JPS62149617A - 過酸化脂質生成抑制剤 - Google Patents
過酸化脂質生成抑制剤Info
- Publication number
- JPS62149617A JPS62149617A JP29068785A JP29068785A JPS62149617A JP S62149617 A JPS62149617 A JP S62149617A JP 29068785 A JP29068785 A JP 29068785A JP 29068785 A JP29068785 A JP 29068785A JP S62149617 A JPS62149617 A JP S62149617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- methyl
- carbon atoms
- pyrazolin
- formula
- Prior art date
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- Granted
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- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、過酸化脂質生成抑制剤に関し、更に詳しくは
、諸種虚血性疾患並びにそれに伴う諸種脳疾患、心疾患
及び末梢循環障害の予防・治療剤として有用な過酸化脂
質生成抑制剤に関するものである。
、諸種虚血性疾患並びにそれに伴う諸種脳疾患、心疾患
及び末梢循環障害の予防・治療剤として有用な過酸化脂
質生成抑制剤に関するものである。
[従来技術及びその問題点]
脳、心臓又は末梢における循IO障害疾患において、虚
血(組織に血液が供給されない状態)により、細胞11
りから遊離されたアラキドン酸を始めとする不飽和脂肪
酸に対し、その周辺組織において生じた活性酸素(OH
′ラジカル スーパーオギサイド等)が作用して過酸化
脂質が生成する。このような変化は虚血中のみならず、
虚血再開通接の血液を介する再酸素化により更に加速度
的に進展し、不飽和脂肪酸に富む生体膜細胞の傷害、周
辺組織の破壊、血管内皮の破壊、血管半相又は浮腫等を
引き起こし、これら一連の反応の悪循環により病態が進
展することが知られている(「脳虚血と細胞障害」浅野
孝雄編集 にゅ−ろん社、1980、 r脳虚血とフ
リーラジカル」浅野孝雄編集にゅ−ろん社、1883)
。
血(組織に血液が供給されない状態)により、細胞11
りから遊離されたアラキドン酸を始めとする不飽和脂肪
酸に対し、その周辺組織において生じた活性酸素(OH
′ラジカル スーパーオギサイド等)が作用して過酸化
脂質が生成する。このような変化は虚血中のみならず、
虚血再開通接の血液を介する再酸素化により更に加速度
的に進展し、不飽和脂肪酸に富む生体膜細胞の傷害、周
辺組織の破壊、血管内皮の破壊、血管半相又は浮腫等を
引き起こし、これら一連の反応の悪循環により病態が進
展することが知られている(「脳虚血と細胞障害」浅野
孝雄編集 にゅ−ろん社、1980、 r脳虚血とフ
リーラジカル」浅野孝雄編集にゅ−ろん社、1883)
。
従って、活性酸素による過酸化脂質生成を抑制すれば1
組織の破壊、血管内皮の破壊、血管半相、浮腫等を防ぐ
ことが可能となり、従来の血流を増加することにより循
環改善をする薬物と全く異なり、疾患の原因に対して作
用する新しいタイプの循環障害予防・治療剤となる。特
に近年。
組織の破壊、血管内皮の破壊、血管半相、浮腫等を防ぐ
ことが可能となり、従来の血流を増加することにより循
環改善をする薬物と全く異なり、疾患の原因に対して作
用する新しいタイプの循環障害予防・治療剤となる。特
に近年。
梗塞部において血流を増加することの有効性が疑問視さ
れ、急性期脳血管障害ではむしろ逆効果とさえ言われて
おり、このような薬剤は更に重要性を増してきている。
れ、急性期脳血管障害ではむしろ逆効果とさえ言われて
おり、このような薬剤は更に重要性を増してきている。
活性酸素による脂質過酸化を抑制する薬剤としては、ビ
タミンE。
タミンE。
次式:
で示されるイデベノン(バイオケミカル−アンドOバイ
オフィジカル・リサーチ・コミユニケージy 7ズ(B
iochemical and BiophySica
l l?esparchCommunications
) 125 104B(1984);武田研究所報■、
30(1985))及び 次式: で示されるニジフェノン(ジャーナル・オン* 二、−
oケミストリー (Journal of Nauro
−chemistry)37.934(1981) )
が知られテいる。
オフィジカル・リサーチ・コミユニケージy 7ズ(B
iochemical and BiophySica
l l?esparchCommunications
) 125 104B(1984);武田研究所報■、
30(1985))及び 次式: で示されるニジフェノン(ジャーナル・オン* 二、−
oケミストリー (Journal of Nauro
−chemistry)37.934(1981) )
が知られテいる。
しかしながら、ビタミンEは作用が不充分であり、イデ
ベノン及びニジフェノンは合成経路が長く、またイデベ
ノンは水への可溶化が困難なため注射製剤化に問題が考
えられ、ニジフェノンは中枢神経系の抑制作用が強い(
医薬品研究展。
ベノン及びニジフェノンは合成経路が長く、またイデベ
ノンは水への可溶化が困難なため注射製剤化に問題が考
えられ、ニジフェノンは中枢神経系の抑制作用が強い(
医薬品研究展。
1 (1985))という欠点を有する。
ピラゾロン誘導体としては、種々のものが知られている
。
。
特開昭51−13786号公報には、次式(A):で示
されるピラゾリン−5−オン誘導体及びその抗血栓剤と
しての用途が; 特開昭59−141517号公報には、同化合物の心筋
性虚血後の梗塞、炎症、喘息等に対する治療薬としての
用途が; 特開昭59−175489号公報には1次式:(式中、
Xは基−CH2CH20−1−C)12C)129−等
を表わし、Rはアリール基を表わす。) で示されるピラゾリン−5−オン誘導体及びそのリポキ
シゲナーゼ阻害剤としての用途が;特公昭59−512
号公報には、次式:(式中、R1は水素原子又はアミン
基を表わし、R2はアリール基を表わし、Xは基−CH
