JPS62155286A - セフアロスポリン誘導体、その製造法及びこれを含有する抗菌性製薬組成物 - Google Patents

セフアロスポリン誘導体、その製造法及びこれを含有する抗菌性製薬組成物

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JPS62155286A
JPS62155286A JP61280947A JP28094786A JPS62155286A JP S62155286 A JPS62155286 A JP S62155286A JP 61280947 A JP61280947 A JP 61280947A JP 28094786 A JP28094786 A JP 28094786A JP S62155286 A JPS62155286 A JP S62155286A
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alkoxy
amino
hydrogen
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JP61280947A
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ジヤン・クロード・アーノルド
ジヤン・ジヤツク・ローマン
ジヨルジユ・パスケ
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AstraZeneca SAS
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ICI Pharma SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D501/00Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • C07D501/14Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7
    • C07D501/16Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7 with a double bond between positions 2 and 3
    • C07D501/207-Acylaminocephalosporanic or substituted 7-acylaminocephalosporanic acids in which the acyl radicals are derived from carboxylic acids
    • C07D501/247-Acylaminocephalosporanic or substituted 7-acylaminocephalosporanic acids in which the acyl radicals are derived from carboxylic acids with hydrocarbon radicals, substituted by hetero atoms or hetero rings, attached in position 3
    • C07D501/38Methylene radicals, substituted by nitrogen atoms; Lactams thereof with the 2-carboxyl group; Methylene radicals substituted by nitrogen-containing hetero rings attached by the ring nitrogen atom; Quaternary compounds thereof
    • C07D501/46Methylene radicals, substituted by nitrogen atoms; Lactams thereof with the 2-carboxyl group; Methylene radicals substituted by nitrogen-containing hetero rings attached by the ring nitrogen atom; Quaternary compounds thereof with the 7-amino radical acylated by carboxylic acids containing hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はセファロスポリン誘導体、その製造法及びこれ
を含有する抗菌性製薬組成物に関する。
本発明によって、式■: 〔式中又は硫黄、酸素、メチレン又はスルフィニル(R
又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合によシ5−
位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
ルー4−イル又は2−アミノオキサゾルー4−イルを表
わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾルー3−イル
、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
3−アミノピラゾル−5−イル、6−アミノピラゾル−
4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又
は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾルー3
−イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式ニーN
・0・囮の基を表わし、この場合R2は水素、(1−6
0)アルキル、(3−80)シクロアルキル、(1−3
0)アルキル(3−60)シクロアルキル、(3−60
)シクロアルキル(1−30)アルキル、場合によりカ
ルボキシで置換された(3−60)フルケニル、(5−
80)シクロアルケニル、(3−60)アルキニル、(
2−50)フルキルカルバモイル、フェニルカルバモイ
ル、ペンシルカルバモイル、(1−40)アルキルカル
バモイル(1−40)アルキル、ジ(1−40)アルキ
ルカルバモイル(i−4,C)アルキル、(1−4C’
)ノ10アルキルカルバモイル(1−4C)フルキル、
トリフェニルメチル、(1−30)ノーロアルキル、(
2−60)ヒドロキシアルキル、(1−4C)アルコキ
シC2−40)アルキル、(1−4C)アルキルチオ(
2−4C)アルキル、(1−40)アルカンスルフィニ
ル(1−4C)フルキル、(1−4C)アルカンスルホ
ニル(1−40)アルキル、(2−60)アミノアルキ
ル、(1−40)アルキルアミノ(1−60)アルキル
、(2−80)ジアルキルアミノ(2−60)アルキル
、(1−5C)シアノアルキル、3−アミノ−3−カル
ボキシプロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(
N−アミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン
−2−イル、チェタン−6−イル、2−オキソピロリジ
ニル、又は2−オキソテトラヒドロフラン−3−イルを
表わすか、又は−R2は式ニー(CH2)n−R6@表
わし、この式中nは1〜4であ5、R6はピペリジノ、
ピロリジノ、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチルピ
ペラジノであシ、R6の各々は場合により(1−40)
アルキル、フェニル又はベンジルで置換されている、か
又は−R2は式ニー(CH2)m−W−Rフを表わし、
この式中mはD〜3であシ、Wは硫黄又は直接結合であ
、p、R7はフェニル又はピリジニオ(1−40)フル
キレンであるか、又はR” id Wとの結合が炭素又
は非帯電窒素を介するピリジル、イミダゾリル、1.3
.4−チアジアゾリル、テトラゾリル、1−(1−4C
)アルキルテトラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル
又はインキサゾリルであり、R7の各々は場合によシ(
1−40)アルキル、アミン、ヒドロキシ、カルボキシ
、カルバモイル、ニトロ、(2−50)フルコキシカル
ボニル、シアノ又はスルホから選んだ基1個又は2個で
置換されているか、又は−R2は式ニー(CH2)n−
Co−R8を表わし、この式中nは1〜4であシ、R8
は(1−4C)アルキル、7エ二ル又はベンジルである
か、又は−欧は式ニーC0R9又は−(CH2)n−O
CO−R9を表わし、この式中nは1〜4であp、R9
は水素、(1−40)アルキル、(1−40)ハロアル
キル、7エ二ル又はベンジルでアシ、か\るフェニル又
はベンジルは場合により(1−6C)フルキル、(2−
60)アルカノイルオキシ及びとドロキシから選んだ置
換分1.2又は3個で置換されているか、又は−R2は
式: −G−ca、−瓜0を表わし、この式中Gはカル
ボニルか又は直接結合であり、Rloはフタルイミドで
あるか、又は−R2は式ニーNR11R12R13t−
表わし、この式中R11、■ R12及びR13は(1−4C’)アルキルであるカベ
又はR11は(1−4C’)アルキルであシ、R12と
R13とは接合して(3−60)カルf環状環を形成す
るか、又はR11、R12及びR13は接合して1−ア
・戸エアー4−アゾビシクロ(2、2゜2〕オクタン又
は1−アゾニア−3,5,7−ドリアデトリシクロ[3
,3,1,13°)〕デカンを形成するか、又は−滅は
式■: を表わし、この式中pは1又は2であシ、R14及びR
15は水素又は(1−40)アルキルであるか、又は−
R2は式: −F(0)R16R17を表わし、この式
中R16はヒドロキシ、(1−4c)アルコキシ、(2
−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェニルアミ
ノ又は前記R6が表わすもの\1つであり、R17は(
1−40)アルキル、(1−4C)アルコキシ、(2−
8Cりジアルキルアミノ、フェノキシ、フェニルアミノ
、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピペラジノ又
はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−R2は式ニ
ーCH2F(0)R18R191i表ワシ、コノ式中R
1,8及びR19は水素又は(1−40)アルコキシで
あるか、又は−R2は式ニ ーCH(5R20) C00R21を表わし、この式中
R20は(1−40)アルキルでる’)、R2xは水素
又は(1−60)アルキルであるか、又は−R2は式: 〒22 −C−(CH2)m−COR24(l[)23 を表わし、この式中mはO〜3であp、R22は水素、
(1−3c)アルキル又はメチルチオであシ、R23は
水素、(1−3c)アルキル、(C3−Ct )−シク
ロアルキル、シアノ、カルざキシ、(2−50)カルボ
キシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合に
よジアミノ又はヒト20キシで置換されたフェニルであ
るか、又はR22とR23とは接合して結脅している炭
素と一緒に(3−70)カル21?環状環を形成し、R
24はヒドロキシ、アミン、(1−40)アルごキシ、
(1−40)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記
R6の表わすもの又は酸二N’E(OR25を表わし、
この式中R25は水素、(1−4C)フルキル、フェニ
ル又はベンジルであるか、又);lニーR2は式: −
’ca(cocH)ph t−表わし、この式中phは
場合によ!0(1−6C)フルキル、(2−60)アル
カノイルオキシ及びヒドセキシから選んだ置換分1.2
又は3個で置換されたベンゼン環でアシ、憂で表わされ
る分子不整のある中心はR又はS絶対配置を有していて
もよいか又はそのラセミ化合物であってもよく、R2が
フェニルを有する場合には、フェニルは場合によシバr
:1デン、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、
カルバモイル、シアノ及びアミノメチルから選んだ基1
錫又(は2個で置換されており、R3d水素又はメトキ
シを表わし、R4は水素、(1−40)アルキル、ハロ
(1−40)アルキル、ヒドロキシ(1−40)アルキ
ル、(1−40)アルコキシ(1−4C’)アルキル、
カルボキシ(1−4C)フルキル、アミノ(1−4C)
アルキル、シアノ(1−40)アルキル、(1−4C)
アルカノイルアミノ(1−4C)アルキル、アリル、フ
ルフリル、ベンジル又はピリジル(1−4C’)フルキ
ルを表わし、R5は炭素を介して結会している芳香族複
紫環式縮合環系を表わし、式■〜X二の1つであシ、こ
の式中W、Y及び2は0、slN 、  CR26[R
26は水素、ハロゲン、(1−60)アルキル、カルざ
キシ、<2−6c)yルコキシカルがニル、(2−60
)−アルコキシカルボニル(1−4C)アルキル、(1
−60)−アルコキシ、(1−60)アルキルチオ、シ
アノ、(2−40)シアノアルキル、アミノ、(1−6
0)アルキルアミノ、(2−80)ジアルキルアミノ、
ベンジルアミノ(場合によシそのベンゼン環でニトロに
よって置換されている)、テニルアミノ、アリルアミノ
、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(1−6C)フ
ルコキシ(1−60)アルキルアミノ、(1−60)ヒ
ドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メルカプト、カ
ルバモイル、(2−60)アルキルカルバモイル、(3
−10C)ジアルキルカルバモイル、フェニルチオ及び
ヘテロアリールチオから選ばれ、この場合ヘテロアリー
ルは酸素、−窒素及び硫黄から選んだヘテロ原子1.2
又は3個を有する5−又は6−員環である〕及びN’R
2’7 CR2” d水素、(1−6c)アルキル、フ
ェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、フ
ェニル又ハベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−60)
アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カル
ボキシ、シアノ、(2−60)アルコキシカルボニル、
カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又はジ
(1−4C)アルキルカルバモイル、又は七ノー又’r
iジー (1−’4C)アルキルスルファモイルから選
んだ基1個又は21固で置換されていてもよい」から二
Rばれ、 (+)WXY及びZの1つだけがS又は0を表わすこと
ができ、 (11)式■及びVでは、Y l’j CR26以外0
1,0でなければならず、 θ11)式Vでは、W及びzの1つはCR26以外のも
のでなげればならず、 6v)  式■では、Wも2もSであってはならず、W
は○であってはならないものとし、 R2Bは炭素に結合し、R26に*げた原子及び基から
選ばれ、R29は水素、(1−60)アルキル、(1−
60)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−60)
アルコキシ、(2−8C’)アルコキシアルキル、カル
ざキシ(1−60)アルキル、[(1−60)アルカル
シクー力ルざニル(1−60)フルキル、カルバモイル
(1−6C)アルキル、モノ−又はジー(1−40)ア
ルキルアミノ(1−60)アルキル、カルざキシアミノ
カルボニル(1−60)−アルキル、[(1−60)フ
ルコキシ〕カルボニルアミノカルビニル(1−60)ア
ルキル、((2−80)アルカノイルコメチル、ベンゾ
イルメチル(1−6C)ヒドロキシアルキル、アミン、
(1−60)アルキルアミノ、(1−60)アミノアル
キル、フェニル(1−60)アルキル、フェニル(1−
60)フルコキシ、(3−60)シクロアルキル、(3
−6C’)シクロアルケニル、シアノ(3−6C’)シ
クロアルケニル、モノ−又はジー(1−4)アルキルカ
ルバモイル(1−60)アルキル又は(1−4C)アル
コキシ(2−40)アルコキシ(1−40)アルキル:
又は場合によジハロゲン、(1−6C’)フルキ”、(
1−6C) 7 ルコ*シ、ヒドロキシ、アミノ、カル
ボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ、トリフルオル
メチル、アミノメチル、(1−40)アルカノイル、(
1−4C)フルカッイルアミノ、ハロ(1−40)アル
キル、(2−6c’)アルコキシカルボニル、七ノー又
はジ(1−40)フルキルカルバモイル、メシル、ビニ
ル、スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1−
40)フルキルスルファモイルから選んだ基1個又は2
個で置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、シ
アノ、カルバモイル、モノ−又はシー(1−40)アル
キルカルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリノ
カルボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイドエ
チル、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファモ
イル、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチルア
ミノメチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロイ
ミダゾルー2−イルメチル、3゜4.5.6−テトラヒ
ドロピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3,
6−テトラヒドロ−2,6−シオキソプリンーフーイル
エチル、2−ヒドロキシイミノゾロピル(シン又はアン
ティ)又は2((1−4C)アルコキシイミノ〕プロピ
ル(シン又はアンティ)で置換された(2−6C)アル
ケニル又はシアノ(1−4C’)アルキルから選ばれて
いるか、又はR29は式ニ−(CH2)2−NR30R
31R32i表わし、この式中R30、R31及びR3
2は(1−4C)アルキルである力へ又はI(29は式
ニー(CH2)q−R33fC表わし、この式中qは0
〜2であり、R3sはピリジン、ピリダジン、ピリミジ
ン、ピラジン、1,2.5.<S−ジヒドロ−5,6−
ジオキソー1 、2 、4−トリアジン、2−C(1−
40)アルキル〕−1,2,5,6−シヒドロー5,6
−シオキソー1.2.4−トリアジン、1−[(1−4
c)アルキル〕テトラゾール、フラン、チオフェン、ビ
ロール、1−[(1−40)アルキル〕ビロ−ル、オキ
サゾール、チアゾール、イミダ・戸−ル、1−C(1−
4c)アルキルコイミダゾール、イソオキサ1戸−ル、
イソチアゾール、ピラゾール、1,2.3−チアジアゾ
ール、1−C(1−4C)フルキル〕ピラゾール、ベン
ズ7ラン、ベンズチオフェン、インドール、オキシンド
ール、1−[(1−40)アルキルクーインドール、ベ
ンズオキサゾール、ベンズチアゾール、ペンでイミダゾ
ール、1− C(1−40)アルキル〕ベンズイミダゾ
ール、6.4−ジヒドロ−4−オキソ−2H−ベンゾ〔
e〕−オキサジンであり、これらの各々の環系は炭素に
よって(CHII )qに結合し、かつ各々の環系は場
合にヨうハロゲン、アミノ、(1−6C)フルキル、(
1−4Cりハロアルキル、(3−60)シクロアルキル
、(2−,6c)’yルケニル、カルがキシ、C2−6
0)アルコキシカルボニル、(1−6Cりアルコキシ、
シアノ、(2−60)シフ/フルケール、カルバモイル
、七ノー又ハy<1−4c>yルキルカルパモイル、(
1−4C)アルカノイルアミノ、グアニジノ、ヒドロキ
シ、ニトロ又はアミノで置換されているカベ又はR29
は場合によりハロゲン、(1−60)アルキル、ヒドロ
キシ、(1−40)フルコキシ、カルボキシ、(2−6
c)’yアルコキシカルボニルニトロ又はカルバモイル
で置換された2−グアニジノ−チアゾルー4−イルメチ
ル、ヒドロキシベンゾイル−メチル、2−テニル、2−
イミダゾリルメチル又はシナミルであるか、又ハR29
f’i K ニー(CH2)1;N’HCOR34又は
−(CHa) t8 (0) 8−R34を表わし、こ
の式中tは1〜6であシ、Sは0,1又は2であシ、R
34は(1−60)アルキル又は(1−60)アル−キ
シであるか、又はR29は酸二 (CH2) 2N−CR36NR37R38又は−(−
)。C昨藝)皿3フR3B又はその互変異性体を表わし
、この式中nは1〜6であ#)R36、R37及びR3
8は水素又は(1−40)アルキル及び化傘的に可能な
場合にはそのN−オキシドである〕のセファロスポリン
誘導体及びそれぞれ裂薬上認容性陰イオン及び陽イオン
を放出する酸及び塩基で生成した塩が得られる。
前記式■及び本明細書中で、セフ−3−エム核の立体化
学及び1−位でのその任意の別法は絶対配置であること
は明らかである。R5は第4窒素を有するので、式Iの
化合物は通常第4窒素とカルボキシ基を有する両性イオ
ン形で存在することも明らかである。更に式Iの化合物
が酸性か又は塩基性の置換分を有する場合には、二重の
両性イオン形の化合物が生じることは明らかである。選
択的に陰イオン又は陽イオンを包含して、製薬上認容性
塩基付加塩又は酸付加塩を形成してもよい。
R2の特別のものは、水素、メチル、エチル、イノプロ
ピル、t−エチル、シ10y°r:Iビル、シクロエチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルシクロプ
ロピル、メチルシクロエチル、メチルシクロペンチル、
メチルシクaヘキシル、シクロプロピルメチル、シクロ
エチルメチル、シクロペンチルメチル、アリル、シクロ
ペンテニル、シクロヘキセニル、グロパルギル、メチル
カルバモイル、エチルカルバモイル、フェニルカルバモ
イル、ベンジルカルバモイル、トリフェニルメチル、2
−クロルエチル、2−フルオルエチル、2−ブロムエチ
ル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、
2−メトキシエチル、2−エトキシエチル、2−メチル
