JPS62157303A - 回転ヘツド方式デイジタルテ−プレコ−ダ - Google Patents

回転ヘツド方式デイジタルテ−プレコ−ダ

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JPS62157303A
JPS62157303A JP29762985A JP29762985A JPS62157303A JP S62157303 A JPS62157303 A JP S62157303A JP 29762985 A JP29762985 A JP 29762985A JP 29762985 A JP29762985 A JP 29762985A JP S62157303 A JPS62157303 A JP S62157303A
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signal
data
track
magnetic tape
circuit
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JP29762985A
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English (en)
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Masako Sawanobori
澤登 匡子
Yoshiyuki Ishizawa
石沢 良之
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/005Reproducing at a different information rate from the information rate of recording

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  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、シリンダに取付けられた磁気ヘッドにより、
走行する磁気テープを順次走査しつつ信号の記録を行な
い、記録時と異なる速さで前記磁気テープを走行させて
、記録した信号の再生を行なうモードを有した回転ヘッ
ド方式ディジタルテープレコーダ(以下、DATと称す
る)に関する。
[発明の技術的背景] 近年、DATでは、トラッキング技術の進歩やアジマス
記録方式の導入等により一段と記録密度が向上し、各方
面への応用が盛んに行なわれている。
第12図はDATの電気回路系の基本構成の一例を示す
ブロック図でおる。
この装置において録音側では、音楽等の録音信号がA/
D変換器(A/D)1によりデジタル化された信号デー
タとなり、インターリーブ回路(1)2により「順番の
並べ替え」が行なわれる。
これは連続して入力される信号データを順次メモリ(M
EMORY>3に記憶させる過程において、単にメモリ
アドレス順に格納するのではなく、特定の配列規則に従
ったメモリアドレスへ配置するというものである。
たとえば第13図に示したように、最初に入力されたデ
ジタル信号データをDlとすると、信号データD1はメ
モリアドレスの00−0番地(16進表示)へ、続<D
2は80−0番地へ、Dsは40−0番地へ・・・とい
う具合に、なるべくデータ番号の近いものが近接しない
ように配置される。
こうして連続的に入力される信号データは、D1〜D3
584に対応する形に区切られ、1つのインターリーブ
ブロックを構成した上で、パリティ発生回路(PGEN
)4によりパリティ付加を受ける。
このパリティ付加は、メモリアドレスの下位4ピツ’t
’Ao ”−A3のO番地〜D番地までの14ワードの
デジタル信号を1つのパリティ計算ブロックとして計算
を行ない、算出された2つのパリティデータをメモリア
ドレスAo ””A3のF番地およびF番地に新たに格
納するというものである。
たとえばメモリアドレスの上位8ビツトA4〜Azの番
地がOO番地におけるデータブロック(D+ 、D2 
s ? 、Ds + 3 、・・・Ds 32 !l 
)の場合には、パリティデータとしてP+ooとP2o
oが付加される。
そしてすべてのパリティ付加が終了すると、フォーマツ
