JPS6215823A - シリコンのエツチング方法 - Google Patents
シリコンのエツチング方法Info
- Publication number
- JPS6215823A JPS6215823A JP15412185A JP15412185A JPS6215823A JP S6215823 A JPS6215823 A JP S6215823A JP 15412185 A JP15412185 A JP 15412185A JP 15412185 A JP15412185 A JP 15412185A JP S6215823 A JPS6215823 A JP S6215823A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etching
- same time
- vacuum chamber
- discharge
- substrate
- Prior art date
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- Pending
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、シリコンSiのエツチング方法に関する。
従来ドライエツチングの方法は、平行平板形の対向電極
にRF電源を印加し、エツチングガスを放電させる。こ
の放電により生成されたイオンや中性活性粒子が試料と
反応し、揮発性生成物を作りエツチングされる。このエ
ツチング方法は、イオンによるスパッタ効果が存在する
ため異方的なエツチングが達成されマスク下のアンダー
カットもない。しかしエツチングによる物理的損傷や、
活性粒子等が試料中にたたき込まれてしまう欠点を有し
ていた。第6図は、CF4+H2を用いて5102を上
述の従来のエツチング方法でエツチングした後、2分間
オーバエッチしたときの、下地Si基板のIMAスペク
トルである。第6図に示すように、炭素やフッ素原子が
Si基板表面下、約100八にわたってたたき込まれて
いることがわかる。このようなSi表面は、デバイス形
成等は不可能であり、何らかの後処理が必要である。
にRF電源を印加し、エツチングガスを放電させる。こ
の放電により生成されたイオンや中性活性粒子が試料と
反応し、揮発性生成物を作りエツチングされる。このエ
ツチング方法は、イオンによるスパッタ効果が存在する
ため異方的なエツチングが達成されマスク下のアンダー
カットもない。しかしエツチングによる物理的損傷や、
活性粒子等が試料中にたたき込まれてしまう欠点を有し
ていた。第6図は、CF4+H2を用いて5102を上
述の従来のエツチング方法でエツチングした後、2分間
オーバエッチしたときの、下地Si基板のIMAスペク
トルである。第6図に示すように、炭素やフッ素原子が
Si基板表面下、約100八にわたってたたき込まれて
いることがわかる。このようなSi表面は、デバイス形
成等は不可能であり、何らかの後処理が必要である。
本発明の目的は、このようなドライエツチング後表面に
たたき込まれる不純物等の汚染のないシリコンのエツチ
ング方法を提供することにある。
たたき込まれる不純物等の汚染のないシリコンのエツチ
ング方法を提供することにある。
本発明のシリコンのエツチング方法は、真空のチャーン
バーと電気的に絶縁された試料ホルダー上にシリコンの
層を有する試料を設置し、チャンバ−内にC12と5I
Cj2.を流し、チャンバー内の対向する2つの放電用
電極間に高周波放電を起こさせると同時に、紫外光を照
射することを特徴としている。
バーと電気的に絶縁された試料ホルダー上にシリコンの
層を有する試料を設置し、チャンバ−内にC12と5I
Cj2.を流し、チャンバー内の対向する2つの放電用
電極間に高周波放電を起こさせると同時に、紫外光を照
射することを特徴としている。
第1図は、本発明のシリコンのエツチング方法の一実施
例を実施するために用いる平行平板形エツチング装置を
示す。このエツチング装置の真空チャンバー27に電気
的に絶縁された試料ホルダー22上に、Si基板を有す
る試料20を置く。真空チャンバー27を真空ポンプ2
8で排気しながら、ガス導入口26より5tCj!4と
C12を導入する。そして、図示のように設置された平
行平板形の対向電極21にRF電源23より高周波を導
入する。放電と同時に、真空チャンバー27上に設置さ
れた石英窓24を通して紫外光ランプ、例えば600m
W/Cdのマイクロ波励起方式のHgランプより紫外線
25を照射する。すると、Cl 2は紫外光により分解
され、CI!ラジカルを発生すると同時にSi基板をエ
ツチングする。このとき、エツチングは等方的になり異
方的なエツチングは不可能となる。第2図はC12ガス
を紫外光で分解し、SiをエツチングしたときのC12
圧力とエツチングレイトとの関係を示す。
例を実施するために用いる平行平板形エツチング装置を
示す。このエツチング装置の真空チャンバー27に電気
的に絶縁された試料ホルダー22上に、Si基板を有す
る試料20を置く。真空チャンバー27を真空ポンプ2
8で排気しながら、ガス導入口26より5tCj!4と
C12を導入する。そして、図示のように設置された平
行平板形の対向電極21にRF電源23より高周波を導
入する。放電と同時に、真空チャンバー27上に設置さ
れた石英窓24を通して紫外光ランプ、例えば600m
W/Cdのマイクロ波励起方式のHgランプより紫外線
25を照射する。すると、Cl 2は紫外光により分解
され、CI!ラジカルを発生すると同時にSi基板をエ
ツチングする。このとき、エツチングは等方的になり異
方的なエツチングは不可能となる。第2図はC12ガス
を紫外光で分解し、SiをエツチングしたときのC12
圧力とエツチングレイトとの関係を示す。
一方、S+C14の放電は、通常の平行平板形エツチン
グ装置では、エツチングガスとして用いられている。こ
れは、セルフバイアスによる加速されたイオンのスパッ
タ効果があるためである。しかし本実施例のような放電
方式で、プラズマに対し、試料20が絶縁されたような
場合には、セルフバイアス効果による加速されたイオン
の入射はなく、フローティングポテンシャルのみのきわ