2CH2−等を表わす。) で示されるピラゾリン−5−オン誘導体及びその利尿剤
、抗高血圧剤、抗血栓剤としての用途が;西独特許願力
2838891号公報には、次式:%式% (式中、R1及びR2は、水素原子又は置換基を表わす
。) で示されるピラゾリン−5−オン誘導体及びその抗炎症
剤としての用途が; 特開昭52−31083号公報には、次式:(式中、R
1及びR2は水素原子又は置換基を表わし、R3は低級
アルキル基を表わす。)で示される化合物及びその鎮痛
消炎剤としての用途並びにその出発物質としての次式: (式中、R1及びR2は前記と同義である。)で示され
る化合物が: 特開昭52−288号公報には、次式:(式中、R1及
びR2は水素原子又は置換基を表わす。) で示される化合物及びその浮腫、高血圧症及び血栓症の
治療剤並びに利尿剤としての用途が;特公昭42−19
5i33号公報には1次式:で示される化合物の次式: で示される消炎鎮痛剤の合成中間体としての用途が記載
されているが、活性酸素による脂質過酸化を抑制する作
用に関する記載はない。また、式(A)で示される化合
物はラット、ウサギ及びイヌを用いた虚血性心疾患のモ
デルでは有効とされるが、ヒト心臓の循環動態に近似の
ブタを用いたモデルでは無効であり、この結果はヒトに
おける虚血性心疾患に無効であるとの報告に良く一致し
ている (ヨーロピアン・ジャーナル・オプ・ファルマ
コロジイ(European Journal of
Pharmacalogy)114.1811(In2
)) 、また脳虚血再開通後の保護に関する具体的な作
用についての記載もない。
されるピラゾリン−5−オン誘導体及びその抗血栓剤と
しての用途が; 特開昭59−141517号公報には、同化合物の心筋
性虚血後の梗塞、炎症、喘息等に対する治療薬としての
用途が; 特開昭59−175489号公報には1次式:(式中、
Xは基−CH2CH20−1−C)12C)129−等
を表わし、Rはアリール基を表わす。) で示されるピラゾリン−5−オン誘導体及びそのリポキ
シゲナーゼ阻害剤としての用途が;特公昭59−512
号公報には、次式:(式中、R1は水素原子又はアミン
基を表わし、R2はアリール基を表わし、Xは基−CH
2CH2−等を表わす。) で示されるピラゾリン−5−オン誘導体及びその利尿剤
、抗高血圧剤、抗血栓剤としての用途が;西独特許願力
2838891号公報には、次式:%式% (式中、R1及びR2は、水素原子又は置換基を表わす
。) で示されるピラゾリン−5−オン誘導体及びその抗炎症
剤としての用途が; 特開昭52−31083号公報には、次式:(式中、R
1及びR2は水素原子又は置換基を表わし、R3は低級
アルキル基を表わす。)で示される化合物及びその鎮痛
消炎剤としての用途並びにその出発物質としての次式: (式中、R1及びR2は前記と同義である。)で示され
る化合物が: 特開昭52−288号公報には、次式:(式中、R1及
びR2は水素原子又は置換基を表わす。) で示される化合物及びその浮腫、高血圧症及び血栓症の
治療剤並びに利尿剤としての用途が;特公昭42−19
5i33号公報には1次式:で示される化合物の次式: で示される消炎鎮痛剤の合成中間体としての用途が記載
されているが、活性酸素による脂質過酸化を抑制する作
用に関する記載はない。また、式(A)で示される化合
物はラット、ウサギ及びイヌを用いた虚血性心疾患のモ
デルでは有効とされるが、ヒト心臓の循環動態に近似の
ブタを用いたモデルでは無効であり、この結果はヒトに
おける虚血性心疾患に無効であるとの報告に良く一致し
ている (ヨーロピアン・ジャーナル・オプ・ファルマ
コロジイ(European Journal of
Pharmacalogy)114.1811(In2
)) 、また脳虚血再開通後の保護に関する具体的な作
用についての記載もない。
そこで、木発明者等は、活性酸素による脂質過酸化を抑
制する作用を有する薬剤を提供することを目的として鋭
意研究を重ねた結果、 次式(1): (式中、 R1は、水素原子、アリール基、炭素数1〜
5のアルキル基又は総炭素数3〜6のアルコキシカルボ
ニルアルキル基を表わし;R2は、水素原子、アリール
オキシ基、アリールメルカプト基、炭素数1〜5のアル
キル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表わ
し:あるいは、R1及びR2は、共同して炭素数3〜5
のアルキレン基を表わし;R3は、非置換の、又は炭素
数 1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコキシ基
、アリール基及びハロゲン原子からなる群から選ばれる
同−若しくは異なる 1〜3個の置換基で置換された複
素環残基を表わす。) で示されるピラゾロン誘導体が強力な脂質過酸化抑制作
用を有し、実際の病態に近い脳虚血再開通状態の動物モ
デルにおいて、脳波の回復等の保護作用を有することを
見出し、本発明を完成するに至った。
制する作用を有する薬剤を提供することを目的として鋭
意研究を重ねた結果、 次式(1): (式中、 R1は、水素原子、アリール基、炭素数1〜
5のアルキル基又は総炭素数3〜6のアルコキシカルボ
ニルアルキル基を表わし;R2は、水素原子、アリール
オキシ基、アリールメルカプト基、炭素数1〜5のアル
キル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表わ
し:あるいは、R1及びR2は、共同して炭素数3〜5
のアルキレン基を表わし;R3は、非置換の、又は炭素
数 1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコキシ基
、アリール基及びハロゲン原子からなる群から選ばれる
同−若しくは異なる 1〜3個の置換基で置換された複
素環残基を表わす。) で示されるピラゾロン誘導体が強力な脂質過酸化抑制作
用を有し、実際の病態に近い脳虚血再開通状態の動物モ
デルにおいて、脳波の回復等の保護作用を有することを
見出し、本発明を完成するに至った。
[発明の構成]
本発明の過酸化脂質生成抑制剤は、1iij記式(I)
で示されるピラゾロン誘導体又はその薬学的に許容され
る11!を有効成分とすることを特徴とするものである
。
で示されるピラゾロン誘導体又はその薬学的に許容され
る11!を有効成分とすることを特徴とするものである
。
