JPS62152499A

JPS62152499A - ミシン

Info

Publication number: JPS62152499A
Application number: JP29569085A
Authority: JP
Inventors: 渡邊　正明
Original assignee: DAIWA GIKEN KOGYO KK; FUJIMI DORESU KK
Current assignee: DAIWA GIKEN KOGYO KK; FUJIMI DORESU KK
Priority date: 1985-12-26
Filing date: 1985-12-26
Publication date: 1987-07-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（Ｍ業上の利用分野〕本発明は、複数の縫製品に袴部或いは縁飾り布等の帯状
の縁布を連続してｉｔするためのミシンに関する。

〔従来の技術〕

複数の縫製品に帯状の袴部或いは縁飾り布などの縁布を
取り付けるには、帯状の袴部等の縁イ５をあらかじめ所
定の長さの単片に切断して各縫製品それぞれに１枚ずつ
縫着していたが、この手法によると、複数の未完成の縫
製品に袴部なとの縁布を取り付ける際に、帯状に構成さ
れた縁布を所定長に切断する工程、及び該切断した縁布
を縫製品に当てかい位置ぎめして縫着する工程の２工程
を要していた。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、複数の縫製品に縁布を縫着するに際して前記
の如く、２工程を経なければならないという生産工程上
の隘路をなくし、複数の波線製品に対し連続的に縁布を
縫着し、かつ、被縫製品ごとに縁布を切断することがで
きるようにすることを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

ミシンヘッドの後方にあって、縫製された縫製品が送り
出される軌跡内にミシン針に近い位置より順次縁布送り
部材、縁布切断部材、縁布押さえ部材を設けた。

〔作　　用〕

帯状に連続した長Ｒの袴部等の＠布を、引き出しつつミ
シン針に供給し、必要に応じて該縁布の端縁を折り返し
た状態で手縫製品の単品に該縁布を縫着した後、ミシン
針を不作動の状態としたまま、半製品にｉｔした縁布を
送り、所定長さだけ送りロールを回転することにより、
縁布が所定長さ送られたときにその移動を停止し、縁布
押え部材と前記送りロールとにより縁布を押えると共に
、縁布側位置から縁布に対し進出するカッタにより縁布
を切断するようにした。

〔実施例〕

１はミシンヘッドで、その背面に支柱２により固定基板
３を固定支持する。固定基板３には、１番４，５により
常態では基板３と密接するように揺動基板６を１番の軸
７を中心に揺ｖノする如く揺動自在に支持する。

揺動基板６には、袴部等の縁布送り部材８．縁布切断部
材９．縁布押さえ部材１０等を設ける。

縁布送り部材８は、次の如く構成されている。

揺動基板６に横パー１１を支持する。横パー１１にはア
ーム１２によってロール昇降軸ブラケット１３を支持す
る。ロール昇降軸ブラケット１３に１習初自在に支持さ
れたロール昇降軸１４は、スプリング１５により下方に
付勢され、その下端に片持式に設けられたロール軸１６
に押圧ロール１７を回転自在に支持する。押圧ロール１
７の両側には、該押圧ロール１７をｌａ製品送り方向に
のみ回転（第１図時計針方向）する一方向クラッチ１８
を介して押圧ロール１７に回転を伝達する揺動腕１９、
及び、一方向クラッチ２０を介して押圧ロール１７に回
転を伝達する揺動腕２１が設けられている。揺動腕１９
は、連杆２２を介して横パー１１に支持された流体シリ
ンダ２３のピストンロッド２４に連結され、流体シリン
ダ２３の作動により揺動運動する。揺動腕２１は、連杆
２５を介して揺ｖＪ１２６に連続されている。揺動腕２
６は、揺動基板６に軸承２７により支持された反復回転
軸２８端に固定されている。同軸２８の反対端には揺動
腕２９が固定され、ミシンヘッド１の駆動軸３０と一体
の偏心カム３１に嵌合するカム腕３２と蝶螺子３３で連
結されている。

前記ロール昇降軸１４の頂部にはロール昇降軸昇降部材
３５だ設けられている。ロール昇降軸昇降部材３５はロ
ール昇降軸１４を昇降するためのレバーよりなっている
。３６は揺ｉ！ＩＪ基板６に固定された支柱で、ロール
昇降軸１４の頂部に担止したレバー３７を軸３８により
支持し、かつ、レバー操作腕３９を軸４０により支持し
ている。レバー操作腕３９の先端にはローラ４１を設け
、該レバー操作腕３９が第２図に於て反時計針方向に旋
回する如くスプリング４２で牽引している。４３はスト
ッパーである。