タ(FOMAT)5がメモリアドレス順に信号データを
読出し、パリティデータを含む16ワードの信号データ
をフレーム単位として、順次変調回路(MOD)6へ伝
送する。
第14図にメモリアドレスA4〜A++がo。
番地の信号データで形成されたデータフレームの一例を
示す。
このデータフレームは、同期ワード5YNCと、フレー
ムアドレスFAと、チェックワードCKWと、デジタル
信号データD1〜D3329と、パリティデータP10
0%P2O0とから構成されている。
前記フレームアドレスは、メモリアドレスA4〜Azと
同じOO番地(16進表示)を用いており、同様に次の
フレームでは、01番地、ざらに次では02番地という
具合に対応させていく。
そして変調された信号データは、録再アンプ(R/P)
7によりフレームアドレスOO番地から7F番地の信号
データがプラス録再ヘッド(以下、Aヘッドと称する)
8へ、フレームアドレス80番地からFF番地は、マイ
ナス録再ヘッド(以下、Bヘッドと称する)9へと供給
され、磁気テープ10には、たとえば第15図に示した
ように、Aヘッド8の走査による記録トラックA1、A
2 、A3・・・と、Bヘッド9による記録トラックB
+ 、B2 、B3・・・とが交互に並んだ磁化パター
ンが書込まれる。
ところで、これまでの説明ではメモリ3の容量は0O−
0−FF−F番地まであればよいかのように述べたが、
実際にはインターリーブ処理とパリティ付加およびフォ
ーマット処理を断続的にそれぞれ交互に行なわなくては
ならないため、メモリ3の容量は前記弁の2倍用意する
。これにより連続的に入力されるデジタル信号データに
対してバッファ効果を持たせられるとともに、各信号処
理部間においてパイプライン的処理を行なえるようにな
る。
一方再生側では、テープの走行速度やシリンダ回転速度
の制御によるトラッキングコントロールが実行されるた
め、磁気テープ10に記録されている記録トラックに対
して、Aトラックはへヘッド8で走査し、Bトラックは
Bヘッド9で走査し、確実な信号再生を行なうことがで
きる。
したがって録再アンプ7の出力には、第16図に示した
ように、Aヘッド8によりAトラックから再生された再
生信号データSAと、Bヘッド9によりBトラックから
再生された再生信号データSBとが交互にバースト状の
信号となって出現することになる。
そしてこの再生信号データは、復調回路(DMOD>1
1を経てメモリライト回路(MW)に送られ、各フレー
ムごとに設けられた同期ワードやブロックアドレスを基
に生成されたメモリアドレスに従ってメモリ(MEMO
RY>14へ順次格納されていく。
また信号再生データSA、FjよびSSの一対がそろっ
て記録された場合には、記録と同様に前記第13図に示
したようなデータ配列の再生が図られるわけであるが、
このような磁気録再系の場合、磁気テープのドロップア
ウト等に起因するデータの誤りが発生するため、データ
は全体的には復元されているようであっても、1つ1つ
を見た場合には、完全に元通りになっているとは限らな
い。
このため再生信号データは、−通りの記憶処理が終了し
た段階で、エラー訂正回路(FCC)13によりエラー
の訂正処理が施される。
この訂正処理はメモリアドレスAo ”A3のO〜F番
地に対応する16ワードの信号データごとに完結して行
なわれる。従ってメモリアドレスA4〜A++のOO〜
FF番地に対応する256系列のエラー訂正処理ブロッ
クが存在することとなり、各々順を追って独立に訂正処
理が行なわれる。
まず1系列分の信号データが読み出されると、シンドロ
ーム(パリティ付加後の代数和)を求める計算が行なわ
れ、その系列内にデータの誤りが存在するか否かの判定
が実行される。
そしてデータの誤りが確認された時、その誤りが訂正可
能な場合には正しい値を求め、誤っていたデータに対し
訂正を実行する。
一方、データの訂正が不能であった場合には、その系列
内に誤りデータが含まれていることを警告するフラグが
付加され、次の系列へと移っていく。
こうして256通りのエラー訂正処理が終了すると、デ
・インターリーブ回路(DI>15により、記録側のイ
ンターリーブ処理とは逆に、本来のデータの配列順序に
戻るような形で、メモリ14から信号データが読み出さ
れ、補正回路(INTPL>16へ伝送される。
補正回路16では、訂正処理の段階で付加されたフラグ
