JPS62160645A - 回転陽極x線発生装置 - Google Patents

回転陽極x線発生装置

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JPS62160645A
JPS62160645A JP93986A JP93986A JPS62160645A JP S62160645 A JPS62160645 A JP S62160645A JP 93986 A JP93986 A JP 93986A JP 93986 A JP93986 A JP 93986A JP S62160645 A JPS62160645 A JP S62160645A
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JP
Japan
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rotating anode
ray generator
anode
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Masaki Yamabe
山部 正樹
Toshihiko Osada
俊彦 長田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 円板形回転陽極を具えたX線発生装置において、一対の
ターゲット片材を連結してなる該回転陽極のターゲット
がM字形断面の円環部を具え、該環状部を側方向から挟
む側仮に連結構成したことにより、 該ターゲットと該側板との連結部における機械的強度を
改善し、装置の長寿命化と軽量化を実現させたものであ
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体製造プロセスのりソグラフィ工程等で
用いられる回転陽極X線発生装置に関する。
〔従来の技術〕
回転陽極X線発生装置は、回転する円板状陽極に銅やア
ルミニウム等の金属材料からなるターゲットを設け、こ
のターゲットに電子線を照射してX線を発生させる。入
射電子線は後方散乱作用によりX線を発生せずに反射し
入力のロスとなる場合がある。このような入力のロスを
なくし電子線を有効に使用してX線発生効率を高めるた
めに、ターゲット面をV溝形状とし、X線を発生させず
に反射散乱した電子を再びターゲット面に衝突させるよ
うに構成したV溝形状ターゲットを有するX線発生装置
が提塞されている。このようなV溝形状ターゲットを有
する従来の回転陽極X線発生装置の構成を第4図に示す
第4図において、A、Bは各別の位相面の断面であり、
円板形状の回転陽極1は回転軸2に固定され回転軸2の
回転により回転可能である。回転陽極1の外周には適当
な金属材料からなるターゲット3が設けられる。
ターゲット3の電子線照射面は■溝形状に形成される。
このターゲット3は■溝の各傾斜面を個別に構成する一
対のターゲット片材3aと3bを連結し形成されている
。回転陽極lの内側円板4および外側円板5は、ターゲ
ット片材3aと3bおよびその支持部材6と共に適当な
位置でボルト等により相互に固定連結される。回転軸2
および回転陽極1の内部には、冷却水路7.8.9が形
成され冷却水が図中の矢印のように循環、即ち冷却水路
7から供給された冷却水はターゲット3の内面に沿って
円板全周に形成された冷却水路8に流入し冷却水路9よ
り流出する。
このように構成した回転陽極1のV溝面に電子線を照射
すると、ターゲット3は該電子線のエネルギにより)l
を出射するが、ターゲット3の■溝面に衝突した余分な
エネルギをもつ電子がX線を発生させずに散乱されると
、再び反対側の■溝面に衝突してX線を発生させること
ができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来装置のターゲットは、その外周端面を内側円板また
は外側円板の側面に突き合わせて当接し、その当接部分
から冷却水が漏れないように連結していた。
しかし、十分な冷却効果を得るための流量を必要とする
冷却水は、その流水圧に加え回転陽極1の高速回転(例
えば12QOOrpm)に伴う遠心力により、数十Kg
/cm”の圧力でターゲットおよび内側円板、外側円板
を内側から押し広げようとする。
そのため、ターゲットと内側円板、外側円板との前記当
接部および、連結用のボルト等には前記圧力による過大
な応力に耐える機械的強度が必要となる。
そこで、前記当接部の封止が溶接手段になるときは、溶
接の微細欠陥をも検出する綿密な検査を必要とすると共
に、繰り返し使用による疲労破壊に対する監視を要する
。他方、前記当接部の封止がOリング等の弾性部材を介
するときは、前記圧力に十分対向し得る圧力で連結を維
持するため、前記ボルト等の本数を溶接連結のものより
増す必要があって回転陽極が重くなり、装置構成に不利
益をもたらすという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の除去を目的とした本発明の回転陽極X線発
生装置は、ターゲットと該ターゲットを挟む一対の側板
とを連結し、該ターゲットの該側板との間に冷却路を形
成してなる円板形回転陽極を具えたX線発生装置におい
て、 該ターゲットが一対のターゲット片材を連結し外方向に
凹のV溝を有するM字形断面の円環部を具え、 一対の該側板が該円環部のM字形断面を側方向から挟み
連結してなることを特徴としたものである。
〔作用〕
上記手段によれば、ターゲ・・ノドの円環部と側板とは
従来のものより広い面積で当接されることになる。しか
も、従来装置では該当接部を直接的に引き裂くように内
圧が付加されるが、前記手段によれば内圧の一部は、当
接部を当接方向に圧縮するように作用する。
〔実施例〕
以ドに、図面を用いて本発明の実施例になる回転陽極X
線発生装置を説明する。
第1図は本発明の一実施例になる回転陽極X線発生装置
の要部を示す側断面図、第2図は該装置のターゲットが
内圧により弾性変形する様子を説明するための図、第3
図は第1図の外側円板を取り除き一部分を破断した正面
図である。
第1図において、A、 Bは各別の位相面の断面であり
、円板形状の回転陽極11は回転軸12に固定され回転
軸12の回転により回転可能である。回転陽極11の外
周には適当な金属材料からなるターゲット13が設けら
れる。
ターゲット13の外周(円環部)13aは一対の電子線
照射面がV形に対向するM字形断面の環状に形成されて
いる。このターゲット13は電子線照射面を個別に構成
する一対のターゲット片材14a、 14bを連結し構
