JPS62162375A - コヒ−レントな紫外線の発生方法 - Google Patents
コヒ−レントな紫外線の発生方法Info
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- JPS62162375A JPS62162375A JP393186A JP393186A JPS62162375A JP S62162375 A JPS62162375 A JP S62162375A JP 393186 A JP393186 A JP 393186A JP 393186 A JP393186 A JP 393186A JP S62162375 A JPS62162375 A JP S62162375A
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- ultraviolet radiation
- crystal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、アルゴンイオンレーザ−を用いたコヒーレン
トな紫外線の発生方法に関づる。
トな紫外線の発生方法に関づる。
発明の技術的前日ならびにその問題点
コヒーレントな紫外線は、たとえば半導体装置を製造す
る際に行なわれるリソグラフィーにその用途が期待され
、またアイソトープの分離、バイオテクノロジー分野で
の用途も期待されている。
る際に行なわれるリソグラフィーにその用途が期待され
、またアイソトープの分離、バイオテクノロジー分野で
の用途も期待されている。
特に波長2500〜2600人のコヒーレンi〜な紫外
線は、パワーが大きく得られるのであればビーム状に絞
りやすいためリソグラフィーに適している。
線は、パワーが大きく得られるのであればビーム状に絞
りやすいためリソグラフィーに適している。
従来コヒーレントな短波長の紫外線を得る方法としては
、2つの巽なった波長のレーザー光を空間的に重ね合わ
せた後、特定の複屈折率を有するKH2PO4単結晶、
KB504・4日2O単結晶あるいは尿素単結晶に通過
させる方法か知られている。ところがこれらの結晶は潮
解性か強いという問題点があり、特に尿素単結晶は至内
では数時間で使用不能になってしまうほどでおる。この
ためレーク”−光を入射させるために端面を光学jJl
磨しても、端面が潮解などにより劣化して使用不能とな
ってしまい、実用上大きな障害となっていた。しかも上
記の単結晶は、温度によって屈折率か変化することがあ
るため、単結晶が紫外線を吸収してその温度が上昇する
と、位相整合条イイ1か破壊されるため所定温度まで冷
五口する必要があり、この許容温度幅が0.1°C以下
と狭く操作条件が複雑になるという問題点がめった。
、2つの巽なった波長のレーザー光を空間的に重ね合わ
せた後、特定の複屈折率を有するKH2PO4単結晶、
KB504・4日2O単結晶あるいは尿素単結晶に通過
させる方法か知られている。ところがこれらの結晶は潮
解性か強いという問題点があり、特に尿素単結晶は至内
では数時間で使用不能になってしまうほどでおる。この
ためレーク”−光を入射させるために端面を光学jJl
磨しても、端面が潮解などにより劣化して使用不能とな
ってしまい、実用上大きな障害となっていた。しかも上
記の単結晶は、温度によって屈折率か変化することがあ
るため、単結晶が紫外線を吸収してその温度が上昇する
と、位相整合条イイ1か破壊されるため所定温度まで冷
五口する必要があり、この許容温度幅が0.1°C以下
と狭く操作条件が複雑になるという問題点がめった。
このような問題点を解決するため、化学的に安定でかつ
取扱いの容易なβ−BaB2O4単結晶を用いて、レー
ザー光からコヒーレントな紫外線ヲ得ヨうとスル試みが
、l’−h i rteenthInternatio
nal QuanturnElectronics
Conferenceの講演果MCC−5に発表され
ている。ところかこの文献では、用いられるレーザー光
源が限定されでいるなどの理由から波長250C)〜2
600人のコヒーレントな紫外線が高出力で得られると
の報吉はなされていない。
取扱いの容易なβ−BaB2O4単結晶を用いて、レー
ザー光からコヒーレントな紫外線ヲ得ヨうとスル試みが
、l’−h i rteenthInternatio
nal QuanturnElectronics
Conferenceの講演果MCC−5に発表され
ている。ところかこの文献では、用いられるレーザー光
源が限定されでいるなどの理由から波長250C)〜2
600人のコヒーレントな紫外線が高出力で得られると
の報吉はなされていない。
発明の目的
本発明は上記のような従来技術に伴なう問題点を解決し
ようとするものであって、化学的に安定で必って取扱い
か容易なβ−BaB2O4単結晶を用いて、工業的な用
途が期待される波長2500〜260OAのコヒーレン
トな紫外線を高強度に効率よく得るための方法を提供す
ることを目的としている。
ようとするものであって、化学的に安定で必って取扱い
か容易なβ−BaB2O4単結晶を用いて、工業的な用