に基づいて補正を行なうが、フラグの付加状態により、
その処理方法は異なる。
たとえば単独のフラグが付加されたデータに対しては平
均値補間を実行し、フラグが付加されたデータが2個以
上続いている場合には、前値ホールドを実行する。
そして信号データはD/A変換器(D/A)’17によ
りアナログ出力信@(変換され音として再生される。
なあ、このような装置では、エラー訂正能力が充分に高
くとられているために、補正処理が実行される頻度は非
常に低い。そして補正処理が実行された場合でも極端に
再生音が劣化することはなく、平均値補間程度の補正な
らば、聴感上は殆んど聞き分けることができない程度で
ある。
ざらに磁気テープ上の傷等により連続したデータ誤りが
発生したり、磁気ヘッドの目詰まりでAトラックあるい
はBトラックのいずれかの再生信号データSAあるいは
3Bがすべてデータ誤りとなる程の事態が生じた場合で
も、前述したようなインターリーブの効果により、大抵
のデータは平均値補間に抑えることができるため、極め
て優れた再生音が得られる。
ところで回転ヘッド方式ディジタルテープレコーダにお
いては、磁気テープが走行するとともにシリンダも回転
するので、磁気ヘッドの軌跡は磁気テープの走行方向に
対して斜めになる。
この場合、磁気ヘッドのトラック幅に対して狭くしかも
長く記録されたトラックを、再生時に磁気ヘッドが確実
に走査できるように、トラッキングコントロールを実行
することが必要である。
以下、このトラッキングコントロールについて説明する
前記第12図のブロック図の中で、18および19に示
したものが、磁気テープ10走行およびシリンダの回転
を制御するテープ走行調整回路およびシリンダ回転調整
回路である。
シリンダCからは速度制御のためにモータから出力され
るFG+信号と、位相制御のためにシリンダの回転に対
応したPG倍信号磁気ヘッドの位置情報をもっている)
とが出力されるようになっており、まずFG+信号によ
り回転速度が制御され、前述した訂正、デ・インターリ
ーブ等の信号処理のタイミングが合致するよう、すなわ
ちタイミング回路20からの基準信号と前述したPG倍
信号の位相が合致するようにシリンダの回転速度と回転
位相とが制御される。
そして磁気テープの走行制御は、テープ走行調整回路1
8により行なわれ、テープ走行調整回路18に出力すべ
き各トラッキング用信号はトラッキング用信号作成回路
21において作成される。
テープ走行調整回路18は、キャプスタン22を回転さ
せるモータから出力されるFG2信号を使って速度制御
を行なう。
さらに磁気テープ上の信号が記録されているトラックで
最もデータがとれるところを磁気ヘッドが走査できるよ
うに、磁気ヘッドが当接する磁気テープの位置のコント
ロールを行なう必要がある。
これは磁気テープ上に記録されている信号からの、磁気
ヘッドと記録トラックとの位置関係の情報をもとに、磁
気ヘッドがトラックの最もデータがとれるところを走査
できるように、磁気テープの位置をコントロールすると
いうものである。この動作を行なうものにはATF (
オートマチック・トラック・ファインディングシステム
)がある。
以下、このATFについて説明する。
ATFとは、磁気テープ上に記録された制御信号を使っ
て、再生するときに正しくトラッキングが行なわれるよ
うにしたサーボ装置である。
DATでは、たとえば第17図に示したように制御信号
のトラックパターンを決めている。
図中f1はパイロット信号であり、これは磁気テープを
再生する場合に、両隣接トラックから漏れて再生され得
る周波数を有している。
漏れて再生された信号を利用して、両トラックでどちら
の漏れ量が多いかを比較することにより、再生ヘッドが
どちらのトラックに偏って再生を行なっているかを判断
し、トラッキング修正を施す。
また第17図において、fz  (SYNC+ >信号
、f3  (SYNC2)信号は同期信号である。
f2信号およびf3信号はそれぞれ周波数と記録の長さ
が変えられている。
回転シリンダには、プラスアジマス用のヘッドAとマイ
ナスアジマス用のヘッドBとの2つのヘッドが装着され
ている。
ここではヘッドAによりトラックAの記録再生を行ない
、ヘッドBによりトラックBの記録再生を行なう。そし
てトラックA′は1ブロツク長のf2信号を有し、トラ
