JPS62162445A - 工具接触検出装置 - Google Patents
工具接触検出装置Info
- Publication number
- JPS62162445A JPS62162445A JP61005729A JP572986A JPS62162445A JP S62162445 A JPS62162445 A JP S62162445A JP 61005729 A JP61005729 A JP 61005729A JP 572986 A JP572986 A JP 572986A JP S62162445 A JPS62162445 A JP S62162445A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- coil
- circuit
- tool
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q16/00—Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for
- B23Q16/005—Equipment for measuring the contacting force or the distance before contacting between two members during the positioning operation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、NC工作機において、工具とワーク(加工
物)の正確な位置関係を得るために使用される工具接触
検出装置に関する。
物)の正確な位置関係を得るために使用される工具接触
検出装置に関する。
(ロ)従来の技術
一般に、NC工作機においてワークに正確な加工を行う
ためには、加工前にワークに対する工具の先端の正確な
位置関係を知り、座標データとする必要がある。従来、
この座標データを得るのに、■工具先端からワークの加
工面までの距離を定規によって測定する。
ためには、加工前にワークに対する工具の先端の正確な
位置関係を知り、座標データとする必要がある。従来、
この座標データを得るのに、■工具先端からワークの加
工面までの距離を定規によって測定する。
■目視によって工具先端をワークに接触させ、座標デー
タを訂正する。
タを訂正する。
■加工テーブルの端部にスイッチを設け、工具先端をこ
のスイッチに触れさせる。
のスイッチに触れさせる。
等の方法を用いていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
上記従来技術のうち、第1と第2の方法は作業に手間が
かかるし、その上、第1の方法では高精度が得られない
という問題があった。また、第3の方法は、測定精度が
スイッチの精度に影響されやすい上に、ワークと工具先
端の位置を間接的に測定するものであるから、やはり精
度が得られないという問題があった。
かかるし、その上、第1の方法では高精度が得られない
という問題があった。また、第3の方法は、測定精度が
スイッチの精度に影響されやすい上に、ワークと工具先
端の位置を間接的に測定するものであるから、やはり精
度が得られないという問題があった。
この発明は、上記に鑑み、NC工作機において、測定作
業が簡単で、加工精度を向上し得る工具接触検出装置を
提供することを目的としている。
業が簡単で、加工精度を向上し得る工具接触検出装置を
提供することを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段
この発明の工具接触検出装置は、送信部(10)と受信
部(20)からなり、送信部が工具の回転主軸(2)に
固設され、受信部の一部(20a)が前記回転主軸に遊
嵌され、さらに送信部には工具が加工面に接触すると発
生する振動を検出するAEセンサ(11)と、このAE
センサの出力より前記振動の周波数成分を導出するフィ
ルタ(12)と、この振動信号を無線で送信する出力回
路(13〜16)と、受信部から送られて来る交流信号
を直流電圧に変換して他の回路に電源電圧を供給するA
C/D C変換器(18)とを備え、受信部には、前
記送信部から送信されて来る信号を受信する回路(21
,22)と、この回路で受信された信号から前記振動に
応じた信号を導出し、接触の有無を出力する回路(23
,24)と、発振源(27)と、この発振源よりの交流
信号を前記送信部のAC/DC変換器に出力する出力回
路(28,29)とを備えている。
部(20)からなり、送信部が工具の回転主軸(2)に
固設され、受信部の一部(20a)が前記回転主軸に遊
