JPS62160894A

JPS62160894A - 映像信号記録再生装置

Info

Publication number: JPS62160894A
Application number: JP61002772A
Authority: JP
Inventors: Kohei Iketani; 浩平池谷
Original assignee: Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Current assignee: Pentax Corp
Priority date: 1986-01-09
Filing date: 1986-01-09
Publication date: 1987-07-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、映像信号記録再生装置に関し、待に高ｗＩ像
度の静止画及び動画を記録再生可能な映像信号記録再生
装置に関する。

［従来の技術］従来より、映像信号を記録再生ずる装置どしては、ビデ
オ・テープレコーダ（以下、ＶＴＲと略す）等に代表さ
れる動画記録再生装置と、磁気ディスクに磁気的に静止
画像を記録する電子式スチルカメラ・システム等の静止
画像青用記録再生装置とがある。

その中ぐ家庭用ＶＴＲは、テレビジョン放送の録画や市
販の録画済テープの再生が主な使用用途であったが、民
生用ビデオ・カメラの低ｆｉｆｆｉ格化及び高性能化に
伴い、カメラによる陽像信号の記録が増えてきており、
カメラ一体型Ｖ　Ｔ　Ｒの酋及により、−１Ｍ拍車がか
かつている。また、高画質化への努力も続けられており
、ＦＭ信号のキャリア周波数を上げるハイバンド化や各
種のノイズキャンセル回路、輪郭強調回路等の画像処理
回路が実用化されている。しかし動画の一駒一駒を静止
画として見ると、急に画質が落ちてしまうのが現状であ
る。

ＶＴＲにおいて、回転ヘッドの回転速度を速くして記録
周波数帯域を広げたり、カラー信号を別の１へラックに
記録して、輝度信号の帯域を広げる方法が提案されてい
るが、回路や機構が複雑になりずぎて実用的でない。

また、従来の銀塩カメラ・システムに置き換わるものと
して開発された電子スチル・カメラ・システムは、理論
上の水平解像力が３５０Ｔ　Ｖ本で放送画質と同程度で
ある。従って、モニター画面上で見るには、かなり良好
であるが、ビデオ・プリンタ等によりハードコピーした
ものは、満足出来る画質ではない。

要するに、現在のところ、静止画像を十分高側１１で記
録再生可能な機器は民生用としては提供されていない。

従来のＶ　Ｔ　Ｒの記録系を第４Δ図に示し、再生系を
第４Ｂ図に示す。第４Ａ図において、ビデオ信号入力端
イ１０に入力された複合映像信号は、第３図Ａの周波数
分布（ＮＴＳＣ方式）を持つが、ローパスフィルタ１１
で輝度信号成分を取り出され、バンドパスフィルタ１２
でカラー信号を取り出される。このフィルタ１１で分離
抽出される輝１哀信号は、第３図Ａの破線の左側部分く
約３ＭＨｚ以下）である。即ち、ｆｊｌｉ度信号の内、
第３図Ａの破線の右側部分は失われる。ローパスフィル
タ１１″ｃ分離抽出された輝度信号は、ＦＭ変調器１３
でＦ　Ｍ変調され、バイパスフィルタ１４で低域をカッ
トされる。

他方、カラー信号は、周波数変換器１５で４１（い周波
数に変換され、ローパスフィルタ１６で高域をカットさ
れる。この後、輝度４８号とカラー信号は重畳回路１７
で重畳され、°記録アンプ１８で増幅されて、ビデオ・
ヘッド１９に印加され、ビデオ・テープに記録される。

ビデオ・テープ記録時の周波数分布（Ｖ　ｌ−Ｉ　Ｓ〕
ｔ−マット）を第３図Ｂに示す。

再生の場合は、第４Ｂ図に示すように、ビデオ・ヘッド
１９で再生した信号を再生アンプ２０で増幅し、その増
幅出力から、バイパスフィルタ２１で輝度信号を取り出
すと共に、ローパスフィルタ２２でカラー信号を取り出
す。分離した輝度信号をＦＭ復調ｉ！！ｉ２３で復調し
、ローパスフィルタ２４で高域成分をカットする。他方
、カラー信号は、周波数変換器２５で高い周波数に変換
され、バンドパスフィルタ２Ｇで所望周波数部分を取り
出される。そして、ローパスフィルタ２４の出力とバン
ドパスフィルタ２Ｇの出力を重畳して複合映像信号を再
生１′る。

