JPS62189440A - 光の高調波変換用結晶化合物およびそれを用いる光の高調波変換方法 - Google Patents
光の高調波変換用結晶化合物およびそれを用いる光の高調波変換方法Info
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- JPS62189440A JPS62189440A JP62007950A JP795087A JPS62189440A JP S62189440 A JPS62189440 A JP S62189440A JP 62007950 A JP62007950 A JP 62007950A JP 795087 A JP795087 A JP 795087A JP S62189440 A JPS62189440 A JP S62189440A
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/35—Non-linear optics
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- G02F1/361—Organic materials
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
<発明の分野>
この発明は、レーザ光の高調波変換媒体として使用する
結晶質化合物に関するものである。
結晶質化合物に関するものである。
<発明の背景>
レーザ光の高調波変換の技術分野には、高調波変換用物
質となりそうな多数の物質がある。
質となりそうな多数の物質がある。
レーザ高調波変換の用途に好適なものとなりうる結晶質
物質を選択する候補物質は、テスト中のもので100,
000種以上あるだろうと予測される。しかしながら、
テストを進めていくと、通常はその性質に一長一短が認
められる。良好な物質は、レーザ光を効率よく変換し、
加工しやすいものであり、ハイドロスコピック(hyd
ro−scopic)を性質はあってもわずかであり、
かつ比較的結晶成長が早いものであるべきである。
物質を選択する候補物質は、テスト中のもので100,
000種以上あるだろうと予測される。しかしながら、
テストを進めていくと、通常はその性質に一長一短が認
められる。良好な物質は、レーザ光を効率よく変換し、
加工しやすいものであり、ハイドロスコピック(hyd
ro−scopic)を性質はあってもわずかであり、
かつ比較的結晶成長が早いものであるべきである。
効率的な周波数変換はいくつかの様式で起る。
これらの様式は、レーザ技術においては、タイプ■およ
びタイプ■■の高調波変換、さらにまたタイプ■、タイ
プ■■およびタイプ■■■の和周波数および差周波数と
呼ばれている。各様式はレーザ技術分野では周知であり
、次のような文献に示されている。M.V.Hobde
n著゛双軸結晶における位相整合第二高調波の発生(P
hase−MatchedSecond−Harmon
icGenerationinBiaxialCrys
tais)″,JournalofAppliedPh
ysics,Vol.38,No.11,1967年1
0月;ヒロマサイト著゛双軸結晶における誘導第二次光
学分極および位相整合の角依在についての一般的研究(
GeneralizedStudyonAngular
DependenceofInducedSecond
−OrderOpticalPoiarization
sandPhaseMatchinginBiaxia
lCrystals)″,JournalofAppl
iedPhysics,Vol.46,No.9,19
75年9月;AmnonYariv著「光エレクトロニ
クス入門(Intro−ductiontoOptic
alElectronics)」(Holt,Rine
−hartandWinston,Inc発行,197
1年),189−198頁。
びタイプ■■の高調波変換、さらにまたタイプ■、タイ
プ■■およびタイプ■■■の和周波数および差周波数と
呼ばれている。各様式はレーザ技術分野では周知であり
、次のような文献に示されている。M.V.Hobde
n著゛双軸結晶における位相整合第二高調波の発生(P
hase−MatchedSecond−Harmon
icGenerationinBiaxialCrys
tais)″,JournalofAppliedPh
ysics,Vol.38,No.11,1967年1
0月;ヒロマサイト著゛双軸結晶における誘導第二次光
学分極および位相整合の角依在についての一般的研究(
