JPS62156999A - 製図機の画線ヘツド - Google Patents

製図機の画線ヘツド

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JPS62156999A
JPS62156999A JP29936185A JP29936185A JPS62156999A JP S62156999 A JPS62156999 A JP S62156999A JP 29936185 A JP29936185 A JP 29936185A JP 29936185 A JP29936185 A JP 29936185A JP S62156999 A JPS62156999 A JP S62156999A
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JP
Japan
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lead
guide pipe
core
chuck
fastener
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JP29936185A
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English (en)
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純一 斉藤
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Pilot Precision KK
Original Assignee
Pilot Precision KK
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は芯ガイドパイプを前進させることにより芯を自
動的に紙面に供給するようにした製図機の画線ヘッドに
関する。
従来の技術 従来の製図機の画線ヘッドとしては、実開昭60−11
9596号公報に示されているように、外筒の前方内に
配置され、一定距離摺動可能にスプリングにより前方に
付勢され、芯戻り止め(本発明における芯ホルダ−)を
止着したガイドパイプ(本発明における芯ガイドパイプ
)と、該ガイドパイプの後方に配置され、内面に傾斜案
内面を有すると共に一定距離外筒内を摺動可能に弾発部
材(本発明における筆圧スプリング)により前方に付勢
されたチャック作動体と、該チャック作動体内に配置さ
れ、前端部分を分割された芯挟持部を有すると共に該芯
挟持部の外面にボールが載置されたボール受座を有し、
後方に付勢されたチャックとにより製図機の画線ヘッド
が構成されていた。
発明が解決しようとする問題点 従来の製図機の画線ヘッドに使用される筆記体としては
水性サインペンが主流であり、サインペンを使用した場
合には筆記圧を強くするとサインペンのペン先が破損す
るために筆記圧(通常60g程度である)が強く出来ず
、サインペンと共通に使用する場合にはシャープペンシ
ル体においても筆記圧が一般筆記用のシャープペンシル
に比べて極端に低く設定しなければならなかった。それ
にもかかわらず上記した従来の方式の製図機の画線ヘッ
ドに用いられるシャープペンシル体は、ガイドパイプが
スプリングの弾発力(15g〜30g程度)により前方
に偏倚されているために、筆記時には芯とともにガイド
パイプも紙面に押圧されるので、芯を紙面より押圧する
力は筆記圧用の弾発部材の弾発力よりガイドパイプを前
方に弾発するスプリングの弾発力および芯を保持する芯
戻り止めの力を差し引いた力となり、芯で筆記するため
には筆跡が薄くて全く使用できなかった。そのために従
来はそれぞれの筆記体に合わせて筆記圧を変更する構造
となっており、構造が複雑になるとともに高価格になる
ものであった。しかしこのような構造にしても筆記圧を
押圧する力は小型のプロッターでは150g〜250g
が限度であった。
問題点を解決するための手段 この考案は前記問題点を解決するものであって、以下に
その内容を実施例に対応する第1図を用いて説明する。
チャック1の頭部IAに設けられたボール2を、締具3
とチャック1との間に張架されたチャックスプリング4
の弾発力により締具3の軸方向の後方に行くに従ってつ
ぼめられたテーパー面3Bに当接される。従ってチャッ
ク1ば締具3のテーパー面3Bのくさび作用により閉じ