チオエチル、2−メタンスルフィニルエチル、2−メタ
ンスルホニルエチル、2−yミノエチル、6−アミノプ
ロピル、2−メチルアミノエチル、2−ジメチルアミノ
エチル、シアノメチル、2−シアノエチル、アジドメチ
ル、2−アジドエチル、ウレイドメチル、3−アミノ−
3−カルボキシプロピル、2−(アミジノ)エチル、2
−(N−アミノアミジノ)エチル、テトラヒドロビラン
−2−イル、チェタン−3−イル又は2−オキソ−テト
ラヒドロ7ランー3−イルであるか、又は Rが式: −(CH2)n−R6(nは1〜4であシ、
R6はビにリゾノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピペラジ
ノ又はN−メチルピペラジノである)を表わす場合に、
R2の特別のものは、R6の各各が場合によってメチル
、フェニル又はベンジルで置換されている場合であるか
、 又はR2が式: −(CH2)In−W−R7(mはO
−3であシ、Wは硫黄又は直接結合である)を表わす場
合に、R2の特別のものは、R7がフェニル、ピリジニ
オメチレン、2−ピリジニオエチレンであるか、又はR
7がWとの結合が炭素又は非帯電窒素を介するビリゾル
、イミダゾリル、1゜3.4−チアジアゾリル、テトラ
ゾリル、1−メチルテトラゾリル、チアゾリル、イソチ
アゾリル又はインキサゾリルであり、R7の各々は場合
によジメチル、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カル
バモイル、ニトロ、メトキシカルボニル、エトキシカル
ボニル、シア/又idスルホから選んだ基1個又は2個
で置換されている場合であるか、 又はR2が式ニー(C’E(2) n−Co−R8(n
は1〜4である)f、表わす場合ぺけ、R2の特別のも
のは、R8がメチル、エチル、フェニル又ハヘンジルの
場合であるか、 又はR2が式ニーC0R9又は−(CH2) n−0C
O−R9(nは1〜4である)t−表わす場合に、R2
の特別のものは、R9が水素、メチル、クロルメチル、
ブロムメチル、2−クロルエチル、2−ブロムメチル、
フェニル又ハベンジルであり、か\るフェニル又はベン
ジルの場合による置換分の個々のものはメチル、アセチ
ル又はヒドロキシである場合か、 又はR2が式: −G−CH2−RIOを表わす場合に
、R2の特別のものは、Gがカルボニル又は直接結合で
あシ、R10が7タルイミドの場合であるか、 Φ 又はR2が式: −NR11R12R13f:表わす場
合に、R2の特別のものは、R11、R12及びR13
がメチル又はエチルであるか、R11はメチル又はエチ
ルであり、R12及びR13は接合してシクロプロピル
、シクログチル、シクロペンチル又はシクロヘキシル環
を形成するか\R11、Rユ2及びR13が接合して1
−アゾニア−4−アゾビシクロ(2,2,2)オクタン
又は1−アゾニア−3,5,7−ドリアデトリシクロ(
3,3,1゜13°)〕デカンを形成する場合であるか
、又はR2が式11(pは1又は2である)を表わす場
合に、R2の特別のものは、R14及びR15が水素又
はメチルの場合であるか、 又はR2が式: −P(0)R16R14を表わす場合
に1R2の特別のものH1R16がヒドロキシ、メトキ
シ、エトキシ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、フェ
ノキシ、フェニルアミノ又は前記R6に対する個々のも
のの1つであ、9、R1フがメチル、エチル、メトキシ
、エトキシ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、フェノ
キシ、フェニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モル
ホリノ、ピペラジノ又はN−メチルピペラジノの場合で
あるか、 又はR2が式: −CH2F(0)R18R19を表わ
す場合に、R2の特別のものは、R18及びR19がヒ
ドロキシ、メトキシ又はエトキシの場合である75へ又
はR2が式ニーCM(5R20) C00R21を表わ
す場合K、R2の特別のものは、R20がメチル又はエ
チルであり、R21が水素、メチル、エチル又はイソプ
ロピルの場合であるか、 又はR2が式111(mは0〜3である)t−表わす場
合に、R2の特別のものはm = Qの場合でかつR2
2が水素、メチル又はメチルチオであり、R23は水素
、メチル、シクロプロピル、シクログチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シアノ、カルボキシ、カルボキ
シメチル、2−カルボキシエチル又はメタンスルホニル
アミノか又は場合によりアミン又はヒドロキシで置換さ
れたフェニルであるか、又はR23とR24とは接合し
て結合している炭素と一緒にシクロプロパン、シクロブ
タン、シクロペンタン、シクロヘキサン又はシクロペン
タン環を形成し、R25はヒドロキシ、アミノ、メトキ
シ、エトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、フェニル
アミノ又は前記のR6に対する個々のもの\1つか又は
式ニNHOR25(R25d水素、メチル、エチル、フ
ェニル又はベンジル)の場合であるか、又はR2が式:
 −’CH(COOH)Phを表わす場合に、ベンゼン
環の場合による置換分の特別のものはメチル、アセチル
又はヒドロキシであシ、R2がフェニルを有する場合に
は、フェニルは場合によシ弗素、塩素、臭素、ヒドロキ
シ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シア
ノ及びアミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換さ
れているものとする。
R3の特別のものは、水素又はメトキシである。
R4の特別のものは水素、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソゾロビル、2−フルオルエチル、2−クロルエ
チル、2−ヒドロキシメチル、2−メトキシエチル、カ
ルボキシメチル、(R)及び(8) −1−カルボキシ
エチル、2−アミノエチル、2−シアノエチル、2−ホ
ルムアミドエチル、アリル、フルフリル、ベンジル又は
4−ピリジルメチルである。
R26及びR28(同一か又は異なる)の特別のものは
、水素、弗素、塩素、臭素、メチル、エチ/L/、n 
−7’口ピル、イソプロピル、カルボキシ、メトキシ−
カルがニル、エトキシカルビニル メトキシカルビニル
メチル、エトキシカルがニルメチル、メトキシ、エトキ
シ、メチルチオ、エチルチオ、シアノ、シアノメチル、
2−シアノエチル、アミノ、メチルアミノ、エチルアミ
ノ、イソゾロピルアミノ、ジメチルアミノ、ベンジルア
ミノ、(場合によシベンゼン環でニトロによって置換さ
几ている)、アリルアミノ、2−アミノエチル−アミノ
、2−メトキシエチルアミノ、2−ヒドロキシエチルア
ミノ、ヒドロキシ、メルカプト、カルバモイル、メチル
カルバモイル、エチルカルバモイル、ジメチルカルバモ
イル、フェニルチオ及びヘテロアリールチオであシ、こ
の場合ヘテロアリール環は、フラン、チオフェン、イミ
ダゾール、チアゾール、ピラゾール、チアジアゾール、
ピリジン、ピリミジン、ピラジン又はピリダジンである
R2フの特別のものは、水素、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、場合によシ弗素、塩素、臭素、
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、とドロ
キシ、カルボキシ及びシアノで置換されたフェニル又は
ベンジルである。
R29の特別のものは、水素、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、t−エチル、メトキシメチル、
2−メトキシエチル、カルボキシメチル、2−カルボキ
シエチル、メトキシカルボニルメチル、2−メトキシカ
ルビニルエチル、カルバモイルメチル、2−カルバモイ
ルエチル、カルホキシア・ミノカルボニルメチル、2−
(カルボキシアミノカルボニル)−エチル、メトキシカ
ルがニルアミノカルボニルエチル、2−(メトキシカル
ボニルアミノカルボニル)エチル、アセチルメチル、ゾ
ロビオニルメチル、ベンゾイルメチル、ヒドロキシメチ
ル、2−ヒドロキシエチル、メチルアミン、エチルアミ
ノ、ベンジル、2−フェニルエチル、アミノ、シクロプ
ロピル、シクロブチル、メトキシ、エトキシ、2−メト
キシエトキシメチル、モノ−及びジメチルカルバモイル
メチル、アミノメチル、2−アミノエチル、2−メチル
アミノエチル、2−ジメチルアミノエチル、3−シアノ
シクロベント−2−エニル、2−(3,4−ジヒドロ−
4−オキソ−H−ベンゾ[6)オキサジン−2−イル)
エチル、ベンジルオキシ又は2−7エ二ルエトキシ又は
酸二(CH2) 2−N−CR36NR37R38又は
(CH2)2C(NR36)NR3’7R3B (式中
R36、R3)及びR3Bは水素、又はメチルである)
、−(CH2) t−NH−Co−R34又は(CH2
) 1;−8(0) 、−R34(式中tは1〜6であ
シ、Bは1.2又は3であり、R34はメチル、エチル
、メトキシ又はエトキシ、又は場合によシ弗素、塩素、
臭素、ヒドロキシ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カル
バモイル、シアン、トリフルオルメチル、アミノメチル
、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、アセチル、ア
セトアミド、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル
、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、ジエチ
ルカルバモイル、メシル及びスルホから選んだ基1個又
は2個で置換されたフェニルである) か、又はビニル、アリル、2.4−ペンタジェニル、3
−シクロアリル(シス及ヒトランス)、3−シアノアリ
ル、シアンメチル、3−シアノプロピル、2−ウレイド
エチル、2−チオウレイドエチル、2−(チオアセチル
アミノ)エチル、スルファモイル、2−アミノ−2−カ
ルfキシエチル、アセチルアミノメチル、フタルイミド
メチル、4,5−ジヒドロイミダゾルー2−イルメチル
、3,4,5.6−チトラヒドロビリミゾンー2−イル
メチル、2−(1,2゜3.6−テトラヒドロ−2,6
−シオキソプリy−7−1ル)−エチル、2−ヒドロキ
シイミノプロピル(シン又はアンティ)、2−(メトキ
シイミノ)プロピル(シン又はアンティ)又は2−(エ
トキシイミノ)−プロピル(シン又はアンティ) か、又は式’ −(CHz)z−NR30R31R32
(式中R30、R31及びR32はメチル又はエチルで
ある)か、又は式ニー(cH2)q−Rs3(式中qは
口〜2であり、R33はピリジン、ピリダジン、ピリミ
ジン、ピラジン、1,2.5.6−シヒドロー5.6−
シオキソー1.2.4−トリアジン、2−(メチル又は
エチル)−1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−シオキ
ソー1.2.4−トリアジン、1−(メチル又はエチル
)テトラゾール、フラン、チオフェン、ビロール、1−
(メチル又はエチル)ビロール、オキサゾール、チアゾ
ール、イミダゾール、1−(メチル又はエチル)イミダ
ゾール、インキサゾール、イソチアr−ル、ピラゾール
、1−(メチル又はエチル)ピラゾール、1−2.3−
チアジアゾール、ベンズフラン、ベンズチオフェン、イ
ンドール、1−(メチル又はエチル)インドール、ベン
ゾキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール
、3.4−ジヒドロ−4−オキソ−2F(−ベンゾ〔e
〕キサジン、1−(メチル又はエチル)ベンズイミダゾ
ールであシ、各々のこの環系は(CF!2)(lに炭素
によって結合し、各各の環系は場合により弗素、塩素、
臭素、メチル、エチル、n−7’口ビル、イソプロピル
、トリフルオルメチル、シクロプロビルメチル、ホルム
アミド、カルボキシ、メトキシカルがニル、エトキシカ
ルボニル、メトキシ、エトキシ、シアン、3−シアノア
リル、カルバモイル、メチルカルバモイル、ジメチルカ
ルバモイル、ヒドロキシ、グアニジノ、ニトロ又はアミ
ノで置換されている) か、又は場合により弗素、塩素、臭素、メチル、エチル
、n−プロピル、イソプロピル、ヒドロキシ、メトキシ
、エトキシ、カルボキシ、メトキシカルざニル、エトキ
シカルがニル又はカルバモイルで置換された2−グアニ
ジノチアゾルー4−イルメチル、3−ヒドロキシベンゾ
イルメチル、2−テニル、2−イミダゾリルメチル又は
シナミルである。
製薬上認容性陰イオンを放出する特別の酸は、例えば塩
酸、臭化水素酸、燐酸、硫酸、クエン酸又はマレイン酸
である。
製薬上認容性陽イオンを放出する特別の塩基は、例えば
アルカリ金属(例えばナトリウム又はカリウム)又はア
ルカリ土類金属(例えばカルシウム又はマグネシウム)
を含有する塩基又は第1、第2又は第4有機アミン(例
えばトリエチルアミン、モルホリン、N−メチルピペリ
ジン、N−エチルピペリジン、プロ力イン、ジベンジル
アミン又はN 、 N’−ジベンジルエチレンジアミン
)又はセファロスポリンと塩を形成するために使用した
他のアミンである。
次の記載は本発明のセファロスポリン誘導体の好ましい
特徴である。これらの特徴のいづれかの1つを、単独か
又は前述の本発明のセファロスポリンの他の一般的又は
特別の特徴と組合せて用いると、好ましい亜群の化合物
が得られる。
+17  Xは硫黄である。
(21R1は2−アミノチアゾルー4−イル又は5−ア
ミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イルである。
(3)  R50はクロルメチレンである。
(41R50ば−N−0−R2であシ、この場合R2は
(1−60)アルキル、(3−6C’)アルケニル〔場
合によジカルボキシで置換されている〕、(3−60)
アルキニル、(3−80)シクロアルキル、(3−60
)シクロアルキル(1−30ンアルキル、(1−40)
ノ・ロアルキル、(1−50)シアノアルキル、(2−
60)ヒドロキシアルキル、(1−40)フルコキシ(
2−40)アルキル、(2−6c)アミノアルキル又は
ベンジルである。
f5)  R2a / fル、エチル、1−−10ピル
、71)ル、フロパルジル、シクロペンチル、シクロプ
ロピルメチル、2−クロルエチル、2−フルオルエチル
、2−ブロムエチル、シアノメチル、2−シアノエチル
、2−ヒドロキシエチル、2−エトキシエチル又はベン
ジルである。
(6)  R2は式■である。
(7)弐■中で、mはOである。
(8)弐m中で、R24はヒドロキシ又は(1へ40)
アルコキシである。
(9)弐m中で、R22及びR23は両方とも水素又は
(1−30)アルキルであるか、又はR22とR23と
は接合して結合している炭素と一緒て(3−7C)カル
ボ環状環を形成する。
aω 式■中で、R22及びR23は両方とも水素又は
メチルであるか、又はR22とR23と(は接合して結
合している炭素と一緒にシクロブタン環又はシクロペン
タン環を形成する。
式■のセファロスポリン誘導体は、化学的類似化合物ヲ
羨造する公知方法で製造することができる。
それ故、次の方法(R1、R2、R3、R4、R5、R
50及びXは前記のものを表わす)が本発明の他の特徴
としてイ’4られる。
本発明方法は、次の方法によって特徴を有する: (a)  式X: 〔式中w、yX z及びR28i前記のものを表わす〕
の化合物を、式: R5−R40(式中R5は前記のも
のを表わし、R40は置換性基(例えば弗素、塩素、臭
素、(1−6c)アルコキシ、(1−60)アルキルチ
オ、(1−60)アルカン〜スjL/フィニル又f’1
(1−60)アルカン−スルホニル)を表わす〕の化合
物と反応させる;(1))  弐M: 3  H の化合物を、式M= 〔式中X、R1、R2、R3、R4及びR5は前記のも
のを表わす〕の酸又はその活性化誘導体と反応させる; (0)  カルボキシ基の酸性水素原子の代りに、保護
基を有する相応する化合物を脱保護して、カルボキシ基
を形成する; (d)  アミノ基の水素の代シに保設基を有する相応
する化合物を脱保護して第1又は第27ミノ基を形成す
る; (e)  Xがスルフィニルの化合物に対しては、Xが
硫黄の相応する化合物を酸化させる;(f)  弐■: 〔式中XXR1、R2、R3、R4及びR”11 m 
記のものを表わす〕の化合物を、式: R2−0−NH
2〔式中R2は前記のものを表わす〕の化合物と反応さ
せる; (g)  R2が水素以外のものの化合物に対しては、
R2が水素である式Iの化合物を、式:R41−R40
C式中R40は置換性基を表わし、R41は水素以外に
前述のR2に対するものの1つを表わす〕の化合物と反
応させる; 翰 アミノフェニル基を有する化合物に対しては、相応
するニトロフェニル化合物を還元する; (1)  弐XIV 3 H 0OEf 〔式中X XELL XR3、R50ハ前記ノモO’f
c 表すし、R40は置換性基を表わす〕の化合物を、
酸二R4R5NHC式中R4及びR5は前記のものを表
わす〕の化合物と反応させる。
両性イオン形の式■の化合物を製造する方法、塩が必要
な場合には、両性イオン形の式Iの化合物を、製薬上認
容性陰イオンを放出する酸又は製薬上認容性陽イオンを
放出する塩基と反応させる。
式Xの原料は、適轟な7−アミノ−3−アジドメチルセ
ファロスポリン誘導体を、式■の酸又はその活性化訪導
体でアシル化し、続いて3−アジドメチル基を還元して
、3−アミノエチル基にする。この方法の間は、アミノ
基及びカルボキシ基を保設するのが必要である。このよ
うにして、R4が水素である式Xの化合物が得られる。
R4が水素以外のものである場合には、R4が水素の化
合物をアルキル化するか又はベンジル化する。
弐Xの原料は、式Xv: 3  H 二   で 〔式中X、R3及びR4は前記のものを表わす〕の化合
物を、式: R5−R40[式中R5は前記のものを表
わし、R40は置換性基を表わす]の化合物と反応させ
て製造することができる。この反応の間には、7−アミ
ノ、3′−アミノ及び/又は4−カルボキシ基を保護す
るのが必要である。
弐Mの原料は特に重要であシ、本発明の他の特徴とみな
される。
弐■、式X■: R3E( OOH 〔式中XXR1、R3、R4及びR5は前記のものを表
わす〕、X■及びXVの原料は、化学文献で類似化合物
に対する公知方法で製造する。
前述のように、本発明のセファロスポリン誘導体は抗菌
性を有する。このようにして、該化合物は有用な抗菌剤
であり、その多くは試験管内で標準の実験微生物、グラ
ム陰性及びグラムする。個々の化合物の抗菌スペクトル
及び効力は、標準試験系で測定することができる。
本発明の化合物の抗菌性は、通常のはつかねずみの保護
試験で立証することもでき、本発明の好ましい化合物は
、シュードモナス−7エルギノサ(Pseudomon
as aeruginosa )  及びスタフイロコ
クス・アクレウス(St、aphyllococcus
aureus )  に対して、4pji/me以下の
M工C5o値を有する。
の概念は本発明の化合物に対して変らない。多くの化合
物は、はつかねずみに細@感染に対する保護を得るため
に必焚な用量の過剰址で投与し、投与化合物による明ら
かな毒性症状又は副作用は認められなかった。
本発明のもう1つの特徴によって、本発明のセファロス
ポリン誘導体を、製薬上認容性希釈剤又は担持剤と含有
する製薬組成物が得られる。
本発明の製薬組成物は、例えば経口、直腸又は非経口投
与に適当な形であってもよく、このためには公知方法に
よって、例えは錠剤、カプセル、水性又は油性溶液又は
懸濁歎、エマルション、分散粉末、座薬及び滅菌注射用
の水性又は油性溶液又は懸濁液の形に処方する。
式Iのセファロスポリン誘導体の外に、本発明の製薬組
成物は、他の臨床上有用な抗菌剤(例えば他のベータラ
クタム又はアミノグリコシド)、ペーターラクタマーゼ
の抑制剤〔例えばクラブラニツク酸(clavulan
ic acid ) ]、じん管遮断剤(例えばプロベ
ニシト)及び代謝酵素の抑制剤(例えばペプチダーゼの
抑制剤、例えばz−2−アシルアミノ−3−fllc換
のプロペノエート)から選んだ公知薬剤1棟又は数種を
含有していてもよいか又はこれらと−緒に投与してもよ
い。
本発明の好ましい製薬組成物は、静脈内、皮下又は筋肉
内の注射に適当なもの、例えはセファロスポリン誘導体
1〜10w/w%を含有する注射用のもの、又は単位投
与形の経口投与に適当なもの、例えばセファロスポリン
誘導体100〜〜1gを含有する錠剤又はカプセルであ
る。
本発明の製薬組成物は通常人体に、細菌によって惹起さ
れた感染を、セファロチン、セフオキシチン、セフラブ
イン、セフタジブイン及び臨床的に使用された他の公知
セファロスポリン誘導体に使用した方法と同じ方法で、
臨床的に使用した公知セファロスポリンに比する本発明
のセファロスポリン誘導体の効力に対する川音で阻止す
るために投与する。このようにして、それぞれの患者は
、毎日静脈内、皮下又は筋肉内でセファロスポリン誘導
体の投用量0.5〜50g、好ましくは0.5〜10g
を用い、該組成物は毎日1〜4回投与する。静脈内、皮
下及び筋肉内の投与は、ざ−2ス(bolus )注射
によって行なう。選択的に静脈内投与は、一定の時間に
わたって連続的点滴で行なってもよい。
選択的にそれぞれの患者は、毎日の非経口投与量にはソ
等しい経口投与量を服用する。このようにして、毎日の
経口投与量はセファロスポリン誘導体0.5〜10gで
あり、組成物は毎日1〜4回投与する。
実施例 n、m、r、スペクトルは、内部標準としてテトラメチ
ルシランに対するデルタ(デルタ=0)で表わす<5=
−h縁、d=二1縁、t=三ム線、q=四重線、m=多
kkz br=巾広い、52カツプリング定″ei)。
 n、m、r、は磁界の強さ93 MHz又は400 
MHzで測定する。n、m、r。
の浴剤はd 、DMSO+ CD、C00D + TF
Adであった。温度は摂氏である。 HOAcは酢酸を
表わし、DMFはゾメチルホルムアミド′Ik表わす。
f!I 1及び2 次の化合物を製造した: R収率(%)  脚注 例I   CH3191,3 例2   H382,3 脚注 (1)6−ニチルアミノメテルー7−[2−(2−アミ
ノチアゾルー4−イル) −2((Z)−1−カルボキ
シ−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド〕セフ−
6−ニンー4−カルボン酸(0,2,9−0,39mモ
ル)及びトリエチルアミン(0,C] 80d、 0.
