JPS6216388A - 飲料分配装置 - Google Patents

飲料分配装置

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JPS6216388A
JPS6216388A JP15145485A JP15145485A JPS6216388A JP S6216388 A JPS6216388 A JP S6216388A JP 15145485 A JP15145485 A JP 15145485A JP 15145485 A JP15145485 A JP 15145485A JP S6216388 A JPS6216388 A JP S6216388A
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下垣 利雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 α、産業上の利用分野 本発明は、ポスト・ミックス型の飲料分配方法及び装置
並びにそれに使用される濃縮物を収容する容器、即ち、
飲料を生成する濃縮物と稀釈液とが分配の際に混合せし
められる型式の飲料分配方法及び装置並びにそれに使用
される濃縮物を収容する容器に関する。
b、従来技術 ポスト・ミックス型の飲料分配方法及び装置は、例えば
、コーラ若しくはジュース等の濃縮シロップの製造工場
である充填部において、濃縮シロップをスチール製容器
内に充填し、これを上記装置に搬送し、この装置におい
て濃縮シロップを圧力忙より排出し稀釈液、例えば炭酸
水とを混合するものとして知られている。
従来のこの種の飲料分配方法及び装置においては、例え
ば、3ガロン(約11.41)乃至は5ガロン(約18
、9J)用のスチール製シロップ容器内に濃縮シロップ
を充填し、分配装置が有している供給制御装置によって
、予め決められた量の1カツプ用の濃縮シロップ(例え
ば、約33ゴ)と、予め決められた量の1カツプ用の稀
釈液(例えば、約1671Rtの炭酸水)とを供給して
いた。
C1本発明が解決しようとする問題点 従来のこの種の飲料分配方法及び装置においては、上記
した通り、比較的容量の大きい容器、例えば3ガロン(
約11.41)乃至け5ガロン(約18、91)用のシ
ロップ容器を用いていた。こめため、次の通りの問題を
有していた。
第1の問題点は、シロップ容器を開封して、飲料配布装
置の適切な接続管に接続後、比較的長期間飲料配布装置
内のシロップ容器内に濃縮シロップが保持されることが
あるということである。一般に、飲料分配装置において
は、数種類の飲料を供給する。1つの飲料分配装置にお
いて、ある種類の飲料が多量に販売され、他の種類の飲
料が小量しか販売されないということがある。他方、小
量しか販売されない飲料用のシロップ容器は空になるま
で、比較的長期間飲料分配装置内に保持されることにな
る。シロップ容器を開封し、長期間保持すると、濃縮シ
ロップの風味が悪くなる。
第2の問題点は、飲料分配装置内に多種類のシロップ容
器を保持できないということである。上記の通り、シロ
ップ容器の容積が大5.いと、数種類、例えば5〜6種
類のシロップ容器しか飲料分配装置内には保持できない
というのが一般的である。即ち、多種類例えば、10種
類乃至は20種類のシロップ容器を飲料分配装置内には
保持することはできない。
第3の問題点は、飲料分配装置の構造及び維持管理が比
較的複雑であることである。上記した飲料分配装置にお
いては、所定量の濃縮シロップ及び所定量の稀釈液を供
給する必要がある。従って、それぞれのための計量制御
手段を必要とする。更に、従来の装置においては、シロ
ップ容器は、炭酸ガスの圧力でシロップがカップに供給
されるように炭酸ガスシリンダに接続され且つそれぞれ
のシロップ供給管に接続される。従って、シロップ容器
の交換の際の管接続が比較的めんどうである。
