JPS6215356Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215356Y2 JPS6215356Y2 JP18965583U JP18965583U JPS6215356Y2 JP S6215356 Y2 JPS6215356 Y2 JP S6215356Y2 JP 18965583 U JP18965583 U JP 18965583U JP 18965583 U JP18965583 U JP 18965583U JP S6215356 Y2 JPS6215356 Y2 JP S6215356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- support pipe
- support
- floating
- pipes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 238000005188 flotation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボーリング装置を1本の支柱パイプに
て支持し、この支柱パイプを海底地盤に立設して
地盤を検査、試験及び資料採取するための水中ボ
ーリング装置に関するものである。
て支持し、この支柱パイプを海底地盤に立設して
地盤を検査、試験及び資料採取するための水中ボ
ーリング装置に関するものである。
従来、水中ボーリングに際し、ボーリング装置
を積載又は取付け支持するのに、安定性の点から
やぐらが一般に使用されていたが、これは潮流の
速い場所、海底地盤の形状(凹凸、傾斜地)によ
つては裾付けが難しいことがあつて、これの使用
には制限があり、あまり実用的でなかつた。
を積載又は取付け支持するのに、安定性の点から
やぐらが一般に使用されていたが、これは潮流の
速い場所、海底地盤の形状(凹凸、傾斜地)によ
つては裾付けが難しいことがあつて、これの使用
には制限があり、あまり実用的でなかつた。
そこで近時は地盤の形状にあまり関係がなく、
また、潮流の影響も殆ど受けずに設置が容易にで
きるとして、やぐらに替えて1本の支柱パイプが
使用されてきた。実際この1本支柱パイプによ
り、水中ボーリングは広範囲の場所で容易に行わ
れるようになつたが、この支柱パイプを施工中長
時間に亘り垂直に支持することは容易ではなかつ
た。特に水深が70mm程度と深くなるとそれだけ支
柱パイプは数多く継ぎ足して長尺にするからパイ
プ自身の自重が著しく大となるばかりでなく、こ
れにパイプに積載する試錐機、削孔資材、その他
のボーリング部材等の全重量が1本の支柱パイプ
に加わるため、そのままではその歪みが著しく大
となつて湾曲してしまうばかりでなく、動揺も甚
だしくなつていた。また、このような動揺は潮
流、波浪、風等の影響を受けても起こり易く、こ
れがため支柱パイプの頭部がパイプの垂直中心線
から離れ、さらに座屈、湾曲を大にしていた。そ
れでこれを防ぐためには水深が増すに従い長くな
り、支柱パイプの直径を大きくする必要があり、
設備のコストが高くつくばかりでなく、パイプの
径にも限度があるため水深の深い場所のボーリン
グは経済性、施工性、安全性の点から殆ど不可能
であつた。
また、潮流の影響も殆ど受けずに設置が容易にで
きるとして、やぐらに替えて1本の支柱パイプが
使用されてきた。実際この1本支柱パイプによ
り、水中ボーリングは広範囲の場所で容易に行わ
れるようになつたが、この支柱パイプを施工中長
時間に亘り垂直に支持することは容易ではなかつ
た。特に水深が70mm程度と深くなるとそれだけ支
柱パイプは数多く継ぎ足して長尺にするからパイ
プ自身の自重が著しく大となるばかりでなく、こ
れにパイプに積載する試錐機、削孔資材、その他
のボーリング部材等の全重量が1本の支柱パイプ
に加わるため、そのままではその歪みが著しく大
となつて湾曲してしまうばかりでなく、動揺も甚
だしくなつていた。また、このような動揺は潮
流、波浪、風等の影響を受けても起こり易く、こ
れがため支柱パイプの頭部がパイプの垂直中心線
から離れ、さらに座屈、湾曲を大にしていた。そ
れでこれを防ぐためには水深が増すに従い長くな
り、支柱パイプの直径を大きくする必要があり、
設備のコストが高くつくばかりでなく、パイプの
径にも限度があるため水深の深い場所のボーリン
グは経済性、施工性、安全性の点から殆ど不可能
であつた。
本考案は、以上従来の欠点に鑑み、これを改
良、除去したもので、その構成は、複数本の両端
に接続フランジを有する所定長さの接続パイプ
と、両端に接続フランジを有する中央外周面に密
封ドラムを一体的に取り付けた浮揚パイプとを用
いて、複数本の上記接続パイプの継ぎ足しに際
し、水中に位置する部位に、上記の浮揚パイプを
間在位置させて1本の支柱パイプを構成し、上記
支柱パイプの下端を海底地盤に定置した支持台座
を通して海底地盤に打込み立設すると共に、海面