られ、芯5を軸方向の後方に対してはボール2と締具3
のテーパー面3Bのくさび作用により強く保持し、軸方
向の前方に対してはボール2と締具3のテーパー面3B
のくさび作用力<nT除されてわずかな抵抗により前進
できるように芯保持装置が構成されている。該芯保持装
置は筆圧スプリング7により軸方向の前方に弾発される
とともに、軸筒6の前部には芯ガイドパイプ8が軸方向
の前後に摺動自在に取り付けられ、該芯ガイドパイプ8
内にはチャック1内を芯5が前進する抵抗より強い芯保
持力を有する芯ホルダ−9が内蔵されている。
さらに芯ガイドパイプ8の先端部には外鍔8Bが設けら
れてペンシル体が構成されている。該ペンシル体の軸筒
6はペンホルダー10に取り付けられ、ペンホルダー1
0を電磁石により紙面11に対して上下動させるヘッド
本体12は紙面11よりわずかに離れて平行移動するよ
うに構成されている。さらにヘッド本体12には芯ガイ
ドパイプ8の先端部に構成された外鍔8Bの後端面と当
接可能なストッパー13が構成されて製図機の画線ヘッ
ドが構成されている。 ′ 作用 第1図の状態よりペンホルダー10を紙面11に向かっ
て下方に移動させ、ペンシル体の芯ガイドパイプ8の先
端8Cを紙面11に当接する。するとチャック1により
保持された芯5も筆圧スプリング7の弾発力により紙面
11に押圧されて停止する。さらにペンホルダー10を
下方に移動すると筆圧スプリング7が圧縮されて軸筒6
が紙面11に向かって下方に移動するが、芯5および芯
ガイドパイプ8は紙面11に当接されているために芯保
持装置とともに停止して第2図に示した状態となる。こ
の状態で筆記を行うと芯5の摩耗量だけ筆圧スプリング
7により弾発された芯保持装置が軸方向の前方に移動す
るが、芯ガイドパイプ8は紙面11に当接されているた
めに停止している。つぎに筆記を終了しペンホルダー1
0を紙面11より上方に移動させると軸筒6も上方に移
動し、筆圧スプリング7が伸張して締具3が軸方向の前
方に移動させられ、締具3の前部外段3Dが軸筒6の前
部内段6Bに当接される。この時芯5を保持した芯ホル
ダ−9とともに芯ガイドパイプ8も締具3と連動して前
方に移動する。さらに軸筒6を上方に移動させると、ヘ
ッド本体12に設けられたストッパー13に芯ガイドパ
イプ8の外鍔8Bの後端が当接するが、軸筒6および芯
保持体はさらに上方に移動する。しかし芯5は芯ガイド
パイプ8に設けられた芯ホルダ−9により保持されてい
るために移動できず、チャック1内を滑って芯ガイドパ
イプ8とともに停止している。このことは筆記により摩
耗した量だけ芯5がチャック1内を滑って繰り出された
ことになり第1図の状態に復帰する。
実施例 以下本発明の一実施例を説明する。
第1図において、チャック1の頭部IAに設けられた凹
陥部IBにボール2を回動自在に設け、締具3の内股3
Aとチャック1の外股lCとの間に張架されたチャック
スプリング4の弾発力によりチャック1の頭部IAに設
けられたボール2が締具3の軸方向の後方に行くに従っ
てつぼめられたテーパー面3Bに当接され、チャック1
は締具3のテーパー面3Bのくさび作用により閉じられ
、芯5を軸方向の後方に対してはボール2と締具3のテ
ーパー面3Bのくさび作用により強く保持し、軸方向の
前方に対してはボール2と締具3のテーパー面3Bのく
さび作用が解除されてわずかな抵抗により前進できるよ
うに芯保持装置が構成されている。該芯保持装置の締具
3の後部外股3Cと軸筒6の後部内段6Aとの間には筆
圧スプリング7が張架され、該筆圧スプリング7の弾発
力により締具3の前部外段3Dが軸筒6の前部内段6B
に当接されている。軸筒6の前部には芯ガイドパイプ8
の後端外股8Aが軸方向の前後に摺動自在に遊嵌され、
芯ガイドパイプ8の前部は軸筒6の先端開口孔6Cより
突出して構成されている。該芯ガイドパイプ8内にはチ
ャック1内を芯5が前進する抵抗より強い芯保持力を有
する芯ボルダ−9が内蔵され、さらに芯ガイドパイプ8
の先端部には外鍔8Bが設けられてペンシル体が構成さ
れている。該ペンシル体はペンホルダー10に取す1−
Jけられ、ペンホルダー10を電磁石により紙面11に
対して上下動させるヘッド本体12は紙面11よりわず
かに離れて平行移動するように構成されている。さらに
ヘッド本体12には芯ガイドパイプ8の先端部に構成さ
れた外鍔8Bの後端面と当接可能なストッパー13が設
けられて製図機の画線ヘッドが構成されている。尚スト
ッパー13を弾性を有する仮ばね材で構成すれば、ペン
