JPS621599Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS621599Y2 JPS621599Y2 JP11089282U JP11089282U JPS621599Y2 JP S621599 Y2 JPS621599 Y2 JP S621599Y2 JP 11089282 U JP11089282 U JP 11089282U JP 11089282 U JP11089282 U JP 11089282U JP S621599 Y2 JPS621599 Y2 JP S621599Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- heat
- threads
- transfer converter
- ceramic fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 9
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 8
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 6
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 239000003546 flue gas Substances 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 229910052810 boron oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- JKWMSGQKBLHBQQ-UHFFFAOYSA-N diboron trioxide Chemical compound O=BOB=O JKWMSGQKBLHBQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000002918 waste heat Substances 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は燃焼排ガス等の高温ガスの持つ顕熱を
輻射熱に変換して有効利用せんとする伝熱変換体
に関する。
輻射熱に変換して有効利用せんとする伝熱変換体
に関する。
金属またはセラミツク等の耐熱材料を網状、ハ
ニカム状、多孔質状等の通気性を有する形態と、
適当な光学的厚みになるように形成し、この材料
(以下これを伝熱変換体という。)を加熱炉内の燃
焼排ガスの通路に配置し高温度の燃焼排ガスを貫
流させることによつてこの伝熱変換体を高温に加
熱せしめ、高温になつた伝熱変換体から放射され
る輻射熱を伝熱変換体と相対面する被熱物の加熱
に利用して排熱の有効利用を図ることは知られて
いる。
ニカム状、多孔質状等の通気性を有する形態と、
適当な光学的厚みになるように形成し、この材料
(以下これを伝熱変換体という。)を加熱炉内の燃
焼排ガスの通路に配置し高温度の燃焼排ガスを貫
流させることによつてこの伝熱変換体を高温に加
熱せしめ、高温になつた伝熱変換体から放射され
る輻射熱を伝熱変換体と相対面する被熱物の加熱
に利用して排熱の有効利用を図ることは知られて
いる。
ところで従来からアルミナ、酸化ボロン、シリ
カ、カーボランダム等を原料とした長繊維セラミ
ツクフアイバーを織布状の形態にした製品が市販
され、炉の防風用カーテン、各種ガスケツト、シ
ール用、熱電対の保護用等、耐熱性、遮熱性、柔
軟性、電気絶縁性等を要する個所に使用されてい
るが、これを上記伝熱変換体として使用した場合
には通気性が良くないため燃焼排ガスの圧力損失
が大きくなる欠点があつた。即ち、かかる従来品
は第1図、第2図に示したように、各繊維素材が
扁平に拡がつているので開口率が小さく通気抵抗
が大きくなるものであつた。またセラミツクフア
イバーの滑り易い性質上織目がくずれ易い欠点が
あつた。
カ、カーボランダム等を原料とした長繊維セラミ
ツクフアイバーを織布状の形態にした製品が市販
され、炉の防風用カーテン、各種ガスケツト、シ
ール用、熱電対の保護用等、耐熱性、遮熱性、柔
軟性、電気絶縁性等を要する個所に使用されてい
るが、これを上記伝熱変換体として使用した場合
には通気性が良くないため燃焼排ガスの圧力損失
が大きくなる欠点があつた。即ち、かかる従来品
は第1図、第2図に示したように、各繊維素材が
扁平に拡がつているので開口率が小さく通気抵抗
が大きくなるものであつた。またセラミツクフア
イバーの滑り易い性質上織目がくずれ易い欠点が
あつた。
本考案は上記欠点を解消せんとするもので、線
径10μm程の長繊維セラミツクフアイバーを多数
本撚り合わせることで直径0.2〜3mmの略々円形
断面の糸となし、この糸を開口率20%以上の布状
に織成し、さらにその糸と糸との重ね合せ部を互
いに移動不能なるように接合することにより、通
気抵抗を軽減すると同時に織目のくずれによる性
能の低下を防ぐものである。
径10μm程の長繊維セラミツクフアイバーを多数
本撚り合わせることで直径0.2〜3mmの略々円形
断面の糸となし、この糸を開口率20%以上の布状
に織成し、さらにその糸と糸との重ね合せ部を互
いに移動不能なるように接合することにより、通
気抵抗を軽減すると同時に織目のくずれによる性
能の低下を防ぐものである。
第3図、第4図は本考案の一実施例たる伝熱変
換体を示し、これでは長繊維セラミツクフアイバ
ーを多数本撚り合わせしかも接着剤を塗布して円
形断面を保つた糸を平織にしその経糸1と緯糸2
との重ね合せ部3を耐熱性の接着剤により接合し
たものである。接合方法は具体的には注射針を重
ね合せ部3に突刺して接着剤を注入してもよい。
或いは、レーザ光線を重ね合せ部に当てて該個所
を局部的に1800℃程に加熱し溶着するようにして
もよい。
換体を示し、これでは長繊維セラミツクフアイバ
ーを多数本撚り合わせしかも接着剤を塗布して円
形断面を保つた糸を平織にしその経糸1と緯糸2
との重ね合せ部3を耐熱性の接着剤により接合し
たものである。接合方法は具体的には注射針を重
ね合せ部3に突刺して接着剤を注入してもよい。
或いは、レーザ光線を重ね合せ部に当てて該個所
