JPS62156754A - マルチプロセツサシステム - Google Patents

マルチプロセツサシステム

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JPS62156754A
JPS62156754A JP60293483A JP29348385A JPS62156754A JP S62156754 A JPS62156754 A JP S62156754A JP 60293483 A JP60293483 A JP 60293483A JP 29348385 A JP29348385 A JP 29348385A JP S62156754 A JPS62156754 A JP S62156754A
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Hiroki Masuda
増田 博樹
Yozo Igi
井木 洋三
Koji Eto
公二 江藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 主プロセッサと少なくとも1台の副プロセッサと、これ
らの間を結ぶ通信バスならびにシステム制御バスとを有
し、かつこれらのプロセッサおよびバスはそれぞれ0系
と1系に2重化され、さらにO系のプロセッサおよびバ
スは必ずθ系内でのみデータの授受を行い、また1系の
プロセッサおよびバスは必ずl系内でのみデータの授受
を行うように拘束される。ここに当該システムは、主プ
ロセッサから、系切替(0−1,1−0)を実行するこ
とを予告するための予告信号を各副プロセッサに対して
送出して各副プロセッサ内に保持し、一方、各副プロセ
ッサから、系切替を要求する要求信号を主プロセッサに
対して送出して該主プロセッサ内に保持し、各該プロセ
ッサはそれぞれ保持された予告又は要求信号を見て系切
替を行う。
〔産業上の利用分野〕
本発明はマルチプロセッサシステム、特に電子交換機に
用いて好適なマルチプロセッサシステムに関する。
例えば電子交ta機は、実際に回線交換あるいはパケッ
ト交換を行うネットワーク部分と、このネットワーク部
分を管理し呼処理制御するプロセッサ部分とに大別され
る。本発明では特に後者のプロセッサ部分について言及
する。
このプロセッサ部分は、基本的には1台のプロセッサが
あれば良いが、電子交換システムの規模が大形化すると
、ネットワーク部分も増設され、これに伴って複数のプ
ロセッサが導入される。さらに、複数のプロセッサは何
台かの副プロセッサとこれら副プロセッサを総合的に管
理する主プロセッサとに区分されて、1つのマルチプロ
セッサシステムを構築する。さらにこのマルチプロセッ
サシステムの信頼性を向上するため、二重化という手法
も導入される。つまり各構成要素(プロセッサとかバス
)を0系(現用系)とl系(予備系)とに二重化し、一
方が他方をバックアップする。
上記のシステム構成法はいわゆるワンマシンコンセプト
を基にしてなるもので、単一プロセッサから複プロセッ
サへ、さらには二重化構成へと極めて柔軟に対応できる
ので、例えば構内交換機(P B X)の規模の拡大に
対処するには極めて効率の良い手法である。したがって
、今後はこのようなマルチプロセッサシステムが広く利
用されることになるものと考えられる。
〔従来の技術〕
上記のように二重化されたマルチプロセッサシステムは
、電子交換システムにおいては、1台のマネージメント
プロセッサ(既述の主プロセッサ)と複数台のコールプ
ロセッサ(既述の副プロセッサであって、呼処理を行う
もの)が存在し、かつ各プロセッサが二重化されている
。この場合、θ系と1系のプロセッサ間の系の切替が重
要な操作の1つとなる。従来、この系切替操作として、
各コールプロセッサに系切替の権利を与えることにより
行う手法が採られている。つまり、どのコールプロセッ
サもシステムのO系およびl系の選択をすることができ
る。
上述した二重化マルチプロセッサシステムの系切替手法
のみによると、各コールプロセッサとマネージメントプ
ロセッサとの間の制御手順に関し、各コールプロセッサ
が系切替権を行使した場合ごとにソフトウェアを管理し
なければならず、結局、ソフトウェア管理が複雑化して