嵌され、さらに送信部には工具が加工面に接触すると発
生する振動を検出するAEセンサ(11)と、このAE
センサの出力より前記振動の周波数成分を導出するフィ
ルタ(12)と、この振動信号を無線で送信する出力回
路(13〜16)と、受信部から送られて来る交流信号
を直流電圧に変換して他の回路に電源電圧を供給するA
C/D C変換器(18)とを備え、受信部には、前
記送信部から送信されて来る信号を受信する回路(21
,22)と、この回路で受信された信号から前記振動に
応じた信号を導出し、接触の有無を出力する回路(23
,24)と、発振源(27)と、この発振源よりの交流
信号を前記送信部のAC/DC変換器に出力する出力回
路(28,29)とを備えている。
(ホ)作用
この工具接触検出装置では、工具先端がワークに接触す
ると、その接触面で固有の振動が発生する。そして、こ
の振動が主軸を伝搬し、送信部のAEセンサで検出され
、このAEセンサで検出された信号は、フィルタを経て
出力回路より送信され、受信部で受信される。そして、
受信部では接触の有無を出力する回路より、接触を示す
信号を出力する。
ると、その接触面で固有の振動が発生する。そして、こ
の振動が主軸を伝搬し、送信部のAEセンサで検出され
、このAEセンサで検出された信号は、フィルタを経て
出力回路より送信され、受信部で受信される。そして、
受信部では接触の有無を出力する回路より、接触を示す
信号を出力する。
(へ)実施例
以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。
。
第1図は、この発明の一実施例を示す工具接触検出機能
を持つAEテレメータ装置の回路プロ・7り図である。
を持つAEテレメータ装置の回路プロ・7り図である。
このAEテレメータ装置は、送信部10と受信部20と
から構成されている。
から構成されている。
送信部10は、例えば圧電素子で形成されるAEセンサ
11、このAEセンサ11の出力より所定の周波数成分
のAE倍信号増幅する電圧制御パンドパスア、ンプ12
、エンベロープ検波回路13、検波されたエンベロープ
信号をFM変調する変調回路14、送信コイル15を駆
動するドライバ16、電力受給用コイル17より人力さ
れるAC電圧をDC電圧に変換するA C/D C変換
器18及び電力受給用コイル17よりのAC信号の周波
数を電圧に変換し、電圧制御バンドパスアンプ12に加
える周波数/電圧変換回路19を備えている。
11、このAEセンサ11の出力より所定の周波数成分
のAE倍信号増幅する電圧制御パンドパスア、ンプ12
、エンベロープ検波回路13、検波されたエンベロープ
信号をFM変調する変調回路14、送信コイル15を駆
動するドライバ16、電力受給用コイル17より人力さ
れるAC電圧をDC電圧に変換するA C/D C変換
器18及び電力受給用コイル17よりのAC信号の周波
数を電圧に変換し、電圧制御バンドパスアンプ12に加
える周波数/電圧変換回路19を備えている。
電圧制御バンドパスアンプ12は、第4図に示すように
、ドリルとワークが接触した時に発生する振動の固有の
周波数成分をカバーするバンドを持つ増幅機能付の第1
のフィルタ121、ドリルが折損した時に発生するAE
の周波数成分をカバーするバンドを持つ増幅機能付の第
2のフィルタ122及びこれらの第1と第2のフィルタ
121.122のいずれかを選択して、AEセンサ11
の出力端とエンベロープ検波回路13の入力端に切替接
続するためのアナログスイッチ123.124から構成
されている。アナログスイッチ123.124の切替動
作は、周波数/電圧変換回路19からの信号により行わ
れるようになっている。
、ドリルとワークが接触した時に発生する振動の固有の
周波数成分をカバーするバンドを持つ増幅機能付の第1
のフィルタ121、ドリルが折損した時に発生するAE
の周波数成分をカバーするバンドを持つ増幅機能付の第
2のフィルタ122及びこれらの第1と第2のフィルタ
121.122のいずれかを選択して、AEセンサ11
の出力端とエンベロープ検波回路13の入力端に切替接
続するためのアナログスイッチ123.124から構成
されている。アナログスイッチ123.124の切替動
作は、周波数/電圧変換回路19からの信号により行わ
れるようになっている。
受信部20は、受信コイル21を経て入力される信号を
増幅する同調増幅回路22、FM変調信号よりエンベロ
ープ信号を導出する復調回路23、この復調回路23の
出力を受けるタッチ検出表示回路24と折損モニタ回路
25、接触検出モードと折損モニタモードを手動で切替
えるためのモード切替回路26、電圧制御発振回路27