GeneralizedStudyonAngular
DependenceofInducedSecond
−OrderOpticalPoiarization
sandPhaseMatchinginBiaxia
lCrystals)″,JournalofAppl
iedPhysics,Vol.46,No.9,19
75年9月;AmnonYariv著「光エレクトロニ
クス入門(Intro−ductiontoOptic
alElectronics)」(Holt,Rine
−hartandWinston,Inc発行,197
1年),189−198頁。
高調波変換用結晶をつくるための結晶成長技術はこの分
野で周知である。これらの結晶は溶液中で、あるいは種
結晶を用いて成長させることができる。これらの技術は
例えば「単結晶の成長(TheGrowthofSin
gleCrystals)」(Pre−nticeHa
ll発行,1970年)第7章に記されている。1ミク
ロン領域でレーザ光を変換するための高調波変換結晶に
おける現在の標準はリン酸ニ水素カリウム(KDP)で
ある。KDPはその縁部がハイドロスコビックであり、
損傷しきい値は7ジュール/cm2である。したがって
KDPは大気に曝されると劣化し、高出力レーザ中で損
傷を受ける第一光成分の1つとなる。これらの理由から
、KDPに代わる物質を見出すための長期にわたる研究
がローレンス・リバモア・ナショナル・ラボラトリー(
LLNL)等で行なわれてきた。この努力は、次のよう
な文献に示されている:カツユキアオキ等著゛L−アル
ギニンホスフェートモノハイドレート″,ActaCr
yst.(1971)B27,11およびXuDong
等著゛新規な位相整合性非線形光結晶レアールギニンホ
スフェートモノハイドレート″,ActaChemic
aSinica,Vol.41,No.6(1983年
6月)。
野で周知である。これらの結晶は溶液中で、あるいは種
結晶を用いて成長させることができる。これらの技術は
例えば「単結晶の成長(TheGrowthofSin
gleCrystals)」(Pre−nticeHa
ll発行,1970年)第7章に記されている。1ミク
ロン領域でレーザ光を変換するための高調波変換結晶に
おける現在の標準はリン酸ニ水素カリウム(KDP)で
ある。KDPはその縁部がハイドロスコビックであり、
損傷しきい値は7ジュール/cm2である。したがって
KDPは大気に曝されると劣化し、高出力レーザ中で損
傷を受ける第一光成分の1つとなる。これらの理由から
、KDPに代わる物質を見出すための長期にわたる研究
がローレンス・リバモア・ナショナル・ラボラトリー(
LLNL)等で行なわれてきた。この努力は、次のよう
な文献に示されている:カツユキアオキ等著゛L−アル
ギニンホスフェートモノハイドレート″,ActaCr
yst.(1971)B27,11およびXuDong
等著゛新規な位相整合性非線形光結晶レアールギニンホ
スフェートモノハイドレート″,ActaChemic
aSinica,Vol.41,No.6(1983年
6月)。
アオキ等はl−アルギニンホスフェートモノハイドレー
ト(LAP)の結晶構造を説明している。Dong等は
、LAPが周波数二倍および和周波数整合であることを
確認するために彼等の結晶をレーザ・ビーム中に配置し
たことを報告している。しかしこの従来の研究では、L
AP結晶の損傷しきい値のテストはなされておらず、よ
り重要なことは、従来のLAP研究では1.05ミクロ
ン吸収帯を見落した。また、周波数変換器としてのLA
Pの性質を見出せない。
ト(LAP)の結晶構造を説明している。Dong等は
、LAPが周波数二倍および和周波数整合であることを
確認するために彼等の結晶をレーザ・ビーム中に配置し
たことを報告している。しかしこの従来の研究では、L
AP結晶の損傷しきい値のテストはなされておらず、よ
り重要なことは、従来のLAP研究では1.05ミクロ
ン吸収帯を見落した。また、周波数変換器としてのLA
Pの性質を見出せない。
この分野のLLNL研究計画の一部として、LAPを結
晶成長させ特性を調べた。その結果は、1つの重大な観
点を除いては、LAPはKDPの代替品として優れた特
性を有していることを示している。1つの重大な点とい
うのは、LAPが1ミクロンに吸収帯を有していること
である。かような吸収は、1ミクロン波長で起る多くの
高調波変換用途にはLAPを使用できなくする。
晶成長させ特性を調べた。その結果は、1つの重大な観