縁布切断部材９は次の如く構成されている。

第２図において、横パー１１から垂下した１対の垂下腕
４５．４６間にガイドバー４７．４８．４９を架は渡し
、カッター支持部材５０の摺動体５１．５１をガイドバ
ー４７に、摺動体５２をガイドバー４８にそれぞれ摺動
°自在に嵌合し、ガイドバー４９にはカッター５３の移
動距離に応じた間隔でスイッチ５４．５５をその位置を
適宜変更固定できるように設ける。４４はカッター支持
部材５０に突出して設けた、上記スイッチ５４、５５と
当接する突出子である。カッター支持部材５０にカッタ
ー５３が載置されている。カッター５３は先端下部に円
形のカッター刃５６を有している。

カッター支持部材５０には横パー１１に支持された流体
シリンダー５７のピストンロッド５８を取り付け、流体
シリンダ５７の作動によりカッター支持部材５０をガイ
ドバー４７．４８に治って往復動させる。

縁布押さえ装置１０は、流体シリンダ６０のピストンロ
ッド６１の先端に縫製品押さえ用のカップ６２を設けて
なり、流体シリンダ６０を横パー１１にブラケット６３
により垂直に固定されている。

尚、６４は揺動基板６をほぼ１８０度旋回し、反転した
とき、揺動基板６が倒伏するのを防止するためのフック
で、揺動基板６に軸６５で支持され、スプリング６６で
第２図時計針方向に旋回するよう付勢されている。フッ
ク６４はミシンヘッド１に設けた係止ピン６７に係止す
る。

６８は、揺動基板６に植立したグリッパ−で、揺動基板
６を反転するときにそれを把持して行う。

７０は縁布折り畳み部材で帯状に長い縁布７１の耳部を
近り返すと共に２つ折りにするための装置で、平板上の
ガイド板７２に続き帯状縁布をその両側から挟むガイド
部材７３に続いて、平面形状が三角形をなし、全体が（
ｆ］ＩＵ字形に２つ折りされた状悪の三角ガイド板７４
が設けられ、ガイド部材７２と先端ガイド板７４とは縁
布の耳部を折り返すためのＵ字溝体７５．７５で接続さ
れて部る。７６は、三角ガイド−板７４で折り返される
縁布７１を案内するガイド板である。上記ガイド部材７
３．三角ガイド板７４．Ｕ字溝体７５．ガイド板７６は
スライドベース７７に載置されてＪ５つ、例えば下糸交
替のときなど、その操作の邪魔にならなにように移動で
きるようにしである。７８はスライドベース７７の案内
部材で、スライドベース７７と一体の摺動バー７９が、
案内部材７８に設けた固定部材８９に摺動し、かつ螺子
８０で固定されるようになっている。

８４はミシン針、８５は糸すくい部材で後述する布押さ
え８６の垂直軸に嵌合したスリーブ８つに一部を支持さ
れ、図示しない流体シリンダーにより揺動し、未切断把
持をする。８６は布押さえで、流体シリンダー８７及び
手動ノブ９０で上下動し、縫製生地を押さえ或いは離す
。

次に本発明装置の作用につき説明する。

浴衣の衿等の縁布７１は長尺の帯状の姿でミシンに供給
される。縁布７１はガイド板７２．ガイド部材７３を経
て三角ガイド板７４に至って、その幅方向に大略２つ折
りされ、かつ、両側の耳部８１．８２がＵ字溝体によっ
て第５図Ｂの如く外側に折り曲げられる。そして、三角
ガイド板２４の先端縁８３で縁布全体が内外反転するよ
うに折り返され（第５図Ａ参照）、Ｍ５図Ｃにその断面
を示す如く、縁布７１の両側の折り曲げられた耳部８１
．８２が重なり合うように位置する。浴衣などのｉ製に
あっては、見頃の端部を、この重なり合った耳部８１．
８２の間に挿入しミシン針８４で縫うことになる。

ミシン針８４で縫われた被縫製品は、図示しないミシン
の生地送り装置によって送られ、押圧Ｏ−ル１７とテー
ブル８８との間にニップされ、押圧ロール１７の回転に
より送られることになる。縫製時の被Ｉｆｊ製品の送り
は、次の如くして行なわれる。第３図に示すミシンヘッ
ド１の駆動軸３０の回転により偏心カム３１を介してカ
ムＭ３２が第３図において左右動し、揺動腕２９を揺動
し、反復回転軸２８を反復回転する。その回転により反
復回転軸２８の端部に設けた揺動腕２６は揺動運動し、
連杆２５を介して揺動腕２１を揺動する。揺動腕２１は
押圧ロール１７を反時計針方向に回転する方向に回転を
伝達する一方面クラッチ２０を介してロール軸１６に連
なっているために、揺動腕２１の揺動により押圧ロール
１７は第１図反時計針方向に回転し、被縫製品をミシン
針８４による靭製に同調して送ることになる。所定長の
袴部等の縁布の縫着が終了すると、針８４は上昇した位
置で停止し、糸すくい部材８５が流体シリンダ８７の作
動により糸をすくい上げ切断をする。