本発明に用いる化合物(I)は、次式(■°)又は(I
”): (1’) (I”) で示される構造をもとりうる。従って、前記式(I′)
又は(I”)の構造をとる化合物も本発明の有効成分に
含まれる。
”): (1’) (I”) で示される構造をもとりうる。従って、前記式(I′)
又は(I”)の構造をとる化合物も本発明の有効成分に
含まれる。
前記式(A) において、R1の定義におけるアリー
ル基としては、フェニル基並びにメチル基、ブチル基、
メトキシ基、ブトキシ基、塩素原子及び水酸基等の置換
基で置換されたフェニル基等が挙げられる。R1及びR
2の定義における炭素数 1〜5のアルキル基としては
、メチル基、エチル基、プロピル基、インプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル基、 ta
rt−ブチル基、ペンチル基等が挙げられる。 R1の
定義における総炭素数3〜6のフルコキシカルポニルア
ルキル基としでは、メトキシカルボニルメチル シカルホニルメチル基、プロポキシカルボニルメチル 力ルホニルブロピル基等が挙げられる。R2の定義にお
けるアリールオキシ基としては、フェノキシ基、p−メ
チルフェノキシ基、p−メトキシフェノキシ基、P−ク
ロロフェノキシ基、p−ヒドロキシフェノキシ基等が挙
げられ,アリールメルカプト基としては,フェニルメル
カプト基、p−メチルフェニルメルカプト基、p−メト
キシフェニルメルカプト基、p−クロロフェニルメルカ
プト基、p−ヒドロキシフェニルメルカプト基等が挙げ
られる. R2の定義における炭素数1〜3のヒドロキ
シアルキル基としては、ヒドロキシメチル基、2−ヒド
ロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基等が挙げら
れる。R3の定義における複素須残基としては、ヘテロ
原子1〜2を含む員数5〜6の単環系複素環残基及び該
単環系複素環を含む縮合複素環残基が好ましい.かかる
単環系複素環残基としては、フリル基、チェニル基、ピ
ロリル基、ピロリニル基、ピロリジニル基、オキサシリ
ル基、インオキサシリル基、チアゾリル基、インチアゾ
リル基,イミダゾリル基、イミダゾリニル基、イミダゾ
リニル基、ピラゾリル基、ピラゾリニル基、ビランリジ
ニル基等の5負環残基;及びピリジル基,ピリミジニル
基、ピラジニル基、ピラニル基、ピペリジル基、ピリダ
ジニル基、ピペラジニル基、モルホリニル基等の6員環
残基が挙げられる。前記縮合複素環残基としては、前記
単環系複素環とベンゼン環とが縮合した縮合複素環残基
、例えば、キノリル基、インキノリル基、フタラジニル
基、ヘンゾチアツリル基が好ましい。これらの複素環残
基は、炭素fi1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のア
ルコキシ基、アリール基及びハロゲン原子からなる群か
ら選ばれる同−若しくは異なる 1〜3個の置換基で置
換されていてもよい。複素環残ノ1(の置換基における
炭素数1〜5のアルキルノフとしては、メチルノ,シ
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イ
ンブチル)、I;、 see−ブチル基、 tert−
ブチル基等が挙げられ、炭素数1〜5のアルコキシ基と
しては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソ
プロポキシ基、ブトキシ基等が挙げられ、アリール基と
しては、フェニル基並びにメチル基、メトキシ基、ハロ
ゲン原子等の置換基で置換されたフェニル基等が挙げら
れ,ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子が挙げられる。
ル基としては、フェニル基並びにメチル基、ブチル基、
メトキシ基、ブトキシ基、塩素原子及び水酸基等の置換
基で置換されたフェニル基等が挙げられる。R1及びR
2の定義における炭素数 1〜5のアルキル基としては
、メチル基、エチル基、プロピル基、インプロピル基、
ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル基、 ta
rt−ブチル基、ペンチル基等が挙げられる。 R1の
定義における総炭素数3〜6のフルコキシカルポニルア
ルキル基としでは、メトキシカルボニルメチル シカルホニルメチル基、プロポキシカルボニルメチル 力ルホニルブロピル基等が挙げられる。R2の定義にお
けるアリールオキシ基としては、フェノキシ基、p−メ
チルフェノキシ基、p−メトキシフェノキシ基、P−ク
ロロフェノキシ基、p−ヒドロキシフェノキシ基等が挙
げられ,アリールメルカプト基としては,フェニルメル
カプト基、p−メチルフェニルメルカプト基、p−メト
キシフェニルメルカプト基、p−クロロフェニルメルカ
プト基、p−ヒドロキシフェニルメルカプト基等が挙げ
られる. R2の定義における炭素数1〜3のヒドロキ
シアルキル基としては、ヒドロキシメチル基、2−ヒド
ロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基等が挙げら
れる。R3の定義における複素須残基としては、ヘテロ
原子1〜2を含む員数5〜6の単環系複素環残基及び該
単環系複素環を含む縮合複素環残基が好ましい.かかる
単環系複素環残基としては、フリル基、チェニル基、ピ
ロリル基、ピロリニル基、ピロリジニル基、オキサシリ
ル基、インオキサシリル基、チアゾリル基、インチアゾ
リル基,イミダゾリル基、イミダゾリニル基、イミダゾ
リニル基、ピラゾリル基、ピラゾリニル基、ビランリジ
ニル基等の5負環残基;及びピリジル基,ピリミジニル
基、ピラジニル基、ピラニル基、ピペリジル基、ピリダ
ジニル基、ピペラジニル基、モルホリニル基等の6員環
残基が挙げられる。前記縮合複素環残基としては、前記
単環系複素環とベンゼン環とが縮合した縮合複素環残基
、例えば、キノリル基、インキノリル基、フタラジニル
基、ヘンゾチアツリル基が好ましい。これらの複素環残
基は、炭素fi1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のア
ルコキシ基、アリール基及びハロゲン原子からなる群か
ら選ばれる同−若しくは異なる 1〜3個の置換基で置
換されていてもよい。複素環残ノ1(の置換基における
炭素数1〜5のアルキルノフとしては、メチルノ,シ