及びこの発振回路27よりの発振信号を受けて電圧供給
用コイル28を駆動するドライバ29を備えている。
増幅する同調増幅回路22、FM変調信号よりエンベロ
ープ信号を導出する復調回路23、この復調回路23の
出力を受けるタッチ検出表示回路24と折損モニタ回路
25、接触検出モードと折損モニタモードを手動で切替
えるためのモード切替回路26、電圧制御発振回路27
及びこの発振回路27よりの発振信号を受けて電圧供給
用コイル28を駆動するドライバ29を備えている。
モード切替回路26は、a側に投入されると接触検出モ
ードが設定され、ハイ電圧■がタッチ検比表示回路24
と電圧制御発振回路27に加えられ、タッチ検出表示回
路24を動作させると共に、電圧制御発振回路27を、
そのハイ電圧Vに応じた周波数で発振させる。そして、
b側に投入されると折損モニタモードが設定され、ロー
電圧が折損モニタ回路25と電圧制御発振回路27に加
えられ、折損モニタ回路25を動作させると共に、電圧
制御発振回路27を、そのロー電圧に応じた周波数で発
振させるようになっている。ここで、接触検出モードと
はドリルの刃先がワークに接触したことを検出するため
の動作モード、また、折損モニタモードとはドリルの折
損を監視するための動作モードである。これらのモード
切替は、外部信号Esによっても行えるようになってい
る。
ードが設定され、ハイ電圧■がタッチ検比表示回路24
と電圧制御発振回路27に加えられ、タッチ検出表示回
路24を動作させると共に、電圧制御発振回路27を、
そのハイ電圧Vに応じた周波数で発振させる。そして、
b側に投入されると折損モニタモードが設定され、ロー
電圧が折損モニタ回路25と電圧制御発振回路27に加
えられ、折損モニタ回路25を動作させると共に、電圧
制御発振回路27を、そのロー電圧に応じた周波数で発
振させるようになっている。ここで、接触検出モードと
はドリルの刃先がワークに接触したことを検出するため
の動作モード、また、折損モニタモードとはドリルの折
損を監視するための動作モードである。これらのモード
切替は、外部信号Esによっても行えるようになってい
る。
なお、送信コイル15と受信コイル21、電力受給用コ
イル17と電力供給用コイル2日は、電磁結合されてい
る。
イル17と電力供給用コイル2日は、電磁結合されてい
る。
このAEテレメータ装置の送信部IO及び受信部20は
、第2図に示すように、工作機1に装着される。第2図
において、工作機1の回転主軸2の先端に工具(ドリル
刃)3が取付けられ、この回転主軸2と主軸頭5間にベ
アリング6が介設されている。回転主軸2は、図示外の
駆動源により高速回転駆動されるようになっている。回
転主軸2の上部には送信部10が固設され、また受信部
20のコイル部20aが嵌挿されている。
、第2図に示すように、工作機1に装着される。第2図
において、工作機1の回転主軸2の先端に工具(ドリル
刃)3が取付けられ、この回転主軸2と主軸頭5間にベ
アリング6が介設されている。回転主軸2は、図示外の
駆動源により高速回転駆動されるようになっている。回
転主軸2の上部には送信部10が固設され、また受信部
20のコイル部20aが嵌挿されている。
送信部10の装着部分を第3図に示すように、送信部l
Oの外形状はトーラス状に形成されている。また、受信
部20はコイル部20aと本体部20bに分離構成され
ており、コイル部20aは偏平で先端部が輪状に形成さ
れ、この輪状部内に受信コイル21と電力供給用コイル
28が巻回されている。
Oの外形状はトーラス状に形成されている。また、受信
部20はコイル部20aと本体部20bに分離構成され
ており、コイル部20aは偏平で先端部が輪状に形成さ
れ、この輪状部内に受信コイル21と電力供給用コイル
28が巻回されている。
次に、このAEテレメータ装置の動作について説明する
。
。
〈工具接触検出モード〉
このモードは、受信部20の手動のモード切替回路26
がa側に投入されるか、外部より工具接触検出モードを
示す信号Es(ハイ信号)が入力されることにより設定
される。これにより、タッチ検出表示回路24が動作を
開始するとともに、折損モニタ回路25は休止状態とな
る。また、電圧制御発振回路27はハイ電圧に応じた、
つまり工具接触検出モードに対応する周波数の信号を発
振する。この周波数の信号がドライバ29、電圧供給用
コイル28を経て、送信部10側に送出される。
がa側に投入されるか、外部より工具接触検出モードを
示す信号Es(ハイ信号)が入力されることにより設定
される。これにより、タッチ検出表示回路24が動作を
開始するとともに、折損モニタ回路25は休止状態とな
