JPS621569Y2 - - Google Patents

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JPS621569Y2
JPS621569Y2 JP13211985U JP13211985U JPS621569Y2 JP S621569 Y2 JPS621569 Y2 JP S621569Y2 JP 13211985 U JP13211985 U JP 13211985U JP 13211985 U JP13211985 U JP 13211985U JP S621569 Y2 JPS621569 Y2 JP S621569Y2
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ignition electrode
burner
electrode body
ignition
clamp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はブラストリボンバーナの着火電極装置
に関する。
従来の技術 従来のブラストリボンバーナの着火電極装置と
しては、バーナ本体管のバーナ炎口より前方の所
定長さ部分に、電極ロツドを碍子で被包してなる
所定長の着火電極体を並設させ数個所でネジ締め
して取付け、該ロツド先端がバーナ炎口端部の近
接位置で放電を起し着火を行なうものがあつた。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、この従来例によればバーナ全体をオ
ーブンに取付ける際はバーナ炎口は勿論のこと着
火電極体の殆どの部分がオーブン室及びオーブン
の側壁内に挿入されて該側壁に固定されるため、
例えば電極ロツド先端にグラフアイトやその他の
付属物が付着して短絡を生じ着火不良となつた場
合等に、該ロツド先端の清掃及び位置修正を行な
うに電極体のみを取外すことは作業上不可能であ
り、バーナ全体を取外さなければならず作業工数
が大変になるという問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決したブラストリボン
バーナの着火電極装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、オーブン側壁に挿通固定されたバー
ナ本体管に、着火電極体をクランプし、外部より
の操作によりクランプ動作及びクランプ解除動作
を行ないうる構成のクランプ機構を設け、着火電
極体は、電極ロツドを内部に収容する筒体を有す
る構成とし、該着火電極体をオーブン内に挿入し
て取り付けた状態で筒体の先端がクランプ機構と
連結する構成としたものである。
作 用 筒体とクランプ機構とが連結することにより、
筒体を介してクランプ機構を動作させることが可
能となり、然してオーブンの外部よりの操作によ
りクランプ機構をクランプ解除状態とすることが
可能となり、バーナ本体管がオーブン側壁に挿通
固定したまゝの状態で着火電極体だけを取り外す
ことが出来る。
実施例 第1図及び第2図は夫々本考案になるブラスト
リボンバーナの着火電極装置の1実施例を適用し
た該ブラストリボンバーナの正面図及びその−
線に沿う縦断矢視図、第3図及び第4図は夫々
第2図中要部の拡大図及びその−線に沿う縦
断正面図、第5図及び第6図は夫々上記装置の着
脱部の拡大平面図及びその矢印方向に見た正面
図である。
第1図、第2図中、ブラストリボンバーナ1は
大略バーナ本体2と着火電極機構3とより構成さ
れる。バーナ本体2は先に本出願人が実願昭52−
108032号「筒状ブラストリボンバーナ」により提
案したものと同一であり、大略バーナ本体管4
(スロツト状の炎口4aを有する)の前端にソケ
ツト5及び供給管6を介して混合気分配バレル7
(混合気供給口7aを有する)を設け更にバーナ
プレート8を第1図に示す如く偏心的に嵌合され