点を除いては、LAPはKDPの代替品として優れた特
性を有していることを示している。1つの重大な点とい
うのは、LAPが1ミクロンに吸収帯を有していること
である。かような吸収は、1ミクロン波長で起る多くの
高調波変換用途にはLAPを使用できなくする。
<発明の要旨>
この発明の目的は、1ミクロン帯におけるレーザ光の高
調波変換のための物質を提供することである。
調波変換のための物質を提供することである。
この発明の別な目的は、レーザ光の和周波数および差周
波数混合のための物質を提供することである。
波数混合のための物質を提供することである。
この発明のさらに別な目的は、KDPよりも損傷しきい
値の高い周波数変換結晶を提供することである。
値の高い周波数変換結晶を提供することである。
さらにこの発明の目的は、1ミクロン波長領域における
周波数変換の効率がKDPより高い周波数変換結晶を提
供することである。
周波数変換の効率がKDPより高い周波数変換結晶を提
供することである。
この発明によれば、新規な周波数変換結晶である重水素
置換されたl−アルギニンホスフェートモノハイドレー
ト(DLAP)が提供される。DLAPは、現在この分
野での標準的結晶とされているKDPよりも、1ミクロ
ン波長において効果的な周波数変換器である。さらに、
DLAPはKDPの2倍の損傷しきい値を有しており、
結晶は比較的早く成長する。
置換されたl−アルギニンホスフェートモノハイドレー
ト(DLAP)が提供される。DLAPは、現在この分
野での標準的結晶とされているKDPよりも、1ミクロ
ン波長において効果的な周波数変換器である。さらに、
DLAPはKDPの2倍の損傷しきい値を有しており、
結晶は比較的早く成長する。
<好ましい実施態様の詳細な説明>
この発明の新規な周波数変換結晶は、重水素置換された
l−アルギニンホスフェートモノハイドレート(DLA
P)である。この結晶の一般式は下記の通りである: (X2N)2CNX(CH2)3CH(NX3)+CO
O−・X3PO4・X2OここでXの少なくとも1つは
水素原子と置換した重水素原子である。好ましい実施例
は下記式で表わされる: (D2N)2CND(CH2)3CH(ND3)+CO
O−・D3PO4・D2O出発物質であるl−アルギニ
ンホスフェートモノハイドレート結晶(LAP)は下記
式で有している: (H2N)2CNH(CH2)3CH(NH3)+CO
O−・H3PO4・H2Oこれらの式からわかるように
、好ましい実施例の重水素置換は、主として炭素鎖内の
内部水素以外のすべての水素原子にわたって起っている
。
l−アルギニンホスフェートモノハイドレート(DLA
P)である。この結晶の一般式は下記の通りである: (X2N)2CNX(CH2)3CH(NX3)+CO
O−・X3PO4・X2OここでXの少なくとも1つは
水素原子と置換した重水素原子である。好ましい実施例
は下記式で表わされる: (D2N)2CND(CH2)3CH(ND3)+CO
O−・D3PO4・D2O出発物質であるl−アルギニ
ンホスフェートモノハイドレート結晶(LAP)は下記
式で有している: (H2N)2CNH(CH2)3CH(NH3)+CO
O−・H3PO4・H2Oこれらの式からわかるように
、好ましい実施例の重水素置換は、主として炭素鎖内の
内部水素以外のすべての水素原子にわたって起っている
。
水素に対するかような重水素置換の結果、LAPの吸収
帯が1ミクロン波長領域からそれるようにシフトする。
帯が1ミクロン波長領域からそれるようにシフトする。
LAPの吸収は1.064ミクロンでセンチメートル範
囲当り約20%であると測定された。この吸収はDLA
Pについては大巾に低減される。吸収の低減の程度は、
上記の最初の式中の゛X″位置で水素元素がどの程度完
全に重水素と置換するかに依存する。置換が増す程、吸
収は低減する。全体的な置換によって吸収が殆んどなく
なる。かくして、DLAPは1ミクロン波長領域におけ
る周波数変換に有用ではなかった。特に高出力レーザ・
ビームに用いた場合には、レーザ光吸収はレーザ・ビー
ムのエネルギ損失および結晶の加熱の両方の観点から問
題となる。結晶の加熱は、レーザ・ビーム伝搬を不均質
にするとともに結晶に損傷を起す。高い平均出力とする
場合には、この加熱は突発的なものとなる。
囲当り約20%であると測定された。この吸収はDLA
Pについては大巾に低減される。吸収の低減の程度は、
上記の最初の式中の゛X″位置で水素元素がどの程度完
全に重水素と置換するかに依存する。置換が増す程、吸
収は低減する。全体的な置換によって吸収が殆んどなく