ックA 1′は1/2ブロツク長のf2信号を有してい
る。
またトラックB′は、1ブロツク長のf3信号を有し、
1〜ラツクBl/は1/2ブロツク長のf3信号を有し
ている。
ここで同期信号はA′→B′→A II→B″というよ
うに順序よく正しくトラッキングが行なわれているかを
検出するための信号である。
また再生時にトラックに対応している正しい同期信号が
検出されると、第1のサンプルホールドパルス(St−
h)が作られ、さらにトラックに対応している正しい長
さの同期信号であると判断されると、一定の時間(2ブ
ロツク長)をおいて、第2のサンプルホールドパルス(
SH2)が作られる。この2つのパルスはパイロット信
号f1の漏れ口を比較するために用いるサンプリングの
タイミング信号である。これについてA′トラックを再
生している場合を例として説明する。
まずトラックの始まりの部分にある制御信号中のf2信
号を検出すると、パルスSH1を作り、これでトラック
B′からのパイロット信号f1の漏れ信号をサンプリン
グする。
次にf2信号の長さが、ある単位長(1ブロツク長)で
あると検出した場合、パルスSH+よりも2ブロック長
遅れさせてパルスS H2を作り、これで下のトラック
Bl/からのパイロット信号f1の漏れ信号をサンプリ
ングし、両1〜ラックからの漏れ信号の差をとってエラ
ー信号とする。
このエラー信号を使ってキャプスタンモータへの供給電
圧を変化させて回転速度を調節し、トラッキングコント
ロールを行なう。これはトラックの終りにある制御信号
を再生するとぎも同じである。
以下、A′→B′→A//→B//・・・というように
1〜ラツクを繰返し走査して磁気テープを再生し、それ
ぞれエラー信号を作り、これを使ってトラッキングコン
トロールを行なっていく。
以上説明したようにDATでは、インターリーブ、エラ
ー訂正補正といった特有の電気的処理が行なわれている
ため、磁気テープや磁気ヘッド等に多少の不具合が生じ
ても、通常の録音再生では特に問題が生じることはない
ところでこのようなりATを実際に使用する場合、記録
済の磁気テープを始めから終りまで連続再生して音を聞
くとは限らず、磁気テープを巻き戻しながら何回も同じ
曲を再生するとか、磁気テープを早送りさせて次の曲ま
で進めるというような必要がでてくる。
そしてこのような場合、曲の頭の直前あるいは直後に正
確に磁気ヘッドを停止させることが要求されるが、テー
プ走行カウンタ等ではスリップ等により精度が悪く、磁
気ヘッドを前記位置に正確に止めることができない。
アナログ式の録音再生装置では、早送り再生あるいは巻
き戻し再生といった機能を加え、テープ走行カウンタと
併用することで解決しているが、これはDATにも同様
にあてはまる。
[背景技術の問題点] しかしながらDATにおいて、シリンダの回転速度を変
えずに磁気テープの走行速度を記録時と異なる速度にし
て再生すると、第18図に示したように、磁気ヘッドは
信号の記録されているトラックを斜めに走査するように
なる。
同図においてaは3倍速再生時のヘッドH1、H2の軌
跡、bは通常再生時のヘッドH1、H2の軌跡を示す。
そして変速再生を行なう場合にも前記ATFにより両隣
接トラックからの信号の漏れ量が比較されてトラッキン
グ修正が行なわれるが、シリンダの回転速度を変えずに
磁気テープの走行速度のみを通常と異なる速度にして再
生すると、速度によっては再生できない制御信号(パイ
ロット信号、同期信号)がでてくる。
また前述したように両隣接トラックに記録されているパ
イロット信号の漏れ量を比較して、その漏れ量が等しく
なるように磁気テープの位置を調節し、トラッキングコ
ントールを行なうという方式では、記録トラックが斜め
に再生される場合に前)ホした電気的処理において問題
が生じる。
第19図はテープの走行速度を′通常再生時の6倍にし
た場合に、磁気テープの記録トラックを磁気テープが走
査する様子を示している。
図中点線aはAヘッドが走査する軌跡、点線すはBヘッ
ドが走査する軌跡を示している。
これによればAヘッドによりトラックAを、Bヘッドに
よりトラックBを走査できる箇所もあり、途切れながら
も第20図に示したようなある程度の再生信号が録再ア
ンプ(前出)の出力として得られる。
この場合、データ全体の半分近い再生データが得られる
