JPS62164081A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 絶縁性薄層とストライプ状の多色フィルター眉とを備え
た表示板と、前記表示板に近接して配置された多数の電
極の列とを有し、且つ前記表示板と前記電極とを相対的
に移動させる手段と、前記電極と前記表示板の間に画像
に対応して電圧を印加する手段と、前記表示板に非透光
性粒子を供給して荷電された表示板部分に非透光性粒子
を付着させる非透光性粒子供給手段とを備え、表示板の
面に非透光性微粒子を付着させて画像形成し表示する方
式の画像表示装置に関するものである。

〔発明の背景〕

従来、例えば電子計算機や画像読取り装置から演算出力
ないしは読取り出力される電気画像情報を表示する表示
装置、ソフトコピーとして磁気テ−プやマイクロフィル
ムに蓄積された画像情報等を視認できる画像として再現
表示する表示装置、或は複写機・オフィスオートメーシ
ョン装置など画像形成関係機器に画像モニター用として
付属される画像表示装置としては、ＣＲＴ　、液晶表示
装置・プラズマ表示装置等のように可動部分がなく電気
的手段のみによって作動させる装置が主に用いられる。

しかしながら、これらの装置に於いては大画面の表示に
は適するものがない。これらを解決する為にＣＲＴを複
数本並べたシ投影することによって大画面表示を行なう
ことが可能であるが装置が高価であることや、輝度が少
ない等、欠点が有り実用性に乏しかった。

これを解決する為に、先に、本出願人は、ベルト周方向
の細幅ストライプ状多色フィルター層を設けたものに非
透光性粒子、例えば黒色粉体を付着させ、そのベルト面
部分は粉体でかくされた部分以外のフィルターの色又は
残った多色の色フィルターの混合色に認識されるように
した表示装置を提案した。この装置の詳細は後述の本発
明の説明から明らかとなるので、ここでの説明は上述し
た程度にとどめる。

しかしながらこの表示装置は各ストライプフィルター層
におのおの１本づつの信号電極が必要となシ、それに伴
ない信号電極への駆動回路の増大等、コスト、装置の大
型化になることは否めない。

〔発明の目的〕

本発明は、上述の本出願人が先きに提案した表示装置に
おける欠点を除去すると同時に画素密度を向上すること
も可能とする表示装置を提供しようとするものである。

〔発明の概要〕

本発明による画像表示装置は、導電性基体上に絶縁性薄
層とストライプ状の多色フィルター層とを備えた表示板
と、前記表示板に近接して配置した多数の電極の列とを
有し、且つ前記表示板と前記電極とを相対的に移動させ
る手段と、前記電極と前記表示板の間に画像に対応して
電圧を印加する手段と、前記表示板に非透光性粒子を供
給して荷電された表示板部分に非透光性粒子を付着させ
る非透光性粒子供給手段とを備えた画像表示装置におい
て、上記の多色フィルター層と電極の列とを平行に配置
したことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。

本発明の実施例について説明するにあたって、先ず第３
図を参照して本発明の基本について説明する。図中、１
は導電性基体上に絶縁性薄層とストライプ状の多色フィ
ルター層とを備えた透光性ベルトより成る表示板、２は
赤フイルタ２Ｒ１緑フイルタ２Ｇ、青フィルタ２Ｂの３
色の細幅ストライプフィルターを繰返し単位として上記
の透光性ベルトの進行方向に直角て密に配置して成る多
色フィルター層である。

このような多色フィルター層２は例えば透光性インクに
よる印刷法等により形成することが出来る。

このベルトに対峙する様に記録電極３の列を設け、更に
は記録電極３の列と透光性ベルト１間に非透光性粒子（
以下トナーと呼ぶ）４を供給する非透光性粒子供給手段
が設けられる。また、記録電極３の列の背面に導電性ロ
ーラ５が配設される。

記録電極３を駆動する電極駆動回路６およびこの駆動回
路をコントロールする信号処理回路７が設けられる。

以上の構成にて信号処理回路７より出力された信号は記
録電極駆動回路６を動作させベルト上のフィルタ２Ｒ，
２Ｇ、２Ｂに対応した出力電圧を記録電極３にそれぞれ
独立に逐時送り出すことによってベルト上面には画像が
形成される。

この場合ベルト１の移動に伴なって、フィルタ２Ｒ，２
Ｇ、２Ｂを図示されないが光学系等の手段により位置検
知を行ない、これを信号処理回路７に入力させ、かつ原
稿などをＣＣＤ等でカラー分解して読み出した信号と同
期させれば色ズレはない。又ＣＣＤ等で読み出した信号
は信号処理回路７では反転する様にすればよい。

