JPS62157056A - 印刷用原版 - Google Patents

印刷用原版

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Publication number
JPS62157056A
JPS62157056A JP29750985A JP29750985A JPS62157056A JP S62157056 A JPS62157056 A JP S62157056A JP 29750985 A JP29750985 A JP 29750985A JP 29750985 A JP29750985 A JP 29750985A JP S62157056 A JPS62157056 A JP S62157056A
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JP
Japan
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photoconductor layer
printing
plate
original plate
coating
Prior art date
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Pending
Application number
JP29750985A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Iijima
飯島 章雄
Noriyasu Kita
喜多 紀恭
Yasuo Kojima
児島 康生
Yoshiyuki Shirai
白井 美幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光導電性物質を用い、電子写真法によりトナー
画像を形成後、非画像部の光導電体層をアルカリ性物質
/又はアルコール類を主成分とする溶液で除去する製版
工程により印刷版とする印刷用原版の改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕
トナー画像形成後、非画像j不の光4電体層の除去を行
う型の印刷用原版は既に数多く知られている。
例えば、特公昭37−17162号、同38−6961
号、同38−7758号、特開昭50−19509号、
同50−19510号、同52−2437号、同54−
134632号、同54−145538号、同55−1
05254号、同55−153948号、同55−1.
61250号、同56−146145号、同56−19
063号、同56−29250号、同57−16186
3号、同58−76843号、同5g−76844号、
同59〜125751号、同59−176756号等に
記載の印刷用原版が挙げられる。
しかしながら、これらの印刷用原版は共通して次のよう
な欠点を有している。即ち、湿度に対する耐性が悪く、
およそ相対湿度80%哩度以上の比較的高湿度の雰囲気
中で保存された印刷用甲板では電荷受容性の低下、感度
の低下等を起し、正常な画像が得られない。
また、比較的乾燥した雰囲気中で保存された印刷用原版
でも、およそ相対湿度80%程度以上の比較的高湿度の
雰囲気中で製版した場合にはやはり正常な画像が得られ
ない。
本発明台等は印刷用原版の耐湿性の改良を主たる目的と
して鋭意研究した結果、光導電体層中に残留する塗布溶
剤の吊と関係があり、更にこの量を光導電体層の全車’
+fに対し3 、0 市−’+に%以下にすることによ
り昔しく耐湿性が向上することを見出し本発明にいたっ
た。
C発明の目的〕 本発明の目的は、改良された耐湿性を有する印刷用1県
版を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の目的は、導電性支持体上に光導電体と、ツを有
し、トナー画像形成後、非画像部の光導電体層を除去し
印刷版を作成する印刷用原版に於て、該印刷用原版の光
導電体層中に残留する塗布溶媒のり11が全光導電体層
の重量に対し3.0重量%以下であることを特徴とする
印刷用原版によって達成される。
本発明に依る印刷用原版を作成するには、支持体上に光
導電体層を塗設後、一定の乾燥条件で強制的に乾燥を施
すことによって得られる。−例として塗布溶剤としてエ
チレングリコールモノエチルエーテルを使用し、固形分
濃度の25重量%の光導電体層形成用溶液を支持体上に
塗布時膜厚20μmに塗布した場合、室温自然乾燥24
時間後、内温を90℃に設定した乾燥器内で乾燥した場
合の乾燥時間と光導電体層中に残留するエチレングリコ
ールモノエチルエーテルの量との関係を第1図に、該乾
燥時間と電荷受容量との関係を第2図に示す。
