JPS62158598A - 液圧駆動クランクプレス - Google Patents

液圧駆動クランクプレス

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JPS62158598A
JPS62158598A JP61001114A JP111486A JPS62158598A JP S62158598 A JPS62158598 A JP S62158598A JP 61001114 A JP61001114 A JP 61001114A JP 111486 A JP111486 A JP 111486A JP S62158598 A JPS62158598 A JP S62158598A
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JP
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hydraulic
cylinder
crank
hydraulic cylinder
press
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JP61001114A
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Tomio Shimizu
富夫 清水
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Mitsubishi Nagasaki Machinery Mfg Co Ltd
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Mitsubishi Nagasaki Machinery Mfg Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/26Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
    • B30B1/266Drive systems for the cam, eccentric or crank axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/28Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
    • B30B15/281Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof overload limiting devices

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11虹匹化北L1 本発明は、ン夜圧駆動りランクブレス(こ関するもので
ある。
従迷!1支迷− 従来、最も多く一般的に使用されている機械式クランク
プレスには、次のような種々の問題点がある。すなわち 1)従来公知の一般の機械式クランクプレスのスライド
の運動は、添付図面の第13図に破線により示すように
、1種の正弦曲線に従って行われており、スライドの生
動速度は、その位置に応じて変化する。従って、一定の
加圧速度を維持することは、はとんど不可能に近い。
2)プレスの加圧速度は、その加工物の特性に合わせて
常に最適なものとしなければ、品質の優れた製品を得る
ことは困難である。特に、絞り加工などにおいては、加
圧速度が早過ぎると、製品にクラックが発生し、作業が
不能となる。
しかしながら、−最の機械式クランクプレスの場合には
、このプレスがある一定の加圧速度を有するように、ひ
とたび設計・製作されてしまうと、その加圧速度がその
プレスの固有機能となり、以f&は、その加圧速度を変
えることは、困難である。
3)−最の機械式クランクプレスにおいては、加圧能力
を下死点上回1の位置で何Tonという表示を−i般的
に行うが、これは機械式クランクプレスの固有機能であ
り、これを変えることは、はとんど不可能に近いところ
である。また、下死点近傍では、はぼ無限大の加圧力が
発生し、取り扱いを誤った場合には、プレス本体又は金
型などを破損させる危′険性がある。
4)一般のプレス作業においては、金型の交換、保守、
点検などの際には、より大きなストロークを必要とされ
るが、いったん金型がセットされ、連続的を加工が開始
されると、ストロークは加工物の搬入・搬出に必要な最
小限で良い。しかしながら、機械式クランクプレスの場