［発明が解決しようとげる問題点］このように、従来のＶＴＲでは、輝度信号の高域成分か
１♂で去られているので、画像の細部の情報が再生され
ない。

特に、静止画は、動画より２−３　（ｎ解像力が良くな
いと劣って児えてしまうので、従来の映像信号記録１１
１生装置では、どうしてし、不満足な再生画面しか１９
られなかった。

また、静止画による文字情報の伝達や交円の記録等、Ｖ
ＴＲの使用目的も多様化してきており、より高解像度の
再生両面が要求されている。ところが、磁気テープやビ
デオ・ヘッド等の改良が行　・なわれたとしても、現行
記録／再生方式では基本的に限界がある。

本発明は、前記の欠点に鑑みてなされたものであり、動
画及び静止画の記録再生について最高の解像曵を社する
ことができる映像信号記録再生装置を提供することを目
的とする。

Ｆ問題点を解決覆るだめの手段］本発明に係る記録再生装置は、記録に先立ら映像信号中
の輝度信号成分を複数の周波数帯域に分割する手段と、
周波数分割された輝度（，１号の各々を複数のビデオ・
トラックに別々に記録りる手段と、各ビデオ・トラック
から再生した）輝度信号及びカラー信号を合成して映像
信号を肖−［する手段とからなる。

［作　用］本発明Ｃは、従来のｖ　−ｒ　Ｒでは利用されイＩかっ
た輝度信号高域成分をビデオ信号から抽出し、これを、
従来の輝１復信号低域成分の周波数まで下げて、この低
域成分と同様の信号処理の下で別のビデオ・トラックに
記録する。この結果、従来のＶＴ　Ｒ装置との互換性を
保ちつつ、１１粘度の画像記録及び再生を達成できる。

［実施例コ以下、本発明の実施例を図示した図面を参照して、本発
明を説明する。

第１Δ図は、本発明の一実施例としてのＶ　Ｔ　Ｒの記
録系の要部構成を示すブロック図である。

第１Ａ図において、３０は映像信号の入力される端子、
３１は映像信号のうら輝度信号成分のみを通過さぜる輝
度信号くし形フィルタ、３２はカラー信号成分のみを通
過させるカラー信号くし形フィルタである。３３は輝度
信号中の高域成分のみを通過させるバイパスフィルタ、
３４は輝度信号中の低域成分のみを通過さけるローパス
フィルタである。

３５はカラー信号の周波数を低域に変換する周波数変換
器、３６は輝１３Ｉ信号の高域成分を低い周波数に変換
する周波数変換器、３７は輝度信号の高域成分を周波数
変調するＦＭ変調器、３８は１ｉｉｌｉ度信号の低域成
分を周波数変調するＦＭ変調器、３９はＦＭ変調器３８
の出力の低域成分をカットするバイパスフィルタである
。４０は周波数変換器３５の出力からそのｉｌｉ成分を
カットするローパスフィルタである。

４１はバイパスフィルタ３９の出力とローパスフィルタ
４０の出力を重畳する重畳回路、４２．４３は記録アン
プ、４４．４５はビデオ・ヘッド、即ち記録ヘッドであ
る。

以下記録時の動作を説明する。入力端子３０には複合映
像信号が入力される。ここで従来のＶＴＲにおいては、
第４Ａ図に示すように、輝度信号とカラー信号の分離に
ローパスフィルタとバンドパスフィルタを使用している
ので、第３図Ａの点線より左側の部分の輝度信号（約３
　Ｍ　ＨＺ以下）しか得られない。他方、本発明では、
くし形フィルタ３１を使用しているので、カラー信号と
インターリーブしている輝度信号や、カラー信号の帯域
よりも高い周波数の輝度信号までも取り出すことができ
る。またカラー信号自体も、くし形フィルタ３２により
、輝度信号の混入のない正確な信号が得られる。

ただし、ビデオ・カメラの映像信号を記録する場合には
、輝度信号とカラー信号が別々に得られるので、くし形
フィルタ　３１．３２を通す必要はなく、輝度信号は直
接、フィルタ３３．３４へ入力し、カラー信号は、低域
変換後、カラー信号の搬送周波数（ＶＨ８では、６２９
ＫＨ２）で変調して、ローパスフィルタ４０へ加えれば
良い。