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イ
ンブチル)、I;、 see−ブチル基、 tert−
ブチル基等が挙げられ、炭素数1〜5のアルコキシ基と
しては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソ
プロポキシ基、ブトキシ基等が挙げられ、アリール基と
しては、フェニル基並びにメチル基、メトキシ基、ハロ
ゲン原子等の置換基で置換されたフェニル基等が挙げら
れ,ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子が挙げられる。
本発明に用いる化合物CI)の具体例としては、例えば
、以下に示す化合物が挙げられる。
、以下に示す化合物が挙げられる。
03−メチル−1−(2−ピリジル)−2−ピラゾリン
−5−オン o3,4−ジメチル−1−(2−ピリジル)−2−ピラ
ゾリン−5−オン 03−プロピル−1−(2−ピリジル)−2−ピラゾリ
ン−5=オン o3−フェニル−1−(2−ピリジル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン 03−メチル−4−フェノキシ−1−(2−ピリジル)
−2−ピラゾリン−5−オン O3−メチル−1−(B−メチル−2−ピリジル)−2
−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−プチルー2−ピリジル)−2
−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−メドキシー2−ピリジル)−
2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−プトキシー2−ピリジル)−
2−ピラゾリン−5−オン 0l−(3−クロロ−2−ピリジル)−3−メチル−2
−ピラゾリン−5−オン 0l−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−メチル−2
−ピラゾリン−5−オン 0l−(8−クロロ−2−ピリジル)−3−メチル−2
−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(4−ピリジル)−2−ピラゾリン
−5−オン 03.4−ジメチル−1−(4−ピリジル)−2−ピラ
ゾリン−5−オン 03−メチル−1−(2−ピラジニル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン O3−フェニル−1−(2−ピラジニル)−2−ピラゾ
リン−5−オン 03−メチル−1−(2−ピリミジニル)−2−ピラゾ
リン−5−オン 03−フェニル−1−(2−ピリミジニル)−2−ピラ
ゾリン−5−オン 03−メチル−1−(3−ピリダジニル)−2−ピラシ
リン−5−オン 03−メチル−1−(6−メチル−3−ピリダジニル)
−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−メドキシー3−ピリダジニル
)−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−プトキシー3−ピリダジニル
)−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−フェニル−3−ピリダジニル
)−2−ピラゾリン−5−オン ol−(Q−メトキシ−3−ピリダジニル)−3−フェ
ニル−2−ピラゾリン−5−オン 01−(8−クロロ−3−ピリダジニル)−3−メチル
−2−ピラゾリン−5−オン 01−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリダジニル)
−3−メチル−2−ピラゾリン−5−オン O3−メチル−1−(6−フェニル−3−ピリダジニル
)−2=ピラゾリン−5−オン OI−(2−イミダゾリニル)−3−メチル−2−ピラ
ゾリン−5−オン 0l−(2−イミダゾリニル)−3−フェニル−2−ピ
ラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(2−チアゾリル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン 03−メチル−1−(4−メチル−2−チアゾリル)−
2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(4−ブチル−2−チアゾリル)−
2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(4−フェニル−2−チアゾリル)
−2−ピラゾリン−5−オン 0l−(4−メチル−2−チアゾリル)−3−フェニル
−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(2−キノリル)−2−ビランリン
−5−オO3−メチル−1−(4−キノリル)−2−ピ
ラシリン−5−オン O3−メチル−1−(4−メチル−2−キノリル)−2
−ピラゾリン−5−オン 01−(7−クロロ−4−キノリル)−2−ビラシリン
−5−オン ol−(7−クロロ−4−キノリル)−3−メチル−2
−ピラゾリン−5−オン 03−フェニル−1−(2−キノリル)−2−ビラシリ
ン−5−オン o 1−(i−イソキノリル)−3−メチル−2−ピラ
ゾリン−5−オン 03−メチル−1−(1−フタラジニル)−2−ピラゾ
リン−5−オン 03−メチル−1−(4−メチル−1−フタラジニル)
−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(4−フェニル−1−フタラジニル
)−2−ピラゾリン−5−オン 03−フェニル−1−(1−フタラジニル)−2−ピラ
ンリン−5−オン ol−(2−ベンツチアゾリル)−3−メチル−2−ピ
ラゾリン−5−オン 0l−(2−ベンゾチアゾリル)−3,4−ジメチル−
2−ピラゾリン−5−オン 0l−(2−ベンゾチアゾリル)−3−フェニル−2−
ピラゾリン−5−オン 本発明に用いる化合物CI)の塩のうち、薬学的に許容
される塩としては、塩酸、硫酸、臭化水素酸、リン酸等
の鉱酸との塩;メタンスルホン酸、pIルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、酢酸、グリコール酸、グルク