しまうという不都合が伴う。そこで本発明は、原則とし
てシステム全体の系の切替権は主プロセッサに与えるも
のとし、その不都合を解消するものとする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
系切替の要因は主として障害にあるが、その他にもいろ
いろある。例えば定時切替がその1つである。定時切替
とは予備系の正常性を常に担保するものであって、一定
時間ごとに(例えば深夜等)強制的に現用系と予備系を
切替えて潜在障害を積極的に発見しようとするソフトウ
ェア上の処理である。これは障害ではないが系切替が要
求される。
このような系切替には非常に大量のデータが現用系から
予備系へ移し替えられなければならず、長時間を要する
という問題があった。又、系切替の指示を主プロセッサ
から各副プロセッサに送出するにしても、当該指示のデ
ータの編集とか、これを受けた側での解読に時間を要し
その問題の解決を益々困難にしている。このことは一方
、各副プロセッサから主プロセッサへの制御情報の転送
についても同じであり、こんどは副プロセッサ側から主
プロセッサへの系切替要求が当該制御情報であったとす
ると、その制御情報が実際に主プロセッサにおいて理解
されるまでにかなりの時間を要し、もし、当該副プロセ
ッサからの系切替要求が重大な障害に起因するものであ
るとすれば、その時間遅れはシステムに大なる障害を及
ぼすという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明に係るマルチプロセッサシステムの原理
構成図である。本図において、11−0は0系主プロセ
ッサ、11−1は1系主プロセッサであり、それぞれ複
数の0系副プロセッサ12−01〜12−Okおよび複
数のl系副プロセッサ12−11〜12−1kを総括し
て管理する。
これらプロセッサ間には、主としてデータの授受のため
のO系および1系の通信バス13−0゜13−1  (
簡略化のため1系通信バス13−1は図示していないが
O系通信バス13−0と並行して布線される)が布線さ
れる。又、これらプロセッサ間には、主として制御信号
の伝送を行う0系および1系システム制御バス14−0
.14−1(簡略化のため0系システム制御バス14−
OLか図示していないが、l系システム制御バス14−
1はこれと並行して布線される)が布線される。
ここに、O系の全てのプロセッサおよびO系の全てのバ
スはO系内でのみデータならびに制御信号の授受を行い
、又、l系の全てのプロセッサおよび1系の全てのバス
は1系内でのみデータならびに制御信号の授受を行うよ
うに拘束されるが、これは本発明の前提条件である。つ
まり同一系同士での通信しか行わない。このような同一
系同士での通信に拘束することにより、ハードウェア量
はかなり削減され、又、ソフトウェア管理はかなり楽に
なる。さらにもう1つの前提条件は、副プロセッサ(1
2)には系切替権を付与せず、原則として主プロセッサ
(11)が系切替権を行使するように拘束することであ
り、これによりソフトウェア管理がかなり楽になる。
ところで、このように構成されたマルチプロセッサシス
テムにおいて、主プロセッサ(11)側から、系切替を
これから実行することを各副プロセッサ(12)側に対
して予告するための予告信号5po(1系が現用系とす
れば5py)を送出する。
そして、該予告信号31)oをシステム制御バス14−
0を介して受信し、各副プロセッサ12−01〜12−
Ok内のO系第1保持部15−01〜15−Okに保持
する。
一方、副プロセッサ12−01〜12−Okのいずれか
から、現用系および予備系の系切替が実行されることを
主プロセッサ11−Oに対して要求する要求信号Sro
を送出する。これは1内に障害が発生したことを認識し
た1の副プロセッサから送出されるものであり、通信不
能を表示するものである。このことはl系についても同
じであり、当該障害のある1系副プロセッサより、シス
テム制御バス14−1を介し要求信号Sr、を主プロセ
ッサ11−1に対して送出する。
〔作 用〕
仮に今0系が現用系になっているものとすると、何らか
の要因、例えば既述の定時切替によって主プロセッサ1
1−0が11−1へ系の切替を予定しているものとする
。これはソフトウェア上規定されている切替であるから
