JPS6215678A - 読取文字修正方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光学式文字読取装置（ＯＣＲ）において、認識不能の文
字があった場合、照合に用いた標準文字パターンで類似
度が同一のものを複数候補として番号を付与して表示し
、オペレータにこの番号を指示させることで、認識不能
文字を修正する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は光学式文字読取装置に係り、特に読取った文字
が、照合に用いた複数の標準文字パターンと類似度が同
一で、文字として判定出来ない場合、文字認識時にリジ
ェクトした複数の標準文字パターンに番号を付して表示
することにより、修正作業を容易とする読取文字修正方
式に関する。

計算機システムに情報を入力して処理する場合に、人間
が機械と同じ情報媒体を共用出来る点が評価され、情報
入力手段として光学式文字読取装置が多く使用されてい
る。この光学式文字読取装置は一般に英字、仮名及び数
字を読取るものが多く、手書き文字及び印刷文字が読取
対象となっている。

光学式文字読取装置が読取った文字を認識する場合、一
般に複数の類似した標準文字パターンを候補として照合
し、最も類似している標準文字パターンを認識結果とし
て表示する。しかし、最も類似する複数の候補があると
、文字として認識出来ないことを示す「？」を表示する
。

この場合、「？」表示された文字を修正する必要がある
が、修正作業は容易であることが望ましい。

〔従来の技術〕

第２図は光学式文字読取装置の一例を余すブロック図で
ある。

媒体５上に書かれた文字はランプ６の照射により、光の
濃淡信号となり鏡７で反射され、レンズ８を経て光電変
換器９で電気信号に変換される。

この電気信号はアナログ値であり、アナログ／ディジタ
ル（Ａ／Ｄ）変換部１０でディジタル値に変換される。

Ａ／Ｄ変換部１０でディジタル値に変換された読取文字
信号は、認識部１１でパターンメモリに格納されている
標準文字パターンと比較され、最も類似した標準文字パ
ターンが認識結果として表示制御部１２に送出され、表
示部１３に表示される。

認識部１１で標準文字パターンと比較される読取文字信
号は、手書き文字の場合の書き方や印刷文字の場合の印
字精度のずれやごみ等により、正規の文字として認識出
来ないことがある。この場合表示部１３には、例えば「
？」の表示がなされる。

第３図は読取文字の表示例を説明する図である。

媒体５に例えば第３図（ａ）に示す如く「アイウェオ」
と書込まれているとする。この文字の内「つ」が認識出
来なかったとすると、第３図（ｂｌに示す如く表示部１
３には「つ」の代わりに「？」が表示される。

オペレータはこの表示に基づき、キーボード１４から修
正入力を認識部１１に入力して、正しい文字「つ」に修
正する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の如〈従来はオペレータが表示部１３に表示された
「？」に基づき、原稿の媒体５を見てキーボード１４か
ら修正の人力を行う必要がある。

この修正作業は簡単な数字の場合、テンキーキーボード
を設けるのみで、容易に実施できるが、英字及び仮名等
がある場合、英数、仮名キーボードから該当する文字を
探して入力するには時間がかかり、且つ英数、仮名キー
ボードを設備する必要があるという問題がある。

本発明はこのような問題点に鑑み、テンキーキーボード
を設け、数字を入力するのみで修正が可能となる読取文
字修正方式を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図であ
る。

第１図は第２図の認識部１１を改良したもので、１５は
媒体５を読取ったイメージデータを格納するイメージメ
モリ、１６はイメージメモリ１５から一文字分のイメー
ジデータを切り出す切出し制御回路、１７は切り出され
た一文字分のイメージデータを格納する切出しメモリで
ある。

１８は標準文字パターンを格納するパターンメモリ、１
９は切出しメモリ１７とパターンメモリ１８から読出さ
れた標準文字パターンとをビット単位で比較するビット
比較回路、２０はビット比較回路１９の比較結果に基づ
き最も類似する標準文字パターンを選択する読取判定回
路である。

２１は読取判定回路２０が比較した標準文字パターンで
類似した候補に番号１を付与する第１候補文字カウンタ
、２２は読取判定回路２０が比較した標準文字パターン
で類似した候補に番号２を付与する第２候補文字カウン
タ、２３は読取判定回路２０が比較した標準文字パター
ンで類似した候補に番号３を付与する第３候補文字カウ
ンタである。

２４は読取判定回路２０が送出する標準文字パターンの
コード、又は第１〜３候補文字カウンタ２１〜２３が送
出する標準文字パターンのコードと付与した番号を、表
示制御回路１２に送出する伝送制御回路である。