ホルダー10の上下動に誤差が生じてもストッパー13
の弾性で吸収できるのでさらによい。
つぎに第1図の実施例の作用を説明すると、ペンホルダ
ー10を紙面11に向かって下方に移動させ、ペンシル
体の芯ガイドパイプ8の先端8cを紙面11に当接する
。するとチャック1により保持された芯5も筆圧スプリ
ング7の弾発力により紙面11に押圧されて停止する。
さらにペンホルダー10を下方に移動すると筆圧スプリ
ング7が圧縮されて軸筒6が紙面11に向かって下方に
移動するが、芯5および芯ガイドパイプ8は紙面11に
当接されているために′芯保持装置とともに停止して第
2図に示した状態となる。この状態で筆記を行なうと、
芯5の摩耗量だけ筆圧スプリング7に弾発されて芯保持
装置が軸方向の前方に移動するが、芯ガイドパイプ8は
紙面11に当接されているために停止している。ついで
筆記を終了しペンホルダー10を紙面11より上方に移
動させると軸筒6も上方に移動する。すると筆圧スプリ
ング7が伸張して締具3が軸方向の前方に移動し、締具
3の前部外段3Dが軸筒6の前部内段6Bに当接される
。この時芯5を保持した芯ボルダ−9とともに芯ガイド
パイプ8も締具3と連動して前方に移動する。さらに軸
筒6を上方に移動させると、ヘッド本体12に設けられ
たストッパー13が芯ガイドパイプ8の外鍔8Bの後端
に当接されるが、軸筒6および芯保持装置はさらに上方
に移動する。しかし芯5は芯ガイドパイプ8に設けられ
た芯ホルダ−9により保持されているために移動できず
、チャック1内を滑って芯ガイドパイプ8とともに停止
している。このことは筆記により摩耗した量だけ芯5が
チャック1を滑って繰り出されたことになり第1図の状
態に復ツI■する。
そして上記した筆記操作を繰り返し行なうと、1本の芯
5が筆記とともに摩耗して短くなり、使用出来なくなる
。この場合にはペンシル体を外して軸筒6の後端開口孔
6Dより次の芯5を押し込めば、短くなった芯5は芯ガ
イドパイプ8の先端8Cより吐き出され、新たな芯5が
芯ガイドパイプ8に設けられた芯ホルダ−9に保持され
て第1図の状態となる。
第3図はこの発明の他の一実施例を示したもので、チャ
ック101の頭部101Aに設けられた凹陥部101B
にボール102を回動自在に設け、締具103の内股1
03Aとチャック101の外股101Cとの間に張架さ
れたチャックスプリング104の弾発力によりチャック
101の頭部101Aに設けられたボール102が締具
103の軸方向の後方に行くに従ってつぼめられたテー
パー面103Bに当接され、チャック101は締具10
3のテーパー面103Bのくさび作用により芯5を強く
保持し、軸方向の前方に対してはボール102と締具1
03のテーパー面103Bのくさび作用が解除されてわ
ずかな抵抗で芯5が前進できるように芯保持装置が構成
されている。締具103の前部大径部103Eは内軸1
4の凹溝部14Aに遊嵌され、締具103の後部細径部
103Fには押圧具15の軸方向に複数の切溝を設けた
前部15Aが摩擦嵌合されている。さらに内軸14の後
部内段14Bと押圧具15の外鍔15Bとの間にはリタ
ーンスプリング16が張架され、押圧具15の外鍔15
Bが内軸14の後端内鍔14Cに当接されている。内軸
14の前部には芯ガイドパイプ108の後部大径部10
8Dが軸方向の前後に摺動自在に遊嵌され、芯ガイドパ
イプ108の前部は軸筒106の先端開口孔106Cよ
り突出して構成されている。該芯ガイドパイプ108内
にはチャック101内を芯5が前進する抵抗より強い芯
保持力を有する芯ホルダ−109が内蔵され、さらに芯
ガイドパイプ108の先端部には外鍔108Bが設けら
れている。該内軸14は軸筒106の凹溝部106Eに
遊嵌され、内軸14の後端と軸筒106の後部内鍔10
6Fとの間には筆圧スプリング107が張架されて内軸
I4の前部外段14Dが軸筒106の前部内段106B
に当接されペンシル体が構成されている。該ペンシル体
はペンボルダ−10に取り付けられ、ペンホルダー10
を電磁石により紙面11に対して上下動させるヘッド本
体12は紙面11よりわずかに離れて平行移動するよう
に構成されている。
さらにヘッド本体12には芯ガイドパイプ108の先端
部に構成された外鍔108Bの後端面と当接可能なスト
ッパー13が構成されて製図機の画線ヘッドが構成され
ている。
つぎに第3図の実施例の作用を説明すると、第3図の状
態よりペンホルダー10を紙面11に向かって下方に移