なる。かくして、DLAPは1ミクロン波長領域におけ
る周波数変換に有用ではなかった。特に高出力レーザ・
ビームに用いた場合には、レーザ光吸収はレーザ・ビー
ムのエネルギ損失および結晶の加熱の両方の観点から問
題となる。結晶の加熱は、レーザ・ビーム伝搬を不均質
にするとともに結晶に損傷を起す。高い平均出力とする
場合には、この加熱は突発的なものとなる。
LAPの性質はDLAPと実質的に同じであり、次の通
りである:損傷しきい値は14〜15ジュール/cm2
(KDPは7ジュール/cm2)。
りである:損傷しきい値は14〜15ジュール/cm2
(KDPは7ジュール/cm2)。
LAPはハイドロスコピックでないがKDPはわずかに
ハイドロスコピックである。この結晶は、和周波数混合
および差周波数混合を調波的に変換する。周波数二倍は
タイプ■またはタイプIIである。周波数三倍の場合、
DLAP和周波数は特定のタイプ■■プロセスによって
基本波とその第二高調波とを混合する。このプロセスは
他の非線形結晶における通常の混合プロセスよりもかな
り有効である。第四高調波はタイプ■高調波変換によっ
て得られる。有効な高調波変換のために、結晶は一対と
して直交配置で(inquadrature)使用する
ことができる。直交およびタイプ■とタイプ■■の高調
波変換は、DavidEimerl著゛薄厚の直交周波
数変換(ThinThickQuadratureFr
equencyConversion)″,Proce
edingoftheInternationalCo
nferenceonLasers’84,1984年
11月26−30日,557頁。和周波数および差周波
数混合は、FritsZernicke等著゛応用非線
形光学(AppliedNonlinearOptic
s)″(Wiley発行,1973年),第3章,第6
章および第7章に示されているように、当該技術におい
て周知である。高周波変換の効率を測定する一つの方法
が、ローレンス・リバモア・ナショナル・ラボラトリー
・レポートUCID−20565,DavidEime
rl著゛ThePotentialforEffici
entFrequencyConversionatH
ighAveragePowerUsingSolid
StateNonlinearOpticalMate
rials″,92−95頁,1985年に示されてい
る。この方法によれば、結晶の最小感度は1.064ミ
クロンで周波数二倍の場合KDPより6倍高く、周波数
三倍の場合KDPより3倍高くすることができる。1.
05〜1.20ミクロンの波長領域では、DLAPの周
波数三倍の最小感度はKDPより100倍も高くするこ
とができる。
ハイドロスコピックである。この結晶は、和周波数混合
および差周波数混合を調波的に変換する。周波数二倍は
タイプ■またはタイプIIである。周波数三倍の場合、
DLAP和周波数は特定のタイプ■■プロセスによって
基本波とその第二高調波とを混合する。このプロセスは
他の非線形結晶における通常の混合プロセスよりもかな
り有効である。第四高調波はタイプ■高調波変換によっ
て得られる。有効な高調波変換のために、結晶は一対と
して直交配置で(inquadrature)使用する
ことができる。直交およびタイプ■とタイプ■■の高調
波変換は、DavidEimerl著゛薄厚の直交周波
数変換(ThinThickQuadratureFr
equencyConversion)″,Proce
edingoftheInternationalCo
nferenceonLasers’84,1984年
11月26−30日,557頁。和周波数および差周波
数混合は、FritsZernicke等著゛応用非線
形光学(AppliedNonlinearOptic
s)″(Wiley発行,1973年),第3章,第6
章および第7章に示されているように、当該技術におい
て周知である。高周波変換の効率を測定する一つの方法
が、ローレンス・リバモア・ナショナル・ラボラトリー
・レポートUCID−20565,DavidEime
rl著゛ThePotentialforEffici
entFrequencyConversionatH
ighAveragePowerUsingSolid
StateNonlinearOpticalMate
rials″,92−95頁,1985年に示されてい
る。この方法によれば、結晶の最小感度は1.064ミ
クロンで周波数二倍の場合KDPより6倍高く、周波数
三倍の場合KDPより3倍高くすることができる。1.