58 mモル)1−1DMF(2成)に25°Cでとか
した攪拌懸濁液に、4級化1,7−シメチルー4−メチ
ルチオピラゾロ[3,4−d〕ビビリシン(0,37g
、2.8mモル)を添加した。反応混合物を50°Cで
3時間加熱し、溶液を蒸発乾固し、残渣を、オクタデシ
ルシランのカラムで調製HPLCによって精製した; nmr : 1.35(m 、3H) ; 1.6(s
、 6H) ; 2.6(s。
3H) ; 3.5(d、 2H) : 3.9(s、
2H) ; 4.2(s、 3H): 4.9(a、 
IH) ; 5.3(a、 IH) ; 5.4(a、
 IH) ;5.9(a、 IH) ; 7.04(S
、 1H) ; 8.66(S、 1H) ;9.01
 (s 、 IH) 。
(2)  化合物を、脚注(1)に記載のようにしてで
あるが、7−メチル−4−メチルチオピラゾロ[3,4
−a)?リミジン2.8mモルを用いて製造した; 生成物のnmr : 1.3(m、 3H) ;1.5
(S、 6H) ;3.4(m、2H) p 3−9C
s、5H) z 4−9(d−IH)、;5.2(m、
 2H) ; 5.8(d、 IH) ; 7.0(s
、 IH) ;8.7(s、IH) ’s 9.0(S
、 IH) 。
(31例1及び2で使用した4級化メチルチオピラゾロ
ピリミジン化合物は、ベルブマン(F、 Bergma
nn )、フランク(A、 Frank )  及びネ
イマン(Z、 Netman ) :ジャーナル・オブ
・ず・ケミカル・ソサイエテイ(Journal of
the Chemical 5ociet、y ) 、
  パーキン(Perkin)■、1979年、第27
95頁によって製造した。
例3 仄の化合物: を、次のようにして製造した: 3−エチルアミノメチル−7−[2−(2−アミノチア
ゾルー4−イル)−2−((Z−1−カルボキシシクロ
ペンチルオキシイミノ)アセトアミド〕セフ−6−ニン
ー4−カルボン酸(2151’、0.4mモル)を、D
MF (0,57d )に攪拌しながら溶解し、水(6
成)にとかしたNaHCO3(96m9.1.2mモル
)を添加した。
4−クロル−6−メチルチェノ[2,3−d)♂リダジ
ニウムテトラフルオルボレー) (130■、0.48
 mモル)を添加し、混合物を50°Cで41/!時間
加熱し、更に第4複素環状化合物1301n9及びNa
HCO332W (0,4mモル)を添加した。次いで
混合物をHOAcで酸性にし、蒸発させた。残渣を、6
ヌクレオシル(Nucleosil)C−18でメタノ
ール/1%のHOAc / H2O(30ニア0〜32
.5 : 68.5 )を用いて調製HPLCで精製し
た。得られたフラクションを1部分蒸発させ、凍結乾燥
すると、所望の生成物80m9(29%)が得られた; nmr : 1.31(t、3H) ;1.7(me 
4H) s 2.8m+4H)s 3.5(m、2H)
 p 3.95(q、 2H) p 4.33(s、3
H)s 4.54(djlH,J−16Hz) p 4
−95(d、IH,J=16Hz) p 5.15(c
i、 IH,J =4.8Hz) s、 4−85(d
−IH,J=4.8Hz) ; 7.04(s、 IH
) ; 7.94(d、 IH。
J=5.47Hz) t 8−58(d、IH1J’=
=5.47Hz) p 9.64(S、 IH) 。
第4複素環状化合物は、4−クロルチェノ[2,3−a
〕ピリダジン[Bull、 Soc、 Chem。
第4220頁(1968年))(2561n9.1.5
mモル)を乾燥ジクロルメタン(10成)に溶解し、不
活性雰囲気下に攪拌しながらトリメチルオキソニウムテ
トラフルオルポレート222■(1,5mモル)を添加
して製造した。
4時間後に、固体を濾過して除去し、必要な化合物34
0〜(85%〕が得られた; DMSOd、中のnmr : 4.63(s、 3H)
 ; 8.30(d、 IH。
J=5.2Hz) ; 8.9Hd、 1H,J=5.
2Hz) ;10.41(s、  1H)  。
例4〜6 次の化合物を製造した: 脚注 (1)3−アミノメチル−7−[2−(2−アミノチア
ゾルー4−イル)−2−< (Z> −1−カルボキシ
−1−メチルエトキシイミノ〕アセトアミド〕七フー6
−エンー4−カルボン酸(250rn9.0.5Inモ
ル)及ヒドリエチルアミ/(0−11”l % 0.7
 mモル)を、DMF (51fL& )に25°Cで
とかした攪拌溶液に、前記脚注(2)のようにして2つ
の異性体混合物(600〜、1.1迅モル)として製造
した4級化7−メチルチオ−1,2,4−)リアゾロ(
”2.3−alビリミシンを添加した。室温で1時間後
に、溶液を蒸発乾固し、残渣を、オクタデシルシランの
カラムで調製HPLCによって精製した;nmr : 
L5(s、 6H) ; 3.5(s、 2H) ; 
4.[](br。
31() ; 4.7(s、 2H) ; 5.15(
a、 IH) ; 5.85(d。
IH) s 7.0(m、2H) p 8.6(m、2
H) 。
(2)4級化トリアゾロピリミジンの原料は、矢のよう
にして製造したニア−メチルチオ−1゜2.4−)リア
ゾロ[1,5−a)ビリミジンソニクムテトラフルオル
ボレートC0,9g、6mモル)を添加した。2時間撹
拌した後に、浴液を蒸発乾固した;製造したN−メチル
化異性体(nmrによる)は、セファロスポリンの製造
で精製しないで使用した。
混合物のnmr : 2.9(s、 3H) y 3(
s、 3H) y 4(s。
3H) ; 4.3(13,3H) ; 7.8(a、
 1H及びIH) ; 9−9.1(m、 IH及び2
H) p 9−6(s−IH) −(3)3−エチルア
ミノメチル−7−[2−(2−アミノチアゾルー4−イ
ル) −2−((Z)−1−カルざキシ−1−メチルエ
トキシイミノ)アセトアミド〕セフー3−エン−4−カ
ルボン酸(250〜、0.48mモル)及びトリエチル
アミン(0,07d、0.5mモル)を、DMF(2,
51M)にとかした攪拌溶液に、2つ+7)N−メチル
化7−メチルチオ−1,2,4−)リアゾロ[1,5−
a〕ピリミジン(脚注2 )(300■、1.1mモル
)の混合物を添加した。混合物を40℃で2時間攪拌し
、蒸発乾固し、オクタデシルシランのカラムで調製HP
LCによって精製し、2つの異性体混合物が得られた;
nmr : 1.25(m、 3H) ;1.5(br
、 6H) ;3.5(s。
2H) ; 3.95(br、 5H) ; 5.15
(a、 3H) ; 5.85(a。
IH) ; 7.0(m、 2H) ; s、scm+
 2H) (例5)及び1.2(br、 3H) ; 
1.5(s、 6H) ; 3.45(s、 2H) 
;3.8(m、 5H) ; 5.2(m、 3H) 
; 5.8(a、 IH) ニア、0(m、 2H) 
; 8.45(m、 IH) ; 9.3(s、 IH
) (例6)。
例6の化合物のメチル基R6の位は、指定することがで
きなかった。
例7 次の化合物: c1′I3 を、次のようにして製造した: 6−エチルアミノメチル−7−[2−(2−アミノチア
ゾルー4−イル)−2−((Z)−1−カルボキシ−1
−メチルエトキシイミノ)アセトアミド〕セフ−6−ニ
ンー4−カルボン酸(250〜、0.48 mモル)及
びトリエチルアミン(0,07111t、 0.5 m
モル)を、DMF’ (2,5継)にとかした攪拌溶液
に、4−メチル−7−メチルチオピラゾロ[1,5−a
〕ピリミジニウムテトラフルオルポレート(0,3g、
1.1 mモル)を添加した。混合物を40°Cで1時
間攪拌し、蒸発乾固し、オクタデシルシランのカラムで
調製HPLCによって精製した; nmr : 1.3(br、 3H) p 1−5(s
、6H) p 3.55(s。
2H) p 3.95(m= 5H) p 5.1−5
.9(m、 4H) ;6.7(m、2H) p 7.
0(s、1H) s 8.35(m−2H) 。
4級化ピラゾロC1,5−a〕ビビリシンの原料は、次
のようにして製造したニアーメチルチオビラゾo[1,
5−a:ピリミジ7 (1&。
6mモル)を塩化メチレン(251d)にとかした溶液
に、トリメチルオキソニウムテトラフルオルボレー) 
(1、Si’、 6.7mモル)を添加した。
室温で1時間攪拌後、固体を濾過し、外に精製しないで
使用した。
nmr : 2.93(s、 3H) ; 4.27(
s、 3H) ; 7.2(d。
IH) ; 7.55(d、 IH) ; 8.6(d
、 IH) ; 9.0(d。
1H)、収率27%。
例8 次の化合物: H3 を次のようにして製造した: 6−エチルアミノメチル−7−[2−(2−アミノチア
ゾルー4−イル)−2−((Z)−1−カルボキシ−1
−メチルエトキシイミノ)アセトアミド〕セフ−6−二
ンー4−カルボン酸(600■、0.58 mモル)及
びトリエチルアミン(0,08Qm、 o、s 8 m
モル)の攪拌溶液に、1−メチル−4−メチルチオチェ
ノ〔6゜4−d〕ピリミジニウムテトラフルオルざレー
ト(166〜、0.58 mモル)を添加した。混合物
を室温で1時間攪拌し、蒸発乾固し、オクタデシルシラ
ンのカラムで調製apLcによってn製した; nmr  :  1.5(br、9H);  3.45
(s、2H)p  3.9(8゜3H);  4(m、
2H);  4.7−5.5(m、3H);  5.8
(a、IH);  7.0(s、IH);  8.0(
s、IH);  8.5(s、IH) p 8.9(s
、 IH) 、収率8%。
4級化チェノピリミジンの原料は、次のようにして製造
した:4−メチルチオチェノ〔3゜4−d〕ピリミジ7
(1&、5.5mモル)を塩化メチレン(80rILt
)にとかした溶液に、トリメチルオキソニウムテトラフ
ルオルボレート(760〜、4.8mモル)を添加した
。1夜攪拌した後に、固体を濾過し、塩化メチレンで洗
浄した。
Nmr : (DMSOd6中) ’ 2.92(s−
3H) p 4.22(s、3H); 8.6(a、 
1H) ; 9.25(m、 2H) 。
例1.2.5.6及び8の原料として使用した化合物3
−エチルアミノメチル−7−[2−(2−アミノチアゾ
ルー4−イル)−2−((Z)−1−カルボキシ−1−
メチルエトキシイミノ)アセトアミド〕セフ−6−二ン
ー4−カルボン酸は、アセトアルデヒド(1,1aff
i) i 3−アミノメチル−7−C2−<2−アミノ
チアゾルー4−イル)−2−((Zil−カルボキシ−
1−メチルエトキシイミノ)−アセトアミド〕セフー3
−エン−4−カルボン酸(1゜O当it)で、NaBH
3CN (1−0当1it)及びEz3N (1,0”
A量)の存在で還元的アミン化して得られる。アセトア
ルデヒドを室温でメタノールに滴加し、混合物を匈時間
攪拌する。生成物を調製HPLCによって、例えばメタ
ノ−/I//H20/ HOAc (10: 90 :
 I V/V/VL続いて(15:85: 1 V/V
/V )を用いて精製する。
例6で原料として使用した化合物3−エチルアミノメチ
ル−7−[2−(2−アミノチアゾルー4−イル)−2
−((Zil−カルボキシシクロペンチルオキシイミノ
)−アセトアミド〕セフ−6−ニンー4−カルボン酸は
、同じ方法で6−アミノメチル−7−[2−(2−アミ
ノチアゾルー4−イル)−2−((Z)−1−カルボキ
シシクロペンチルオキシイミノ)アセトアミド]セフ−
6−ニンー4−カルボン酸から製造することができる。
例9 次の化合物: を、次のようにして製造した: 6−アミノメチル−7−[2−(2−アミノチアゾルー
4−イル)−2−((Z)−1−カルボキシシクロペン
チルオキシイミノ)アセトアミド〕セフ−6−ニンー4
−カルざン酸(204■、0.4 mモル〕を、DMF
 (2ml )に攪拌しながら懸濁させ、水(2紅)に
とかしたNaHCO2(967119,1,2mモル)
を添加した。DMF (2成〕にとかした4−クロル−
1,6−シメチルー4−ざロロー[2,3−d〕−ピリ
ダジニウムテトラフルオルボレー)(129■、0.4
8mモル)を添加し、混合物を55℃で3時間加熱した
。次いで混合物をAc OHで酸性にし、蒸発させた。
残渣を、。ヌクレオシル (Nucleosil )”C−18のカラムで溶出剤
としてメタノール/H2O−1%のAcOH(35:6
5)を用いて調製HPLCで精製した。得られたフラク
ションを1部分蒸発させ、凍結乾燥すると、所望の化合
物97mg(37%)が得られた。
Nmr  :  1.87(m、4H)p  3.15
(m、4H)p  3.22−3−86(m、2H)p
  3.96(s、3H)J  4.22(s−3H)
;4.1(d、IH);  4.8(a、IH);  
5.11(ti、IH);5.8(a、1)り;  7
.04(s、IH);  7.05(d、IH);7−
89(d、IH)z  9−5Hs、IH)−第4複素
環式化合物は、4−クロル−1−メチル−4−vロロ[
:2,3−d〕ビリダシンセ 〔シミー・/ラブティク(Chimie Therap
euzi−que )第3巻、第648頁(1968年
)〕(652〜、2.1 mモルを、乾燥ジクロルメタ
ン(2nLl)に溶解し、トリメチルオキソニウムテト
ラフルオルボレート129■(0,48mモル)を添加
して製造した。4時間攪拌した後に固体を濾過して除去
すると、必要な化合物500■(88%)が得られた。
Nmr:DMSOd6 : 4.17(s、 3H) 
y 4.53(s、 3H) p7.27(a、 IH
) t 8−54(d−IH) p 10.39(s−
1;H) −例10 次の化合物を、次のようにして製造した=6−アミノメ
チル−7−[2−(2−アミノチアゾルー4−イル)−
2−((Zil−カルボキシ−1−メチルエトキシイミ
ノ)アセトアミド〕セフ−6−ニンー4−カルボン酸(
500■、1mモル)及びトリエチルアミン(0,14
517,1mモル)をDMF (4m ) ニトカI、
t、:an溶液に、4級化3,7−シメチルー4−メチ
ルチオインキサゾロ(5,4−dlflミリニウムテト
ラフルオルボレート(2921ng、1m:E−ル)を
添加した。混合物を40℃で45分間攪拌し、蒸発乾固
し、オクタデシルシランのカラムでの調製HPLCによ
って精製した。
Nmr : 1−5(s、6H) p 2−7(s−3
H) z 3−2−33−8(、2H) ; 4(s、
 3H) ; 4.6及び5(AB−2H) y5、H
a、 IH) ; 5.9(d、 IH) ; 7(s
、 IH) ; 8.9(a、 1H) − 4級化インキサシローピリミジニウムの原料は、次のよ
うにして製造した: 3−メチル−4−メチルチオイソキサゾロ[5,4−d
)ピリミジン(3,9,0,016モル)t−塩化メチ
レン(50ffi7)にとかした溶液に、トリメチルオ
キソニウムテトラフルオルボレー) (2,3g、0.