てなる。
9はオーブンを構成する一の壁で、孔9aに筒
状ウオールボツクス10を貫通固定される。ブラ
ストリボンバーナ1は後述する如くボツクス10
を挿通されてバーナプレート8をボツクス10外
側面にボルト11により締付けて固定される。こ
の場合、供給口7aよりガス及び空気を予め混合
した混合気が供給され、該混合気は更に分配バレ
ル7の可変自在の分配比率に基付き炎口4aの長
手方向複数区域毎にその混合気量を個別に且つ可
変的に供給され、これに比例した高さの炎を形成
して燃焼する。
着火電極機構3は、大略バーナ本体管4に固着
されたクランプ機構12と、これに挿通支持され
る電極体13と、これに回転操作自在に嵌合され
た鎧管14と、該鎧管14の両端に夫々設けられ
た接手15及びブツシユ16よりなり、後述する
如く部品13〜16は着脱部17を構成する。
クランプ機構12は、第13図A,Bに示す形
状を有する。21はブラケツトで、第14図A,
Bに示す如く大なる弓形板部21a及び小なる弓
形板部21bをヨーク21cを介して接合してな
る。22は楔ハウジングで、第15図A,Bに示
す如く、筒体22aの両側に1対の筐体22bを
設け更に各筐体22b対向壁に夫々1対の長孔2
2cを設けてなり、その筒体22aをブラケツト
21の小弓形板部21bに嵌合対接されリベツト
止めされる。23は楔押圧円板で、第16図A,
Bに示す如く、中央の孔23a、1対の偏心案内
溝23b、1対の孔23cを設けられ、その中央
孔23aをブラケツト21の筒体22a一端外周
に回転自在に嵌合される。24は楔スライド円板
で、第17図A,Bに示す如く、中央孔24a、
1対の長孔24bを有し、該中央孔23aをブラ
ケツト21の筒体22a他端外周に嵌合される。
25は1対の四角柱状楔で、夫々一の孔25a、
四角錐台状の凸部25bを有し、夫々ハウジング
22の各筐体22b内に凸部25bを内方として
嵌合挿入される。26は1対のロールスピンドル
で、第19図に示す如くスピンドル27、ナツト
28よりなり、スピンドル27を順次夫々楔押圧
円板23の偏心案内溝23b、楔ハウジング22
の一の長孔22c、楔25の孔25a、他の長孔
22c、楔スライド円板24の長孔24bを挿通
突出させナツト28を螺合取付けてなる。
これにより後述する如く楔押圧円板23の往復
回動時に、各ロールスピンドル26が偏心案内溝
23b、長孔22c,24bに案内されて半径方
向に往復スライドされ各楔25が半径方向に同期
的に往復スライドして電極体13(着脱部17)
のクランプを行なう。
上記クランプ機構12は第3図、第4図に示す
如く、バーナ本体管4の炎口4a端部近傍の該炎
口4aと同一角度位置に対してブラケツト21の
大弓形板部21aを断熱パツキン29を介してボ
ルト30により締付固定される。
電極体13は、第3図〜第5図に示す如く、
夫々耐熱導電材料よりなる1対の電極体部31,
32及びその間の接続子33よりなる。一の電極
体部31は第7図、第8図に示す如く、電極ロツ
ド34,高圧碍子35、ナツト36よりなり、該
ロツド34は先端オフセツト部34a、先端放電
部34b、偏平部34c、ネジ部34dを有し、
又該碍子35は貫通孔35a両端に夫々溝部35
b、ザグリ孔35cを有し且つボス部35dの外
周対称位置に1対の四角錐台状の凹部35eを有
する。従つてその組付法としては、ロツド部分3
4を碍子35の孔35aに挿通突出させ偏平部3
4cを溝部35bに係合させた状態でネジ部34
dにナツト35を螺合して締付ければよく、これ
により上記一の電極体部31が完成される。
他の電極体部32は、第9図、第10図に示す
如く、電極ロツド42、通常碍子43、ナツト4
4、接触端子45よりなり、該ロツド42は割溝
42aを有する先端部42b、偏平部42c、ネ
ジ部42dを有し、又該碍子43は貫通孔43a
両端に夫々溝部43b、ザグリ孔43cを有す
る。従つてその組付法としては、ロツド42を碍
