JPS62151211A

JPS62151211A - 圧延機

Info

Publication number: JPS62151211A
Application number: JP29061285A
Authority: JP
Inventors: Koji Hirasawa; 平沢　孝二; Shigeo Hirai; 茂男平井
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-12-25
Filing date: 1985-12-25
Publication date: 1987-07-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は圧延機の作業ロールの水平方向のペンディング
装置に係シ、特に１上・下作業ロールの荷重偏差の影響
を皆無にしたペンディング制御装置に関する。

〔発明の背景〕より薄く、かつ、より硬い材料の良好な圧延、一層の省
エネルギ化の促進等の観点から、よシ小径化した作業ロ
ールを使用し、かつ、作業ロールの水平方向の撓みを防
止するために、作業ロールのロール軸方向より支持する
複数の支持ロール金もった圧延機（特開昭５５−３０３
９０号公報）が提案されるに散った。しかし、この圧延
機は、第４図に示すように、支持ロール５の作業ロール
４に対する位置決めがロッド３０および調整ネジ３１に
より行なわれるため、迅速な位置決めができず、ロッド
３０、調整ネジ３１、フレーム２８間の間隙の存在、お
よび、ブラケット２９の弾性変形により適格に位置決め
をすることが離しい。さらに、作業ロール４に撓み音生
じることなく確実に支持するには致ついない。

そこで作業ロールを水平方向よυ支持するロールを設け
、上・下作業ロールを一軸系の一組の支持ロールで制御
し、上述した欠点全解消したが、実際には上・下作業ロ
ールに発生する荷重によるロールの撓みは均等にならな
いことが多く、作業ロールの水平撓みを正確には防止す
るには到らなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、簡素な構造によって作業ロールの水平
方向への撓みを防止することにより、正確な信頼性の高
い圧延機ｖｉ？徒供するととＫめる。

〔発明の概要〕

本発明の圧延機は、作業ロールを水平方向から各々支持
する支持ロールのロール受部を一体化し、一体化した受
部を纒めて同時に駆動する油圧シリンダ、油圧シリンダ
の位置を制御するサーボ弁、支持ロールの位ｔｔ−ｉｔ
ｔ気的に検出する位置検出装置、支持ロール位置指令と
位置検出装置により検出されたフィードバック信号と比
較演算し、サーボ弁全駆動する制御装置および油圧装置
により位置サーボ系を構成する一軸系の機構に、上・下
作業ロールの荷重差を検知し、荷重差が解消するために
被圧延材の進行方向とは直角方向に駆動される二軸系の
動作を持たせる装置を付設することにより、作業ロール
は水平方向から支持ロールによって、確実に、しかも、
正確に作業ロールの水平たわみを防止した。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図、第２図、および第３図は本発明に係る圧延機の一実
施例を示す図である。

被圧延材１４を圧延する作業ロール４は上・下方向から
中間ロール３を介し、補強ロール２で支持されている。

また、作業ロール４のロール軸ニ上・下方向の荷Ｍを与
えて上・下方向のロールペンディングカ？作用させるロ
ールペンディング機構４Ｂ全備えている。

作業ロール４は支持ロール５を介し、補強ロール６、お
よび作業ロール４Ａは支持ロール５Ａ？介し、補強ロー
ル６人により水平方向に支持されている。支持ロール５
，５Ａの軸受箱１１は作業ロールと直角方向に移動させ
る。

６．６Ａは支持ロール５．５人に接触し支持ロール５．
５人全袖強する補強ロールで、そのロール軸はベアリン
グ１３を介し、フレーム８に取付けられている。フレー
ム８はフレーム１０上のガイドレール（１部）に案内さ
れて、第２図の矢印方向に移動可能になっている。フレ
ーム１０上には油圧ノリンダ７が取付けられており、フ
レーム８は油圧シリンダ７により駆動される。本構造に
より、作業ロールと支持ロール、支持ロールと補強ロー
ルが任意のロール径になってもｍ接触可能となる。支持
ロール５の水平方向の位置は、フレーム８、および油圧
シリンダ７を介し、位１を検出装４！Ｌ９によりミ気的
に検出される。ここで作業ロール４．４への位置は被圧
延材１４を中心にして線対称とな）、荷重分布も線対称
になるが、ロールの径差、機械系の間隙、および、機械
系の弾性変形による支持ロールの位置変化等、種々の要
因により発生する荷重は被圧延材１４１を中心にして必
ずしも線対称とはならない。そこで、支持ロール６．５
ｈｙｔ収納している軸受３２，３２Ａ下部に荷重検出装
置３３．３３Ａを設け、荷重を検出する。荷重差が生じ
た場合、油圧シリンダ７を収納しているフレーム１０を
荷重差がゼロになる点まで可動せしめる。フレーム１０
の端部は第１図に示すように曲面となっており、軸受３
４で作業ロール４．４Ａの反力を受ける。フレーム１０
の上・下可動は油圧シリンダ３６によってせしめる。

ピン３５はハワジ／グ１に固定、ピン３７はフレームＩ
Ｏに固定されており、油圧シリンダ３６のピン３５．３
７部は可動できるようになっている。

次に、第３図により支持ロール５．５Ａの位置決め動作
を説明する。指令ａが制御装置２０に与えられると指令
を流すがサーボ弁１９に流れ、ポンプ２１からの圧油は
油圧シリンダ７に流れ込みピストン７Ａは第３図の矢印
方向に移動し、支持ロール５，５Ａを作業ロール４．４
Ａに接触させる。支持ロール５．５Ａの合成移動輩は位
置検出装置９により検出され、フィードバック信号ｃｌ
制御装置１１２０に戻し、フィードバック信号Ｃと指令
値ａが等しくなった個所で、支持ロール５．５Ａの位置
決めは完了する。ここで上述した説明文を８１とする。