016モル)を添加した。
混合物を20℃で1夜攪拌した。蒸発後に、固体にエー
テルを飽和させ、外に′a製しないで使用した。
Nmr (DMSOd 6 + CD3COOD + 
TFAd ) : 2−7 (8−3H) s2.9(
s、 3H) p 4.2(s、 3H) p 9.4
(s、 IH)  。
収率70%。
第1頁の続き ■Int、C1,’       識別記号  庁内整
理番号@発明者   ジョルジュ・パスケ  フランス
国ユストリュ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
    、2−アミノ−1,6,4−チアジアゾル−5−イル又
    は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−3
    −イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式:=N
    ・O・R2の基を表わし、この場合R2は水素、(1−
    6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(1−
    3C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(3−6
    C)シクロアルキル (1−3C)アルキル、場合によりカルボキシで置換さ
    れた(3−6C)アルケニル、 (5−8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキニ
    ル、(2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカル
    バモイル、ベンジルカルバモイル、(1−4C)アルキ
    ルカルバモイル(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)
    アルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、(1−4
    C)ハロアルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、
    トリフェニルメチル、 (1−3C)ハロアルキル、(2−6C)ヒドロキシア
    ルキル、(1−4C)アルコキシ(2−4C)アルキル
    、(1−4C)アルキルチオ(2−4C)アルキル、(
    1−4C)アルカンスルフイニル(1−4C)アルキル
    、(1−4C)アルカンスルホニル(1−4C)アルキ
    ル、(2−6C)アミノアルキル、 (1−4C)アルキルアミノ(1−6C)アルキル、(
    2−8C)ジアルキルアミノ(2−6C)アルキル、(
    1−5C)シアノアルキル、6−アミノ−3−カルボキ
    シプロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(N−
    アミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン−2
    −イル、チエタン−3−イル、2−オキソピロリジニル
    、又は2−オキソテトラヒドロフラン−3−イルを表わ
    すか、又は −R2は式:−(CH_2)_n−R6を表わし、この
    式中nは1〜4であり、R6はピペリジノ、ピロリジノ
    、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチルピペラジノで
    あり、R6の各々は場合により(1−4C)アルキル、
    フェニル又はベンジルで置換されている、か又は−R2
    は式:−(CH_2)_m−W−R7を表わし、この式
    中mは0〜3であり、Wは硫黄又は直接結合であり、R
    7はフェニル又はピリジニオ(1−4C)アルキレンで
    あるか、又はR7はWとの結合が炭素又は非帯電窒素を
    介するピリジル、イミダゾリル、1,3,4−チアジア
    ゾリル、テトラゾリル、1−(1−4C)アルキルテト
    ラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル又はイソキサゾ
    リルであり、R7の各々は場合により(1−4C)アル
    キル、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル
    、ニトロ、 (2−5C)アルコキシカルボニル、シアノ又はスルホ
    から選んだ基1個又は2個で置換されているか、又は−
    R2は式:−(CH_2)_n−CO−R8を表わし、
    この式中nは1〜4であり、R8は(1−4C)アルキ
    ル、フェニル又はベンジルであるか、又は−R2は式:
    −COR9又は−(CH_2)_n−OCO−R9を表
    わし、この式中nは1〜4であり、R9は水素、(1−
    4C)アルキル、(1−4C)ハロアルキル、フェニル
    又はベンジルであり、かゝるフェニル又はベンジルは場
    合により(1−6C)アルキル、(2−6C)アルカノ
    イルオキシ及びヒドロキシから選んだ置換分1、2又は
    3個で置換されているか、又は−R2は式:−G−CH
    _2−R10を表わし、この式中Gはカルボニルか又は
    直接結合であり、R10はフタルイミドであるか、又は
    −R2は式:−N■R11R12R13を表わし、この
    式中R11、R12及びR13は(1−4C)アルキル
    であるか、又はR11は(1−4C)アルキルであり、
    R12とR13とは接合して(3−6C)カルボ環状環
    を形成するか、又はR11、R12及びR13は接合し
    て1−アゾニア−4−アザビシクロ〔2,2,2〕オク
    タン又は1−アゾニア−3,5,7−トリアザトリシク
    ロ〔3,3,1,1^3^,^7〕デカンを形成するか
    、又は−R2は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜6であり、R22は水素、
    (1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−3C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記R6
    の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この式中
    R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又はベ
    ンジルであるか、又は−R2は式:−*CH(COOH
    )Phを表わし、この式中Phは場合により(1−6C
    )アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及びヒド
    ロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換されたベ
    ンゼン環であり、*で表わされる分子不整のある中心は
    R又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラセミ
    化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場合に
    は、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、アミ
    ノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及びア
    ミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されており
    、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、(1
    −4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒドロ
    キシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ(
    1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキル、
    アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)アル
    キル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C)ア
    ルキル、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジル(
    1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結合
    している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV−X: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−4C)アルキルスルファモイルから選んだ基
    1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、(
    i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすことが
    でき、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6c)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ (1−4C)アルキル;又は場合によりハロゲン、(1
    −6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキ
    シ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シア
    ノ、トリフルオルメチル、アミノメチル、(1−4C)
    アルカノイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ
    (1−4C)アルキル、(2−6C)アルコキシカルボ
    ニル、モノ−又はジ (1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビニル、
    スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1−4C
    )アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は2個で
    置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、シアノ
    、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    カルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカル
    ボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイドエチル
    、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファモイル
    、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチルアミノ
    メチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロイミダ
    ゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラヒドロ
    ピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3,6−
    テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−イルエチ
    ル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又はアンテイ
    )又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕プロピル(
    シン又はアンテイ)で置換された(2−6C)アルケニ
    ル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ばれているか
    、又はR29は式:−(CH_2)_2−N■R30R
    31R32を表わし、この式中R30、R31及びR3
    2は(1−4C)アルキルであるか、又はR29は式:
    −(CH_2)_qR33を表わし、この式中qは0〜
    2であり、R33はピリジン、ピリダジン、ピリミジン
    、ピラジン、1,2,3,6−ジヒドロ−5,6−ジオ
    キソ−1,2,4−トリアジン、2−〔(1−4C)ア
    ルキル〕−102,5,6−ジヒドロ−5,6−ジオキ
    ソ−1,2,4−トリアジン、1−〔(1−4C)アル
    キル〕テトラゾール、フラン、チオフェン、ピロール、
    1−〔(1−4C)アルキル〕ピロール、オキサゾール
    、チアゾール、イミダゾール、1−〔1−4C)アルキ
    ル〕イミダゾール、イソオキサゾール、イソチアゾール
    、ピラゾール、1,2,3−チアジアゾール、1−〔(
    1−4C)アルキル〕ピラゾール、ベンズフラン、ベン
    ズチオフェン、インドール、オキシンドール、1−〔(
    1−4C)アルキル〕−インドール、ベンズオキサゾー
    ル、ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール、1−〔(
    1−4C)アルキル〕ベンズイミダゾール、3,4−ジ
    ヒドロ−4−オキソ−2H−ベンゾ〔e〕−オキサジン
    であり、これらの各々の環系は炭素によつて(CH_2
    )qに結合し、かつ各々の環系は場合によりハロゲン、
    アミノ、(1−6C)アルキル、(1−4C)ハロアル
    キル、(3−6C)シクロアルキル、(2−6C)アル
    ケニル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシカルボニ
    ル、(1−6C)アルコキシ、シアノ、(2−6C)シ
    アノアルケニル、カルバモイル、モノ−又はジ(1−4
    C)アルキルカルバモイル、(1−4C)アルカノイル
    アミノ、グアニジノ、ヒドロキシ、ニトロ又はアミノで
    置換されているか、又はR29は場合によりハロゲン、
    (1−6C)アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アル
    コキシ、カルボキシ、(2−6C)アルコキシカルボニ
    ル、ニトロ又はカルバモイルで置換された2−グアニジ
    ノ−チアゾル−4−イルメチル、ヒドロキシベンゾール
    −メチル、2−アニル、2−イミダゾリルメチル又はシ
    ナミルであるか、又はR29は式:−(CH_2)_t
    NHCOR34又は−(CH_2)_tS(O)_s−
    R34を表わし、この式中をは1〜6であり、sは0、
    1又は2であり、 R34は(1−6C)アルキル又は(1−6C)アルコ
    キシであるか、又はR29は式: (CH_2)_2N=CR36NR37R38又は−(
    CH_2)_nC(NR36)N−R37R38又はそ
    の互変異性体を表わし、この式中nは1〜6であり、R
    36、R37及びR38は水素又は(1−4C)アルキ
    ル及び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドである
    〕のセフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性
    陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した
    塩。 2、R50は=N・OR2を表わし、R2は式IIIを表
    わし、この式中mは0であり、R24はヒドロキシ又は
    (1−4C)アルコキシであり、R22及びR23は両
    方とも水素又は(1−3C)アルキルであるか、又はR
    22とR23とは接合して結合している炭素と一緒に(
    3−7C)カルボ環状環を形成する、特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 6、R50は=N・OR2を表わし、R2は(1−6C
    )アルキル、場合によりカルボキシで置換された(3−
    6C)アルケニル、(3−6C)アルキニル、(3−8
    C)シクロアルキル、 (3−6C)シクロアルキル(1−6C)アルキル、(
    1−4C)ハロアルキル、(1−5C)シアノアルキル
    、(2−6C)ヒドロキシアルキル、(1−4C)アル
    コキシ− (2−4C)アルキル、(2−6C)アミノアルキル又
    はベンジルである、特許請求の範囲第1項記載の化合物
    。 4、Xは硫黄である、特許請求の範囲第1項から第3項
    までのいずれか1項記載の化合物。 5、R1は2−アミノチアゾル−4−イル又は5−アミ
    ノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イルである、特許
    請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載の
    化合物。 6、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
    、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又
    は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−3
    −イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式:=N
    ・O・R2の基を表わし、この場合R2は水素、(1−
    6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(1−
    3C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(3−6
    C)シクロアルキル(1−3C)アルキル、場合により
    カルボキシで置換された(3−6C)アルケニル、(5
    −8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキニル、
    (2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカルバモ
    イル、ベンジルカルバモイル、(1−4C)アルキルカ
    ルバモイル(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)アル
    キルカルバモイル(1−4C)アルキル、(1−4C)
    ハロアルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、トリ
    フェニルメチル、(1−3C)ハロアルキル、(2−6
    C)ヒドロキシアルキル、(1−4C)アルコキシ(2
    −4C)アルキル、(1−4C)アルキルチオ(2−4
    C)アルキル、(1−4C)アルカンスルフイニル(1
    −4C)アルキル、(1−4C)アルカンスルホニル(
    1−4C)アルキル、(2−6C)アミノアルキル、(
    1−4C)アルキルアミノ(1−6C)アルキル、(2
    −8C)ジアルキルアミノ(2−6C)アルキル、(1
    −5C)シアノアルキル、3−アミノ−3−カルボキシ
    プロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(N−ア
    ミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン−2−
    イル、チエタン−3−イル、2−オキソピロリジニル、
    又は2−オキソテトラヒドロフラン−3−イルを表わす
    か、又は−R2は式:−(CH_2)_n−R6を表わ
    し、この式中nは1〜4であり、R6はピペリジノ、ピ
    ロリジノ、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチルピペ
    ラジノであり、R6の各々は場合により(1−4C)ア
    ルキル、フェニル又はベンジルで置換されている、か又
    は−R2は式:−(CH_2)_m−W−R7を表わし
    、この式中mは0〜3であり、Wは硫黄又は直接結合で
    あり、R7はフェニル又はピリジニオ(1−4C)アル
    キレンであるか、又はR7はWとの結合が炭素又は非帯
    電窒素を介するピリジル、イミダゾリル、1,3,4−
    チアジアゾリル、テトラゾリル、1−(1−4C)アル
    キルテトラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル又はイ
    ソキサゾリルであり、R7の各々は場合により(1−4
    C)アルキル、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カル
    バモイル、ニトロ、(2−5C)アルコキシカルボニル
    、シアノ又はスルホから選んだ基1個又は2個で置換さ
    れているか、又は−R2は式:−(CH_2)_n−C
    O−R8を表わし、この式中nは1〜4であり、R8は
    (1−4C)アルキル、フェニル又はベンジルであるか
    、又は−R2は式:−COR9又は−(CH_2)_n
    −OCO−R9を表わし、この式中nは1〜4であり、
    R9は水素、(1−4C)アルキル、(1−4C)ハロ
    アルキル、フェニル又はベンジルであり、かゝるフェニ
    ル又はベンジルは場合により (1−6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキ
    シ及びヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置
    換されているか、又は−R2は式:−G−CH_2−R
    10を表わし、この式中Gはカルボニルか又は直接結合
    であり、R10はフタルイミドであるか、又は−R2は
    式:−N■R11R12R13を表わし、この式中R1
    1、R12及びR13は(1−4C)アルキルであるか
    、又はR11は(1−4C)アルキルであり、R12と
    R13とは接合して(3−6C)カルボ環状環を形成す
    るか、又はR11、R12及びR13は接合して1−ア
    ゾニア−4−アザビシクロ〔2,2,2〕オクタン又は
    1−アゾニア−3,5,7−トリアザトリシクロ〔3,
    3,1,1^3^,^7〕デカンを形成するか、又は−
    R2は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり NR21は水素又は(1−6C)アル
    キルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22は水素、
    (1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−6C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記 R6の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この
    式中R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又
    はベンジルであるか、又は−R2は式:−*CH(CO
    OH)Phを表わし、この式中Phは場合により(1−
    6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及び
    ヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換され
    たベンゼン環であり、*で表わされる分子不整のある中
    心はR又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラ
    セミ化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場
    合には、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、
    アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノび
    アミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されてお
    り、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、(
    1−4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒド
    ロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ
    (1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキル
    、アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)ア
    ルキル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C)
    アルキル、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジル (1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結
    合している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリ−ルチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリ−ルは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−4C)アルキルスルファモイルから選んだ基
    1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、(
    i)W、Y及びZの1つだけがSはOを 表わすことができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ (1−4C)アルキル;又は場合によりハロゲン、(1
    −6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキ
    シ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シア
    ノ、トリフルオルメチル、アミノメチル、(1−4C)
    アルカノイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ
    (1−4C)アルキル、(2−6C)アルコキシカルボ
    ニル、モノ−又はジ (1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビニル、
    スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1−4C
    )アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は2個で
    置換されたフェニル:又は場合によりハロゲン、シアノ
    、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    カルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカル
    ボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイドエチル
    、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファモイル
    、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチルアミノ
    メチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロイミダ
    ゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラヒドロ
    ピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3,6−
    テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−イルエチ
    ル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又はアンテイ
    )又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕プロピル(
    シン又はアンテイ)で置換された(2−6C)アルケニ
    ル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ばれているか
    、又はR29は式:−(CH_2)_2−N■R30R
    31R32を表わし、この式中R30、R31及びR3
    2は(1−4C)アルキルであるか、又はR29は式:
    −(CH_2)_q−R33を表わし、この式中pは0
    〜2であり、NR33はピリジン、ピリダジン、ピリミ
    ジン、ピラジン、1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−
    ジオキソ−1,2,4−トリアジン、2−〔(1−4C
    )アルキル〕−1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−ジ
    オキソ−1,2,4−トリアジン、1−〔(1−4C)
    アルキル〕テトラゾール、フラン、チオフェン、ピロー
    ル、1−〔(1−4C)アルキル〕ピロール、オキサゾ
    ール、チアゾール、イミダゾール、1−〔1−4C)ア
    ルキル〕イミダゾール、イソオキサゾール、イソチアゾ
    ール、ピラゾール、1,2,3−チアジアゾール、1−
    〔(1−4C)アルキル〕ピラゾール、ベンズフラン、
    ベンズチオフェン、インドール、オキシンドール、1−
    〔(1−4C)アルキル〕−インドール、ベンズオキサ
    ゾール、ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール、1−
    〔(1−4C)アルキル〕ベンズイミダゾール、3,4
    −ジヒドロ−4−オキソ−2H−ベンゾ〔e〕−オキサ
    ジンであり、これらの各々の環系は炭素によつて(CH
    _2)_qに結合し、かつ各々の環系は場合によりハロ
    ゲン、アミノ、(1−6C)アルキル、(1−4C)ハ
    ロアルキル、(3−6C)シクロアルキル、(2−6C
    )アルケニル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシカ
    ルボニル、(1−6C)アルコキシ、シアノ、(2−6
    C)シアノアルケニル、カルバモイル、モノ−又はジ(
    1−4C)アルキルカルバモイル、(1−4C)アルカ
    ノイルアミノ、グアニジノ、ヒドロキシ、ニトロ又はア
    ミノで置換されているか、又はR29は場合によりハロ
    ゲン、(1−6C)アルキル、ヒドロキシ、(1−4C
    )アルコキシ、カルボキシ、(2−6C)アルコキシカ
    ルボニル、ニトロ又はカルバモイルで置換された2−グ
    アニジノ−チアゾル−4−イルメチル、ヒドロキシベン
    ゾール−メチル、2−テニル、2−イミダゾリルメチル
    又はシナミルであるか、又はR29は式:−(CH_2
    )_tNHCOR34又は−(CH_2)_tS(O)
    _s−R34を表わし、この式中をは1〜6であり、s
    は0、1又は2であり、R34は(1−6C)アルキル
    又は(1−6C)アルコキシであるか、又はR29は式
    : 又はその互変異性体を表わし、この式中nは1〜6であ
    りR36、R37及びR38は水素又は(1−4C)ア
    ルキル及び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドで
    ある〕のセフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認
    容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成
    した塩を製造する方法において、式Xa:▲数式、化学
    式、表等があります▼(Xa) 〔式中R1、R2、R3、R4及びXは前記のものを表
    わす〕の化合物を、式:R5−R40〔式中B5は前記
    のものを表わし、R40は置換性基を表わす〕の化合物
    を反応させ、続いて両性イオンの形の式 I の化合物、
    塩が必要な場合には、両性イオン形の式 I の化合物を
    、製薬上認容性陰イオンを放出する酸又は製薬上認容性
    陽イオンを放出する塩基と反応させることを特徴とする
    、セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性陰
    イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した塩
    の製造法。 7、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
    、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又
    は5−アミノ−1− メチル−1,2,4−チアゾル−6−イルを表わし、R
    50はクロルメチレン又は式: =N・O・R2の基を表わし、この場合R2は水素、(
    1−6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(
    1−6C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(3
    −6C)シクロアルキル(1−3C)アルキル、場合に
    よりカルボキシで置換された(3−6C)アルケニル、
    (5−8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキニ
    ル、(2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカル
    バモイル、ベンジルカルバモイル、(1−4C)アルキ
    ルカルバモイル(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)
    アルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、(1−4
    C)ハロアルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、
    トリフェニルメチル、 (1−3C)ハロアルキル、(2−6C)ヒドロキシア
    ルキル、(1−4C)アルコキシ(2−4C)アルキル
    、(1−4C)アルキルチオ(2−4C)アルキル、(
    1−4C)アルカンスルフイニル(1−4C)アルキル
    、(1−4C)アルカンスルホニル(1−4C)アルキ
    ル、(2−6C)アミノアルキル、 (1−4C)アルキルアミノ(1−6C)アルキル、(
    2−8C)ジアルキルアミノ(2−6C)アルキル、(
    1−5C)シアノアルキル、3−アミノ−3−カルボキ
    シプロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(N−
    アミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン−2
    −イル、チエタン−3−イル、2−オキソピロリジニル
    、又は2−オキソテトラヒドロフラン−3−イルを表わ
    すか、又は −R2は式:−(CH_2)_n−R6を表わし、この
    式中nは1〜4であり、R6はピペリジノ、ピロリジノ
    、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチルピペラジノで
    あり、R6の各々は場合により(1−4C)アルキル、
    フェニル又はベンジルで置換されている、か又は−R2
    は式:−(CH_2)_m−w−R7を表わし、この式
    中mは0〜6であり、wは硫黄又は直接結合であり、R
    7はフェニル又はピリジニオ(1−4C)アルキレンで
    あるか、又はR7はwとの結合が炭素又は非帯電窒素を
    介するピリジル、イミダゾリル、1,3,4−チアジア
    ゾリル、テトラゾリル、1−(1−4C)アルキルテト
    ラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル又はインキサゾ
    リルであり、R7の各々は場合により(1−4C)アル
    キル、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル
    、ニトロ、 (2−5C)アルコキシカルボニル、シアノ又はスルホ
    から選んだ基1個又は2個で置換されているか、又は−
    R2は式:−(CH_2)_n−CO−R8を表わし、
    この式中nは1〜4であり、R8は(1−4C)アルキ
    ル、フェニル又はベンジルであるか、又は−R2は式:
    −COR9又は−(CH_2)_n−OCO−R9を表
    わし、この式中nは1〜4であり、R9は水素、(1−
    4C)アルキル、(1−4C)ハロアルキル、フェニル
    又はベンジルであり、かゝるフェニル又はベンジルは場
    合により(1−6C)アルキル、(2−6C)アルカノ
    イルオキシ及びヒドロキシから選んだ置換分1、2又は
    3個で置換されているか、又は−R2は式:−G−CH
    _2−R10を表わし、この式中Gはカルボニルか又は
    直接結合であり、R10はフタルイミドであるか、又は
    −R2は式:−N■R11R12R13を表わし、この
    式中R11、R12及びR13は(1−4C)アルキル
    であるか、又はR11は(1−4C)アルキルであり、
    R12とR13とは接合して(3−6C)カルボ環状環
    を形成するか、又はR11、R12及びR13は接合し
    て1−アゾニア−4−アザビシクロ〔2,2,2〕オク
    タン又は1−アゾニア−3,5,7−トリアザトリシク
    ロ〔3,3,1,13,7〕デカンを形成するか、又は
    −R2は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22は水素、
    (1−5C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−6C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記R6
    の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この式中
    R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又はベ
    ンジルであるか、又は−R2は式:−*CH(COOH
    )Phを表わし、この式中Phは場合により(1−6C
    )アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及びヒド
    ロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換されたベ
    ンゼン環であり、*で表わされる分子不整のある中心は
    R又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラセミ
    化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場合に
    は、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、アミ
    ノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及びア
    ミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されており
    、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、(1
    −4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒドロ
    キシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ(
    1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキル、
    アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)アル
    キル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C)ア
    ルキル、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジル(
    1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結合
    している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中w、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−4C)アルキルスルファモイルから選んだ基
    1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、(
    i)w、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすことが
    でき、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、w及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、wもZもSであつてはならず、wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル、(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シク
    ロアルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(
    3−6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4
    )アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1
    −4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ (1−4C)アルキル;又は場合によりハロゲン、(1
    −6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキ
    シ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シア
    ノ、トリフルオルメチル、アミノメチル、(1−4C)
    アルカノイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ
    (1−4C)アルキル、(2−6C)アルコキシカルボ
    ニル、モノ−又はジ (1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビニル、
    スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1−4C
    )アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は2個で
    置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、シアノ
    、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    カルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカル
    ボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイドエチル
    、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファモイル
    、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチルアミノ
    メチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロイミダ
    ゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラヒドロ
    ピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3,6−
    テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−ルエチル
    、2−ヒドロキシイミノプロピル (シン又はアンテイ)又は2〔(1−4C)アルコキシ
    イミノ〕プロピル(シン又はアンテイ)で置換された(
    2−6C)アルケニル又はシアノ(1−4C)アルキル
    から選ばれているか、又はR29は式:−(CH_2)
    _2−N■R30R31R32を表わし、この式中R3
    0、R31及び32は(1−4C)アルキルであるか、
    又はR29は式:−(CH_2)_q−R33を表わし
    、この式中qは0〜2であり、R33はピリジン、ピリ
    ダジン、ピリミジン、ピラジン、1,2,5,6−ジヒ
    ドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4−トリアジン、2
    −〔(1−4C)アルキル〕−1,2,5,6−ジヒド
    ロ−5,6−ジオキソ−1,2,4−トリアジン、1−
    〔(1−4C)アルキル〕テトラゾール、フラン、チオ
    フェン、ピロール、1−〔(1−4C)アルキル〕ピロ
    ール、オキサゾール、チアゾール、イミダゾール、1−
    〔1−4C)アルキル〕イミダゾール、イソオキサゾー
    ル、イソチアゾール、ピラゾール、1,2,3−チアジ
    アゾール、1−〔(1−4C)アルキル〕ピラゾール、
    ベンズフラン、ベンズチオフェン、インドール、オキシ
    ンドール、1−〔(1−4C)アルキル〕−インドール
    、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズイミ
    ダゾール、1−〔(1−4C)アルキル〕ベンズイミダ
    ゾール、3,4−ジヒドロ−4−オキソ−2H−ベンゾ
    〔e〕−オキサジンであり、これらの各々の環系は炭素
    によつて(CH_2)_qに結合し、かつ各々の環系は
    場合によりハロゲン、アミノ、(1−6C)アルキル、
    (1−4C)ハロアルキル、(3−6C)シクロアルキ
    ル、(2−6C)アルケニル、カルボキシ、(2−6C
    )アルコキシカルボニル、(1−6C)アルコキシ、シ
    アノ、(2−6C)シアノアルケニル、カルバモイル、
    モノ−又はジ(1−4C)アルキルカルバモイル、(1
    −4C)アルカノイルアミノ、グアニジノ、ヒドロキシ
    、ニトロ又はアミノで置換されているか、又はR29は
    場合によりハロゲン、(1−6C)アルキル、ヒドロキ
    シ、(1−4C)アルコキシ、カルボキシ、(2−6C
    )アルコキシカルボニル、ニトロ又はカルバモイルで置
    換された2−グアニジノ−チアゾル−4−イルメチル、
    ヒドロキシボンゾイル−メチル、2−テニル、2−イミ
    ダゾリルメチル又はシナミルであるか、又はR29は式
    :−(CH_2)_tNHCOR34又は−(CH_2
    )_tS(O)_s−R34を表わし、この式中tは1
    〜6であり、sは0、1又は2であり、R34は(1−
    6C)アルキル又は(1−6C)アルコキシであるか、
    又はR29は式: (CH_2)_2N=CR36NR37R38又は−(
    CH_2)_nC(NR36)NR37R38又はそう
    互変異性体を表わし、この式中nは1〜6でありR36
    、R37及びR38は水素又は(1−4C)アルキル及
    び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドである〕の
    セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性陰イ
    オン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した塩を
    製造する方法において、式X I :▲数式、化学式、表
    等があります▼(X I ) 〔式中R3、R4、R5及びXは前記のものを表わす〕
    の化合物を、式XII: ▲数式、化学式、表等があります▼(XII) 〔式中R1及びR2は前記のものを表わす〕の酸又はそ
    の活性化誘導体と反応させ、続いて両性イオンの形の式
    I の化合物、塩が必要な場合には、両性イオン形の式
    I の化合物を、製薬上認容性陰イオンを放出する酸又
    は製薬上認容性陽イオンを放出する塩基と反応させるこ
    とを特徴とする、セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ
    製薬上認容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩
    基で生成した塩の製造法。 8、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
    、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又
    は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−3
    −イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式:=N
    ・O・R2の基を表わし、この場合R_2は水素、(1
    −6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(1
    −3C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(3−
    6C)シクロアルキル(1−3C)アルキル、場合によ
    りカルボキシで置換された(3−6C)アルケニル、(
    5−8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキニル
    、(2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカルバ
    モイル、ベンジルカルバモイル、(1−4C)アルキル
    カルバモイル(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)ア
    ルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、(1−4C
    )ハロアルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、ト
    リフェニルメチル、(1−6C)ハロアルキル、(2−
    6C)ヒドロキシアルキル、 (1−4C)アルコキシ(2−4C)アルキル、(1−
    4C)アルキルチオ(2−4C)アルキル、(1−4C
    )アルカンスルフイニル(1−4C)アルキル、(1−
    4C)アルカンスルホニル(1−4C)アルキル、(2
    −6C)アミノアルキル、(1−4C)アルキルアミノ
    (1−6C)アルキル、(2−8C)ジアルキルアミノ
    (2−6C)アルキル、(1−5C)シアノアルキル、
    3−アミノ−3−カルボキシプロピル、2−(アミジノ
    チオ)エチル、2−(N−アミノアミジノチオ)エチル
    、テトラヒドロピラン−2−イル、チエタン−3−イル
    、2−オキソピロリジニル、又は2−オキソテトラヒド
    ロフラン−3−イルを表わすか、又は−R2は式:−(
    CH_2)_n−R6を表わし、この式中nは1〜4で
    あり、R6はピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチルピペラジノであり、R6の各々
    は場合により(1−4C)アルキル、フェニル又はベン
    ジルで置換されている、か又は−R2は式:−(CH_
    2)_m−w−R7を表わし、この式中mは0〜3であ
    り、wは硫黄又は直接結合であり、R7はフェニル又は
    ピリジニオ(1−4C)アルキレンであるか、又はR7
    はwとの結合が炭素又は非帯電窒素を介するピリジル、
    イミダゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、テトラゾ
    リル、1−(1−4C)アルキルテトラゾリル、チアゾ
    リル、イソチアゾリル又はイソキサゾリルであり、R7
    の各々は場合により(1−4C)アルキル、アミノ、ヒ
    ドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、ニトロ、(2−
    5C)アルコキシカルボニル、シアノ又はスルホから選
    んだ基1個又は2個で置換されているか、又は−R2は
    式:−(CH_2)_nCO−R8を表わし、この式中
    nは1〜4であり、R8は(1−4C)アルキル、フェ
    ニル又はベンジルであるか、又は−R2は式:−COR
    9又は−(CH_2)_n−OCO−R9を表わし、こ
    の式中nは1〜4であり、R9は水素、 (1−4C)アルキル、(1−4C)ハロアルキル、フ
    ェニル又はベンジルであり、かゝるフェニル又はベンジ
    ルは場合により(1−6C)アルキル、(2−6C)ア
    ルカノイルオキシ及びヒドロキシから選んだ置換分1、
    2又は3個で置換されているか、又は−R2は式:−G
    −CH_2R10を表わし、この式中Gはカルボニルか
    又は直接結合であり、R10はフタルイミドであるか、
    又は−R2は式: −N■R11R12R13を表わし、この式中R11、
    R12及びR13は(1−4C)アルキルであるか、又
    はR11は(1−4C)アルキルであり、R12とR1
    3とは接合して(3−6C)カルボ環状環を形成するか
    、又はR11、R12及びR13は接合して1−アゾニ
    ア−4−アザビシクロ〔2,2,2〕オクタン又は1−
    アゾニア−3,5,7−トリアザトリシクロ〔3,3,
    1、1^3^,^7〕デカンを形成するか、又は−R2
    は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22は水素、
    (1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−3C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記R6
    の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この式中
    R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又はベ
    ンジルであるか、又は−R2は式:−*CH(COOH
    )Phを表わし、この式中Phは場合により(1−6C
    )アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及びヒド
    ロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換されたベ
    ンゼン環であり、*で表わされる分子不整のある中心は
    R又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラセミ
    化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場合に
    は、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、アミ
    ノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及びア
    ミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されており
    、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、(1
    −4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒドロ
    キシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ(
    1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキル、
    アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)アル
    キル、 (1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C)アルキル
    、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジル(1−4
    C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結合してい
    る芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中w、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−4C)アルキルスルファモイルから選んだ基
    1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、(
    i) w、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、w及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、wもZもSであつてはならず、wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ (1−4C)アルキル;又は場合によりハロゲン、(1
    −6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキ
    シ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シア
    ノ、トリフルオルメチル、アミノメチル、(1−4C)
    アルカノイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ
    (1−4C)アルキル、(2−6C)アルコキシカルボ
    ニル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキルカルバモイ
    ル、メシル、ビニル、スルホ、スルファモイル、又はモ
    ノ−又はジ(1−4C)アルキルスルファモイルから選
    んだ基1個又は2個で置換されたフェニル;又は場合に
    よりハロゲン、シアノ、カルバモイル、モノ−又はジ−
    (1−4C)アルキルカルバモイル、ピペリジノカルボ
    ニル、モルホリノカルボニル、2−ウレイドエチル、2
    −チオウレイドエチル、2−(チオアセチルアミノ)エ
    チル、スルファモイル、2−アミノ−2−カルボキシエ
    チル、アセチルアミノメチル、フタルイミドメチル、4
    −5−ジヒドロイミダゾル−2−イルメチル、3,4,
    5,6−テトラヒドロピリミジン−2−イルメチル、2
    −(1,2,3,6−テトラヒドロ−2,6−ジオキソ
    プリン−7−イルエチル、2−ヒドロキシイミノプロピ
    ル(シン又はアンテイ)又は2〔(1−4C)アルコキ
    シイミノ〕プロピル(シン又はアンテイ)で置換された
    (2−6C)アルケニル又はシアノ(1−4C)アルキ
    ルから選ばれているか、又はR29は式:−(CH_2
    )_2−N■R30R31R32を表わし、この式中R
    30、R31及びR32は(1−4C)アルキルである
    か、又はR29は式:−(CH_2)_q−R33を表
    わし、この式中qは0〜2であり、R33はピリジン、
    ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、1,2,5,6−
    ジヒドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4−トリアジン
    、2−〔(1−4C)アルキル〕−1,2,5,6−ジ
    ヒドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4−トリアジン、
    1−〔(1−4C)アルキル〕テトラゾール、フラン、
    チオフェン、ピロール、1−〔(1−4C)アルキル〕
    ピロール、オキサゾール、チアゾール、イミダゾール、
    1−〔1−4C)アルキル〕イミダゾール、イソオキサ
    ゾール、イソチアゾール、ピラゾール、1,2,3−テ
    アジアゾール、1−〔(1−4C)アルキル〕ピラゾー
    ル、ベンズフラン、ベンズチオフェン、インドール、オ
    キシンドール、1−〔(1−4C)アルキル〕−インド
    ール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズ
    イミダゾール、1−〔(1−4C)アルキル〕ベンズイ
    ミダゾール、3,4−ジヒドロ−4−オキソ−2H−ベ
    ンゾ〔e〕−オキサジンであり、これらの各々の環系は
    炭素によつて(CH_2)_qに結合し、かつ各々の環
    系は場合によりハロゲン、アミノ、(1−6C)アルキ
    ル、(1−4C)ハロアルキル、(3−6C)シクロア
    ルキル、(2−6C)アルケニル、カルボキシ、(2−
    6C)アルコキシカルボニル、(1−6C)アルコキシ
    、シアノ、(2−6C)シアノアルケニル、カルバモイ
    ル、モノ−又はジ(1−4C)アルキルカルバモイル、
    (1−4C)アルカノイルアミノ、グアニジノ、ヒドロ
    キシ、ニトロ又はアミノで置換されているか、又はR2
    9は場合によりハロゲン、(1−6C)アルキル、ヒド
    ロキシ、(1−4C)アルコキシ、カルボキシ、(2−
    6C)アルコキシカルボニル、ニトロ又はカルバモイル
    で置換された2−グアニジノ−チアゾル−4−イルメチ
    ル、ヒドロキシベンゾイル−メチル、2−テニル、2−
    イミダゾリルメチル又はシナミルであるか、又はR29
    は式:−(CH_2)_tNHCOR34又は−(CH
    _2)_tS(O)_s−R34を表わし、この式中を
    は1〜6であり、sは0、1又は2であり、R34は(
    1−6C)アルキル又は(1−6C)アルコキシである
    か、又はR29は式: (CH_2)_2N=CR36NR37R38又は−(
    CH_2)_nC(NR36)NR37R38又はその
    互変異性体を表わし、この式中nは1〜6でありR36
    、R37及びR38は水素又は(1−4C)アルキル及
    び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドである〕の
    セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性陰イ
    オン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した塩を
    製造する方法において、カルボキシ基の酸性水素原子の
    代りに保護基を有する相応する化合物を脱保護してカル
    ボキシ基を生成し、続いて両性イオンの形の式 I の化
    合物、塩が必要な場合には、両性イオン形の式 I の化
    合物を、製薬上認容性陰イオンを放出する酸又は製薬上
    認容性陽イオンを放出する塩基と反応させることを特徴
    とする、セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認
    容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成
    した塩の製造法。 9、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノ−ピリミジン−5−イル、2−ア
    ミノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イ
    ル、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル
    又は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−
    3−イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式: =N・O・R2の基を表わし、この場合R2は水素、(
    1−6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(
    1−3C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(3
    −6C)シクロアルキル(1−3C)アルキル、場合に
    よりカルボキシで置換された(3−6C)アルケニル、
    (5−8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキニ
    ル、(2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカル
    バモイル、ベンジルカルバモイル、(1−4C)アルキ
    ルカルバモイル(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)
    アルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、(1−4
    C)ハロアルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、
    トリフェニルメチル、 (1−3C)ハロアルキル、(2−6C)ヒドロキシア
    ルキル、(1−4C)アルコキシ(2−4C)アルキル
    、(1−4C)アルキルチオ(2−4C)アルキル、(
    1−4C)アルカンスルフイニル(1−4C)アルキル
    、(1−4C)アルカンスルホニル(1−4C)アルキ
    ル、(2−6C)アミノアルキル、 (1−4C)アルキルアミノ(1−6C)アルキル、(
    2−8C)ジアルキルアミノ(2−6C)アルキル、(
    1−5C)シアノアルキル、3−アミノ−3−カルボキ
    シプロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(N−
    アミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン−2
    −イル、チエタン−3−イル、2−オキソピロリジニル
    、又は2−オキソテトラヒドロフラン−6−イルを表わ
    すか、又は −R2は式:−(CH_2)_n−R6を表わし、この
    式中nは1〜4であり、R6はピペリジノ、ピロリジノ
    、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチルピペラジノで
    あり、R6の各々は場合により(1−4C)アルキル、
    フェニル又はベンジルで置換されている、か又は−R2
    は式:−(CH_2)_m−W−R7を表わし、この式
    中mは0〜3であり、Wは硫黄又は直接結合であり、 R7はフェニル又はピリジニオ(1−4C)アルキレン
    であるか、又はR7はWとの結合が炭素又は非帯電窒素
    を介するピリジル、イミダゾリル、1,3,4−チアジ
    アゾリル、テトラゾリル、1−(1−4C)アルキルテ
    トラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル又はイソキサ
    ゾリルであり、R7の各々は場合により(1−4C)ア
    ルキル、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイ
    ル、ニトロ、(2−5C)アルコキシカルボニル、シア
    ノ又はスルホから選んだ基1個又は2個で置換されてい
    るか、又は−R2は式:−(CH_2)_n−CO−R
    8を表わし、この式中nは1〜4であり、R8は(1−
    4C)アルキル、フェニル又はベンジルであるか、又は
    −R2は式:−COR9又は−(CH_2)_n−OC
    O−R9を表わし、この式中nは1〜4であり、R9は
    水素、(1−4C)アルキル、(1−4C)ハロアルキ
    ル、フェニル又はベンジルであり、かゝるフェニル又は
    ベンジルは場合により(1−6C)アルキル、(2−6
    C)アルカノイルオキシ及びヒドロキシから選んだ置換
    分1、2又は3個で置換されているか、又は−R2は式
    :−G−CH_2−R10を表わし、この式中Gはカル
    ボニルか又は直接結合であり、R10はフタルイミドで
    あるか、又は−R2は式:−N■R11R12R13を
    表わし、この式中R11、R12及びR13は(1−4
    C)アルキルであるか、又はR11は(1−4C)アル
    キルであり、R12とR13とは接合して(3−6C)
    カルボ環状環を形成するか、又はR11、R12及びR
    13は接合して1−アゾニア−4−アザビシクロ〔2,
    2,2〕オクタン又は1−アゾニア−3,5,7−トリ
    アザトリシクロ〔3,3,1,1^3^,^7〕デカン
    を形成するか、又は−R2−は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22は水素、
    (1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−3C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記 R6の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この
    式中R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又
    はベンジルであるか、又は−R2は式:−■CH(CO
    OH)Phを表わし、この式中Phは場合により(1−
    6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及び
    ヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換され
