JPS62164607A - 芝の発根促進剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な芝の発根促進剤に関する。

更に詳しくはコリンまたはホスホリルコリンあるいはそ
れらの塩の一種または二種以上の化合物を含有すること
を特徴とする芝の発根促進剤（以下本発明剤という）に
関する。

〔従来技術〕

従来、コリンの溶液にサツマイモの苗を浸漬することに
依って発根促進が行われることは知られている。しかし
、芝に本則を処理して発根及び活着促進？見出したとい
う報告は無い。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ゴルフ場、庭園、公園等の造成、または維持管理におい
て、芝の発根を促進して活着を良くし、健全な芝を作る
ことはきわめて重要である。

本発明はこれらの問題点を改善するものである。

即ち移植前後または刈込後の芝に本光明剤の溶液を処理
することにより芝の発根および活着が促進される。

〔問題を解決するための手段〕

本発明に於いて、コリン塩とは例えば塩酸塩、りん酸塩
、ポリりん酸塩、硫酸塩、硝酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩等
の無機塩及び酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、Ｌ（＋）酒
石酸塩等の有機酸塩等を示す。

またホスホリルコリン塩とは塩化ホスホリルコリン、ソ
ーダ塩、塩化ホスホリルコリンカルシウム塩等を示すつ これらのコリン類等を含む本発明剤は、例えば粉末、水
溶剤、乳濁液、本件または油性懸濁液の様な通常の公知
の任意の剤形に製剤したものが使用される。

本発明剤の使用量は芝の種類、生育ステージ、使用方法
または使用季節によって異なるが、使用時期は一般的に
芝の移植時期前後、および刈込み後である。

本発明剤を使用する場合の濃度は一般的には１０〜３０
００　ｐｐｍ　であり茎葉処理する場合は好ましくは５
００〜３０００ｐｐｍ　である。

又潅水処理する場合は、好ましくは１０〜５００ｐｐｍ
　　である。

また本発明剤の使用方法は一般的には水溶液にして葉面
散布あるいは潅水処理が行なわれるが肥料、殺菌剤、殺
虫剤、除草剤、植物生長調節剤と混合して用いることも
可能である。

〔発明の作用および効果〕

本発明剤を芝に処理することにより、発根、活着が促進
される。特に低温の際には優れた効果全発揮することが
可能である。

〔実施例〕 次に実施例により本発明を更に詳しく説明する。

実施例 ５月２１日にポットにあらかじめ同一の規格に切りそろ
えた均質の芝苗（ペンクロスベントグラス）および（コ
ーライシバ）を植え付け、これを屋外で栽培した。なお
、湖水は充分行なった。

５月２９日に塩化フリンの５０　ｐｐｍと１１００ｐｐ
　　の水溶液をＩ、Ｏｌ／ｒｒｌになるように潅水処理
を行なった。

７月４日に各ポットからソッドを出し、これを水洗して
土壌を除き、芝草を草葉部と根部との２つの部分にわけ
、それぞれの乾物重を測定した。（１区６連） 結果を表＋に示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コリンまたはホスホリルコリンあるいはそれらの塩の一
   種または二種以上の化合物を含有することを特徴とする
   芝の発根促進剤。