途が期待される波長2500〜260OAのコヒーレン
トな紫外線を高強度に効率よく得るための方法を提供す
ることを目的としている。
発明の概要
本発明に係るコヒーレントな紫外線の発生方法は、β−
BaB2O4単結晶に、アルゴンイオンレーザ−を、レ
ーザー光が前記結晶の×Z面を進行し、この結晶のY軸
に平行に直線偏光するように入射させるとともに、レー
ザー光の進行方向とZ軸とのなす角θが49.9〜56
.9°となるように入射ざぜ、その波長を第2高調波に
波長変換して、コヒーレントな紫外線を得ることを特徴
としている。
BaB2O4単結晶に、アルゴンイオンレーザ−を、レ
ーザー光が前記結晶の×Z面を進行し、この結晶のY軸
に平行に直線偏光するように入射させるとともに、レー
ザー光の進行方向とZ軸とのなす角θが49.9〜56
.9°となるように入射ざぜ、その波長を第2高調波に
波長変換して、コヒーレントな紫外線を得ることを特徴
としている。
本発明によれば、アルゴンイオンレーデ−を特定の条件
下にβ−BaB2O4単結晶に入射させることにより、
2500〜260OAのコヒーレントな紫外線が高強度
で効率よく得られる。しかもβ−BaB2O4単結晶は
潮解性かないため、空気中ての取扱いが可能となり、か
つ屈折率が温度によってほとんど変化しないため、たと
え該結晶か紫外線を吸収して温度が上昇しても特に冷却
する必要がなく、取扱いか極めて容易で必る。その上、
β−Banjo4単結晶はダメージ閾値が非常に高く化
学的に安定て必り、この面からも取扱いか容易となる。
下にβ−BaB2O4単結晶に入射させることにより、
2500〜260OAのコヒーレントな紫外線が高強度
で効率よく得られる。しかもβ−BaB2O4単結晶は
潮解性かないため、空気中ての取扱いが可能となり、か
つ屈折率が温度によってほとんど変化しないため、たと
え該結晶か紫外線を吸収して温度が上昇しても特に冷却
する必要がなく、取扱いか極めて容易で必る。その上、
β−Banjo4単結晶はダメージ閾値が非常に高く化
学的に安定て必り、この面からも取扱いか容易となる。
発明の詳細な説明
以下本発明に係るコヒーレントな紫外線の発生方法につ
いて説明する。
いて説明する。
本発明で用いられるβ−BaB2O4単結晶は、従来公
知な結晶であって、その製造方法も公知である。
知な結晶であって、その製造方法も公知である。
このβ−BaB2O4単結晶は、入射光の波長によって
屈折率か変化する非線型光学結晶でおって、潮解性がな
く化学的に安定であり、空気中の取扱いが可能である。
屈折率か変化する非線型光学結晶でおって、潮解性がな
く化学的に安定であり、空気中の取扱いが可能である。
またβ−BaB2O4単結晶は屈折率が温度によってほ
とんど変化しない。
とんど変化しない。
したかつてたとえ該結晶かレーザー光あるいは紫外線を
吸収して温度が上昇しても特に冷却づる必要はない。こ
のためコヒーレントな紫外線を得るに際しての取扱いか
極めて容易となる。ざらにまIコβ−BaB2O4単結
晶は266OAで約500M〜V/crAとダメージ閾
値が非常に高く、したがって該結晶が破壊されることが
少ない。
吸収して温度が上昇しても特に冷却づる必要はない。こ
のためコヒーレントな紫外線を得るに際しての取扱いか
極めて容易となる。ざらにまIコβ−BaB2O4単結
晶は266OAで約500M〜V/crAとダメージ閾
値が非常に高く、したがって該結晶が破壊されることが
少ない。
このようなβ−BaB2O4単結晶は、レーザー光線か
らのコヒーレントな紫外線への変換効率を表わす2次の
非線型光学定数がdll(β−3aB2O4)よ3.4
xd3B(KH2PO4)、d (β −BaB
2 04 >=0. 4xd36(KH2PO4)
と大きい。しかも8−BaB2O4単結晶は、常光線と
異常光線との屈折率の差である投屈折率が、たとえば5
321A、266OA、2128Aでそれぞれ△n=n
o−no−〇、1215.0.1458.0.1755
と非常に大ぎい。
らのコヒーレントな紫外線への変換効率を表わす2次の
非線型光学定数がdll(β−3aB2O4)よ3.4
xd3B(KH2PO4)、d (β −BaB
2 04 >=0. 4xd36(KH2PO4)
と大きい。しかも8−BaB2O4単結晶は、常光線と
異常光線との屈折率の差である投屈折率が、たとえば5
321A、266OA、2128Aでそれぞれ△n=n
o−no−〇、1215.0.1458.0.1755
と非常に大ぎい。
上記のようなβ−BaB2O4単結晶に、アルゴンイオ
ンレーザ−を、レーザ−光源 而を進行し、口の結晶のY軸に平行に直線偏光づるよう
に入射させるとともに、レーリ゛−光の進行方向とZ
i’lllとのなす角(位相整合角)θが49゜9・〜
56.9°となるように入射ざl、その波長を第2高調
波に波長変換すると、コヒーレントな紫外線か1υられ
る。
ンレーザ−を、レーザ−光源 而を進行し、口の結晶のY軸に平行に直線偏光づるよう
に入射させるとともに、レーリ゛−光の進行方向とZ
i’lllとのなす角(位相整合角)θが49゜9・〜