、予測可能である。そこで、両系の副プロセッサに対し
、これから系切替がある旨の予告をする。これが予告信
号Spである。これにより本来の定時切替命令が副プロ
セッサに出されるより以前に、系切替作業、主として各
種データの1系への移し替えを開始でき、定時切替は極
めて短時間に行われる。この場合、各副プロセッサは1
内の第1保持部(15)を定期的に監視(ルックイン)
し、その指示状態を読み取る(ステータスリード)こと
になる。
一方、本プロセッサシステムは主プロセッサ(11)が
主体となって系の切替を行うことから、各副プロセッサ
内に生じた障害により、自らがシステム全体の系を切替
ることはできない。そこで、各副プロセッサ(12)は
自ら、系切替の要求信号Srを主プロセッサ(11)に
対して送出するものとし、このために主プロセッサ11
−0.11−1は、上記の第1保持部(15)と同様の
O系第2保持部16−0および1系第2保持部16−1
を設け、その要求信号Srを保持する。この場合、主プ
ロセッサ11−0.11−1は自白の第2保持部16−
0.16−1を定期的に監視(ルックイン)し、その指
示状態を読み取る(ステータスリード)ことになる。か
かる単純な信号Srの転送のみで迅速に系切替が開始さ
れる。なお、要求信号Srがどの副プロセッサから発生
したものかは、主プロセッサでは分らない。しかし、系
切替に際してはどこが障害であろうと障害が発生したこ
とには変わりがないから、まず系を切替えて、その後ゆ
っくりと定期試験等により当該副プロセッサを追求すれ
ばよい。なお又、上記第1および第2保持部(15,1
6)は新たに設けるまでもなく既存のフラグレジスタあ
るいはステータスレジスタを流用できる。
〔実施例〕
第2A図は本発明が適用される副プロセッサ側のシステ
ム構成例を示す図、第2B図は本発明が適用される主プ
ロセッサ側のシステム構成例を示す図であり、特に本発
明にとって重要な構成要素は第2A図内のCCおよびC
8Cで示されるブロック内に存在し、又、第2B図内の
CG、MSCおよび■SCで示されるブロック内に存在
する(後に詳述)。なお、以下の説明は電子交換機を例
にとって行われるので、上記の主プロセッサは具体的に
はマネージメントプロ゛セッサであり、上記の副プロセ
ッサは具体的にはコールプロセッサである。本図中、前
者はM P R(Management Pr。
−cessor)と図示し、後者はCP R(Call
 Processor)と図示する。第2A図において
コールプロセッサCPR,〜CPR,はそれぞれ対応す
るネットワーク(Network) N VL 〜N 
WIlを制御する。各ネットワークは通話路メモリ等の
交換機能部を内蔵しバスルートを設定する。このように
複数のネットワークNW、〜NWkがあるのは、いわゆ
る負荷分散の考え方に基づく、このために、各ネットワ
ーク対応に複数のコールプロセッサCPR,〜CPRk
が設けられることになる。
さらに、通信の信幀性向上のために各ネツトワ−り(N
W)は二重化され、0系(#O)とl系(#1)の対か
らなる。これに対応し、各コールプロセッサ(CP R
)も0系(#0)と1系(#1)の対から構成される。
0系のコールプロセッサ(CP R)群は、通信バス1
3−0を介して0系マネ一ジメントプロセッサMPR,
と通信し、又、必要に応じてθ系のコールプロセッサ同
士(CP R,。〜CPRk、)も通信バス13−0を
介して通信できる。同様に、現用系となったl系のコー
ルプロセッサ(CP R)群は、通信バス13−1を介
して1系マネージメントプロセッサMPR。
と通信し、又、必要に応じてl系のコールプロセッサ同
士(CP R□〜CPR□)も通信バス13−1を介し
て通信できる。各プロセッサCPRにおいては系間(#
0  #1)通信がなされるが、他のCPR同士での系
間通信は行わないことを前提とする。ハードウェアの簡
素化、ソフトウェア管理の単純化のためである。
次に各コールプロセッサCPRの内部構造を説明する。
いずれのコールプロセッサも同一構造を有するのでCP
R,を代表として説明する。コールプロセッサCPR,
の0系および1系は、CC1ISC,C3C,IPCお
よびMMからなる。各部の名称は次のとおりである。
■ CC(Central Controller)−
