JPS621610A

JPS621610A - ドデオン式の車両懸架装置

Info

Publication number: JPS621610A
Application number: JP13784985A
Authority: JP
Inventors: Hideyuki Sugita; 杉田　秀之; Noriyuki Yamamoto; 山本　憲行; Masatoshi Yoshikawa; 正敏吉川; Takeshi Suzuki; 健鈴木
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1985-06-26
Filing date: 1985-06-26
Publication date: 1987-01-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、ドデオン式の車両懸架装置に関するもので
ある。

（従来の技術）従来のこの種の車両懸架装置としては、例えば第６図に
示すようなものがある（ホンダサービスマニュアルＴＮ
−ＡＣＴＹ構造編１９７７〜７８５０ページ□昭和５２
年７月発行）。すなわち、左右の車輪５０．５１は、そ
れぞれアクスルハウジング５２゜５３に図外のベアリン
グを介して回転自在に支持され、両アクスルハウジング
５２．５３は１本の車軸５４にて連結されている。一対
の駆動軸５５゜５６の外端は、自在継手５７．５８％介
してそれぞれ車輪５０．５１に連結され、内端は自在継
手５９゜６０を介して図外の終減速機に連結される。こ
の終減速機は、車体に固定される。

そして、各アクスフレハウジング５２．５３は、リーフ
スプリング６１．６２％介して車体に弾性的に支持され
る。６３．６４はショックアブソーバである。

（発明か解決しようとする問題点）しかしながら、このような従来のドデオン式の車両用懸
架装置にあっては、リーフスプリング６１、ｊ２はアク
スルハウジング５２，５３の上側に配置し、スプリング
シー）　６５，６６とＵボルト６７．６８とにて固定し
てオニパースラング式に設けると共に、スプリングシー
ト６５，６６の上面、すなわち車輪５０．５１の回転軸
線の直上にそれぞれ単一のノ々ンパラノ々−６９，７０
％設ける構造となっていたため、このような懸架装置を
商用車に適用すると、荷台の床面は平坦になし得るか、
地上高か比較的高くなるという問題点があった。しかし
て、積荷の出入れ作業性および乗降性が共に劣り、積荷
容量も減少する。

（問題点を解決するための手段および作用）この発明は
、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、そ
の構成は、駆動軸にて回転駆動される車輪が回転自在に
支持されると共に車軸か固定されたアクスルハウジング
を、車体に取付けられたリーフスプリングの上面であっ
て該駆動軸の回転軸線の下方位置に固定し、かつ該駆動
軸の前後両側となる該車体と該リーフスプリング側との
間に、それぞれパンパラパ々−を設けたドデオン式の車
両懸架装置である。

しかして、車軸および駆動軸がリーフスプリングの上方
に位置して、リーフスプリングと車体との間の空間か有
効利用されるので、床面を平坦になし得ると共に、床面
の地上高を低下させ得る。

（実　施　例）以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。

第１，２図は、この発明の第１実施例を示す。

図中において符号ｌは商用車等の車体で、前位置となる
目玉固定用ブラケット２と後位置となるシャックル固定
用ブラケット３とを固定する。リーフスプリング４の前
端は、目玉固定用ブラケット２に結合し、後端は、シャ
ックル５を介してシャックル固定用ブラケット３に結合
する。

アクスルハウジング６は、リーフスプリング４の上面に
載置固定され、車軸７および駆動軸８かリーフスプリン
グ４の上方に位置するようになっている。具体的には、
アクスルハウジング６は、駆動軸８０回転軸線の下方に
位置する突出部６ａをリーフスプリング４の中間部に載
置して、一対　゛のＵボルト９８リーフスプリング４０
両側に配置してそれぞれ突出部６ａに掛け、リーフスプ
リング４の下面に配置したスプリングシート１０に挿通
させてナツト１１を螺締して固定しである。かくして、
リーフスプリング４の中央部は、アクスルハウジング６
の下面に吊下げられてアンダースラング式となっている
。このアクスルハウジング６には、図外の車輪がベアリ
ングを介在して回転自在に支持され、同軸的に設けた駆
動軸８にて回転駆動される。

そして、駆動軸８の回転軸線の前後両側となるように、
車体１の下面にノ々ンパラ／々−固定用ブラケツ）１２
．１３を溶接等の手段にて固定し、各該ブラケット、１
２．１３の下端にゴムまたはエラストマよりなるパンパ
ラパ々−１４，１５をリーフスプリング４に対応させて
固着する。

このようなドデオン型の車両懸架装置によれば、車軸８
および駆動軸７がリーフスプリング４の上方に位置して
、リーフスプリング４と車体ｌとの間の空間が有効利用
され、床面を平坦になし得ると共に、床面の地上高の低
下をもたらすことができる。また、リーフスプリング４
は、アクスルハウジング６の前後両側のパンパラパー１
４．１５によって過大な変位が弾性的に規制されるので
、単一の／９ンパラノζ−にて支持するものと比較して
、リーフスプリング４のばね定数を低減させることか可
能である。

第３，４図は、この発明の第２実施例を示し、第１実施
例と同一部分には同一符号を付しである。

この実施例にあっては、アクスルハウジング６に駆動軸
８より前位置となるように腕６ｂを突設し、該ハウジン
グ６を第１実施例と同様の手段にてリーフスプリング４
に固定しである。

そして、車体１にノ々ンノセラノ々−固定用ブラケット
１２’、１３’を介して取付けた一対のノ々ンパラパー
１４：、ＩＦ；は、一方のパンツぞラノセ−１４′が駆
動軸８を基準として後位置となる車軸７に対応し、他方
のパンパラパー１５′か前位置となる腕６ｂに対応して
、リーフスプリング４側と衝当し得るようになっている
。

この実施例によれば、車軸７および駆動軸８かリーフス
プリング４の上方に９位置すると共に、リーフスプリン
グ４は、駆動軸８０前後両側のパンパラパー１４′、１
５′によって過大な変位が弾性的に規制されるので、第
１実施例と同様の作用が得られる。

また、第５図に示すように、アクスルハウジング６の腕
６ｂおよび車軸７の上面にノ々ンノぞラノ々−１６，１
７；Ｉｊｒ−それぞれ固着することができる。この構造
例によれば、各パンパラノ々−１６，１７が車体１の下
面に衝当してリーフスプリング４の過大な変位か弾性的
に規制されるので、同様の作用が得られる。

（発明の効果）以上の説明によって理解されるように、この発明によれ
ば、商業車等における床面を平坦にして、かつ床面の地
上高を低下させることができるので、積荷の出入れ作業
が容易になり、乗降性も良好であると共に、大容量の荷
物を積載できるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す一部切開した図、
第２図は同じく要部斜視図、第３図は第２実施例を示す
一部切開した図、第４図は同じく要部斜視図、第５図は
構造例を示す要部斜視図、第６図は従来構造を示す斜視
図である。ｌ：車体、４：リーフスプリング、６：アクスルハウジ
ング、６ａ：突出部、６ｂ＝腕、７：車軸、８：駆動軸
、１４，１５．１４’、１５’、１６，１７　：ノ々ン
パラノ々　− 代理人　弁理士　前　１）利　之第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

１、駆動軸にて回転駆動される車輪が回転自在に支持さ
れると共に車軸が固定されたアクスルハウジングを、車
体に取付けられたリーフスプリングの上面であつて該駆
動軸の回転軸線の下方位置に固定し、かつ該駆動軸の前
後両側となる該車体と該リーフスプリング側との間に、
それぞれバンパラバーを設けたことを特徴とするドデオ
ン式の車両懸架装置。