ロン酸、マレイン酸、フマル酸、シュウ酸、アスコルビ
ン酸、クエン酸、サリチル酸、ニコチン酸、酒石酸等の
有機酸との塩;ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属
との塩;マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金
属との塩;アンモニア、トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、N、N−ビス(ヒドロキシエチル)ピペラ
ジン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパツール、エ
タノールアミン、N−メチルグルカミン、し−グルカミ
ン等のアミンとの塩が挙げられる。
−5−オン o3,4−ジメチル−1−(2−ピリジル)−2−ピラ
ゾリン−5−オン 03−プロピル−1−(2−ピリジル)−2−ピラゾリ
ン−5=オン o3−フェニル−1−(2−ピリジル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン 03−メチル−4−フェノキシ−1−(2−ピリジル)
−2−ピラゾリン−5−オン O3−メチル−1−(B−メチル−2−ピリジル)−2
−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−プチルー2−ピリジル)−2
−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−メドキシー2−ピリジル)−
2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−プトキシー2−ピリジル)−
2−ピラゾリン−5−オン 0l−(3−クロロ−2−ピリジル)−3−メチル−2
−ピラゾリン−5−オン 0l−(5−クロロ−2−ピリジル)−3−メチル−2
−ピラゾリン−5−オン 0l−(8−クロロ−2−ピリジル)−3−メチル−2
−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(4−ピリジル)−2−ピラゾリン
−5−オン 03.4−ジメチル−1−(4−ピリジル)−2−ピラ
ゾリン−5−オン 03−メチル−1−(2−ピラジニル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン O3−フェニル−1−(2−ピラジニル)−2−ピラゾ
リン−5−オン 03−メチル−1−(2−ピリミジニル)−2−ピラゾ
リン−5−オン 03−フェニル−1−(2−ピリミジニル)−2−ピラ
ゾリン−5−オン 03−メチル−1−(3−ピリダジニル)−2−ピラシ
リン−5−オン 03−メチル−1−(6−メチル−3−ピリダジニル)
−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−メドキシー3−ピリダジニル
)−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−プトキシー3−ピリダジニル
)−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(6−フェニル−3−ピリダジニル
)−2−ピラゾリン−5−オン ol−(Q−メトキシ−3−ピリダジニル)−3−フェ
ニル−2−ピラゾリン−5−オン 01−(8−クロロ−3−ピリダジニル)−3−メチル
−2−ピラゾリン−5−オン 01−(6−クロロ−5−メチル−3−ピリダジニル)
−3−メチル−2−ピラゾリン−5−オン O3−メチル−1−(6−フェニル−3−ピリダジニル
)−2=ピラゾリン−5−オン OI−(2−イミダゾリニル)−3−メチル−2−ピラ
ゾリン−5−オン 0l−(2−イミダゾリニル)−3−フェニル−2−ピ
ラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(2−チアゾリル)−2−ピラゾリ
ン−5−オン 03−メチル−1−(4−メチル−2−チアゾリル)−
2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(4−ブチル−2−チアゾリル)−
2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(4−フェニル−2−チアゾリル)
−2−ピラゾリン−5−オン 0l−(4−メチル−2−チアゾリル)−3−フェニル
−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(2−キノリル)−2−ビランリン
−5−オO3−メチル−1−(4−キノリル)−2−ピ
ラシリン−5−オン O3−メチル−1−(4−メチル−2−キノリル)−2
−ピラゾリン−5−オン 01−(7−クロロ−4−キノリル)−2−ビラシリン
−5−オン ol−(7−クロロ−4−キノリル)−3−メチル−2
−ピラゾリン−5−オン 03−フェニル−1−(2−キノリル)−2−ビラシリ
ン−5−オン o 1−(i−イソキノリル)−3−メチル−2−ピラ
ゾリン−5−オン 03−メチル−1−(1−フタラジニル)−2−ピラゾ
リン−5−オン 03−メチル−1−(4−メチル−1−フタラジニル)
−2−ピラゾリン−5−オン 03−メチル−1−(4−フェニル−1−フタラジニル
)−2−ピラゾリン−5−オン 03−フェニル−1−(1−フタラジニル)−2−ピラ
ンリン−5−オン ol−(2−ベンツチアゾリル)−3−メチル−2−ピ
ラゾリン−5−オン 0l−(2−ベンゾチアゾリル)−3,4−ジメチル−
2−ピラゾリン−5−オン 0l−(2−ベンゾチアゾリル)−3−フェニル−2−
ピラゾリン−5−オン 本発明に用いる化合物CI)の塩のうち、薬学的に許容
される塩としては、塩酸、硫酸、臭化水素酸、リン酸等
の鉱酸との塩;メタンスルホン酸、pIルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、酢酸、グリコール酸、グルク
ロン酸、マレイン酸、フマル酸、シュウ酸、アスコルビ
ン酸、クエン酸、サリチル酸、ニコチン酸、酒石酸等の
有機酸との塩;ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属