d0本発明の目的 本発明は上記した通りの状況を鑑みてなされたものであ
る。
本発明の目的は、飲料を生成する濃縮物を収容している
容器を開封後、この濃縮物が即時稀釈されて飲料が生成
される飲料分配方法及び装置並びに容器を提供すること
である。
本発明の他の目的は、飲料分配装置内に多種類の濃縮物
を収容している多数の容器を保持できる飲料分配方法及
び装置を提供することである。
本発明の他の目的は、飲料分配装置の構造及び維持管理
が比較的簡単な飲料分配方法及び装置を提供することで
ある。
本発明の更に他の目的は、濃縮液を収容していた容器が
衛生的に処理される飲料分配方法及び装置を提供するこ
とである。
本発明の更に他の目的は、濃度が正確に一定である飲料
を提供できる飲料分配方法及び装置を提供することであ
る。
e9問題を解決をするための手段 本発明に従うと、上記し九通りの問題点が下記の通りの
技術的手段を採用することによって解決され、上記した
通りの目的が、下記の通りの技術的手段を採用すること
によって達成される。
本発明に従うと、 充填部においてカップ1杯分の濃縮液を容器に充填する
充填工程と、 濃縮液が充填された容器を充填部から稀釈部に運搬する
運搬工程と、 稀釈部にて、濃縮液を稀釈液によって稀釈する稀釈工程
と を含むことを特徴とする飲料分配方法が提供される。
更に、本発明に従うと、 稀釈液源と、濃縮物を収容している容器を貫通して配置
され、該稀釈液源からの稀釈液を該容器内圧供給し、該
稀釈液及び該濃縮物を該容器内から該容器外に排出する
ピアシング・ノズルとを具備する飲料分配装置において
: 該ビアシリング・ノズルが、稀釈液源に連通せしめられ
た開口と、該開口に連通して該稀釈液を該容器内に供給
する流出口と、該稀釈液及び該濃縮物を該容器内から該
容器外に排出する排出路を備えている ことを特徴とする飲料分配装置が提供される。
更に本発明に従うと、 稀釈液源と、濃縮物を収容している容器を貫通して配置
され、該稀釈液源からの稀釈液を該容器内に供給し、該
稀釈液及び該濃縮物を該容器内から該容器外に排出する
ピアシング・ノズルとを具備する飲料分配装置に使用さ
れる濃縮シロップを収容する容器においてニ 一端に該濃縮物充填用の開口部と該開口部を密封してい
る密封部材が設けられており、一端に、該ピアシング・
ノズルに密封係合する受口が設けられている ことを特徴とする濃縮物を収容する容器が提供される。
10作用 本発明に従うと、飲料カップ1杯分の濃縮物が容器に充
填されて、これが稀釈液において稀釈せしめられる。従
って、濃縮物は容器を開封後、ただちに稀釈せしめられ
、容器開封後長期間に渡たり濃縮物が容器内に保持され
るということがない。
本発明に従うと、容器内にはカップ1杯分の濃縮物が収
容される。このため、濃縮物を収容する容器は小型であ
り、従って、飲料分配装置内に濃縮物が収容されている
容器を多種類保持できる。
本発明に従うと、容器内にはカップ1杯分の濃縮物が収
容されている。従って、この濃縮物を稀釈する際濃縮物
の量を計量する必要がなく、稀釈液の量のみを計量すれ
ばよい。このため、飲料分配装置の構造が簡単罠なり、
正確な稀釈率で飲料を提供できる。更に、本発明に従う
と、濃縮物を収容している容器内に稀釈液が供給されて
稀釈されるため、容器を炭酸ガスシリンダ及びポンプ等
により昇圧し供給管に接続する必要がない。
本発明の好ましい態様に従うと、容器が開口部を密封す
る密封部材と受口とを備えており、この密封部分と受口
の内側の部分とが軸線方向に整合している。このため、
ピアシング・ノズルが、上記密封部分と上記内側の部分
を通るようにして容器を貫通することができる。
本発明に従うと、ピアシング・ノズルが稀釈液、例えば
、炭酸水によって洗浄され、このためピアシング・ノズ
ルを常に清浄した状態に保つことができる。
y、実施例 次に、第1図乃至第4図を参照して本発明の好適実施例
を説明する。
