JPS6216053Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216053Y2 JPS6216053Y2 JP10428880U JP10428880U JPS6216053Y2 JP S6216053 Y2 JPS6216053 Y2 JP S6216053Y2 JP 10428880 U JP10428880 U JP 10428880U JP 10428880 U JP10428880 U JP 10428880U JP S6216053 Y2 JPS6216053 Y2 JP S6216053Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handset
- support
- band
- grip
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は音声通信用の送受器に関し、特に、人
体頭部に戴頭されることにより送受話を行なう戴
頭形送受器に関する。
体頭部に戴頭されることにより送受話を行なう戴
頭形送受器に関する。
一般に用いられている戴頭形送受器は第１図示
のような構造とされている。即ち、送話者の頭部
に弾力的に跨座される保持バンドＡの一端には、
止着位置を調節できる連結体Ｂが固定され、この
連結体Ｂの下端部に首振り可能に支持されるフオ
ークＣに、受話器ケースＤがピンＥで取付けられ
る。そして送話者の耳に当たる部分をイヤピース
Ｅで覆われた受話器ケースＤの背部には、送話器
Ｇを支持した支持パイプＨが可調節的に支持され
る。
のような構造とされている。即ち、送話者の頭部
に弾力的に跨座される保持バンドＡの一端には、
止着位置を調節できる連結体Ｂが固定され、この
連結体Ｂの下端部に首振り可能に支持されるフオ
ークＣに、受話器ケースＤがピンＥで取付けられ
る。そして送話者の耳に当たる部分をイヤピース
Ｅで覆われた受話器ケースＤの背部には、送話器
Ｇを支持した支持パイプＨが可調節的に支持され
る。
しかしながら、このような構造によると、上肢
体の不自由な身体障害者は取扱いに困難をきたす
場合がある。即ち、戴頭形送受器にあつては、保
持バンドＡを頭部に挾着する際、保持バンドＡの
両端を両手でもつてこれを広げつつ戴頭しなけれ
ばならないので、片手の不自由な人では取扱うこ
とができない。そして戴頭後に送話器Ｇの位置調
整を行なうには、受話器ケースＤに対する支持パ
イプＨの取付角度や取付位置を微妙に手動調整し
なければならず、比較的軽度の障害者であつて
も、かなりの煩わしさを感ずる場合がある。
体の不自由な身体障害者は取扱いに困難をきたす
場合がある。即ち、戴頭形送受器にあつては、保
持バンドＡを頭部に挾着する際、保持バンドＡの
両端を両手でもつてこれを広げつつ戴頭しなけれ
ばならないので、片手の不自由な人では取扱うこ
とができない。そして戴頭後に送話器Ｇの位置調
整を行なうには、受話器ケースＤに対する支持パ
イプＨの取付角度や取付位置を微妙に手動調整し
なければならず、比較的軽度の障害者であつて
も、かなりの煩わしさを感ずる場合がある。
したがつて、本考案は、上肢体の不自由な障害
者でも容易に取扱うことができるような戴頭形送
受器を提案するものであつて、この戴頭形送受器
は、ほぼ水平方向にＣ字状バンド及びこのバンド
に両端を固定された垂直方向の半円弧状補助バン
ドにより使用者の頭部に弾力的に保持される保持
器を構成し、前記両バンドの連結部にグリツプを
設け、ばねにより一方向に付勢された支持体の上
端部を前記グリツプに枢支すると共に受話器ケー
スを前記支持体の下端部に角度調整可能に支持し
てなることを特徴としている。
者でも容易に取扱うことができるような戴頭形送
受器を提案するものであつて、この戴頭形送受器
は、ほぼ水平方向にＣ字状バンド及びこのバンド
に両端を固定された垂直方向の半円弧状補助バン
ドにより使用者の頭部に弾力的に保持される保持
器を構成し、前記両バンドの連結部にグリツプを
設け、ばねにより一方向に付勢された支持体の上
端部を前記グリツプに枢支すると共に受話器ケー
スを前記支持体の下端部に角度調整可能に支持し
てなることを特徴としている。