る。また、電圧制御発振回路27はハイ電圧に応じた、
つまり工具接触検出モードに対応する周波数の信号を発
振する。この周波数の信号がドライバ29、電圧供給用
コイル28を経て、送信部10側に送出される。
受信部20からの送信信号は、電力受給用コイル17で
受信され、AC/DC変換器18に入力される。A C
/D C変換器18では、入力されたAC電圧がDC電
圧に変換される。このDC電圧は定電圧化されて、送信
部10の各回路部に電源電圧として供給される。
受信され、AC/DC変換器18に入力される。A C
/D C変換器18では、入力されたAC電圧がDC電
圧に変換される。このDC電圧は定電圧化されて、送信
部10の各回路部に電源電圧として供給される。
一方、電力受給用コイル17に受信されたAC電圧は、
周波数/電圧変換回路19にも入力され、AC電圧の周
波数に応じた電圧に変換される。つまり、接触検出モー
ドを示すハイ電圧が出力され、電圧制御バンドパスアン
プ12に加えられる。電圧制御バンドパスアンプ12で
は、この信号により、接触検出用のハンドを持つ第1の
フィルタI21が選択される。
周波数/電圧変換回路19にも入力され、AC電圧の周
波数に応じた電圧に変換される。つまり、接触検出モー
ドを示すハイ電圧が出力され、電圧制御バンドパスアン
プ12に加えられる。電圧制御バンドパスアンプ12で
は、この信号により、接触検出用のハンドを持つ第1の
フィルタI21が選択される。
ドリル3とテーブル8を相対的に接近させ、ドリル3の
先端がテーブル8上のワーク7に接触すると、この接触
により固有の振動が発生し、そして、この振動が回転主
軸2を伝搬してAEセンサ11で検出される。AEセン
サ11は、この振動信号を電圧制御バンドパスアンプ1
2に入力する。
先端がテーブル8上のワーク7に接触すると、この接触
により固有の振動が発生し、そして、この振動が回転主
軸2を伝搬してAEセンサ11で検出される。AEセン
サ11は、この振動信号を電圧制御バンドパスアンプ1
2に入力する。
電圧制御バンドパスアンプ12では、予めその振動信号
の周波数成分をカバーする第1のフィルタ121が選択
されているので、入力された振動信号が増幅される。続
いて、エンベロープ検波回路13に入力されて検波され
、振動のエンベロープ信号を出力する。
の周波数成分をカバーする第1のフィルタ121が選択
されているので、入力された振動信号が増幅される。続
いて、エンベロープ検波回路13に入力されて検波され
、振動のエンベロープ信号を出力する。
そして、このエンベロープ信号が変調回路14でFM変
調され、ドライバ16に入力される。ドライバ16は、
このFM変調信号より送信コイル15を駆動する。この
送信コイル15に電磁結合される受信コイル21を通し
て、同調増幅回路22に上記FM変調信号が受信され、
増幅される。
調され、ドライバ16に入力される。ドライバ16は、
このFM変調信号より送信コイル15を駆動する。この
送信コイル15に電磁結合される受信コイル21を通し
て、同調増幅回路22に上記FM変調信号が受信され、
増幅される。
次に、このFM変調信号よりエンベロープ信号、つまり
振動信号が復調回路23で復調される。この復調信号が
所定レベル以上であると、タッチ検出表示回路24でド
リル接触を示す表示をなすとともに、その旨を示すワン
ショット信号TDSを出力する。
振動信号が復調回路23で復調される。この復調信号が
所定レベル以上であると、タッチ検出表示回路24でド
リル接触を示す表示をなすとともに、その旨を示すワン
ショット信号TDSを出力する。
〈折損モニタモード〉
このモードは、受信部20の手動のモード切替回路26
がb側に投入されるか、あるいは外部より折損モニタモ
ードを示す信号Es (ロー信号)が入力されること
により設定される。これにより、折損モニタ回路25が
動作を開始するとともに、タッチ検出表示回路24が休
止状態となる。また、電圧制御発振回路27はロー電圧
に応じた、つまり折損モニタモードに対応する周波数の
信号を発振する。この周波数の信号が、工具接触検出モ
ードの場合と同様に送信部IOに送信され、周波数/電
圧変換回路19に入力される。周波数/電圧変換回路1
9では、入力される信号の周波数に応じた電圧、つまり
折損モニタモードを示すロー電圧が出力され、電圧制御
バンドパスアンプ12に加ふられる。電圧制御バンドパ
スアンプ12では、このロー電圧によりドリル折損時に
発生するAE(音響信号)の周波数成分をカバーするバ
ンドを持つ第2のフィルタ122が選択される。
がb側に投入されるか、あるいは外部より折損モニタモ