上に突出している上記支柱パイプの上端に作業台
を設置し、かつ、上記作業台にボーリング装置を
設置し、支持台座の周辺数個所と支柱パイプの上
方部位を調整ワイヤーで連結したものである。
良、除去したもので、その構成は、複数本の両端
に接続フランジを有する所定長さの接続パイプ
と、両端に接続フランジを有する中央外周面に密
封ドラムを一体的に取り付けた浮揚パイプとを用
いて、複数本の上記接続パイプの継ぎ足しに際
し、水中に位置する部位に、上記の浮揚パイプを
間在位置させて1本の支柱パイプを構成し、上記
支柱パイプの下端を海底地盤に定置した支持台座
を通して海底地盤に打込み立設すると共に、海面
上に突出している上記支柱パイプの上端に作業台
を設置し、かつ、上記作業台にボーリング装置を
設置し、支持台座の周辺数個所と支柱パイプの上
方部位を調整ワイヤーで連結したものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
るとつぎのとおりである。
るとつぎのとおりである。
第1図において、1はボーリング装置であつ
て、支柱パイプ2の上端に取付けた作業台3上に
設備される。支柱パイプ2は図示の如く複数本の
接続パイプ4と、中央外周面に密閉ドラム7を一
体的に有する浮揚パイプ9とを順次継ぎ足して構
成する。すなわち、接続パイプ4は両端に接続フ
ランジ4′,4′を有しており、かつ、所定の長さ
を有しておる。また、浮揚パイプ9も両端に接続
フランジ9′,9′を有しておる。上記の接続パイ
プ4を順次継ぎ足し、途中に浮揚パイプ9を継ぎ
足して相当に深い海底地盤イに打込み立設され
る。5は支柱パイプ2の下部に予め取付けた支持
台座であつて、図示の如く海底地盤イ上に定置
し、支柱パイプ2の上部に一端を結着し、他端を
台座5の底板5aに結着した長さ調節可能の複数
本のワイヤー6を設けてある。支柱パイプ2はこ
の台座5の上面板5bの中央嵌挿孔5cに遊挿し
て抱持され、地盤イの傾斜状態に応じて長短調節
したワイヤー6により垂直状に保持される。以上
の支柱パイプ立設のための部材及び立設要領は従
来通りであるが、ここで本考案は支柱パイプ2に
浮揚パイプを使用するのである。
て、支柱パイプ2の上端に取付けた作業台3上に
設備される。支柱パイプ2は図示の如く複数本の
接続パイプ4と、中央外周面に密閉ドラム7を一
体的に有する浮揚パイプ9とを順次継ぎ足して構
成する。すなわち、接続パイプ4は両端に接続フ
ランジ4′,4′を有しており、かつ、所定の長さ
を有しておる。また、浮揚パイプ9も両端に接続
フランジ9′,9′を有しておる。上記の接続パイ
プ4を順次継ぎ足し、途中に浮揚パイプ9を継ぎ
足して相当に深い海底地盤イに打込み立設され
る。5は支柱パイプ2の下部に予め取付けた支持
台座であつて、図示の如く海底地盤イ上に定置
し、支柱パイプ2の上部に一端を結着し、他端を
台座5の底板5aに結着した長さ調節可能の複数
本のワイヤー6を設けてある。支柱パイプ2はこ
の台座5の上面板5bの中央嵌挿孔5cに遊挿し
て抱持され、地盤イの傾斜状態に応じて長短調節
したワイヤー6により垂直状に保持される。以上
の支柱パイプ立設のための部材及び立設要領は従
来通りであるが、ここで本考案は支柱パイプ2に
浮揚パイプを使用するのである。
即ち、図示の如く立設した支柱パイプ2の水面
下の部分にその上部又は中間部に浮揚ドラム7を
一体に有する浮揚パイプ9を間在させる。浮揚パ
イプ9は第2図に示すように密閉したドラム体、
即ち密閉ドラム7を中央外周面に一体に設けてあ
り、支柱パイプの長さに応じた大きさの容積のも
のを使用し支柱パイプ2の一部に取付ける。8は
浮揚パイプ9を支柱パイプ2の中間に継ぎ足す際
に、これを宙吊するワイヤー等を通す係合具であ
る。この密閉ドラム7により支柱パイプ2に浮力
が作用し、支柱パイプ2は軸方向の引揚げ力を受
けて常に垂直状態を保持しようとし、既に付設し
た台座5及び調節ワイヤー6との共同作用により
長さ途中で湾曲したりすることなく、その長尺を
全長に亘り垂直にして立設する。また、この密閉
ドラム7の浮力により支柱パイプ2はそれ自身の
重量及び積載したボーリング装置及びその駆動機
構等の重量による下向き方向の荷重が軽減又は相
殺されるので座屈等を軽減防止することができ、
また長尺であつても転倒したりすることはない。
下の部分にその上部又は中間部に浮揚ドラム7を
一体に有する浮揚パイプ9を間在させる。浮揚パ
イプ9は第2図に示すように密閉したドラム体、
即ち密閉ドラム7を中央外周面に一体に設けてあ
り、支柱パイプの長さに応じた大きさの容積のも
のを使用し支柱パイプ2の一部に取付ける。8は
浮揚パイプ9を支柱パイプ2の中間に継ぎ足す際
に、これを宙吊するワイヤー等を通す係合具であ
る。この密閉ドラム7により支柱パイプ2に浮力
が作用し、支柱パイプ2は軸方向の引揚げ力を受
けて常に垂直状態を保持しようとし、既に付設し
た台座5及び調節ワイヤー6との共同作用により