との塩;マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金
属との塩;アンモニア、トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、N、N−ビス(ヒドロキシエチル)ピペラ
ジン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパツール、エ
タノールアミン、N−メチルグルカミン、し−グルカミ
ン等のアミンとの塩が挙げられる。
本発明に用いる化合物は、合目的的な任意の方法で合成
することができるが、好ましい方法の1例を次に示す。
することができるが、好ましい方法の1例を次に示す。
(r)
(式中、R1、R2及びR3は前記と同義であり、R″
は炭素数1〜5のアルキル基を表わす、〕即ち、式(I
I )で示されるβ−ケト酸誘導体と式(m)で示され
るヒドラジン誘導体を、例えばメタノール、エタノール
等のアルコール類若しくはベンゼン、トルエン等芳香族
類のような溶媒の存在下又は無溶媒で、必要に応じて、
炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、酢酸ナトリウム等の塩基、塩酸、
硫酸、臭化水素酸等の鉱酸、酢酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の有機酸等の触媒の存在下、10〜200”Cの
温度で反応させることにより、化合物CA) を得る
ことができる。
は炭素数1〜5のアルキル基を表わす、〕即ち、式(I
I )で示されるβ−ケト酸誘導体と式(m)で示され
るヒドラジン誘導体を、例えばメタノール、エタノール
等のアルコール類若しくはベンゼン、トルエン等芳香族
類のような溶媒の存在下又は無溶媒で、必要に応じて、
炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、酢酸ナトリウム等の塩基、塩酸、
硫酸、臭化水素酸等の鉱酸、酢酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の有機酸等の触媒の存在下、10〜200”Cの
温度で反応させることにより、化合物CA) を得る
ことができる。
化合物(1)を臨床に応用するに際し、経口的に用いる
場合は、成人に対し1回化合物(I)としてI−100
mgを1日 1〜3回投与するのが好ましく、静脈注射
の場合は、成人に対し1回化合物(I)として0.01
〜10mgを 1日2〜5回投与又はこれらの用量を点
滴持続注入するのが好ましく、また、直腸内投与の場合
は、 1回化合物CI)として、 1〜+oomgを1
日 1〜3回投与するのが好ましい。また、以上の投与
量は、年齢、病態、症状により適宜増減することが更に
好ましい。
場合は、成人に対し1回化合物(I)としてI−100
mgを1日 1〜3回投与するのが好ましく、静脈注射
の場合は、成人に対し1回化合物(I)として0.01
〜10mgを 1日2〜5回投与又はこれらの用量を点
滴持続注入するのが好ましく、また、直腸内投与の場合
は、 1回化合物CI)として、 1〜+oomgを1
日 1〜3回投与するのが好ましい。また、以上の投与
量は、年齢、病態、症状により適宜増減することが更に
好ましい。
また、経口又は直腸内投与の場合は、徐放化製剤として
用いてもよい。
用いてもよい。
製剤化に際しては、化合物(I)又はその薬学的に許容
される塩の一種又は二種以上を、通常用いられる製薬用
担体、賦形剤その他の添加物を含む組成物として使用す
るのふつうである。医薬担体は固体でも液体でもよく、
固体担体の例としては乳糖、白陶土(カオリン)、ショ
糖、結晶セルロース、コーンスターチ、タルク、寒天、
ペクチン、アカシア、ステアリン酸、ステアリン酸マグ
ネシウム、レシチン、塩化ナトリウム等が挙げられる。
される塩の一種又は二種以上を、通常用いられる製薬用
担体、賦形剤その他の添加物を含む組成物として使用す
るのふつうである。医薬担体は固体でも液体でもよく、
固体担体の例としては乳糖、白陶土(カオリン)、ショ
糖、結晶セルロース、コーンスターチ、タルク、寒天、
ペクチン、アカシア、ステアリン酸、ステアリン酸マグ
ネシウム、レシチン、塩化ナトリウム等が挙げられる。
液状の担体の例としては、シロップ、グリセリン、落花
生油、ポリビニルピロリドン、オリーブ油、エタノール
、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、水等が
挙げられる。
生油、ポリビニルピロリドン、オリーブ油、エタノール
、ベンジルアルコール、プロピレングリコール、水等が
挙げられる。
種々の細形をとることができ、固体担体を用いる場合は
、錠剤、散剤、顆粒剤、硬ゼラチンカプセル剤、半割又
はトローチ剤とすることができる。固体担体の量は広範
に変えることができるが好ましくは約1mg〜約1gと
する。
、錠剤、散剤、顆粒剤、硬ゼラチンカプセル剤、半割又
はトローチ剤とすることができる。固体担体の量は広範
に変えることができるが好ましくは約1mg〜約1gと
する。
液状の担体を用いる場合は、シロップ、乳液、軟ゼラチ
ンカプセル、更にアンプル入りのような滅菌注射液又は
水性若しくは非水性の懸濁液とすることができる。
ンカプセル、更にアンプル入りのような滅菌注射液又は
水性若しくは非水性の懸濁液とすることができる。
また、化合物(1)をシクロデキストリン包接体又はリ
ポソーム中に入れる等の操作をして、用いることもでき
る。
ポソーム中に入れる等の操作をして、用いることもでき
る。
[発明の効果]
本発明の過酸化脂質生成抑制剤は、優れた作用を有し、
諸種虚血性疾患若しくはそれに基づく諸種疾患、即ち、
脳梗塞、脳卒中等の脳血管障害。
諸種虚血性疾患若しくはそれに基づく諸種疾患、即ち、
脳梗塞、脳卒中等の脳血管障害。
又はそれらに起因する脳機能低下、血管性痴呆、加齢に
伴う脳血管組織病変等の諸種脳疾患、心筋梗塞、心不全
等心筋虚鹿に基づく諸種心疾患及び諸種末梢循環障害等
の予防・治療剤として有用である。
伴う脳血管組織病変等の諸種脳疾患、心筋梗塞、心不全
等心筋虚鹿に基づく諸種心疾患及び諸種末梢循環障害等
の予防・治療剤として有用である。
[発明の実施例]
以下、合成例及び実施例に基づいて本発明を更に詳細に
説明するが、これらは、本発明の範囲を何ら制限するも
のではない。