これらの図から、エチレンクリコールモノエチルエーテ
ルの残留量がおよそ30重1%まで減少するに従って電
荷受容量か上昇し、そこで一定しf二状態になることが
わかる。他の塗布用溶媒におし)でも、その残留量が3
.0重量%以下ではこのような一定した状態になる。
本発明の光導電体層に使用できる光導電体層用樹脂とし
ては、特開昭54−134632号、同55−1052
54号、同55−153948号、同55−16125
0号、同5B−19063号等に記載のフェノール樹脂
、特公昭37〜17162号、同38−6961号、特
開昭50−19509号、同50−19510号等に記
載のスチレン−無水マレイン酸樹脂、酢酸ビニル−クロ
トン酸共重合体、酢酸ヒニルー無水マレイン酸共重合体
樹り旨、特開昭57−161863号、同58−768
43号、同58−76844号等に記載のアクリル酸樹
脂等のアルカリ可溶性樹脂が挙げられる。
本発明の光導電体層に使用できる光導電性物質としては
、特開昭57−100435号、同57−100436
号、同57−102635号、同57−102637号
、同57−102638号、同57−102639号、
同57−138644号、同57−13864’5号、
同57−138646号、同54−158725号等に
記載のヒドラゾン化合物、特開昭57−102641号
、同57−102659号、同57−102660号、
同57−1022661号、同57−101846号等
に記載のアントラセン化合物、特開昭57−10265
1号、同54−104703号等に記載のンビニルベン
ゼン化合物、特開昭57−102627号、同57−1
02652号、同57−102653号、同56−22
437号等に記載のフルオレノン化合物、特開昭57−
102642号、同57−102643号、同57−1
0’2650号等に記載のジアリールメタン化合物、特
開昭57−124353号、同57−124354号等
に記載のトリスアゾ顔料、特公昭:a7−17162号
、同38−6961号、特開昭55−161250号等
に記載のオキサゾール化合物、特開昭56−79669
号、同56−80051号等に記載のピラゾロン化合物
、特開昭56−29586号、同56−29587号、
同56−35141号等に記載のピリリウム化合物、カ
ルバゾール化合物及び酸化亜鉛、特開昭47−3033
0号、同56−5552号等に記載のペリレン顔料、特
開昭47−30331号等に記載のキナクリドン顔料、
特開昭47−18543号等に記載のビスベンズイミダ
ゾール顔料、特開昭47−18544号、同55−98
754号、同55−126254号、同55−1635
43号等に記載の芳香族多縮合環化合物、特公昭44−
16474号、同48−30513号、特開昭56−3
21465号等に記載のアゾ顔料、特公昭50−743
4号、特開昭47−375443号、同55−1171
5号、同56−1944号、同56−9752号、同5
6−2352号、同5B−80050号等に記載のジス
アゾ顔料、特公昭44−12671号、同40−278
0号、同52−1667号、同46−30035号、同
49−17535号、特開昭49−11136号、同4
9−99142号、同51−109841号、同57−
148745号等に記載のフタロシアニン顔料があり、
これらを単独又は二種以上を混合して使用することがで
きる。
更に本発明において、感度又は感光波長域を調節する目
的で増感剤を併用でき、これらの増感剤としでは特開昭
47−30330号、同47−30331号、同47−
30332号、同55−161250号等に記載の電子
供与性物質、特開昭47−30330号、同55−15
3948号等に記載の電子受容性物質、又ローズベンガ
ル、エオシンS1フルオレセイン、フロキシン等のギサ
ンテン系染料; ブロムフェノールブルー、ブロムクレ
ゾールパープル、クロロフェノールレッド等のフェノー
ルスルホフタレイン系染料: アルファズリン2G、ボ
ンタンルブリリアントブルーFCF、アノッドバイオレ
ソト6B等のトリフェニルメタン系染料; オーラミン
等のジフェニルメタン系染料、 アクリジンイエロー、
アクリジンオレンジ等のアクリジン染料: スルフオロ
ーダミンB、アシッドエオシンG等のローダミン系染料
等の各種染料がある。これらのうち特に効果的に増感が
でき、かつ同時にアルカリ性溶液による光導電体層の除
去を阻害しない又は促進できるという点において安息香
酸、フタル酸、マレイン酸、フマル酸等の有機カルボン
酸及びそれらの無水物が特に好ましい。
本発明の光導電体層におけろ積1脂と光導電性物質との
重量比率は1.1〜10・1の範囲が適当であり、光導
電体層の塗布溶媒としては光導電体層用樹脂を溶解する