長さ途中で湾曲したりすることなく、その長尺を
全長に亘り垂直にして立設する。また、この密閉
ドラム7の浮力により支柱パイプ2はそれ自身の
重量及び積載したボーリング装置及びその駆動機
構等の重量による下向き方向の荷重が軽減又は相
殺されるので座屈等を軽減防止することができ、
また長尺であつても転倒したりすることはない。
なお、この密閉ドラムを有する浮揚パイプは水
深に伴う支柱パイプの長さに応じて容積の大きい
ものを1個設けるほか、比較的小容積のものを複
数個設ける。
深に伴う支柱パイプの長さに応じて容積の大きい
ものを1個設けるほか、比較的小容積のものを複
数個設ける。
以上説明したように本考案によれば支柱パイプ
に取付けた密閉ドラムの浮力により長尺支柱パイ
プの垂直保持を容易にするばかりでなく、支柱パ
イプの打込み位置への定置が容易となり、打込み
が円滑に行われる。
に取付けた密閉ドラムの浮力により長尺支柱パイ
プの垂直保持を容易にするばかりでなく、支柱パ
イプの打込み位置への定置が容易となり、打込み
が円滑に行われる。
本考案は支柱パイプの垂直自立性、安定性を増
大し、支柱パイプの転倒等の事故防止を万全にす
るばかりでなく、密閉ドラムの浮力による支柱パ
イプの重量軽減に伴い施工性を向上し、また従来
のように支柱パイプの長さに応じてパイプ直径を
大とする必要もないので、その設置コストを節減
することができ極めて実用的である。
大し、支柱パイプの転倒等の事故防止を万全にす
るばかりでなく、密閉ドラムの浮力による支柱パ
イプの重量軽減に伴い施工性を向上し、また従来
のように支柱パイプの長さに応じてパイプ直径を
大とする必要もないので、その設置コストを節減
することができ極めて実用的である。
図面は本考案の実施例であつて、第1図は本考
案の水中ボーリング装置の正面図、第2図は浮揚
パイプを示し、A図はその正面図、B図はその平
面図である。 2……支柱パイプ、4……接続パイプ、5……
支持台座、6……調節ワイヤー、7……密閉ドラ
ム、9……浮揚パイプ、4′,9′……接続フラン
ジ、イ……海底地盤。
案の水中ボーリング装置の正面図、第2図は浮揚
パイプを示し、A図はその正面図、B図はその平
面図である。 2……支柱パイプ、4……接続パイプ、5……
支持台座、6……調節ワイヤー、7……密閉ドラ
ム、9……浮揚パイプ、4′,9′……接続フラン
ジ、イ……海底地盤。
Claims (1)
- 複数本の両端に接続フランジを有する所定長さ
の接続パイプと、両端に接続フランジを有する中
央外周面に密封ドラムを一体的に取り付けた浮揚
パイプとを用い、複数本の上記接続パイプの継ぎ
足しに際し、水中に位置する部位に、上記の浮揚
パイプを間在位置させて1本の支柱パイプを構成
し、上記支柱パイプの下端を海底地盤に定置した
支持台座を通して海底地盤に打込み立設すると共
に、海面上に突出している上記支柱パイプの上端
に作業台を設置し、かつ、上記作業台にボーリン
グ装置を設置し、支持台座の周辺数個所と支柱パ
イプの上方部位を調整ワイヤーで連結したことを
特徴とする水中ボーリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18965583U JPS59111886U (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | 水中ボ−リング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18965583U JPS59111886U (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | 水中ボ−リング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59111886U JPS59111886U (ja) | 1984-07-28 |
JPS6215356Y2 true JPS6215356Y2 (ja) | 1987-04-18 |
Family
ID=30408844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18965583U Granted JPS59111886U (ja) | 1983-12-07 | 1983-12-07 | 水中ボ−リング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59111886U (ja) |
-
1983
- 1983-12-07 JP JP18965583U patent/JPS59111886U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59111886U (ja) | 1984-07-28 |
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