を局部的に1800℃程に加熱し溶着するようにして
もよい。
このようにして構成した伝熱変換体は、素材の
長繊維セラミツクフアイバーが撚り合せられてい
るので布状に織成したときにも素材が扁平に拡が
ることなく円形断面が維持される。このため織目
が詰まることなく所期の開口率が維持できる。第
5図は、第1図、第2図に示した従来品と上記本
考案品との通気抵抗を対比した線図であるが、本
考案品は気体の流速が速くなる程従来品との差が
顕著に表われる。なお本考案品等を炉内の燃焼排
ガス通路に張設するにはその排ガスとの対流熱伝
達率を上げるために複数枚を重ねその光学的厚み
が2以上になるようにするのが望ましい。
長繊維セラミツクフアイバーが撚り合せられてい
るので布状に織成したときにも素材が扁平に拡が
ることなく円形断面が維持される。このため織目
が詰まることなく所期の開口率が維持できる。第
5図は、第1図、第2図に示した従来品と上記本
考案品との通気抵抗を対比した線図であるが、本
考案品は気体の流速が速くなる程従来品との差が
顕著に表われる。なお本考案品等を炉内の燃焼排
ガス通路に張設するにはその排ガスとの対流熱伝
達率を上げるために複数枚を重ねその光学的厚み
が2以上になるようにするのが望ましい。
本考案は以上実施例について説明したようにセ
ラミツクフアイバー製織布の従来品の欠点である
通気抵抗過大を解消しかつ織目がくずれ難いよう
にしたので、伝熱変換体として使用して加熱炉等
の省エネルギー化のために有益な効果があるもの
である。
ラミツクフアイバー製織布の従来品の欠点である
通気抵抗過大を解消しかつ織目がくずれ難いよう
にしたので、伝熱変換体として使用して加熱炉等
の省エネルギー化のために有益な効果があるもの
である。
第1図は従来のセラミツクフアイバー製織布を
示した平面図、第2図はその断面図、第3図は本
考案の一実施例を示した平面図、第4図はその断
面図、第5図は従来品と本考案品の通気抵抗を示
した線図である。 1……経糸、2……緯糸、3……重ね合せ部。
示した平面図、第2図はその断面図、第3図は本
考案の一実施例を示した平面図、第4図はその断
面図、第5図は従来品と本考案品の通気抵抗を示
した線図である。 1……経糸、2……緯糸、3……重ね合せ部。
Claims (1)
- 線径10μm程の長繊維セラミツクフアイバーを
多数本撚り合せることで直径0.2〜3mmの略々円
形断面の糸となし、この糸を織成しかつ糸と糸と
の重ね合せ部を互いに移動不能なるように接合す
ることにより開口率20%以上の織布状にしてなる
ことを特徴とする伝熱変換体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11089282U JPS5918191U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 伝熱変換体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11089282U JPS5918191U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 伝熱変換体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5918191U JPS5918191U (ja) | 1984-02-03 |
JPS621599Y2 true JPS621599Y2 (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=30257712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11089282U Granted JPS5918191U (ja) | 1982-07-21 | 1982-07-21 | 伝熱変換体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918191U (ja) |
-
1982
- 1982-07-21 JP JP11089282U patent/JPS5918191U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5918191U (ja) | 1984-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4888242A (en) | Graphite sheet material | |
JPS621599Y2 (ja) | ||
JPH0223996Y2 (ja) | ||
JP2000280389A (ja) | 断熱材 | |
WO1991011656A1 (en) | Surface combustion burner | |
JP3352850B2 (ja) | 高温用セラミックファイバーモジュール | |
JPH0828826A (ja) | 表面燃焼バーナ | |
JP3098383B2 (ja) | 表面燃焼バーナ | |
JPS642160Y2 (ja) | ||
GB2326936A (en) | Radiant burners | |
JP3098381B2 (ja) | 表面燃焼バーナ | |
JPS6359073B2 (ja) | ||
JPS6242306Y2 (ja) | ||
JP3098382B2 (ja) | 表面燃焼バーナ | |
JPS586317A (ja) | 触媒燃焼器 | |
JPH0222296B2 (ja) | ||
JPS5943134A (ja) | 耐熱性有芯紡績糸 | |
KR102173956B1 (ko) | 세라믹 장섬유를 이용하는 적외선 발열체 및 그 제조방법 | |
JPS6260605B2 (ja) | ||
JP2873392B2 (ja) | ラジアントチューブバーナー | |
JPH1055877A (ja) | 電気ヒーター | |
JPS586318A (ja) | 触媒燃焼器 | |
KR840000531Y1 (ko) | 직물제 열접착 테이프 | |
JPS6322598U (ja) | ||
JPS6229768Y2 (ja) |