次に、荷重検出装置３３，３３Ａにより荷重を検出する
。荷重差があるのであれば油圧シリンダ３ｂに油圧を送
り込み荷重差が解消したところで切り換え弁３８により
油圧を断ち、フレーム１０の位置決めヲハイロットチェ
ック弁３９で計る。本説明を８２とする。再度、説明文
Ｓ１の動作と８２の動作を繰り返し、支持ロール５．５
人の位置決めを完了する。

このように支持ロール５．５Ａの位置決めは、水平方向
の台底変位ｔ１に一組の位置サーボ系と、上・下作業ロ
ール４．４Ａの荷重偏差を解消する上・下移動用の油圧
シリンダで可能にする。圧延栄件の変化等により作業ロ
ール４．４Ａに作用する水平力が変化、作業ロール４，
４Ａの撓み量が変化しても主フイードバツク機構と上・
下移ｕＪ用の油圧シリンダにより、作業ロール４，４Ａ
は位置、荷重偏差共、上・下等しく正確に水平に保たれ
る。また、機械系の間隙、および、機械系の弾性変形に
よる支持ロールの位置変化値も、フィードバック機構に
より完全に相殺することが可能でうり、上・下を完全に
均等平均化した一本のバネ常数無限大の支持ロール位置
決め機構を構成することができる。また、本実施例によ
れば、圧延中に支持ロールの位置を容易に変更すること
が可能であり、圧延中の作業ロール撓み量の変化に追従
して支持ロールの位置を変えることが可能である。

以上の実施例では、上・下移動用に油圧シリンダ３６を
用いて説明したが、クサビ等を使用したクエツジタイプ
で上・下に駆動する構造、ウオームジヤツキ等により駆
動する構造も考えられる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、最小員数の品数でサーボ弁回路が組め
、作業ロールの水平方向への撓みを正確、かつ、確実に
防正することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の圧延機の部分断面図、第２
図は第１図のＩＩ−Ｉｔ矢視断面図、第３図は本発明の
位置決め機捕図、第４図は従来の圧延機の断面図である
。１・・・ハワジング、２・・・補強ロール、３・・・中
間ロール、４，４Ａ・・・作業ロール、４Ｂ・・・ロー
ルペンディング機構、５．５Ａ・・・支持ロール、６，
６Ａ・・・補強ロール、Ｔ″・・・油圧シリンダ、７Ａ
・・・ピストン、８・・・フレーム、９・・・位置検出
装置、１０・・・フレーム、１１・・・軸受箱、１２．
１３・・・ベアリング、１９・・・サーボ弁、２０・・
・制御装置、２１・・・ポンプ、２２・・減圧弁、２３
・・・安全弁、２７・・・ピン、２８・・・フレーム、
２９・・・ブラケット、３０・・・ロッド、３１・・・
調整坏ジ、３２，３２Ａ・・・軸受、３３゜３３Ａ・・
・荷重検出装着、３４・・・軸受、３５．３７・・−ビ
ン、３６・・・油圧シリング、３８・・・切り換え弁、
３９・・・パイロットチェック弁。　　　　　　　　　
　パ　＼・：、）代理人　弁理士　小川勝男　−二′ め　１図

Claims

【特許請求の範囲】１、被圧延材を圧延する上・下一対の作業ロールと、前
記作業ロールのロール面を前記被圧延材の進行方向に対
し水平方向から支持する支持ロールを備えた圧延機にお
いて、前記支持ロールを前記被圧延材の進行方向に対し水平方
向に移動させる駆動装置と、前記支持ロールの前記被圧
延材の進行方向に対し水平方向の位置を検出する検出装
置と、前記支持ロールの位置を任意に設定し、かつ、前
記検出装置により検出された前記支持ロールの位置と設
定値とを比較演算し前記駆動装置を駆動し、前記支持ロ
ールを適切な位置に位置決めすることができる制御装置
により位置サーボ系を構成することを特徴とする圧延機
。２、前記支持ロールを水平方向に曲げるロールペンディ
ング機構を設け、前記作業ロールの撓み量を、直接、も
しくは、前記支持ロールを介して検出する検出装置と、
検出した前記作業ロールの撓み量により、前記ロールペ
ンディング機構のペンディング量を制御する制御装置よ
り成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の圧
延機。３、特許請求の範囲第２項の圧延機において、上作業ロ
ール側と下作業ロール側に各々生じた撓み量を一軸系の
合成撓みとして前記検出装置で検出できるようにし、前
記ロールペンディング機構で一軸系のロールペンディン
グ量を制御することにより、前記上作業ロール及び前記
下作業ロールを同時にペンディング可能にしたことを特
徴とする圧延機。４、前記被圧延材を圧延する前記作業ロールに対して前
記被圧延材の進行方向に対し水平方向から支持するロー
ルを設け、前記上・下作業ロールと平行に移動可能にし
たことを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項また
は第３項に記載の圧延機。５、前記被圧延機を圧延する前記作業ロールをロール軸
に対し、垂直方向に曲げるロールペンディング機構を設
けたことを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の圧
延機。６、上・下一対の前記作業ロールはそのロール面の上・
下方向が、前記中間ロールを介して前記補強ロールによ
り支持され、前記作業ロールおよび前記中間ロールをロ
ール軸に対して垂直方向に曲げる前記ロールペンディン
グ機構と、前記中間ロールをロール軸方向に移動するロ
ールシフト機構を特けたことを特徴とする特許請求の範
囲第４項または第５項に記載の圧延機。