ものであれば特に制限はなく、例えばアセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、ノクロヘキザ
ノン等のケトン頌、エチレングリコールモノメチルエー
テル、2−メトキシエチル酢酸等のグリコールエーテル
類、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル碩ニジオキサ
ン、ジメヂルポルムアミド等を用いることかてさる。
次に本発明の印刷用原版に用いられろ支持体としては、
アルミニウム板、亜鉛板、クロムメッキ等により表面処
理された鉄板、あるいは銅−アルミニウム板、銅−ステ
ンレス阪、クロム−洞等のバイメタル板、又はクロム銅
−アルミニウム板、クロム−鉛−鉄板、クロム−銅−ス
テンレス仮等のトライメタル板、導電化剤を含有する祇
、樹脂層をアルミニウム等の金属板ではさんた三腎板等
の親水性表面を有する導電性基板を用いることができる
。特に好ましいのは、少なくとも表面にアルミニウムの
層をイfし、このアルミニウムの層の表面が砂目立てさ
れ、砂目立てされた表面の中心線平均粗さくRa)が0
.2〜0.8μmの範囲にある支持体である。更に好ま
しいのは、少なくとも表面にアルミニウムの層を有し、
このアルミニウムの層の表面が砂目立てされた後、親水
化処理(例えば陽極酸化)され、更に封孔処理された表
面を有し、この表面の中心線平均粗さくRa)が0.2
〜0,8μmの範囲にある支持体である。
アルミニウム層の表面の砂目立ては、塩酸、硝酸、硫酸
、リン酸等の電解溶中における電解研磨、あるいはボー
ル研磨、ブラシ研磨、プレス研磨、ホーニング研磨等の
機械的研磨法によるものが包含される。また、砂目立て
に続く酸化皮膜形成処理では酸化皮膜の量として10〜
50mg/d+”、より好ましくは20〜30mg/d
m’のものが好ましく、更に熱水、珪酸塩、燐酸塩、弗
化シリコン酸塩等により封孔処理を行ったアルミニウム
板が好ましい。
ここで中心線粗さくRa)とは、ドイツ規格DIN47
68に示されているように粗さプロファイルにおける中
心線からの該プロファイル上の各点への距離の絶対値の
相加平均であり、(苗方向の中心線をX軸とし、縦方向
をY軸とし、祖さプロファイル上の点を(X、Y)で表
わしたとき、測定長さQmについて下記式で求められる
Ra値をμm単位で表わしたものであり、 例えばベルテン(Perthen)社製、ベルトメータ
ー (Perthometer)S 5 Pで測定てき
る。
アルミニウム板は必ずしも支持体全部がアルミニウムで
ある必要はなく、支持体の表面がアルミニウム板であれ
ばよい。例えばアルミニウムー紙、アルミニウムー樹脂
のような二層板あるいはアルミニウムー紙−アルミニウ
ム、アルミニウムー虜脂ベースーアルミニウムのような
二層板等の多、響板でもよいか、これらの場合、祇又は
樹脂ヘースは導電化剤を含有していることが望ましい。
感光液(光導電体層用塗布組成物)の支持体へ、二・゛
塗布方法、塗布1(光導電体層の膜厚)等は常法に従え
ばよく、塗布方法としてはロールコータ−による塗布、
アプリケーター塗布、ワイヤーバー塗布、カレンター塗
布、ポワラー塗布等を適用すればよく、塗布mは乾燥後
の膜厚で2〜10μmが適当である。
本発明による印刷用原版を印刷版にするには、帯電、露
光、トナーの付着を順次行って画像部と非画象耶を杉戎
し、この後例えばアルカリ液にて非画像1下に対応する
光導電体層を除去する。この除去に際してはアルカリ液
中に浸漬後、水洗しながら版面をスポンジ、ブラン等に
より軽く擦ることが好ましい。そしてこの溶出により画
像部が形成された後、乾燥して印刷版が作成されるが、
この際非画像部の除去の後に加熱すれば画像部の先導電
体層の樹脂がより良く硬化されるのて耐刷ツノを一層向
りできる。
上記アルカリ液としては、水及び/又は有機溶媒中に無
機及び/又は有機のアルカリ性物質を溶解した溶液が使
用できろ。
無機のアルカリ性物質としては、アンモニア、アルカリ
金属及びアルカリ土類金属の水酸化物、例えば水酸化ア
ンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化カルノウム、水酸化ストロンチウム、あるいは燐酸ア
ルカリ塩、例えば燐酸ナトリウム、燐酸カリウム、ある
いは珪酸アルカリ塩、例えば珪酸ナトリウム、珪酸カリ
ウムか挙げられる。
有機の塩基性物質としては、トリメチルアミン、エチル
アミン、ンエチルアミン、トリエチルアミン、プロピル
アミン、ブチルアミン、イソブチルアミン、ジブチルア
ミン、トリブチルアミン、ンイソブチルアミン、オクチ
ルアミン、ジオクチルアミンのような第一級、第二級及
び第三級の低級飽和アミン、更にピペリジン、N−メチ