05〜1.20ミクロンの波長領域では、DLAPの周
波数三倍の最小感度はKDPより100倍も高くするこ
とができる。
LAPは単斜晶系で、空間群P21に属する。
第1図は、結晶方向に対するその電気的主軸の位置を示
す。第1図において、電気的主軸は結晶軸bに平行であ
り、図の平面に対して垂直位置にある。また、aとcは
垂直ではなく、αとγは垂直である。光軸の位置は点線
で示す。光角(軸角)2Vは38.1■0.5″である
。第1表は1.064および0.532ミクロンでの主
な屈折率を示し、屈折率を可視的に測定するためのセル
マイヤの関係から導き出したものである。セルマイヤの
関係は次の通りである: nα2=1+1.236λ2/(λ2−0.0099)
nβ2=1+1.425λ2/(λ2−0.0131)
nγ2=1+1.447λ2/(λ2−0.0135)
ここでλは波長(ミクロン)であり、この関係の精度は
約■0.002である。
す。第1図において、電気的主軸は結晶軸bに平行であ
り、図の平面に対して垂直位置にある。また、aとcは
垂直ではなく、αとγは垂直である。光軸の位置は点線
で示す。光角(軸角)2Vは38.1■0.5″である
。第1表は1.064および0.532ミクロンでの主
な屈折率を示し、屈折率を可視的に測定するためのセル
マイヤの関係から導き出したものである。セルマイヤの
関係は次の通りである: nα2=1+1.236λ2/(λ2−0.0099)
nβ2=1+1.425λ2/(λ2−0.0131)
nγ2=1+1.447λ2/(λ2−0.0135)
ここでλは波長(ミクロン)であり、この関係の精度は
約■0.002である。
第1表LAPの屈折率
1.064μ0.532μ
nα1.499 1.510
nβ1.563 1.579
nγ1.570 1.587
2個の比較的大きい屈折率は略等しいため、位相整合特
性はKDPのごとき負の複屈折単軸結晶の特性と近似す
る。deffを最適化する特定の位相整合方向を見出す
ために、dテンソルの要素を測定する必要がある。■1
0%以内に維持するためにクラインマン対称が実験的に
測定されているので、4つの特有のd係数はdβαα,
dβββ,dβγγ,dβαγとなる。実験的に測定さ
れたこれら4つの非線形係数の値(精度■20%)を、
関連する可干渉長(coherencelength)
(精度■1%)とともに第2表に示す。
性はKDPのごとき負の複屈折単軸結晶の特性と近似す
る。deffを最適化する特定の位相整合方向を見出す
ために、dテンソルの要素を測定する必要がある。■1
0%以内に維持するためにクラインマン対称が実験的に
測定されているので、4つの特有のd係数はdβαα,
dβββ,dβγγ,dβαγとなる。実験的に測定さ
れたこれら4つの非線形係数の値(精度■20%)を、
関連する可干渉長(coherencelength)
(精度■1%)とともに第2表に示す。
第2表LAPの非線形係数と可干渉長
dβαα= 0.8pm/V lβα= 3.3μdβ
ββ= 1.5pm/V lββ=13.0μdβγγ
=1.35pm/V lβγ=21.7μdβαγ=0
.85pm/V DLAPの製造方法は、重水素未置換LAPの25%重
水(D2O99%以上)溶液から開始し、約40℃から
自然冷却で温度を降下させる。重水素置換LAPの結晶
が溶液から沈澱する。沈澱結晶物質を集め、重水素未置
換LAPの代りにこの沈澱物を用いて上記の操作を繰り
返えす。第2回目の操作で生成する沈澱物をD2O中に
約40℃で溶解し、数日間にわたって1日当り約0.1
℃宛温度を降下させる。このときの日数は所望する結晶
の大きさに依存し、結晶の大きさは直接観察によって測
定することができる。DLAP生成に特徴的な上記の実
験で得られた結晶は略2cm×1cm×1cmの大きさ
であった。重水素置換の度合いは、この物質を溶液から
再結晶する回数に依存する。重水素置換のレベルはまた
、D2O容剤の純度と、沈澱が生成する温度範囲によっ