動させ、ペンシル体の芯ガイドパイプ108の先端10
8Cを紙面11に当接する。
するとチャック101により保持された芯5も筆圧スプ
リング1070弾発力により紙面11に押圧されて停止
する。さらにペンホルダー10を下方に移動すると筆圧
スプリング107が圧縮されて軸筒106が紙面11に
向かって下方に移動するが、芯5および芯ガイドパイプ
108は紙面11に当接されているために芯保持装置・
内軸14および押圧具15とともに停止して第4図に示
した状態となる。この状態で筆記を行なうと芯5の摩耗
量だけ筆圧スプリング107に弾発され、内 □は紙面
11に当接されているために停止している。
つぎに筆記を終了しペンホルダーlOを紙面11より上
方に移動させると、ペンホルダー10とともに軸筒10
6も上方に移動する。すると筆圧スプリング107が伸
張して内軸106が軸方向の前方に移動し、内輪106
の前部外段14Dが軸筒106の前部内段106Bに当
接される。この時芯5を保持した芯ホルダ−109とと
もに芯ガイドパイプ108も内軸14と連動して前方に
移動する。さらに軸筒106を上方に移動させるとヘッ
ド本体12のストッパー13が芯ガイドパイプ108の
外鍔108Bの後端に当接されるが、軸筒106・内軸
14・押圧具15および芯保持装置はさらに上方に移動
する。しかし芯5は芯ガイドパイプ108に設けられた
芯ホルダ−109により保持されているために移動でき
ず、チャック101内を滑って芯ガイドパイプ108と
ともに停止している。このことは筆記により摩耗した量
だけ芯5がチャック101を滑って繰り出されたことに
なり第3図の状態に復帰する。筆記を繰り返し行ない芯
5が短くなった場合には、押圧具15の後端開口孔15
Cより新たな芯5を挿入し、その後に押圧具15を軸方
向の前方に押圧することによりリターンスプリング16
が圧縮され、押圧具15の前部15Aに摩擦嵌合された
締具103とともに前進する。そして締具103の前端
103Gが内軸14の前部内段14Eに当接される。
さらに押圧具15を押圧すると、締具103の後部細径
部103Fを滑って押圧具15が前進し、押圧具15の
内鍔15Dがチャック101の後端101Dに当接する
。さらに押圧具15を前進させるとチャック101もチ
ャックスプリング104の弾発力に抗して前進し、チャ
ック101の頭部101Aに設けられたボール102が
締具103のテーパー面103Bより外れて拡開され、
新たな芯5が短くなった芯5の後端に当接される。
次に押圧具15の押圧を解除するとリターンスプリング
16およびチャックスプリング104の弾発力により押
圧具15は後退され、チャック101に設けられたボー
ル102は締具103のテーパー面103Bに当接され
るとともに押圧具15は締具103の後部細径部103
Fを滑って外鍔15Bが内軸14の後端内鍔14Cに当
接される。
再度押圧具15を押圧すると、締具103も押圧具15
とともに前進される。この時チャック101に設けられ
たボール102はチャックスプリング104により締具
103のテーパー面103Bに当接されているために、
チャック101は新たな芯5を保持しており、締具10
3の前進とともに新たな芯5も前進する。従って短くな
った芯5は新たな芯5により押されて芯ガイドパイプ1
08の先端108Cより吐き出されるとともに、新たな
芯5は芯ホルダ−109内に挿入され第3図の状態とな
る。
第5図・第6図および第7図は、第1図に示したペンシ
ル体を2段階に上下動させて筆記するものである。まず
第5図の状態より筆記させるためにペンホルダー110
を下方に移動させると、芯および芯ガイドパイプ8が紙
面11に当接され第6図に示した状態となる。そして第
2図で説明した状態と同じ作用が働き筆記が行なわれる
。しかしこの実施例の場合には通常の筆記における上下
動は第7図に示したように1段階上昇した状態で停止し
、芯ガイドパイプ8の外鍔8Bがストッパー13に当接
されることはない。従って芯ガイドパイプ8は筆記によ
る芯の摩耗量だけ軸筒6内に後退した状態を維持してお
り、チャックより芯は繰り出されない。この筆記操作が
適宜繰り返えされ芯が一定量摩耗した場合には、ペンホ
ルダー110が第7図の状態よりさらに上方に移動され
て芯ガイドパイプ8の外鍔8B後端がストッパー13に
当接される。さらにペンホルダー110を上方に移動さ
せることにより、軸筒6および芯保持装置は後退される
が芯ガイドパイプ8は外鍔8Bがストッパー13に当接
されているために上方に移動できず停止している。この
