JPH0240415A - パイロットバーナの火炎監視装置 - Google Patents

パイロットバーナの火炎監視装置

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JPH0240415A
JPH0240415A JP19032988A JP19032988A JPH0240415A JP H0240415 A JPH0240415 A JP H0240415A JP 19032988 A JP19032988 A JP 19032988A JP 19032988 A JP19032988 A JP 19032988A JP H0240415 A JPH0240415 A JP H0240415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
rod
current
pilot burner
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19032988A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Muto
武藤 振一郎
Kuniaki Sato
邦昭 佐藤
Yasuhisa Nakajima
康久 中島
Kenichi Fujita
健一 藤田
Hiroyuki Nakamura
博之 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Nippon Furnace Co Ltd
Original Assignee
Nippon Furnace Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Furnace Co Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Nippon Furnace Co Ltd
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Publication of JPH0240415A publication Critical patent/JPH0240415A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に多数のバーナを配設した熱処理炉等に
好適な信頬性の高い遠隔監視可能なパイロットバーナの
火炎監視装置に関する。
〔従来の技術〕
金属ストリップの連続焼鈍炉のように、例えば300本
もの多数のバーナを具えた加熱炉においては、全てのバ
ーナが常に安定して燃焼していることが安全操業上、最
大の留意点であって、仮りにその中の1本のバーナが何
らかの原因で失火した場合にはオペレータはそのバーナ
の弁を速やかに閉止する処置を採らなければならない。
しかし多数のバーナの燃焼状態を直接に目視で確認する
にはオペレータの負荷が過大となるため、間接的に遠隔
位置において「燃焼中」や「失火」等の現象をリアルタ
イムで検知できる手段が望まれており、これに対して種
々の提案がなされている。
このような手段として提案されている従来の火炎監視装
置としては、例えば〔「工業加熱J Vol。
24 、 No、 4 (1987)日本工業炉協会発
行〕に係る第4゜5図に示すようなものがある。
図において、パイロットバーナ本体1では、燃籾供給口
5から供給された燃料が、このバーナ本体lの先端に設
けられたノズル2から噴出し火炎10が形成される。保
炎筒3はこの火炎10を安定させるためにバーナ本体1
の先端に冠着されている。フレームロッド4は、その先
端が火炎10中に位置するようにバーナ1の軸線位置に
バーナ本体1とは絶縁状態で絶縁支持具11により保持
されている。
また、保炎筒3はパイロットバーナ本体1を介してケー
ブル8と結線されて一方電極をなし、フレームロッド4
は他方の電極としてケーブル6により電流検出器9.電
圧発生装置7と結線されている。以上の構成において、
電圧発生装置7により保炎筒3とフレームロッド4との
間に所定の電圧を印加すると、火炎10内にイオン電流
が流れ、これを電流検出器9で検出することにより「火
炎有り」が検知できる。逆に火炎が失火すると、イオン
電流が零となり「失火」が検知できる。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の火炎監視装置にあって
は、フレームロフトがパイロットバーナ本体の軸線位置
に設けられているので、以下のような問題があった。す
なわち、+11フレームロツド4がパイロットバーナ本
体内の狭い空間に配設されているので、両者が短絡しや
すく、バーナが失火しているのに「燃焼中」と誤認され
ることが多い。(2)フレームロッドが断線した際には
、燃焼中にも拘らず「失火Jと誤認されやすく、従って
断線を発見するまでに時間がかかる。(3)イオン電流
(火炎電流)を安定して検出するには、第5,6図にお
いてフレームロッド4と火炎10中に挿入する深さlと
火炎電流の関係に示すように、フレームロッド4を深く
挿入する必要がある。これは浅いところでは未燃ガス(
生ガス)が多く、イオン化率が低いためである。その結
果、フレームロッド先端部が高温炎中に曝され、寿命が
短くなる。
(4)フレームロッド先端4aが高温になるため変形し
易く、従ってノズル2や保炎筒3と短絡する場合が生じ
る。
この発明は、以上のような問題点にかんがみてなされた
ものであって、フレームロッドを保炎筒側面に設けた開
口より火炎内に挿入する等により、上記問題点を解決す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、火炎中に陽極と陰極とを設置し、該両極間
に所定の電圧を印加して火炎中のイオンにより両極間に
流れる電流を検出し、火炎の存否を監視する火炎監視装
置において、パイロットバーナの保炎筒を一方の電極と
し、フレームロ・ノドを他方の電極とするとともに、該
フレームロッドを保炎筒の側面に設けた開口から火炎内
へ挿入して構成したものである。そして、さらにフレー
ムロッドの保炎筒内への挿入深さを保炎筒内面より11
1以上とし、且つ該フレームロッドの挿入方向軸線とパ
イロットバーナのノズル先端との距離を5fi以上とし
たパイロットバーナの火炎監視装置としたものである。
〔作用〕
この発明は、上記のように構成されているので、フレー
ムロッドとパイロットバーナ本体、t、b<はノズルと
の短絡が生じないために、バーナが失火しているのに「
燃焼中」と誤認したり、さらにフレームロッドの保炎筒
内への挿入部が短いため、フレームロッドの比較的長い
部分が高温に曝される従来例と異なり、フレームロッド
の断線が殆ど生じないので燃焼中に「失火」と誤認する
こともなく、極めて信頬性の高い遠隔監視可能なパイロ
ットバーナの火炎監視装置となる。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に基づいて説明する。第1図〜第
3図は本発明に係る一実施例を示す図である。なお、従