56.9°となるように入射ざl、その波長を第2高調
波に波長変換すると、コヒーレントな紫外線か1υられ
る。
アルゴンイオンレーザーは、4579.4765.48
80.5017および5145人の5本のレーザー発振
線を有しているか、これらはβ−BaB2O4単結晶に
より第2高調波に波長変換され、それぞれ2290.2
383.2440.2509.2573人のコヒーレン
トな紫外線が得られる。このうち2573Aのコヒーレ
ントな紫外線は、特にパワーが大きく得られる。
80.5017および5145人の5本のレーザー発振
線を有しているか、これらはβ−BaB2O4単結晶に
より第2高調波に波長変換され、それぞれ2290.2
383.2440.2509.2573人のコヒーレン
トな紫外線が得られる。このうち2573Aのコヒーレ
ントな紫外線は、特にパワーが大きく得られる。
なあ、基本波と第2高調波とは、石英製プリズムを用い
て分離される。
て分離される。
このようにして得られる2500〜260OAのパワー
の大きいコヒーレントな紫外線は、たとえばリソグラフ
ィーに際して用いられ、またアイソトープの分離、バイ
オテクノロジー分野での用)企か期待される。ざらに人
体の治療用あるいは手術用の紫外線としての用途も期待
される。
の大きいコヒーレントな紫外線は、たとえばリソグラフ
ィーに際して用いられ、またアイソトープの分離、バイ
オテクノロジー分野での用)企か期待される。ざらに人
体の治療用あるいは手術用の紫外線としての用途も期待
される。
発明の効果
本発明によれば、アルゴンイオンレーザ−を特定の条件
下にβ−BaB2O4単結晶に入射させることにより、
2500−2600Aのコヒーレン1〜な紫外線が高強
度で効率よく得られる。しかしβ−Banjo4単結晶
は潮解性かないため、空気中での取扱いが可能となり、
かつ回折率か温度によってほとんど変化しないため、た
とえ該結晶か紫外線を吸収して温度か上昇しても特に冷
却する必要がなく、取扱いが極めて容易である。その上
、β−BaB2O4結晶はダメージ閾値が非常に高く化
学的に安定であり、この而からも取扱いが容易となる。
下にβ−BaB2O4単結晶に入射させることにより、
2500−2600Aのコヒーレン1〜な紫外線が高強
度で効率よく得られる。しかしβ−Banjo4単結晶
は潮解性かないため、空気中での取扱いが可能となり、
かつ回折率か温度によってほとんど変化しないため、た
とえ該結晶か紫外線を吸収して温度か上昇しても特に冷
却する必要がなく、取扱いが極めて容易である。その上
、β−BaB2O4結晶はダメージ閾値が非常に高く化
学的に安定であり、この而からも取扱いが容易となる。
代理人 弁理士 鈴 木 俊一部)
瓢、−一一ノ
Claims (1)
- β−BaB_2O_4単結晶に、アルゴンイオンレーザ
ーを、該レーザー光が前記結晶のXZ面を進行し、この
結晶のY軸に平行に直線偏光するように入射させるとと
もに、レーザー光の進行方向とZ軸とのなす角θが49
.9〜56.9°となるように入射させ、その波長を第
2高調波に波長変換して、コヒーレントな紫外線を得る
ことを特徴とするコヒーレントな紫外線の発生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP393186A JPH0636453B2 (ja) | 1986-01-11 | 1986-01-11 | コヒ−レントな紫外線の発生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP393186A JPH0636453B2 (ja) | 1986-01-11 | 1986-01-11 | コヒ−レントな紫外線の発生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162375A true JPS62162375A (ja) | 1987-07-18 |
JPH0636453B2 JPH0636453B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=11570881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP393186A Expired - Lifetime JPH0636453B2 (ja) | 1986-01-11 | 1986-01-11 | コヒ−レントな紫外線の発生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636453B2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-11 JP JP393186A patent/JPH0636453B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636453B2 (ja) | 1994-05-11 |
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