ので、エラー訂正および補正によって相当良好な再生音
が得られるように思えるが、再生データがエラー訂正処
理を受け、デ・インターリーブされる段階を考えた場合
、1つのインターリーブブロックを構成する再生データ
の組合せが記録時に構成されたインターリーブブロック
の組合せと異なってしまうことがわかる。
すなわち最初のインターリーブブロックは、SA1とS
81とにより構成されたものであって、SA+とSA2
とSe2による組合せでは音として復元されても、内容
が認識できない。
そして磁気テープの走行速度を通常速度の6倍にしたと
きに限らず、記録時と異なった速度で再生する場合には
、このようにインターリーブを構成する組合Uが異なる
という現象が必ず生じ、再生された音声が原音と著しく
異なる結果となる。
このような理由から従来の回転ヘッド方式ディジタルテ
ープレコーダでは、早送りおよび巻き戻しの再生ができ
ず、極めて不便でおった。
[発明の目的] 本発明は、上述したような事情によりなされたもので、
記録時と異なる速度で磁気テープを走行させた場合にお
いても一定の状態でトラッキングが行なわれ、内容が充
分認識できる程度の音が再生できる回転ヘッド方式ディ
ジタルテープレコーダの提供を目的としている。
[発明の概要] 本発明の回転ヘッド方式ディジタルテープレコーダは、
記録時と異なる速度で磁気テープを走行させつつ信号の
再生を行なった結果、磁気ヘッドから再生される再生信
号データが記録時と異なった組合せでインターリーブブ
ロックを構成するような場合でも、任意の記録トラック
より得られた再生信号データのみを有効なデータとして
補正処理を行なわせるように構成したことにより、録音
された内容が充分認識できる程度に再生されるようにし
たものである。
[発明の実施例コ 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
第1図は本発明の一実施例装置の構成を示す図であり、
先の第12図と共通する部分には共通の符号が付されて
いる。
本実施例装置において、磁気テープ10のトラックに記
録されているデータは、Aヘッド8およびBヘッド9に
より交互に走査されて再生される。
そして各磁気ヘッドにより得られた再生信号データは録
再アンプ7を通り、復調回路11により復調され、後述
するセレクタ(SEL>23を通り、メモリライト回路
12に送られ、エラー訂正回路13でエラーの訂正処理
を受ける。モしてデ・インターリーブ回路15でデ・イ
ンターリーブされた後、補正回路16を通り、D/A変
換されてアナログ信号として出力される。
そして本実施例装置では、セレクタ23が復調回路11
から送られる信号とエラー発生回路(EG〉24から送
られる信号とをタイミング回路20′から送られるセレ
クタ切替信号により選択する。
通常の再生において、セレクタ23は、常に復調回路1
1からの信号を選択するが、早送りあるいは巻き戻し再
生を行なう場合には、セレクタ切替信号に従って前記2
つの信号を選択する。
第2図は通常速度の6倍のテープ速度により早送り再生
を行なった場合の各信号を示す図である。
この図かられかるように、録再アンプ7の出力(R/P
出力)には、バースト状の再生信号データSA+ 、S
A2 、SB4・・・が現われ、復調回路]1の出力(
DMO[)出力)に、それぞれの復調データが1qられ
、セレクタ23へ入力される。
セレクタ23では、シリンダ回転周期内で同一形状の復
調データの1集団(ここではSAD>が選択され、それ
以外の時間領域には、エラー発生回路24からの信号が
選択され、メモリライト回、  路12へ入力される。
エラー発生回路24は、エラー訂正回路13が訂正不能
なエラー信号として認識するような信号を発生するもの
である。ここでエラー訂正回路13は正論理のパリティ
計算によりエラー訂正を行なっているため、エラー信号
はロジックレベルの「1」に固定された信号と考えて良
い。
したがってセレクタ23の出力は、唯一復調データSA
+が出現する形となり、それがエラー訂正処理を受ける
ことになるが、他の領域はすべて訂正不能な誤りと判定
されるため、復調データSA1以外には補正フラグがつ
けられる。
そしてデ・インターリーブ回路15によりデ・インター
リーブが実行され、補正回路16により補正処理が実行
されることにより、復調データSA1を基にした波形再