中央制御装置■ I S C(Interface S
ubsystem Controller)−・・−・
系間通信制御装置 ■ CS C(Call Processor 5id
e Systerareconfiguration 
Controller) °゛−システム再構成制御装
置 ■ I P C(Inter s+ulti Proc
essorsCommunicator) ・=−マル
チプロセッサ間通信制御装置 ■ MM (Main Memory)=−主記憶装置
■ P B S (Processor Bus)−“
−プロセッサバス上記■〜■のうち、■、■および■は
一般的なものであるが、■、■および■はマルチプロセ
ッサシステムに固有のものである。まず系間通信制御装
置ISOについてみると、この装置はO系および1系間
の系間通信を行うものであり、系切替時に備えて、現用
系の最新情報のうち特に重要なデータを常に予備系に供
給し、系切替が発生したときに、当該予備系が迅速に立
上れるようにしておく。
システム再構成制御装置C8Cは、コールプロセッサ側
にあって(マネージメントプロセッサ側にもある)、マ
ルチプロセッサシステムにおいて、通常の通信ルートで
はシステム再構成が不可能な障害時、電源立上げ時等に
、再構成の制御のための制御情報をシステム制御バス(
14)を介して転送するための装置である。
マルチプロセッサ間通信制御装置IPCは、CPRから
MPRへ、MPRからCPRへ、あるいは同一系CPR
間のデータ通信動作を、通信バス(13)上で行わせる
ための制御装置である。つまり、通常の呼処理のための
データ通信は、この装置IPCを経由して行われる。
次に第2B図を参照してマネージメントプロセッサMP
Hの内部構造を説明する。ただし、第2A図において説
明したのと同様のブロックについては再度説明しない。
なお、第2B図のバス13−0.13−1.14−0、
および14−1は、第2A図のバス13−0.13−1
.14−0および14−1と全く同じものである。第2
B図に開存のブロックは下記のとおりである。
■ M S C(Management Proces
sor 5ide Sys−tem reconfig
uration Controller) −−システ
ム再構成制御装置 ■ I B C(Inter multi proce
ssors BusController) −−通信
バス制御装置■ P B C(Peripheral 
Bus Controller)−周辺バス制御装置 上記のシステム再構成制御装置MSCはマネージメント
プロセッサ側に置かれるものであって、その役割はコー
ルプロセッサ側のC8Cと同じである。
上記の通信バス制御装置IBCは、マルチプロセッサ間
通信制御装置rpcによる通信バス(I3)の使用権を
制御するものであり、例えばポーリングを行う。又、周
辺バス制御装置PBCは、人出力制御装置IOCを制御
するものであり、IOC配下の外部記憶装置(フロッピ
ーディスク等)に対するアダプタ的な役割を果す。なお
、マネージメントプロセッサMPRと点線のラインで接
続されるブロックは、デパック(Debug)コンソー
ル(Con5ole) D −CN Sであり、ソフト
ウェアデバッグ時にのみ用いる。
かくして第2A図の複数のコールプロセッサCPRと、
マネージメントプロセッサMPRとにより、複数のネッ
トワークNW、〜NWケを制御することになる。このよ
うなシステムにおいて、本発明は系切替を如何に開始さ
せるかについて言及するもので、例えば現用系であるO
系(#0)内のCPR内に障害があったとき、又は主プ
ロセッサからプログラムにより系切替をするとき、所定
の手順で、予備系である1系(#1)に制御をわたすこ
とになる。
第3図は本発明に係る系切替の手法を図解的に示す図で
ある。本図において、通信バス13−0および13−1
を境にして、上側はθ系、下側は1系であり、両系は切
り離されていることを表している。IPCは既に第2A
および2B図で説明したマルチプロセッサ間通信制御装
置であり、各IPCを介して、マネージメントプロセッ
サMPR#0とコールプロセッサCPR,#0〜CPR
k#0とが、通信バス13−0と接続する。この構成は
図示するとおり1系(#1)についても全く同じである