て変動する。結晶の品質と大きさは、温度降下速度、溶
液の容量、および結晶成長の時間に依存する。最も純粋
な光学的に清浄な結晶は、再結晶を十分に施こし、熱的
に安定な結晶成長プロセスを施こすことによって得られ
る。不完全に重水素置換した結晶、あるいは光学的品質
の劣った結晶でも、用途によっては使用することが可能
である。この発明の特徴は、1.064ミクロン波長の
光を含む用途における性能を向上させるために、重水素
置換を施こして光学的吸収を減少させることである。
ββ= 1.5pm/V lββ=13.0μdβγγ
=1.35pm/V lβγ=21.7μdβαγ=0
.85pm/V DLAPの製造方法は、重水素未置換LAPの25%重
水(D2O99%以上)溶液から開始し、約40℃から
自然冷却で温度を降下させる。重水素置換LAPの結晶
が溶液から沈澱する。沈澱結晶物質を集め、重水素未置
換LAPの代りにこの沈澱物を用いて上記の操作を繰り
返えす。第2回目の操作で生成する沈澱物をD2O中に
約40℃で溶解し、数日間にわたって1日当り約0.1
℃宛温度を降下させる。このときの日数は所望する結晶
の大きさに依存し、結晶の大きさは直接観察によって測
定することができる。DLAP生成に特徴的な上記の実
験で得られた結晶は略2cm×1cm×1cmの大きさ
であった。重水素置換の度合いは、この物質を溶液から
再結晶する回数に依存する。重水素置換のレベルはまた
、D2O容剤の純度と、沈澱が生成する温度範囲によっ
て変動する。結晶の品質と大きさは、温度降下速度、溶
液の容量、および結晶成長の時間に依存する。最も純粋
な光学的に清浄な結晶は、再結晶を十分に施こし、熱的
に安定な結晶成長プロセスを施こすことによって得られ
る。不完全に重水素置換した結晶、あるいは光学的品質
の劣った結晶でも、用途によっては使用することが可能
である。この発明の特徴は、1.064ミクロン波長の
光を含む用途における性能を向上させるために、重水素
置換を施こして光学的吸収を減少させることである。
この発明の2つの重要な実施態様は、波長1.064ミ
クロン付近で作動するネオジム・レーザの周波数を二倍
にすること、およびかようなレーザの基本波と第二高調
波の周波数を混合して第三高調波を発生させることであ
る。二倍化は、レーザ・ビームの前にDLAP結晶を配
置し、第二高調波で最も強力なビームを生成するように
結晶を位相整合する周知技術に従ってこの結晶を正しく
指向することによって行なわれる。
クロン付近で作動するネオジム・レーザの周波数を二倍
にすること、およびかようなレーザの基本波と第二高調
波の周波数を混合して第三高調波を発生させることであ
る。二倍化は、レーザ・ビームの前にDLAP結晶を配
置し、第二高調波で最も強力なビームを生成するように
結晶を位相整合する周知技術に従ってこの結晶を正しく
指向することによって行なわれる。
ここで用いられる位相整合機構はタイプ■またはタイプ
■■とすることができる。好ましい二倍化の実施例は、
かような結晶を2個使用し、各々タイプ■■の位相整合
を用いて、直行配置に従って配置する。
■■とすることができる。好ましい二倍化の実施例は、
かような結晶を2個使用し、各々タイプ■■の位相整合
を用いて、直行配置に従って配置する。
混合機構のタイプ■■の位相整合を用いる。この位相整
合では第三高調波での出力波の分極(電場方向)が第二
高調波での入力波の分極に対して平行で、かつ基本周波
数での入力波の分極に対して垂直である。この配置はK
DPにおいては不可能である。この配置の場合、結晶の
角感度は特に低い。これは周波数混合のためには非常に
好ましい状態であり、高い変換効率を導く。
合では第三高調波での出力波の分極(電場方向)が第二
高調波での入力波の分極に対して平行で、かつ基本周波
数での入力波の分極に対して垂直である。この配置はK
DPにおいては不可能である。この配置の場合、結晶の
角感度は特に低い。これは周波数混合のためには非常に
好ましい状態であり、高い変換効率を導く。