子43の孔43aに挿通突出させ偏平部42cを
溝部43bに係合させた状態でネジ部42dにナ
ツト44、接触端子45を順次締付ければよく、
これにより上記他の電極体部32が完成される。
接続子33は、大略筒形状で、貫通孔33a一
端にネジ孔33bを有する。
上記1対の電極体部31,32、接続子33の
組付法としては、接続子33のネジ孔33bに一
の電極体31のネジ部34d端部を螺合させて固
定すると共に、該接続子33の孔33aに他の電
極体32のロツド42の先端部42bを軸方向変
位自在に挿入設定すればよい。この場合先端部4
2bは割溝42aにより弾性を有するため挿入作
業が容易であると共に接続子33及びロツド42
の導通が確実となり電通ロスが小となる。かくし
て電極体13の三者31〜33は同軸的に略一体
でしかもロツド34、接続子33、ロツド42は
互いに導通状態となる。
鎧管14は、第12図A,Bに示す如く、一の
内管46及び1対の同一径の外管47,48より
なり、該内管46の前端側に一の外管47を所定
長分嵌合させてスポツト溶接により固着させ、更
に該内管46の後端側に他の外管48(1対の長
孔48aを有する)を軸方向変位自在に嵌合した
後1対のセツトネジ49を夫々長孔48aを介し
て内管46にネジ込み両者46,48を固定した
ものであり、これにより三者46〜48は一体と
なる。尚外管47,48は第12図A〜Cに示す
如く、夫々後端部及び前端部の円周等分位置に4
個の軸方向所定長凹部47a,48bを設けられ
る。
接手15は第12図A,Cに示す如く、筒形状
で内周等分位置に4個の軸方向凸部15aを有し
且つ1対のフランジ部に夫々ピン15bを植設さ
れており、上記外管48後端に互いの各凸部15
a、凹部48bを嵌合させて固定される。
上記鎧管14及び電極体13の組付時には、第
5図、第6図に示す如く、鎧管14を電極体13
にその先端が碍子35のボス部35dに当接する
まで嵌合させ、外管47,48の各4個の凹部4
7a,48b内周を夫々碍子43,35外周に嵌
合支持させ、両者13,14を略一体状態とす
る。更に外管47の前端にはブツシユ16が嵌合
され円周4個所のセツトネジ50を各凹部47a
に当接されて固定され、このとき上記各部品13
〜16により着脱部17が構成される。尚周方向
隣接する凹部47a間及び凹部48b間には夫々
4個の軸方向通路47b,48cを形成される。
上記着脱部17は鎧管14の1対のセツトネジ
49を緩めて外管48を内管46に対し軸方向ス
ライドさせればセツトネジ49が相対的に長孔4
8aによりガイドされて互いに周方向位置規制さ
れたまま軸方向伸縮自在であり、セツトネジ49
を再び締めることにより全長を容易に可変設定さ
れる。この場合電極体13は、ロツド42の先端
部42bが接続子33の孔33aに出入スライド
して全長を可変され上記伸縮に追随して同じく容
易に全長を可変設定される。
従つて着脱部17(電極体13)はこれを構成
する各部品の個別寸法はそのままで種々の全長寸
法に可変設定でき、従つて種々の長さの着脱部1
7(電極体13)を得たい場合にこれを構成する
各部品は同一寸法のものを製造すればよく、大量
生産を行ないうると共に、互換性を有する。
尚52はハンドルで、内周等分位置に4個の凸
部52aを有するボス部52b及びハンドル部5
2cより一体形成され、ボス部52bを外管47
端部に対しその各凸部52a及び凹部47aを係
合させて嵌合され、これによりハンドル52及び
鎧管14は一体回動可能となる。又第1図、第2
図中、53はコネクタキヤツプで、リード54を
接続され上記接触端子45に取付けられる。又5
5はサイドドアで、ピン56によりバーナプレー
ト8に枢支されており、そのつまみ部55aを把
持して手前上方へ回動させることにより、作業者
はバーナプレートののぞき窓8bを介して後述す
る電極ロツド34の放電部34bの着火状況を容
易に確認しうる。