以下、第２図〜第５図に示された本考案の実施
例を説明する。
例を説明する。
第２図は本考案による戴頭形送受器の全体を示
し、この戴頭形送受器は弾性のある合成樹脂材料
より作られた保持器１を備えている。使用者の頭
部に戴頭される前記保持器１は、使用者の頭部を
水平方向に取囲んでこれに弾力的に挾着されるＣ
字状バンド２と、両端を前記Ｃ字状バンド２に固
定されることにより使用者の頭部を垂直方向に取
囲む半円弧状補助バンド３とからなる。そして前
記Ｃ字状バンド２と補助バンド３の連結部には、
水平方向に延長した枠状に作られたグリツプ４が
固定され、使用者の頭部に対する保持器１の着脱
時に、このグリツプ４を片手でつかんで操作でき
るようにしてある。
し、この戴頭形送受器は弾性のある合成樹脂材料
より作られた保持器１を備えている。使用者の頭
部に戴頭される前記保持器１は、使用者の頭部を
水平方向に取囲んでこれに弾力的に挾着されるＣ
字状バンド２と、両端を前記Ｃ字状バンド２に固
定されることにより使用者の頭部を垂直方向に取
囲む半円弧状補助バンド３とからなる。そして前
記Ｃ字状バンド２と補助バンド３の連結部には、
水平方向に延長した枠状に作られたグリツプ４が
固定され、使用者の頭部に対する保持器１の着脱
時に、このグリツプ４を片手でつかんで操作でき
るようにしてある。
前記グリツプ４の基部には水平方向の支持ピン
５が挿通され、第３図に示すようにこの支持ピン
５には屈曲した支持体６の上端部６ａが枢支され
る。またグリツプ４の基部の取付板７と前記支持
体６の間には、第３図に示すように支持体６を矢
印方向に押圧するばね８が介装される。前記支持
体６の下端部には、受話器ケース９の背部に固定
した取付ブラケツト１０が支点ピン１１で回動可
能に支持される。前記取付ブラケツト１０の表面
には前記支点ピン１１を曲率中心とする円弧状の
長孔１２（第４図示）が形成され、この長孔１２
及び支持体６を貫通する調節ねじ１３には、取付
ブラケツト１０の表面に摩擦的に接触する摩擦板
１４が支持される。したがつて、受話器ケース９
が保持器１に対して第５図示のように回動される
とき、受話器ケース９は支点ピン１１を中心とし
て調節され、これにより後述の送話チツプ１７の
位置が調節される。なお、第２図及び第５図にお
いて、符号１６は先端に送話チツプ１７を支持す
る中空の送話パイプであつて、このこの送話パイ
プ１６は受話器ケース９中に組込まれた送話器１
５に送話者の音声を伝達する。また、符号１８は
受話器１９を内蔵する受話器ケース９の表面を覆
うイヤピースである。
５が挿通され、第３図に示すようにこの支持ピン
５には屈曲した支持体６の上端部６ａが枢支され
る。またグリツプ４の基部の取付板７と前記支持
体６の間には、第３図に示すように支持体６を矢
印方向に押圧するばね８が介装される。前記支持
体６の下端部には、受話器ケース９の背部に固定
した取付ブラケツト１０が支点ピン１１で回動可
能に支持される。前記取付ブラケツト１０の表面
には前記支点ピン１１を曲率中心とする円弧状の
長孔１２（第４図示）が形成され、この長孔１２
及び支持体６を貫通する調節ねじ１３には、取付
ブラケツト１０の表面に摩擦的に接触する摩擦板
１４が支持される。したがつて、受話器ケース９
が保持器１に対して第５図示のように回動される
とき、受話器ケース９は支点ピン１１を中心とし
て調節され、これにより後述の送話チツプ１７の
位置が調節される。なお、第２図及び第５図にお
いて、符号１６は先端に送話チツプ１７を支持す
る中空の送話パイプであつて、このこの送話パイ
プ１６は受話器ケース９中に組込まれた送話器１
５に送話者の音声を伝達する。また、符号１８は
受話器１９を内蔵する受話器ケース９の表面を覆
うイヤピースである。
本考案による戴頭形送受器は、以上のような構
造であるから、片手で操作できるために上肢の不
自由な障害者であつても、使用できる。即ち、本
考案の戴頭形送受器を用いるには、片手の掌でグ
リツプ４をつかみ、その指先で支持体６を第２図
の仮想線示のように片向け、自分の頭部に保持器
１をかぶせ、グリツプ４から掌を離すことによ
り、ばね８の力で受話器ケース９が通話者の耳に
自動的に当てがわれる。この場合通信者の口元と