この実施例は、炭酸飲料を分配する実施例である。従っ
て、濃縮物としては、コーラ用の液状の濃縮シロップを
用い、稀釈液として、炭酸水を用いている。
本発明は、この実施例に限定されるものではなく、ジュ
ース、スープ、コーヒー、ホットチョコレート等地の飲
料にも適用できる。濃縮物の形態としては、液状の濃縮
シロップに限らず、粉末状あるいは頴粒状の濃縮物、更
には固形物を含む液状の濃縮物も用いることができる。
一般に濃縮物が粉末状であること、これを容器から取り
出す際に、静電気等の理由により、その一部が容器内に
残ってしまうことがある。本発明の好適態様に従うと、
濃縮物を収容している容器内に稀釈液が注入される。こ
れによって、濃縮物を容器内から完全に排出せしめるこ
とができる。又は、稀釈液としても、炭酸水に限らず、
冷水、温水等も用いることができる。
以下、本発明の好適実施例を、充填工程、運搬工程及び
稀釈工程の順に説明する。
(充填工程) まず、充填工程において、例えば濃縮シロップの製造工
場である充填部(図示せず)において、カップ1杯分の
濃縮シロップが容器10に充填される(第2図)。
容器10は、例えば、プラスチックによって、第2図に
示した通りに構成されている。即ち、容器10はほぼ円
筒型であり、濃縮シロップ充填用の開口部12を備えて
いる。この開口部12け、濃縮シロップ注入後、メンブ
レンフィルム14によって密封される。容器10の下方
部分16には略半円形のしぼりを有し、容器を持ち烏く
シ、充填時の搬送及び容器容量の調節を好都合にできる
ようになっている。容器10の底部には、テーパ状のハ
ブ18が設けられており、その上面20は薄膜プラスチ
ックになっている。上記の通り容器内忙濃縮シロップを
充填し、開口部12はメンブレンフィルム14で密封し
た後、好ましくけ、第2図に示した如くプラスチックキ
ャップ22を取抄付け、メンブレンフィルム14を保護
する。
容器10に収容される濃縮シロップの量は、提供する飲
料の量及び稀釈率によって決まる。例えば、提供する飲
料の量が200−であり、稀釈率が1:5.1とすると
、容器10に収容される濃縮シロップの量は約33−と
なる。
容器10は上記した形態に限らず、他の種の形態のもの
を用いることができる。例えば、容器10け、例えば、
その本体を金属又はガラスで構成し、開口部12をメン
ブレンフィルム14で密封する形態であってもよい。ま
た、容器10をアルミホイル等のフィルムで形成するこ
ともできる。
尚、下記する如く、容器10内の容量を、収容すべき濃
縮シロップの量より太きくシ、容器10内に濃縮シロッ
プを収容した場合、容器10内に若干の気体、例えば空
気あるいけ窒素が残るように構成するのが好ましい。
(運搬工程) 運搬工程において、上記の通り濃縮シロップが充填され
た容器を充填部から、例えば通常の飲料分配装置である
稀釈部に運搬される。
(稀釈工程) 稀釈工程において、稀釈部に運ばれた濃縮シロップが稀
釈せしめられる。
稀釈部は、例えば第1図に示した如き飲料分配装置24
によって構成される。
飲料分配装置24け、カーボネータ26と、冷却槽28
と、炭酸ガスシリンダ60と、ピアシング・ノズル40
とを具備する。
カーボネータ26は水源32と、減圧弁34を介して炭
酸ガスシリンダ60とに連結されており、炭酸水を生成
する。冷却槽28は、力一〆ネータ2・6によって製造
された炭酸水を冷却し、冷却された炭酸水け、逆止弁5
6及び第1の電磁弁38ヲ介シて、ピアシング・ノズル
40に送られる。
従って、これらの部材は稀釈液である炭酸水供給源を構
成する。
炭酸がスジリング30Fi、上記した通り減圧弁34を
介してカーぎネータ26に接続されていると共に、減圧
弁34、第2の電磁弁42を介してピアシング・ノズル
40に接続されている。
飲料分配装置24け、上記の通りに構成されているので
、第1の電磁弁68及び第2の電磁弁42を制御するこ