0本図中のCPUは、単に第2A図および第2B図にお
けるMPR,CPR内のrpcを除く部分(CG、IS
O,MM等)も総称したものであり、図の簡略化のため
に−まとめにしただけである。0系のCPU相互間はシ
ステム制御バス14−0で接続され、1系のCPU相互
間もシステム制御バス14−1で接続されるが、各シス
テム制御バスとしては、本発明と特に関連する系切替予
告信号線SP (SP−0,5P−1)と系切替要求信
号線SR(SR−0,5R−1)が示されている。
本発明の前提条件として、系切替の指示はマネージメン
トプロセッサMPRが主体となって行うこととしている
。このために系切替予告信号線SPが布線され各コール
プロセッサCPR,〜cPRkに系切替予告が統一的に
行われる。ここで、各CPRの第1保持部(第1図の1
5を付したブロック)には新たな系表示がなされること
になる。
つまり今まで1系(0系)のものはO系(l系)に切替
えるべき旨の表示が行われる。その後、所要の系切替が
各CPRにて開始する。
一方、コールプロセッサ内の障害に起因して系切替が要
求される場合、本発明の前提条件として系切替の指示は
マネージメントプロセッサMPRが主体となって行うこ
ととしているので、当該要求は要求信号Srを、系切替
要求信号線SRを通して主プロセッサに対して送信する
ことにより行われる。ここで、各MPRの第2保持部(
第1図の16を付したブロック)には新たな系表示がな
されることになる。つまり、今までl系(0系)のもの
はO系(1系)に切替えることを求めた表示が行われる
。その後、所要の系切替がシステム全体について開始す
る。
第4A図は本発明に係る系切替予告の動作のフローを一
例をもって示す図であり、第4B図は本発明に係る系切
替要求の動作フローを一例をもって示す図である。まず
第4A図についてみると、まず現用系(ACT系)のマ
ネージメントプロセッサMPR内の中央制御装置CCは
、例えば定時切替に先立ち、系切替予告信号SpをMP
R内のシステム再構成制御装置MSCに渡す。引続き信
号Spはシステム制御バス上を転送され、各CPRのシ
ステム再構成制御装置C8Cに至る。そしてその中の、
第1保持部15に保持される。引続き各CPRは“ルッ
クイン”により第1保持部15を監視し、その状態表示
を、“ステータスリード”により読み取る。この場合は
、系切替の予告であり、既述した相応の動作を開始する
。本発明の一例によれば、予告信号Spとして“フェー
ズ零PHO″の指示とする。これによれば実用上便利で
ある。フヱーズは通常0.l、2に区分され数が増す程
障害度が高い。つまりPH2は最上位のレベルであって
、最優先の処理である。
電子交換機では、PH2の立上げモードのもとでは交換
処理そのものを維持できない。PH1では、オンライン
中にも拘らず突然切替わるが、通話中のものは救済され
、ダイヤル中のものは断となる。PHOの切替は、通話
中も救済され、ダイヤル中も救済されるので、通話者に
はほとんど気付かれないような立上げモードである。そ
の代わりPHOの切替に際しては、大量のデータが短時
間のうちに予備系に事前に移し替えられていなければな
らず、切替動作としては苛酷である。このPHO切替の
代表が前述した定時切替である。
第4B図についてみると、まず現用系(ACT系)のコ
ールプロセッサCPR内の中央制御装置CCは、CC以
外の部分に障害があることを自ら検知したとき、最早自
己に対しては通信不能であるから、自白のシステム再構
成制御装置C3Cに系切替要求信号Srを渡しMPRの
システム再構成制御装置MSCに、システム制御バスを
介し転送する。ただし、CPR内で、少なくとも信号S
rの転送バス上には異常はないものとする。
(万一信号Srそのものが送れないときは、本発明の関
知するところではないが、いずれ、応答信号なし等の理
由でMPRによって当該CPRの障害が検出される。)
MPRのMSCに至った要求信号Srは、その中の第2
保持部16に保持される。引続きMPRは“ルックイン
”により第2保持部16を監視し、その状態表示を、“
ステータスリード”により読み取る。この場合は、系切
替の要求であり、現用系のCPR群のいずれかに障害が
発生したことをMPRは認識し、システム全体の系を切
替える。なお、本発明の一例では、この要求信号Srに