時芯も芯ガイドパイプ8に内蔵された芯ホルダーに保持
されているために、芯保持装置のチャック内を滑って停
止している。従って芯は筆記によって摩耗した量だけ芯
保持装置より繰り出され、第5図の状態に復帰する。
この実施例の場合にはペンシル体が筆記により上下する
毎に芯保持装置のチャックが開閉されず、一定量芯が摩
耗した時にのみ芯が繰り出されるものである。従って筆
記による上下動の度に、チャックが開閉して芯の表面を
傷付けたり、チャックにより保持される芯の位置がわず
かに移動してチャックの芯保持部の前部に位置する芯の
表面を破壊し、チャックが芯を保持しにくクシてしまう
といった欠点が解消されるものである。
第8図および第9図はこの発明の他の一実施例を示した
もので、第8図に示したようにペンシル体の芯ガイドパ
イプ208の先端よりわずかに軸方向の後方に位置して
外鍔208Bを構成する。
一方ヘッド本体12に設けられたス)・y/<−113
に、芯ガイドパイプ208の外鍔20BB後端と当接可
能な上部受部113Aと、該上部受部113Aより適宜
下方に位置しかつ芯ガイドパイプ208の外鍔208B
前端と当接可能な下部受部113Bを構成する。しかも
ペンホルダー10が上方に移動した第8図の状態では芯
ガイドパイプ208の外鍔208B後端はストッパー1
13の上部受部113Aに当接されている。
次にこの実施例の作用を説明すると、まず第8図の状態
より筆記するためにペンホルダー10を紙面11に対し
て下方に移動し、ペンシル体を下方に移動する。すると
芯ガイドパイプ208の外鍔208B前端がストッパー
113の下部受部113Bに当接されるとともに、芯保
持装置により保持された芯は筆圧スプリングの弾発力に
より紙面11に当接され第9図に示した状態となる。こ
の状態で筆記が行なわれるが、芯ガイドパイプ208が
紙面11に当接されていないので、芯ガイドパイプ20
8で紙面11を破いたり、芯5により描かれた筆跡上を
芯ガイドパイプ208がこすって筆跡がかすれたり紙面
11を汚したりする恐れが解消されるものである。面こ
の実施例の場合にもペンホルダーを2段階に上下動させ
、通常の筆記においては芯ホルダー〇外鍔をストッパー
の上部受部に当接しないように第1段階の短い距離だけ
上下に移動し、一定量芯が摩耗した時にペンホルダーを
第2段階の長い距離上方に移動させ、芯ガイドパイプの
外鍔後端をストッパーの上部受部に当接させて芯を芯保
持装置のチャックより一定量繰り出すようにすることも
もちろん可能である。
発明の効果 以上述べたように、本発明はシャープペンシル体が上方
に移動した時、芯ガイドパイプの外鍔後端がヘッド本体
に設けられたストッパーに当接し、芯ガイドパイプに内
蔵された芯ホルダーにより保持された芯が筆記により摩
耗した量だけ芯保持装置のチャックより繰り出されるよ
うに構成した点に特長がある。
従って芯ガイドパイプを筆記により芯が摩耗した時、軸
筒に対して軸方向の後方に没入させるために必要な力は
、芯ホルダーが芯を保持する力よりわずかに強ければよ
い。このことにより筆圧スプリングが芯を押す時に打ち
消される力は芯ホルダーが芯を保持する力だけとなり、
従来の芯ガイドパイブをスプリングにより前方に偏倚さ
せていたものに比べて強い力で芯を紙面に押圧すること
ができ、濃い筆跡で描かれるものである。しかも芯ガイ
ドパイプを前進させるスプリングが廃止できるために、
組み立てが非常に簡単になるという効果も合わせて期待
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製図機の画線ヘッドを示す縦断面図
、第2図は第1図の実施例の筆記状態を示す縦断面図、
第3図はこの発明の他の一実施例を示す縦断面図、第4
図は第3図の実施例の筆記状態を示す縦断面図、第5図
および第8図はそれぞれこの発明の他の一実施例を示す
正面図、第6図は第5図の実施例の筆記状態を示す正面
図、第7図は第5図の実施例のペンシル体を1段階上昇
させた状態を示す正面図、第9図は第8図の実施例の筆
記状態を示す正面図である。 1・101・・・チャンク IA・l0IA・・・チャラクト101の頭部IB・l
0IB・・・チャソフト101の凹陥部IC・101C
・・・チャソフト101の外股101D・・・チャック
101の後端 2・102・・・ポール 3・103・・・締具 3A・103A・・・締具3・103の内股3B・10
3B・・・締具3・103のテーパー面3C・・・締具
