JPS62154933A - 二重系リング型ネツトワ−クにおけるリング構成方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ジャンクションボックスがザブリングの双方向のリング
をメインリングの双方向のリングのいずれにも接続可能
とするとともにサブリングをバイパスし得るようにし、
また、通信制御ノードはある方向のリングからの入力信
号を他方向のリングに折り返し得るようにすることによ
って、サブリングに障害が生じても通信機能を喪失する
通信制御ノードを可及的に少なくしたものである。

〔産業上の利用分野〕

メインリングとサブリングとからなるローカルエリアネ
ットワークを二重系のリング型で構成したときに、サブ
リングの二重系がともに切断された場合における障害を
可及的に少なくするためのリング構成方式に関する。

〔従来の技術〕

メインリングにジャンクションボックスを介して接続さ
れるザブリングを有するローカルエリアネットワークに
おいて、ザブリング内に異常が生じたときにローカルエ
リアネットワークの機能を全体として維持するための２
つの方法が考えられている。

１つば、異常を生じたザブリングを切り離して再リング
を構成する方法であり、他の１つとして通信制御ノード
に折り返し機能を付加しておき、異常を生じた個所の前
位にある通信制御ノードから折り返す方法である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前者の方法によると、異常を生じたサブ
リング内にそれ自体使用可能な通信制御ノードが存在し
ていてもその通信制御ノードは使用不能になり、また後
者の方法では、２個所に異常が生ずるとこの異常個所に
挟まれた通信制御ノードは使用が不可能になるという欠
点があった。

本発明は、サブリング内でリングが切断された場合、あ
るいは２個所以上でリングが切断されたような場合にも
、影響の及ぶ範囲をなるべく少なくしてローカルエリア
ネットワークの機能を維持するようにするものである。

ｒ問題点を解決するための手段〕 本発明を第１図の原理図により説明する。

本発明のネットワークは、監視ノードＳＮおよび複数の
ジャンクションボックスＪを含むＬ　１　　ＨＬ２の双
方向メインリングＭと、このジャンクションボックス、
Ｊに接続された複数の通信制御ノードＩを含むＬｉ１Ｔ
−４の双方向ザブリングＳからなる。

ジャンクションボックスＪはサブリングＳのいずれの方
向のリングもメインリングＭのいずれの方向のリングに
も接続し得るように、またザブリングＳをバイパスし得
るようにスイッチＪＳＷが設けられている。

通信制御ノードＩは、ある方向のリングからの信号を他
方向のリングに折り返し接続し得るようにスイッチ手段
ＳＷが設げられている。

〔作　用〕

上記の構成により、ジャンクションボックスＪのスイ・
ノチＪＳＷを制御して異常の生じた部分のループを切離
してリングを再構成することができ、また各サブループ
での折り返し接続（リングバック）により異常の生じた
部分のみの切離し制御を可能とする。

〔実施例〕

第２図は本発明によるローカルエリアネットワークの１
実施例を示すもので、メインリングは１つの監視装置（
Ｓ）とそれぞれ適宜個数のジャンクションボックス（Ｊ
Ｉ　、Ｊ２）、と通信制御ノード（Ｉｏ）とからなって
おり、またジャンクションポ・ンクスに接続されたザブ
リング（Ｓ＋、Ｓ２）は適宜個数の通信制御ノード（Ｉ
ＩＩ−１１４、Ｉ　ｚ＋−１２４）によって構成されて
おり、これらの構成要素間は双方向のリングとして伝送
線路により接続されている。

なお、それぞれの通信制御ノードには端末装置が接続さ
れるものであるが図示を省略した。

ジャンクションボックス（Ｊｌ　　、Ｊ２）は、本発明
によってザブリングのいずれの方向のリングもメインリ
ングのいずれの方向のリングにも接続し得るように、ま
たサブリングをバイパスし得るように、この実施例では
マトリックススイッチとして示した切換スイッチと、三
角形で示した中継器と、さらに監視ノードからの制御信
号によりこのマトリックススイッチの制御を行う、簡明
のため図示を省略したコントローラとを備える。

そして、各通信制御ノードはいずれの方向にも折り返し
が可能なように同一方向の出力端と入力端とを接続し得
るような機能を備えている。

通常の状態では、ジャンクションボックスＣ，Ｊ１　、
Ｊ２）のマトリックススイッチは黒点で示した接点が閉
じており、監視ノードから反時計廻りに通信制御ノード
（ｉｏ　）−ジャンクションボソクス（Ｊｌ）−通信制
御ノード（Ｉ＋＋〜ｌｌ４）−ジャンクションボックス
（Ｊ、）−ジャンクションボックス（Ｉ２）−通信制御
ノード（Ｉ２４〜■２４）−ジャンクションボックス（
Ｉ２　＞　−Ｍ、視ノードのリングと、監視ノードから
時計廻りにジャンクションボックス（Ｉ２）−通信制御
ノード（Ｉ２４〜■２．）−ジャンクションボックス（
、Ｉ２）−ジャンクションボックス（、ＪＩ）−通信制
御ノード（Ｉ、４〜１１．）−ジャンクションボックス
（Ｊ、）−通信制御ノード（■。）一監視ノードのリン
グとの双方向二重リングネットワークを構成しており、
第３ａ図にはこの状態を判りやすくするためにジャンク
ションボックスについては接続経路のみを示した。

この状態にあるとき、図のＡ点において両系統に障害が
起きてサブリングが切断されると、本発明においては、
例えば、第３ｂ図に示すように接続の変更を行うことが
できる。