相当するものとして新たにIPSLビットを定義して、
これをCPR内で用いる。
IPSLは通信不能(impossible)に由来し
た記号である。
第5A図は本発明に係る第2保持部を具備するマネージ
メントプロセッサの一例を示す図である。
又、第5B図は本発明に係る第1保持部を具備するコー
ルプロセッサの一例を示す図である。両図はO系のシス
テム制御バス14−0と1系のシステム制御パス14−
1とによって接続され、その中でとりわけO系および1
系の系切替予告信号線5P−0,5P−1と、O系およ
びl系の系切替要求信号線5R−0,5R−1とが重要
である。
ただし、5C−Oと5C−1はそれぞれ同期信号伝送線
である。
まずマネージメントプロセッサMPR−0から系切替の
予告信号が出されるものとする。この予告信号のもとに
なる予告ビットは例えば第4A図のPHOビットとして
ドライバMSD−0(MSCSignal Drive
r)にセットされる。そして対応するドライバゲートD
Gより、予告信号Spoとして、予告信号線5p−o上
を伝送され、0系のコールプロセッサ(CPR−0)に
至る。
第5B図のコールプロセッサ側では、予告信号線5p−
oより、システム再構成制御装置CSC。
−〇〜C3Ck−0内に予告信号Spoをとりこみ、そ
れぞれのドライバゲートDGを介してステータスレジス
タ5TR−0内の予告ビット、例えばPHOをオンにす
る。各中央制御装置(CC,−”0〜CCk−0)は第
4A図に示したとおり、ルックインにより、ステータス
リードを行う。ACT系のコールプロセッサは来るべき
系切替命令に備える。
一方、第5B図のコールプロセッサ側からは、第4B図
に示した系切替要求も行う。例えばコールプロセッサC
PR,−0内で障害が発生したことを、中央制御装置C
C,−Oが検出すると、即座にステータスレジスタ5T
R−0のI PSLビット(通信不能ビット)をオンに
する。このIPSLビットは対応するドライバゲートよ
り、要求信号Sroとして、要求信号線5R−0上に送
出される。このことは、他のコールプロセッサ(CPR
−〇以外)に障害が生じたときも同様である。この要求
信号SroはプロセッサMPR−0に送出されるが、こ
のとき当該クロック発生器CLG、0からの同期信号C
LOも同期信号伝送線5C−Oを通して送出する。
第5A図のマネージメントプロセッサMPR−0は同期
信号CLOと共に要求信号Sroをステータスレジスタ
STR’−0にセットし、I PSLビットをオンにす
る。
第5B図においてCN−0,CN−1はコネクタであり
、CLGOXCLGIはMPR系のクロック発生器であ
る。第5B図において、RS F R。
−0,R3FR,−1,R3FRK −0等はりスター
トフラグレジスタであり、障害発生時にMPRより系切
替指示s stoを受けるとき等に用いる。
MEMはMPRのエマ−ジエンシー(Emergenc
y)を示すビットである。このとき用いるクロックはC
Lである。
最後に本発明に関連する動作の実例をい(つか揚げてお
く。
■ PHO再開(定時切替、コマンド切替)■ CPR
内IPCの障害:PHO ■ MPR内IPCの障害:PHO ■ CPR障害:PH1 第6図はPHO再開時のシステム遷移図である。
遷移の順番は上から(1)→(2)−(3)→(4)の
順である。各遷移図は第3図のシステム構成に則って描
いている。又、MPRおよびCPR間を結ぶラインのう
ち、点線間は特別に動作が発生しておらず、実線間のみ
で行動(Action)が生じている。
上記のことは、以下の第7〜9図についても同様である
。第6図において、(1)ではMPRより全CPRに対
し、システム制御バス経由でPHQ切替要求をする。た
だし、PHO切替要求は全CPRのACT系についての
み行う。同図の(2)において、■は掃出し完了通知を
示す。CPRは掃出し処理を行い、掃出し完了により、
SBY (予備)系のPHO実行フラグをオンにし、I
PC経由でMPRへ掃出し完了通知を行う。一方MPR
でも掃出し処理を行い、掃出し完了により、SBY系の
PHO切替フラグをオンにする。■MPRが全CPRか
らの掃出し完了メツセージを受信すると、タイミングア
ウト(1秒)をもってF D T (FaultDet
