JPS621594A - 液式筆記具 - Google Patents

液式筆記具

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JPS621594A
JPS621594A JP60141685A JP14168585A JPS621594A JP S621594 A JPS621594 A JP S621594A JP 60141685 A JP60141685 A JP 60141685A JP 14168585 A JP14168585 A JP 14168585A JP S621594 A JPS621594 A JP S621594A
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JP
Japan
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ink
flow rate
rate control
pen body
ink flow
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JP60141685A
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JPH0633027B2 (ja
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浅野 勝夫
久 手島
正夫 福田
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は顔料などを媒体に分散させた粘度約5〜40 
cps (25℃)位のインキを使用した液式筆記具に
関し、特に軸内部に弁機構を具備し、筆記時における該
弁の開閉作動に伴って発生するインキのボタ落ちを極力
防止した液式筆記具の改良に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来から、前軸内に摺動自在に配置されたペン体を押圧
することにより2弾撥体によって弁座に圧接せられた弁
体を作動させ、後部軸内に収容せられたインキを該ペン
体に供給し、筆記に供する様なした液式筆記具は公知で
ある。
かような液式筆記具は、顔料などを媒体に分散させた約
5〜40 cps (25℃)位のインキを液状のまま
使用した筆記具として、特に好都合のものであることよ
り、昨今では多数種市販され、また実用に供されている
然るに、これら液式筆記具は一方でその使用するインキ
の粘度がある程度高い点と共に何れも弁体の開閉作動に
よってインキを導出するという基本的構成を採用してい
るが故に。
インキのボタ落ちという問題の発生を仲々免れられない
ものであった。
即ち、弁体の開放によって後部軸内に収容せられたイン
キを導出した際、このインキはペン体或はインキ中継芯
に吸蔵され、これらペン体或はインキ中継芯で吸蔵し切
れない余分のインキは2通常、前軸内に配設された環状
のウレタン等よシなるインキ吸蔵部に更に吸蔵されるが
、実際上弁体の開放によって導出されたインキの量は、
これら部材への吸蔵量だけでは追いつかず、そのため更
に余分のインキが生じ、これが原因となりてインキのボ
タ落ちを招くという問題である。
近年では、この様な問題を解消せんとして弁体や弁座等
を含んだ弁機構自体に種々の工夫を施したもの等が知ら
れているが、この場合2部品点数が増加してその構造が
複雑となり易く、生産性及びコストの面で不利を有する
ものであった。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は上記した事情に鑑みなされたもので、簡便な構
成により従来の諸問題を一掃し得る液式筆記具について
鋭意研究を重ねた結果、遂に完成したものである。
即ち2本発明は、ペン体を押圧することにより1弾撥体
によって弁座に圧接せられた弁体を作動させ、軸内に収
容せられた25℃における粘度が5〜40 cps、の
インキを該ペン体に供給してなる液式筆記具であって、
前記弁座前部には筒状のインキ流量制御部を連設し、該
インキ流量制御部はその長さを640編以上とし、且つ
、その内側とインキ流量制御部内方に配置された摺動部
材外側との間隙巾が0.25鵡以下となる様設定されて
なることを特徴とする液式筆記具を要旨とするものであ
る。
(実施例) 以下2本発明の液式筆記具を添付図面に基づき詳細に説
明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、参
照符号1は、後部に筆記圧によって容易に撓む摺動力を
付与するための湾曲箇所1aを一体に有する金属、樹脂
などよりなるインキ誘導用芯体であって、該インキ誘導
用芯体1は金属などよりなるホルダー2の先端に突設さ
れた耐摩耗性、耐食性に富む材質よシなる小管ペン体3
より先端を僅か突出させてホルダー2及び小管ペン体3
の内側に摺動可能に遊挿されている。該ホルダー2は。
その後部にナイロン、ポリエステル、アクリル等の繊維
集束体などよシなるインキ中継芯4を固着しており、こ
れらは前軸5内において何れも摺動可能に配置されてい
る。而して。
前記インキ中継芯4の後端は弁体6を有する弁杆7に接
続されており、弁体6と受は体8との間に張架され、前
記インキ誘導用芯体1の摺動力よシも強い弾撥力を有す
る弾撥体9によって弁体6は弁座10に常時圧接せられ
インキ中継芯4と共にホルダー2は前方に付勢されてい
る。参照符号11は2本発明の特徴点でもある金属或い
は樹脂等よりなる筒状のインキ流量制御部であって、該
インキ流量制御部11は、前記弁座10前部に一体もし
くは別体で連設されており、その内方には摺動部材とし
てのインキ中継芯4が配置されているが、この場合、摺
動部材としては、他に通常この種筆記具に使用されてい
るペン体或は弁杆を適宜延長させたものであっても良い
尚、摺動部材がインキ中継芯もしくはペン体であシ、ま
たこれらの後端位置が第1図に示す如くインキ流量制御
部の内方にあれば、インキのボタ落ち防止の観点から特
に好ましい。
何故ならば、弁体の開放に伴い導出されるインキをイン