ルピペリジン、N−エチルピペリジン、モルホリン、あ
るいはエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエ
タノールアミン、N−メチルジェタノールアミン、N−
エチルジェタノールアミンのようなアミルアルコール、
あるいはエチレンジアミン、ジエチレン−トリアミン、
トリエチレン−テトラミンのようなジアミンやポリアミ
ン、更にジメチルポルムアミドの様な低級置換アミドが
挙げられる。
これらのアルカリ性物質を溶解、希釈する溶媒としては
水及び/又は有機溶剤が用いられる。この存置溶媒とし
ては、ジブチルエーテル、エチルブチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン
のようなエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、
ジプロピルケトンのような低級ケトン類; 酢酸メチル
、酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、酪酸
メチル、酪酸エチルのような低級エステル類;及びメタ
ノール、エタノール、プロパツール、イソプロパツール
、イソブタノール、エチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、グリセリン、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルの
ようなアルコール基を含むものが挙げられる。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて更に詳細に本発明を説明するが、
これにより本発明の実施態様が限定されるものではない
(実施例−I) 以下の手順により光導電体層形成用分散液を作成した。
まず下記構造式を有するアルカリ可溶性樹脂4重ffl
 ilをエチレングリコールモノメチルエーテル20重
量部に溶解後、ろ紙にてろ過した。
Q:m:n= I :2 : 1 平均分子量約2,000 この溶液にε型銅フタロシアニン(東洋インキ社製、L
iophoton −EK ) 1重量部を添加後、ガ
ラスピーズにて30分分散し分散液を作成した。この分
散液を電解研磨により、表面平均粗さくRa)が0.6
μmに砂目立てされた後、陽極酸化され更に熱水で封孔
処理されたアルミニウム板上にワイヤーバーで塗布時膜
厚25μmに塗布し、室温(20℃)放置乾燥24時間
後、内温か90℃に設定された乾燥器に入れ、30分間
乾燥し実施例−1の印刷用原版を作成した。
(実施例−2) 以下の処方により光導電体層形成用分散液を作成した。
まず下記構造式を有する樹脂6重In部をエチレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート25重量部に溶解
後、ろ過した。
Il:n= l :3 平均分子量約2,000 この溶液にβ型銅フタロシアニン(チバガイギー社製、
クロモフタルブルー4GN)1重量部を添加後、ボール
ミルにて24時間分散を行い分散液を得た。この分散液
を液体ホーニング方式により、表面平均粗さくRa)を
04μmに砂目立てした後、陽極酸化処理し、更ににケ
イ酸水溶液により封孔処理したアルミニウム板上にワイ
ヤーバーで塗布時膜厚24μmに塗布し、室温(20℃
)乾燥1時間後、内温か120℃に設定された乾燥器に
入れ、1時間乾燥し実施例−2の印刷用原版を作成した
(実施例−3) 下記構造式を有する2種類の高分子化合物をそれぞれ5
.25重量部、15.5重量部ずつをエチレングリコー
ルモノエチルエーテル75重量部に溶解後、ε−型銅フ
タロシアニン(東洋インキ社製!、1oph−oLon
 −EK )4.25重量部添加し、サンドグラインダ
ーにて8時間分散を行い、光導電体層形成用分散液を作
成した。
ff:m:n= 4 +3.6:2.4平均・分子量約
4,000〜5000 Q:m:n= 3 :4.2:2.8 平均分子量約4,000〜6000 この分散液を表面が平均粗さくRa)で0.6μmにな
るように砂目立てし、陽極酸化処理し、更に熱水封孔処
理した0、3mmの厚さを持つコイル状アルミニウム板
上に内温か110℃に設定された15mの乾燥ゾーンを
持つダブルロール方式のコーク−ヘッドを装着した長尺
塗布機により0.5m/分の速度で塗布時膜厚25μm
に塗布・乾燥し、実施例−3の印刷用原版を作成した。
(実施例−4) 下記構造式を有する有機光導電性物質、バインダー及び
増感剤を下記溶剤に溶解し、光導電体層形成用感光液を
作成した。
Q二m:n= 3 : 2 + 5 平均分子量 約10万 ローダミン−B         0.04重量部1.