ードを示す信号Es (ロー信号)が入力されること
により設定される。これにより、折損モニタ回路25が
動作を開始するとともに、タッチ検出表示回路24が休
止状態となる。また、電圧制御発振回路27はロー電圧
に応じた、つまり折損モニタモードに対応する周波数の
信号を発振する。この周波数の信号が、工具接触検出モ
ードの場合と同様に送信部IOに送信され、周波数/電
圧変換回路19に入力される。周波数/電圧変換回路1
9では、入力される信号の周波数に応じた電圧、つまり
折損モニタモードを示すロー電圧が出力され、電圧制御
バンドパスアンプ12に加ふられる。電圧制御バンドパ
スアンプ12では、このロー電圧によりドリル折損時に
発生するAE(音響信号)の周波数成分をカバーするバ
ンドを持つ第2のフィルタ122が選択される。
そのため、このモード設定中にドリル折損が生じると、
発生したAEがやはり回転主軸2を伝しし、AEセンサ
11に加えられ、検出される。AEセンサ11は、この
AE倍信号電圧制御バンドパスアンプ12に入力する。
発生したAEがやはり回転主軸2を伝しし、AEセンサ
11に加えられ、検出される。AEセンサ11は、この
AE倍信号電圧制御バンドパスアンプ12に入力する。
電圧制御バンドパスアンプ12では、予めドリル折損に
より発生するAEの周波数成分をカバーする第2のフィ
ルタ122が選択されているので、そのAE倍信号増幅
される。後は、工具接触検出モードにおける振動信号と
同様の原理で、AE倍信号送信部10から受信部20に
送信され、復調回路23よりAE倍信号応じたレベル信
号が導出される。このレベル信号が所定レベル以上であ
れば、折損モニタ回路25で折損発生を示す表示をなす
とともに、その旨を示す信号I)asを出力する。
より発生するAEの周波数成分をカバーする第2のフィ
ルタ122が選択されているので、そのAE倍信号増幅
される。後は、工具接触検出モードにおける振動信号と
同様の原理で、AE倍信号送信部10から受信部20に
送信され、復調回路23よりAE倍信号応じたレベル信
号が導出される。このレベル信号が所定レベル以上であ
れば、折損モニタ回路25で折損発生を示す表示をなす
とともに、その旨を示す信号I)asを出力する。
この実施例装置では、ドリル等、工具の折損モニタ用に
使用するAEテレメータの主要部を、そのまま工具接触
検出用に使用することができる。
使用するAEテレメータの主要部を、そのまま工具接触
検出用に使用することができる。
(ト)発明の効果
この発明によれば、ワークと工具先端部の接触を、接触
時に発生する振動を検出することにより、直接検出する
ものであるから、高精度の加工を行うことができる。
時に発生する振動を検出することにより、直接検出する
ものであるから、高精度の加工を行うことができる。
また、装置を構成する送信部は、工具の回転主軸に固設
され、受信部の一部が回転主軸に遊嵌されて、送信部と
受信部間は無線で信号が授受されるものであるから、ワ
ークを交換する毎に接触検出装置もいちいち取付け・取
外しする手間が不要であり、座標データの補正等の作業
を短時間でなすことが出来、作業効率が向上する。
され、受信部の一部が回転主軸に遊嵌されて、送信部と
受信部間は無線で信号が授受されるものであるから、ワ
ークを交換する毎に接触検出装置もいちいち取付け・取
外しする手間が不要であり、座標データの補正等の作業
を短時間でなすことが出来、作業効率が向上する。
第1図は、この発明の一実施例を示すAEテレメータ装
置の回路ブロック図、第2図は、同AEテレメータ装置
を工作機に装着した状態を示す断面図、第3図は、同装
着状態を示した部分斜視図、第4図は、第1図に示した
AEテレメータ装置の電圧制御バンドパスアンプを具体
的に示した回路ブロック図である。 2二回転主軸、 10:送信部、 11:AEセンサ、12:電圧制御バンドパスアンプ、
13:エンベロープ検波回路、 14:変調回路、 15:送信コイル、16:ドライ
バ、 18 : AC/DC変換器、20:受信部、
21:受信コイル、22:同調増幅回路、 23:復調回路 24:タッチ検出表示回路27:電
圧制御発振回路、 28:電力供給用コイル、 29:ドライバ、 特許出願人 立石電機株式会社代理人
弁理士 中 村 茂 信%1図 第2図 第3図
置の回路ブロック図、第2図は、同AEテレメータ装置
を工作機に装着した状態を示す断面図、第3図は、同装
着状態を示した部分斜視図、第4図は、第1図に示した
AEテレメータ装置の電圧制御バンドパスアンプを具体
的に示した回路ブロック図である。 2二回転主軸、 10:送信部、 11:AEセンサ、12:電圧制御バンドパスアンプ、