合には、その構造上、1ストロークごとに必ず全ストロ
ークを往復することになるので、遊び時間が多く発生し
、生産能率が低下する。
5)プレス加工の中には、加工物を押し切った状官にお
いて加圧力の持続が必要とされるものがある。しかしな
がら、機械式クランクプレスでは、加圧力を保持するこ
とは、はとんど不可能である。
6)機械式クダンクプレスにおいては、プレス加工に必
要なエネルギーは、はとんどがフライホイールに蓄えら
れており、また、そのフライホイールの回転方向は一定
方向に決まっているので、クランク軸の正転・逆転を交
互に繰り返すことは不可能である。従って、金型のかみ
込み事故などが発生した渇きに、その解消の目的でクラ
ンク軸を逆転させようとする場合には、フライホイール
を停止させ、モータの配線替えを行い、逆転起動をさせ
るな゛どの繁雑な作業が必要となる。
7)機械式クランクプレスにおいては、フライホイール
に蓄えられているエネルギーをクランク軸へ伝えたり、
遮断したりするために、クラッチ、ブレーキ及びその駆
動源としての空気圧などが必要不可欠となっている。し
かしながら、クラッチやブレーキは、その構造が複雑で
あり、製作・修理・調整などには高度の熟練が必要とさ
れ、また、一定の稼動時間ごとに、ライニングの張り替
え工事も必要となる。
8)プレス作業における金型交換の際には、プレスを微
速度で作動させ、精密に型合わせ作業を行わなければな
らない。このために、機械式クランクプレスには、微速
度作動機構としてのマイクロインチング装置が設けられ
ている。しかしながら、この装置は、クランク軸を回転
させる主モータとは別に、出力の小さなマイクロインチ
ング用のモータを設け、このモータによってドライブシ
ャフトを回転させ、スライドを1〜0.5 s、p、m
、程度の低速サイクルで上下させるようになっているが
、その構造は複雑なものとなっている。
9)一般の機械式クランクプレスにおいては、ストロー
ク中に発生することのある過負荷によるプレス本体、金
型、加工物ないしは作業者に与える危険を防止するため
の過負荷安全装置を必要とするが、このためにも、複雑
な機構が要求される。
日が ゛ しようと る口 本発明は、従来公知機械式クランクプレスにおける上記
のような種々の問題点を解消させることができる新規な
りランクプレスを得ることを、その目的とするものであ
る。
日雇6.を 決 るための手 本発明は、この目的を達成するために、添付図面の第1
図にその基本構造図示すように、従来の機械式クランク
プレスとは、クラッチ、ブレーキ及びギヤ類を備えてい
ない他は、はぼ同様の構成を有している機械式クランク
プレスのクランク軸2R,21゜の各端部近くに、これ
と直角にある長さを有しているシリンダ・アームl0R
1IOLをその1端部において固着し、これらのシリン
ダ・アームの他端部を、シリンダ端部をプレス・フレー
ム1に旋回自在に取り付けられた1対の液圧シリンダI
IR1IILのピストン棒12R112Lの端部に旋回
自在に連結して成る液圧駆動クランクプレスを特徴とす
るものである。
1−一皿 各液圧シリンダllR111Lを作動させることにより
、シリンダ・アーム10R1IOLを介してクランク軸
2R12Lに回転トルクを加え、この回転トルクにより
クランク軸2R12Lを回転させ、これと一体のクラン
ク、アーム3R,3L及びこれらに固着されたクランク
・ビン4を介して、これに1端部を旋回自在に連結され
た連結棒5に運動を伝達し、その他端部に旋回自在に取
り付けられたスライド6を、プレス・フレーム1に対し
てストロークさせるようにする。
えJLI 以下、本発明を、その実施例などを示す添付図面の第1
〜17図に基づいて詳細に説明をする。
まず、第1図は、本発明にょる液圧駆動クランクプレス
の基本構造を示すものであるが、同図に示すように、ク
ラッチ、ブレーキ及びギヤ類を備えていないことを除い
ては、従来の機械式クランクプレスとほぼ同様の構成を
有している機械式クランクプレスのプレス・フレーム1
の上部に回転自在に軸受けされている各クランク軸2R
,2Lの対向する端部には、それらに直角にクランク・
アーム3R,3Lが、それぞれ、1端部において固着さ
れており、その他端部を相互に連結するクランク・ビン
4には、連結棒5が、その1端部において旋回自在に連
結されており、その他端部には、フレーム1に往復運動
自在に取り付けられているスライド6が、旋回自在に連
結されている。また、各クランク軸2R,2Lの他端部
には、それに直角に、ある長さを有するシリンダ・10
Lの各他端部は、プレス・フレーム1にその下方部にお
いて、スライド6に対して対称的に且つシリンダ端部を