匂がなされ、D/A変換回路17から充分認識できる程
度の再生音を得ることができる。
なお第2図では、同一系統の復調データとしてSADを
選んでいるが、この場合、SA2でもS84でも構わな
い。要は記録時と異なるインターリーブブロックが構成
されるときに、予め定められた記録トラックの復調デー
タのみを有効とすればよい。
なお本実施例では磁気テープの走行速度を通常の6倍と
して説明したが、本発明はそれ以外の速度であっても同
様に実施することが可能であり、セレクタ切替信号をそ
の速度に応じた形で与えてやれば良い。
たとえば磁気テープの走行速度が通常の3倍である場合
には、第3図に示したように、3トラツク目ごとに磁気
ヘッドの走査が行なわれるため、第4図に示したように
SA+とSA4とが選択されるようなセレクタ切替信号
をタイミング回路20′から送れば良い。
したがってセレクタ切替信号は常に同じ形とは限らず、
磁気テープの走行速度が任意に変化する場合にあっても
、その速度に対応する形の信号が与えられる。
また先の実施例では、メモリライト回路12にエラー信
号を直接入力することにより、必要なデータ以外はエラ
ー訂正回路13で誤りと判定され、補正フラグがつけら
れるようにしているが、訂正処理を行なうときに必要で
ないデータに関する処理は、強制的にエラーとして直接
補正フラグがつけられるようにしても良い。この場合に
も前述したセレクタ切替信号と同様に有効とすべきデー
タ領域を扱出すような信号でエラー訂正回路13を制御
することになる。
次に記録時と異なる速度で磁気テープを走行させた場合
に、あらかじめ定められた記録トラックのデータを一定
の状態で再生できるようにトラッキングをコントロール
する方法について説明する。
まず本実施例装置のトラッキング用信号作成回路21′
の具体的な構成を第5図に示す。
同図において、25は再生データからトラッキング修正
に使用するための制御信号を選択する制御信号選択回路
、26は再生するトラックのパイロット信号と両隣接す
るトラックから漏れるパイロット信号を検出するパイロ
ット信号検出回路である。
また27は再生データから同期信号を検出する同期信号
検出回路であり、同期信号を検出した場合にサンプリン
グパルスを2つ出力する。
ざらに28はこのサンプリングパルスのタイミングで、
両隣接トラックからのパイロット信号の漏れ量を比較し
、その誤差信号を出力する誤差信号発生回路である。
第6図ないし第9図は、記録時の2倍、3倍、4倍およ
び5倍の速度でテープを走行させた場合の記録トラック
A、8、・・・と再生ヘッドA、Bの軌跡を示す図であ
る。
ここで第7図、第9図に示すように3倍あるいは5倍の
速度で磁気テープを走行させると、Aヘッドはトラック
Aの始めの制御情報S部分、BヘッドはトラックBの始
めの制御情報S部分を通り、そのとぎ各磁気ヘッドはト
ラック幅の中心を通るところが第6図、第8図に示した
ように2倍4倍の速度で磁気テープを走行させると、A
ヘッドはAトラックの始めの制御情報S部分ではトラッ
ク幅の中心を通るが、Bヘッドは始めの制御情報S部分
にトラックBを通らずトラックAを通る。
ところがトラックAはAヘッド、トラックBはBヘッド
によらないと信号が再生できないように記録しであるの
で(アジマスの違いによる)、このときトラックBの始
めの制御情報Sを再生することができない。
一方、2〜5倍速で再生した場合、いつでもトラックの
始めの制御情報S部分をAヘッドが通るので、このへヘ
ッドからの信号を使うようにする。
すなわち第5図における制御信号選択回路25は、Aヘ
ッドの制御信号だけを選択するようにしである。
また第10図に示したように、制御信号のパターンはA
″、B′、A″、B″の4種類であり、このうちA″、
A″のトラックへのパターン同士、あるいはB′、B″
のトラックBのパターン同士は、同期信号f2あるいは
f3の長さが異なるもののパイロット信号f1の位置は
同じである(第10図においては、aとC1あるいはb
とd)。
そして再生しているとぎに両隣接トラックのパイロット
信号の漏れ量をサンプリングするタイミングは、第11
図に示したように、同期信号がと始めした時点と、そこ
から2ブロツク後の時点でおる。
このときへヘッドに注目すれば、Aヘッドは必ずA’、
A″のトラックAの始めの制御情報S部分を通る。
