JPS62156140A - ラテツクスフイルムをポリマ−支持体に付着させる方法 - Google Patents

ラテツクスフイルムをポリマ−支持体に付着させる方法

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JPS62156140A
JPS62156140A JP61304030A JP30403086A JPS62156140A JP S62156140 A JPS62156140 A JP S62156140A JP 61304030 A JP61304030 A JP 61304030A JP 30403086 A JP30403086 A JP 30403086A JP S62156140 A JPS62156140 A JP S62156140A
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    • C08J7/04Coating
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリマー支持体への改良された付着性をもつラ
テックスフィルムのfl!1mに関する。その付着性は
、ポリマー粒子の水性分散液の塗布で形成されるラテッ
クスフィルムとポリマー表面との間の共有結合の形成に
よって提供される。その形成される結合は加水分解抵抗
性であり、それ故に高湿度条件下で離層抵抗性である。
一般的には、プラスチック又はその他のポリマーの表面
をラテックス配合物で被覆することは非常に望ましい。
不幸にも、ラテックスフィルムはポリマー表面に十分に
は付着しない。このことは一部分は低い表面エネルギー
、即ち非湿潤性、及びプラスチック又はポリマーの表面
の非極性又は疎水特性及びラテックス配合物の水性に起
因する。
なおその上に、いったんプラスチック又はポリマーの表
面を塗布する企てが成功しても、普通には、そのように
形成されたラテックスフィルムは水又は湿度の存在下で
非常に離層されやすい。
従って、プラスチック又はポリマーの表面とラテックス
フィルムとの間の結合機構の形成が望ましい。そのよう
な企ての一つは、塗布されるべきポリマー表面にコロナ
放電処理を用いることであり、このコロナ放電処理は極
性基をその表面に配置しそれでラテックス配合物の塗布
を容易にする。
しかしながら、このことは乾燥ラテックスフィルムをそ
の処理されたポリマー表面に付着させるのに必ずしも有
効とは躍らない。
付着性を改良するその他の企ては支持体表面を粗くする
ことである。このことは見掛は接触角を改良しそしてラ
テックスフィルムの形成を助けるかもしれないが、その
フィルムはまだ、種々の環境条件下で1iIt層されや
すい。
プラスチック表面をラテックスで塗布することが非常に
望ましい分野の1つは、バリヤー抵抗性を改良するため
にポリ塩化ビニリデンラテックスフィルムをもつプラス
チック支持体の調製にある。
ポリ塩化ビニリデンラテックスフィルム又は、一層普通
には、サランラテックスは、プラスチックを通過する酸
素、二酸化炭素のような気体及び水のような蒸気の透過
性を低下させるのに特に有効である。しかしながら、前
に言及されたように付着性ラテックスフィルムをプラス
チック表面に塗布することには問題がある。付着性フィ
ルムを高湿度条件下に維持することは特に困難である。
プラスチック支持体へのラテックス塗膜の付着は特に湿
潤環境において臨界的特性要件である。
例えば、ポリ塩化ビニリデンラテックスの塗布されたプ
ラスチックは飲料又はかなりの含水率をもつ食品を包装
するのに用いられる。
本発明は、ポリマー支持体をラテックスと接触させて該
ポリマー支持体上にラテックスフィルムを形成させるこ
とを含む、ラテックスフィルムをポリマー支持体に付着
させる方法において、該ポリマー支持体が環状イミノエ
ーテル基を含んでおり、該ラテックスが共反応性基を含
んおり、それにより該ポリマー支持体と該ラテックスフ
ィルムとの界面に共有結合が形成されることを特徴とす
る方法に関する。好ましくは、その支持体は総計ポリマ
ー重量に基づいて1.0〜10%の環状イミノエーテル
基を含有する。そのラテックスはラテックスの総計ポリ
マー重量に基づいて0.01〜10%の量で共反応性基
を含有する。
1つの態様においては、その環状イミノエーテル基は2
−アルケニル−2−オキサゾリン、好ましくは2−イソ