旋回自在に取り付けられている1対の直立している液圧
シリンダIIR,IILのピストン棒12R112Lの
端部に、旋回自在に連結されている。なお、これらの液
圧シリンダIIR,IILには、液圧源がら供給される
圧力液体を、プレス・フレーム1の上部に設置しである
自動液圧切換弁2oがら、それぞれ、液圧管路21R1
21Lを介して適宜に供給されるようになっている。ま
た、この構造図においては、自動液圧切換弁20は、回
転式自動液圧切換弁であるものとして示されており、こ
の回転式自動液圧切換弁2oは、その切換軸に取り付け
られた調車21が、クランク軸2Rから、それに固着さ
れた調車22及びこれらの調車21,22を相互に連結
する調時ベルト23を介して、クランク軸2Rと同調し
て回転されるようになっている。
本発明による液圧駆動クランクプレスは、上記のような
基本構造を有しているが、その作動は、次のとおりであ
る。
各液圧シリンダIIR,IILが、第1図に示すような
状態にあるものとした時、液圧シリンダIIRに圧力液
体を供給し、そのピストン棒12Rを矢印XRの方向に
伸長させると、シリンダ・アームIORは、クランク軸
2Rの中心ORを中心とし、矢印YRの方向に回転する
同時に、池の液圧シリンダ11Lを矢印XLの方向にそ
のピストンIILを短縮させると、シリンダ・アーム1
0Lは、クランク軸2Lの中心OLを中心とし、矢印Y
Lの方向に回転する。これにより、クランク軸2R,2
Lは同方向に回転するようになる。従って、液圧シリン
ダIIR,IILを同調させて伸縮させることにより、
クランク軸2R12Lは連続回転することが可能となリ
、これらに固着されたクランク・アーム3R,3L、ク
ランク、ピン4及び連結棒5を介してスライ)? 6を
プレス・フレーム1に対して往復運動をさせることがで
きる。この場合、各液圧シリンダIIR,IILの伸縮
を自動的に制御するのが、回転式自動液圧切換弁20で
ある。なお、この時、液圧シリンダllR111Lが同
時にストロークエンドに達すると、その後の回転が不能
となるので、連続回転が必要な場合には、第2図に示す
ように、シリンダ・アームl0R110Lの間には、所
定の位相差θ、十θ2(例えば、30゜以上)を設けな
ければならない。ただし、ここに、θ1及びθ2は、第
2図に示すように、それぞれ、液圧シリンダIIR1I
ILの上死点後及び上死点前の進み角ないしは遅れ角を
現すものである。
ここで、このプレスにおいては、作動速度及び加圧力に
ついての基本作動曲線を設定するには、この位相差θ1
+θ2を適当に選定することにより行うものであるが、
この基本作動曲線を基にして、スライド6の種々の速度
の調整及び加圧力の調整などを、この位相差θ1+θ2
の選択により行うこととは別に、液圧装置の調整によっ
ても行うことが可能であるものである。このように、作
動曲線図を自由に操作することができるということが、
本発明による液圧駆動クランクプレスが大きな汎用性を
有していることの、一つの重要な理由でもある。すなわ
ち、第2図に示すように、スライド6が上死点にある時
のクランク・アーム3R,3L位置(α・0°)を基本
とし、シリンダ・アームア1’OLの進み角をθ1.シ
リンダ・アームIOHの遅れ角をθ2とすると、作動速
度と加圧力との関係は、概略第3図に示す傾向となる。
ただし、第3図の計算条件は、次によるものである。す
なわち、 クランク偏心Ji        100 m mシリ
ンダ・アームの回転半径 360 m m連結棒の長さ
        970I液圧シリンダ・アームの間の
間隔 最大 2,142mm 最小 1,422mm である。
また、本発明による液圧駆動クランクプレスにおいて使
用される液圧シリンダとしては、その作動速度が伸び側
及び縮小側のいずれも等しいことが好ましい。(これは
、伸縮速度が一致しない場合には、クランク軸2R12
Lの正転・逆転に対するスライド6の速度の対称性が得
られないからである。)このように伸縮速度が等しい液
圧シリンダとしては、次の2方式が考えられる。すなわ
ち1)差動シリンダ方式(第4図) 2)両側ロッド・シリンダ方式(第5図)である。
これらの内、1)の方式は、プレス・フレーム1への装
着が容易であり、空間的にも小形となるが、回転式自動
液圧切換弁20の構造は、やや複雑となる。これに対し
、2)の方式は、回転式自動液圧切換弁20の内部構造
は単純化されるが、プレス・フレーム1への装着と、空
間的な制約がやや大きい。
なお、上記の基本構造図のものにおいては、1)の差動
シリンダ方式を用いているものとしである。
