JPS6215630Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215630Y2 JPS6215630Y2 JP1982173815U JP17381582U JPS6215630Y2 JP S6215630 Y2 JPS6215630 Y2 JP S6215630Y2 JP 1982173815 U JP1982173815 U JP 1982173815U JP 17381582 U JP17381582 U JP 17381582U JP S6215630 Y2 JPS6215630 Y2 JP S6215630Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- main body
- opening
- view
- passage wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は屋外設置型燃焼器の排気装置に関する
ものである。
ものである。
従来例の構成とその問題点
従来のこの種の排気装置は第１図〜第３図に示
すように構成されている。すなわち第１図におい
て本体１前面にフロントカバー２があり、フロン
トカバー２の上部には排気ガスを放出する排気ト
ツプ３、給気を行う給気ガラリ４が設置されてい
る。一般的にこの種の器具ではフアンが内蔵され
ており、強制的に給排気を行い、また排気速度も
速い。
すように構成されている。すなわち第１図におい
て本体１前面にフロントカバー２があり、フロン
トカバー２の上部には排気ガスを放出する排気ト
ツプ３、給気を行う給気ガラリ４が設置されてい
る。一般的にこの種の器具ではフアンが内蔵され
ており、強制的に給排気を行い、また排気速度も
速い。
第２図にこの排気トツプ部の断面図を、第３図
にその正面図を示す。第３図において本体内部よ
りの排気通路壁５の開口部６より流出した排気ガ
スは排気トツプ３より前面に放出される。図中の
矢印は排気ガスの流れを示す。第４図は本体を上
面より見た図で矢印は排気ガスの流れを示し、排
気ガスは開口部６より直接排気トツプ３より放出
されるので排気放出距離Ａは大きく、実験値では
70cmにもなり本体正面に通路がある場合、人に排
気ガスが当たる可能性が大きい。また排気トツプ
３の開口部と本体内部よりの排気通路の開口部５
が対応した場所にあるため、排気トツプ３より流
入した雨水等が直接開口部５より器体内に入る可
能性も大きい。
にその正面図を示す。第３図において本体内部よ
りの排気通路壁５の開口部６より流出した排気ガ
スは排気トツプ３より前面に放出される。図中の
矢印は排気ガスの流れを示す。第４図は本体を上
面より見た図で矢印は排気ガスの流れを示し、排
気ガスは開口部６より直接排気トツプ３より放出
されるので排気放出距離Ａは大きく、実験値では
70cmにもなり本体正面に通路がある場合、人に排
気ガスが当たる可能性が大きい。また排気トツプ
３の開口部と本体内部よりの排気通路の開口部５
が対応した場所にあるため、排気トツプ３より流
入した雨水等が直接開口部５より器体内に入る可
能性も大きい。
考案の目的
本考案はこのような従来の欠点を除去するもの
で、排気放出距離を短くし、通路にいる人に排気
ガスが当ることを防止するとともに、本体内への
雨水の侵入をも防ぐことを目的としている。
で、排気放出距離を短くし、通路にいる人に排気
ガスが当ることを防止するとともに、本体内への
雨水の侵入をも防ぐことを目的としている。
本案の構成
この目的を達成するために本考案は本体正面部
の排気トツプの左右両端部に排気口を設けるとと
もにこれら排気口に相対向しないように本体内部
よりの排気通路の開口部を、排気トツプの排気通
路壁に形成し、さらに排気口からの排気流の方向
を本体正面部の斜め外側方向へ案内する案内部
を、前記排気トツプの後面を形成する排気通路壁
の左右両端部により形成したものであり正面への
排気放出距離を短くし、本体内への排気トツプよ
りの雨水流入を防止するものである。
の排気トツプの左右両端部に排気口を設けるとと
もにこれら排気口に相対向しないように本体内部
よりの排気通路の開口部を、排気トツプの排気通
路壁に形成し、さらに排気口からの排気流の方向
を本体正面部の斜め外側方向へ案内する案内部
を、前記排気トツプの後面を形成する排気通路壁
の左右両端部により形成したものであり正面への
排気放出距離を短くし、本体内への排気トツプよ
りの雨水流入を防止するものである。
実施例の説明
以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。第５図は本実施例の排気トツプ部
の断面図で第５図において本体内部よりの排気通
路の開口部６は排気トツプ３の左右両端に設けら
れた排気口７の中間部で、排気口７と反対側に位
置し、開口部６は正面から見て、排気口７より見
えない場所に位置している。第６図は第５図の正
面図である。
いて説明する。第５図は本実施例の排気トツプ部
の断面図で第５図において本体内部よりの排気通
路の開口部６は排気トツプ３の左右両端に設けら
れた排気口７の中間部で、排気口７と反対側に位
置し、開口部６は正面から見て、排気口７より見
えない場所に位置している。第６図は第５図の正
面図である。
この構成において排気ガスは第７図の矢印に示
すように流れ、すなわち開口部６よりそのままま
つすぐに放出されるのではなく排気トツプ３の開
口部６に対応する位置部に排気口がないため排気
ガスは左右に流れ、排気口７より流出するときは
正面方向ではなく、正面方向より一定の角度θに
傾く。従つて排気放出距離ＢはＢ≒Acosθとな
り従来例の排気放出距離Ａよりも短くなる。また
θが60゜の場合は従来例の半分となる。なおθの
大きさは第５図における排気トツプ３の後面を形
成する排気通路壁５のコーナである両端部により
排気流の案内部８を形成し、この案内部８の曲げ
の大きさ等により決まる。また一方第５図に示す
ように排気口７より雨水が侵入しても開口部６は
直接排気口６と対応していないため、雨水の本体
内への流入はほとんどない。また開口部６が直接
風の影響を受けないので耐風性も良い。
すように流れ、すなわち開口部６よりそのままま