説明するが、これらは、本発明の範囲を何ら制限するも
のではない。
合成例1
2−ヒドラジノピリジン5gにアセト酢酸エチル5.9
8gを添加し、 100℃で2時間加熱攪拌した。
8gを添加し、 100℃で2時間加熱攪拌した。
放冷後、エタノールより再結晶して3−メチル−1−(
2−ピリジル)−2−ピラゾリン−5−オン(化合物N
o、1) 5.44gを無色結晶として得た。
2−ピリジル)−2−ピラゾリン−5−オン(化合物N
o、1) 5.44gを無色結晶として得た。
収率 68%
融点 111〜112℃
合成例2〜21
合成例1と同様にして表1に化合物NO12〜21とし
て示す化合物を合成した。
て示す化合物を合成した。
実施例1
脂質過酸化抑制作用
(a)脳ホモジェネートの作製
ウィスター(Wistar)系雄性ラットを用い、以下
の操作手順に従って脳ホモジェネートを作製した。ベン
トパルビタールナトリウム45mg/kgの腹腔内投与
で麻酔下に開胸し、左心房からポリエチレンチューブを
大動脈内に挿入し固定した。
の操作手順に従って脳ホモジェネートを作製した。ベン
トパルビタールナトリウム45mg/kgの腹腔内投与
で麻酔下に開胸し、左心房からポリエチレンチューブを
大動脈内に挿入し固定した。
次いで、このチューブを介して水冷した50mMリン酸
塩緩衝生理食塩水(pH7,4) (以下rPBS J
という。)で脳潅流を行い、全脳を摘出した。小脳を
除去後、大脳の湿重量を測定し、その9倍量のPBSヲ
加え、氷水中においてテフロンホモジェナイザーで破砕
し均質化した。この脳ホネジェネートを4℃において2
200rp11で10分間遠心分離後、上清部0.3−
を共栓付遮光試験管に分取し、薬物評価用脳ホネジェネ
ートとした。
塩緩衝生理食塩水(pH7,4) (以下rPBS J
という。)で脳潅流を行い、全脳を摘出した。小脳を
除去後、大脳の湿重量を測定し、その9倍量のPBSヲ
加え、氷水中においてテフロンホモジェナイザーで破砕
し均質化した。この脳ホネジェネートを4℃において2
200rp11で10分間遠心分離後、上清部0.3−
を共栓付遮光試験管に分取し、薬物評価用脳ホネジェネ
ートとした。
(b)被験薬の評価
(a)で調製した脳ホモジェネートにPBS O,8
+J及び被験薬のエタノール溶液10ルfLc終濃度5
00pM又は0.3〜100 ILMの公比3での濃度
)を添加し、37°Cの温浴中で30分間加温した0次
いで、35%過塩素酸水溶液200用見を添加後、 4
°Cにおいて280Orpmで10分間遠心分離し、上
清を得た。また、ブランク測定用として被験薬のエタノ
ール溶液1oJL文の代りにエタノール10g文を添加
し (ブランク)、同様に操作した。
+J及び被験薬のエタノール溶液10ルfLc終濃度5
00pM又は0.3〜100 ILMの公比3での濃度
)を添加し、37°Cの温浴中で30分間加温した0次
いで、35%過塩素酸水溶液200用見を添加後、 4
°Cにおいて280Orpmで10分間遠心分離し、上
清を得た。また、ブランク測定用として被験薬のエタノ
ール溶液1oJL文の代りにエタノール10g文を添加
し (ブランク)、同様に操作した。
(c)過酸化脂質の定量
(b)で得た上清部0.1−に8.1%ドデシル硫酸ナ
トリウム水溶液0.2./、20%酢酸緩衝液(pH3
,5) 1..5m7.0.67%2−チオバルビッー
ル酸水溶液1,5−及び蒸留水0.74を加えて混和し
た。
トリウム水溶液0.2./、20%酢酸緩衝液(pH3
,5) 1..5m7.0.67%2−チオバルビッー
ル酸水溶液1,5−及び蒸留水0.74を加えて混和し
た。
次いで、この混液を佛騰水浴中で60分間加熱後、氷水
で急速に冷却し、蒸留水1.Od及びピリジン−ブタノ
ール混液(1:15) 5.0−を加え、約30秒間振
盪後、3000rpmで10分間遠心分離し、その上清
部を過酸化脂質測定用試料とした。なお、リボパーオキ
シド−テスト(Lipoperoxide−test)
(和光紬薬■製; 1,1,3.3−テトラエトキシプ
ロパン5nmoi/+a/含有)0.14を(b)で得
た脳ホモジェネートの代りに添加し、標準液とした。
で急速に冷却し、蒸留水1.Od及びピリジン−ブタノ
ール混液(1:15) 5.0−を加え、約30秒間振
盪後、3000rpmで10分間遠心分離し、その上清
部を過酸化脂質測定用試料とした。なお、リボパーオキ
シド−テスト(Lipoperoxide−test)
(和光紬薬■製; 1,1,3.3−テトラエトキシプ
ロパン5nmoi/+a/含有)0.14を(b)で得
た脳ホモジェネートの代りに添加し、標準液とした。
過酸化脂質は蛍光分光光度計(■日立製作所製204型
)を用い、励起波長515r++w 、蛍光波長550
nmで測定し、次式に従って過酸化脂質量(TBA値)
を求めた。
)を用い、励起波長515r++w 、蛍光波長550
nmで測定し、次式に従って過酸化脂質量(TBA値)
を求めた。
F; 標準液の蛍光強度
f: 被験薬の蛍光強度
次いで、(b)のブランクのTBA値に対する被験薬各
濃度の抑制率を求め、最小二乗法に従ってIC,)値を
算出した。結果を表1に示す。
濃度の抑制率を求め、最小二乗法に従ってIC,)値を
算出した。結果を表1に示す。
実施例2
本−の1 化 −ノ 制作の、 ヒ(1)錠剤
下記成分を常法に従って混合し、慣用の装置により打錠
した。
した。
本発明の有効成分(化合物No、l) 10 mg
結晶セルロース 21 rrrgコ
ーンスターチ 33 mg乳糖
65 Bステアリン酸フグ
ネシウム 1.3mg(2)軟カプセル剤 下記成分を常法に従って混合し、軟カプセルに充填した
。
結晶セルロース 21 rrrgコ
ーンスターチ 33 mg乳糖
65 Bステアリン酸フグ
ネシウム 1.3mg(2)軟カプセル剤 下記成分を常法に従って混合し、軟カプセルに充填した
。
本発明の有効成分(化合物No、1) 10 mg
オリーブ油 105 tsg
レシチン 8.51mg(3)
注射用製剤 下記成分を常法に従って混合してl−アンプルを調製し
た。
オリーブ油 105 tsg
レシチン 8.51mg(3)
注射用製剤 下記成分を常法に従って混合してl−アンプルを調製し
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は、水素原子、アリール基、炭素数1〜
5のアルキル基又は総炭素数3〜6のアルコキシカルボ