次に、上記着脱部17をバーナ本体2へ組付け
る手順につき説明するが、この場合予めクランプ
機構12において楔押圧円板23は第4図に示す
位置より更に90°反時計方向へ回動した位置にあ
り、この規制に伴ない1対のロールスピンドル2
6は夫々同図に示す位置より更に外方へスライド
してハウジング22、楔スライド円板24の各長
孔22c,24bの外方端部に位置し、従つて1
対の楔25も夫々同図に示す位置より更に外方に
ありその凸部25bがハウジング22の筒体22
a内周より外方へ抜け切つているとする。
まず上記着脱部17を電極ロツド34の放電部
34b側から順次バーナプレート8の孔8a、ク
ランプ機構12のハウジング22の筒体22aを
順次夫々挿通させ、第2図に示す如く、ブツシユ
16を孔8aに嵌合させ且つ高圧碍子35のボス
部35d外周を筒体22a内周に嵌合させて二点
支持する。このとき接手15のスラスト面が楔押
圧円板23に対接し、1対のピン15bが夫々1
対の孔23cに嵌入され、両者15,23は回動
方向一体の構成となり、しかも高圧碍子35の1
対の凹部35eが夫々1対の楔25に対応する角
度位置に配置される。
続いてハンドル52をそのハンドル部52cを
把持して正面より見て時計方向へ大略90゜分回動
せしめると、(この場合電極体13はコネクタキ
ヤツプ53付近を支持されて回動しない)これと
一体的に鎧管14及び接手15、楔押圧円板23
が回動する。従つて該円板23の1対の偏心案内
溝23bも同方向へ回動するため、上記の如く各
偏心案内溝23bの外方端部に位置していた1対
のロールスピンドル26は相対的に夫々該各案内
溝23bにより案内されて第4図に示す如くその
内方端部に至ることになり、これにより実際には
各ロールスピンドル26はハウジング22及び楔
スライド円板24の各長孔22c,24bの外方
端部より中心方向へスライドし内方端部へ至る。
これにより、1対の楔25も夫々内方へスライド
されてその凸部25bが高圧碍子35の1対の凹
部35eに嵌入し、該碍子35を保持固定する。
続いて更に第1図中、ブツシユ16をセツトネジ
61に押圧セツトする。
かくして上記着脱部17は上記ブツシユ16及
びクランプ機構12の二点において強固に保持さ
れるが、この場合上記2個所の四角錐台状凸部2
5b、凹部35eの嵌合により軸方向は勿論周方
向にも正確に位置決めされる。従つて後述する如
く着脱部17を繰返し着脱する際にも上記嵌合位
置決めにより放電部34bは炎口4aに対し常に
正確に同一位置に決められる。実験によれば、第
4図中、放電部34b及び炎口4aの隙間は
0.0101インチ(0.25mm)の適当な値に常時決めら
れることが確かめられた。従つて放電部34bの
後述する放電時には確実に混合気の着火がなされ
る。
上記一体組付けられたバーナ本体2及び着火電
極機構3は、上記の如く、そのバーナプレート8
を介してオーブン側9のウオールボツクス10を
挿通して取付けられる。
バーナ使用時には、まずリード54を介して通
電がなされ、電極ロツド42、接続子33、電極
ロツド34を順次介して第4図に示す如く、放電
部34b及び炎口4a間で放電火花62が発生し
て混合気が着火され、燃焼する。
ここで、混合気中のガスとしては、製造ガス、
プロパンガス、天然ガス等があるが、近年は製造
ガスより高カロリーの天然ガスへの転換が行なわ
れている。しかるに製造ガスの1例である都市ガ
スは着火濃度範囲5〜40%、最少着火エネルギー
0.03ミリジユールであるのに比して、天然ガスは
着火濃度範囲5〜15%、最少着火エネルギー0.3
ミリジユールと着火濃度範囲が小さい上に大なる
着火エネルギーを必要とするため、放電間隙を常
に正確に決めておくことと電極の通電路ロスが少
ないことが要求される。従つて本発明では上記の
如くこれらの条件を満足しており、着火濃度範囲
の小なるガスによつてもタイミングを逃がすこと