また、自動液圧切換弁は、2本の液圧クランク2R。
2Lの連続回転を可能とさせるためのものであるが、そ
のために必要な弁の構造は、適宜のものを採用すること
ができ、その1例として、基本構造図のものにおいて使
用されている回転式自動液圧切換弁20の断面図を示す
と、第6図のとおりである。すなわち、この弁20は、
各種の出入口を有している弁本体201と、その内部に
回転自在に収容されると共にその本体の内部に1対の液
体通路L1、L2を貫通され且つ周面に数個の環状溝を
設けられている切換軸202と、これの端部に固着され
た調車21とから成り立っており、この調車21をクラ
ンク軸2Rに固着された調車22に調時ベルト23を介
して連結し、クランク軸2Rと同期して回転させること
により、自動的に液圧流路21R,21Lを切換えるも
のである。なお、この切換軸202の展開図が第7図に
示されているが、その詳細な構造、作用などについての
説明は、ここには省略する。
次に、上記のような構成を有する本発明の1実施例にお
ける液圧シリンダIIR,IIL及び回転式自動液圧弁
20の液圧制御回路を略図により示すと、第8図に示す
ようになる。なお、同図には、第1及び2図に示した部
材以外の各部材には、それぞれ、直接的に名称が記入し
であるが、それぞれは、従来公知のものであり、その作
動については、容易に理解することができるものと思わ
れるので、その詳細についても、ここには説明を省略す
る。また、この液圧系統図に示した液圧回路において、
モータの容量を極力小さく押さえるためには、可変吐出
し型ポンプ(液圧ポンプ)にはフライホイールを連結す
る方法と、アキュムレータに蓄圧する方法とがあるが、
これらの内、液圧ポンプにフライホイールを連結する方
式は、この種の液圧ポンプは、高速回転が普通であり、
従って、これにフライホイールを直結すると、軽量のフ
ライホイールに多量のエネルギーを蓄えることができる
といる利点がある。これに対し、アキュムレータを使用
する方式には、高圧液体の損失を無くすための高速切換
弁を特別に開発する必要がある。
また、第8図に示した液圧系統図における液圧回路の制
御については、運転操作の容易性と、その汎用性とを充
分に生かすことを重視し、主要部の制御には、電子制御
方式を採用することが望ましい。
すなわち、このためには、第8図に示すように、クラン
ク軸2R12Lと同期回転を行う回転式自動液圧切換弁
20の切換軸20□に回転角検出器P(例えば、パルス
発信器など)を連結して置き、これにより、クランク軸
3R,3Lの回転角を検出し、スライド6の位置を知る
ことができるようにすると同時に、この回転角検出器P
からの信号を電子制御部にも送り込み、ここで、各種の
演算を行い、速度制御、最大加圧力の設定、正・逆・停
止の切換え、加圧力の保持など種々の作動指令を発する
ようにする。
このような電子制御方式の1例を機能系統図により示す
と、第9図のとおりとなる。
なお、本発明においては、各液圧シリンダ2R,2Lへ
の液圧の供給を、クランク軸3R,3Lに同期して回転
する回転角検出器から発生する信号に基づいて制御され
る電子制御部を介して両傾転ポンプを制御することによ
り行うようにすることのできることも、熱論可能なとこ
ろである。
次に、第1図に示したような基本構造を有している本発
明による液圧駆動クランクプレスの1実施例を第10.
11及び12図に示しである。なお、これらの図に示さ
れる液圧シリンダIIR,IILとしては、第4図に示
しである差動シリンダが使用されており、各液圧シリン
ダ11R111Lのピストン棒12R,12Lの節線速
度を等しくしてあり、これにより、クランク軸2R,2
Lの正転及び逆転に対するスライド6の速度の対称性が
得られるようにしである。また、液圧切換弁20として
は、回転式のものが採用されている。
11Δ丸艮 本発明による液圧駆動クランクプレスは、上記のような
構成及び作用を有しているが、その効果を、前述の従来
の機械式クランクプレスにおける各種の問題点に対応し
て説明をすると、以下のようになる。
1)本発明による液圧駆動クランクプレスのスライド6
の運動は、第13図に実線により示すように、スライド
6の加圧速度を上死点及び下死点を除いては、はとんど
のス1−ローク範囲内で一定(直線)とすることができ
る。これは、速度一定の液圧シリンダ11R111Lの
動きをシリンダ・アームl0R1IOLを介してクラン
ク軸2R12Lの回転運動に変え、これを更に連結棒5
を介してスライド6の直線運動に変換する機構からもた
らされるものである。
2)本発明による液圧駆動クランクプレスにおいては、