ection Timer)オーバーフローにより、A
/5(ACT/5TAND−BY)切替を実行する。
同図(3)において、■はMPR側エマ−ジエンシー(
MEMA)であり、MPRから全CPRヘエマージエン
シーを通知し、■ではPHO切替フラグのオンによりP
HO再開を行う。■は定期試験を示し、通信バスで定期
試験を行う。同図の(4)においては■は系間データ通
信を、■は交換処理(データ通信)を示し、定期試験が
正常であればシステムオンライン処理に入る。
第7図はCPR内rpc障害時のシステム遷移図である
。本図の(1)において、■ではCPRからの通信不能
情報(I P S L :  impossible 
)受信によりMPRは定期試験に入る。■は定期試験を
示し、CPR,に対する試験が不可である時、CPR,
のIPC障害を識別する。同図(2)においてはMPR
より、ACT系の全CPRに対し、システム制御バス経
由でPHO切替要求をする。
同図(3)において、■は掃出し完了メツセージを示し
、CPRは掃出し完了メツセージをMPRへ送ることが
できない。■ではMPRは1秒のソフトタイミングによ
り、エマ−ジエンシー(MEMA)を起動し、A/S切
替を行う。同図(4)の実線はMPR側エマ−ジエンシ
ー(MBMA)であり、MPRから全CPRへエマ−ジ
エンシーを通知し、定期試験を行う。
第8図はMPR内IPC障害時のシステム遷移図である
。本図の(1)において、■ではCPRからの通信不能
情報(IPSL)受信により、MPRは通信バス経由で
定期試験を行う。■では2MPRは全CPRに対する試
験が不可であるため、MPR内にIPC障害があるもの
と認識する。なお、MPR自身で障害検出する場合もあ
る。同図の(2)においてはM P Rより、ACT系
の全CPRに対してシステム制御バス経由でP HO切
替要求をする。同図の(3)において、■は掃出し完了
メツセージであり、CPRからMPRへの掃出し完了メ
ツセージ送出が不可であり、■においてMPRは1秒の
ソフトタイミングによりエマ−ジエンシー起動し、A/
S切替を行う。この場合、通信バスが使用不可のため、
MPRはPHO指示を全CPRへ送出してから、自身の
ソフトタイマでタイミングをとってA/S切替を行う・
同図(4)において、■はMPR側エマ−ジエンシー(
MEMA)を、■は定期試験を示し、■ではMPRから
全CPRへエマ−ジエンシーを通知し、CPRはPHO
切替フラグのオンによりPHO再開を行う。■では通信
バス経由で定期試験を行う。
第9図はCPR障害時のシステム遷移図である。
本図の(1)の実線はPH1起動メツセージであり、ま
ずCPR,(O系)でF D T (Fault De
tectionTimer)のオーバーフローが発生す
ると、CPR。
(0系)の障害ホッパーに障害原因が書き込まれ、CP
R,よりMPRに対し、PH1起動メツセージを送出す
る。MPRではエマ−ジエンシー回路により、A/Sビ
ットを書き換える。同図の(2)において、■では、M
PRにおいて、Pi(l起動メツセージ受信の際、FD
TオーバーフローによりHMA回路を起動する。■はM
PR側エマ−ジエンシー(MEMA)であり、MPRか
ら全CPRへエマ−ジエンシーを通知し、■ではMPR
より全CPHに対し、PH1起動メツセージを送出する
。同図の(3)の実線はPH1起動メツセージ応答であ
り、MPRは全CPRよりPH1起動メツセージ応答を
受信することにより、PH1再開処理を行う。同図(4
)において、■ではCPR。
は障害ホッパーに障害原因が書かれているので単独でダ
ウンする。■一方、CP R3は障害ホ・ツバ−に何も
書かれていないので、コピー動作をする。′■また、M
PRは、CC切替フラグが書かれているので、コピー動
作をする。■では交換処理(データ通信)が実行される
〔発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば各々が二重
化されたマルチプロセッサにおいて、ソフトウェア管理
を複雑化することな(、又、複雑なハードウェアを導入
せずに、O系から1系へ又はこの逆の系切替を迅速に実
行でき、電子交換機に用いればその効果は一層大である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマルチプロセッサシステムの原理