従ってこの発明は、効果的に光を周波数変換するための
新規な周波数変換結晶を提供するものである。第2図は
、レーザ・ビーム2を発生するレーザ1を示し、このビ
ームはこの発明の周波数変換結晶3に入射してレーザ・
ビームの周波数変換がなされる。周波数二倍化は0.4
8〜1.2ミクロンの波長範囲にわたって起ることがで
き、周波数三倍化は0.67〜1.2ミクロンの波長範
囲にわたって達成できる。この技術分野において用途の
レーザ媒体としてネオジムが広く用いられていることに
起因する。
新規な周波数変換結晶を提供するものである。第2図は
、レーザ・ビーム2を発生するレーザ1を示し、このビ
ームはこの発明の周波数変換結晶3に入射してレーザ・
ビームの周波数変換がなされる。周波数二倍化は0.4
8〜1.2ミクロンの波長範囲にわたって起ることがで
き、周波数三倍化は0.67〜1.2ミクロンの波長範
囲にわたって達成できる。この技術分野において用途の
レーザ媒体としてネオジムが広く用いられていることに
起因する。
第1図は結晶方向に対するLAPの電気的主軸の位置を
示す説明図、および第2図はこの発明の周波数変換結晶
を用いてレーザ・ビームの周波数変換を実施するための
構成を示す説明図である。 1…レーザ、2…レーザ・ビーム、3…周波数変換結晶
示す説明図、および第2図はこの発明の周波数変換結晶
を用いてレーザ・ビームの周波数変換を実施するための
構成を示す説明図である。 1…レーザ、2…レーザ・ビーム、3…周波数変換結晶
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記式 (X_2N)_2CNX(CH_2)_3CH(NX_
3)^+COO^−・X_3PO_4・X_2O〔ここ
でXの一個または複数個は水素と置換した重水素を表わ
し、残りのXは水素を表わす〕で示される光の高調波変
換用結晶化合物。 2、前記式中のすべてのXが重水素である特許請求の範
囲第1項記載の結晶化合物。 3、レーザ・ビームを供給する工程と、下記式(X_2
N)_2CNX(CN_2)_3CH(NX_3)^+
COO^−・X_3PO_4・X_2O〔ここでXの一
個または複数個は水素と置換した重水素を表わし、残り
のXは水素を表わす〕で示される少なくとも1つの結晶
を設置する工程と、該レーザ・ビームを高調波変換する
ように該少なくとも1つの結晶を配向する工程とからな
ることを特徴とする光の高調波変換方法。 4、前記式中のすべてのXが重水素である結晶を使用す
る特許請求の範囲第3項記載の方法。 5、前記レーザ・ビームは1.05〜1.20ミクロン
の範囲である特許請求の範囲第3項記載の方法。 6、前記レーザ・ビームの波長が実質的に1.06ミク
ロンである特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、高調波変換がタイプ I である特許請求の範囲第3
項記載の方法。 8、高調波変換がタイプIIである特許請求の範囲第3項
記載の方法。 9、第1のレーザ・ビームを供給する工程と、該第1の
レーザ・ビームとは異なる周波数の少なくとも1つの別
なレーザ・ビームを供給する工程と、下記式 (X_2N)_2CNX(CH_2)_3CH(NX_
3)^+COO^−・X_3PO_4・X_2O〔ここ
でXの一個または複数個は水素と置換した重水素を表わ
し、残りのXは水素を表わす〕で示される少なくとも1
つの結晶を設置する工程と、該レーザ・ビームを和周波
数混合するように該少なくとも1つの結晶を配向する工
程とからなることを特徴とする光の和周波数混合方法。 10、前記式中のすべてのXが重水素である結晶を使用
する特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、前記第1のレーザ・ビームは1.05〜1.20
ミクロンの波長範囲である特許請求の範囲第9項記載の
方法。 12、前記第1のレーザ・ビームの波長が実質的に1.