2−ジク【1ルエタン:エチレングリコールモノエチル
エーテル−1:2     16重量部この溶液を実施
例−1で使用したものと同じ支持体上に、内部に2KW
のヒーターのあるホワラーにより塗布時膜厚25μmに
塗布後、直ちに内温か120℃に設定された乾燥器に入
れ30分乾燥し、実施例−4の印刷用原版を作成した。
(実施例−5) 下記構造式を有する有機光導電性物質、バインダー及び
増感剤を下記溶剤に溶解し、光導電体層形成用感光液を
作成した。
ローダミン−〇        0.04重量部1.2
−ジクロルエタン:エチレングリコールモノメチルエー
テル−1:2    16重[4部この溶液を電解研磨
により平均表面粗さくRa)が0.6μmに砂目立てさ
れ、かつ26mg/dm’の酸化皮膜を有する厚さQ、
3+nmのアルミニウム板上に塗布時膜厚25μmにワ
イヤーバーで塗布後、室温(20℃)放置16時間後、
内温が100℃に設定された乾燥器に1時間入れて乾燥
し、実施例−5の印刷用原版を作成した。
(実施例−6) 下記構造式を有する有機光導電性物質、バインダー及び
増感剤を下記溶剤に溶解し、光導電体層形成用感光液を
作成した。
2重積部 ローダミン−B’        0.05重量部ジメ
トキシエタン       10  重量部シクロヘキ
サノン      10  重量部この溶液を実施例−
5で使用したものと同じ処理のされたコイル状のアルミ
ニウム板上に内温か110℃に設定された長さ15mの
乾燥ゾーンを持つダブルロール方式のコーターヘッドを
装置した長尺塗布機により0.5m/分の速度で塗布時
膜厚30μmに塗布し実施例−6の印刷用原版を作成し
た。
(比較例−1) 実施例−1で作成した光導電体層形成用分散液を実施例
−Iと同様の処理のされたアルミニウム板上に同様に塗
布を行なった。塗布後の乾燥を室温(20℃)放置24
時間後、内温が90℃に設定された乾燥器に入れ、5分
間乾燥することにより行ない、比較例−1の印刷用原版
を作成した。
(比較例−2) 実施例−2で作成した光導電体層形成用分散液を実施例
−2と同様の処理のされたアルミニウム板上に同様に塗
布を行った。塗布後の乾燥を室温(20℃)放置1時間
後、内温が100℃に設定された乾燥器に入れ、2分1
m乾燥する条件で行ない、比較例−2の印刷用原版を作
成した。
(比較例−3) 実施例−3と同様の処理されたコイル状のアルミニウム
板を15mの乾燥ゾーンを持つダブルロール方式のコー
ターヘッドを装置した長尺塗布機に取り付け、乾燥ゾー
ンの温度を80℃に設定後、実施例−3の光導電体層形
成用分散液を3m/分の速度で塗布時膜厚25μmに塗
布・乾燥し、比較例−4の印刷用原版を作成した。
(比較例−4) 実施例〜4で作成した光導電体層形成用分散液を実施例
−4と同様の処理のされたアルミニウム板上に同様に塗
布を行なった。塗布後の乾燥を室温(20℃)放置24
時間後、内温か90℃に設定された乾燥器に入れ、5分
間乾燥することにより行ない、比較例−4の印刷用原版
を作成した。
(比較例−5) 実施例−5で作成した光導電体層形成用分散液を実施例
−5と同様の処理のされたアルミニウム板上に同様に塗
布を行った。塗布後の乾燥を室温(20℃)放置1時間
後内温が100℃に設定された乾燥器に入れ、1分間乾
燥により行ない、比較例−5の印刷用原版を作成した。
(比較例−6) 実施例−6と同様の処理のされたコイル状のアルミニウ
ム板を15mの乾燥ゾーンを持つダブルロール方式のコ
ーターヘッドを装着した長尺塗布機に取り付け、乾燥ゾ
ーンの温度を80℃に設定後、実施例−6の光導電体層
形成用分散液を4m/分の速度で塗布時)1ご厚25μ
mに塗布し乾燥し、比較例−6の印刷用原版を作成した
(比較例−7) 比較例−3で作成した印刷用原版を長尺塗布機による塗
布後直ちに、内温が60℃に設定された乾&Dに入れ、
24時間更に乾燥を行ない比較例−7の印刷用原版を作
成した。
以上実施例1〜7、比較例1〜7で作成した印刷用原版
はいずれも概ね乾燥されており表面にベタつきはなかっ
たがガスクロマトグラフィーにより光導電体層中に残留
する塗布溶媒の量を測定したところ以下の表1に示す結
果であった。
表1 残留溶媒量 (光導電体層の重h1に対する 重量%で表示)(実施
例−7) 比較例−3で作成した印刷用原版と同じ処方、同じ条件
で作成した印刷用原版を一旦コイル状に巻取った。この
コイルを再びほどきなから内温か100℃に設定された