次いで、ミシンは停止しているが縁布送り部材８のみが
作動する。流体シリンダ２３が作動し、そのピストンロ
ンド２４と連結されている連杆２２を介して揺動腕１９
を揺動する。揺動腕１９は、揺ｉｌＩ腕２１と同時に、
押圧ロール１７を第１図時計針方向に回転する方向に回
転を伝達する一方面クラッチ１８を介してロール軸１６
に連なっているために、揺＃Ｊ腕１９の揺動により押圧
ロール１７は第１図時計針方向に被縫製品を送ることに
なるが、その送り吊は、揺動［９の１揺動運動で回転す
る押圧ロール１７の回転量で決定するため、送り吊に応
じて流体シリンダ２３を一時に複数回作動させる。浴衣
の衿などの場合３回で良い。また、上記の流体シリンダ
２３の作動と同時にシリンダ８７は作動し、布押さえ８
θを上昇し、縁布７１がロール１７により引き込まれ易
くしている。

上記の、縫製を伴わない被縫製吊込りによって末、縫製
の縁布によってのみ連続された部分が生じる。この部分
が所定長となったときに押圧ロール、１７の回転を停止
し、縁布切断部材９のカッター刃５６により縁布を切断
する。その操作順序は次の如、　くである。流体シリン
ダ６０（第１図）が作動しカップ６２を下降し、その下
位にある縁布７１を押さえる。次に、流体シリンダ５７
を作動させ、第２図実線位置にあったカッター支持部材
５０を右方に進出し、カッター刃５６により縁布７１を
切断する。上記のカッター支持部材５０の第２図右方向
への進出は、突出子４４がスイッチ５５を蹴ったとき、
スイッチ５５の信号により流体シリンダ５７への流体弁
の切替えが行われ、これによりピストンロンド５８は停
止し逆転が開始され、スイッチ５４を突出子４４が蹴っ
たときに後退が停止する。縁布７１の切断が終了したと
きに流体シリンダ６０が作動しカップ６２を上昇し、そ
れまで押されていた被Ｎ製品を開放する。

〔発明の効果〕

本発明ミシンは、上記の如く、複数のＮ製品に帯状の縁
布を連続してＩ！することができるために、縫製品に縫
い付けるための袴部等の縁布を、あらかじめ所定寸法に
切断するというようなことをせずとも、帯状にした縁布
に次々と複数の縫製品を縫い付けるだけで自動的に単体
の縫製品に切断されて排出されるために、衿付位置の誤
り、或いは袴部地の切断長の誤りなどの誤作業を全くな
くずことができるばかりでなく、工程短縮による作業能
率の向上に有効である。

また、縁布を切断する際に、縁布送り部材と縁布押さえ
部材とによって押さえられた縁布の中間を切断すること
になるから、被切断品が完全に押さえられ切断時に切断
線が屈曲することなく切断を行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ミシンの左側面図で、送り部材の押圧ロ
ール及び押さえ部材のカップが下がった状態を示し、第
２図は同背面図で送り部材の押圧ロールが上がった状態
を示し、第３図はミシン駆動軸と反復回転軸間の＠或を
示す右側面図、第４図は、縁布折り畳み部材の斜視図、
第５図は縁布の折り畳み状態を示すもので、Ａは平面図
、Ｂは折り返し前の断面図、Ｃは折り返し後の断面図で
ある。１・・・ミシンヘッド　８・・・縁布送り部材９・・・
縁布切断部材　１０・・・縁布押さえ部材８４・・・ミ
シン針特許出願人　　株式会社フジミドレス代理人　弁理士　　　大　野　克　躬代理人　弁理士　　　大　野　令　子代理人　弁理士　　　大　野　柳　之　輔第５　図８ゴ

Claims

【特許請求の範囲】１、ミシンヘッドの後方にあって、縫製された縫製品が
送り出される軌跡内に、ミシン針に近い位置より順次縁
布送り部材、縁布切断部材、縁布押さえ部材を設けてな
るミシン。２、縁布送り部材は、押圧ロールを有し、該押圧ロール
は、ミシン針による縫製時に縫製品送り用の回転をする
ためのロール駆動部材と、ミシン針による縫製の休止時
にも縫製品送り用の回転をするためのロール駆動部材と
を有するものである特許請求範囲第１項記載のミシン。３、縁布送り部材は、ロール昇降軸により昇降可能に支
持された押圧ロールを有するものである特許請求範囲第
１項記載のミシン。４、縁布切断部材は、ガイド部材に摺動自在に支持され
たカッターを有するものである特許請求範囲第１項記載
のミシン。５、縁布切断部材は縁布の移行軌跡に対し交差する方向
に移行するよう支持されている特許請求範囲第１項記載
のミシン。