JPS6215964Y2 - - Google Patents

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JPS6215964Y2
JPS6215964Y2 JP1977146619U JP14661977U JPS6215964Y2 JP S6215964 Y2 JPS6215964 Y2 JP S6215964Y2 JP 1977146619 U JP1977146619 U JP 1977146619U JP 14661977 U JP14661977 U JP 14661977U JP S6215964 Y2 JPS6215964 Y2 JP S6215964Y2
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JP
Japan
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phosphor
electrode
gas discharge
magnesium oxide
discharge display
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JP1977146619U
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JPS5472464U (ja
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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス放電表示板に関し、とくに蛍光
体を備えたガス放電表示板に関する。
従来AC型ガス放電表示板に於ては多色表示を
行うためには蛍光体を利用する方法が用いられて
いる。しかし乍らAC型に於ては、駆動の半周期
毎に印加電界の極性が反転するために電極上に蛍
光体をもうけるとスパツタなどの為に蛍光体の劣
化が激しく寿命が短いのが欠点でああた。このた
め蛍光体を電極をさけてもうけるのが提案されて
いるが、このような構成ではガス放電によるグロ
ーの密度が最も大きい電極上をさけて蛍光体をも
うけるために蛍光輝度が小さくなる事、さらにグ
ラフイツクデイスプレイ等の様に絵素のピツチを
小さくとると隣接絵素間の発光のクロストークが
問題となるなどの欠点を有する。
また、特開昭50−62575号公報には電極の対向
部分に蛍光体を設け、この蛍光体を保護するため
酸化マグネシウム等の薄い蒸着膜を蛍光体上にの
み選択的に形成する技術が開示されているが、こ
のような構成では、保護層として薄い蒸着膜を選
択的に設けているため、製造工程が複雑化する欠
点があり、さらに蒸着膜では1μ以上の厚みを得
るのが困難であり、蛍光体の保護層としては不十
分であつた。
本考案は、これら上記の欠点を除いたガス放電
表示板を提供する。本考案によれば、蛍光体を電
極の対向部分の一方に設けたガス放電表示板にお
いて、蛍光体を保護するポーラス状の酸化マグネ
シウム層を蛍光体上およびその周辺全体上に設
け、かつ他方の電極の反射率を高くしたことを特
徴とするガス放電表示板が得られる。
以下図によつて説明する。図で同一対応部分に
は同一記号を付す。
第1図は従来のガス放電表示板の構造の一例を
示す断面図で、1は透明なガラス等よりなる電極
板、2は電極、3は誘電体、4は蛍光体、5はガ
ス空間で、放電時に主として紫外線を発生するガ
スが満たされている。第2図は第1図の構造を視
覚側から見た平面図で、第2図において蛍光体4
は電極の交差部6をさけてもうけられている。
第3図は本考案の最も好ましい一実施例を示す
断面図で、7は酸化マグネシウム層で、8は光の
反射率に高い電極である。蛍光体4は電極の対向
部分に設けられている。本考案の第1の特徴は耐
スパツタリングの高いポーラスな酸化マグネシウ
ム層7で蛍光体4を被覆したことである。これに
より蛍光体4のスパツタリングによる劣化が防止
できる。この酸化マグネシウム層としてはガス放
電表示板の放電電圧を適当にとることを考えると
厚さを1〜10μに選ぶのが好ましい。蛍光体4と
してはフオトルミネツセンスを示すものが選ばれ
例えばZnSiO4:MnやZnO:Zn等が緑色発光蛍光
体として知られている。
電極8は金、銀等のペーストを焼成後メカニカ
ルな研磨を施す方法等により反射率をあげること
ができる。これにより視覚側はさらに明るい発光
輝度を得ることができる利点がある。電極8の反
射率を高める方法は上述の例に限られるものでな
く、例えばAl、金、銀等の蒸着、スパツタ等に
よる電極であつてもよく又は金、銀等のペースト
の焼成後にその上に上記Al等の蒸着、スパツタ
による反射率の高い層をもうけたものでもよい。
本考案に於ては蛍光体4が少くとも電極の対向す
る部分にもうけられるので電極2として透明電極
を用いている。
以上述べたように本考案によれば蛍光体とその
周囲全体上にポーラスな酸化マグネシウム層を施
し、かつ対向する一方の電極を反射電極とするこ
とにより蛍光体の耐スパツタ性を高めて寿命を長
くするとともに第1図に示した従来例に比べ隣接
絵素間の光のクロストークは格段と少くなる。ま
た酸化マグネシウム層をポーラスとすることによ
り二次電子放出系数が高くなるので放電開始電圧
が低下し駆動回路を安価に設計できる。一方、酸
化マグネシウム層をポーラスとすることにより蛍
光体の発光効率の低下は反射電極の採用によつて
改善される。この反射電極は従来その光沢が表示
品位を損う原因であつたが、ポーラスな酸化マグ
ネシウム層を全面に形成することにより、その散
乱性によつて光沢が直接観察されなくなり良質の
画像表示を達成できる。さらに酸化マグネシウム
層が蛍光体上に限られていないので、製造工程も
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス放電表示板の断面図、第2
図は第1図に示した表示板の平面図、第3図は本
考案の一実施例の平面図である。 1……電極板、2……電極、3……誘電体、4
……蛍光体、5……ガス空間、6……電極交差
部、7……酸化マグネシウムのポーラスな層、8
……反射電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁基板上にもうけた電極上に誘電体層をもう
    けた一対の電極板を放電ガスを介して対向配置
    し、対向する電極上の一方の前記誘電体層上に蛍
    光体をもうけたガス放電表示板において前記蛍光
    体の上面および周辺全体にポーラス状の酸化マグ
    ネシウム層をもうけ、かつ他方の前記誘電体層下
    の電極をAl、金、銀等で形成された反射電極と
    したことを特徴とするガス放電表示板。
JP1977146619U 1977-10-31 1977-10-31 Expired JPS6215964Y2 (ja)

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JP1977146619U JPS6215964Y2 (ja) 1977-10-31 1977-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS5472464U JPS5472464U (ja) 1979-05-23
JPS6215964Y2 true JPS6215964Y2 (ja) 1987-04-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5062575A (ja) * 1973-10-04 1975-05-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5062575A (ja) * 1973-10-04 1975-05-28

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JPS5472464U (ja) 1979-05-23

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