長10mのオーブン中を0.5m/分の速さで通過させ
再びコイル状に巻き取り実施例−7の印刷用原版を作成
した。
次にこれらの印刷用原版を電子写真製版機を用いて温度
23℃、相対湿度48%の室内で製版を行なったところ
、実施例1〜7及び比較例1〜7はいずれも正常なトナ
ー画像が得られ、次工程のアルカリ水溶液(小西六写真
工業(株)製ポジ型PS版用現像液5DP−1,7倍希
釈液)により非画像部の光導電体層の除去も可能であり
、正常な画像を有する印刷版が得られた。
次に、これらの印刷用原版を温度23℃、相対湿度90
%の室内で同様に製版を行なったところ実施例1−7の
印刷用原版は正常な画像が得られたが、比較例1〜7の
印刷用原版はいずれも版面帯電量が十分に乗らず、きわ
めてトナー量の少ないトナー画像しか得られず、これら
の薄いトナー像は次工程のアルカリ水溶液(小西六写真
工業(株)製ポジ型PS版用現像液5OP−1,7倍希
釈液)による非画像部の光導電体層の除去の際、流出し
てしまい正常な画像が得られなかった。
又、別の実験として、実施例1〜7及び比較例1〜7の
印刷用原版を温度23℃、相対湿度80%の空調室に7
2時間保存後、温度23℃、相対湿度48%ハ宏山嘔μ
邂県口L′^1−訓嘔太に−もしマア巾He 1721
1〜7の印刷用原版は正常な画像が得られたが、比較例
1〜7の印刷用原版はやはりトナー量の少ない画像しか
得られず、次工程のアルカリ水溶液による非画像部の除
去の際、画像が流出してしまった。
〔発明の効果〕
本発明により、印刷用原版の耐湿性、すなわち、印刷用
原版を高湿度(相対湿度がおよそ80%以上)の雰囲気
中に保存することによる電荷受容性の低下及び感度の低
下、並びにこれらに起因して印刷版上で正常な画像が得
られなくなる欠点が改良される。
また、本発明の印刷用原版は次の■ないし■項に記した
品質を有する。
■ 電荷受容性に浸れ、かつ高感度である。
■ 残留電位が少なく地汚れが少ない。
■ 容易に非画像部(トナー画像部以外の部分)の光導
電体層が除去できる。
■ 印刷適性に優れ、かつ高耐刷性を有する。
■ 経時安定性に優れる。
■ 光導電性物質を選択することにより(例えば銅フタ
ロシアニン)低出力レーザー(例えばHe−Neレーザ
ー光、半導体レーザー光等)による記録が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は塗布溶媒としてエチレングリコー
ルモノエチルエーテルを用いたときの、前者は乾燥時間
と光導電体層内の残留溶媒量との関係を示すグラフ、後
宮は乾燥時間と版面帯電量との関係を示すグラフである
。 出願人  小西六写真工業株式会社 第1図 乾燥時間(介) 第2図 乾燥時rIA(旬

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電性支持体上に光導電体層を有し、トナー画像形成後
    、非画像部の光導電体層を除去し印刷版を作成する印刷
    用原版に於て、該印刷用原版の光導電体層中に残留する
    塗布溶媒の量が全光導電体層の重量に対し3.0重量%
    以下であることを特徴とする印刷用原版。
JP29750985A 1985-12-28 1985-12-28 印刷用原版 Pending JPS62157056A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790648A (en) * 1980-11-27 1982-06-05 Fuji Photo Film Co Ltd Production of lithographic printing method and photosensitive material for lithographic printing for use in said method

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790648A (en) * 1980-11-27 1982-06-05 Fuji Photo Film Co Ltd Production of lithographic printing method and photosensitive material for lithographic printing for use in said method

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