06ミクロンである特許請求の範囲第11項記載の方法
。 13、第1のレーザ・ビームを供給する工程と、該第1
のレーザ・ビームとは異なる周波数の少なくとも1つの
別なレーザ・ビームを供給する工程と、下記式 (X_2N)_2CNX(CH_2)_3CH(NX_
3)^+COO^−・X_3PO_4・X_2O〔ここ
でXの一個または複数個は水素と置換した重水素を表わ
し、残りのXは水素を表わす〕で示される少なくとも1
つの結晶を設置する工程と、該レーザ・ビームを差周波
数混合するように該少なくとも1つの結晶を配向する工
程とからなることを特徴とする光の差周波数混合方法。 14、前記式中のすべてのXが重水素である結晶を使用
する特許請求の範囲第13項記載の方法。 15、前記第1のレーザ・ビームは1.05〜1.20
ミクロンの波長範囲である特許請求の範囲第13項記載
の方法。 16、前記第1のレーザ・ビームの波長が実質的に1.
06ミクロンである特許請求の範囲第15項記載の方法
。 17、レーザ・ビームを発生するレーザと、下記式 (X_2N)_2CNX(CH_2)_3CH(NX_
3)^+COO^−・X_3PO_4・X_2O〔ここ
でXの一個または複数個は水素と置換した重水素を表わ
し、残りのXは水素を表わす〕で示される少なくとも1
つの結晶とからなり、該少なくとも1つの結晶は該レー
ザ・ビームを周波数変換するような配向で該レーザ・ビ
ーム中に置かれていることを特徴とする光の周波数変換
装置。 18、前記式中のすべてのXが重水素である結晶を使用
する特許請求の範囲第17項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US819654 | 1986-01-17 | ||
US06/819,654 US4697100A (en) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | Deuterated L-arginine phosphate monohydrate |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62189440A true JPS62189440A (ja) | 1987-08-19 |
Family
ID=25228700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62007950A Pending JPS62189440A (ja) | 1986-01-17 | 1987-01-16 | 光の高調波変換用結晶化合物およびそれを用いる光の高調波変換方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4697100A (ja) |
JP (1) | JPS62189440A (ja) |
DE (1) | DE3701284A1 (ja) |
FR (1) | FR2593174A1 (ja) |
GB (1) | GB2185481A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4876688A (en) * | 1988-08-15 | 1989-10-24 | The United States Of America As Represented By The Secetary Of The Department Of Energy | Frequency doubling crystals |
US5123022A (en) * | 1990-10-16 | 1992-06-16 | The United States Of America As Represented By The Department Of Energy | Frequency mixing crystal |
JP2866547B2 (ja) * | 1992-05-18 | 1999-03-08 | 松下電器産業株式会社 | レーザ装置 |
US5264959A (en) * | 1992-11-25 | 1993-11-23 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Temperature-insensitive phase-matched optical harmonic conversion crystal |
-
1986
- 1986-01-17 US US06/819,654 patent/US4697100A/en not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-01-12 GB GB08700593A patent/GB2185481A/en not_active Withdrawn
- 1987-01-16 FR FR8700464A patent/FR2593174A1/fr not_active Withdrawn
- 1987-01-16 JP JP62007950A patent/JPS62189440A/ja active Pending
- 1987-01-17 DE DE19873701284 patent/DE3701284A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2185481A (en) | 1987-07-22 |
FR2593174A1 (fr) | 1987-07-24 |
GB8700593D0 (en) | 1987-02-18 |
US4697100A (en) | 1987-09-29 |
DE3701284A1 (de) | 1987-07-23 |
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