またAヘッドがトラックA′に位置しているとし、へヘ
ッドがトラックA′の始めの制御情報S部分において、
上のトラックB′のf1信@aと下のトラックB″のf
1信号すの境目eの場所で、トラック幅の中心を通るよ
うにすれば、ここを境としてサンプリングの位置は対称
になるので、ヘッドの中心がトラック幅の中心からずれ
ている距離ΔXは、両サンプリング点で等しくなる。
そして記録トラック方向とヘッドの軌跡とのなす角をθ
とすると、 ΔX=λtanθ という関係から、トラック幅の中心からのずれ量ΔXを
表わすことができる。
ここではθが等しいので、tanθは定数と見なすこと
ができる。
そしてトラック幅の中心から各サンプリング点までの距
離℃が等しいと、各サンプリング点てトラック幅の中心
からのずれ量ΔXは等しくなる。
したがって両隣接トラックのパイロット信号の漏れ量も
等しくなるので、ヘッドの中心がこの境目eでトラック
幅の中心にあればエラー信号はrOJとなり、第5図に
おけるテープ走行調整回路18には何も作用せず、次の
トラックA //の始めの制御情報Sを再生するまでは
そのままの速度で磁気テープが走行する。
一方、第11図において、仮にヘッドの中心が境目eで
トラック幅の中心よりも上にずれていた場合には、上の
トラックB′のf1信号aの漏れ量は多くなり、下のト
ラックB′/からのf信号すの漏れ量は少なくなるので
、エラー信号が「1」になる。
これを前記テープ走行調整回路18に送り、次にAヘッ
ドがトラックALLで始めの制御情報Sを再生するとき
に、ヘッドの中心が境目eでトラック幅の中心を通るこ
とができるように磁気テープの走行速度を調節、すなわ
ち少し遅くする。
そして磁気テープの走行速度を2.3.4、・・・倍と
変更していくと、倍数によっては、トラックの終りの制
御情報Eを再生できるものがある。
そのときトラックの終りの制御情報E部分では、ヘッド
はトラック幅の中心を通っていないので、エラー信号が
「1」になり、ヘッドがトラックの中心を通るようにテ
ープ走行調整回路18に作用することにより、倍速のト
ラッキングがずれてくる。
このためトラックの終りの方では、ATFが働かないよ
うにしておく必要がある。
第5図における制御信号選択回路25は、この切替を行
なう。
たとえばシリンダからのシリンダPG信号と、これを逓
倍した信号から、Aトラックの始めの制御情報Sのみを
通過させる信号を作り、この信号で制御信号にゲートを
かけ、選択された制御信号を使ってトラッキングコント
ロールを行なうようにする。
なお、制御信号選択回路25は、トラックAの始めの部
分以外の制御情報、トラックBの始めSあるいは終りE
の情報により動作するように構成してもよい。
また奇数倍速の場合には、A、8両トラックの信号によ
り動作するように構成してもよい。
要するに1トラツク上に複数存在する制御信号のうち、
1箇所の制御信号を選択するとともに、A、8両トラッ
クのうちの片方のトラック(再生速度によっては2つの
トラック)を選択するように制御信号選択回路25が動
作し、ここから得られた制御信号の情報を用いて、トラ
ッキングコントロールを行なえばよい。
[発明の効果1 以上説明したように本発明のDATは、記録時と異なる
速度で磁気テープを走行させつつ再生を行なうにあたり
、あるトラックの信号を一定の状態で再生できるよう制
御信号を選択してトラッキングコントロールを行ない、
磁気ヘッドから再生される再生信号データが記録時と異
なった組合せにおいてインターリーブブロックを構成す
る場合、任意の記録(・ラックより得られた再生信号デ
ータのみを有効なデータとして補正処理を行なうので、
記録時と異なる磁気テープの走行速度においても一定の
状態でトラッキングコントロールが実行され、録音され
た内容が認識できる程度の音を再現することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例装置の構成を示すブロック図
、第2図は同実施例装置における各信号の波形を示す図
、第3図は同実施例装置において3倍速の早送り再生を
行なった場合の磁気ヘッドの走査状態を示す図、第4図
は同実施例装置において3倍速の場合の各信号の波形を
示す図、第5図は同実施例装置におけるトラッキング用
信号作成回路の構成を示す図、第6図〜第9図は同実施