プロペニル−2−オキサゾリンである。その共反応性基
は活性水素含有求電子性基、エポキシ基又は酸無水物基
であることができる。
活性水素含有求電子性基の典型的な例はアミン、カルボ
ン酸、ヒドロキシル基及びメルカプタン基である。
更に他の態様においては、本発明の方法は、環状イミノ
エーテル基をもつラテックスと共反応性基をもっポリマ
ー支持体とを接触させ、それによりラテックスフィルム
とポリマー支持体との界面に共有結合を形成させること
を特徴とする。その環状イミノエーテル基はラテックス
の総計ポリマ−重量に基づいて1.0〜10%の量でラ
テックス中に存在する。その共反応性基はポリマー支持
体の総計ポリマー重量に基づいて0.01〜10%の量
で存在する。好ましくは環状イミノエーテル基は2−ア
ルケニル−2−オキサゾリン、好ましくは2−イソプロ
ペニル−2−オキサゾリンである。
本発明は前記したいずれかの方法によって調製された製
品をも包含する。ポリマー支持体のバリヤー抵抗性を改
良するポリ塩化ビニリデンラテックスを用いて調製され
た製品が特に望ましい。例えば、スチレン容器を、種々
の環境条件下で優秀な′Fa層抵抗性をもつポリ塩化ビ
ニリデンラテックスフィルムで被覆することができる。
本発明はポリマー表面とラテックスフィルムとの間に共
有結合の形成を提供する。この結合機構により、ラテッ
クスフィルムは一層容易に塗布され、維持され、そして
種々の環境条件下で離層抵抗性である。
本発明はラテックス配合物とポリマー又はプラスチック
の支持体との間の改良された付着を提供する。その付着
はラテックスと支持体との間の化学結合の形成によって
提供される。その化学結合はラテックス配合物及び支持
体表面にそれぞれ存在する反応性基の相互作用によって
形成された共有結合である。
共有結合は環状イミノエーテル基又はオキサゾリン環と
共反応性基との反応によって形成される。
典型的には、共反応性基とオキサゾリンとは相互に接触
した時に開環反応によって反応して共有結合を形成する
。それによって強力な界面付着が、ラテックス及び支持
体を包含する諸ポリマー間に達成され、この場合に、そ
の各々は下記するようにポリマー処方物中に存在するオ
キサゾリン基又は共反応性基のいずれかをもつ。
好ましい実施態様においては、環状イミノエーテル基又
はオキサゾリン基はプラスチック又はポリマーの支持体
中に存在する。そのオキサゾリンは総計ポリマー重量に
基づいて1.0〜10%のオキサゾリン基をもつポリス
チレンコポリマーによって提供することができる。従っ
て、ラテックス配合物はオキサゾリン環と反応するのに
十分な量で、一般的にはポリマーの0.01〜10重量
%の量で共反応性基を含有する。典型的には、ラテック
スは共反応性量のビニル酸基をもつポリ塩化ビニリデン
ポリマーを含むことができる。
上記の事項は好ましい実施態様を表しているけれども、
共反応性基は支持体中に存在することができ、一方、環
状イミノエーテル基又はオキサゾリン基はラテックス中
に存在する。この状態もまた必要な共有結合を形成し、
その共有結合はラテックス配合物とポリマー又はプラス
チックの支持体との間に改良された付着を提供する。
従って、本発明は環状イミノエーテル側基をもつポリマ
ーを必要とする。その主題の環状イミノエーテル基は構
造的に下記のように表される:式中、各々のRは独自に
水素原子、又は1〜18個の炭素原子を含有する不活性
的に置換された炭化水素であり; nは1〜5の数であ
る。該環状イミノエーテル基はその環中のいずれかの炭
素原子によってポリマー鎖に結合することができる。好
ましくは、環状イミノエーテルは2−イミノエーテルで
あり、叩ちその2−炭素原子によってポリマー鎖に結合
して上記で定義したような構造をもたらす。好ましくは
、各々のRは水素原子又は低級アルキル基であり、nは
1.2又は3である。最も好ましくは、各々のRは水素
原子であり、nは2であり、そして環状イミノエーテル
は2−オキサゾリン基である。“不活性的に置換された
゛とは、その炭化水素基が、オキサゾリン基の重合又は
硬化を妨害する官能基を含有しないことを意味する。
環状イミノエーテル側基をもつ反復単位を含有するポリ
マーは、環状イミノエーテル基含有エチレン性不飽和モ
ノマーを含むモノマー混合物の重合によって好都合に調
製される。好ましくは、そのようなモノマーは、アルケ
ニルが2〜8個、好ましくは2〜4([lilの炭素原