送話チツプ１７の位置関係を修正するには、支点
ピン１１を中心として受話器ケース９を回動する
ことにより送話チツプ１７の位置が修正される。
造であるから、片手で操作できるために上肢の不
自由な障害者であつても、使用できる。即ち、本
考案の戴頭形送受器を用いるには、片手の掌でグ
リツプ４をつかみ、その指先で支持体６を第２図
の仮想線示のように片向け、自分の頭部に保持器
１をかぶせ、グリツプ４から掌を離すことによ
り、ばね８の力で受話器ケース９が通話者の耳に
自動的に当てがわれる。この場合通信者の口元と
送話チツプ１７の位置関係を修正するには、支点
ピン１１を中心として受話器ケース９を回動する
ことにより送話チツプ１７の位置が修正される。
以上の説明から明らかなように、本考案の載頭
形送受器は、片手で操作できるので、片手の不自
由な障害者でも使用でき、また、受話器を左右何
れの耳にも装着できる利点がある。そして、本考
案においては、受話器が通話者の耳に常に弾性に
より押しつけられているので、微妙な調節のでき
ない障害者にあつても、音声の漏洩のない通話が
可能である。
形送受器は、片手で操作できるので、片手の不自
由な障害者でも使用でき、また、受話器を左右何
れの耳にも装着できる利点がある。そして、本考
案においては、受話器が通話者の耳に常に弾性に
より押しつけられているので、微妙な調節のでき
ない障害者にあつても、音声の漏洩のない通話が
可能である。
第１図は従来の戴頭形送受器の全体正面図、第
２図は一部を切欠いて示した本考案の戴頭形送受
器の全体正面図、第３図は同送受器要部の破断側
面図、第４図は同送受器の調節部の側面図、第５
図は同送受器の全体側面図である。 １……保持器、２……Ｃ字状バンド、３……補
助バンド、４……グリツプ、６……支持体、８…
…ばね、９……受話器ケース、１７……送話チツ
プ。
２図は一部を切欠いて示した本考案の戴頭形送受
器の全体正面図、第３図は同送受器要部の破断側
面図、第４図は同送受器の調節部の側面図、第５
図は同送受器の全体側面図である。 １……保持器、２……Ｃ字状バンド、３……補
助バンド、４……グリツプ、６……支持体、８…
…ばね、９……受話器ケース、１７……送話チツ
プ。
Claims (1)
- ほぼ水平方向のＣ字状バンド及びこのバンドに
両端を固定された垂直方向の半円弧状補助バンド
により使用者の頭部に弾力的に保持される保持器
を構成し、前記両バンドの連結部にグリツプを設
け、ばねにより一方向に付勢された支持体の上端
部を前記グリツプに枢支すると共に受話器ケース
を前記支持体の下端部に角度調整可能に支持して
なる戴頭形送受器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10428880U JPS6216053Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10428880U JPS6216053Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5728540U JPS5728540U (ja) | 1982-02-15 |
| JPS6216053Y2 true JPS6216053Y2 (ja) | 1987-04-23 |
Family
ID=29465668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10428880U Expired JPS6216053Y2 (ja) | 1980-07-23 | 1980-07-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6216053Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-23 JP JP10428880U patent/JPS6216053Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5728540U (ja) | 1982-02-15 |
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