JPS62156540A - トナ−原材料混合品の分散性評価方法 - Google Patents
トナ−原材料混合品の分散性評価方法Info
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- JPS62156540A JPS62156540A JP60298924A JP29892485A JPS62156540A JP S62156540 A JPS62156540 A JP S62156540A JP 60298924 A JP60298924 A JP 60298924A JP 29892485 A JP29892485 A JP 29892485A JP S62156540 A JPS62156540 A JP S62156540A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、電子写真複写機に用いられるトナー原材料混
合品の分散性評価方法に関する。
合品の分散性評価方法に関する。
（従来の技術）
電子写真複写機に用いられるトナーは、結着樹脂１着色
剤およびその他トナー配合剤等の複数の粉粒体の混合品
を混練し９ｗＸ細化して得られる。
剤およびその他トナー配合剤等の複数の粉粒体の混合品
を混練し９ｗＸ細化して得られる。
トナーとしては、結着樹脂中に着色剤、トナー配合剤等
が均一に分散していることが、複写画像の品質向上に繋
がる。従来、トナー原材料の混合品における着色剤、ト
ナー配合剤等の分散状態を測定する方法としては９例え
ばパウダーテスター（商品名、ホソカワミクロン社製）
を用い、混合品をふるいを通して、平板上に円錐状の山
を形成してその山の安息角や、見掛は比重等を測定する
方法が知られている。この方法では２分散度を上げてゆ
くと安息角が大きくなることより、安息角が大きいほど
、つまり流動性の悪い状態はど１分散状態が良いと判断
される。しかし、混合品をふるいに通す場合に、ふるい
上に混合品の一部１例えば粒径の大きな材料が残り、正
確な測定ができないという不都合がある。
が均一に分散していることが、複写画像の品質向上に繋
がる。従来、トナー原材料の混合品における着色剤、ト
ナー配合剤等の分散状態を測定する方法としては９例え
ばパウダーテスター（商品名、ホソカワミクロン社製）
を用い、混合品をふるいを通して、平板上に円錐状の山
を形成してその山の安息角や、見掛は比重等を測定する
方法が知られている。この方法では２分散度を上げてゆ
くと安息角が大きくなることより、安息角が大きいほど
、つまり流動性の悪い状態はど１分散状態が良いと判断
される。しかし、混合品をふるいに通す場合に、ふるい
上に混合品の一部１例えば粒径の大きな材料が残り、正
確な測定ができないという不都合がある。
これに対し、混合品を攪拌翼で混練する際の。
その攪拌翼にかかる初期トルク値から、混合品の各粉粒
体の分散状態を評価する方法（初３１Ｊｌ−）ルク値が
大きいほど均一に分散されていると評価される）、混練
物を電子顕微鏡等で観察し、結着樹脂中の着色剤、その
他トナー配合剤等の分散性を評価する方法、さらには製
品化したトナーの物理特性・複写画像の画質にて混合品
の各粉粒体の分散状態を評価する方法等も知られている
が、いずれもトナー原材料の混合品を混練し、あるいは
トナーにした状態でトナー原材料混合品の分散状態を評
価するものであるため、混練時・トナー形成時に分散状
態が変化しており、混合品の分散状態を。
体の分散状態を評価する方法（初３１Ｊｌ−）ルク値が
大きいほど均一に分散されていると評価される）、混練
物を電子顕微鏡等で観察し、結着樹脂中の着色剤、その
他トナー配合剤等の分散性を評価する方法、さらには製
品化したトナーの物理特性・複写画像の画質にて混合品
の各粉粒体の分散状態を評価する方法等も知られている
が、いずれもトナー原材料の混合品を混練し、あるいは
トナーにした状態でトナー原材料混合品の分散状態を評
価するものであるため、混練時・トナー形成時に分散状
態が変化しており、混合品の分散状態を。
直接にかつ正確に評価できない。混練時における測定あ
るいは製品化されたトナーを用いての測定であるため、
多量のトナー原材料混合品を必要とする不都合もある。
るいは製品化されたトナーを用いての測定であるため、
多量のトナー原材料混合品を必要とする不都合もある。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、その
目的は９着色剤、その他トナー配合剤等の各粉粒体の分
散状態を精度よく、短時間に少量で測定・評価し得るト
ナー原材料混合品の評価方法を提供することにある。
目的は９着色剤、その他トナー配合剤等の各粉粒体の分
散状態を精度よく、短時間に少量で測定・評価し得るト
ナー原材料混合品の評価方法を提供することにある。
（問題点を解決するための手段）