子を含有する2−アルケニル−2−オキサプリンである
。最も好ましくは、該七ツマ−は2−イソプロペニル−
2−オキサプリン(イソプロペニルオキサプリン又はI
 PQ)である。種々の成形及び押出条件下での2−イ
ソプロペニル−2−オキサゾリンのポリマーの安定性が
優秀であり、そのことにより種々の広範囲の支持体の調
製が非常に容易になるので、2−イソプロペニル−2−
オキサゾリンのポリマーが好ましい。
環状イミノエーテル側基を含有するポリマーと共反応性
基を含有するポリマーとはそれらの界面で反応する。そ
の共反応性基はポリマーの側基でも、ポリマーの末端基
を形成していても、あるいはポリマー主鎖中に含まれて
いてもよい。共反応性基は活性水素含有求電子性基、エ
ポキシ基又は酸無水物基である。活性水素含有求電子性
基の典型的な例はアミン、カルボン酸、ヒドロキシル基
、又はメルカプタン基である。ポリマー主鎖に沿って共
反応性基を含有するポリマーとしては、例えば、種々の
ポリアルキレンアミンのようなポリアミン等がある。末
端共反応性基を含有するポリマーとしては、例えば、種
々のポリスルファイド(TIIIOI(OLS)、エポ
キシ樹脂及びポリアルキレングリコールがある。
一般的には、環状イミノエーテル含有ポリマーとで共有
結合を形成するために用いることのできるポリマーは、
所望の共反応性基を含有する追加の重合性上ツマ−から
誘導された共反応性基をもつ。共反応性基を含有するα
、β−エチレン性不性用飽和モノマー誘導された反復単
位をもつポリマー又はコポリマーが好ましい。その例は
、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸
等のような不飽和カルボン酸のポリマー;ビニルアミン
等のような不飽和アミンのポリマー;及びオキシランの
ようなエポキシ基のポリマーである。
加えて、化学的に変性してポリマー中に共反応性側基を
形成することができるその他のモノマー、例えばアクリ
ロニトリル、のポリマーは本発明において有用に用いら
れる。
ポリマーは、他のポリマーに存在する環状イミノエーテ
ル基とで十分な共有結合を有効に形成してその2つを一
体に付着的に結合させるのに少なくとも十分な量の共反
応性基を含有する。この結合を形成するために必要な共
反応性基の量は、その層に用いられる特定のポリマー並
びにそのポリマー及び存在するイミノエーテル基の相対
割合に依存する。しかしながら、イミノエーテル基との
場合には、少なくとも0.01重量%のポリマーが共反
応性基を含有する時に十分な量の共反応性基が典型的に
存在する。共反応性基がホモポリマー主鎖構造の固有部
分である時には、ポリマー中にそのような反復単位の1
00重量%のように多くが共反応性基を含有してもよい
。典型的には、共反応性基がラテックスフィルムを化学
的に結合させる本発明の主目的のためのポリマー中に含
まれた側基である時には、該共反応性基含有反復単位が
ポリマーの0.01〜10重量%、一層好ましくは0.
1〜5重量%を占めることが好ましい。
ポリマ一層中に存在する共反応性基の量は調節でき、そ
してその他のポリマー中に存在する環状イミノエーテル
側基は調節できるので、界面に存在する官能基の量を選
択的に決定し、従ってそれぞれのポリマーの界面付着を
調節することができる。即ち、界面に存在する過剰の官
能基く卯ち、環状イミノエーテル基又は共反応性基)は
強靭で非常に強い結合を形成し、これに対してポリマ一
層中の官能基をほんの少量の官能基を含有するように調
節することによって、弱いがしかしまだ化学的に付着性
の結合をそれらのポリマー間に形成する。これらの両極
端の間のどこかに官能基を調節することで当業者は種々
の程度の付着特性をもつラテックスフィルムを形成する
ことができる。
同様に、付着程度を変えることがでることにより、ラテ
ックスフィルム及び支持体の機械特性、例えば引張特性
、衝撃強度及び延性に影ツを及ぼすことができる。
従って、改良された付着性をもつ支持体へのラテックス
フィルムの付着において、ポリマーの一方は、(al環
状イミノエーテル側基を含有するように変性することが
できるか、又は(bl環状イミノエーテル側基を含有す
るか又は環状イミノエーテル側基を含有するように変性
することができるモノマーと共重合することができる、
モノマーのポリマーでなければならない。好ましい実施
態様においては、支持体は有益には、エチレン性不飽和