そのベルト外面の成る部分面について、その部分画の３
色フィルタ２Ｒ，２０，２Ｂに選択的にトナー４を付着
させるとそのベルト面部分はトナーで被覆された部分以
外のフィルタの色又は多色フィルタの混合色に認識され
る。具体的には官フィルタ２Ｂの・みにトナーを付着さ
せると残った赤と緑のフィルタ２Ｒ，２Ｇの混色でその
ベルト面部分は黄色に認識される。

そこで記録電極３０列の個々の電極に対して表示すべき
カラー画像の画素信号に対応して選択的に電圧を印加し
ベルト外面の不必要フィルタの部分面を選択的にトナー
の付着で被覆することによって、上述色変化の原理でベ
ルト面には透過性のカラー画像が形成される。

次に、第１図および第２図を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。第１図は本発明の実施例で以下具体的
数値を使用しながら説明する。

表示板を構成するベルト１は第２図に示す様にポリエチ
レン・テレフタレー）　（ＰＥＴ）の様な透明な絶縁性
フィルム２１面上にストライプ状の透光性の赤、緑、青
のフィルタ２２を中０．５　ｒａｍで各色交互に印刷し
、その上に酸化インジウムよ構成る透明導電膜２３をス
パッタリングで薄くコートし、その上に４μｍ厚のＰＥ
Ｔのような絶縁性フィルム２４をラミネートした物を使
用した。尚繰返し連続的に使用される場合は上記のＰＥ
Ｔ　２４の代りに樹脂内に金属微粒子等の導電体を混入
し、体積固有抵抗が１０’〜１０１１Ω−口好ましくは
１０’〜１０８Ω−口に調整し、かつ記録電圧を低くす
る為に出来るだけ薄くすることが好ましい。

上述をベルト１として使用し、記録電極３０列は、直径
３２ｍのステンレスで出来た金属円筒のスリーブ８の表
面に軸方向に並べかつ駆動ロー２５と対峙する様に配設
した。記録電極３は駆動ロー２５の軸方向に１．３　ｍ
厚さ０．２　ｍの高透磁率の材料例えば鉄、ニッケル、
コバルト等又はそれらの合金を使用する。本装置には鉄
、ニッケルの合金材を使用し、これを１．５鱈間隙で軸
方向にベルト幅全面に渡って並べられている。又スリー
ブ８内部には、等間隔に８極着磁され、それぞれの磁力
はスリーブ表面で６５０ガウスの磁石９を使用し、これ
を矢印方向に毎分３７５０回転で回転を与えた。今矢印
方向に磁石９が回転すると、トナーホッパ１０内のトナ
ー４は回転方向とは逆に移動する。本実施例ではトナー
４として３Ｍ社よシ販売されているイメージングパウダ
ー３５５を使用した。又この移動するトナー４の量を規
制する為にトナーホッノ母１０にはドクターブレード１
６が配置されている。記録電極３の先端とベルト表面の
間隔は２００μｍとした。

以上の構成にて有効可視中を８４０＋ｍとしてベルト１
を矢印方向に毎秒５００咽で移送させ、かつ、赤、緑、
Ｗのフィルタ色別読取り装置１７、例えば光学読取りと
して光源−光半導体ＣｄＳ、Ｓｅ等の組合せや、端部に
赤、緑、青に応じて・ぐンチ状の開口を設けることによ
って、光学的又は機械的手段にて各色フィルタの位置を
検知する。この読取られた信号を信号処理回路７に与え
、かつ原稿ｔｌ−ＣＣＤで読み取られた信号やコンピュ
ータから出力される画像信号と同期される。この信号処
理された信号は駆動回路６に入力され、それぞれ独立に
記録電極３の列へ電圧印加がなされ、ベルト１の進行に
伴いベルト１の外面に順次表示すべき画像情報がトナー
画像として形成される。（この画像形成に関しては特公
昭５５−３０２２８に詳述されている） ベルト外面に順次に形成されたトナー画像はベルト１の
引続く回動に伴ない装置性装置５の表示画像覗き窓１４
を下から上へ移動して所定の窓孔範囲位置まで移動する
と一旦ベルト１を回動駆動するローラ５は自動的に或は
手動操作で停止される。これによりベルト外面のトナー
画像がベルト背面側の照明１３より照明光により透過型
画像として覗き窓１４から鮮明に視認される。１２はガ
ラス、透明アクリル等の背面板でベルト１を平面に保持
する為の物であるが、従動ローラ１１が充分に張られて
いる場合は背面板１２は必要ない。