とにより、所望のタイミングで所望量の炭酸水と炭酸ガ
スをぎアシング・ノズル40に供給できる。
ピアシング・ノズル 飲料配布装置24が具備しているピアシング・ノズル4
0を、第1図、第6図及び第4図を参照して説明する。
第1図及び第3図には、ピアシング・ノズル40が濃縮
シロップを収容している容器10を貫通している状態が
示されており、第4図は第3図の線IV−IVに沿った
断面図である。
ピアシング・ノズル40は、ノズル本体44、ガスケッ
ト46及び保持輪48によって構成されている。
ノズル本体44は、第1の電磁弁58及び第2の電磁弁
42に接続されて炭酸水又は炭酸ガスが供給される上部
開口50と、この上部開口50に連通した上方通路52
と、上方通路52に連通した複数個の流出口54と、上
方通路52と分離した下方通路56と、下方通路56に
連通した流入口58と、ノズル本体44の下方端に設け
られ、下方通路56に連通した排出口60とを備えてい
る。
流出口54は、第3図及び第4図に示した如く、各4個
ずつ3組設けられてお抄、流出口54の各々は半径方向
に対して角度をもって、例えば45″の角度に配置され
ている。このため、上部開口50及び上方通路52を介
して、炭酸水が供給され、これらの流出口54から容器
10内に炭酸水が流出せしめられると、炭酸水は容器1
0内で螺旋状に進む。
流入口58は、第4図に示した如く、4個等角度間隔を
置いて設けられている。流出口54から炭酸水が流出せ
しめられると、濃縮シロップ及び炭酸水は、流入口58
、下方通路56及び排出口60を介して、容器10の内
部から外部へ排出される。
ノズル本体44は、第1図及び第6図に示した如く、排
出口60が設けられている先端部61と他の部分とがね
じ部62で連結されている。これによって、濃縮シロッ
プの種類等によって、先端部61、従って排出口60の
形態を容易に交換できるようになっている。
ノズル本体44け、上方位置の外周にフランソ66を備
えている。この7ランソ63に保持輪48が固定されて
おり、この保持輪48が弾性体のがスケット46を支持
している。ガスケット46は、第3図に明示した如く、
容器10のハブ18の内側面に接触して、この部分から
の流体の流出を防ぐ。
尚、この実施例においては、容器10の内部から外部へ
、流入口58、下方通路56及び排出口60を介して、
濃縮シロップ及び稀釈液が排出される。この代りに、あ
るいはこれと共に、ピアシング・ノズル40の先端の外
周に凹凸部(図示せず]を設け、この凹凸部と容器10
のメンプランフィルム14に形成される開口の周縁との
間隙間を介して、濃縮シロップ及び稀釈液が容器10の
内部から外部に排出されるように構成することもできる
飲料配布装置の作動 上記の通りの飲料分配装置は次の通りに作動する。
まず、濃縮シロップが収容されている容器10は飲料配
布装置24内に、又は適当な冷蔵装置内にて冷却した状
態で保管しておく。
手動又は自動で、濃縮シロップが充填されている容器1
0を、ピアシング・ノズル40の下にメンブレンフィル
ム14が下になるように設置し、カップ64をその下に
配置する。ピアシング・ノズル40を押し下げて、ピア
シング・ノズル40が容器10の上面20及びメンブレ
ンフィルム14を貫通する第1図及び第3図に示した如
き状態にする。この状態においては、ガスケット46が
容器10のハブ18に接触し、容器10の上方からの流
体の流出がないようになっている。下方部分においては
、容器10のメンブレンフィルム14からピアシング・
ノズル40の先端が突出し、排出口60が容器10の外
側に位置している。
この状態にて、飲料分配装置24の第1の電磁弁58及
び第2の電磁弁42を制御して、所定量の炭酸水を、ピ
アシング・ノズルaOK供給する。
例えば、容器10に収容されている濃縮シロップの量が
55m1.稀釈率を1:5.1とすると、約16711