成されており、各ターゲット片材14a。
14bは皿状円板形でありその凸面側同士を対向させ連
結している。
回転晴極11の内側円板15および外側円板16は、タ
ーゲット片材14a、 14bおよび、ターゲット片材
14a、 14bを支持する一対の支持部材17.18
と共に適当な位置でボルト等により相互に固定連結され
、円環部13aの外側面と円板15または16の端面と
の間隙および、円環部13aの先端面と円板15または
16の段端面との間隙は、ゴムにてなり回転陽極11と
同軸に嵌挿したOリング27.28により封止されてい
る。
回転軸12の内部に形成された冷却水路19と20は、
回転陽極11の内部に形成された冷却水路21〜26に
連通し、冷却水が図中の矢印のように循環する。
即ち、冷却水路19から供給された冷却水はターゲット
13に沿う冷却水路21または22を通って環状部13
aの内側の全周に形成された環状の冷却水路23ま、た
は24に流入し、ターゲット13に沿う冷却水路25ま
たは26を通り冷却水路20より流出する。
冷却水路19.20および21,22,25.26は、
第3図に示すように各複数本(図は各4本)ずつ形成し
てあり、回転軸12の軸心と平行する冷却水B19と2
0は、放射状の冷却水路21.22,25.26に連通
ずる。
そして、冷却水路21.22.25.26の形成間には
、ターゲット13等を固定連結し回転陽極11を完成さ
せる複数個(図は8個)のボルト貫通孔29が穿設され
ている。
このように構成した回転陽極11に冷却水を流し高速回
転させると、第2図に示すように、静止時に実線で示す
ターゲラ目3の円環部13aは、内圧によって点線で示
す如く、M字形が側方向に押し広げられるように弾性変
形するが、該変形歪をOリング27が吸収する。そして
、ターゲット13の円環部13aのV溝面に電子線を照
射すると、ターゲット13は該電子線のエネルギにより
X線を出射するが、ターゲット13の■溝面に衝突した
余分なエネルギをもつ電子がX線を発生させずに散乱さ
れると、再び反対側の■溝面に衝突してX線を発生させ
ることができる。
なお、前記実施例において、円環部13aの内側の冷却
水路23.24に連通ずる冷却水路21.22と25゜
26とは同じ長さであり、これは冷却水路23.24内
の流入側と流出側とに発生する圧力のバランスを図るた
めの考慮によるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ターゲットの外縁
部近傍(M字形断面の円環部)と該ターゲットの側方の
円板との当接部は、従来のターゲット端面突き当て当接
よりも当接面積が著しく拡大し、かつ、使用時に発生す
る内圧の一部は当接部に対し直角方向(圧縮方向)に作
用するため、当接部の機械強度が著しく向上し長寿命化
を達成した。さらに、弾性部材を介し当接させることで
、使用時に発生する内圧によるターゲットの弾性変形を
該弾性部材が吸収し、ボルト等の連結本数を増すことな
(弾性部材の使用が可能となり、当接部の封止を容易に
した効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になる回転陽極X線発生装置
の要部を示す側断面図、 第2図は該装置のターゲットが内圧により弾性変形する
様子を説明するための図、 第5図は第1図の外側円板を取り除き一部分を破断した
正面図、 第4図は従来の回転陽極X線発生装置の要部を示す側断
面図、 である。 図中において、 1.11は回転陽極、3.13はターゲット、3a、 
3b、 14a、 14bはターゲット片材、4.5,
15.16は側板、 7〜9,19〜26は冷却水路、 13aは円環部、 27.28はOリング(弾性シール部材)革4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ターゲットと該ターゲットを挟む一対の側板とを
    連結し、該ターゲットの該側板との間に冷却路を形成し
    てなる円板形回転陽極を具えたX線発生装置において、 該ターゲットが一対のターゲット片材を連結し外方向に
    凹のV溝を有するM字形断面の円環部を具え、 一対の該側板が該円環部のM字形断面を側方向から挟み
    連結してなることを特徴とする回転陽極X線発生装置。
  2. (2)一対の前記ターゲット片材が両方ともに皿状円板
    形状であって、その凸面同士を対向させて連結し、外周
    に前記円環部を形成してなることを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項記載の回転陽極X線発生装置。
JP93986A 1985-08-12 1986-01-07 回転陽極x線発生装置 Granted JPS62160645A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP93986A JPS62160645A (ja) 1986-01-07 1986-01-07 回転陽極x線発生装置
US06/895,234 US4719645A (en) 1985-08-12 1986-08-11 Rotary anode assembly for an X-ray source
EP86111140A EP0212548B1 (en) 1985-08-12 1986-08-12 A rotary anode assembly for an x-ray source
DE8686111140T DE3671569D1 (de) 1985-08-12 1986-08-12 Drehanodenanordnung fuer roentgenstrahlenquelle.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP93986A JPS62160645A (ja) 1986-01-07 1986-01-07 回転陽極x線発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62160645A true JPS62160645A (ja) 1987-07-16
JPH0373098B2 JPH0373098B2 (ja) 1991-11-20

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JP93986A Granted JPS62160645A (ja) 1985-08-12 1986-01-07 回転陽極x線発生装置

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