JPS6216033Y2 - - Google Patents

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JPS6216033Y2
JPS6216033Y2 JP1981087694U JP8769481U JPS6216033Y2 JP S6216033 Y2 JPS6216033 Y2 JP S6216033Y2 JP 1981087694 U JP1981087694 U JP 1981087694U JP 8769481 U JP8769481 U JP 8769481U JP S6216033 Y2 JPS6216033 Y2 JP S6216033Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超短波無線電話装置などの送受信回路
において、水晶発振回路成分中の回線周波数信号
をストレート増幅することにより回路構成を簡略
化してモジユール化を容易にし、無線機器を可及
的に小型化することを目的とした送受信回路ユニ
ツトに関するものである。
従来、この種無線機器の送受信回路のうち例え
ば送信回路ユニツトは、第１図に示すように、水
晶発振回路１の発振出力成分を逓倍増幅回路２で
逓倍増幅したり、または第２図に示すように、第
１の水晶発振回路１の出力成分と第２の発振回路
３とを合成増幅回路４で合成増幅したりして、回
線周波数電力を得ていた。なお、５は電力増幅回
路、６はアンテナである。
このような第１図および第２図に示すような回
路構成では、逓倍増幅回路２とか合成増幅回路４
の他に、これらの回路の前後に不要周波数成分除
去のためのフイルタが必要となり、回路構成が極
めて複雑になり、特に携帯用無線機器において
は、限られたスペース内に組込むのが困難である
という欠点があつた。さらに、広帯域特性回路の
場合は、性能を満足するためにより一層回路が複
雑になり、それだけスペースも必要となり、モジ
ユール化による小型化が益々困難であつた。
本考案は以上のような従来の欠点を解決するた
めになされたもので、水晶発振回路の後段に、所
要バンドパスフイルタおよびストレート増幅回路
を設け、これらの回路をモジユール化してなるも
のである。したがつて、特に広帯域特性を必要と
する回路の場合の小型化が容易であるという効果
がある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第３図において、１０は高調波成分が生じ易く
なるように回路構成された水晶発振回路で、この
水晶発振回路１０の出力側には、回線周波数成分
のみを通過させ他の周波数成分を除去するための
バンドパスフイルタ１１，１２およびストレート
増幅するための特に広帯域増幅回路１３，１４が
接続されている。また、１５は電力増幅回路、１
６はアンテナである。
前記水晶発振回路１０の発振周波数（０）の
ｎ次の高調波成分（ｎ０）が回線周波数である
とすると、第４図に示すように、このｎ次周波数
（ｎ０）に同調して他の周波数成分を除去する
ような特性Ａを有するものが前記バンドパスフイ
ルタ１１，１２として選ばれる。また、このバン
ドパスフイルタ１１，１２と広帯域増幅回路１
３，１４とは第５図に示すように１個の金属フレ
ーム１７に収納しその上からカバー２０にて包囲
していわゆるモジユール化とし、入力端子１８、
出力端子１９とともに電源端子、アース端子など
の接続端子２１は、プラグイン方式とする。
本考案は上述のように構成したので、回路およ
び部品構成を簡略化でき、特に広帯域特性を必要
とする回路の場合は小型化が極めて容易である。
また、携帯型無線機のみならず車載型無線機にも
そのまま利用できる。さらに、プラグイン方式に
すると保守点検が容易で、汎用性があり、金属ケ
ースでシールドされるから電気的に安定で、しか
もまた、発振回路の取換えだけでPLL回路化が容
易に可能である。
【図面の簡単な説明】
第１図および第２図は従来の送信回路のブロツ
ク図、第３図は本考案による送受信回路のうち送
信回路の一実施例を示すブロツク図、第４図は水
晶発振器の発振周波数特性図、第５図はモジユー
ルユニツトの分解斜視図である。 １，１０……水晶発振回路、２……逓倍増幅回
路、３……第２発振回路、４……合成増幅回路、
５，１５……電力増幅回路、６，１６……アンテ
ナ、１７……金属フレーム、２０……カバー、１
８，１９，２１……端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水晶発振回路出力成分中の回線周波数信号を
    増幅し、さらに電力増幅するようにした送受信
    回路において、 該水晶発振回路の発振周波数のｎ次周波数を
    回線周波数として抽出するためのバンドパスフ
    イルタと、この抽出された信号をストレート増
    幅する増幅回路とを同一フレームとカバー内に
    モジユール構造として収納してなることを特徴
    とする送受信回路ユニツト。 (2) 実用新案登録請求の範囲第１項記載におい
    て、ストレート増幅回路は広帯域増幅回路から
    なる送受信回路ユニツト。 (3) 実用新案登録請求の範囲第１項または第２項
    記載において、フレームはその端部を、他の回
    路との接続のために脱着可納なプラグインモジ
    ユールとした送受信回路ユニツト。 (4) 実用新案登録請求の範囲第１項、第２項また
    は第３項記載において、フレームとカバーは金
    属からなり、内部回路をシールドするようにし
    た送受信回路ユニツト。
JP1981087694U 1981-06-15 1981-06-15 Expired JPS6216033Y2 (ja)

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JPS57200944U JPS57200944U (ja) 1982-12-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2802302B2 (ja) * 1988-08-09 1998-09-24 ダイアトップ株式会社 チェーンソー
JP3988568B2 (ja) * 2002-07-31 2007-10-10 松下電器産業株式会社 高周波モジュールおよびそれを用いた無線装置

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JPS50128910A (ja) * 1974-03-29 1975-10-11
JPS5271963A (en) * 1975-12-12 1977-06-15 Hitachi Ltd Oscillator circuit

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JPS5317692Y2 (ja) * 1971-10-14 1978-05-12
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