読取判定回路２０は類似度が同等の標準文字パターンが
複数あり、読取ったイメージデータの認識が不能である
と判定した場合、伝送制御回路２４を経て「？」コード
を送出すると共に、比較に使用した複数の標準文字パタ
ーンのコードを、例えば３種類あるとすれば、夫々第１
〜３候補文字カウンタ２１〜２３に送出する。

伝送制御回路２４は「？」コードと、この候補となった
標準文字パターンのコードと付与した番号を表示制御回
路１２に送出して、「？」表示と共に、番号と候補文字
を表示させ、オペレータに番号を指示させて「？」表示
した文字位置に、指示された番号の標準文字パターンを
表示する構成とする。

〔作用〕

上記構成とすることにより、オペレータは番号付きで表
示された候補文字から、正しい文字を数値でテンキーキ
ーボードから入力するのみで、修正作業を終了すること
が出来る。

〔実施例〕

第１図において、Ａ／Ｄ変換部１０から入るディジタル
値の読取文字信号、即ちイメージデータはイメージメモ
１月５にビットのオン／オフで記憶される。切出し制御
回路１６はイメージメモ１月５に格納されたイメージデ
ータの一文字分を読出し、切出しメモリ１７に格納する
。

ビット比較回路１９は切出しメモ１月７のイメージデー
タと、パターンメモリ１８から読出した標準パ文字ター
ンとを比較する。ビット比較回路１９でビット毎に比較
された結果は、読取判定回路２０に送出され、ここで最
も類似している標準文字パターンが選出される。

ここで正常に選出が出来た場合、選出された標準文字パ
ターンのコードは伝送制御回路２４を経て表示制御部１
２に送出される。しかし、複数の標準文字パターンの類
似度が同一で、判定が出来ない場合、読取判定回路２０
は伝送制御回路２４に「？」を送出すると共に、この複
数の標準文字パターンのコードを、例えば３候補あった
とすると、第１候補文字カウンタ２１と第２候補文字カ
ウンタ２２と第３候補文字カウンタ２３に夫々送出する
。

第１〜第３候補文字カウンタ２１〜２３は夫々の候補の
コードに番号を付与して伝送制御回路２４に送出する。

伝送制御回路２４は表示制御部１２を経て、例えば第３
図（ｂ）に示す如く、入力した文字が「う」の如き文字
であり、候補として残された標準文字パターンが「ワ」
　「つ」　「フ」であったとすると、「１ワ」、「２つ
」、「３フ」の如く表示部１３に表示させる。

オペレータはこの表示を見て、正しい文字「つ」を示す
番号「２」をテンキーキーボードから伝送制御回路２４
に入力する。伝送制御回路２４は「２」が入力したこと
により、第２候補文字カウンタ２２の保持する標準文字
パターンのコードを表示制御部１２に送出し、「？」表
示された位置に「つ」と修正した文字を表示させる。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明は光学式文字読取装置がリジ
ェクトした文字を、簡単なテンキーキーボードから数字
で入力することにより、正しい文字に修正することが出
来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路のブロック図、 第２図は光学式文字読取装置の一例を示すブロック図、 第３図は読取文字の表示例を説明する図である。 図において、 ５は媒体、　　　　　６はランプ、 ７は鏡、　　　　　　８はレンズ、 ９は光電変換器、　　１０はＡ／Ｄ変換部、１１は認識
部、　　　　１２は表示制御部、１３は表示部、　　　
　１４はキーボード、１５はイメージメモリ、１６は切
出し制御回路、１７は切出しメモリ、　１８はパターン
メモリ、１９はピント比較回路、２０は読取判定回路、
２１は第１候補文字カウンタ、 ２２は第２候補文字カウンタ、 ２３は第３候補文字カウンタ、 ２４は伝送制御回路である。 （ａ−９ 釜元伎守の表庁夕」を評栃す２口 羊３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 読取った文字パターンを複数の標準文字パターンと比較
   し、類似度の高い標準文字パターンを選択して表示する
   光学式文字読取装置において、読取った文字パターンを
   認識する際に使用する標準文字パターンから、複数の類
   似標準文字パターンを選出する読取判定手段（２０）と
   、 該読取判定手段（２０）の選出した類似標準文字パター
   ンに個別の番号を付与して送出する候補文字番号付与手
   段（２１〜２３）と、 該候補文字番号付与手段（２１〜２３）が付与した番号
   の指定を受け、この番号を付与した候補文字番号付与手
   段（２１〜２３）が保持する類似標準文字パターンを送
   出する伝送制御手段（２４）とを設け前記読取判定手段
   （２０）が認識不能の文字を検出した場合、選出した類
   似標準文字パターンに番号を付与して表示し、この表示
   に基づき指定された番号の類似標準文字パターンを、前
   記認識不能文字と置き換えることを特徴とする読取文字
   修正方式。