JPS62152466A - 含水ゲル組成物 - Google Patents

含水ゲル組成物

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JPS62152466A
JPS62152466A JP60294369A JP29436985A JPS62152466A JP S62152466 A JPS62152466 A JP S62152466A JP 60294369 A JP60294369 A JP 60294369A JP 29436985 A JP29436985 A JP 29436985A JP S62152466 A JPS62152466 A JP S62152466A
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JP
Japan
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water
weight
volatilization
examples
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP60294369A
Other languages
English (en)
Inventor
隆 日高
征二 青谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は含水ゲル芳香消臭剤に好適な含水ゲル組成物に
関する。
b、従来の技術 含水ゲル芳香消臭剤は、例えば特公昭47−36630
号にあるように、一般にはゲル化剤としてカラキナ22
〜3重量%、ゲルからの離水防止剤としてアルコール類
、グリコール類などを数乗量%、強化剤として塩化カリ
ウムなどの無機塩類を少量、数乗量%の香料を必要成分
として配合してあり、80〜90重量%の水を主成分と
する。この含水ゲル芳香消臭剤は、主成分の水が揮散す
ることにより香料の揮散を助け、雰囲気中に芳香を漂わ
せるものである。
C0発明が解決しようとする問題点 現在市販されている含水ゲル芳香消臭剤は、何れも開封
使用開始直後の揮散速度は大きいが、使用期間が経過し
て水分が減少しゲル化剤など不揮発成分の濃度が高くな
ると共に揮散速度が小さくなり、そのために使用開始直
後と使用期間経過後では放散する香気の量に著しい差を
生じる。すなわち使い始めは良く匂うが、日が経つと段
々匂わなくなってくる。
これを改善するために、容器の開孔度を加減することに
より、放散する香気の量を調節するようにしである構造
のものが多いが、それでも香気の経時的な減少を防ぐに
は不充分である。理想的には容器の開孔度が一定のまま
使用開始直後から完全に揮敗しなくなるまでの間に匂い
立ちが全く同じであるものが良い。
水分およびこれに伴う香料の揮散速度を大きくするため
には、一般に大きな揮散面積を要し、このために外観、
デザイン上の制約が太き(、何れの商品も同じような形
式のデザインとならざるを得ない。
市販品に多(見られる形式として例えば米国特許2.8
78.060号に示されるように、円筒または円錐台状
に成形したゲルが外気に直接触れるような構造のデザイ
ンにして連敗面積を大きくし、かつまた、コンブ状の蓋
を上下させることにより開孔度を調節して上述の揮散速
度の経時変化を調節する形式のものが多い。
また、上記と異なる形式のものとして、数個の切り破り
形の孔を容器に設け、使用期間が経過して匂いが弱(な
るにつれて、逐次、孔を破って行く形式のものもある。
この孔は比較的小さな孔であり、一定の匂い立ちを保持
するためには、香料の量を多くするとか、質の良い香料
を使用する必要があるが、効果は充分でない。また、こ
れがコスト高の原因となる。
芳香消臭剤は、その使用目的そのものが、人の感覚に関
係する商品であるので、消費者の購買意欲に訴えるため
には魅力的なデザインが必要であり、そのためには処方
面または機能面からのデザインへの制約を少なくできる
か否かは、重要な問題である。
したがって、特に大きな開口部を要すると云う制約がな
(なれば、デザイン上の自由度の面から大きなメリット
となる。
本発明者等は、先に特開昭56−57541号公報にお
いて、カラギナンおよび/または寒天をゲル化剤とし、
それに吸水量が自重の30〜1000倍の吸水性ポリマ
ーを配合してなる水性ゲル組成物を公表した。これは離
水性を改良する目的のものである。さらにその後の研究
の結果、このゲル組成物に揮発性のアルコールを加える
ことにより、単に揮散速度が大きくなるのみならず、そ
の揮散速度が使用開始直後と使用期間経過後を通じて殆
んど変化せず、はぼ一定の速度で揮散すると云う驚くべ
き結果を得た。しかも揮発性のアルコールの配合量によ
り揮散速度自体を調整することが可能であることを見出
した。
d9問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、寒天および/またはカラギナンを
ゲル化剤とし、吸水性ポリマー、水および揮発性のアル
コールを添加してゲル化させてなる含水ゲル組成物を提
供するものである。
本発明に用いられる吸水性ポリマーは、一般にはアニオ
ン性基を有するポリマーであり、粉状物または粒状物と
して人手できる。例えば、アクリレートポリマーのケン
化物または部分ケン化物、ポリアクリル酸ナトリウムな
どアニオン性基を有する水溶性ポリマーの架橋物、でん
ぷん、アミロース、ポリビニルアルコールなどにアクリ
レートモノマーをグラフト重合しケン化した物または部
分的にケン化した物などを挙げることができるが、これ
らに限定されるものではなく、水溶性ポリマー、親水性
の大きいポリマーを架橋などの手段で含水量を有限にし
たものはすべて本発明に用いる吸水性ポリマーとして使
用できる。
吸水性ポリマーの吸水量は自重の30倍以上あるものを
用いる。30倍未満でも、離水性低下の目的は達成でき
るが、本発明の効果を発現しに(く、また吸水量が多す
ぎるとゲルは形を保持できなくなるので上限は1000
倍程度で、好ましくは600倍以下である。
吸水性ポリマーの添加量は、通常、含水ゲル組成物の全
重量に対し0.02〜1重量%、好ましくは0.1〜0
.5重量%である。0.02重量%未満では離水性の低
下は充分でない。1重量%をこえて使用しても差支えな
いが、配合液の粘度の上昇を来す。
本発明に用いられる揮発性のアルコールとしては、例え
ば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−
プロピルアルコールなどのm個アルコールが挙げられる
揮発性のアルコールの添加量は、含水ゲル組成物の全重
量に対し、通常、3〜50重量%、好ましくは10〜4
0重量%、特に好ましくはlO〜30重四%である。