くし形フィルタ３１の出力である輝度信号は、例えば第
４図りのような周波敗勢↑（Ｉをもつバイパスフィルタ
３３及びローパスフィルタ３４で高域成分と低域成分に
分１ｉ１１１される。クロスオーバー周波数「Ｃを約３
　Ｍ　ｌ−Ｉ　Ｚに設定すると、低域成分には、従来の
ＶｌｌくにおＣ）る輝度信号と同一の処理を施Ｕばよい
。例えば、Ｖ　ｌ−Ｉ　Ｓ方式では、この低域成分は、
１：Ｍ変調器３８り、例えばシンクデツプ３．４Ｍ＋−
１２、ボワイ１〜ピーク４．４Ｍ１−１７になるようＦ
Ｍ変調される。ＦＭ変調：ど：３８の出力は、低域変換
されたカラー信号に影響を与えないようにバイパスフィ
ルタ３９で低域信号をカットされる。

バイパスフィルタ３３を通過した輝度信号高域成分は、
磁気テープに低いＦＭＩＩＩ）送波で記録するため、周
波数変換された後にＦＭ変調器３７でＦＭ変調される。

記録時の周波数分布の一例を第３図Ｃに示１゜くし形フィルタ３２を通過したカラー信号は、周波数変
換器３５で低域変換される。Ｖ　ｌ−Ｉ　Ｓ方式の場合
、３．５８ＭＨ２±５００Ｋ　Ｈ２のカラー信号は、６
２９Ｋ　ｌ−Ｉ　Ｚ±５００Ｋｌｌとなる。このように
変換されたカラー信号は、［］−パスフィルり４０で商
い周波数成分をカットされ、通常Ｙ／Ｃミギサーと呼ば
れる重畳回路４１で混合される。第３図１３は、このよ
うに重畳された信号の周波数分イｌｉを示す。

記録アンプ４２．４３は、それぞれの信号が最適に磁気
テープへ記録されるように、ビデオ・ヘッド４４．４５
へ記録電流を供給する。両ビデオ・ヘッド４４．４５は
、相互に近接して取イ１けられてＪ３す、所１！ＩＪの
ドラム回転速度及びテープ走行速１復が得られた時に、
１１〜ラツクピツヂづつＨｌれてビデオ・テープ上に信
号を記録する。第２図に、本実施例のＶＴＲで記録した
磁気テープ上のビデオ・トラック・パターンの一例を示
す。第２図では２ヘッドヘリカルスキ１シンＶＴＲのた
め、映像イ言号１フィールド分の情報を２つのトラック
に分けて記録している。ＣＨ−１０及びＣｌ−１−１（
ｐ、Ｃｌ−１−２■及びｃ＋−＋−２０は、それぞれ同
一フィールドの高域成分を記録したトラック及び低域成
分を記録したトラックであることを示している。第２図
では、ビデオ・１−ラックの間にガートバンドをつくら
ない、いわゆるガードパンドレス記録方式を例示してい
るが、より凸画質化を図るためには、隣接トラックから
の影響を受けないガートバンド記録方式の方が良く、本
発明は、そのどちらの方式にも対応できる。

重畳回路４１の出力信号は、Ｖ　ｌ−Ｉ　Ｓ方式の）Ａ
　−マットを満足しているので、本実施例のＶＴＲでこ
の信号のみを記録すれば、従来のＶ　ＨＳ方式のＶＴＲ
で再生が可能であり、互換性があると言える。

次に、第１１３図に示した再−ト系について説明する。

第１Ｂ図は、第１Ａ図に示すＶＴＲ記録系に対応ツる再
生系の要部構成を示す図である。第１Ｂ図にＪ３いて、
５０は輝度信号高域成分用の再生ヘッド、５１は輝度信
号低域成分とカラー信号用の再生ヘッド、５２．５３は
、ヘッド５０．５１の再生出力を増幅する再生アンプで
ある。５４は、再生アンプ５３の出力の内、輝度信号成
分のみを通過Ｊるバイパスフィルタであり、５５は、カ
ラー信号成分のみを通過するローパスフィルタである。

５Ｇは、再生アンプ５２の出力をＦＭ復調するするＦＭ
復調器である。５７は、バイパスフィルタ５４の出力（
輝度信号の低域成分に対応）をＦＭ復調するＦＭ復復調
器面る。５８はＦＭＭ調器５６の出力をより高い周波数
（映像信号における輝度信号の高域成分の１．’４波敢
）に上げる周波数変換器であり、５９は、ローパスフィ
ルタ５５の出力をより高いカラー信号周波数に上げる周
波数変換器である。