キ流量制御部が強制的にペン体或はインキ中継芯に容易
に吸蔵せしめ、その結果インキが効率良くペン体先端に
導かれるためである。
このインキ流量制御部11について更に詳述すれば、使
用するインキの粘度が5〜40cps (25℃)であ
るものにおいて、その長さlは60簡以上、またその内
側とインキ中継芯4外側との間隙巾Sは0.25111
11以下に設定することが肝要である。これは即ち9本
発明者らの実験結果より知見し得たもので1例えば18
 cps (25℃)の顔料系のインキを使用した場合
、第3図に示すインキ流1制御部の長さく間隙巾0.1
5mとする)と汚れ度との関係を示すグラフ及沙第4図
に示す前記間隙巾(長さ6. Omとする)と汚れ度と
の関係を示すグラフからも理解できる様に、夫々約6.
01111L、  0.5 m (0,25txb x
 2 )あたりで明らかに臨界が認められていることに
よるものである。尚2本発明で言う汚れ度とは、ペン体
の押圧操作を何度も繰り返し、インキのボタ落ちが生じ
た際のそのボテの大きさを0.37=1.  α6dl
=2.0.9cm=3.1.2m=4.1.5d=5と
して表わしたものである。
(作用) 以上の構成において、筆記に際しては、小管ペン体5を
下方に向は押圧操作を行なうと。
先ずインキ誘導用芯体1が小管ペン体3内に摺動して没
入し、更に弾撥体9の弾撥力に抗して抑圧を続けると、
小管ペン体6.ホルダー2及びインキ中継芯4が後方に
移動し、これと共に弁杆7も後方に移動して弁体6と弁
座10との間に間隙が生じる。このとき後軸12内のイ
ンキ収容室13に収容せられたインキは前記間隙を通じ
て導かれ、前述したインキ流量制御部11の作用によっ
て強制的に摺動部材たるインキ中継芯4内に吸蔵せしめ
られるか、もしくはその流量が抑制されて小管ペン体3
に供給される。ここで、小管ペン体乙の抑圧を解除すれ
ば弁体6は弁座1oに再び圧接し、以後はインキ誘導用
芯体1の僅かな前後の摺動作用により、小管ペン体3先
端からはインキが常にボタ落ちも無く安定して吐出され
、筆記が可能となる。
尚2本発明におけるペン体としては、上記実施例のもの
以外に例えば各種繊維を束ねたものや、適宜インキ通路
を貫設した合成樹脂製のもの等が採用でき、また、弁機
構としても本発明の範囲を逸脱しない限り種々の態様の
ものを採用し得ること勿論である。
(発明の効果) 以上詳細に述べた如く2本発明は狭止の如き構成となし
たので、インキ流量制御部を設けだものと設けないもの
とについて下表に示す如く使用せるインキの粘度を変え
て、前記実施例に示す液式筆記具にあてはめて、ペン体
抑圧をくり返した際のその汚れ度を比較したところ第5
図に示す様な結果が得られた。
即ちこれによると、縦軸は既述の汚れ度で、横軸はペン
体抑圧回数(1回の抑圧時間を3秒とし、10回毎にイ
ンキを攪拌した)であるが2本発明によるインキ流量制
御部を設けたものと設けないものとでは明らかにその差
異のあることが理解でき2以上の事から本発明によれば
、インキのボタ落ちを極力防止し得る構成簡単にして、
安価に量産できる優れた液式筆記具が提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液式筆記具の実施例を示す要部・縦断
面図であり、第2図は第1図におけるA−A線断面図で
あり、第3図及び第4図は本発明におけるインキ流量制
御部の長さ及び間隙巾と汚れ度との関係を夫々示すグラ
フであシ。 第5図はペン体抑圧回数と汚れ度との関係を示すグラフ
である。 3・・・・・・小管ペン体、  4・・・・・・インキ
中継芯。 6・・・・・・弁体、9・・・・・・弾撥体、10・・
・・・・弁座。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペン体を押圧することにより、弾撥体によって弁
    座に圧接せられた弁体を作動させ、軸内に収容せられた
    25℃における粘度が5〜40cpsのインキを該ペン
    体に供給してなる液式筆記具であって、前記弁座前部に
    は筒状のインキ流量制御部を連設し、該インキ流量制御
    部は、その長さを6.0mm以上とし、且つその内側と
    インキ流量制御部内方に配置された摺動部材外側との間
    隙巾が0.25mm以下となる様設定されてなることを
    特徴とする液式筆記具。
  2. (2)前記摺動部材がペン体もしくはインキ中継芯であ
    り、該ペン体もしくはインキ中継芯の後端が前記インキ
    流量制御部内方に位置してなることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の液式筆記具。
JP60141685A 1985-06-28 1985-06-28 液式筆記具 Expired - Lifetime JPH0633027B2 (ja)

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JP60141685A JPH0633027B2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28 液式筆記具

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JP60141685A JPH0633027B2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28 液式筆記具

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JPS621594A true JPS621594A (ja) 1987-01-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1077332C (zh) * 1995-07-19 2002-01-02 现代电子产业株式会社 用于半导体器件缺陷调查的试验片的制造方法

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