なく確実に且つ迅速に着火を行ないえ、着火不良
が原因で混合気がオーブン室内に漏出して爆発状
態となる等のおそれなく、安全性を向上しうる。
又上記燃焼時においては、冷空気が鎧管14前
端の円周4個所の通路47b、鎧管14及び電極
体13間の空間、鎧管14後端の円周4個所の通
路48cを順次介してオーブン室内に常時流入さ
れて電極体13を比較的低温に保持してこれを保
護している。
続いて、繰返し着火使用に伴ない放電部34b
にグラフアイト等の異物が付着して短絡を起こし
て着火不良となつた場合、作業者は逐次サイドド
ア55を開けてこれを目視により確認した後次の
手順着火電極機構3を分解する。
まずハンドル52を上記の場所とは逆に第4図
中反時計方向へ90゜分回動させ、これと一体的に
鎧管14、接手15、楔押圧円板23を同方向へ
回動させる。すると1対のロールスピンドル26
は相対的に夫々1対の偏心案内溝23bの内方端
部から外方端部へ案内され、これにより実際は上
記各長孔22c,24bの内方端部から外方端部
へスライド移行する。これにより、1対の楔25
も夫々外方へスライド復帰されてその凸部25b
が1対の凹部35eから抜け切り該碍子35の保
持を解除する。
続いて、ブツシユ16のセツトネジ61を緩め
ると、着脱部17は上記二点保持を解除されてフ
リーとなり、これを第2図中左方へ引けばクラン
プ機構2の筒状部22a及びバーナプレート8の
孔8aを介して外方へ抜き取られる。
ここで放電部34bの清掃又は位置修正をした
後、再び取付けるには、上記最初の取付けの場合
と全く同様の手順で行なえばよく、放電部34b
は正確に元の位置へ決められる。
このように、着脱部17はその取付け取外しを
その前端のハンドル52を操作するのみで行なう
ことかができるため、バーナ本体2はオーブン壁
9に取付けたままで繰返し着脱でき、保守が極め
て容易となる。
考案の効果 上述の如く、本考案になるブラストリボンバー
ナの着火電極装置によれば、オーブン側壁上のバ
ーナプレートに着火電極体が挿通され挿通された
着火電極体の基部側を支持する孔を設け、バーナ
本体管に着火電極体の先端側をクランプするクラ
ンプ機構を設け、着火電極体を取り付けた状態
で、電極ロツドを内部に収納した筒体の先端がク
ランプ機構と連結してなる構成としてあるため、
筒体を介してクランプ機構を動作させることが可
能となり、オーブンの外部よりの操作でクランプ
機構がクランプ解除動作又はクランプ動作を行な
い、然してバーナ本体管は固定したまゝで必要に
応じて着火電極体を上記孔を通して抜去して取り
外し、再び取り付けることが出来、従つて、着火
不良の場合等の保守点検が極めて容易となり作業
能率を向上し得、しかも着火電極体は先端側と基
部側とを支持されて取り付けられているため、装
着脱可能な構成であるといえども、着火電極体を
堅固に且つ位置精度良く取り付けることが出来、
又着火電極体の少なくとも電極ロツドは、夫々着
火部及び電流供給部を有する1対の導電性ロツド
部分とこの間に介挿され少なくとも一方の該ロツ
ド部分を軸方向変位自在に取付けられる導電性接
続子とを順次同軸的に設けてなるため、着火電極
体は1対のロツド部分及び接続子は夫々一定寸法
のままで全長を可変させて種々の全長寸法の着火
電極体を構成することができ、従つて種々の長さ
の着火電極体を製造したい場合に夫々同一寸法の
上記ロツド部分及び接続子のみを製造すればよ
く、大量生産に適してコストを低減しうると共に
互換性があり便利である等の特長を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案になるブラスト
リボンバーナの着火電極装置の一実施例を適用し
た該ブラストリボンバーナの正面図及びその−
線に沿う縦断矢視図、第3図及び第4図は夫々
第2図中要部の拡大図及びその−線に沿う縦
断正面図、第5図及び第6図は夫々上記装置の着
脱部の拡大平面図及びその矢印方向正面図、第