バイパスフィルタ６０、ローパスフィルタ６１及びバン
ドパスフィルタ６２は、それぞれの入力信号の周波数帯
域を制限するフィルタであり、フィルタ６０は、第３図
りのバイパスフィルタの周波数特性を持ら、フィルタ６
１は第３図りのローパスフィルタの周波数特性を持ち、
フィルタ６２は、３．５８　ＭＨ２±５００ＫＨ２のバ
ンドパス特性を持つ。６３は重畳回路、６４は再生ビデ
オ信号出力端子である。

再生系の動作は、記録系の全く逆であるので、説明を省
略Ｊる。

また、本発明を静止画像の記録再生に用いる場合、圧電
バイモルフなど公知の電気機械変換素子を使用すること
により、磁気ヘッドを変位させて動画記録時と回じトラ
ック・パターンで磁気テープ上に記録・再生ざＵてもよ
い。こうケることにＪζす、Ｓ／Ｎの良い高画質の再生
映像信号が１１られる。

さらに、上述の実施例では、輝度信号を高域と低域の２
つに分割したが、より複数に分割して記録再生すること
も可能であるし、カラー信号を周波数多重するのではな
く、別のトラックに記録しても良い。

［発明の効果］本発明によると、従来のＶ　Ｔ　Ｒに、比較的部ｇ１な
回路と１または複数のビデオ・ヘッドを付加するだ番ノ
ぐ、７４高の解像度をもつ再生画像を１！７ることが出
来る。従って特に高画質が要求される静由画像記録再（
１機どして１（３ａである。

かつ、通常のＶＴＲと同じフォーマットでの記録再生も
可能であり、汎用ｔｐｔを合わけて５つでいる。

【図面の簡単な説明】

第１Ａ図は、本発明に係るＶＴＲの記録系のブロック図
、第１Ｂ図はその再ｒＬ系のブロック図、第２図は、本
発明によるビデオ・トラックパターンの一例を示す図、
第３図は、ビデＡ信耽の周波数分布及びフィルタの周波
数特性を示づ図、第、・１Ａ図は従来のＶ　Ｔ　Ｒの記
録系を示し、第４１３図はその再生系を示す。１０・・・入力端子　１１・・・ローパスフィルタ　１
２・・・バンドパスフィルタ　１３・・・ＦＭｆＭ器１
４・・・ハイバスフィルタ　１５・・・周波数変換器　
１６・・・ローパスフィルタ　１７・・・小骨回路　１
８・・・記録アンプ　１９・・・ビデＡ・ヘッド　２０
・・・再生アンプ　２１・・・バイパスフィルタ　２２
・・弓ニーバスフィルタ　２３・・・ＦＭ復調器２４・
・・ローパスフィルタ　２５・・・周波数変換器　２６
・・・バンドパスフィルタ　３０・・・入力端子　３１
．３２・・・くし形フィルタ　３３・・・バイパスフィ
ルタ　３４・・・ローパスフィルタ　　３５．３６・・
・周波数変換器　３７．３８・・・ＦＭ変調器３９・・
・バイパスフィルタ　４０・・・ローパスフィルタ　４
１・・・重畳回路　４２．４３・・・記録アンプ　４４
　、４５　、５０．５１・・・ビデオ・ヘッド　５２．
５３・・・再生アンプ　５４・・・バイパスフィルタ　
５５・・・ローパスフィルタ　５６，５γ・・・ＦＭ復
調器　５８．５９・・・周波数変換器６０・・・バイパ
スフィルタ　６１・・・ローパスフィルタ　６２・・・
バンドパスフィルタ　６３・・・単畳回路６４・・・出
力☆ｉ１１子第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁気テープに映像信号を記録すると共に、映像信
号を磁気テープから再生する装置であって、記録に先立
ち映像信号中の輝度信号成分を複数の周波数帯域に分割
する手段と、当該複数に周波数分割された輝度信号を磁
気テープ上の複数のビデオ・トラックに別々に記録する
手段と、これらのビデオ・トラックから再生した輝度信
号及びカラー信号を合成処理して映像信号を再生する手
段とから構成されたことを特徴とする映像信号記録再生
装置。
（２）前記分割手段が、輝度信号を３ＭＨｚ以下の低域
部分とそれ以上の高域部分とに分割する特許請求の範囲
第（１）項に記載の映像信号記録再生装置。
（３）前記記録手段が、輝度信号の低域部分をカラー信
号と共に一本のビデオ・トラックに記録し、輝度信号の
高域部分を別のビデオ・トラックに記録する特許請求の
範囲第（２）項に記載の映像信号記録再生装置。