3重量%未満では、揮散速度を太き(することができな
い。また、50重量%を超えると、揮散速度が大きくな
りすぎて、香料の匂いのほかにアルコールの匂いがでて
しまう。
水の添加量は、通常、揮発性のアルコールと水の合計の
50〜97重景%、好ましくは60〜90重量%、特に
好ましくは70〜90重景%である。
さらに、本発明の組成物には、使用目的に応じて香料、
消臭剤、害虫忌避剤、催眠剤などを配合する。
香料としては、例えばラベンダー油、スペアミント油、
レモン油、オレンジ油、ローズ油、ジャスミン油、シト
ロネラ油などの天然香料または前記天然香料と合成香料
とを調合したシトラス調、グリーン調、フローラル調、
ファンシー調、ウツディ調などの調合香料が挙げられる
また、消臭剤としては、例えば木材抽出液、乾溜液、二
酸化塩素など、害虫忌避剤としては、例えばジメチルア
ミノトルエンなど、催眠剤としては、例えばたまねぎ抽
出液などを挙げられる。
e、実施例および比較例 以下本発明を実施例によって詳細に説明する。
実施例1〜5、比較例1〜2 表−1に示す配合処方にしたがって、寒天および/また
はカラギナン、並びに吸水性ポリマーを常温の水に分散
し、寒天単独または寒天とカラギナン併用の場合は90
℃以上に昇温し、30分間かきまぜて溶解し、約70℃
に溶液温度を下げる。カラギナン単独の場合は、約70
℃に昇温して30分間かきまぜて溶解する。この溶液に
香料およびエチルアルコールを加えてさらに5分間かき
まぜたのち、第1図に示す成形容器1に注入し、室温に
放冷してゲル化させた。
成形容器1は、第1図に示すように、円錐台状の形状の
もので、上部に近接して開口面積約3 ctの開口部2
,3を設けたものである。成形容器1に注入したゲル4
の注入量は70gに統一した。なお、比較例として表−
1に示すエチルアルコールまたは吸水性ポリマーを含ま
ない含水ゲル組成物を加熱溶解し、実施例と同様にこの
成形容器1に注入し、室温に放冷してゲル化させた。上
記のようにゲル化させた実施例および比較例の含水ゲル
組成物を常時20℃に調節された室内に放置し、数日毎
に重量減量を測定した。
第2図に実施例1並びに比較例1および2の経過日数と
累積揮散量(註: (初期重量)−(日数経過後の重量
)との関係を示した。エチルアルコールを除いである比
較例1に示す含水ゲル組成物では、揮散速度は全般に小
さい。また普通のカラギナン処方に吸水性ポリマーを除
いである比較例2では、初期の揮散は著しく速くなるが
、使用期間経過と共に揮散速度の低下は著しい。これら
とくらべて実施例1では全般に揮散速度が大きく、はぼ
終点までその速度は殆んど変化しないと云う大きな特長
がある。
第3図に実施例1を再出しさらに実施例2〜5を記載し
た。いずれも揮散速度の増加と共に、著しく改良された
揮散特性を示している。実施例5のカラギナンー吸水性
ポリマーの組合せは、実施例1の寒天−吸水性ポリマー
の組合せよりはやや直線性が劣るが、なおかつ相当に改
良されたものであることを示している。
かつまた、官能的判定により、香料の雰囲気中への揮散
は、実施例のものが比較例のものより放置期間を通じて
均質であることを確認した。
f、 発明の効果 本発明の含水ゲル組成物を使用することにより、従来困
難であった■揮散速度を使用期間を通じてほぼ一定にし
、使用中の匂い立ちが変らないようにできること、■揮
散速度が、使用全期間を通じると従来品よりも大きく、
かつまたアルコール量の増減によりコントロールできる
ため、容器の開口部を小さくすることができるので、容
器のデザイン上の自由度が著しく大きくなるなどの大き
な利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例および比較例の芳香消臭剤の試験状態
を示す説明図、第2図および第3図は、芳香消臭剤の揮
散量の経時変化を示す図である。 1・・・成形容器、  2.3・・・開口部、4・・・
ゲル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 寒天および/またはカラギナンをゲル化剤とし、吸水性
    ポリマー、水および揮発性アルコールを添加してゲル化
    させてなる含水ゲル組成物。
JP60294369A 1985-12-26 1985-12-26 含水ゲル組成物 Pending JPS62152466A (ja)

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JP60294369A JPS62152466A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 含水ゲル組成物

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JP60294369A JPS62152466A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 含水ゲル組成物

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JPS62152466A true JPS62152466A (ja) 1987-07-07

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JP60294369A Pending JPS62152466A (ja) 1985-12-26 1985-12-26 含水ゲル組成物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6071506A (en) * 1996-08-14 2000-06-06 Bath & Body Works, Inc. Gel freshener and method of making the same
JP2008194088A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Atex Co Ltd 寝具用フォーム、及び寝具用フォームの製造方法
JP2014050582A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 薬剤揮散容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008194088A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Atex Co Ltd 寝具用フォーム、及び寝具用フォームの製造方法
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