3の後部外段 3D・・・締具3の前部外段 103E・・・締具103の前部大径部103F・・・
締具103の後部細径部103G・・・締具103の前
端 4・104・・・チャックスプリング 5・・・芯 6・106・・・軸筒 6A・・・軸筒6の後部内段 6B・106B・・・軸筒6・106の前部内段6C・
106C・・・軸筒6・106の先端開口孔6D・・・
軸筒6の後端開口孔 106E・・・軸筒106の凹溝部 106F・・・軸筒106の後部内鍔 7・107・・・筆圧スプリング 8・108・208・・・芯ガイドパイプ8A・・・芯
ガイドパイプ8の後端外股8B・108B・208B・
・・芯ガイドパイプ8・108・208の外鍔 8C・108C・・・芯ガイドパイプ8・108の先端 108D・・・芯ガイドパイプ10Bの後部大径部9・
109・・・芯ホルダ− 10・110・・・ペンホルダー エト・・紙面 12・・・ヘッド本体 13・113・・・ストッパー 113A・・・ストッパー113の上部受部113B・
・・ストッパー113の下部受部14・・・内軸 14A・・・内軸14の凹溝部 14’B・・・内軸14の後部内段 14C・・・内軸14の後端内鍔 14D・・・内軸14の前部外段 14B・・・内軸I4の前部内段 15・・・押圧具 15A・・・押圧具15の前部 15B・・・押圧具15の外鍔 15C・・・押圧具15の後端開口孔 15D・・・押圧具15の内鍔 16・・・リターンスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 図板上の紙面に対して平行移動自在なヘッド本体と
    、該ヘッド本体に上下動可能に取り付けられたペンホル
    ダーと、該ペンホルダーにより装着された軸筒内に、芯
    を軸方向の前方にはわずかな抵抗で移動させるが軸方向
    の後方には強い力で保持する芯保持装置を、筆圧スプリ
    ングの弾発力により軸方向の前方に偏倚し、軸筒内に後
    部が遊嵌された芯ガイドパイプに芯を適度の力で保持す
    る芯ホルダーを内蔵し、軸筒の前端開口孔より突出した
    芯ガイドパイプの前部に外鍔を構成し、該外鍔の後端が
    ヘッド本体に設けられたストッパーに当接可能に構成し
    たことを特徴とする製図機の画線ヘッド。
JP29936185A 1985-12-27 1985-12-27 製図機の画線ヘツド Pending JPS62156999A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29936185A JPS62156999A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 製図機の画線ヘツド

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JP29936185A JPS62156999A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 製図機の画線ヘツド

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JPS62156999A true JPS62156999A (ja) 1987-07-11

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JP29936185A Pending JPS62156999A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 製図機の画線ヘツド

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JP (1) JPS62156999A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04124694U (ja) * 1991-04-26 1992-11-13 パイロツトプレシジヨン株式会社 プロツタ用ペンシル

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JPH04124694U (ja) * 1991-04-26 1992-11-13 パイロツトプレシジヨン株式会社 プロツタ用ペンシル

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