品シ、1物として幅広く利用でき。
の他機械部品シ、1物として幅広く利用でき。
特に、耐衝撃性、M回転疲労性にすぐれているため、自
動車用保安部品であるホイール材料等として利用するこ
とができる。
動車用保安部品であるホイール材料等として利用するこ
とができる。
従来1自動車用ホイールに適用されるアルミニウム合金
は、 A 356 (AtAt−3i−系)合金が主で
あるが、同合金を用いてホイール材として必要な機械的
性質を得るには、鋳造後、溶体化処理及び人工時効処理
の2工程から成る熱処理(T6処理)を施こすことが必
要不可欠である。
は、 A 356 (AtAt−3i−系)合金が主で
あるが、同合金を用いてホイール材として必要な機械的
性質を得るには、鋳造後、溶体化処理及び人工時効処理
の2工程から成る熱処理(T6処理)を施こすことが必
要不可欠である。
したがって、この2工程から成るT6処理を施こさなけ
れば、ホイールに要求される靭性、耐衝撃性、耐回転疲
労性等の機械的性質を十分満足することができない。
れば、ホイールに要求される靭性、耐衝撃性、耐回転疲
労性等の機械的性質を十分満足することができない。
つまり、A356合金を用いて上記の性質を得るには、
溶体化処理として520〜540°Cの温度に数時間保
持した後、水冷し、室温に適当な時間放置した後、さら
に1人工時効処理として140〜180°Cの温度に数
時間保持する必要かあり。
溶体化処理として520〜540°Cの温度に数時間保
持した後、水冷し、室温に適当な時間放置した後、さら
に1人工時効処理として140〜180°Cの温度に数
時間保持する必要かあり。
このような2工程を必要とする熱処理は不経済であり、
また、生産効率の点からも好ましくない。
また、生産効率の点からも好ましくない。
そこで1本発明は、、At−8i−Q系合金に少量のZ
n及び微量のSrを婦加することで、鋳造後の合金材の
熱処理にあたシ、溶体化処理(T4処理)を施こすだけ
で、ホイールに必要な機械的性質をさらに向上させるこ
とができるようにしだ。
n及び微量のSrを婦加することで、鋳造後の合金材の
熱処理にあたシ、溶体化処理(T4処理)を施こすだけ
で、ホイールに必要な機械的性質をさらに向上させるこ
とができるようにしだ。
そのために2本発明合金では2重量%で、 Si5〜9
%、 My 0.2−0.6%1Ti0.1〜0.2
%、Zn0.05〜0.3%、Sr 0.005〜01
04%を含み。
%、 My 0.2−0.6%1Ti0.1〜0.2
%、Zn0.05〜0.3%、Sr 0.005〜01
04%を含み。
残部がa及び不純物からなる高靭性を有する鋳造用アル
ミニウム合金とした。
ミニウム合金とした。
従来のAtAt−8i−系合金は2人工時効処理により
My2Siを析出させ1合金の強度を上昇させることは
できるが、靭性の低下はまぬがれない。そのため1本発
明では、T4処理によシ、マトリックス中にZnを固溶
させ強靭性を向上させ、さらに。
My2Siを析出させ1合金の強度を上昇させることは
できるが、靭性の低下はまぬがれない。そのため1本発
明では、T4処理によシ、マトリックス中にZnを固溶
させ強靭性を向上させ、さらに。
ZnとSrの複合効果として共晶S1の微細化を大幅に
促進させ、靭性、耐衝撃性、耐回転疲労性を改善できた
。
促進させ、靭性、耐衝撃性、耐回転疲労性を改善できた
。
本発明合金は2重量%で、815〜9%、Myo、2〜
0.6 % 、 Ti O,1〜0.2 % 、 Zn
0.05−0.3 % 。
0.6 % 、 Ti O,1〜0.2 % 、 Zn
0.05−0.3 % 。
Sr0.005〜0.04 %を含み、残部u及び不純
物からなる高靭性を有する鋳造用アルミニウム合金であ
り、その各成分元素の限定理由を以下に示す。
物からなる高靭性を有する鋳造用アルミニウム合金であ
り、その各成分元素の限定理由を以下に示す。
別は2合金基質を強化し、鋳造性を良好にするために添
加するが、5%より少ないと、その効果は少なく、9%
より多いと靭性を低下させる。したがって、 Siは5
〜9チとした。
加するが、5%より少ないと、その効果は少なく、9%
より多いと靭性を低下させる。したがって、 Siは5
〜9チとした。
Mlは、切削性を改善するために添加するが。
0.2チより少ないと、その効果は少な(,0,6%よ
り多いと耐食性を劣化させる。したがって1M9は0.
2〜0.6チとした。
り多いと耐食性を劣化させる。したがって1M9は0.