来例と同一の部分については同一符号を付し、重複する
説明を省く。
第1図は実施例の概念を示す図、第2図は実施例の要部
詳細断面図、第3図は実施例におけるフレームロッド位
置と火炎電流との関係を示す図である。
図において、24はフレームロッドであって、パイロッ
トバーナ本体1の外部を互いに短絡を生じない程度の間
隔をおいて配置され、その先端部24aは保炎筒3の側
面に設けた開口3aから保炎筒3内へ挿入されている。
フレー1、ロッド24と保炎筒3とは短絡しないように
、保炎筒3の開口3aに取付けられた碍子製の絶縁支持
具25内を貫通してその先端部24aが保持絶縁されて
いる。
また、ここに例示したパイロットバーナはバーナ容量が
2000 k c a 1 / Hであり、燃料供給口
5からコークス炉ガスと空気が空気比1.05で予混合
されたものが供給され、保炎筒3内で燃焼し火炎10が
形成される。
保炎筒3の大きさは内径30φ、外径35φ長さ] 0
0 amである。保炎筒側面に穿設した開口の大きさは
5φであり、その中心線はノズル端面2aとの間隔りが
L = 5111の位置となっている。
フレームロッド24は端部近傍でL形に折曲され、その
先端部24aは保炎筒内面から内部へ深さH−I層lに
挿入されている。
上記装置で、燃焼中に電圧発生装置7により500Vの
定電圧を印加したところ、フレームロッド24と保炎筒
3間には4μへの火炎電流が安定して流れ、これを電流
検出器9により「燃焼中」が確認されることにより火炎
監視ができた。また、このときフレームロッド先端部2
4aの温度は1000°Cであった。
一方、第5図の従来例でフレームロッド先端部の火炎内
への突出長さ!! = 5 mmとしたとき、この先端
部の温度のは1200°Cとなり、フレームロッドの変
形が生じ易くなる。
第3図は、火炎電流(μA)とフレームロッド24aと
ノズル端面2aとの距離L(m)との関係を示したもの
であって、Lが大きくなれば火炎電流も大きくなるが、
L≧5.0 mで電流値は飽和することがわかる。また
、フレームロッド24aの挿入深さHについては、1.
0≦H≦5.0で火炎電流は4μAであって、H=O〜
5. Ovuaの間ではHの値の大きい方が火炎電流値
は大きくなるが、Lとの関係においては、Hの値に関係
なくL#5鶴で火炎電流値は飽和することを示している
以上の結果から、L≧5であれば火炎電流を安定して検
出できることと、Hの値は小さい方がロッド先端部24
aの高温劣化が少ないことになるが、H≧1.0鶴であ
れば火炎電流の増加は飽和するので、H= l 璽*が
安定して火炎電流を検出できる挿入深さであることが確
認された。
また、本実施例は連続3×10“時間、操業したが短絡
等による誤検知は生じなかった。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、特に多数のバー
ナを配設した連続焼鈍炉等に好適な高信頼度を有する火
炎監視装置とすることができ且つフレームロッドの劣化
を著しく低減した結果、装置の寿命が長くなり、さらに
遠隔火炎監視が可能となってオペレータの負荷が著しく
軽減される等、多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の概略図、第2図は該実
施例の先端要部断面図、第3図は実施例におけるフレー
ムロ・7ド位置と火炎電流との関係を示す図、第4図は
従来例の要部断面図、第5図は該従来例の先端要部断面
図、第6図は従来例における火炎電流とフレームロッド
先端部長さとの関係を示す図である。 ■・・・・・・パイロットバーナ(本体)、2a・・・
・・・ノズル尖端、3・・・・・・保炎筒、4・・・・
・・フレームロッド、5・・・・・・開口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)火炎中に陽極と陰極とを設置し、該両極間に所定
    の電圧を印加して火炎中のイオンにより両極間に流れる
    電流を検出し、火炎の存否を監視する火炎監視装置にお
    いて、パイロットバーナの保炎筒を一方の電極とし、フ
    レームロッドを他方の電極とするとともに、該フレーム
    ロッドを保炎筒の側面に設けた開口から火炎内へ挿入し
    たことを特徴とするパイロットバーナの火炎監視装置。
  2. (2)フレームロッドの保炎筒内への挿入深さを保炎筒
    内面より1mm以上とし、且つ該フレームロッドの挿入
    方向軸線とパイロットバーナのノズル先端との距離を5
    mm以上とした請求項(1)記載のパイロットバーナの
    火炎監視装置。
JP19032988A 1988-07-29 1988-07-29 パイロットバーナの火炎監視装置 Pending JPH0240415A (ja)

Priority Applications (1)

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JP19032988A JPH0240415A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 パイロットバーナの火炎監視装置

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JPH0240415A true JPH0240415A (ja) 1990-02-09

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JP19032988A Pending JPH0240415A (ja) 1988-07-29 1988-07-29 パイロットバーナの火炎監視装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646159U (ja) * 1992-11-26 1994-06-24 矢崎総業株式会社 ガスバーナ
JP2008115969A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Toyota Boshoku Corp 自動変速機用オイルフィルタ
US10753241B2 (en) 2013-01-31 2020-08-25 Filtran Llc Filter with dual pleat pack
US11826682B2 (en) 2021-08-24 2023-11-28 Filtran Llc Flow control elements and fluid apparatus including the same

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JP2008115969A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Toyota Boshoku Corp 自動変速機用オイルフィルタ
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