11、の炭酸水を供給すると、約200!R1の飲料が
提供される。
ピアシング・ノズル40に供給された炭酸水は、上部開
口50、上方通路52及び流出口54を介[7て、容器
10内に流出せしめられる。流出口54け上記した如く
半径方向に対して角度をもって配置されているので、炭
酸水は容器10内を螺旋を画いて降下し、流入口58、
下方通路56及び排出口60を介して濃縮シロップと共
に容器10の外部へ排出され、下方に配置されているカ
ップ64に収容される。このビアシリング・ノズル40
においては、容器10内から外部への濃縮シロップ及び
炭酸水の排出が、流入口58、下方通路56及び排出口
60からなる排出路を介して行なわれる。この代ネニ、
ビアシリング・ノズルの先端の外周に凹凸を設け、濃縮
シロップ及び炭酸水が、この外周と容器10の開口部1
2の内周との間を介して排出されるように構成すること
ができる。
上記した通り、濃縮シロップの量より炭酸水の量の方が
相当多く、且つ容器10の内部に炭酸水を供給し、濃縮
シロップを押し出すようになるので、炭酸水と濃縮シロ
ップとの混合液が排出され、そして、実質的に濃縮シロ
ップ分を含まない炭酸水が、容器10から排出され、こ
れらがカップ64に供給されることに々る。即ち、この
ようにすることにより、稀釈液である炭酸水によって、
濃縮シロップが収容されていた容器10の内部が洗浄さ
れることになる。また、このようにすることによって、
炭酸水によって、ビアシリング・ノズル40も洗浄され
る。このため、異なったフレーバーの濃縮シロップを含
んでいる容器を単一のピアシング・ノズルを用いて、排
出させても、フレーバーが混合してしまうということが
ない。
更に、この実施例においては、上方に配置された流出口
54から炭酸水が供給され、下方に配置された流入口5
8を介して、濃縮シロップ及び炭酸水が排出される。従
って、炭酸水は容器10内を上方から下方へ順次移動す
る。このため、容器10内の濃縮シロップのほとんどが
、まず、容器10内から排出され、次いで、実質的に濃
縮シロツブ分を含まない炭酸水が排出される。このため
、このように配置することによって、容器10内を炭酸
水で効果的に洗浄できる。尚、カップ64内には、濃縮
シロップと炭酸水との混合液がまず供給され、次いで実
質的に濃縮シロップ分を含まない炭酸水が供給されても
、これらはある程度の流速をもってカップ64内に供給
されるため、濃縮シロップと炭酸水とが迅速に混合され
て、カップ内の飲料の濃度は短時間で均一になる。また
、炭酸水の供給と同時に、炭酸ガスを容器内の上方部分
に供給して、濃縮シロップと炭酸水の混合液をより迅速
に排出せしめるように構成することもできる。
また、この実施例に従うと、流出口54が、第4図に示
した如く、半径方向に対しである角度をもって即ち傾斜
して配置されている。このため、噴出口54から噴出せ
しめられた炭酸水は、容器内で螺旋状に進み、容器10
の内壁に沿って移動することになる。このため、容器1
0の内壁を炭酸水で効果的に洗浄することができる。
上記した通りに所定量の炭酸水を供給した後、必要に応
じて、第1の電磁弁38を制御して、炭酸水の供給を停
止し、第2の電磁弁42を制御して、ピアシング・ノズ
ル40に所定量炭酸がスを供給する。これによって、容
器10内に残った炭酸水を強制的に外部に排出する。こ
の容器10内に残った炭酸水を強制的に外部に排出せし
める気体は炭酸ガスである必要はなく、他の気体、例え
ば空気が供給されるように構成することができる。
但し、炭酸水で稀釈するときは炭酸水中より自然に炭酸
ガスが分離することがあるので、この程度がある圧力以
上あるときは最後のガス押しを省略することもできる。
尚、好ましくは、上記した如く、容器10内の容量を収
容すべき濃縮シロップの量より大きくし、容器10内に
濃縮シロップを収容した場合、容器10内に若干の気体
、例えば空気又は窒素が残るように構成する。このよう