液圧シリンダIIR,IILの作動速度をポンプ制御(
又は、絞り弁制御)することにより、プレスのスライド
6の加圧速度は、自由に、しかも、簡単に変更すること
ができる。すなわち、第14び15図に示すように、本
発明によるプレスにおいては、加圧速度を自由に変える
ことができる。
2−1)上に、1)の項においてスライド6の作動速度
の直線性だけを説明したが、実際には、第3図について
説明をしたように、シリンダ・アームl0R1IOLと
、クランク軸2R12Lとの間の位相差を適宜に選定す
ることにより、任意な基本速度曲線が得られる。
熱論、機械式クランクプレスと同等の曲線も容易に得ら
れる。
2−2)本発明による液圧駆動クランクプレスにおいて
は、第16図に示すように、シリンダ・アーム10R1
IOLと、クランク・アーム3R13Lとの間における
位相差に相当するスライド6の位置から、下死点までの
範囲内においては、加圧力は急速に増大するが、それ以
外の位置では加圧力はほぼ直線的に変化し、はぼ水平に
近い。なお、シリンダ・アーム10R1IOLと、クラ
ンク・アーム3R,3Lとの間の位相差が0の場合には
、加圧力は全ストロークのどのような位置においても、
一定となり、下死点においても、無限大の加圧力は発生
しない。従って、プレス仕様として、下死点上10〜2
0mmの位置で所定の加圧力が得られるだけで満足され
るならば、この位相差を大きくシ、逆に、全ストローク
に渡って所定の加圧力が要求されるならば、この位相差
は、極力小さくすることが必要となる。
更に、本発明による液圧駆動クランクプレスにおいては
、液圧シリンダIIR5IILの作動設定圧力を変える
ことにより、最大加圧力を任意に、しがち、簡単に設定
することができる。すなわち、金型のがみ込みなどの事
故が発生した際には、必要以上に大きな加圧力によりプ
レス作業をしていた場きには、金型の破損などの危険性
もあるので、適切な加圧力に設定して作業を行うことが
望ましいが、本発明による液圧駆動クランク−プレスの
場合には、操作盤〈第8図撃照)の上のダイヤルにより
、この操1ヤを簡単に行うことができる。
4)本発明による液圧駆動クランクプレスにおいては、
操作盤の上のダイヤルにより、スライド6のストローク
の大きさと、位置とを簡単に設定することができ、アイ
ドル・ストロークを無くシ、遊び時間を無くすことがで
き、従って、生産能率を向上させlることかできる。す
なわち、第17図において、T、及びSoは、基本スト
ロークのサイクル時間及び最大ストロークを示すが、冷
間鍛造の場きのように、比較的大きなストロークを必要
とする作業においては、S、、T、に設定し、また、薄
板の連続打ち抜きのように、小さなストロークの場合に
は、Ss 、Tvに設定することが可能であり、熱論、
それらの中間の値S2.T2に設定することもできる。
5)本発明による液圧駆動クランクプレスにおいては、
液圧シリンダIIR,IILへの回路をブロックすとい
う簡単な操作により、加工物を押し切った状態において
加圧力の維持を容易に実現することができる。
6)本発明による液圧駆動クランクプレスにおいては、
液圧シリンダ11R111Lの作動方向を電磁液圧切替
弁によって逆にすることにより、クランク軸2R12L
は、瞬間的に正転・逆転を繰り返すことができる。また
、これにより、4ンの項において説明した特性が得られ
る訳である。このために、例えば、3o。
Tonの加圧力によりプレス加工を施工している際に、
金型かみ込みが生じた場合には、3)の項による操作に
より350〜400 T o nの加圧力に調整し、逆
転をさせれば、金型は容易に分離させることができる。
7)本発明による液圧駆動クランクプレスにおいゲては
、液圧駆動であるため、クラッチや、ブレーキなどの装
置は不要となり、保守が容易となる。また、クラッチや
、ブレーキの作動時に発生する排気による騒音も無くな
る。
8)本発明による液圧駆動クランクプレスにおいては、
金型の取り付け、試し打ちなどのために必要とされるス
ライド6の微速作動は、液圧シリンダ11R111Lへ
送る圧力液の量を少なく設定することにより、これを容
易に行うことができ、従って、微速作動のための特別の
装置は一切不要である。また、試し打ちを行う場合には
、液圧シリ・ンダ11R111Lの圧力液を徐々に上昇
させることにより、緩やかに最大加圧力を得ることがで
きるので、安全で、しかも、確実な結果が得られる。
9)本発明による液圧駆動クランクプレスにおいては、
液圧シリンダIIR5IILの圧力液をスライド6の位
置に応じて電子制御することにより、比較的容易にプレ