    たベンゼン環であり、■で表わされる分子不整のある中
    心はR又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラ
    セミ化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場
    合には、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、
    アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及
    びアミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されて
    おり、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、
    (1−4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒ
    ドロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ(1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキ
    ル、アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)
    アルキル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C
    )アルキル、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジ
    ル (1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結
    合している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニ トロによつて置換されている)、テニルアミノ、アリル
    アミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(1−6
    C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メルカプ
    ト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバモイル
    、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェニルチ
    オ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合ヘテロ
    アリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ原子1
    、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕及びN
    R27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、フェニ
    ル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、フェニ
    ル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C)アル
    キル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カルボキ
    シ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル、カル
    バモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又はジ(1
    −4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又はジ−(
    1−4C)アルキルスルファモイル)から選んだ基1個
    又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、 (i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ
    〕カルボニルアミノカルボニル(1−6C)アルキル、
    〔(2−8C)アルカノイル〕メチル、ベンゾイルメチ
    ル(1−6C)ヒドロキシアルキル、アミノ、(1−6
    C)アルキルアミノ、(1−6C)アミノアルキル、フ
    ェニル(1−6C)アルキル、フェニル(1−6C)ア
    ルコキシ、(3−6C)シクロアルキル、(3−6C)
    シクロアルケニル、シアノ(3−6C)シクロアルケニ
    ル、モノ−又はジ−(1−4)アルキルカルバモイル(
    1−6C)アルキル又は(1−4C)アルコキシ(2−
    4C)アルコキシ(1−4C)アルキル;又は場合によ
    りハロゲン、 (1−6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、ヒド
    ロキシ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、
    シアノ、トリフルオルメチル、アミノメチル、(1−4
    C)アルカノイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、
    ハロ(1−4C)アルキル、(2−6C)アルコキシカ
    ルボニル、モノ−又はジ(1−4C)アルキルカルバモ
    イル、メシル、ビニル、スルホ、スルファモイル、又は
    モノ−又はジ (1−4C)アルキルスルファモイルから選んだ基1個
    又は2個で置換されたフェニル;又は場合によりハロゲ
    ン、シアノ、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C
    )アルキルカルバモイル、ピペリジノカルボニル、モル
    ホリノカルボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレ
    イドエチル、2−(チオアセチルアミノ〕エチル、スル
    ファモイル、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセ
    チルアミノメチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒ
    ドロイミダゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テ
    トラヒドロピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2
    ,3,6−テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7
    −イルエチル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又
    はアンテイ)又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕
    プロピル(シン又はアンテイ)で置換された(2−6C
    )アルケニル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ば
    れているか、又はR29は式:−(CH_2)_2−^
    ■NR30R31R32を表わし、この式中R30、R
    31及びR32は(1−4C)アルキルであるか、又は
    R29は式: −(CH_2)_q−R33を表わし、この式中qはを
    0〜2であり、R33はピリジン、ピリダジン、ピリミ
    ジン、ピラジン、1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−
    ジオキソ−1,2,4−トリアジン、2−〔(1−4C
    )アルキル〕−1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−ジ
    オキソ−1,2,4−トリアジン、1−〔(1−4C)
    アルキル〕テトラゾール、フラン、チオフェン、ピロー
    ル、1−〔(1−4C)アルキル〕ピロール、オキサゾ
    ール、チアゾール、イミダゾール、1−〔(1−4C)
    アルキル〕イミダゾール、イソオキサゾール、イソチア
    ゾール、ピラゾール、1,2,3−チアジアゾール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕ピラゾール、ベンズフラン
    、ベンズチオフェン、インドール、オキシンドール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕−インドール、ベンズオキ
    サゾール、ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕ベンズイミダゾール、3,
    4−ジヒドロ−4−オキソ−2H−ベンゾ〔e〕−オキ
    サジンであり、これらの各々の環系は炭素によつて(C
    H_2)_qに結合し、かつ各々の環系は場合によりハ
    ロゲン、アミノ、(1−6C)アルキル、(1−4C)
    ハロアルキル、(3−6C)シクロアルキル、(2−6
    C)アルケニル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ
    カルボニル、(1−6C)アルコキシ、シアノ、(2−
    6C)シアノアルケニル、カルバモイル、モノ−又はジ
    (1−4C)アルキルカルバモイル、(1−4C)アル
    カノイルアミノ、グアニジノ、ヒドロキシ、ニトロ又は
    アミノで置換されているか、又はR29は場合によりハ
    ロゲン、(1−6C)アルキル、ヒドロキシ、(1−4
    C)アルコキシ、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ
    カルボニル、ニトロ又はカルバモイルで置換された2−
    グアニジノ−チアゾル−4−イルメチル、ヒドロキシベ
    ンゾイル−メチル、2−アニル、2−イミダゾリルメチ
    ル又はシナミルであるか、又はR29は式:−(CH_
    2)_tNHCOR34又は−(CH_2)_tS(O
    )_s−R34を表わし、この式中tは1〜6であり、
    sは0、1又は2であり、R34は(1−6C)アルキ
    ル又は(1−6C)アルコキシであるか、又はR29は
    式:(CH_2)_2N=CR36NR37R38又は
    −(CH_2)_nC(NR36)NR37R38又は
    その互変異性体を表わし、この式中nは1〜6でありR
    36、R37及びR38は水素又は(1−4C)アルキ
    ル及び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドである
    〕のセフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性
    陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した
    塩を製造する方法において、アミノ基の水素の代りに保
    護基を有する相応する化合物を脱保護して第1アミノ基
    又は第2アミノ基を生成し、続いて両性イオンの形の式
    I の化合物、塩が必要な場合には、両性イオン形の式
    I の化合物を、製薬上認容性陰イオンを放出する酸又
    は製薬上認容性陽イオンを放出する塩基と反応させるこ
    とを特徴とする、セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ
    製薬上認容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩
    基で生成した塩の製造法。 10、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xはスルフイニル(R又はS配置)を表わし、R
    1はそれぞれ場合により5−位で弗素、塩素又は臭素で
    置換された2−アミノチアゾル−4−イル又は2−アミ
    ノオキサゾル−4−イルを表わすか、又はR1は5−ア
    ミノイソチアゾル−3−イル、5−アミノ−1,2,4
    −チアジアゾル−3−イル、3−アミノピラゾル−5−
    イル、3−アミノピラゾル−4−イル、2−アミノ−ピ
    リミジン−5−イル、2−アミノピリド−6−イル、4
    −アミノピリミジン−2−イル、2−アミノ−1,3,
    4−チアジアゾル−5−イル又は5−アミノ−1−メチ
    ル−1,2,4−チアゾル−3−イルを表わし、R50
    はクロルメチレン又は式:=N・O・R2の基を表わし
    、この場合R2は水素、(1−6C)アルキル、(3−
    8C)シクロアルキル、(1−3C)アルキル(3−6
    C)シクロアルキル、(3−6C)シクロアルキル(1
    −3C)アルキル、場合によりカルボキシで置換された
    (3−6C)アルケニル、(5−8C)シクロアルケニ
    ル、 (3−6C)アルキニル、(2−5C)アルキルカルバ
    モイル、フェニルカルバモイル、ベンジルカルバモイル
    、(1−4C)アルキルカルバモイル(1−4C)アル
    キル、ジ (1−4C)アルキルカルバモイル(1−4C)アルキ
    ル、(1−4C)ハロアルキルカルバモイル(1−4C
    )アルキル、トリフェニルメチル、(1−3C)ハロア
    ルキル、 (2−6C)ヒドロキシアルキル、(1−4C)アルコ
    キシ(2−4C)アルキル、(1−4C)アルキルチオ
    (2−4C)アルキル、(1−4C)アルカンスルフイ
    ニル(1−4C)アルキル、(1−4C)アルカンスル
    ホニル(1−4C)アルキル、(2−6C)アミノアル
    キル、(1−4C)アルキルアミノ(1−6C)アルキ
    ル、(2−8C)ジアルキルアミノ(2−6C)アルキ
    ル、(1−5C)シアノアルキル、3−アミノ−3−カ
    ルボキシプロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−
    (N−アミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラ
    ン−2−イル、チエタン−3−イル、2−オキソピロリ
    ジニル、又は2−オキソテトラヒドロフラン−6−イル
    を表わすか、又は−R2は式: −(CH_2)_n−
    R6を表わし、この式中nは1〜4であり、R6はピペ
    リジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピペラジノ又はN−
    メチルピペラジノであり、R6の各々は場合により(1
    −4C)アルキル、フェニル又はベンジルで置換されて
    いる、か又は−R2は式:−(CH_2)_m−W−R
    7を表わし、この式中mは0−3であり、Wは硫黄又は
    直接結合であり、R7はフェニル又はピリジニオ (1−4C)アルキレンであるか、又はR7はWとの結
    合が炭素又は非帯電窒素を介するピリジル、イミダゾリ
    ル、1,3,4−チアジアゾリル、テトラゾリル、1−
    (1−4C)アルキルテトラゾリル、チアゾリル、イソ
    チアゾリル又はイソキサゾリルであり、R7の各々は場
    合により(1−4C)アルキル、アミノ、ヒドロキシ、
    カルボキシ、カルバモイル、ニトロ、(2−5C)アル
    コキシカルボニル、シアノ又はスルホから選んだ基1個
    又は2個で置換されているか、又は−R2は式:−(C
    H_2)_n−CO−R8を表わし、この式中nは1〜
    4であり、R8は(1−4C)アルキル、フェニル又は
    ベンジルであるか、又は−R2は式:−COR9又は−
    (CH_2)_n−OCO−R9を表わし、この式中n
    は1〜4であり、R9は水素、(1−4C)アルキル、
    (1−4C)ハロアルキル、フェニル又はベンジルであ
    り、かゝるフェニル又はベンジルは場合により(1−6
    C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及びヒ
    ドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換されて
    いるか、又は−R2は式: −G−CH_2−R10を表わし、この式中Gはカルボ
    ニルか又は直接結合であり、R10はフタルイミドであ
    るか、又は−R2は式:−N■R11R12R13を表
    わし、この式中R11、R12及びR13は(1−4C
    )アルキルであるか、又はR11は(1−4C)アルキ
    ルであり、R12とR13とは接合して(3−6C)カ
    ルボ環状環を形成するか、又はR11、R12及びR1
    3は接合して1−アゾニア−4−アザビシクロ〔2,2
    ,2〕オクタン又は1−アゾニア−6,5,7−トリア
    ザトリシクロ〔3、3、1,1^3^,^7〕デカンを
    形成するか、又は−R2は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものの1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜36であり、R22は水素
    、(1−6C)アルキル又はメチルチオであり、R23
    は水素、(1−6C)アルキル、(C_3−C_7)−
    シクロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カ
    ルボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場
    合によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルで
    あるか、又はR22とR23とは接合して結合している
    炭素と一緒に(5−7C)カルボ環状環を形成し、R2
    4はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(
    1−4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記R
    6の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この式
    中R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又は
    ベンジルであるか、又は−R2は式:−■CH(COO
    H)Phを表わし、この式中Phは場合により(1−6
    C)アルキル、(2−60)アルカノイルオキシ及びヒ
    ドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換された
    ベンゼン環であり、■で表わされる分子不整のある中心
    はR又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラセ
    ミ化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場合
    には、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、ア
    ミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及び
    アミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されてお
    り、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、(
    1−4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒド
    ロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ
    (1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキル
    、アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)ア
    ルキル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C)
    アルキル、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジル
    (1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結
    合している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−4C)アルキルスルファモイル)から選んだ
    基1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、 (i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ (1−4C)アルキル;又は場合によりハロゲン、(1
    −6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキ
    シ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シア
    ノ、トリフルオルメチル、アミノメチル、(1−4C)
    アルカノイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ
    (1−4C)アルキル、(2−6C)アルコキシカルボ
    ニル、モノ−又はジ (1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビニル、
    スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1−4C
    )アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は2個で
    置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、シアノ
    、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    カルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカル
    ボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイドエチル
    、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファモイル
    、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチルアミノ
    メチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロイミダ
    ゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラヒドロ
    ピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3,6−
    テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−イルエチ
    ル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又はアンテイ
    )又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕プロピル(
    シン又はアンテイ)で置換された(2−6C)アルケニ
    ル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ばれているか
    、又はR29は式:−(CH_2)_2−N■R30C
    R31R32を表わし、この式中R30、R31及びR
    32は(1−4C)アルキルであるか、又はR29は式
    :−(CH_2)_q−R33を表わし、この式中qは
    0〜2であり、R33はピリジン、ピリダジン、ピリミ
    ジン、ピラジン、1,2,5、6−ジヒドロ−5,6−
    ジオキソ−1,2,4−トリアジン、2−〔(1−4C
    )アルキル〕−1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−ジ
    オキソ−1,2,4−トリアジン、1−〔(1−4C)
    アルキル〕テトラゾール、フラン、チオフェン、ピロー
    ル、1−〔(1−4C)アルキル〕ピロール、オキサゾ
    ール、チアゾール、イミダゾール、1−〔(1−4C)
    アルキル〕イミダゾール、イソオキサゾール、イソチア
    ゾール、ピラゾール、1,2,3−チアジアゾール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕ピラゾール、ベンズフラン
    、ベンズチオフェン、インドール、オキシンドール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕−インドール、ベンズオキ
    サゾール、ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕ベンズイミダゾール、3,
    4−ジヒドロ−4−オキソ−2¥H¥−ベンゾ〔e〕−
    オキサジンであり、これらの各々の環系は炭素によつて (CH_2)_qに結合し,かつ各々の環系は場合によ
    りハロゲン、アミノ、(1−6C)アルキル、(1−4
    C)ハロアルキル、(3−6C)シクロアルキル、(2
    −6C)アルケニル、カルボキシ、(2−6C)アルコ
    キシカルボニル、(1−6C)アルコキシ、シアノ、(
    2−6C)シアノアルケニル、カルバモイル、モノ−又
    はジ(1−4C)アルキルカルバモイル、(1−4C)
    アルカノイルアミノ、グアニジノ、ヒドロキシ、ニトロ
    又はアミノで置換されているか、又はR29は場合によ
    りハロゲン、(1−6C)アルキル、ヒドロキシ、(1
    −4C)アルコキシ、カルボキシ、(2−6C)アルコ
    キシカルボニル、ニトロ又はカルバモイルで置換された
    2−グアニジノ−チアゾル−4−イルメチル、ヒドロキ
    シベンゾイル−メチル、2−テニル、2−イミダゾリル
    メチル又はシナミルであるか、又はR29は式:−(C
    H_2)_tNHCOR34又は−(CH_2)_tS
    (O)_s−R34を表わし、この式中tは1〜6であ
    り,sは0、1又は2であり、R34は(1−6C)ア
    ルキル又は(1−6C)アルコキシであるか、又はR2
    9は式:(CH_2)_2N=CR36NR37R38
    又は−(CH_2)_nC(NR36)NR37R38
    又はその互変異性体を表わし、この式中nは1〜6であ
    りR36、R37及びR38は水素又は(1−4C)ア
    ルキル及び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドで
    ある〕のセフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認
    容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成
    した塩を製造する方法において,Xが硫黄である相応す
    る化合物を酸化させ,続いて両性イオンの形の式 I の
    化合物、塩が必要な場合には、両性イオン形の式 I の
    化合物を、製薬上認容性陰イオンを放出する酸又は製薬
    上認容性陽イオンを放出する塩基と反応させることを特
    徴とする、セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上
    認容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生
    成した塩の製造法。 11、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
    、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又
    は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−6
    −イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式:=N
    ・O・R2の基を表わし、この場合R2は水素、(1−
    6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(1−
    3C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(3−6
    C)シクロアルキル(1−3C)アルキル、場合により
    カルボキシで置換された(3−6C)アルケニル、(5
    −8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキニル、
    (2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカルバモ
    イル、ベンジルカルバモイル、(1−4C)アルキルカ
    ルバモイル(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)アル
    キルカルバモイル(1−4C)アルキル、(1−4C)
    ハロアルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、トリ
    フェニルメチル、(1−3C)ハロアルキル、(2−6
    C)ヒドロキシアルキル、(1−4C)アルコキシ(2
    −4C)アルキル、(1−4C)アルキルチオ(2−4
    C)アルキル、(1−4C)アルカンスルフイニル(1
    −4C)アルキル、(1−4C)アルカンスルホニル(
    1−4C)アルキル、(2−6C)アミノアルキル、(
    1−4C)アルキルアミノ(1−6C)アルキル、(2
    −8C)ジアルキルアミノ(2−6C)アルキル、(1
    −5C)シアノアルキル、5−アミノ−3−カルボキシ
    プロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(N−ア
    ミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン−2−
    イル、チエタン−5−イル、2−オキソピロリジニル、
    又は2−オキソテトラヒドロフラン−3−イルを表わす
    か、又は−R2は式:−(CH_2)_n−R6を表わ
    し、この式中nは1〜4であり、R6はピペリジノ、ピ
    ロリジノ、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチルピペ
    ラジノであり、R6の各々は場合により(1−4C)ア
    ルキル、フェニル又はベンジルで置換されている、か又
    は−R2は式:−(CH_2)_m−W−R7を表わし
    、この式中mは0〜3であり、Wは硫黄又は直接結合で
    あり、R7はフェニル又はピリジニオ(1−4C)アル
    キレンであるか、又はR7はWとの結合が炭素又は非帯
    電窒素を介するピリジル、イミダゾリル、1,3,4−
    チアジアゾリル、テトラゾリル、1− (1−4C)アルキルテトラゾリル、チアゾリル、イソ
    チアゾリル又はイソキサゾリルであり、R7の各々は場
    合により(1−4C)アルキル、アミノ、ヒドロキシ、
    カルボキシ、カルバモイル、ニトロ、(2−5C)アル
    コキシカルボニル、シアノ又はスルホから選んだ基1個
    又は2個で置換されているか、又は−R2は式:−(C
    H_2)_n−CO−R8を表わし、この式中nは1〜
    4であり、R8は(1−4C)アルキル、フェニル又は
    ベンジルであるか、又は−R2は式:−COR9又は−
    (CH_2)_n−OCO−R9を表わし、この式中n
    は1〜4であり、R9は水素、(1−4C)アルキル、
    (1−4C)ハロアルキル、フェニル又はベンジルであ
    り、かゝるフェニル又はベンジルは場合により (1−6C)アルキル、(2〜6C)アルカノイルオキ
    シ及びヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置
    換されているか、又は−R2は式:−G−CH_2−R
    10を表わし、この式中Gはカルボニルか又は直接結合
    であり、R10はフタルイミドであるか、又は−R2は
    式:−N■R11R12R13を表わし、この式中R1
    1、R12及びR13は(1−4C)アルキルであるか
    、又はR11は(1−4C)アルキルであり、R12と
    R13とは接合して(3−6C)カルボ環状環を形成す
    るか、又はR11、R12及びR13は接合して1−ア
    ゾニア−4−アザビシクロ〔2,2,2〕オクタン又は
    1−アゾニア−3,5,7−トリアザトリシクロ〔3,
    3,1,1^3^,^7〕デカンを形成するか、又は−
    R2−は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22は水素、
    (1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−3C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記 R6の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この
    式中R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又
    はベンジルであるか、又は−R2は式:−■CH(CO
    OH)Phを表わし、この式中Phは場合により(1−
    6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及び
    ヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換され
    たベンゼン環であり、■で表わされる分子不整のある中
    心はR又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラ
    セミ化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場
    合には、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、
    アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及
    びアミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されて
    おり、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、
    (1−4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒ
    ドロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ(1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキ
    ル、アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)
    アルキル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C
    )アルキル、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジ
    ル(1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して
    結合している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜
    X: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−4C)アルキルスルファモイル)から選んだ
    基1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、 (i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ (1−4C)アルキル;又は場合によりハロゲン、(1
    −6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキ
    シ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シア
    ノ、トリフルオルメチル、アミノメチル、(1−4C)
    アルカノイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ
    (1−4C)アルキル、(2−6C)アルコキシカルボ
    ニル、モノ−又はジ (1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビニル、
    スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1−4C
    )アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は2個で
    置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、シアノ
    、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    カルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカル
    ボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイドエチル
    、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファモイル
    、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチルアミノ
    メチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロイミダ
    ゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラヒドロ
    ピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3,6−
    テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−イルエチ
    ル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又はアンテイ
    )又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕プロピル(
    シン又はアンテイ)で置換された(2−6C)アルケニ
    ル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ばれているか
    、又はR29は式:−(CH_2)_2−^■NR30
    R31R32を表わし、この式中R30、R31及びR
    32は(1−4C)アルキルであるか、又はR29は式
    :−(CH_2)_q−R33を表わし、この式中qは
    0〜2であり、R33はピリジン、ピリダジン、ピリミ
    ジン、ピラジン、1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−
    ジオキソ−1,2,4−トリアジン、2−〔(1−4C
    )アルキル〕−1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−ジ
    オキソ−1,2,4−トリアジン、1−〔(1−4C)
    アルキル〕テトラゾール、フラン、チオフェン、ピロー
    ル、1−〔(1−4C)アルキル〕ピロール、オキサゾ
    ール、チアゾール、イミダゾール、1−〔(1−4C)
    アルキル〕イミダゾール、イソオキサゾール、イソチア
    ゾール、ピラゾール、1,2,3−チアジアゾール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕ピラゾール、ベンズフラン
    、ベンズチオフェン、インドール、オキシンドール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕−インドール、ベンズオキ
    サゾール、ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕ベンズイミダゾール、3,
    4−ジヒドロ−4−オキソ−2¥H¥−ベンゾ〔e〕−
    オキサジンであり、これらの各々の環系は炭素によつて (CH_2)_qに結合し、かつ各々の環系は場合によ
    りハロゲン、アミノ、(1−6C)アルキル、(1−4
    C)ハロアルキル、(3−6C)シクロアルキル、(2
    −6C)アルケニル、カルボキシ、(2−6C)アルコ
    キシカルボニル、(1−6C)アルコキシ、シアノ、 (2−6C)シアノアルケニル、カルバモイル、モノ−
    又はジ(1−4C)アルキルカルバモイル、(1−4C
    )アルカノイルアミノ、グアニジノ、ヒドロキシ、ニト
    ロ又はアミノで置換されているか、又はR29は場合に
    よりハロゲン、(1−6C)アルキル、ヒドロキシ、(
    1−4C)アルコキシ、カルボキシ、(2−6C)アル
    コキシカルボニル、ニトロ又はカルバモイルで置換され
    た2−グアニジノ−チアゾル−4−イルメチル、ヒドロ
    キシベンゾイル−メチル、2−テニル、2−イミダゾリ
    ルメチル又はシナミルであるか、又はR29は式:−(
    CH_2)_tNHCOR34又は−(CH_2)_t
    S(O)_sR31を表わし、この式中tは1〜6であ
    り、sは0、1又は2であり、R34は(1−6C)ア
    ルキル又は(1−6C)アルコキシであるか、又はR2
    9は式:(CH_2)_2N=CR36NR37R38
    又は−(CH_2)_nC(NR36)NR37R38
    又はその互変異性体を表わし、この式中nは1〜6であ
    りR36、R37及びR38は水素又は(1−4C)ア
    ルキル及び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドで
    ある〕のセフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認
    容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成
    した塩を製造する方法において、式XII: ▲数式、化学式、表等があります▼(XII) 〔式中R1及びR2は前記のものを表わす〕の化合物を
    、式:R2−O−NH_2〔式中R2は前記のものを表
    わす〕の化合物と反応させ、続いて両性イオンの形の式
    I の化合物、塩が必要な場合には、両性イオン形の式
    I の化合物を、製薬上認容性陰イオンを放出する酸又
    は製薬上認容性陽イオンを放出する塩基と反応させるこ
    とを特徴とする、セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ
    製薬上認容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩
    基で生成した塩の製造法。 12、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
    、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又
    は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−5
    −イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式: =N・O・R2の基を表わし、この場合R2は(1−6
    C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、(1−3
    C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(3−6C
    )シクロアルキル(1−3C)アルキル、場合によりカ
    ルボキシで置換された(3−6C)アルケニル、 (5−8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキニ
    ル、(2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカル
    バモイル、ベンジルカルバモイル、(1−4C)アルキ
    ルカルバモイル(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)
    アルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、(1−4
    C)ハロアルキルカルバモイル(1−4C)アルキル、
    トリフェニルメチル、 (1−5C)ハロアルキル、(2−6C)ヒドロキシア
    ルキル、(1−4C)アルコキシ(2−4C)アルキル
    、(1−4C)アルキルチオ(2−4C)アルキル、(
    1−4C)アルカンスルフイニル(1−4C)アルキル
    、(1−4C)アルカンスルホニル(1−4C)アルキ
    ル、(2−6C)アミノアルキル、 (1−4C)アルキルアミノ(1−6C)アルキル、(
    2−8C)ジアルキルアミノ(2−6C)アルキル、(
    1−5C)シアノアルキル、3−アミノ−5−カルボキ
    シプロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(N−
    アミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン−2
    −イル、チエタン−3−イル、2−オキソピロリジニル
    、又は2−オキソテトラヒドロフラン−3−イルを表わ
    すか、又は −R2は式:−(CH_2)_n−R6を表わし、この
    式中nは1〜4であり、R6はピペリジノ、ピロリジノ
    、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチルピペラジノで
    あり、R6の各々は場合により(1−4C)アルキル、
    フェニル又はベンジルで置換されている、か又は−R2
    は式:−(CH_2)_m−W−R7を表わし、この式
    中mは0〜3であり、Wは硫黄又は直接結合であり、R
    7はフェニル又はピリジニオ(1−4C)アルキレンで
    あるか、又はR7はWとの結合が炭素又は非帯電窒素を
    介するピリジル、イミダゾリル、1,3,4−チアジア
    ゾリル、テトラゾリル、1−(1−4C)アルキルテト
    ラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル又はインキサゾ
    リルであり、R7の各々は場合により(1−4C)アル
    キル、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル
    、ニトロ、(2−5C)アルコキシカルボニル、シアノ
    又はスルホから選んだ基1個又は2個で置換されている
    か、又は−R2は式:−(CH_2)_n−CO−R8
    を表わし、この式中nは1〜4であり、R8は (1−4C)アルキル、フェニル又はベンジルであるか
    、又は−R2は式:−COR9又は−(CH_2)_n
    −OCO−R9を表わし、この式中nは1〜4であり、
    R9は水素、(1−4C)アルキル、(1−4C)ハロ
    アルキル、フェニル又はベンジルであり、かゝるフェニ
    ル又はベンジルは場合により(1−6C)アルキル、(
    2−6C)アルカノイルオキシ及びヒドロキシから選ん
    だ置換分1、2又は3個で置換されているか、又は−R
    2は式:−G−CH_2−R10を表わし、この式中G
    はカルボニルか又は直接結合であり、R10はフタルイ
    ミドであるか、又は−R2は式;−N■R11R12R
    13を表わし、この式中R11、R12及びR13は(
    1−4C)アルキルであるか、又はR11は(1−4C
    )アルキルであり、R12とR13とは接合して(3−
    6C)カルボ環状環を形成するか、又はR11、R12
    及びR13は接合して1−アゾニア−4−アザビシクロ
    〔2,2,2〕オクタン又は1−アゾニア−3,5,7
    −トリアザトリシクロ〔3,3,1,1^3^,^7〕
    デカンを形成するか、又は−R2は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22は水素、
    (1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−3C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記 R6の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この
    式中R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又
    はベンジルであるか、又は−R2は式:−■CH(CO
    OH)Phを表わし、この式中Phは場合により(1−
    6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及び
    ヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換され
    たベンゼン環であり、■で表わされる分子不整のある中
    心はR又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラ
    セミ化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場
    合には、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、
    アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及
    びアミノメチルから選んだ基1個又は2個て置換されて
    おり、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、
    (1−4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒ
    ドロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ(1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキ
    ル、アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)
    アルキル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C
    )アルキル、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジ
    ル(1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して
    結合している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜
    X: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ、−又
    はジ−(1−4C)アルキルスルファモイル)から選ん
    だ基1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ
    、 (i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ (1−4C)アルキル;又は場合によりハロゲン、(1
    −6C)アルキル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキ
    シ、アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シア
    ノ、トリフルオルメチル、アミノメチル、(1−4C)
    アルカノイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ
    (1−4C)アルキル、(2−6C)アルコキシカルボ
    ニル、モノ−又はジ (1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビニル、
    スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1−4C
    )アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は2個で
    置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、シアノ
    、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    カルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリノカル
    ボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイドエチル
    、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファモイル
    、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチルアミノ
    メチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロイミダ
    ゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラヒドロ
    ピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3,6−
    テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−イルエチ
    ル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又はアンテイ
    )又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕プロピル(
    シン又はアンテイ)で置換された(2−6C)アルケニ
    ル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ばれているか
    、又はR29は式:−(CH_2)_2−^■NR30
    R31R32を表わし、この式中R30、R31及びR
    32は(1−4C)アルキルであるか、又はR29は式
    :−(CH_2)_q−R33を表わし、この式中qは
    0〜2であり、R33はピリジン、ピリダジン、ピリミ
    ジン、ピラジン、1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−
    ジオキソ−1,2,4−トリアジン、2−〔(1−4C
    )アルキル〕−1,2,5,6−ジヒドロ−5,6−ジ
    オキソ−1,2,4−トリアジン、1−〔(1−4C)
    アルキル〕テトラゾール、フラン、チオフェン、ピロー
    ル、1−〔(1−4C)アルキル〕ピロール、オキサゾ
    ール、チアゾール、イミダゾール、1−〔(1−4C)
    アルキル〕イミダゾール、イソオキサゾール、イソチア
    ゾール、ピラゾール、1,2,3−チアジアゾール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕ピラゾール、ベンズフラン
    、ベンズチオフェン、インドール、オキシンドール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕−インドール、ベンズオキ
    サゾール、ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール、1
    −〔(1−4C)アルキル〕ベンズイミダゾール、3,
    4−ジヒドロ−4−オキソ−2H−ベンゾ〔e〕−オキ
    サジンであり、これらの各々の環系は炭素によつて (CH_2)_qに結合し、かつ各々の環系は場合によ
    りハロゲン、アミノ、(1−6C)アルキル、(1−4
    C)ハロアルキル、(3−6C)シクロアルキル、(2
    −6C)アルケニル、カルボキシ、(2−6C)アルコ
    キシカルボニル、(1−6C)アルコキシ、シアノ、 (2−6C)シアノアルケニル、カルバモイル、モノ−
    又はジ(1−4C)アルキルカルバモイル、(1−4C
    )アルカノイルアミノ、グアニジノ、ヒドロキシ、ニト
    ロ又はアミノで置換されているか、又はR29は場合に
    よりハロゲン、(1−6C)アルキル、ヒドロキシ、(
    1−4C)アルコキシ、カルボキシ、(2−6C)アル
    コキシカルボニル、ニトロ又はカルバモイルで置換され
    た2−グアニジノ−チアゾル−4−イルメチル、ヒドロ
    キシベンゾイル−メチル、2−テニル、2−イミダゾリ
    ルメチル又はシナミルであるか、又はR29は式:−(
    CH_2)_tNHCOR34又は−(CH_2)_t
    S(O)_s−R34を表わし、この式中tは1〜6で
    あり、sは0、1又は2であり、 R34は(1−6C)アルキル又は(1−6C)アルコ
    キシであるか、又はR29は式: (CH_2)_2N=CR36NR37R38又は−(
    CH_2)_nC(NR36)NR37R38又はその
    互変異性体を表わし、この式中nは1〜6であり、R3
    6、R37及びR38は水素又は(1−4C)アルキル
    及び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドである〕
    のセフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性陰
    イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した塩
    を製造する方法において、R2が水素である式 I の化
    合物を、式:R41−R40〔式中R40は置換性基を
    表わし、R41は前記R2に記載された水素以外のもの
    の1つを表わす〕の化合物と反応させ、続いて両性イオ
    ンの形の式 I の化合物、塩が必要な場合には、両性イ
    オン形の式 I の化合物を、製薬上認容性陰イオンを放
    出する酸又は製薬上認容性陽イオンを放出する塩基と反
    応させることを特徴とする、セフアロスポリン誘導体及
    びそれぞれ製薬上認容性陰イオン及び陽イオンを放出す
    る酸及び塩基で生成した塩の製造法。 13、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン2−イル、
    2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又は
    5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−3−
    イルを表わし、R50は式:=N・O・R2の基を表わ
    し、この場合−R2は式:−(CH_2)_m−W−R
    7を表わし、この式中mは0〜3であり、Wは硫黄又は
    直接結合であり、R7は場合によりアミノ基1個又は2
    個で置換されたフェニルであるか、又は−R2は式:−
    P(O)R16R17を表わし、この式中R16はフェ
    ニルアミノであり、R17はフェニルアミノであるか、
    又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22Cは水素
    、(1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23
    は場合によりアミノで置換されたフェニルであるか、又
    はR22とR23とは接合して結合している炭素と一緒
    に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24はフェニ
    ルアミノであり、R3は水素又はメトキシを表わし、R
    4は水素、(1−4C)アルキル、ハロ(1−4C)ア
    ルキル、ヒドロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C
    )アルコキシ(1−4C)アルキル、カルボキシ(1−
    4)アルキル、アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(
    1−4C)アルキル、(1−4C)アルカノイルアミノ
    (1−4C)アルキル、アリル、フルフリル、ベンジル
    又はピリジル (1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結
    合している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−40)アルキルスルファモイル)から選んだ
    基1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、 (i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は場合によりアミノ基1個又は2個で置
    換されたフェニルを表わす〕のセフアロスポリン誘導体
    及びそれぞれ製薬上認容性陰イオン及び陽イオンを放出
    する酸及び塩基で生成した塩を製造する方法において、
    相応するニトロフェニルを還元し、続いて両性イオンの
    形の式 I の化合物、塩が必要な場合には、両性イオン
    形の式 I の化合物を、製薬上認容性陰イオンを放出す
    る酸又は製薬上認容性陽イオンを放出する塩基と反応さ
    せることを特徴とする、セフアロスポリン誘導体及びそ
    れぞれ製薬上認容性陰イオン及び陽イオンを放出する酸
    及び塩基で生成した塩の製造法。 14、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
    、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又
    は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−3
    −イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式:=N
    ・O・R2の基を表わし、この場合R2は水素、(1−
    6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、 (1−3C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(
    3−6C)シクロアルキル(1−3C)アルキル、場合
    によりカルボキシで置換された(3−6C)アルケニル
    、(5−8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキ
    ニル、(2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカ
    ルバモイル、ベンジルカルバモイル、 (1−4C)アルキルカルバモイル(1−4C)アルキ
    ル、ジ(1−4C)アルキルカルバモイル(1−4C)
    アルキル、(1−4C)ハロアルキルカルバモイル(1
    −4C)アルキル、トリフェニルメチル、(1−3C)
    ハロアルキル、(2−6C)ヒドロキシアルキル、(1
    −4C)アルコキシ(2−4C)アルキル、(1−4C
    )アルキルチオ(2−4C)アルキル、(1−4C)ア
    ルカンスルフイニル(1−4C)アルキル、(1−4C
    )アルカンスルホニル(1−4C)アルキル、(2−6
    C)アミノアルキル、(1−4C)アルキルアミノ(1
    −6C)アルキル、(2−8C)ジアルキルアミノ(2
    −6C)アルキル、 (1−5C)シアノアルキル、5−アミノ−3−カルボ
    キシプロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(N
    −アミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン−
    2−イル、チエタン−3−イル、2−オキソピロリジニ
    ル、又は2−オキソテトラヒドロフラン−3−イルを表
    わすか、又は−R2は式:−(CH_2)_n−R6を
    表わし、この式中nは1〜4であり、R6はピペリジノ
    、ピロリジノ、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチル
    ピペラジノであり、R6の各々は場合により(1−4C
    )アルキル、フェニル又はベンジルで置換されている、
    か又は−R2は式:−(CH_2)_m−W−R7を表
    わし、この式中mは0〜3であり、Wは硫黄又は直接結
    合であり、R7はフェニル又はピリジニオ(1−4C)
    アルキレンであるか、又は R7はWとの結合が炭素又は非帯電窒素を介するピリジ
    ル、イミダゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、テト
    ラゾリル、1−(1−4C)アルキルテトラゾリル、チ
    アゾリル、イソチアゾリル又はイソキサゾリルであり、
    R7の各々は場合により(1−4C)アルキル、アミノ
    、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、ニトロ、(
    2−5C)アルコキシカルボニル、シアノ又はスルホか
    ら選んだ基1個又は2個で置換されているか、又は−R
    2は式:−(CH_2)_n−CO−R8を表わし、こ
    の式中nは1〜4であり、R8は(1−4C)アルキル
    、フェニル又はベンジルであるか、又は −R2は式:−COR9又は−(CH_2)_n−OC
    O−R9を表わし、この式中nは1〜4であり、R9は
    水素、(1−4C)アルキル、(1−4C)ハロアルキ
    ル、フェニル又はベンジルであり、かゝるフェニル又は
    ベンジルは場合により (1−6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキ
    シ及びヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置
    換されているか、又は−R2は式:−G−CH_2−R
    10を表わし、この式中Gはカルボニルか又は直接結合
    であり、R10はフタルイミドであるか、又は−R2は
    式:−N■R11R12R13を表わし、この式中R1
    1、R12及びR13は(1−4C)アルキルであるか
    、又はR11は(1−4C)アルキルであり、R12と
    R13とは接合して(3−6C)カルボ環状環を形成す
    るか、又はR11、R12及びR13は接合して1−ア
    ゾニア−4−アザビシクロ〔2,2,2〕オクタン又は
    1−アゾニア−3,5,7−トリアザトリシクロ〔3,
    3,1,1^3^,^7〕デカンを形成するか、又は−
    R2は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22は水素、
    (1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−3C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記 R6の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この
    式中R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又
    はベンジルであるか、又は−R2は式:−■CH(CO
    OH)Phを表わし、この式中Phは場合により(1−
    6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及び
    ヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換され
    たベンゼン環であり、■で表わされる分子不整のある中
    心はR又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラ
    セミ化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場
    合には、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、
    アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及
    びアミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されて
    おり、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、
    (1−4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒ
    ドロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ(1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキ
    ル、アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)
    アルキル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C
    )アルキル、アリル、フルアリル、ベンジル又はピリジ
    ル (1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結
    合している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシカルボニル、
    (2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)アル
    キル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アルキ
    ルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミノ
    、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアルキ
    ルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン環
    でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、ア
    リルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(1
    −6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(1
    −6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メル
    カプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバモ
    イル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェニ
    ルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合ヘ
    テロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ原
    子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕及
    びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、フ
    ェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、フ
    ェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C)
    アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カル
    ボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル、
    カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又はジ
    (1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又はジ
    −(1−4C)アルキルスルファモイル)から選んだ基
    1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、 (i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ(1−4C)
    アルキル;又は場合によりハロゲン、(1−6C)アル
    キル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、
    カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ、トリフル
    オルメチル、アミノメチル、(1−4C)アルカノイル
    、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ(1−4C)
    アルキル、(2−6C)アルコキシカルボニル、モノ−
    又はジ(1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビ
    ニル、スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1
    −4C)アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は
    2個で置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、
    シアノ、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)ア
    ルキルカルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリ
    ノカルボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイド
    エチル、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファ
    モイル、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチル
    アミノメチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロ
    イミダゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラ
    ヒドロピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3
    ,6−テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−イ
    ルエチル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又はア
    ンテイ)又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕プロ
    ピル(シン又はアンテイ)で置換された(2−6C)ア
    ルケニル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ばれて
    いるか、又はR29は式: −(CH_2)_2−■NR30R31R32を表わし
    、この式中R30、R31及びR32は(1−4C)ア
    ルキルであるか、又はR29は式:−(CH_2)_q
    −R33を表わし、この式中qは0〜2であり、R33
    はピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、1,
    2,5,6−ジヒドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4
    −トリアジン、2−〔(1−4C)アルキル〕−1,2
    ,5,6−ジヒドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4−
    トリアジン、1−〔(1−4C)アルキル〕テトラゾー
    ル、フラン、チオフェン、ピロール、1−〔(1−4C
    )アルキル〕ピロール、オキサゾール、チアゾール、イ
    ミダゾール、1−〔(1−4C)アルキル〕イミダゾー
    ル、イソオキサゾール、イソチアゾール、ピラゾール、
    1,2,3−チアジアゾール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕ピラゾール、ベンズフラン、ベンズチオフェン、
    インドール、オキシンドール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕−インドール、ベンズオキサゾール、ベンズチア
    ゾール、ベンズイミダゾール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕ベンズイミダゾール、3,4−ジヒドロ−4−オ
    キソ−2H−ベンゾ〔e〕−オキサジンであり、これら
    の各々の環系は炭素によつて(CH_2)_qに結合し
    、かつ各々の環系は場合によりハロゲン、アミノ、(1
    −6C)アルキル、(1−4C)ハロアルキル、(3−
    6C)シクロアルキル、(2−6C)アルケニル、カル
    ボキシ、(2−6C)アルコキシカルボニル、(1−6
    C)アルコキシ、シアノ、(2−6C)シアノアルケニ
    ル、カルバモイル、モノ−又はジ(1−4C)アルキル
    カルバモイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、グア
    ニジノ、ヒドロキシ、ニトロ又はアミノで置換されてい
    るか、又はR29は場合によりハロゲン、(1−6C)
    アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カル
    ボキシ、(2−6C)アルコキシカルボニル、ニトロ又
    はカルバモイルで置換された2−グアニジノ−チアゾル
    −4−イルメチル、ヒドロキシベンゾイル−メチル、2
    −テニル、2−イミダゾリルメチル又はシナミルである
    か、又はR29は式:−(CH_2)_tNHCOR3
    4又は−(CH_2)_tS(O)_s−R34を表わ
    し、この式中tは1〜6であり、sは0、1又は2であ
    り、R34は(1−6C)アルキル又は(1−6C)ア
    ルコキシであるか、又はR29は式: (CH_2)_2N=CR36NR37R38又は−(
    CH_2)_nC(NR36)NR37R38又はその
    互変異性体を表わし、この式中nは1〜6でありR36
    、R37及びR38は水素又は(1−4C)アルキル及
    び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドである〕の
    セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性陰イ
    オン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した塩を
    製造する方法において、式XIX: ▲数式、化学式、表等があります▼(XIX) 〔式中R1、R3、R50及びXは前記のものを表わし
    、R40は置換性基を表わす〕の化合物を、式:R4R
    5NH〔R4及びR5は前記のものを表わす〕の化合物
    と反応させ、続いて両性イオンの形の式 I の化合物、
    塩が必要な場合には、両性イオン形の式 I の化合物を
    、製薬上認容性陰イオンを放出する酸又は製薬上認容性
    陽イオンを放出する塩基と反応させることを特徴とする
    、セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性陽
    イオン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した塩
    の製造法。 15、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R1はそれぞれ場合により5−
    位で弗素、塩素又は臭素で置換された2−アミノチアゾ
    ル−4−イル又は2−アミノオキサゾル−4−イルを表
    わすか、又はR1は5−アミノイソチアゾル−3−イル
    、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾル−3−イル、
    3−アミノピラゾル−5−イル、3−アミノピラゾル−
    4−イル、2−アミノピリミジン−5−イル、2−アミ
    ノピリド−6−イル、4−アミノピリミジン−2−イル
    、2−アミノ−1,3,4−チアジアゾル−5−イル又
    は5−アミノ−1−メチル−1,2,4−チアゾル−3
    −イルを表わし、R50はクロルメチレン又は式:=N
    ・O・R2の基を表わし、この場合R2は水素、(1−
    6C)アルキル、(3−8C)シクロアルキル、 (1−6C)アルキル(3−6C)シクロアルキル、(
    3−6C)シクロアルキル(1−6C)アルキル、場合
    によりカルボキシで置換された(3−6C)アルケニル
    、(5−8C)シクロアルケニル、(3−6C)アルキ
    ニル、(2−5C)アルキルカルバモイル、フェニルカ
    ルバモイル、ベンジルカルバモイル、 (1−4C)アルキルカルバモイル(1−4C)アルキ
    ル、ジ(1−4C)アルキルカルバモイル(1−4C)
    アルキル、(1−4C)ハロアルキルカルバモイル(1
    −4C)アルキル、トリフェニルメチル、(1−3C)
    ハロアルキル、(2−6C)ヒドロキシアルキル、(1
    −4C)アルコキシ(2−4C)アルキル、(1−4C
    )アルキルチオ(2−4C)アルキル、(1−4C)ア
    ルカンスルフイニル(1−4C)アルキル、(1−4C
    )アルカンスルホニル(1−4C)アルキル、(2−6
    C)アミノアルキル、(1−4C)アルキルアミノ(1
    −6C)アルキル、(2−8C)ジアルキルアミノ(2
    −6C)アルキル、 (1−5C)シアノアルキル、3−アミノ−3−カルボ
    キシプロピル、2−(アミジノチオ)エチル、2−(N
    −アミノアミジノチオ)エチル、テトラヒドロピラン−
    2−イル、チエタン−3−イル、2−オキソピロリジニ
    ル、又は2−オキソテトラヒドロフラン−3−イルを表
    わすか、又は−R2は式:−(CH_2)_n−R6を
    表わし、この式中nは1〜4であり、R6はピペリジノ
    、ピロリジノ、モルホリノ、ピペラジノ又はN−メチル
    ピペラジノであり、R6の各々は場合により(1−4C
    )アルキル、フェニル又はベンジルで置換されている、
    か又は−R2は式:−(CH_2)_m−W−R7を表
    わし、この式中mは0〜3であり、Wは硫黄又は直接結
    合であり、R7はフェニル又はピリジニオ(1−4C)
    アルキレンであるか、又は R7はWとの結合が炭素又は非帯電窒素を介するピリジ
    ル、イミダゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、テト
    ラゾリル、1−(1−4C)アルキルテトラゾリル、チ
    アゾリル、イソチアゾリル又はイソキサゾリルであり、
    R7の各々は場合により(1−4C)アルキル、アミノ
    、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、ニトロ、(
    2−5C)アルコキシカルボニル、シアノ又はスルホか
    ら選んだ基1個又は2個で置換されているか、又は−R
    2は式:−(CH_2)_n−CO−R8を表わし、こ
    の式中nは1〜4であり、R8は(1−4C)アルキル
    、フェニル又はベンジルであるか、又は −R2は式:−COR9又は−(CH_2)_n−OC
    O−R9を表わし、この式中nは1〜4であり、R9は
    水素、(1−4C)アルキル、(1−4C)ハロアルキ
    ル、フェニル又はベンジルであり、かゝるフェニル又は
    ベンジルは場合により (1−6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキ
    シ及びヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置
    換されているか、又は−R2は式:−G−CH_2−R
    10を表わし、この式中Gはカルボニルか又は直接結合
    であり、R10はフタルイミドであるか、又は−R2は
    式:−N■R11R12R13を表わし、この式中R1
    1、R12及びR13は(1−4C)アルキルであるか
    、又はR11は(1−4C)アルキルであり、R12と
    R13とは接合して(3−6C)カルボ環状環を形成す
    るか、又はR11、R12及びR13は接合して1−ア
    ゾニア−4−アザビシクロ〔2,2,2〕オクタン又は
    1−アゾニア−3,5,7−トリアザトリシクロ〔3,
    3,1,1^3^,^7〕デカンを形成するか、又は−
    R2は式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) を表わし、この式中pは1又は2であり、 R14及びR15は水素又は(1−4C)アルキルであ
    るか、又は−R2は式:−P(O)R16R17を表わ
    し、この式中R16はヒドロキシ、(1−4C)アルコ
    キシ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フ
    ェニルアミノ又は前記R6が表わすものゝ1つであり、
    R17は(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ、(2−8C)ジアルキルアミノ、フェノキシ、フェ
    ニルアミノ、ピペリジノ、ピロリジノ、モルホリノ、ピ
    ペラジノ又はN−メチル−ピペラジノであるか、又は−
    R2は式:−CH_2P(O)R18R19を表わし、
    この式中R18及びR19は水素又は(1−4C)アル
    コキシであるか、又は−R2は式:−CH(SR20)
    COOR21を表わし、この式中R20は(1−4C)
    アルキルであり、R21は水素又は(1−6C)アルキ
    ルであるか、又は−R2は式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わし、この式中mは0〜3であり、R22は水素、
    (1−3C)アルキル又はメチルチオであり、R23は
    水素、(1−3C)アルキル、(C_3−C_7)−シ
    クロアルキル、シアノ、カルボキシ、(2−5C)カル
    ボキシアルキル又はメタンスルホニルアミノ、又は場合
    によりアミノ又はヒドロキシで置換されたフェニルであ
    るか、又はR22とR23とは接合して結合している炭
    素と一緒に(3−7C)カルボ環状環を形成し、R24
    はヒドロキシ、アミノ、(1−4C)アルコキシ、(1
    −4C)アルキルアミノ、フェニルアミノ又は前記 R6の表わすもの又は式:NHOR25を表わし、この
    式中R25は水素、(1−4C)アルキル、フェニル又
    はベンジルであるか、又は−R2は式:−■CH(CO
    OH)Phを表わし、この式中Phは場合により(1−
    6C)アルキル、(2−6C)アルカノイルオキシ及び
    ヒドロキシから選んだ置換分1、2又は3個で置換され
    たベンゼン環であり、■で表わされる分子不整のある中
    心はR又はS絶対配置を有していてもよいか又はそのラ
    セミ化合物であつてもよく、R2がフェニルを有する場
    合には、フェニルは場合によりハロゲン、ヒドロキシ、
    アミノ、カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ及
    びアミノメチルから選んだ基1個又は2個で置換されて
    おり、R3は水素又はメトキシを表わし、R4は水素、
    (1−4C)アルキル、ハロ(1−4C)アルキル、ヒ
    ドロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキ
    シ(1−4C)アルキル、カルボキシ(1−4)アルキ
    ル、アミノ(1−4C)アルキル、シアノ(1−4C)
    アルキル、(1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C
    )アルキル、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジ
    ル (1−4C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して結
    合している芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−4C)アルキルスルファモイル)から選んだ
    基1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ、 (i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ(1−4C)
    アルキル;又は場合によりハロゲン、(1−6C)アル
    キル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、
    カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ、トリフル
    オルメチル、アミノメチル、(1−4C)アルカノイル
    、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ(1−4C)
    アルキル、(2−6C)アルコキシカルボニル、モノ−
    又はジ(1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビ
    ニル、スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1
    −4C)アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は
    2個で置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、
    シアノ、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)ア
    ルキルカルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリ
    ノカルボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイド
    エチル、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファ
    モイル、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチル
    アミノメチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロ
    イミダゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラ
    ヒドロピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3
    ,6−テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−イ
    ルエチル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又はア
    ンテイ)又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕プロ
    ピル(シン又はアンテイ)で置換された(2−6C)ア
    ルケニル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ばれて
    いるか、又はR29は式: −(CH_2)_2−N■R30R31R32を表わし
    、この式中R30、R31及びR32は(1−4C)ア
    ルキルであるか、又はR29は式:−(CH_2)_q
    −R33を表わし、この式中qは0〜2であり、R33
    はピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、1,
    2,5,6−ジヒドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4
    −トリアジン、2−〔(1−4C)アルキル〕−1,2
    ,5,6−ジヒドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4−
    トリアジン、1−〔(1−4C)アルキル〕テトラゾー
    ル、フラン、チオフェン、ピロール、1−〔(1−4C
    )アルキル〕ピロール、オキサゾール、チアゾール、イ
    ミダゾール、1−〔(1−4C)アルキル〕イミダゾー
    ル、イソオキサゾール、イソチアゾール、ピラゾール、
    1,2,3−チアジアゾール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕ピラゾール、ベンズフラン、ベンズチオフェン、
    インドール、オキシンドール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕−インドール、ベンズオキサゾール、ベンズチア
    ゾール、ベンズイミダゾール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕ベンズイミダゾール、3,4−ジヒドロ−4−オ
    キソ−2H−ベンゾ 〔e〕−オキサジンであり、これらの各々の環系は炭素
    によつて(CH_2)_qに結合し、かつ各各の環系は
    場合によりハロゲン、アミノ、 (1−6C)アルキル、(1−4C)ハロアルキル、(
    3−6C)シクロアルキル、(2−6C)アルケニル、
    カルボキシ、(2−6C)アルコキシカルボニル、(1
    −6C)アルコキシ、シアノ、(2−6C)シアノアル
    ケニル、カルバモイル、モノ−又はジ(1−4C)アル
    キルカルバモイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、
    グアニジノ、ヒドロキシ、ニトロ又はアミノで置換され
    ているか、又は R29は場合によりハロゲン、(1−6C)アルキル、
    ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カルボキシ、(
    2−6C)アルコキシカルボニル、ニトロ又はカルバモ
    イルで置換された2−グアニジノ−チアゾル−4−イル
    メチル、ヒドロキシベンゾイル−メチル、2−テニル、
    2−イミダゾリルメチル又はシナミルであるか、又はR
    29は式:−(CH_2)_tNHCOR34又は−(
    CH_2)_tS(O)_s−R34を表わし、この式
    中をは1〜6であり、sは0、1又は2であり、R34
    は(1−6C)アルキル又は(1−6C)アルコキシで
    あるか、又はR29は式: (CH_2)_2N=CR36NR37R38又は−(
    CH_2)_nC(NR36)NR37R38又はその
    互変異性体を表わし、この式中nは1〜6でありR36
    、R37及びR38は水素又は(1−4C)アルキル及
    び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドである〕の
    セフアロスポリン誘導体及びそれぞれ製薬上認容性陰イ
    オン及び陽イオンを放出する酸及び塩基で生成した塩及
    び製薬上認容性希釈剤又は担持剤を含有する製薬組成物
    。 16、式IX: ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) 〔式中Xは硫黄、酸素、メチレン又はスルフイニル(R
    又はS配置)を表わし、R3は水素又はメトキシを表わ
    し、R4は水素、(1−4C)アルキル、ハロ(1−4
    C)アルキル、ヒドロキシ(1−4C)アルキル、(1
    −4C)アルコキシ(1−4C)アルキル、カルボキシ
    (1−4)アルキル、アミノ(1−4C)アルキル、シ
    アノ(1−4C)アルキル、 (1−4C)アルカノイルアミノ(1−4C)アルキル
    、アリル、フルフリル、ベンジル又はピリジル(1−4
    C)アルキルを表わし、R5は炭素を介して、結合して
    いる芳香族複素環式縮合環系を表わし、式IV〜X: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)▲数式、化学
    式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)▲数式、化学
    式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)▲数式、化
    学式、表等があります▼(IX) ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の1つであり、この式中W、Y及びZはO、S、N、C
    R26〔R26は水素、ハロゲン、(1−6C)アルキ
    ル、カルボキシ、(2−6C)アルコキシ−カルボニル
    、(2−6C)−アルコキシカルボニル(1−4C)ア
    ルキル、(1−6C)−アルコキシ、(1−6C)アル
    キルチオ、シアノ、(2−4C)シアノアルキル、アミ
    ノ、(1−6C)アルキルアミノ、(2−8C)ジアル
    キルアミノ、ベンジルアミノ(場合によりそのベンゼン
    環でニトロによつて置換されている)、テニルアミノ、
    アリルアミノ、(1−6C)アミノアルキルアミノ、(
    1−6C)アルコキシ(1−6C)アルキルアミノ、(
    1−6C)ヒドロキシアルキルアミノ、ヒドロキシ、メ
    ルカプト、カルバモイル、(2−6C)アルキルカルバ
    モイル、(3−10C)ジアルキルカルバモイル、フェ
    ニルチオ及びヘテロアリールチオから選ばれ、この場合
    ヘテロアリールは酸素、窒素及び硫黄から選んだヘテロ
    原子1、2又は3個を有する5−又は6−員環である〕
    及びNR27〔R27は水素、(1−6C)アルキル、
    フェニル又はベンジルから選ばれ、この場合アルキル、
    フェニル又はベンジルはハロゲン、ニトロ、(1−6C
    )アルキル、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カ
    ルボキシ、シアノ、(2−6C)アルコキシカルボニル
    、カルバモイル、スルファモイル、スルホ、モノ−又は
    ジ(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又は
    ジ−(1−4C)アルキルカルバモイル、又はモノ−又
    はジ−(1−4C)アルキルスルファモイル)から選ん
    だ基1個又は2個で置換されていてもよい〕から選ばれ
    、 (i)W、Y及びZの1つだけがS又はOを表わすこと
    ができ、 (ii)式IV及びVでは、YはCR26以外のものでな
    ければならず、 (iii)式Vでは、W及びZの1つはCR26以外の
    ものでなければならず、 (iv)式IXでは、WもZもSであつてはならず、Wは
    Oであつてはならないものとし、 R28は炭素に結合し、R26に挙げた原子及び基から
    選ばれ、R29は水素、(1−6C)アルキル、(1−
    6C)アルキル(2−6C)アルケニル、(1−6C)
    アルコキシ、(2−8C)アルコキシアルキル、カルボ
    キシ (1−6C)アルキル、〔(1−6C)アルコキシ〕−
    カルボニル(1−6C)アルキル、カルバモイル(1−
    6C)アルキル、モノ−又はジ−(1−4C)アルキル
    アミノ(1−6C)アルキル、カルボキシアミノカルボ
    ニル(1−6C)−アルキル、〔(1−6C)アルコキ
    シ〕カルボニルアミノカルボニル (1−6C)アルキル、〔(2−8C)アルカノイル〕
    メチル、ベンゾイルメチル(1−6C)ヒドロキシアル
    キル、アミノ、(1−6C)アルキルアミノ、(1−6
    C)アミノアルキル、フェニル(1−6C)アルキル、
    フェニル(1−6C)アルコキシ、(3−6C)シクロ
    アルキル、(3−6C)シクロアルケニル、シアノ(3
    −6C)シクロアルケニル、モノ−又はジ−(1−4)
    アルキルカルバモイル(1−6C)アルキル又は(1−
    4C)アルコキシ(2−4C)アルコキシ(1−4C)
    アルキル;又は場合によりハロゲン、(1−6C)アル
    キル、(1−6C)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、
    カルボキシ、ニトロ、カルバモイル、シアノ、トリフル
    オルメチル、アミノメチル、(1−4C)アルカノイル
    、(1−4C)アルカノイルアミノ、ハロ(1−4C)
    アルキル、(2−6C)アルコキシカルボニル、モノ−
    又はジ(1−4C)アルキルカルバモイル、メシル、ビ
    ニル、スルホ、スルファモイル、又はモノ−又はジ(1
    −4C)アルキルスルファモイルから選んだ基1個又は
    2個で置換されたフェニル;又は場合によりハロゲン、
    シアノ、カルバモイル、モノ−又はジ−(1−4C)ア
    ルキルカルバモイル、ピペリジノカルボニル、モルホリ
    ノカルボニル、2−ウレイドエチル、2−チオウレイド
    エチル、2−(チオアセチルアミノ)エチル、スルファ
    モイル、2−アミノ−2−カルボキシエチル、アセチル
    アミノメチル、フタルイミドメチル、4−5−ジヒドロ
    イミダゾル−2−イルメチル、3,4,5,6−テトラ
    ヒドロピリミジン−2−イルメチル、2−(1,2,3
    ,6−テトラヒドロ−2,6−ジオキソプリン−7−イ
    ルエチル、2−ヒドロキシイミノプロピル(シン又はア
    ンテイ)又は2〔(1−4C)アルコキシイミノ〕プロ
    ピル(シン又はアンテイ)で置換された(2−6C)ア
    ルケニル又はシアノ(1−4C)アルキルから選ばれて
    いるか、又はR29は式: −(CH_2)_2−N■R30R31R32を表わし
    、この式中R30、R31及びR32は(1−4C)ア
    ルキルであるか、又はR29は式:−(CH_2)_q
    −R33を表わし、この式中qは0〜2であり、R33
    はピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、1,
    2,5,6−ジヒドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4
    −トリアジン、2−〔(1−4C)アルキル〕−1,2
    ,5,6−ジヒドロ−5,6−ジオキソ−1,2,4−
    トリアジン、1−〔(1−4C)アルキル〕テトラゾー
    ル、フラン、チオフェン、ピロール、1−〔(1−4C
    )アルキル〕ピロール、オキサゾール、チアゾール、イ
    ミダゾール、1−〔(1−4C)アルキル〕イミダゾー
    ル、イソオキサゾール、イソチアゾール、ピラゾール、
    1,2,3−チアジアゾール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕ピラゾール、ベンズフラン、ベンズチオフェン、
    インドール、オキシンドール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕−インドール、ベンズオキサゾール、ベンズチア
    ゾール、ベンズイミダゾール、1−〔(1−4C)アル
    キル〕ベンズイミダゾール、3,4−ジヒドロ−4−オ
    キソ−2H−ベンゾ 〔e〕−オキサジンであり、これらの各々の環系は炭素
    によつて(CH_2)_qに結合し、かつ各各の環系は
    場合によりハロゲン、アミノ、 (1−6C)アルキル、(1−4C)ハロアルキル、(
    3−6C)シクロアルキル、(2−6C)アルケニル、
    カルボキシ、(2−6C)アルコキシカルボニル、(1
    −6C)アルコキシ、シアノ、(2−6C)シアノアル
    ケニル、カルバモイル、モノ−又はジ(1−4C)アル
    キルカルバモイル、(1−4C)アルカノイルアミノ、
    グアニジノ、ヒドロキシ、ニトロ又はアミノで置換され
    ているか、又は R29は場合によりハロゲン、(1−6C)アルキル、
    ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ、カルボキシ、(
    2−6C)アルコキシカルボニル、ニトロ又はカルバモ
    イルで置換された2−グアニジノ−チアゾル−4−イル
    メチル、ヒドロキシベンゾイル−メチル、2−テニル、
    2−イミダゾリルメチル又はシナミルであるか、又はR
    29は式:−(CH_2)_tNHCOR34又は−(
    CH_2)_tS(O)_s−R34を表わし、この式
    中tは1〜6であり、sは0、1又は2であり、R34
    は(1−6C)アルキル又は(1−6C)アルコキシで
    あるか、又はR29は式: (CH_2)_2N=CR36NR37R38又は−(
    CH_2)_nC(NR36)NR37R38又はその
    互変異性体を表わし、この式中nは1〜6でありR36
    、R37及びR38は水素又は(1−4C)アルキル及
    び化学的に可能な場合にはそのN−オキシドである〕の
    化合物。
JP61280947A 1985-11-27 1986-11-27 セフアロスポリン誘導体、その製造法及びこれを含有する抗菌性製薬組成物 Pending JPS62155286A (ja)

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