環状イミノエーテルのモノマーと共重合することのでき
る追加の重合性モノマーのポリマー、例えばスチレン−
イソプロピレンオキサゾリンコポリマーである。
その他の追加の重合性モノマーは、低級アルケン、特に
01〜C8アルケン、一層特定的にはエチレン又はプロ
ピレン、のポリマー並びにそのコポリマー;ブタジェン
又はイソプレンのような共役ジエンのポリマー並びにそ
のコポリマー;又塩化ビニリデンのようなハロゲン化ビ
ニリデンのポリマー又はそのコポリマー;酢酸ビニルの
ポリマー;アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエス
テルのようなα、β−エチレン性不飽和カルボン酸のエ
ステルのポリマー及びそのコポリマー;スチレン、ビニ
ルトルエン、t−ブチルトルエン、ビニルナフタレン等
のようなモノビニリデン芳香族化合物のポリマーであり
得る。エチレン性不飽和環状イミノエーテル、特に2−
アルケニル−2−オキサゾリンはそれらの重合反応にお
いて一般的にスチレンに類似している。従って、おおざ
っばに言えば、スチレンと共重合することのできるモノ
マーのポリマーは一般的には本発明で有用に用いられる
。2−アルケニル−2−オキサゾリンの重合反応及びス
チレン系ポリマーが広範囲のその他の熱可塑性物質と非
相溶性である傾向があることに起因して、第一ポリマー
が2−アルケニル−2−オキサゾリン及びスチレンのポ
リマー、特に2−イソプロペニル−2−オキサゾリン及
びスチレンのポリマーであることが好ましい。
主題の発明の調製において、ポリマーの一方は前記した
ような共反応性基を含有しなければならない。本発明に
おいて有用であるためには、該ポリマーは一般的に、該
共反応性基を含有するか又は共反応性基を付与するよう
に後で重合処理することができる追加の重合性のモノマ
ーのコポリマーである。例えば、前記した追加のポリマ
ーのいずれにも追加の重合性カルボン酸、ビニル酸と共
重合してポリマーにカルボキシル基を付与することがで
きる。アミノ基、アミド基及び類似の共反応性基を、そ
のような基を含有する追加の重合性上ツマ−を所望の割
合で含有するモノマー混合物を共重合させることによっ
て類似の方法でポリマーに付与することができる。また
、グラフトセグメント又はブロックの少なくとも1つが
反応性基を含有しているグラフトコポリマー又はブロッ
クコポリマーも本発明で用いることができる。好ましい
実施態様においては、ラテックス配合物は共反応性基を
含む。
官能化されたコポリマー、例えば塩化ビニリデン/メタ
クリル酸、エチレン/アクリル酸、無水マレイン酸又は
メタクリル酸、スチレン/アクリル酸又は無水マレイン
酸、及びそれらのグラフトコポリマーは共反応性基源を
提供するために用いることができる。グラフトコポリマ
ーは一般的にはポリオレフィン及び共反応性基を含むこ
とができ、例えば、ポリエチレン/無水マレイン酸コポ
リ′マーである。
一層好都合には、既に共反応性基を含有しているポリマ
ーを用いることができ、このことは共反応性基を提供す
るためにポリマーを処理する工程を不要にする。例えば
、活性水素含有求電子性基をポリマー鎖又はその末端基
に固有的にもっているポリマーが適している。例えば、
反復アミン結合含有ポリマー、例えばポリ (エチレン
イミン)又は部分的に加水分解されたポリ (2−アル
キル−2−オキサゾリン)は本発明においてその他のポ
リマーとして適している。適したポリマーとしては、ア
ミン、カルボン酸、ヒドロキシル基、メルカプタン等の
基をポリマー鎖中に又はその末端基として含有するもの
がある。しかしながら、気体及び湿分に対する改良され
た透過性をもつ構造を形成する目的に対しては、共反応
性基としてビニル酸成分をもつ塩化ビニリデンのラテッ
クスポリマーが一層好ましい。
ユ」■仕上 ポリマー支持体に対する一連のラテックス配合物につい
ての付着の結果を後記の第2表に示す。
その支持体はスチレン/イソプロペニル−2−オキサゾ
リンコポリマーであり、総計ポリマー重量に基づいて5
%のイソプロペニル−2−オキサゾリン(IPO)であ
った。試験したラテックス配合物を第1表に示す。総て
がポリマー100部を基準にして示されている。
A       90.5VDC/9.5MAB   
     92VDC/6MMA/2MAC90,5V
DC/8.5MA10.5AAD       90.