この変更されたリング構成は、障害を生じたザブリング
（Ｓ、）が接続されているジャンクションボックス（、
Ｊｉにおいて、監視ノードから通信制御ノード（１０）
を経てこのジャンクションボックス（、ＪＩ）に入力す
るメインリングは直接このジャンクションボックス（Ｊ
ｌ）を通過し、これとは逆にジャンクションボックス（
Ｉ２）から入力するメインリングは通信制御ノードＮｕ
ｎ）−通信制御ノード（ｉ＋３）−通信制御ノード（Ｉ
目）−ジャンクションボックス（ＪＩ）−一通信制御ノ
ード（Ｉ　Ｉ＋）−通信制御ノード（１１２）−通信制
御ノード（ｒ＋＋）−ジャンクションボックス（Ｊ、）
の経路を経て通信制御ノード（Ｉｎ　）に出力される。

この接続の変更は、監視ノードがジャンクシコンボック
スのコントローラを介してマトリックススイッチの接続
を制御するとともに、各通信制御ノードに対しては折り
返しを行うように指令信号を送出することにより実行す
ることができる。

第４図はサブリングに障害が発生した後に上記のような
リングの再構成を行う順序を示すもので、判りやすくす
るために第２図および第３図の第２サブリング（Ｓ２）
と通信制御ノードＮ、）とを除き、監視ノードと第１サ
ブリング（Ｓ＋　）のみが示されており、ジャンクショ
ンボックス（Ｊ、）に４個の通信制御ノード（ＩＩｌ〜
１１．）が接続されたサブリングの通信制御ノード（Ｉ
　１３）と（ＴＩ４）との中間で障害が発生して双方向
のリングが切断された場合につい示したものである。

同図ａに示す正常な状態から点Ａにおいて障害が発生し
てリングがこの点Ａにおいて遮断されるとその遮断によ
り監視ノードは伝送路の異常を検出してすべてのジャン
クションボックスおよび通信制御ノードに対してバイパ
スを指示し、同図すに示すように各ジャンクションボッ
クスはサブリングからの入力を遮断するとともに双方向
のメインリングの入力端と出力端とを直接接続する。

その後監視ノードは再び伝送路を検査して、もし異常が
なければサブリング内に異常があることが判別できるの
で、各ジャンクションボックスを順次ポーリングして各
サブリングの状態を収集して障害の発生しているサブリ
ングを探索し、障害のあるサブリング（Ｓ、）を収容し
ているジャンクションボックス（、ＪＩ）に対して同図
Ｃに示すようにメインリングの一方の系である現用系、
図では下側の右行系の入力をザブリングの双方の通信制
御ノード（Ｉ＋＋、Ｉ＋ａ）に出力するように指示する
とともに、このサブリングに接続されている通信制御ノ
ード（Ｉｚ〜■、４）に対してループバックを指示する
。

これにより、各通信制御ノードは上記現用系からの信号
を次位の通信制御ノードおよびジャンクションボックス
側に送出し、次いで監視ノートがループバック解除の指
示を送出すると、各通信制御ノードはジャンクションボ
ックスあるいはジャンクションボックス側の通信制御ノ
ードからの入力と次位の通信制御ノード側からの入力と
を比較してエラーがなければループハックを解除し、エ
ラーがあればループバックを解除しないので、障害点Ａ
の前位にある通信制御ノーＦ’　（＋１２．Ｉ＋、＞は
それぞれループバンクを維持し、これら通信制御ノード
とジャンクションボックス間にある通ず５制御ノードは
ループバックを解除し、同時にジャンクションボックス
（Ｊｌ）は通信制御ノード（１１１＝ＩＩ４）の出力を
上記現用系のメインリングに接続するとともにこれら通
信制御ノード（Ｉｚ、Ｉｚａ）の入力と出力間のメイン
リングを遮断し、同図ｅに示すように現用系に４個の通
信制御ノードが接続されるので各通信制御ノードは通信
が可能となり、ローカルエリアネットワークの機能を維
持することができる。

〔発明の効果〕

以上の実施例について説明したように、本発明によれば
サブリングの１個所に障害が生じてもそのサブリングに
属するすべての通信制御ノードは通信機能を維持するこ
とができるばかりでな（、他のサブリングには影響を与
えず、ローカルエリアネットワークとしての機能が維持
され、システムの信頬性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図は本発明の実施例、第
３図はこの実施例の接続状態を示す図、第４図はザブリ
ングの接続を変更する順序を説明する図である。 ＳＮは監視装置、ＪＩ　　、Ｊ２はジャンクションボッ
クス、Ｉｏ　　＋　Ｉｚ”ｌ＋４＋　Ｉｚ＋〜Ｉｚｎは
通信制御ノード、Ｍは双方向メインリング、Ｓ、、ｓ２
は双方向ザブリングである。 特許出願人　　　富　士　通　株式会社ハ （ａ）　　　　　　　　　　（ｂ） ザフ゛′す〕グの縛刺 笛　４　「 （ｃ）（ｄ） 傭史禰存 力 ２ｖ７　　　　冒　　　ζ シ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 監視ノード（ＳＮ）および複数のジャンクションボック
   ス（Ｊｎ）を含む双方向メインリング（Ｍ）と、このジ
   ャンクションボックス（Ｊｎ）に接続された複数の通信
   制御ノード（Ｉｎｍ）を含む双方向サブリング（Ｓｎ）
   からなる二重系リング型ネットワークにおいて、 ジャンクションボックス（Ｊｎ）はサブリング（Ｓｎ）
   のいずれの方向のリングもメインリング（Ｍ）のいずれ
   の方向のリングにも接続し得るように、またサブリング
   （Ｓｎ）をバイパスし得るように構成するとともに、通
   信制御ノード（Ｉｎｍ）はある方向のリングからの信号
   を他方向のリングに折り返し接続し得るようにしたこと
   を特徴とする二重系リング型ネットワークにおけるリン
   グ構成方式。