に構成し、前記した如く、容器をメンブレンフィルム1
4が下になるように配置し、第1図及び第3図に示した
如く、ピアシング・ノズル40を容器10に貫通せしめ
る。
例えば、流出口54から炭酸水を噴出せしめる際などに
、容器10内の圧力が上昇する。このために、容器10
のハブ18の内側の上面20とピアシング・ノズル40
との間の隙間から外部へ、容器10内の物質が若干排出
される危険性がある。
ここから排出される物質が濃縮シロップであると、この
濃縮シロップが容器10の外側のノズル本体44の外周
、ガスケット46あるいけ容器1oのハブ18等を汚染
することになり、好ましくない。
他方、上記の如く、容器10内に若干の気体が存在する
場合には、容器10内の圧力が上昇しても、容器10の
上面20とピアシング・ノズル2oとの間からは、この
気体が排出されて、濃縮シロップが排出されることを紡
ぐことができる。
尚、上記実施例の構成に加えて、ミキシングノズルを設
けることができる。このミキシングノズルは、容器10
及びピアシング・ノズル4oとカップ64との間に配置
される。このミキシングノズルはピアシング・ノズル4
0の排出口60に連結され混合された濃縮シロップ及び
炭酸水をカップに供給する。このミキシングノズルには
、冷却槽28及び炭酸ガスシリンダ30からそれぞれの
電磁弁を介して炭酸水及び炭酸ガスが供給される。
これらの電磁弁は、濃縮シロップ及び炭酸水のカップへ
の供給が終わる少し前に、ミキシングノズルを介してカ
ップ64に、炭酸水を供給し、しかる後、炭酸ガスを供
給するように制御される。このミキシングノズルを用い
ることによって、より均一に混合した濃縮シロップ及び
炭酸水をカップ10に供給することができる。
ん6発明の効果 本発明は、シロップ容器開封後短時間内に濃縮シロップ
が稀釈され、多数のシロップ容器を飲料配布装置内に保
持できる等の優れた効果を奏する。
更に、本発明に従うと、濃縮物が充填されていた容器の
内部が稀釈液によって洗浄せしめられるので、濃縮物の
全てを容器から外部に確実に排出せしめることができる
。更に、濃縮物が排出された容器には、濃縮物が残って
いないので、これらに昆虫が集まって不衛生になるとい
うことがない。
また、ピアシング・ノズルが洗浄されるので、単一のピ
アシング・ノズルを多種類の濃縮シロップに順次使用し
ても、風味が混合してしまうということがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好適実施例に従う飲料分配装置の概
略図。 第2図は、第1図の装置に使用される濃縮シロップを収
容する容器の断面図。 第3図は、第1図の容器がピアシング・ノズルによって
貫通せしめられている部分の拡大図。 第4図は、第6図の線I%’−IVに沿った断面図。 10・・・・・・容器 14・・・・・・メンブレンフィルム 18・・・・・・ハブ 24・・・・・・飲料分配装置 26・・・・・・カーゲネータ 28・・・・・・冷却槽 30・・・・・・炭酸ガスシリンダー 36・・・・・・逆止弁 38・・・・・・第1の電磁弁 40・・・・・・ピアシング・ノズル 42・・・・・・第2の電磁弁 44・・・・・・ノズル本体 46・・・・・・ガスケット 50・・・・・・上部開口 54・・・・・・流出口 56・・・・・・下方通路 58・・・・・・流入口 60・・・・・・排出口 64・・・・・・カップ 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、充填部においてカップ1杯分の濃縮物を容器に充填
    する充填工程と、 濃縮物が充填された容器を充填部から稀釈部に運搬する
    運搬工程と、 稀釈部にて、濃縮物を稀釈液によつて稀釈する稀釈工程
    と を含むことを特徴とする飲料分配方法。 2、該稀釈工程が、該濃縮物が充填された容器に稀釈液