ニルアルキル基を表わし;R_2は、水素原子、アリー
ルオキシ基、アリールメルカプト基、炭素数1〜5のア
ルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表
わし;あるいは、R_1及びR_2は、共同して炭素数
3〜5のアルキレン基を表わし;R_3は、非置換の、
又は炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコ
キシ基、アリール基及びハロゲン原子からなる群から選
ばれる同一若しくは異なる1〜3個の置換基で置換され
た複素環残基を表わす。) で示されるピラゾロン誘導体又はその薬学的に許容され
る塩を有効成分とすることを特徴とする過酸化脂質生成
抑制剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29068785A JPH0667838B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 過酸化脂質生成抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29068785A JPH0667838B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 過酸化脂質生成抑制剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62149617A true JPS62149617A (ja) | 1987-07-03 |
JPH0667838B2 JPH0667838B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17759201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29068785A Expired - Lifetime JPH0667838B2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 過酸化脂質生成抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667838B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5380724A (en) * | 1992-06-17 | 1995-01-10 | Gyogyszerkutato Intezet Kft | Piperazine and homopiperazine derivatives, pharmaceutical compositions containing them and process for preparing same |
WO2003105909A1 (ja) * | 2002-06-13 | 2003-12-24 | 三菱ウェルファーマ株式会社 | 肝虚血再灌流傷害の予防及び/又は治療のための医薬並びに移植肝臓の保護剤 |
WO2004029042A1 (en) * | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Pfizer Limited | Pyrazole derivatives as reverse transcriptase inhibitors |
WO2005012255A1 (ja) * | 2003-08-01 | 2005-02-10 | Mitsubishi Pharma Corporation | 炎症性関節疾患の治療剤 |
US7230025B2 (en) | 2002-09-26 | 2007-06-12 | Pfizer, Inc. | Pyrazole derivatives |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100987557B1 (ko) * | 2008-03-18 | 2010-10-12 | 이화여자대학교 산학협력단 | 혈관 재협착 치료 또는 예방용 조성물 |
CN108558833B (zh) * | 2018-03-30 | 2022-03-04 | 贵州医科大学 | 吡唑醇类化合物、其药物组合物及其在药物中的应用 |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP29068785A patent/JPH0667838B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5380724A (en) * | 1992-06-17 | 1995-01-10 | Gyogyszerkutato Intezet Kft | Piperazine and homopiperazine derivatives, pharmaceutical compositions containing them and process for preparing same |
WO2003105909A1 (ja) * | 2002-06-13 | 2003-12-24 | 三菱ウェルファーマ株式会社 | 肝虚血再灌流傷害の予防及び/又は治療のための医薬並びに移植肝臓の保護剤 |
WO2004029042A1 (en) * | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Pfizer Limited | Pyrazole derivatives as reverse transcriptase inhibitors |
US7230025B2 (en) | 2002-09-26 | 2007-06-12 | Pfizer, Inc. | Pyrazole derivatives |
WO2005012255A1 (ja) * | 2003-08-01 | 2005-02-10 | Mitsubishi Pharma Corporation | 炎症性関節疾患の治療剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0667838B2 (ja) | 1994-08-31 |
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