つすぐに放出されるのではなく排気トツプ３の開
口部６に対応する位置部に排気口がないため排気
ガスは左右に流れ、排気口７より流出するときは
正面方向ではなく、正面方向より一定の角度θに
傾く。従つて排気放出距離ＢはＢ≒Acosθとな
り従来例の排気放出距離Ａよりも短くなる。また
θが60゜の場合は従来例の半分となる。なおθの
大きさは第５図における排気トツプ３の後面を形
成する排気通路壁５のコーナである両端部により
排気流の案内部８を形成し、この案内部８の曲げ
の大きさ等により決まる。また一方第５図に示す
ように排気口７より雨水が侵入しても開口部６は
直接排気口６と対応していないため、雨水の本体
内への流入はほとんどない。また開口部６が直接
風の影響を受けないので耐風性も良い。
このように本実施例によれば排気ガスの正面へ
の放出距離が短くなり、器具正面に人がいる場合
の人体への影響が少く、きわめて安全性の高いも
のであり、かつ、雨水の排気口からの本体内の流
入もきわめて少く、従つて本体の耐久性も十分に
向上するものである。
の放出距離が短くなり、器具正面に人がいる場合
の人体への影響が少く、きわめて安全性の高いも
のであり、かつ、雨水の排気口からの本体内の流
入もきわめて少く、従つて本体の耐久性も十分に
向上するものである。
考案の効果
以上のように本考案によれば次の効果を得るこ
とが出来る。
とが出来る。
(1) 器具正面への排気ガスの放出による人体への
影響が少く安全性が高い。
影響が少く安全性が高い。
(2) 器体内への雨水の流入が防止でき、耐久性が
向上する。
向上する。
(3) 開口部が直接外面にないため外部の風が直接
開口部に当らず耐風性能が良い。
開口部に当らず耐風性能が良い。
(4) 排気トツプの排気口は本体正面部に位置して
いるので、本体の左右側面に排気口があるもの
に比べ、本体の左右側面の近傍に壁等があつて
も支障なく排気でき、それだけ器具の設置に制
約をうけることがない。
いるので、本体の左右側面に排気口があるもの
に比べ、本体の左右側面の近傍に壁等があつて
も支障なく排気でき、それだけ器具の設置に制
約をうけることがない。
(5) 排気口からの排気流の方向を、本体正面部の
斜め外側方向へ案内する案内部を、排気トツプ
の後面を形成する排気通路壁の左右両端部によ
り形成するので、特別な案内部材を設けるもの
に比べ構造が簡単で、かつ抵抗の少ない円滑な
排気案内ができる。
斜め外側方向へ案内する案内部を、排気トツプ
の後面を形成する排気通路壁の左右両端部によ
り形成するので、特別な案内部材を設けるもの
に比べ構造が簡単で、かつ抵抗の少ない円滑な
排気案内ができる。
第１図は従来の屋外設置型燃焼器の外観斜視
図、第２図は同排気トツプの拡大断面図、第３図
は第２図の要部拡大正面図、第４図は同排気放出
状態を示す平面図、第５図は本考案の一実施例で
ある屋外設置型燃焼器の排気トツプの要部拡大断
面図、第６図は第５図の要部拡大正面図、第７図
は同排気放出状態を示す平面図である。 １……本体、３……排気トツプ、５……排気通
路壁、６……開口部、７……排気口。
図、第２図は同排気トツプの拡大断面図、第３図
は第２図の要部拡大正面図、第４図は同排気放出
状態を示す平面図、第５図は本考案の一実施例で
ある屋外設置型燃焼器の排気トツプの要部拡大断
面図、第６図は第５図の要部拡大正面図、第７図
は同排気放出状態を示す平面図である。 １……本体、３……排気トツプ、５……排気通
路壁、６……開口部、７……排気口。
Claims (1)
- 本体正面部に排気ガスを放出する排気トツプを
設け、前記排気トツプの正面左右両端部に排気口
を設け、この排気口からの排気流の方向を前記本
体正面部の斜め外側方向へ案内する案内部を、前
記排気トツプの後面を形成する排気通路壁を左右
両端部により形成し、前記排気口が形成されない
排気トツプの部分に対向する前記排気通路壁に本
体内部よりの排気通路の開口部を形成した屋外設
置型燃焼器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17381582U JPS5976840U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 屋外設置型燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17381582U JPS5976840U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 屋外設置型燃焼器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5976840U JPS5976840U (ja) | 1984-05-24 |
| JPS6215630Y2 true JPS6215630Y2 (ja) | 1987-04-21 |
Family
ID=30378552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17381582U Granted JPS5976840U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 屋外設置型燃焼器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5976840U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0216137Y2 (ja) * | 1985-07-29 | 1990-05-01 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57127134U (ja) * | 1981-01-09 | 1982-08-07 |
-
1982
- 1982-11-16 JP JP17381582U patent/JPS5976840U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5976840U (ja) | 1984-05-24 |
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