13:エンベロープ検波回路、 14:変調回路、 15:送信コイル、16:ドライ
バ、 18 : AC/DC変換器、20:受信部、
21:受信コイル、22:同調増幅回路、 23:復調回路 24:タッチ検出表示回路27:電
圧制御発振回路、 28:電力供給用コイル、 29:ドライバ、 特許出願人 立石電機株式会社代理人
弁理士 中 村 茂 信%1図 第2図 第3図
Claims (1)
- (1)送信部と受信部からなり、送信部が工具の回転主
軸に固設され、受信部の一部が前記回転主軸に遊嵌され
る工具接触検出装置であって、前記送信部に、工具が加
工物に接触すると発生する振動を検出するAEセンサと
、このAEセンサの出力より前記振動の周波数成分を導
出するフィルタと、この振動信号を無線で送信する出力
回路と、受信部から送られて来る交流信号を直流電圧に
変換して他の回路に電源電圧を供給するAC/DC変換
器とを備え、 前記受信部に、前記送信部から送信されて来る信号を受
信する回路と、この回路で受信された信号から前記振動
に応じた信号を導出し、接触の有無を出力する回路と、
発振源と、この発振源よりの交流信号を前記送信部のA
C/DC変換器に出力する出力回路とを備えてなること
を特徴とする工具接触検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61005729A JPS62162445A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 工具接触検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61005729A JPS62162445A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 工具接触検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162445A true JPS62162445A (ja) | 1987-07-18 |
Family
ID=11619208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61005729A Pending JPS62162445A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 工具接触検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62162445A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004501777A (ja) * | 2000-02-17 | 2004-01-22 | パウル・ミユーラー・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト・ウンターネーメンスベタイリグンゲン | データ記憶要素を備えたスピンドル |
JP2010207971A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Masahiko Jin | 接触検知方法、スピンドル装置システム、スピンドル装置および工作機械システム |
-
1986
- 1986-01-13 JP JP61005729A patent/JPS62162445A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004501777A (ja) * | 2000-02-17 | 2004-01-22 | パウル・ミユーラー・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト・ウンターネーメンスベタイリグンゲン | データ記憶要素を備えたスピンドル |
JP4731782B2 (ja) * | 2000-02-17 | 2011-07-27 | パウル・ミユーラー・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト・ウンターネーメンスベタイリグンゲン | データ記憶要素を備えたスピンドル |
JP2010207971A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Masahiko Jin | 接触検知方法、スピンドル装置システム、スピンドル装置および工作機械システム |
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