例装置において2〜5倍速で磁気テープを走行させてい
る場合の記録トラックと磁気ヘッドの軌跡を示す図、第
10図は同実施例装置における制御信号のパターンを示
す図、第11図は同実施例装置において所定のトラック
を再生している場合のトラックのパイロット信号とサン
プリングのタイミンクを示す図、第12図は従来のDA
Tの構成を示すブロック図、第13図は同従来装置にあ
けるインターリーブ処理の一例を説明するための図、第
14図は同従来装置における記録信号のフォーマットを
示す図、第15図は同従来装置における磁気テープのデ
ータ記録状態を示す図、第16図は同従来装置における
録再アンプの出力波形を示す図、第17図は同従来装置
における制御信号のパターンを示す図、第18図は同従
来装置において記録時と異なる速度で再生を行なってい
る場合、通常の速度で再生を行なっている場合のそれぞ
れの記録トラックとヘッドとの軌跡を示す図、第19図
は同従来装置において6倍速再生時の磁気ヘッドの操作
状態を示す図、第20図は同従来装置において6倍速再
生時の録再アンプの出力波形を示す図である。 1・・・・・・・・・A/D変換回路 2・・・・・・・・・インターリーブ回路3・・・・・
・・・・メモリ 4・・・・・・・・・パリティ発生回路5・・・・・・
・・・フォーマツタ 6・・・・・・・・・変調回路 7・・・・・・・・・録再アンプ 8・・・・・・・・・プラスアジマスヘッド9・・・・
・・・・・マイナスアジマスヘッド10・・・・・・・
・・磁気テープ 11・・・・・・・・・復調回路 12・・・・・・・・・メモリライト回路13・・・・
・・・・・エラー訂正回路14・・・・・・・・・メモ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダに装着された磁気ヘッドが前記シリンダ
    に巻き付けられて走行する磁気テープ上の記録トラック
    から逸脱しないように前記磁気テープの走行速度および
    前記シリンダの回転速度を制御しつつデータの再生を行
    なうように構成された回転ヘッド方式ディジタルテープ
    レコーダにおいて、前記磁気テープ上の記録トラックに
    記録された制御信号を用いてトラッキングを制御するト
    ラッキング制御手段と、前記磁気ヘッドにより再生され
    るデータ中の誤りを検出し、その補正を図る信号処理手
    段と、前記データに誤りが存在しなくても強制的に誤り
    が存在するとして前記信号処理手段にデータ補正の処理
    を行なわせる補正制御手段とを備え、前記磁気テープを
    再生するにあたり前記磁気ヘッドが記録時と異なる速度
    で走行する磁気テープを走査する場合に、前記磁気テー
    プの走行速度に応じて予め設定された記録トラックから
    再生される信号データのみを有効とするように前記信号
    処理手段が動作するように構成されていることを特徴と
    する回転ヘッド方式ディジタルテープレコーダ。
JP29762985A 1985-12-29 1985-12-29 回転ヘツド方式デイジタルテ−プレコ−ダ Pending JPS62157303A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0319218A2 (en) * 1987-12-01 1989-06-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data reproducing apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0319218A2 (en) * 1987-12-01 1989-06-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data reproducing apparatus
EP0319218A3 (en) * 1987-12-01 1991-07-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data reproducing apparatus

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