    を注入し、これによつて該容器から該濃縮物を排出する
    と共に、該濃縮物を該稀釈液で稀釈することを含む特許
    請求の範囲第1項記載の飲料分配方法。 3、該稀釈工程が、該容器に該稀釈液を注入した後に、
    該容器に気体を注入することを含む特許請求の範囲第2
    項記載の飲料分配方法。 4、該稀釈液が炭酸水である特許請求の範囲第1項乃至
    第3項のいずれかに記載の飲料分配方法。 5、該稀釈液が冷水である特許請求の範囲第1項乃至第
    3項のいずれかに記載の飲料分配方法。 6、該稀釈液が温水である特許請求の範囲第1項乃至第
    3項のいずれかに記載の飲料分配方法。 7、該濃縮物が液状である特許請求の範囲第1項乃至第
    6項のいずれかに記載の飲料分配方法。 8、該濃縮物が粉末状である特許請求の範囲第1項乃至
    第6項のいずれかに記載の飲料分配方法。 9、該濃縮物が顆粒状である特許請求の範囲第1項乃至
    第6項のいずれかに記載の飲料分配方法。 10、該濃縮物が、固形物を含む液状である特許請求の
    範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の飲料分配方法
    。 11、稀釈液源と、濃縮物を収容している容器を貫通し
    て配置され、該稀釈液源からの稀釈液を該容器内に供給
    し、該稀釈液及び該濃縮物を該容器内から該容器外に排
    出するピアシング・ノズルとを具備する飲料分配装置に
    おいて: 該ピアシング・ノズルが、該稀釈液源に連通せしめられ
    た開口と、該開口に連通して該稀釈液を該容器内に供給
    する流出口と、該稀釈液及び該濃縮物を該容器内から該
    容器外に排出する排出路を備えている ことを特徴とする飲料分配装置。 12、該流出口が該排出路より上に配置されている特許
    請求の範囲第11項記載の飲料分配装置。 13、該流出口が該ピアシング・ノズルの半径方向に対
    して角度をもつて配置されている特許請求の範囲第11
    項又は第12項記載の飲料分配装置。 14、該排出路が、該ピアシング・ノズルに設けられた
    通路と、該通路と該容器の内部とを連通せしめる流入口
    と、該通路と該容器の外部とを連通せしめる排出口とに
    よつて構成されている特許請求の範囲第11項乃至第1
    3項のいずれかに記載の飲料分配装置。 15、該排出部が、該ピアシング・ノズルの先端部に形
    成された凹凸部によつて構成されている特許請求の範囲
    第11項乃至第13項のいずれかに記載の飲料分配装置
    。 16、該ノズル本体が、該排出口が設けられている部分
    と他の部分とが取外し可能に連結されている特許請求の
    範囲第14項記載の飲料分配装置。 17、稀釈液源と、濃縮物を収容している容器を貫通し
    て配置され、該稀釈液源からの稀釈液を該容器内に供給
    し、該稀釈液及び該濃縮物を該容器内から該容器外に排
    出するピアシング・ノズルとを具備する飲料分配装置に
    使用される濃縮物を収容する容器において: 一端に、該濃縮物充填用の開口部と該開口部を密封して
    いる密封部材が設けられており、 他端に、該ピアシング・ノズルに密封係合する受口が設
    けられている ことを特徴とする濃縮物を収容する容器。 18、該密封部分が、メンブレンフィルムによつて構成
    されている特許請求の範囲第17項記載の濃縮物を収容
    する容器。 19、該受口が軸線方向外側に広がつている特許請求の
    範囲第17項記載の濃縮物を収容する容器。 20、該開口部と該受口とが軸線方向にて整合している
    特許請求の範囲第17項乃至第19項のいずれかに記載
    の濃縮物を収容する容器。
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