トナー原材料は、結着樹脂、顔料・染料等の着色剤、そ
の他トナー配合剤等の粉粒体からなる。
の他トナー配合剤等の粉粒体からなる。
この混合品の大半は結着樹脂が占めるため、圧力を加え
ることにより、結着樹脂にて、他の着色剤。
ることにより、結着樹脂にて、他の着色剤。
その他トナー配合剤等と共に所定の形状に成形し得る。
しかし１着色剤・その他トナー配合剤等の分散性が悪く
、結着樹脂中に着色剤、その他トナー配合剤等が均一に
分散せず２着色剤等が塊状に集中し゛ている場合には、
所定の形状とすべく圧力を加えても２着色剤、その他ト
ナー配合剤等はもともと圧力によって結着しないので混
合品は成形されず、所定の形状にはならない。しかし、
各トナー原材料がある程度分散されている混合品におい
ては、樹脂がほぼ一様に存在するので、圧力を加えるこ
とにより、所定の形状に成形される。この場合、圧力を
加えることにより、結着樹脂間の空隙内に着色剤等が入
り込み、所定の形状に成形された混合品の空隙率は小さ
くなって比重は増加すると考えられる。
、結着樹脂中に着色剤、その他トナー配合剤等が均一に
分散せず２着色剤等が塊状に集中し゛ている場合には、
所定の形状とすべく圧力を加えても２着色剤、その他ト
ナー配合剤等はもともと圧力によって結着しないので混
合品は成形されず、所定の形状にはならない。しかし、
各トナー原材料がある程度分散されている混合品におい
ては、樹脂がほぼ一様に存在するので、圧力を加えるこ
とにより、所定の形状に成形される。この場合、圧力を
加えることにより、結着樹脂間の空隙内に着色剤等が入
り込み、所定の形状に成形された混合品の空隙率は小さ
くなって比重は増加すると考えられる。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであ
り、結着樹脂・着色剤およびその他トナー配合剤等の複
数の粉粒体からなるトナー原材料混合品を、所定量秤量
して所定時間加圧することにより所定の形状に成形し、
成形された所定の形状物の比重を測定することにより各
トナー原材料の分散性を評価してなり、そのことにより
上記目的が達成される。
り、結着樹脂・着色剤およびその他トナー配合剤等の複
数の粉粒体からなるトナー原材料混合品を、所定量秤量
して所定時間加圧することにより所定の形状に成形し、
成形された所定の形状物の比重を測定することにより各
トナー原材料の分散性を評価してなり、そのことにより
上記目的が達成される。
（実施例）
以下に本発明の実施例について説明する。
ヘンシェルミキサーと、Ｗコーンミキサーとを用い、下
記処方によりトナー原材料の混合品を得た。
記処方によりトナー原材料の混合品を得た。
結着樹脂 １００．０重量部
離型剤 １．８重量部
カーボン ８．５重量部
その他添加剤 １．０重量部
得られた混合品を２００１Ｔ１ｒ秤量し、秤量された混
合品を、赤外線吸収スペクトル測定用の円筒状物成型機
を用いて、 ４００ｋｇ／ｃｍ２の圧力にて１０分間
加圧し、短円筒状物を得た。得られた短円筒状物の重量
を電子天秤で測定すると共に、短円筒状物の直径と厚さ
をマイクロメータで測定して、短円筒状物の比重を計算
した。ヘンシェル品・Ｗコーン品それぞれ２０個の円筒
状物についての比重計算値を下表に示す。
合品を、赤外線吸収スペクトル測定用の円筒状物成型機
を用いて、 ４００ｋｇ／ｃｍ２の圧力にて１０分間
加圧し、短円筒状物を得た。得られた短円筒状物の重量
を電子天秤で測定すると共に、短円筒状物の直径と厚さ
をマイクロメータで測定して、短円筒状物の比重を計算
した。ヘンシェル品・Ｗコーン品それぞれ２０個の円筒
状物についての比重計算値を下表に示す。
（以下余白）
表から明らかなように、ヘンシェルミルを用いたトナー
原材料混合品の方が常に比重が大きい。
原材料混合品の方が常に比重が大きい。
各混合品を混練して微粉化し、さらに分級してトナーを
製造した。製造されたトナーの帯電量と。
製造した。製造されたトナーの帯電量と。
該トナーを用いての電子写真複写機による複写画像の画
質を調べた。トナー帯電量は、２回測定した結果、ヘン
シェル品が１５．６２μｃ／ｇ、 １５．６２μｃ／ｇ
であるのに対し、Ｗコーン品は１９．８６μｃ／ｇ、
２０．４１μｃ／ｇであった。安定した複写画像を得る
ためには、トナー個々の帯電状態（電位の分散状態）が
均一になっていることが好ましく、ヘンシェル品の方が
帯電特性が良好である。
質を調べた。トナー帯電量は、２回測定した結果、ヘン
シェル品が１５．６２μｃ／ｇ、 １５．６２μｃ／ｇ
であるのに対し、Ｗコーン品は１９．８６μｃ／ｇ、
２０．４１μｃ／ｇであった。安定した複写画像を得る
ためには、トナー個々の帯電状態（電位の分散状態）が
均一になっていることが好ましく、ヘンシェル品の方が
帯電特性が良好である。
また複写画像の階調再現性を調べたところ９図に示すよ