又記録電極が斜めに配置する様な場合はストライプ状の
フィルタ２をも同様に記録電極と平行にすればよい。

本発明によれば、上述のように、ストライプ状の多色フ
ィルター層と電極の列とは平行に配置される。このよう
な平行配置によれば、記録電極３の列と、ストライプ状
の多色フィルター層２が熱等によってそれぞれ違う膨張
を示しても、記録電極３の列とストライプ状の多色フィ
ルター層２は常に平行に保たれている為に、前述記載の
光学系等による位置検知を行ない、記録電極３の列への
信号電圧のパルスの巾を変えることによって、ストライ
プ状のフィルター層は常に被覆される。

又、従来の様に、表示板を構成するベルト１の進行方向
にストライプ状の多色フィルター層を配設したり、或い
はモザイク状に配設すると、前述の膨張等により、記録
電極３の各色信号位置とストライプ状の多色フィルター
層の対峙する位置がズしてしまうが、記録電極３とスト
ライプ状のフィルター層２が平行に配設している場合は
、両者の熱膨張に差があっても常に一直線で対峙してい
る為に色ズレは発生しない。

又従来、表示板を構成するベルト１の進行方向にストラ
イプ状の多色フィルター層を張設する場合やモザイク状
にした場合には、そのストライプの数だけ記録電極３が
必要であシ、又駆動素子も同数必要であるが、本発明の
様に記録電極とストライプ状のフィルター層が常に平行
になシ、例えば第３図の様に赤２Ｒ，緑２Ｇ、７２Ｂの
各色ストライプが繰返しくる系では各色ストライプと同
期をとる様な信号電圧を記録電極列３に与えることによ
って、前述の様に各色ストライプ毎に記録電極３を多数
配列する必要はない。このことは電極３を低減させ、従
来の様に表示板を構成するベルトｌの進行方向にストラ
イプを配した系と同一記録電極３では画素密度が高めら
れるＣととなることは明白である。

又上述の説明では赤、緑、青の３原色のフィルタを使用
するものについて説明したが、２色又は４色以上であっ
てもよいし、又、赤、緑、青を薄い赤、濃い赤、薄い緑
、濃い緑、薄い青、濃い青という様に、６色フィルタに
することによってよ）鮮明なカラー再現は可能である。

画像形成方法としては例示した方法以外にも変形が考え
られるが画像表示ベルトとそれに近接させた記録電極列
を設け、ベルト移送方向上流側にトナーを蓄積し、ベル
トと記録電極列に画像状に信号電圧を印加してトナーを
画像表示ベルトへ付着させる方法や静電記録の様に画像
表示ベルト上に静電潜像を作成し、これを現像する方法
等いずれの方法も用い得るものである。

又記録電極が一列に配置されたものについて説明を行な
ったが画素密度を高める為千鳥状に配する様な場合は、
フィルタと電極との関連は、その電極と対応する様に印
刷すればよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は記録電極の列とストライ
プ状のフィルタを平行に配することによって記録電極の
密度を高めることなく、本出願人が先に提案した表示装
置に比してカラー表示の画素密度を高めるばかりか、周
囲温湿度によるベルトの熱膨張等も吸収することが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の縦断面図、第２図は第１図
に示すベルトの構成を示す断面図、第；３図は本発明の
基本構成を説明する説明図である。 １・・・透光性ベルト、 ２・・・ストライプ状の多色フィルター層、２Ｒ・・・
赤フィルタ、　　　２Ｇ・・・緑フィルタ、２Ｂ・・・
青フィルタ、　　　３・・・記録電極、４・・・非透光
性粒子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導電性基体上に絶縁性薄層とストライプ状の多色フ
   ィルター層とを備えた表示板と、前記表示板に近接して
   配置した多数の電極の列とを有し、且つ前記表示板と前
   記電極とを相対的に移動させる手段と、前記電極と前記
   表示板の間に画像に対応して電圧を印加する手段と、前
   記表示板に非透光性粒子を供給して荷電された表示板部
   分に非透光性粒子を付着させる非透光性粒子供給手段と
   を備えた画像表示装置において、上記の多色フィルター
   層と電極の列とを平行に配置したことを特徴とする画像
   表示装置。 ２、非透光性粒子供給手段は電極と表示板間に非透光性
   粒子を供給する手段からなる特許請求の範囲第１項記載
   の画像表示装置。 ３、各色フィルターを検知する装置と信号入力を同期す
   る手段を設けることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   または第２項記載の画像表示装置。 ４、各色ストライプが記録巾より狭いことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項または第２項記載の画像表示装置
   。