5VDC/7.5MA/ 2 AAE       9
0.5VDC15,5MA/ 4 AAF      
 92Vl]G/6MMA/2MA/1.5AAポリス
チレン/IPO支持体を各々のラテックスで被覆し、そ
して諸サンプルを強制空気炉中で80℃で30秒間乾燥
した。そのラテックス被膜を結晶化させ、そして60℃
で少なくとも24時間硬化させた後試験した。その諸サ
ンプルを55℃の水中に浸漬し、そして周期的に取り出
し、乾燥し、そして引きはがし粘着力試験を実施した。
引きはがし粘着力試験は、支持体を被覆したラテックス
フィルムに結合した11k1810スコツチ(Scot
ch) (部品名)テープを迅速に4インチ(10,1
6cm)引っばることから成っていた。そのラテックス
被膜の付着強度を、そのラテックスが支持体から引っば
られるのにいかに長時間耐えるかによって求めた。第2
表に示した結果は、ラテックスフィルムが支持体から引
き離されるまでに必要な浸漬時間を時間1(T1)とし
て、またラテックスが離層の兆候を最初に示すまでの浸
漬時間を時間2 (T2 )として示している。
以下余白 王−」し−表 旦jショL入    −jコー    1☆ C> 500時間   1時間 D       > 500時間   2時間E   
    > 500時間    なしF       
> 500時間    なし☆:A及びBは本発明の実
施例ではない。
T1はラテックスが支持体から引き離されるまでの時間
T2はラテックスが離層の兆候を示すまでの時間。
それらの結果は、ラテックス配合物A及びB(共反応性
基を含有しなかった)が良好な付着性を示さなかったこ
とを示している。一方、ラテックスC−F(それらの組
成物の一部が共反応性基を含有していた)は優秀な付着
性を示した。ラテックスC−Fのカルボン酸分によって
提供された共反応性基とポリマー支持体中に存在するI
POとは界面を横切って反応して共有結合を形成すると
結論される。従って、ポリマー支持体へのラテックスフ
ィルムの共有結合は改良された付着性及び離層抵抗性を
提供した。
爽立皿l 共反応性基をもつラテックスとIPO基をもつポリマー
支持体との間の付着性の改良を更に例示するために、そ
れぞれ1部及び4部のアクリル酸を用いてポリ塩化ビニ
リデンラテックス(G及びH)を調製し、そしてIPO
基をもたないスチレン系支持体及び総計ポリマー重量に
基づいて5%のIPOをもつスチレン系支持体に被覆し
た。実施例1におけるようにして試験サンプルを調製し
、55℃で水に浸漬した。実施例1におけるようにして
付着性試験を実施した。
以下余白 葛−5L−表 ☆ IPOなし T1    〈5分  <10分 子2     −     − TPO5% T+     >500時間  > 500時間T2 
      なし    10分☆ 本発明の実施例で
はない。
第3表は、ポリマー支持体がIPOを含有しない時には
ラテックス中の共反応性基の存在は付着性を提供せず、
そしてラテックスで被覆されたポリマー支持体について
の典型的な結果をもたらすことを示している。一方、T
POが存在している支持体は共反応性基をもつ同じラテ
ックスとの共同で非常に良好な付着特性を与えた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリマー支持体をラテックスと接触させて該ポリマ
    ー支持体上にラテックスフイルムを形成させることを含
    む、ラテックスフイルムをポリマー支持体に付着させる
    方法において、該ポリマー支持体が環状イミノエーテル
    基を含んでおり、該ラテックスが共反応性基を含んでい
    るか、または該ポリマー支持体が共反応性基を含んでお
    り、該ラテックスが環状イミノエーテル基を含んでおり
    、それにより該ポリマー支持体と該ラテックスフイルム
    との界面に共有結合が形成されることを特徴とする方法
    。 2、該環状イミノエーテル基が該ポリマー支持体又は該
    ラテックスの総計ポリマー重量に基づいて1.0〜10
    %の量で存在していることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3、該共反応性基が該ラテックス又は該ポリマー支持体
    の総計ポリマー重量に基づいて0.01〜10%の量で
    存在していることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 4、該環状イミノエーテル基が2−アルケニル−2−オ
    キサゾリンであることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 5、2−アルケニル−2−オキサゾリンが2−イソプロ
    ペニル−2−オキサゾリンであることを特徴とする、特
    許請求の範囲第4項記載の方法。 6、該ポリマー支持体がスチレンのポリマー又はコポリ
    マーを付加的に含むことを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 7、該ラテックスが塩化ビニリデンのポリマー又はコポ
    リマーを付加的に含むことを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 8、該共反応性基が活性水素含有求電子性基、エポキシ
    基又は酸無水物基であることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 9、該活性水素含有求電子性基がアミン、カルボン酸、
    ヒドロキシル基及びメルカプタンから成る群から選ばれ
    たものであることを特徴とする、特許請求の範囲第8項
    記載の方法。
JP30403086A 1985-12-23 1986-12-22 ラテツクスフイルムをポリマ−支持体に付着させる方法 Expired - Lifetime JPH0621173B2 (ja)

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