2〜0.6チとした。
T1は、結晶粒を微細化するために添加するが。
0.1チより少ないと、その効果は少な(,0,2%よ
り多いと耐食性を劣化させる。したがって、Tiは0.
1〜02チとした。
り多いと耐食性を劣化させる。したがって、Tiは0.
1〜02チとした。
Znは、マトリックス中に固溶し1強度及び靭性を向上
させるために添加するが、O,OS%より少ないと、そ
の効果は少な(,0,3%よシ多いと強度の低下を招く
。したがって、znは005〜0.3俤とした。
させるために添加するが、O,OS%より少ないと、そ
の効果は少な(,0,3%よシ多いと強度の低下を招く
。したがって、znは005〜0.3俤とした。
Srは共晶S1の微細化を促進させ、靭性をさらに向上
するために添加するが、0.005%よシ少ないと、そ
の効果は少な(,0,04%より多いと靭性を著しく低
下させる。したがって、 Srはo、oos〜0.04
%とした。
するために添加するが、0.005%よシ少ないと、そ
の効果は少な(,0,04%より多いと靭性を著しく低
下させる。したがって、 Srはo、oos〜0.04
%とした。
本発明合金及びA356合金をJIS金型に鋳造後、前
者には溶体化処理のみのT4処理、後者には溶体化処理
後2人工時効処理を施こすT6処理を行い、それらの機
械的性質を調べた。第1表及び第2表に示した化学組成
及び機械的性質の結果から明らかなように2本発明合金
(Nα2〜6)は、A356合金(Nα1)及び比較合
金(Nα7.8に比べ、引張強さの大きな向上は望めな
いが、伸び及び衝撃値が大きく向上していることがうか
がえる。
者には溶体化処理のみのT4処理、後者には溶体化処理
後2人工時効処理を施こすT6処理を行い、それらの機
械的性質を調べた。第1表及び第2表に示した化学組成
及び機械的性質の結果から明らかなように2本発明合金
(Nα2〜6)は、A356合金(Nα1)及び比較合
金(Nα7.8に比べ、引張強さの大きな向上は望めな
いが、伸び及び衝撃値が大きく向上していることがうか
がえる。
第 1 表
第 2 表
)i
【
■
〔発明の効果〕
本発明合金は、A356合金と同様な鋳造性を示し、A
356合金の鋳造性が良好なことから健全な鋳物の製造
が可能である。また2本発明合金は、鋳造後、溶体化処
理を施こすだけのT4処理で、従来材のA356合金を
T6処理したものより、靭性を大幅に改善できるので、
生産性、経済性の面からも極めて有利であると言える。
356合金の鋳造性が良好なことから健全な鋳物の製造
が可能である。また2本発明合金は、鋳造後、溶体化処
理を施こすだけのT4処理で、従来材のA356合金を
T6処理したものより、靭性を大幅に改善できるので、
生産性、経済性の面からも極めて有利であると言える。
Claims (1)
- 重量%で,Si5〜9%,Mg0.2〜0.6%,T
i0.1〜0.2%,Zn0.05〜0.3%,Sr0
.005〜0.04%を含み,残部がAl及び不純物か
らなる高靭性を有する鋳造用アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP635386A JPS62164846A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | 高靭性を有する鋳造用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP635386A JPS62164846A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | 高靭性を有する鋳造用アルミニウム合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62164846A true JPS62164846A (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=11636001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP635386A Pending JPS62164846A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | 高靭性を有する鋳造用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62164846A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1002334C2 (nl) * | 1996-02-14 | 1997-08-15 | Hoogovens Aluminium Nv | Slijtvaste aluminiumlegering met een goede corrosieweerstand. |
KR100493666B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2005-08-31 | 한국타이어 주식회사 | 자동차휠용고강도알루미늄합금소재 |
JP2015045033A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 日信工業株式会社 | アルミニウム合金鋳物 |
JP2017120680A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-07-06 | 昭和電工株式会社 | 磁気記録媒体用基板 |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP635386A patent/JPS62164846A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1002334C2 (nl) * | 1996-02-14 | 1997-08-15 | Hoogovens Aluminium Nv | Slijtvaste aluminiumlegering met een goede corrosieweerstand. |
EP0790325A1 (en) * | 1996-02-14 | 1997-08-20 | Hoogovens Aluminium N.V. | Wear resistant extruded aluminium alloy with a high resistance to corrosion |
KR100493666B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2005-08-31 | 한국타이어 주식회사 | 자동차휠용고강도알루미늄합금소재 |
JP2015045033A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 日信工業株式会社 | アルミニウム合金鋳物 |
JP2017120680A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-07-06 | 昭和電工株式会社 | 磁気記録媒体用基板 |
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