めて低いエネルギーのイオン入射しか起こらないことに
なる。従って、このような場合には、残留している酸素
とともに塩素を含んだ酸化膜に近いものがデポジション
し、エツチングは起こらない。すなわち、放電と同時に
紫外光を照射すると、Cβ2ガスが光で分解されて発生
したC1ラジカル、また、5iCCが放電により分解さ
れた一部のClラジカルが試料をエツチングし、 S
i (1,+(12の放電により生成した生成物がデポ
ジションすることになる。紫外光が照射されている部分
は、むしろ、デポジションよりもエツチングが起こり、
エツチング中の側壁には一部散乱された弱い光しか照射
されないためにデポジションが起こることになる。すな
わち、先に述べたように、C12の光分解により生じた
Clラジカルだけでは等方的なエツチングしか起こらな
いのに、5iC1*を加えた放電により側壁にデポジシ
ョン膜が形成されたため、側壁がエツチングされず、し
たがって垂直なエツチングが可能となる。
グ装置では、エツチングガスとして用いられている。こ
れは、セルフバイアスによる加速されたイオンのスパッ
タ効果があるためである。しかし本実施例のような放電
方式で、プラズマに対し、試料20が絶縁されたような
場合には、セルフバイアス効果による加速されたイオン
の入射はなく、フローティングポテンシャルのみのきわ
めて低いエネルギーのイオン入射しか起こらないことに
なる。従って、このような場合には、残留している酸素
とともに塩素を含んだ酸化膜に近いものがデポジション
し、エツチングは起こらない。すなわち、放電と同時に
紫外光を照射すると、Cβ2ガスが光で分解されて発生
したC1ラジカル、また、5iCCが放電により分解さ
れた一部のClラジカルが試料をエツチングし、 S
i (1,+(12の放電により生成した生成物がデポ
ジションすることになる。紫外光が照射されている部分
は、むしろ、デポジションよりもエツチングが起こり、
エツチング中の側壁には一部散乱された弱い光しか照射
されないためにデポジションが起こることになる。すな
わち、先に述べたように、C12の光分解により生じた
Clラジカルだけでは等方的なエツチングしか起こらな
いのに、5iC1*を加えた放電により側壁にデポジシ
ョン膜が形成されたため、側壁がエツチングされず、し
たがって垂直なエツチングが可能となる。
第3図は、本実施例によりSiをエツチングした際のS
i表面のIMAスペクトルである。
i表面のIMAスペクトルである。
このときの条件は、S ICj! a500sccM
、 Cj2zlsLMでRFパワー100 W 、圧力
800 mTorrのときで、エッチレイトとしては約
200人/minが得られている。
、 Cj2zlsLMでRFパワー100 W 、圧力
800 mTorrのときで、エッチレイトとしては約
200人/minが得られている。
第3図に示すように、Si表面のCl原子等の不純物は
観測されず、当然ながら、物理的なスパッタリングはほ
とんどないのでSi表面の損傷はない。
観測されず、当然ながら、物理的なスパッタリングはほ
とんどないのでSi表面の損傷はない。
第4図には、マスク30を介してシリコン基板31を、
C20の光分解のみによるエツチングを行った際の断面
形状の概略を示す。Cβラジカルによる等方的なエツチ
ングによりマスク下はアンダーカットされている。
C20の光分解のみによるエツチングを行った際の断面
形状の概略を示す。Cβラジカルによる等方的なエツチ
ングによりマスク下はアンダーカットされている。
第5図には、5ICJ!4の放電を同時に行った際の断
面形状の概略を示すが、側壁のデポジション膜32の保
護膜の効果により、第4図に示すようなアンダーカット
は無(、垂直な断面形状が得られている。従って、以上
述べた本実施例のエツチング方法を用いることにより、
エツチング損傷のない異方性エツチングが達成されるこ
とが解る。
面形状の概略を示すが、側壁のデポジション膜32の保
護膜の効果により、第4図に示すようなアンダーカット
は無(、垂直な断面形状が得られている。従って、以上
述べた本実施例のエツチング方法を用いることにより、
エツチング損傷のない異方性エツチングが達成されるこ
とが解る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば対向電極間にCL
とS IC424を流し、高周波放電を生じさせると同
時に紫外線を照射し、Cβラジカルによるエツチングと
、側壁への保護膜のデポジションとを同時に行うように
しているので、エツチング損傷のない異方性エツチング
方法を得ることができる。
とS IC424を流し、高周波放電を生じさせると同
時に紫外線を照射し、Cβラジカルによるエツチングと
、側壁への保護膜のデポジションとを同時に行うように
しているので、エツチング損傷のない異方性エツチング
方法を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例を説明するためのエツチング
装置を示す図、 第2図はエツチングレイトを示す図、 第3図は81表面のIMAスペクトルを示す図、第4図
はCβ2の光分解のみによるエツチングを行った場合の
Si基板の断面図、 第5図は本発明の方法によりエツチングを行った場合の
Si基板の断面図、 第6図は従来のエツチング方法でエツチングした場合の
Si基板のIMAスペクトルを示す図である。 21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・電極22・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・試料ホルダー23・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・RF電源24・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・石英窓25・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