構成図、゛ 第2A図は本発明が適用される副プロセッサ側のシステ
ム構成例を示す図、 第2B図は本発明が適用される主プロセッサ側のシステ
ム構成例を示す図、 第3図は本発明に係る系切替の手法を図解的に示す図、 第4A図は本発明に係る系切替予告の動作フローを一例
をもって示す図、 第4B図は本発明に係る系切替要求の動作フローを一例
をもって示す図、 第5A図は本発明に係る第2保持部を具備するマネージ
メントプロセッサの一例を示す図、第5B図は本発明に
係る第1保持部を具備するコールプロセッサの一例を示
す図、 第6図はPHO再開時のシステム遷移図、第7図はCP
R内IPC障害時のシステム遷移図、 第8図はMPR内IPC障害時のシステム遷移図、 第9図はCPR障害時のシステム遷移図である。 11−0.11−1−・主プロセッサ、12−0〜12
−Ok、12−11〜12−1に−・−副プロセッサ、
13−0.13−1−通信バス、 14−0.14−1・−システム制御バス、15−0.
15−1−第1保持部、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の副プロセッサと、これら副プロセッサを総括
    する主プロセッサと、該副プロセッサおよび主プロセッ
    サ間の通信と制御のためにそれぞれ布線される通信バス
    およびシステム制御バスとを備え、かつ上記の各々が0
    系と1系とに二重化されていて、しかも通常動作中は該
    0系は0系内でのみ、又該1系は1系内でのみ上記通信
    および制御が行われるように拘束されたマルチプロセッ
    サシステムであって、 前記主プロセッサから現用系および予備系の系切替を実
    行することを各前記副プロセッサに対して予告するため
    の予告信号を送出するとともに、該予告信号を各該副プ
    ロセッサにおいて保持する第1保持部を設け、 各前記副プロセッサから、現用系および予備系の系切替
    が実行されることを前記主プロセッサに対して要求する
    ための要求信号を送出するとともに、該要求信号を該主
    プロセッサ内において保持する第2保持部を設け、 各前記副プロセッサおよび前記主プロセッサはそれぞれ
    前記第1および第2保持部を監視し、それぞれ前記予告
    信号および要求信号が保持されていることを検出したと
    き前記系切替の実行を開始することを特徴とするマルチ
    プロセッサシステム。
JP60293483A 1985-12-28 1985-12-28 マルチプロセツサシステム Granted JPS62156754A (ja)

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JP60293483A JPS62156754A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 マルチプロセツサシステム
CA000526210A CA1278388C (en) 1985-12-28 1986-12-23 Multiprocessor system
US07/523,823 US5251299A (en) 1985-12-28 1990-03-19 System for switching between processors in a multiprocessor system

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JPH0219505B2 JPH0219505B2 (ja) 1990-05-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0193219A (ja) * 1987-10-05 1989-04-12 Hitachi Ltd 系切替方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0193219A (ja) * 1987-10-05 1989-04-12 Hitachi Ltd 系切替方法

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