スの過負荷を防止することがてきる。
また、2)の項において、第16図について説明をした
ように、本発明による液圧駆動クランクプレスの液圧シ
リンダIIR1IILのストロークを制限することによ
り、スライド6の作動範囲を加圧力の直線範囲に限定し
、下死点近くにおいて加圧力が増大する範囲を除外する
ようにすれば、プレスには過負荷は発生しなくなる。従
って、この安全装置も不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本構造図、第2図は、そのシリン
ダ・アームと、クランク・アームとの間の位相差を示す
略図、第3図は、本発明によるプレスの基本作動曲線と
位相差との間の関係を示す線図、第4図は、本発明によ
るプレスにおいて使用される液圧シリンダの例としての
差動シリンダを示す略図、第5図は、同様に、両側ロッ
ドシリンダを示す略図、第6図は、本発明において使用
される回転式自動液圧切換弁を示す縦断面図、第7図は
、その切換軸の展開図、第8図は、本発明によるプレス
の作動のための基本液圧系統図、第9図は、その機能図
、第10図は、本発明の1実施例を示す正面図、第11
図は、その右側面図、第12図は、第10図の左側面図
、第13図は、本発明によるプレスと、従来の機械式ク
ランクプレスとのスライドの運動を示す線図、第14図
は、本発明によるプレスの加圧速度変換図、第15図は
、第14図と同様ではあるが、その変形を示す線図、第
16図は、本発明によるプレスと、従来の機械式クラン
クプレスとの加圧力特性を示す線図、第17図は、本発
明によるプレスのストローク設定線図である。 ■・・・プレス・フレーム、2・・・クランク軸、3・
・・クランク・アーム、4・・・クランク・ビン、5・
・・連結棒、6・・・スライド、10・・・シリンダ・
アーム、11・・・駅圧シリンダ、12・・・ピストン
棒、20・・・回転式自動液圧切換弁、202・・・切
換軸。 特許出願人 三菱長崎機工株式会社 代 理 人 曽 我 道 照繭−一−′1゜ :′−1 第1図 第3図(その1) 第3図(その2) 第4図 第5図  ″ 第8図 第13図 哨 間 □ 第10図 時間一 時間− 日間一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クラッチ、ブレーキ及びギヤ類を備えていない以外
    は、ほぼ一般的な機械式クランクプレスと同様な構成を
    有しており、クランク軸、クランク・アーム、クランク
    ・ピン、連結棒、スライドなどがプレス・フレームに取
    り付けられて構成されている機械式クランクプレスの各
    クランク軸に、これに直角に、それぞれ、ある長さを有
    するシリンダ・アームをその1端部において固着し、シ
    リンダ・アームの他端部を、1シリンダの一部をプレス
    ・フレームに旋回自在に取り付けられた液圧シリンダの
    ピストン棒端部に旋回自在に取り付け、各液圧シリンダ
    にクランク軸の回転に同期して圧力液体を供給するよう
    にしたことを特徴とする液圧駆動クランクプレス。 2、各液圧シリンダへの圧力液体の供給を、液圧シリン
    ダごとに位相差を設けて行うようにする特許請求の範囲
    第1項記載の液圧駆動クランクプレス。 3、各液圧シリンダをプレス・フレームに、そのスライ
    ドに対して対称的に配置して成る特許請求の範囲第1又
    は2項記載の液圧駆動クランクプレス。 4、各液圧シリンダへの圧力液体の供給を、周面に液溝
    を形成されると共にクランク軸の回転に同期して回転す
    る切換軸を内蔵する回転式自動液圧切換弁を介して行う
    ようにした特許請求の範囲第1、2又は3項記載の液圧
    駆動クランクプレス。 5、各液圧シリンダへの圧力液体の供給を、クランク軸
    又は回転式自動液圧切換弁に同期して回転する回転角検
    出器から発生する信号に基づいて制御される電子制御部
    を介して、この回転式自動液圧切換弁を含む液圧系統を
    制御することにより行うようにする特許請求の範囲第1
    〜4項のいずれかに記載の液圧駆動クランクプレス。 6、各液圧シリンダへの圧力液体の供給をクランク軸に
    同期して回転する回転角検出器に基づいて制御される電
    子制御部を介して両傾転液圧ポンプにより行うようにす
    る特許請求の範囲第1、2又は3項記載の液圧駆動クラ
    ンクプレス。
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