紫外光26・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ガス導入口27・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・真空チ
ャンバー28・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・°・・・・・・・ポンプ30・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マスク
31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・シリコン基板32・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デポジショ
ン膜代理人 弁理士 岩 佐 義 幸 第1図 Gtの圧力(Torr) 第2図 SL中の;ヒ(入) 第3図 32テ゛ご′ノン1ソ膜 第5図 第64
装置を示す図、 第2図はエツチングレイトを示す図、 第3図は81表面のIMAスペクトルを示す図、第4図
はCβ2の光分解のみによるエツチングを行った場合の
Si基板の断面図、 第5図は本発明の方法によりエツチングを行った場合の
Si基板の断面図、 第6図は従来のエツチング方法でエツチングした場合の
Si基板のIMAスペクトルを示す図である。 21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・電極22・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・試料ホルダー23・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・RF電源24・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・石英窓25・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
紫外光26・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ガス導入口27・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・真空チ
ャンバー28・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・°・・・・・・・ポンプ30・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マスク
31・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・シリコン基板32・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デポジショ
ン膜代理人 弁理士 岩 佐 義 幸 第1図 Gtの圧力(Torr) 第2図 SL中の;ヒ(入) 第3図 32テ゛ご′ノン1ソ膜 第5図 第64
Claims (1)
- (1)真空のチャンバーと電気的に絶縁された試料ホル
ダー上にシリコンの層を有する試料を設置し、チャンバ
ー内にCl_2とSiCl_4を流し、チャンバー内の
対向する2つの放電用電極間に高周波放電を起こさせる
と同時に、紫外光を照射することを特徴とするシリコン
のエッチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15412185A JPS6215823A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | シリコンのエツチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15412185A JPS6215823A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | シリコンのエツチング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215823A true JPS6215823A (ja) | 1987-01-24 |
Family
ID=15577379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15412185A Pending JPS6215823A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | シリコンのエツチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6215823A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5225355A (en) * | 1988-02-26 | 1993-07-06 | Fujitsu Limited | Gettering treatment process |
JP2010087109A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toppan Printing Co Ltd | プラズマエッチング方法及び装置 |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP15412185A patent/JPS6215823A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5225355A (en) * | 1988-02-26 | 1993-07-06 | Fujitsu Limited | Gettering treatment process |
JP2010087109A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toppan Printing Co Ltd | プラズマエッチング方法及び装置 |
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