7図及び第8図は夫々上記装置の電極体を構成す
る一の電極ロツド及びその碍子の側面図及び縦断
面図、第9図及び第10図は夫々同じく他の電極
ロツド及びその碍子の側面図及び縦断面図、第1
1図は同じく接続子の縦断面図、第12図A〜C
は夫々上記装置の鎧管の縦断側面図、平面図及び
正面図、第13図A,Bは夫々上記装置のクラン
プ機構の平面図及び縦断正面図、第14図A,B
は夫々上記クランプ機構を構成するブラケツトの
側面図及び正面図、第15図A,Bは夫々同じく
ハウジングの正面図及び縦男面図、第16図A,
Bは夫々同じく楔押圧円板の正面図及び縦断面
図、第17図A,Bは夫々同じく楔スライド円板
の正面図及び縦断面図、第18図A,Bは夫々同
じく楔の正面図及び側面図、第19図は同じくロ
ールスピンドルの分解図である。 1……ブラストリボンバーナ、2……バーナ本
体、3……着火電極機構、4……バーナ本体管、
4a……炎口、7……分配バレル、8……バーナ
プレート、9……オーブン壁、12……クランプ
機構、13……電極体、14……鎧管、15……
接手、17……着脱部、22……楔ハウジング、
23……楔押圧円板、23b……偏心案内溝、2
4……楔スライド円板、25……楔、26……ロ
ールスピンドル、31,32……電極体部、33
……接続子、34,42……電極ロツド、34b
……放電部、35,43……碍子、42a……割
溝、46……内管、47,48……外管、47
b,48c……通路、52……ハンドル、55…
…サイドドア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) オーブン側壁に挿通固定されたバーナ本体管
    に対して着火電極体を並設してなるブラストリ
    ボンバーナの着火電極装置において、 電極ロツドをこの先端の着火電極部を突出さ
    せて内部に収納する筒体と、該筒体の基部側に
    取り付けてあり上記着火電極体の着脱時に操作
    されて該筒体を回動させる回動操作部とより上
    記着火電極体を構成し、 上記筒体の先端と連結可能であり、一方向に
    回動してクランプ動作を行ない逆方向に回動し
    てクランプ解除動作を行なうクランプ作動部材
    を有し、上記着火電極体の先端側をクランプす
    る構成のクランプ機構を上記バーナ本体管に固
    定して設け、且つ上記バーナ本体管を上記オー
    ブン側壁に固定するバーナプレートに、上記着
    火電極体が挿通され該挿通された着火電極体の
    基部側を支持する孔を設けてなる構成とし、 上記着火電極体を上記孔を通して挿入して上
    記回動操作部を一方向に回動操作することによ
    り、上記筒体の先端と連結したクランプ作動部
    材が上記一方向に回動し、上記着火電極体が先
    端側を上記クランプ機構によりクランプされ基
    部側を上記孔により支持されて且つ上記回動操
    作部が上記オーブン側壁の外側に配された状態
    で取り付けられ、 該着火電極体が取り付けられている状態で上
    記回動操作部を逆方向に回動操作することによ
    り、上記クランプ作動部材が逆方向に回動し、
    該着火電極体はクランプを解除されて上記孔を
    通して抜去可能とされる構成のブラストリボン
    バーナの着火電極装置。 (2) 該着火電極体の少なくとも電極ロツドは、
    夫々着火部及び電流供給部を有する1対の導電
    性ロツド部分とこの間に介挿され少なくとも一
    方の該ロツド部分を軸方向変位自在に取付けら
    れる導電性接続子とを順次同軸的に設けてなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のブラスト
    リボンバーナの着火電極装置。
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