うに、原稿濃度と複写濃度が一致している状態、すなわ
ち３図に直線で示す傾き（γ値）が１の状態が最良であ
る。図より明らかなように。
うに、原稿濃度と複写濃度が一致している状態、すなわ
ち３図に直線で示す傾き（γ値）が１の状態が最良であ
る。図より明らかなように。
ヘンシェル品の方が、Ｗコーン品よりもγ値が１に近く
、再現性が良いことがわかる。また、ヘンシェル品およ
びＷコーン品を用いて５０００枚の耐刷試験を行ったと
ころ、Ｗコーン品ではγ値が徐々に大きくなるのに対し
、ヘンシェル品ではγ値がほとんど変化しなかった。
、再現性が良いことがわかる。また、ヘンシェル品およ
びＷコーン品を用いて５０００枚の耐刷試験を行ったと
ころ、Ｗコーン品ではγ値が徐々に大きくなるのに対し
、ヘンシェル品ではγ値がほとんど変化しなかった。
このように、ヘンシェルミキサーにて混合して。
トナー化したものは、帯電特性および複写画質の階調再
現性について、Ｗコーンミキサーにて混合してトナー化
したものよりも優れており、トナー原材料の混合時にお
ける分散性に優れていると考えられる。従って、前記表
に示したように、ヘンシェルミキサーにて混合したトナ
ー原材料混合品の短円筒状物の比重がＷコーンミキサー
にて混合したものの短円筒状物の比重よりも、常に大き
くなっている本発明方法によれば、トナー原材料混合品
の分散性が正確に評価される。
現性について、Ｗコーンミキサーにて混合してトナー化
したものよりも優れており、トナー原材料の混合時にお
ける分散性に優れていると考えられる。従って、前記表
に示したように、ヘンシェルミキサーにて混合したトナ
ー原材料混合品の短円筒状物の比重がＷコーンミキサー
にて混合したものの短円筒状物の比重よりも、常に大き
くなっている本発明方法によれば、トナー原材料混合品
の分散性が正確に評価される。
（発明の効果）
本発明によれば、このように、各トナー原材料の分散性
が良好に評価される。トナー原材料の混合品の状態で各
トナー原材料の分散性を評価するものであるから、混練
時やトナー製造時における各原材料の破砕の影響を受け
ることなく１分散性を評価し得る。加圧することにより
所定の形状に成形するものであるため、サンプル量は少
量でよく、また加圧して比重を計測すればよいので、短
時間で評価し得る。
が良好に評価される。トナー原材料の混合品の状態で各
トナー原材料の分散性を評価するものであるから、混練
時やトナー製造時における各原材料の破砕の影響を受け
ることなく１分散性を評価し得る。加圧することにより
所定の形状に成形するものであるため、サンプル量は少
量でよく、また加圧して比重を計測すればよいので、短
時間で評価し得る。
図は階調再現性の結果を示すグラフである。
以上
Claims (1)
- １、結着樹脂・着色剤およびその他トナー配合剤等の複
数の粉粒体からなるトナー原材料混合品を、所定量秤量
して所定時間加圧することにより所定の形状に成形し、
成形された所定の形状物の比重を測定することにより各
トナー原材料の分散性を評価するトナー原材料混合品の
分散性評価方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60298924A JPS62156540A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | トナ−原材料混合品の分散性評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60298924A JPS62156540A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | トナ−原材料混合品の分散性評価方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156540A true JPS62156540A (ja) | 1987-07-11 |
Family
ID=17865945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60298924A Pending JPS62156540A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | トナ−原材料混合品の分散性評価方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62156540A (ja) |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60298924A patent/JPS62156540A/ja active Pending
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